スコットランドを拠点に活動するベル・アンド・セバスチャンは、2015年の「Girl In Peacetime Want To Dance」以来となる新作アルバム「A Bit of Previous」のリリースを昨日に発表致しました。新作アルバムはニューヨークのマタドールレコードを通じて5月6日にリリースされます。
ベル・アンド・セバスチャンの通算10作目となるアルバム「A Bit of Previous」は彼らの故郷であるグラスゴーでレコーディングが行われた記念すべき作品。アルバムのライナーノーツにおいて、フロントマンのスチュアート・マードックは、以下のように書いています。
「今回のレコードは、「Fold Your Hands Child」以来、B&SのフルLPとして久しぶりにグラスゴーで録音を行った作品です。わたしたちは毎朝を共にし、共に歌を歌い、共に演奏し、共に曲を書き、共に新しいことに取り組みました。譬えるならそれは、粘土の塊を投げ合うかのような無邪気で素晴らしい時間を、私たちは共に分かち合っていたのです」
・ Bell and Sebastianの新作「A Bit of Previous」のリリース情報の詳細につきましては、以下のMatadorの公式サイトを御覧下さい。
今回、She Her Her Hersは、3月下旬にドロップされるスタジオアルバム「Afterglow」からの先行シングルとなる「Diagram X」をデジタル配信として2月27日にリリース。同時に、シングルのMVを公開しています。録音ゲストには、アルバム制作でもゲストとして招聘されている田口恵人がベースとして参加。シティ・ポップの影響を感じさせるおしゃれな雰囲気の漂う一曲です。
また、She Her Her Hersは新作スタジオアルバムの発売を記念して「She Her Her Hers "Afterglow"Release Tour」の開催を予定。4月21日(木)には、大阪・CONPASS、4月24日(日)には東京・ADRIFTでライブを行います。
パンクロックの影響を色濃く受けたローファイサウンドが魅力。Throwing MusesやYo La Tengoに比する雰囲気を持つが、スーパー・チャンクの方がよりパンクサウンドとの親和性が高い。The Pixies、Breedersと共に、1990年代のUSインディー・ロックシーンを定義づける存在で、ヴォーカリストのマック・マコーンの主宰するマージ・レコードから多くのリリースを行っている。
1990年代にアメリカ・シアトルからグランジムーブメントが最盛期を迎えた時代、メジャーレコードからの契約の話もあったが、彼らはメジャーとの契約を拒絶した。その後、頑なにインディーズレーベルからの作品リリースを続け、グランジムーブメントが終焉に向かい、凋落していくメジャーバンドを尻目に、DIYな活動形態を一貫して続けるかたわら、「Here's Where the Strings Come In」1995、「Cup Of Sound」2003といった傑作を残し、着実にインディーロックファンの人気を獲得し続けた。