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©︎Jacob  Boll

M. Wardが、ニューアルバム『Supernatural Thing』を発表しました。ANTI-から6月23日に発売される。First Aid Kit、Shovels & Rope、Scott McMicken、Neko Case、Jim Jamesがゲスト参加した作品となっています。

 

本日の発表では、アルバムのタイトル曲と、Joe Trusselが監督したビデオが公開されています。Supernatural Thingの詳細は下記をご覧ください。


私が初めてLady In Satinを聴いたのは、サンフランシスコのどこかのメガショッピングモールの中でした。私は20歳くらいで、ビリーのレコードや彼女の人生について、また彼女の声が何年もかけてどのように変化していったかについて、あまり知りませんでした。とにかく、その音はモールの反対側から聞こえてきて、私は彼女の声を美しく完璧に歪んだエレキギターと勘違いしたのを覚えています。この奇妙な哀愁のある弦の海に浮かぶ別世界のもので、私は一生夢中になることになりました。


それから10年後の2006年、私はアルバム『Post-War』のために「I'm A Fool To Want You」のエレキギター・インストゥルメンタルバージョンをレコーディングしました。2018年、私はLA.で『Lady In Satin』の全曲をクインテットで演奏し、このアルバム『Think of Spring』にまとめられた録音のためのギターアレンジの準備を始めた。タイトルは、ジェーン・ブラウン=トンプソンが1924年に書いた詩に由来し、やがて1938年に「I Get Along Without You Very Well」となり、ここでの1曲目となりました。


Think of Springのコンセプトは、Lady In Satinの曲とストリングスを、様々なオルタネイト・チューニングと最小限のテクスチャーとスタジオ操作で、1本のアコースティック・ギターでフィルターすることです。


Think of Springは、Billie Holiday、Ray Ellis、J.J. Johnson、John Fahey、Robert Johnsonからインスピレーションを受けています。


このレコードからの収益は、Inner-City Arts & DonorsChoose via PLUS1 for Black Lives Fundに寄付されます。


 

 




M.Ward 『Supernatural Thing』

 


Label: ANTI-

Release: 2023/6/23


Tracklist:


1. lifeline


2. too young to die [feat. First Aid Kit]


3. supernatural thing


4. new kerrang [feat. Scott McMicken]


5. dedication hour [feat. Neko Case]


6. i can’t give everything away [feat. Jim James]


7. engine 5 [feat. First Aid Kit]


8. mr. dixon [feat. Shovels & Rope]


9. for good [feat. Kelly Pratt]


10. story of an artist

 

Angel Olsen


昨日、jagujaguwarより発売となった米国の実力派シンガーソングライター、Angel Olsen(エンジェル・オルセン)の最新作である『Forever Means』EPは、昨年リリースされたフルアルバム『Big Time』に続く作品で、実際に続編のような意味を持つ作品です。また、前作のフルレングスで製作者が言い残した何かを伝えるコーダのような役割を持つ作品として位置づけられるかもしれません。エンジェル・オルセンは、昨年のプロジェクトのアイデアを共有し、それを再確認しながら、愛と友情の文脈で「『永遠』とは何か」という問いを投げかけています。

 

オルセンは、私たちがいかにして成長しているか、そして「永遠」という概念を変化し続ける人生にどのように適応させればいいのかについて熟考する。このEPを構成する4曲の中で、オルセンは自分の考えを深く掘り下げています。


この最新作のオープニングを飾る "Nothing's Free "では、エンジェル・オルセンはEPのテーマである質問に対する答えを、「永遠は変化を説明できない」と外見的に暗示することから始めている。この歌詞は、ブルージーなインストゥルメンタルとともに、オルセンの声が反響し、彼女が誰もいない部屋に一人でいるような印象を与える。美しいピアノの音と力強いサックスで構成されたこの曲のブルージーな側面は、変化が避けられないという事実を彼女がどのように受け止めているか示唆しています。しかし、「そう、私たちは永遠に友達でいられる」と言われたら、それはどういう意味でしょう? 私たちの「永遠」という概念は、しばしば現在の私たちを満足させるための誇張表現になるようですが、実際には永遠とは言い難いのです。

 

タイトル曲では、オルセンがこの言葉を定義しているが、それは期待されたものではありません。しかし、それが重要です。彼女は永遠をさまざまな方法で表現し、それぞれを変化や自己成長に結びつけています。

 

「Foreverは、Take your timeという意味」と歌う彼女は、自分自身に集中するようにと呼びかけているように思える。一方、"Time Bandits "では、時間と "現在 "という感覚、つまり時間を失うことへの恐れと、一人の人間との時間を失うこと、それがその人に対する渇望を増加させることについて考察しています。そして、"Holding On "では、オルセンの考えていることに触れることができ、この曲の歌詞は、ミシシッピのウィリアム・フォークナーの意識の流れに近い感覚を擁している。彼女は恨みを抱くこと、それはいつも永遠に続くように感じられると表現し、女性的な感覚をうまく表現しようとしています。

 

