Lifeguard  ニューアルバム『Ripped and Torn』を発表 Matadorから6月6日にリリース

 

©Bader Conrad

6月6日、シカゴのLifeguard(ライフガード)がデビューアルバム「Ripped and Torn」をマタドール・レコードからリリースする。 ライフガードは古典的なインディーロック・バンドと言えるが、今後なにかやってくれそうな気配がある。

 

アッシャー・ケース(ベース、バリトン・ギター、ヴォーカル)、アイザック・ローウェンスタイン(ドラムス、シンセ)、カイ・スレイター(ギター、ヴォーカル)の若さ溢れる3人組は、高校生の頃から一緒に音楽を作ってきた。 パンク、ダブ、パワーポップ、実験的なサウンドからインスピレーションを受け、それらを爆発的な不協和音にまとめ上げる。 


本日、ブリスターなDビートを駆使したファースト・シングル "It Will Get Worse" を聴いてみよう。 バンドはまた、6月にスタートする英国、EU、米国のツアー日程も発表した。 


プロデューサーにランディ・ランドール(No Age)を迎え、昨年シカゴでレコーディングされたこのアルバムは、ハウスパーティーやぎゅうぎゅうに詰め込まれた部屋の感覚とエネルギーを呼び起こすような、閉所恐怖症的なスクラップ感を捉えている。

 

バンドのロックソングは新しさとは無縁である。それは彼等のWipersのカバーなどを見れば明らか。リードシングル「It Will Get Worse」はパンクをベースにし、サーフロック、ガレージロックを織り交ぜ、60年代、そして70年代の懐かしきUSロックの音楽を再訪している。 彼等の音楽にはSonicsのようなガレージロックの最初期の音楽性を捉えることも不可能ではない。



「It Will Get Worse」




Lifeguard  『Ripped and Torn』




Label: Matador

Release: 2025/6/6 


Tracklist

1. A Tightwire

2. It Will Get Worse

3. Me and My Flashes

4. Under Your Reach

5. How to Say Deisar

6. (I Wanna) Break Out

7. Like You’ll Lose

8. Music for 3 Drums

9. France And

10. Charlie’s Vox

11. Ripped + Torn

12. T.