【J-POP Trends 2026】 2月に発売された邦楽のリリースをピックアップ 

 

 

2026年の2月の邦楽のリリース情報をまとめました。Space Showerが得意とするヒップホップが中心で、Campanellaのフルアルバムが発売されたほか、Kid Fresino、Jumanjiのリリースに注目です。

 

また、今月は、Luby Sparksのゲームのための書き下ろしのサントラ曲もリリースされました。そのほか、くるりのニューアルバム『儚くも美しき12の変奏曲」、曽我部恵一の新曲「エンディング」も発売された。どの楽曲も春の訪れを思わせる素晴らしい作品となっている。

 

 

・Campanella 『Celosia』 - New Album




 Campanellaが2026年2月18日に5年ぶりのフルアルバム『Celosia』をリリースしました。


本作には、全国各地のライブをCampanellaと共に巡っているDJのshobbieconzがプロデュースを手掛けたトラックを中心に、同郷のRamza、Free Babyronia、近年ライブで共演しているSTUTS bandとのセッションから生まれた楽曲などを収録。

 

アルバム『Celosia』には豪華なラッパー、ミュージシャンが多数参加。TAIHEI(Suchmos、賽)のピアノソロに加え、C.O.S.A.、鎮座DOPENESS、仙人掌、Daichi Yamamoto、KID FRESINOという活動を共に歩んできた実力派のラッパーを客演に迎えて制作を行った。

 

日常や困難を振り切るように吐露した言葉を、綿密で力強いトラックが1曲ごとに包み混むように設計され、全体を通して唯一無二の音楽を堪能できる作品に仕上がっている。ミックスはTAKANOME、D.O.I.、STUTS、マスタリングは森﨑雅人、アートワークは画家の伊藤潤が手掛けた。

 

収録曲「De la Waya」のオーディオビデオが公開されている。 IDMをベースにしたヒップホップは現行の洋楽のラップを日本語として解釈したと言える。グリッチサウンドが散りばめられ、そこに跳ねるようなカンパネッラのラップが載せられる。ダンス・ミュージック的なヒップホップとしても楽しめる。

 

 「De la Waya」

 

 

ストリーミングURL:https://campanella.lnk.to/Celosia 

 

 

▪Kid Fresino  「back for me  feat. YONCE」



ラッパー、DJ、トラックメイカーとして2013年のソロデビュー以降、ジャンルレスな独自の世界観でシーンを牽引し続けるKID FRESINO。

 

新曲「back for me  feat. YONCE」が10インチレコードで発売予定。この楽曲は、ラッパーが関わってきたミュージシャンとの共同制作。三浦淳悟(Ba)、佐藤優介(Pf)、斎藤拓郎(Gt)、石若駿(Dr)によるバンド編成でレコーディングを敢行。さらにYONCE(Suchmos / Hedigan's)をフィーチャリングに迎え制作した一曲。ミックスは浦本雅史、マスタリングはColin Leonardが担当。



ニューシングルはピアノの演奏を交えたジャジーなR&B/ヒップホップ。ローファイからの影響も感じられる。心地よいメロウな雰囲気からKid Fresinoによるソフトなラップが叙情的な空気感を放っている。印象的なアートワークの写真は志賀理江子(child's play 2011)、レイアウトは鈴木聖によるもの。10インチレコードにはB面に同楽曲のインストゥルメンタルが収録される。

 

 「back for me  feat. YONCE」

 

 

 

ストリーミングURL:https://kidfresino.lnk.to/backforme 

 

 

▪ JUMANJI「TESORO」


東京/川越を拠点に活動するラップグループJUMANJIが新アルバムからの先行配信シングルとしてDJ SCRATCH NICEのプロデュースによる楽曲を2月18日(水)にリリースした。それほど時代性に左右されないオールドスクールヒップホップであるが、ジャジーなミックスがキラリと光る。彼らのサウンドはDr.Dreのような黄金時代のヒップホップの空気感をうまく吸収している。