さらに、新作EPの終わりには、オルセンはタイトルが約束するものを正確に検分し、リスナーを彼女の個人的な理解や経験へと導きます。Forever Meansは、人間関係、友情、つながり、思い出の捉え方について考える方法を提供し、オルセンはアーティスト、ミュージシャン、そして個人としての微妙な成長を示しています。EPのストリーミング/公式ショップでのご購入はこちらから。

 

 

「Forever Means」

 

©Shervin Lainez


アメリカーナのニュースター、Madison Cunningham(マディソン・カニンガム)は、アルバム「Revealer」のデラックスエディションを発表しました。5月5日にVerve Forecastから発売される予定。

 

収録曲は、「Who Are You Now」と「Life According to Raechel」のデモ、Remi Wolfをフィーチャーした「Hospital」の新バージョン、そして未発表曲「Inventing the Wheel」で、現在リリースされています。以下、聴いてみてください。

 

カニンガムは「Inventing the Wheel」について次のように語っています。「この曲は、一度実現したら、自分で書くことができるような曲のひとつだった」

 

この曲は、自分の外側に目を向けたときに起こる啓示のようなもので、自分の感情の幅に限界を感じているのは、自分が最初でも最後でもないことがわかると思う。そして、その啓示によって、仲間、家族、アイドル、敵、すべてがゼロ地点に立ち、同じ問いを掻き立てながら見上げているのがわかるのです。「Revealer」では喪失感という考え方に重きを置いていて、この曲は私の中でその考えを何らかの形で完成させてくれたんだ。

 Lankum  『False Lankum』

 

 

Label: Rough Trade

Release Date: 2023年3月24日


Listen/ Purchase



Review

 

アイルランド/ダブリンの四人組フォークグループ、Lankumは先週末4作目のフルアルバム『False Lankum』をリリースした。現代の音楽の主流のコンテクストから見ると、フォーク・ミュージックはポップネスやオルタナティヴロックと融合し、その原初的な音楽を核心に置くグループは年々少なくなってきているように思える。しかしながら、ダブリンの四人組はこのフォーク-つまり、民謡の源流を辿り、再びアイルランド地方の歴史性、そして文化性に脚光を当てようとしている。


バンドは、この4作目のアルバムを制作するに際して、かなり古いアイルランド民謡のアーカイブを丹念に調査し、そして実際の楽譜や歌詞を読み込み、それらを組み直している。このアルバムに収録されている曲の多くは、米国にもイングランドにも存在しえないアイルランド固有の音楽でもある。そして、アイルランド民謡が祭礼的な音楽として出発したという歴史的な事実を現代のアーティストとして再考するという意味が込められている。


例えば、オープニングトラック「Go Dig My Grave」は、そのタイトルの通り、葬儀における祭礼的な音楽として生み出された。そして、キリスト教のカソリックの葬儀の祭礼で演奏された宗教音楽やバラッドの幻影をランカムは辿っている。「Go Dig My Grave」は、ランカムのレイディ・ピートが1963年にアルバム『Jean Ritchie and Doc Watson at Folk City』に収録したジーン・リッチーの歌声からアルバムに収録されている特定のヴァージョンを発見したことに端を発する。この曲は、元々様々なバラッドのスタンザ(押韻構成のこと)として作曲された、いわゆる「浮遊詩」で構成されている曲の一つで、17世紀にそのルーツが求められる。

 

この曲は死者との交信といういくらか霊的な要素を備えており、ボーカルとアイルランドの民族楽器の融合は、悠久の歴史のロマンへの扉を開くかのようである。歴史家が古代の遺跡の探査にロマンチシズムを覚えるように、この曲には、アイルランドの歴史的なロマンと憧憬すら見出すことが出来る。そして複数の民族楽器の融合は、死靈へ祈りとも言いかえられ、曲の中盤から終盤にかけて独特な高揚感をもたらす。これはクラブミュージックともロック・ミュージックとも異なるフォーク・ミュージック特有の祈りに充ちた器楽的な抑揚が表現されている。

 

同じく、先行シングルとして公開された8曲目の「New York Trader」は、2021年一月に制作が開始された。

 

この曲はバンドがリングゼンド出身のルーク・チーヴァースから教わったという。この曲はまた19世紀にイギリスのブロードサイドに印刷された人気曲で、その後、20世紀ウィルトシャー、ノーフォーク、ノバスコシアでバージョンが集められた。渋さとダイナミックさを兼ね備えたバラードは、淡い哀愁に満ちており、舟歌としてのバラッドがどのようなものであるのかを再確認することが出来る。

 

アルバム発売前の最終シングルとしてリリースされた「New Castle」は、他の先行シングルと同様に17世紀のフォークミュージックを再考したものである。この曲については、The DeadliansのSeán Fitzgeraldから学びんだという。


