ニューカッスル出身の2人の親友、スタン・ウッドワード(ベース)とキング・デイヴィッド=アイク・エレキ(ドラム)を中心とするKnatsは、洗練されたアレンジ力を通じて、力強いメロディ、ダンサブルなグルーヴを併せ持つ個性的なジョーディー・ジャズ(ニューカッスルのジャズのことを言う)を制作している。その熱狂的なエネルギーは、Spotifyのプレイリストに取り上げられたり、GuardianやJazzwiseなどのメディアから賞賛されるなど、羨望の的となっていています。
〈Beams Plus〉とロンドン発のスケートブランド〈PALACE SKATEBOARDS〉との初コラボレーション・ラインの広告に楽曲「Tortuga (For Me Mam) 」が使用された若手5人組、ナッツ(Knats)。今春、待望のデビューアルバムをリリースしたばかりの彼らが、早速新曲をデジタル配信しました。
「Beauty & The Beast (Peace)」と題された今回のシングルでは、キューバン・ジャズとソウル/ファンク・ミュージックの絶妙な融合を堪能出来ます。今回のコラボレーターのマイクは、ボーカルの側面で同楽曲に情熱的な空気感をもたらしている。本作はマイク・キート(キューバン・ブラザーズ)とサイモン・バーソロミュー(ザ・ブラン・ニュー・ヘヴィーズ)とのコラボレーション楽曲だ。昨年レコーディングされたもので、タイトなジャズ・サウンド、マイクのパワフルなソウル・ヴォーカルとサイモンのファンクに傾倒したギターが混ざり合っている。
同楽曲についてマイク・キートは次のようにコメントを寄せています。
僕個人としての過去数作のリリースは、例えば「I'll Keep My Light In My Window」のような、ソウルフルなプロテスト・ソングに少し踏み込んだものだったけど、今回のリリースでは、世界中で虐げられている人々についてもっと語りたかったし、過度に政治的でなくても、連帯のメッセージを伝えたかったんだ。
3年近く前に初めてナッツの演奏を聴き、一緒に演奏したときに、彼らと何かドープなものを作りたいと思っていた。
僕にとってスタンとキングは、現在のUKで最も「懐の深い 」リズム・セクションのひとつなんだ。彼ら全体がクレイジーな技を持っているので、共にロックしてジョーディー・ジャズ(ニューカッスル生まれのジャズ)風にフリップするのはとても自然な雰囲気だったよ。
2024年、ナッツは、ジョーディー・グリープ(ブラック・ミディ)のサポートを務めたほか、R&Bのレジェンド、エディ・チャコンのUKツアーのバックバンドを務めるなど多忙を極めた1年となった。また、“ジャズ・リフレッシュド”のヘッドライナー、Str4ta(ストラータ)のサポートをソールド・アウトさせた他、”ロンドン・ジャズ・フェスティバル”にも出演しました。
「Beauty & The Beast (Peace)」
▪Mike Keat & Knats 「Beauty & The Beast (Peace)」- Best New Track
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©Pete Fowler |
・楽曲のストリーミング: https://gearboxrecords.us6.list-manage.com/track/click?u=385f8ee2391148de8b7d132a8&id=5f9eb72d48&e=59214ae5b2
▪New Album 『Knats』 Now On Available
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【アルバム情報】
アーティスト名:Knats(ナッツ)
タイトル名:Knats(ナッツ)
品番:GB4003CD (CD) / GB4003 (LP)
発売日:発売中
レーベル:Gearbox Records
<トラックリスト>
(CD)
1. One For Josh
2. Miz (featuring Anatole Muster)
3. 500 Fils (featuring Parthenope)
4. Black Narcissus
5. Rumba(r)
6. Makina Thema
7. Tortuga (For Me Mam)
8. Se7en (featuring Tom Ford)
9. In The Pitt
10. Adaeze
(LP)
Side-A
1. One For Josh
2. Miz (featuring Anatole Muster)
3. 500 Fils (featuring Parthenope)
4. Black Narcissus
5. Rumba(r)
Side-B 6. Makina Thema
1. Tortuga (For Me Mam)
2. Se7en (featuring Tom Ford)
3. In The Pitt
4. Adaeze
デジタル・アルバム『Knats』配信中!
Credits:
Stan Woodward: bass guitar
King David Ike Elechi: drums
Ferg Kilsby: trumpet
Cam Rossi: tenor saxophone
Sandro Shar: keyboards
Parthenope: alto saxophone on “500 Fils”
Richie Sweet: congas on “Rumba(r)” and “Adaeze”
Tom Ford: electric guitar on “Se7en”
Anatole Muster: accordion on “Miz"
Miro Treharne: vocals on “In The Pitt”
Otto Kampa: alto saxophone on “In The Pitt”
Matt Seddon: trombone on “In The Pitt”
Enya Barber: violin on “Tortuga (For Me Mam)”
Sam Booth: cello on “Tortuga (For Me Mam)”
All tracks written and arranged by Stan Woodward and King David Ike Elechi
apart from “Black Narcissus”, written by Joe Henderson.
Produced by Darrel Sheinman
Recorded at Studio 13, London by Giacomo Vianello, assisted by Ishaan Nimkar
All tracks mixed at The Friary Studios, Aspley Guise by Hugh Padgham apart from “Tortuga (For Me Mam)”, mixed by Chris Webb
Mastered by Caspar Sutton-Jones
▪ バイオグラフィー
ニューカッスル・アポン・タイン出身の2人の生涯の親友、スタン・ウッドワード(ベース)とキング・デイヴィッド・アイク・エレキ(ドラムス)が率いるクインテット。その他のメンバーは、ファーグ・キルズビー(トランペット)、キャム・ロッシ(テナー・サックス)、そしてサンドロ・シャー(キーボード)。
それぞれのルーツであるジャズ、ドラムンベース、ハウス、ゴスペルから派生したダンス・ミュージックを特徴とする。
シーンに登場して間もない彼らは、すでにSoho Radio、BBC Newcastle、WDR3によって認知され、Spotifyの ‘All New Jazz’プレイリストに選曲された他、‘Jazz Fresh Finds’のカヴァーも飾っている。
さらに、BBC Introducing North Eastからも絶大な支持をされている。 全くの新人ながら、 2024年10月に発表された〈Beams Plus〉とロンドン発のスケートブランド〈PALACE SKATEBOARDS〉との初コラボレーション・ラインの広告に楽曲「Tortuga (For Me Ma)」が使用された。
同年にはジョーディー・グリープ(ブラック・ミディ)のUKツアーでのサポートや、ソールドアウトした“ジャズ・リフレッシュド”のヘッドライナー、ジャズ・カフェでのStr4ta(ストラータ)のサポート、”ロンドン・ジャズ・フェスティバル”への出演、さらにはR&B界のレジェンド、エディ・チャコンのバック・バンドとして英国ツアーにも参加した。2025年2月、待望のセルフ・タイトル・デビュー・アルバムをリリース。