Tamas Wells(タマス・ウェルズ)、1980年代にヒットしたマイク・オールドフィールドの名曲「Moonlight Shadow」を再解釈

 


Tamas Wells(タマス・ウェルズ)が、1980年代にヒットしたマイク・オールドフィールドの美しい名曲「Moonlight Shadow」を再解釈しました。さらにボーナストラックとして、アコースティック・ギターとピアノにストリングスが絡み合うフォーキーな新曲「Emmaline」を収録しています。

 

オーストラリアのシンガーソングライター/ギタリストとして活動するとともに、メルボルン大学で東アジアの政治学を専門的に研究しているウェルズは、ビートルズの初期のサウンドをフォークサウンドに傾倒させたカバーソング「Moonlight Shadow」について次のように明かしています。


子どものころ、あの歌詞とメロディに心奪われたのを覚えている。レコードは持っていなかったけど、ラジオで数回聴いただけなのに、鮮明に記憶に残った。数年前、ライヴセットで再び演奏しはじめたんだ。

 

ただし参考にしたのは実際のマイク・オールドフィールドの原曲ではなく、子どものころに愛した記憶の中の曲。だからメロディや曲の構成はオリジナルとは少し異なっています。


ライヴでは定番のカヴァーが待望の音源化。メロディを重視するタマスにとって最高のメロディを持つ永遠の名曲であり、このヴァージョンもまた美しいメロディを愛するリスナーに長く聞かれることになるでしょう。


マイク・オールドフィールドのオリジナルソングはヨーロッパの多くの国でヒットしたフォークソング。オランダ、オーストリア、スイス、スウェーデン、ノルウェーでシングルチャート1位を獲得し、ドイツでは最高2位を記録しました。


母国イギリスではヴァージンレコードからリリース。全英シングルチャートで最高4位を記録し、オールドフィールドにとって「ポーツマス」(1976年)以来6年半ぶりの全英トップ10シングルにランクインした。楽曲は1983年のBBCの名物番組、''Top of The Pops''でオンエアされました。


歌詞は、”殺された恋人にいつか天国で会えることを祈る”という内容で、長い間、ジョン・レノンが殺された夜のことを歌ったものと言われていたが、オールドフィールドは1995年のインタビューで明確にこの噂を一蹴しています。彼は、「ジョン・レノンが殺害された1980年12月8日の夜、事件が起きたダコタ・ハウスから数ブロック下ったところにあるヴァージン・レコードにいたことから、潜在意識に事件のことがあったかもしれない。けれども、元々は奇術師、ハリー・フーディーニの伝記映画『魔術の恋』にインスパイアされた曲なんだ」と語っています。



Tamas Wells 「Moonlight Shadow」- New Single

アーティスト:Tamas Wells
タイトル:Moonlight Shadow
リリース日:2025年9月30日


フォーマット:デジタルダウンロード/ストリーミング

 

Digital: https://lirico.lnk.to/moonlightshadow 

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