このフォークバラッドは、『The English Dancing Master』1651年)という媒体に初めて掲載されたのが初出となる。一方、この曲の歌詞は、1620年に印刷された「The contented Couckould, Or a pleasant new Songe of a New-Castle man whose wife being gon from him,shewing how he came to London to her, and when he found her carried her backee again to New-Castle Towne」というタイトルのバラッドと何らかの関連があるかもしれないという。いくらか宗教的なバラッドとしてアクの強さすら感じられるフォーク・ミュージックの中にあって、最もハートフルで、聞きやすい曲として楽しむことが出来る。爽やかで自然味溢れるフォークソングは、バンドがアイルランドの名曲を発掘した瞬間とも言える。それらをランカムは、ノスタルジアたっぷりに、そして現代の音楽ファンにもわかりやすい形で土地の伝統性を伝えようとしている。それはアイルランド地方の自然や、その土地に暮らす人々への温かな讃歌とも称することが出来るかもしれない。

 

 

4作目のアルバム『False Lankum』では、古典音楽の一であるフーガ形式の3つの曲を取り巻くようにして、ロマンチックかつダイナミックなアイルランドのフォークバラッドの世界が飽くなき形で追求されている。あらためてアイルランド民謡の醍醐味に触れるのにうってつけの作品といえ、最終的に、本作の音楽はランカムのメンバーのこの土地の文化への類稀なる愛着という形で結実を果たす。上記に挙げた曲と合わせて、クライマックスを飾る「The Turn」には、これまでのランカムとはひと味異なるフォーク・バラッドの集大成を見出すことが出来るはずだ。

 

 

78/100

 

 

 Featured Track  「New Castle」

 

©Ellius Grace

 

アイルランド出身の4人組、Lankumは、今週金曜日(3月24日)にRough Tradeからリリースされるアルバム「False Lankum」から最終シングル「Newcastle」を発表した。この曲は、前回の「Go Dig My Grave」「The New York Trader」に続くシングルです。以下、ご視聴下さい。

 

この新作アルバム『False Lankum』はアイルランド民謡を再構築するというコンセプトで制作された。先行曲と同様、3rdシングルも17世紀のフォークミュージックが下地になっている。「私たちはこの曲をThe DeadliansのSeán Fitzgeraldから学びました、彼の母Paulineは、子供の頃彼にそれを歌いました」とバンドは声明を通じてこのシングルの制作について説明している。

 

「この曲は”The English Dancing Master”(1651年)に初めて掲載された。シンプルに「Newcastle」と題されている。一方、歌詞は1620年に印刷された「The contented Couckould, Or a pleasant new Songe of a New-Castle man whose wife being gon from him, shewing how he came to London to her, and when he found her carried her backee again to New-Castle Towne」というタイトルのバラッドと何らかの関連があるかもしれない。」

 

「Newcastle」

 Sandrayati 『Safe Ground』

 



 

Label: Decca/Universal Music

Release Date: 2023年3月17日

 

Listen/Purchase

 

 

Review

 

インドネシアのサンドラヤティは、今後世界的な活躍が期待されるシンガーソングライターである。


米国人とフィリピン人の両親を持つ歌手、サンドラヤティは、既に最初のアルバム『Bahasa Hati』をリリースしているが、自主レーベルからイギリスの大手レーベルのDeccaへ移籍しての記念すべき第一作となる。元々、英国の名指揮者とロンドン交響楽団のリリースを始め、クラシック音楽の印象が強いデッカではあるものの、サンドラヤティはソフトなポピュラーシンガーに属している。いかにこのシンガーに対するレーベルの期待が大きいか伺えるようである。

 

説明しておくと、サンドラヤティは、メジャー移籍後の2ndアルバムにおいて自身のルーツを音楽を通じて探求している。東インドネシアの固有の民族であるモロ族から特殊なインスピレーションを受けて制作された。

 

彼女の2つのルーツ、英語とインドネシアの言語を融合させ、コンテンポラリー・フォークとポピュラー・ミュージックの中間点に位置するリラックスした音楽性を提示している。サンドラヤティの音楽は、南アジアの青く美しい海、そして自然と開放感に溢れた情景を聞き手の脳裏に呼び覚ますことになるだろう。そして、サンドラヤティの慈しみ溢れる歌声、温かな文学的な眼差しは、インドネシアの先住民の文化性、また、土地と家の関係や父祖の年代との関係、それから、近年の環境破壊へと注がれる。彼女は、COP26で代表としてパフォーマンスを行っているように、ある地域にある美しさ、それは人工物ではなく、以前からそこに存在していた文化に潜む重要性を今作で見出そうとしているように思える。そして、曲中に稀に現れるインドネシアの民族的な音階と独特な歌唱法は、そのことを明かし立てている。穏やかな歌声と和やかなアコースティックギターを基調にした麗しい楽曲の数々は、普遍的な音楽の良さを追求したものであるともいえるかもしれない。

 

オープニングの「Easy Quiet」から最後までサンドラヤティの音楽は終始一貫している。繊細なアコースティックギターをバックに、その演奏に馴染むような形で、雰囲気を尊重した柔らかな感じのボーカルが紡がれていく。英語とインドネシア語の混交はある意味では、このアーティストのルーツを象徴づけるものといえそうだが、一方で、実際にこのアルバムにゲスト参加しているアイスランドのアーティスト、ジョフリズール・アーカドッティルと同じように、アイスランドのフォークミュージックに近い雰囲気も感じ取ることが出来る。地域性を重んじた上で、そして、その中にしか存在しえぬ概念をサンドラヤティは抽出し、それらの要素を介し、やさしく語りかけるようなボーカルを交え、純粋で聞きやすいフォーク・ミュージックを提示するのである。


