Fountaines D. C.のグリアン・チャッテン、「The Score」でソロデビューを果たす

 

©Emer Lynch


アイルランドのポストパンクバンド、Fontaines D.C.のボーカル、Grian Chatten(グリアン・チャッテン)がソロデビューシングル「The Score」を公開しました。この曲は、アーティストがスペイン滞在時に書かれた。Georgie Jessonが監督したビデオ付きで公開されている。

 

今回のデビュー・シングル「The Score」では、Fontaines D.C.でのポスト・パンク風のアプローチとは裏腹に、オルト・フォーク寄りの爽快な音楽性が展開されるが、ボーカリストとしての才覚が遺憾なく発揮されている。グリアン・チャッテンは、ノイジーな音楽性にとどまらず、ソフトな楽曲も難なく歌いこなせることをこのシングルで証明しているのである。

 

また、ボーカルの旋律に伴う叙情性は、ある意味、バンドの音楽とは一定の距離を保っている証拠でもある。前作の『Skinty Fia』での暗鬱な雰囲気とは異なる柔らかい雰囲気が漂う。そこには、ソロ活動ならではの吹っ切れたような感覚も込められている。

 

"「The Score」は、ヘビー級の欲望の固唾を飲む曲なんだ”と、Grian Chattenは声明で説明しています。「マドリッドで扇風機と枯れかけの植物の間で書いたんだ。砂糖と夕日からインスピレーションを得た」

 

Fontaines D.C.は昨年、3枚目のアルバム『Skinty Fia』をリリースし、さらに来日公演を行っている。今回のソロシンガーとしてのデビューは、アイルランドのシンガーにとって今後の活動の幅を広げるまたとないチャンスとなるはずだ。

 

「The Score」