東京の作曲家、Ryuuta Takakiによる新作アルバム『Jewels』が10月24日にリリース

東京を拠点に活動する作曲家、Ryuuta Takakiによるニューアルバム『Jewels』がシンガポールのレーベル《KITCHEN. LABEL》より10月24日にリリースされる。本作は、日本国内での流通を手掛けるInpartmaint Inc.からCD/デジタルの2バージョンでの発売が予定されている。


Ryuuta TakakiはMUSIC AWARD JAPANにノミネートされた高評価を得るアンビエント/ミニマル/実験音楽の先進的なプロデューサーである。

 

『Jewels』は、東京のアンビエント・シーンの新たな潮流から生まれた作品であり、神秘性や記憶、想像力の領域を切り拓き、象徴的な伝統や東洋の秘教、ネオ・オリエンタリズムの夢幻世界を映す輝くモザイクのように展開する。

 

神聖な静寂と緊張感あふれるダイナミズムのあいだを自在に行き来し、以前手掛けていたエクスペリメンタル・ヒップホップやエレクトロニカの経験も経て、国境も時代も超える普遍的なサウンドへと昇華した。


また、本作は単なるサウンドとしてではなく、重みや神秘、官能性を宿す「存在」として提示されるアンビエント・ミュージックである。象徴主義の画家ギュスターヴ・モローの幻想的なビジョンや、宇宙を光り輝く宝石が交差する無限のネットワークとして捉える華厳思想からインスピレーションを得ており、Takakiはその哲学を音へと翻訳し、最小の響きが全体を映し出す構造を巧みに構築している。


音楽的には、Susumu Yokota(横田進)の夢幻的で万華鏡のような世界と、Narada周辺のニューエイジ的風景が交わる瞬間を生み出している。

 

概念的には、トランペット奏者で実験的なジャズの作風で知られるJon Hassell(ジョン・ハッセル)の「FourthWorld」のビジョンとも共鳴し、東西の文化を越境しながら、彼独自の親密で装飾的な言語で表現されている。


『Jewels』は、響きと反射が絶え間なく交錯する音の小宇宙。一音一音が宝石のように輝き、永遠に息づきながら、音のマンダラとして無限の共鳴を広げていく作品となっている。

 

アルバムのタイトル曲、及び、「Gileded Veins」がストリーミングで先行公開されている。下記よりご視聴ください。

 



Ryuuta Takaki  『Jewels』




発売日 : 2025年10月24日(金)

アーティスト : Ryuuta Takaki

タイトル : Jewels

レーベル : KITCHEN. LABEL

流通 : Inpartmaint Inc. / p*dis


フォーマット① : CD (国内流通盤)

品番 : AMIP-0388

本体価格 : ¥3,520(税込)


フォーマット② : デジタル配信


Tracklist:

1. Chrysalis

2. Funnel and Infinite Reflections

3. Kegon

4. Jewels

5. Sunken Cathedral

6. Interflow

7. Nacre

8. Gilded Veins

9. Celestial Tuning


▪シングル「Jewels」先行デジタル配信中!!

 

・ストリーミング: https://lnk.to/jewelstakaki


・販売の詳細(Impartmaint Inc.の公式ページ):

 

https://www.inpartmaint.com/site/42023/


 

Ryuuta Takaki:

 

東京を拠点に活動する作曲家/プロデューサー。高校時代から楽曲を発表し、18歳で分解系レコーズ主催イベントに出演したことを機にライブ活動を開始。

 

DaokoやJinmenusagiらが在籍した”Low High Who?”に同時期に所属し、Daoko「ずれてる」のリミックスや映画『アリエル王子と監視人』のサウンドトラックに参加した。

 

EDMプロデューサー、DE DE MOUSEが主催レーベルする”not records”からリリースされたphoenix and the flower girlのアルバムへの楽曲提供に加えて、Ital Dred、ORIKAMI RECORDといった海外レーベルからの作品発表をはじめ、VOGUE(台湾版)の映像作品、カナダのデジタルアートグループ、”Moment Factory”の音楽など、国際的かつ多分野にわたる活動を展開している。

 

2020年には自身のレーベル「makran」を設立、新世代アーティストのプロデュースを手がける。2025年、楽曲『麝香、鉛の疲労』が”JAPAN MUSIC AWARD”の最優秀ダンス・エレクトロ楽曲賞にノミネートされた。

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