サンドラヤティのフォーク・ミュージックは、東南アジアとヨーロッパ、あるいは、米国といった他地域の間を繊細に揺れ動いていくが、中盤に収録されている「Saura Dunia」ではインドネシア語のルーツに重点を置き、モロ族の民族音楽的な音響性を親しみやすい音楽として伝えようとする。特に音楽的に言えば、アイスランドの音楽にも親和性のある開放的で伸びやかな彼女の歌声、そして、この民族音楽の特有の独特なビブラートは他のどの地域にも見出すことが叶わない。地上の音楽というより、天上にある祝福的な音楽とも称せるこの曲は、実際の音楽に触れてみなければ、その音の持つ核心に迫ることは難しいだろう。


他にも「Vast」では、ピアノとストリングスとボーカルの融合させたサウンドトラックのような壮大な音楽性を楽しむ事ができる。しかし、一見して映画のBGMなどではお馴染みの形式は、決して古びたものになっていないことに気がつく。サンドラヤティという歌手の繊細なトーンの変化や、そのボーカルスタイルの変化があり、清新な印象を聞き手に与える場合もある。コラボレーターのアイスランドのオーラブル・アーノルズのピアノは絶妙にシンガーの歌声を抒情的に強化し、繊細かつダイナミックな喚起力を呼び覚ますことに成功している。

 

また、アルバムの最後に収録されている「Holding Will Do」ではゴスペルに近いアーティストのソロボーカルを楽しめる。ピアノのフレーズと共に、ジャズ・ボーカルの影響を受けた曲で、アルバムのクライマックスに仄かな余韻を添える。最後には、語りに近いスタイルに変化するが、これで終わりではなく、次作アルバムへとこれらのテーマが持ち越されていきそうな期待感がある。

 

サンドラヤティの2ndアルバム『Safe Ground』には、インドネシアやバリ島、ジャワ島、それらの土地にゆかりを持つアーティストの人生観が温和なポピュラーミュージックの中に取り入れられている。アーティストは、これらの10曲を通じて、安全な地帯を見出そうと努めているように思える。そして、それらの表現はロジカルな音楽ではなく、詩情を織り交ぜた感覚的な音楽として紡がれてゆく。最初から完成しているものを小分けにして示すというわけではなく、各々のトラックを通じて、何らかの道筋を作りながら、最後に完成品に徐々に変化していくとも捉えることが出来る。


セカンドアルバムで、サンドラヤティの語るべきことが語り尽くされたとまでは言いがたいが、しかし、一方で、シンガーの歌の卓越性の一端に触れる事が出来る。本作は、週末をゆったり過ごしたいとお考えの方に潤沢な時間を授けてくれると思われる。



86/100


 


ニューオーリンズのカントリーシンガー、Esther Rose(エスター・ローズ)は、4月21日にNew West Recordsからリリースされるアルバム『Safe to Run』のタイトル曲を公開しました。Hurray for the Riff RaffのAlynda Segarraとのデュエットで、この曲はアルバムのリードシングル「Chet Baker」に続く。


2021年の『How Many Times』の次作『Safe to Run』は、ロス・ファーベがプロデュースした。

 

「ソニック的に、ロスと私はこの曲にあらゆるアイデアを投げかけ、まるでこのメガパワーのある容器のようにすべてを吸収した」と、ローズは声明で「Safe to Run」について述べている。

 

「私たちはアウトロにたくさんのレイヤーを作り上げました。ロスがメロトロンで奏でるカウンターメロディと、彼が『天使たち』と呼ぶ高音1音のシンセドローンが大好きです。ベイエリアのデスメタルバンドCormorantのNick Cohonは、上昇するギターのアウトロをアレンジして破滅をもたらしました。アリンダ・セガラとのコラボレーションはとても有意義で、曲が飛び始めるのを聞くことができた。アリンダの声は、この巧みに調整された筋肉のようなもので、彼らが歌うと、すべてを感じることができます」


「Safe to Run」

©Kristin Cofer

 

La LuzのShana Clevelandがニューシングル「Walking Through Morning Dew」をリリースしました。前作「Faces in the Firelight」「A Ghost」に続くシングルとなります。下記からチェックしてみて下さい。


「Walking Through Morning Dew 」についてシャナ・クリーブランドは次のように説明しています。「これは春と再生についての曲なんだ。カリフォルニアでは、春は自然が家の中に入ってくる季節なんだ。家の中は突然変な虫でいっぱいになる。この曲の一節に、このアルバムが凝縮されている。"すべてがまばゆく咲き誇っている 」


Shana Clevelandのニュー・アルバム『Manzanita』は3月10日にHardly Artから発売される。先行予約はこちら


 

©Brandon Soder


ニューオリンズのカントリーシンガー、Esther Rose(エスター・ローズ)は、『Safe to Run』というタイトルのニューアルバムを発表した。2021年の『How Many Times』に続くこの11曲入りの新作アルバムは、New West Recordsから4月23日にリリースされる予定です。

