ノッティンガムのポストパンクデュオ、Sleaford Modsが、9月中旬にリリースされた「Megaton」に続いて、ニューアルバム『The Demise Of Planet X』の制作を発表しました。
バンドは、これまでで最も折衷的なコラボレーションメンバーを擁する、新たな声明とともに復活を果たした。アンドルー・ファーンとジェイソン・ウィリアムソンが再び集結し、スリーフォード・モッズは現在のディストピア社会に向けて、さらに毒舌を吐きかける準備を整えている。
「『The Demise Of Planet X』は、大規模なトラウマによって形作られた、計り知れない不確実性の中で生きる人生を表しています」フロントマンのジェイソン・ウィリアムソンは述べています。
「前回のアルバムは、停滞、生命のない死体のような国について書きました。3年後、その死体は戦争、大量虐殺、そしてコロナ禍の心理的な影響によって引き裂かれ、ソーシャルメディアはグロテスクで歪んだデジタルエンジニアリングへと変貌している。私たちは廃墟の中で生きているような気分です。私たちの集合的意識に刻み込まれた、多層的な忌まわしいものなのです」
さらに彼はこう付け加える。「世界がめちゃくちゃになっている中で、自分を褒めたくはないけど、『The Demise Of Planet X』には本当に満足している。音楽もアイデアもすごく新鮮で、直球にくるけど、その要素をじっくり見るには眼鏡をかけたほうがいいよ」
本作の中核をデュオが担い、ゲストには素晴らしいアルダス・ハーディング、元ライフ・ウィズアウト・ビルディングスのフロントウーマン、スー・トンプキンスの貴重な参加、ソウルシンガーのリアム・ベイリーとグライムMCのスノーウィーが名を連ねる。後者二人はバンドの故郷ノッティンガム出身だ。
新曲「The Good Life」は、女優グウェンドリン・クリスティーとミッドランズ出身のバンド、ビッグ・スペシャルが参加し、無法な創造性が熱狂的に爆発した作品となっている。ジェイソン・ウィリアムソンはこう語る。
「"The Good Life"は、バンドを酷評すること、そしてそれがもたらす喜びと苦しみについて歌っています。なぜ自分はバンドを酷評しているのだろう?なぜそれが自分の中で続くのだろう?グウェンドリンとビッグ・スペシャルが、私が良い人生を楽しむことと、混乱に身を委ねるという内面の葛藤を議論することで、私の内なる声が生き生きと表現されています。ベン・ウィートリーが監督したこのビデオは、素晴らしい出来栄えとなっています」
2007年に結成されたSleaford Modsは、ノッティンガムの象徴的なデュオとして、スペシャルズのライブの共演を期に、著名な存在としてイギリス国内で知られるようになった。その歌詞の中に、ブラックジョークや奇妙な皮肉を織り交ぜながら、またときどき、鋭い社会風刺などを織り交ぜ、バンクシーのような不敵な印象を持つアートパンクサウンドを打ち立ててきた。
スリーフォード・モッズは、2021年に「Spare Ribs」、2023年には『UK Grim』をラフトレードから発表している。いずれもグライムのようなUKのアンダーグラウンドのダンスミュージックやポストパンクに属する痛烈なスポークンワードが特徴の作品であった。
「The Good Life」
Sleaford Mods 『The Demise of Planet X』
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Label: Rough Trade
Release: 2026年1月16日
Tracklsit:
1.Sleaford Mods feat. Gwendoline Christie & BIG SPECIAL & Gwendoline Christie & BIG SPECIAL - The Good Life
2.Double Diamond
3Sleaford Mods feat. Aldous Harding & Aldous Harding - Elitest G.O.A.T
4.Megaton
5.Sleaford Mods feat. Sue Tompkins & Sue Tompkins - No Touch
6.Bad Santa
7.The Demise of Planet X
8.Don Draper
9.Gina Was
10.Shoving the Images
11.Sleaford Mods feat. Liam Bailey & Liam Bailey - Flood the Zone
12.Sleaford Mods feat. Snowy & Snowy - Kill List
13.The Unwrap
▪Pre-save: https://sleafordmods.ffm.to/demise






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