スペイン語で宝を意味するタイトルからわかるようにSCRATCH NICEが手掛けたギターリフのサンプリングが特徴的な情熱を感じさせるビートに対して、JUMANJIが価値のあるビートを宝と見立て、自分たちの音楽制作をクライム映画のようなストーリーテリングをラップで表現。メキシコのアンダーグラウンドなジャンルであるトラップコリードから影響を受けたJUMANJIらしいフックがヒップホップを感じさせる楽曲。

 

「TESORO」 

 

ストリーミングURL:https://ssm.lnk.to/TESORO 

 

 

・阿部海太郎 『京都人の密かな愉しみRouge ー継承ー』   サウンドトラック(New Album)
 




2026年1月からNHKのBSP4K/BSで放送中の話題のドラマ『京都人の密かな愉しみRouge ー継承ー』のサウンドトラックが、阿部海太郎の「Musical Portrait of Takashi Minamoto」シリーズ第9弾としてリリース。



『京都人の密かな愉しみ Rouge ー継承ー』は、京都生まれパリ育ちの大学院生が、京都に留学し、生粋の京都人である義母とその母と女三代で暮らしながら、歴史や伝統、しきたり、人間関係を重んじて成り立つ京都の日常を初めて体験する様子を描くドラマ。

 

2015~2017年に放送された『京都人の密かな愉しみ』、2017年~2022年に放送された『京都人の密かな愉しみ Blue 修業中』に続く第3シリーズである。



第1シリーズ以来の、暮らしの中の気高さや気品、愛嬌をクラシカルな佇まいで表現する空気を受け継ぎながら、微かにパリの雰囲気をまとった新しい楽曲群が誕生した。エンディング曲「Mal Také Ebisu」は、京都に伝わる童謡「丸竹夷」と「寺御幸」をもとにアレンジしたもので、第1シリーズのエンディング曲「京都慕情」が好評を博した武田カオリがボーカルで歌う。 

 

 「Mal Také Ebisu」

 

 

ストリーミングURL:https://ssm.lnk.to/TheSecretLivesofKyoto


 

・くるり(Quruli)   儚くも美しき12の変奏- New Album


京都の代表的なロックバンド、くるりが15作目のアルバム『儚くも美しき12の変奏』を2月11日にリリースした。温かいハートフルなフォークロックソングを中心に日本的な感性を追求してきたくるり。最新アルバムは、変奏をモチーフとして12曲収録のクロスオーバーサウンドのアルバム。

 

フォーキーな楽曲からバンドサウンド、ジャズ的なアプローチ、ヘヴィメタル、R&B、クラシカルなピアノ曲、実験的なコンクレートまで幅のある音楽性を内包しながら、全体として通底する一貫した空気と雰囲気を持つ、万華鏡のように角度を変えれば姿を変えてしまうような、儚くも美しい作品。 


「Regulus」 

 

 

・曽我部恵一 「エンディング」

 



サニーデイ・サービスのフロントマンとして知られる伝説的なフォークミュージシャン、曽我部恵一がニューシングルを2月14日にリリースした。


ひと「エンディング」は、今月末より劇場公開される映画『結局珈琲』の主題歌として書き下ろされた楽曲。 物事の終わりや、別れのあとにやってくる新しいはじまりとその予感を軽やかに描いたアコースティックナンバー。

 

同楽曲は、曽我部恵一らしい適度に力の抜けたフォークソングとなっているが、最初のボーカルの一つのフレーズだけで世界観をがらりと一変させてしまう手腕には脱帽する。

 

(世田谷の)街を舞台に歌う曽我部を思わすジャケットアートワークは、バンド<kumagusu>の井上Yが制作した版画による。終わりからはじまるささやかな物語を紡いだ、曽我部ならではの珠玉の一曲です。

 

「エンディング」

 

 

ストリーミングURL: https://linkco.re/XaP65x1R

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