 

シンガーソングライターは、この発表に合わせてリード・シングル「Chet Baker」と、Joshua Shoemakerが監督したビデオを公開しました。また、Safe to Runのカバーアートとトラックリストは下記より御覧下さい。


「Chet Baker」について、Roseは声明の中で次のように語っている。

 

「”誰かが私にDMを送ってきて、"私を覚えていますか?"と聞いてきた。私は10年前の記憶の中に連れて行かれた。危険な大学進学準備のクルーとの奇妙な週末、車の事故。この曲は、アナーバーの街での私の生活について書かれた短編です。この曲を書いているとき、あの無謀な時間を生き延びた自分がいかに幸運だったかを思い知らされた。若い頃の自分に大丈夫、あなたは23歳だったんだから、と共感したかった。大丈夫、あなたは23歳だったんだから、制御不能だったんだよ。もう大丈夫。もう大丈夫だ」


『Safe to Run』は、ロス・ファーベがニューオーリンズ(LA)とプラシタス(ニューメキシコ)で制作しました。ローズの長年のコラボレーターであるファーベとライル・ワーナー、ニューオリンズを拠点とするバンド、シルバー・シンセティック、デスロンデスのキャメロン・スナイダー、そしてタイトル曲にはハレー・フォー・ザ・リフ・ラフのアリンダ・セガーラが参加しています。


ペンを取るたびに挑戦したのは、「もう失恋ソングなんていらない、周りを見てみよう、ということでした」とローズは説明します。

 

「今まで探求したことのない深みから書き、時には気が狂いそうになりながら、柔らかさが広がっていく。私は混沌とした過渡的な場所から抜け出しました。もう逃げたりはしない。このアルバムは、私にとって、それ以前に作ったものすべてと異なっているように感じる。でも、誰がわかる?ハリケーンを山火事と交換したんだ」

 

 

「Chet Baker」



Esther Rose 『Safe to Run』
 
 
Label: New West Records
 
Release Date: 2023年4月23日 


Tracklist:

1. Stay
2. Chet Baker
3. Spider
4. Safe to Run (feat. Hurray For The Riff Raff)
5. St. Francis Waltz
6. New Magic II
7. Dream Girl
8. Insecure
9. Levee Song
10. Full Value
11. Arm’s Length


Pre-order:

 


注目のダブリナーズ、Lankumは『False Lankum』をRough Tradeから2023年3月24日にリリースすることを発表した。アルバムの到着に先駆けて、バンドは、ファースト・シングル「Go Dig My Grave」をPeadar Gillによるビデオとともに公開している。

 

彼らはアイリッシュ・フォークの神秘性とスピリチュアルな観点を交えて新しいフォークミュージックを生み出そうと試みている。アルバムの中には、19世紀の魔術師アレイスター・クロウリーを題材にとったらしき曲も収録されている。


『Go Dig My Grave」は、ランカムのレイディ・ピートが1963年にアルバム『Jean Ritchie and Doc Watson at Folk City』に収録したジーン・リッチーの歌声からアルバムに収録されている特定のヴァージョンを発見した。この曲は、元々様々なバラッドのスタンザ(押韻構成のこと)として作曲された、いわゆる「浮遊詩」で構成されているような曲の一つで、中には17世紀まで遡るものもある。

 

ランカムは、「伝統的な歌”Go Dig My Grave”は、悲しみという感情を中心としたもので、すべてを飲み込み、耐えがたく、絶対的です」と説明します。「曲の後半は、アイルランドに伝わるキーン(caoineadhからきている)、つまり、故人を悼む伝統的な祭礼の形式に触発された。この慣習は、死者との交信経路を開くものとして、17世紀以降、アイルランドのカソリック教会から厳しい非難を受けるようになった。」


ランカムは、彼らの4枚目、Rough Tradeからの3rdアルバム『False Lankum』が、リスナーのための旅となるように、また、完全な作品と感じられるように設計している。「このアルバムではコントラストを生み出したかった。明るい部分はほとんどスピリチュアルで、暗い部分は信じがたいほど暗く、ホラー風味である」とプレスリリースで説明されている。10曲の伝統的なアイルランド民謡の楽曲と2曲のオリジナルで構成されたこのアルバムでは、長年のプロデューサーであるJohn 'Spud' Murphyと共に、新しい色調で実験的なサウンドを作り上げている。

 

2023年5月4日のバービカンでのソールドアウト公演に続き、ランカムは12月に再びロンドンに戻り、ラウンドハウスで最大のヘッドライン・ライブを行う。4月と5月のツアーはほぼ完売しており、バンドは2023年11月にアムステルダムとベルリンに戻り、初のドイツ・ツアーを行うことを発表している。

 

 「Go Dig My Grave」

 

 

 

 Lankum 『False Lankum』

 

 

Label: Rough Trade

Release Date :2023年3月24日

 

Tracklist:

 

1.Go Dig My Brave

2.Clear Away in the Mornig

3.Fugue Ⅰ

4.Master Crowley's

5.Newcastle

6.Fugue Ⅱ

7.Netta Perseus

8.The New York Trader

9.Lord Abore and Mary Flynn

10.Fugue Ⅲ

11.On a Monday Morning

12.The Turn


Pre-order:

https://lankum.ffm.to/falselankum

©︎Kristin Cofer


La LuzのShana Clevelandは、ニューシングル「A Ghost」とそれに付随するビデオを発表した。この曲は、「Faces in the Firelight」という曲と共に発表された彼女の新しいソロアルバム「Manzanita」から収録されている。Vice Coolerが監督した「A Ghost」のビジュアルは以下よりご覧ください。


「この新曲についてクリーヴランドはプレスリリースで、「私は妊娠や出産についてあまり考えたことがなかったのですが、いざ妊娠してみると、それがいかにサイケデリックな体験であったかに驚きました。"このアルバムのサブタイトルはこうかもしれない。宇宙の神秘に心を開いたとき、何を期待するか』ということだ。家の外に座って野原を眺めていると、自分の体の化学反応や形が常に変化して、自分も周りの植物や動物と変わらないことが理解できたんだ"


Manzanita』はHardly Art Recordsから3月10日にリリース予定。アルバムの予約はこちら


 

©︎Kristin Cofer

La LuzのShana Clevelandが2枚目のソロアルバムを発表した。2019年の『Night of the Worm Moon』に続く『Manzanita』は、Hardly Artから3月10日に発売されます。


アルバムのファースト・シングル「Faces in the Firelight」は、クリーヴランドの息子だけでなく、彼女の人生のパートナーであるウィル・スプロット(シャノン&ザ・クラムス)に宛てたものだそうです。


「この曲は、ウィルが日没後もずっと続いている巨大な焼け跡の手入れをしているのを見て、暗い野原にいる彼が、私たちの冷蔵庫に貼ってある超音波画像のように見えることに気づいたことについて歌っているのよ」とクリーヴランドは声明で説明している。「私は、最大の愛の行為は、誰かを待つことかもしれないと考えていました。あなたが終わったとき、準備ができたとき、いつでもここにいますよと言うことです」


「私たちは、これらの曲を書いた時の時間と場所の甘い奇妙さを視覚化するために、私の裏庭にファンタジーの領域を作成しました。"妊娠していて、しばしば荒野で一人である」とクリーブランドは、Two Seraphimによって作られたこのビデオについて述べています。

また、『Manzanita』については、「これはカリフォルニアの荒野を舞台にした超自然的なラブ・アルバムです。曲はすべて、私が妊娠している間(サイドA)、または息子が生まれた直後の、すべてが静かに、しかし記念碑的に変化した奇妙な状態(サイドB)に書かれた」 と語っている。  


「Faces in the Firelight」






Shana  Cleveland『Manzanita』




Label: Hardly Art

Release: 2023年3月10日


Tracklist:


1. A Ghost

2. Faces in the Firelight

3. Mystic Mine

4. Quick Winter Sun

5. Gold Tower

6. Babe

7. Ten Hour Drive Through West Coast Disaster

8. Evil Eye

9. Mayonnaise

10. Walking Through Morning Dew


Pre-order:


https://hardlyart.xyz/manzanita_shana-cleveland

 

©︎ Wyndham Garnett

King Tuffは、ニュー・アルバム『Smalltown Stardust』から3曲目のシングルとなる「Tell Me」を公開しました。この曲は、先にリリースされたシングル「Portrait of God」タイトル曲に続く作品となります。


カイル・トーマスは声明の中で、「世界中のほとんど全ての曲は愛について歌っているのに、どういうわけかまだ十分な愛の歌がない」と言う。

 

そして、もし世界中のラブソングを全部ひっかき集めて、まだ書かれていないラブ・ソングを全部足したとしても、それでもまだ足りないんだよ。もっと世界には愛が必要なのだし、もっとラブ・ソングを作る余地がある。愛は無限の水が湧き出す井戸なのであり、人間、自然、情熱、フラストレーション、と、それから、動物、喜び、狂気についてのラブソングを作ることさえ出来るはずなんだ。僕の書き上げる曲はほとんどラブソングだし、そういうのが好きだ。でも、まだまだ満足はしていない! もっと欲しい! もっと愛が欲しい! そして、あなたにももっと愛を持ってほしい! だから、それが、この「Tell Me」がラブ・ソングとなった最たる理由なんだ。


SASAMIと一緒に作曲・録音した『Smalltown Stardust』は、Sub Popから1月27日にリリースされます。アルバムの先行予約はこちら


 

WILDES


いよいよ、今週金曜日(1/13)にデビュー・アルバム『Other Words Fail Me』をリリースするWILDESは、The Flaming Lipsをフィーチャーした "True Love (Make Me Believe) "を公開しました。(オフィシャル先行予約はこちらから)あらためて、アルバム発売日を目前にしてこの最終シングルをチェックしてみて下さい。

 

最終プレビューとなる「True Love (Make Me Believe)」は、昨年リリースされたシングル "Flames""Far and Wide"、"Lightly""Woman in Love "とともにWILDESのデビューアルバムに収録され、コラボレーターとして、スコットランドのThe Flaming Lipsが参加しているのに注目です。


WILDESは、この曲について、「実は、この一年はかなりピンチの連続だったんだけど、今日、"True Love" (feat.The Flaing Lips)をリリースすることで、この一年を安心して振り返ることができた」と語っている。

 

「The Flaming Lipsが参加してくれたことは、わたしにとって最大の喜びでした。この曲は、自分が誰であろうと、また、どのような経験をしてきたとしても、自己愛と自分自身を根本的に受け入れることへの賛歌として、アルバムの最後に加えたいと思った。本当に信じられなかった、フレーミング・リップスが、曲にこれほど力強い生命力を与えてくれるバンドだとは・・・。この虹のような曲に鮮やかなテクニカラーを与えてくれたバンドに感謝しています」


さらに、WILDESは、デビュー・アルバムのタイトル『Other Words Fail Me』について次のように説明しています。「この名前は、かなり長い間頭の中にあったものなんだけど、アルバムは本当にこの名前のように成長していった。このアルバムを書くことが、その時、起こっていたことを誠実に語ることができる唯一の方法だったから、かねてから意図したよりもずっと象徴的なものになった。文字通り、これらの曲の歌詞以外に、それを表現する言葉がなかったんだ」

 

 

「"True Love" (feat.The Flaing Lips)」

 

 

Meg Baird ©︎ Rachel Cassels

 

Meg Bairdが今月末に発売するニュー・アルバム『Furling』に収録される最新シングル曲 「Ashes, Ashes」を発表しました。この6分間の言葉なき歌は、天空を想起させるような曲です。


ビジュアルアーティストのレイチェル・ポニー・キャセルズによるファジーなビデオ付きで公開された。次のように説明しています。


私は、火と水の関係について考えてきました。私たちが燃えているのか、溺れているのか、見分けがつかないほど似ていることがあります。煙は目に涙を浮かべ、火はやがて雨を降らせる。

 

カリフォルニア、オーストラリア、大火災、洪水。私たちは、火から水へのサイクルがより穏やかであった、非常に異なる時代に生まれました。火から水へのサイクルが穏やかな時代には、友人や家族の家が頻繁に破壊されることはなかった。2020年にSFOに到着したとき、朝の空が真夜中だったことを覚えている。暗くて赤い。私はメグからのテキストメッセージに上陸した。私のパニックを先取りし、彼女は、それが世界の終わりのように見え、確かに多くの時代の終わりの徴候であるが、霧が山火事の煙を押し上げ、私たちは暗闇の中で呼吸することができることを保証した。

 

 

First Aid Kit


スウェーデンの姉妹フォーク・デュオ、First Aid Kit(ファースト・エイド・キット)が先日亡くなった音楽家、Christine McVie(クリスティン・マクヴィー)に敬意を表し、Fleetwood Macの名曲「Songbird」をカヴァーしています。First Aid Kitは2007年から活動しており、My Spaceを通じて一般的な人気を得た。現在もヨーロッパ圏では根強いファン層を獲得している。

 

First Aid KitのJohannaとKlara Söderberg(ジョアンナ/クララ・ソーダーバーグ姉妹)は、ウェールズにある”Cardiff International Arena”のバックステージで、オリジナルの「Songbird」の主役であるピアノのフレーズを省略し、指弾きのシンプルなアコースティック・ギターを演奏しています。ソーダーバーグ姉妹は、詩の行を交換し、サビでは一体となって、「And I love you, I love you, I love you/ Like never before. 」とハーモニーを奏でています。


ファースト・エイド・キットは、「Out of My Head」や 「Angel」といったシングルを収録したアルバム『Palomino』を11月にColumbiaからリリースしました。(レビューはこちらからお読みいただけます)このフォークデュオは2023年2月にヨーロッパと北米で長時間のツアーを開始する予定です。

 

この曲のパフォーマンスは以下でご覧いただけます。

 

 

H.C.McEntire

ノースカロライナを拠点に活動するアメリカーナ・シンガーソングライター、H.C.マッケンタイアが、2023年1月27日にMergeよりニュー・アルバム『Every Acre』をリリースすることが決定した。

 

このたびH.C.マッケンタイアは、その中から新曲「New View」を、振付師/ダンサーのMaya Orchinをフィーチャーしたビデオで公開しました。ビデオは、Jethro Watersが監督しています。以下からご覧いただけます。


マッケンタイアはプレスリリースで、この曲について次のように語っています。「音楽的には、"New View "は『Every Acre』の中で最も協力的な曲で、ルーク、ケイシー、ダニエル、ミッシー、そして私というクリエイティブなパートナーシップを喜ぶアルバムです。多くの意味で、この曲はテープが巻かれている間に自分で書いた曲なんだ。5人の身体が一緒に部屋にいて、それぞれが自分の立っている場所から、フィルターを通さない景色を提供しようとしたんだ」


以前、マッケンタイアはアルバムの "Dovetail "を公開した。マッケンタイアはミッシー・サングス、ルーク・ノートンとともに新作を共同プロデュースしている。

 

 「New View」

 

 

 

 

H.C. McEntire 『Every Acre』


Label: Merge

Release:2023年1月27日


Tracklist:

 

1.New View

2.Shadows(feat. S.G.Goodman)

3. Turpentine(feat.Amy Ray)

4. Dovetail

5. Rows Of Clover

6. Big Love

7. Soft Crook

8. Wild for the KIng

9. Gospel of a Certain Kind



Pre-order:

 

https://hcmcentire.bandcamp.com/album/every-acre





 


 UKのフォークシンガー、Rozi Plainがニューシングル「Help」を発表。ロンドンをベースに活動するミュージシャンで、Kate Stablesによるプロジェクト、This Is the Kitのベース・プレイヤーとしても知られています。

 

「Help」は、前作のシングル「Prove Your Good」と 「Agreeing for Two」に続き、日本人の映像作家、尾角典子(Noriko Okaku)が監督したミュージック・ビデオと共にリリースされた。


Rozi Plainは、「"Help "は、ニューアルバムの中で一番好きな曲です」と説明しています。

 

「この曲は、GerardとJamieと一緒にグラスゴーの雪の中で作った曲なんだ。感覚というのは移り変わるもので、それを追い求めることはいつもできることではありません。知らないうちに消えてしまうこともある。愛するものは変化するもので、それはそれでいいけれど、深く掘り下げることが必要になることもある」


Rozi Plainは、「サックスを吹いているのはCole Pulice!(ちょっと弦楽器のような音)。ハープはSerafina Steer!  ギター(ちょっとアコーディオンのような音)を弾くのはジェームス・ハワード。Amaury Ranger がベースを弾いている。Gerard Black が100種類のキーボードを演奏してます。私が大好きなミュージシャンたちがこの曲で演奏してくれてとても光栄に思っている」

 

Nile Young


米国のコンテンポラリー・フォークの伝説、ニール・ヤングとクレイジー・ホースが、昨日、最新アルバム『ワールド・レコード』を発売しました。ストリーミングサービスではApple Musicで試聴できます。以前、ニール・ヤングは、ジョー・ローガンのポッドキャストに反意を示すため、spotifyから全曲を削除したため、現在のところこのプラットフォームでは視聴することが出来ません。


ニール・ヤングとクレイジー・ホースは、マリブにあるリック・ルービンのシャングリ・ラ・スタジオでWorld Recordをライブ録音している。2xLPレコード、カセット、ダブルCD、そしてXStreamやAtmos/Spatialなどのプレミアムストリーミングサービスで提供され、ファーストシングル「Love Earth」は、気候変動対策に真剣に取り組むよう社会に対して呼びかけている。


さらに、ニール・ヤングは今年初め、ルービンとジャック・ホワイトのポッドキャストインタビューをクラッシュさせ、ワールド・レコードについて議論しました。クレイジー・ホースの前回のアルバムは2021年の『バーン』。一方、12月、ニール・ヤングは4枚目のスタジオ・アルバム『ハーヴェスト』の50周年を記念したデラックス・リイシューを発売する予定。こちらも楽しみです。


 

 


Neil Young & Crazy Horse 『World Record』 

 




Tracklist:



01. Love Earth
02. Overhead
03. I Walk With You (Earth Ringtone)
04. This Old Planet (Changing Days)
05. The World (Is in Trouble Now)
06. Break the Chain
07. The Long Day Before
08. Walkin’ on the Road (To the Future)
09. The Wonder Won’t Wait
10. Chevrolet
11. This Old Planet (Reprise)


 

Siv Jakobsen ©Jørgen Nordby


ノルウェーのシンガーソングライター、シヴ・ヤコブセンが、最新シングル「Sun, Moon Stars」でAne Brun(アネ・ブルン)を起用した。

この曲は、1月20日にThe Nordic Mellowからリリースされるサードアルバム『Gardening』からの作品となる。先行シングル「Tangerine」と「Roman's Place」が収録されています。「Sun, Moon, Stars」の試聴は以下より。


「この曲で彼女に歌って欲しかった理由は、私がAneから受けた影響の多くがこの曲に含まれているからです」とJakobsenは声明の中でこのコラボレーションについて述べています。

 

「ギターのスタイルやストリングスなど、彼女が私に与えてくれたインスピレーションをうまく表現しているように感じました。16歳のシヴが高校の発表会でアネの「ラバー&ソウル」を歌い、ソングライター志望の学生で22歳の大ファンだったアネをボストンのライブ会場で待ち、同僚や友人になり、10年以上経ってから『サン、ムーン、スター』で一緒に歌うことになる」


「Sun, Moon, Starsは、数年前の11月に書かれたんです。特にどんよりとした暗い雨の日の夜、散歩をしながらメロディーを口ずさみ、歌詞を考えたのを覚えています。一年で一番嫌いな月で、その時期に感じがちな重苦しさと、一年で一番暗い月であっても、私を最も憂鬱な心の隅から引き出してくれる力を持つ仲間に見つけた美しさと希望にインスパイアされています」