Dropkick Murphys(ドロップキック・マーフィーズ)、新作アルバム「This Machine Still Kills Fascists」を9月30日にリリース

 

Credit: Dave Stauble


マサチューセッツのアイリッシュパンクバンド、Dropkick Murphysは、Woody Guthrieの歌詞を新しい音楽に乗せて制作された最新のアコースティック・アルバム『This Machine Still Kills Fascists』の制作を発表しました。


アルバムのエンディング・トラックの「Dig A Hole」で、Smithsonian Folkwaysが録音したウディの実際の音源に、Dropkick Murphysが新たにフルバンドで録音し、ウディの孫のCole Questがドブロギターとバッキングボーカルで参加しているのに注目です。


また、ニッキー・レインとのデュエット(「Never Git Drunk No More」)、ターンパイク・トラバドゥアーズのエヴァン・フェルカーによるゲストボーカル(「The Last One」でコール・クエストがドブロで参加)、カロライナ・チョコレート・ドロップスの創設メンバー、ドム・フレモンズのハープ(「10 Times More」「The Last One」「All You Fonies」)などが参加しています。


さらに、新作アルバムは、バンド自身のDummy Luck Music / [PIAS]から、9月30日にリリースされることが分かりました。最初のリードシングル「Two 6's Upside Down」は、7月6日に到着します。

 

 また、彼らはアルバムのためにドキュメンタリーを制作しています。トレイラー映像は下記からご覧になることができます。 

 

 

 

ドロップキック・マーフィーズのメンバーは、今回の新作アルバムについて以下のようにコメントしてます。


このアルバムは、僕らのアイドルの一人であるWOODY GUTHRIE(ウディー・ガスリー)の未発表の歌詞を中心に書いた特別なACOUSTIC ALBUMだ !

 

そう、このアルバムにはギターアンプが入ってないんだ!!!。

 

さらに、この新曲とDKMのお気に入り曲を、あなたの地元で直接お届けするために、初の”ACOUSTIC THEATER TOUR”を開催します。


さらに、このアルバムの背景をもう少し説明しておくと...。


まず、最初に、ウディ・ガスリーは、真の反抗の精神を体現している。労働者のために立ち上がり、ファシズムに対抗して戦う。彼の有名なギターが大胆にも宣言したように、「THIS MACHINE KILLS FASCISTS(このマシンは、ファシストを殺す)」...。


もちろん、これは最初のコラボレーションではない。2004年にウディのアーカイヴから「Shipping Up To Boston」という未発表の歌詞を見つけ、それを皆さんがご存知の曲に仕上げたんだ。 


アル・バーが活動休止している間、本音では、レコーディングをしたかったんだけど、彼抜きでは、典型的なDKMのアルバムは作れない..

 

だから、ウディの言葉に再び触れるには絶好の機会だと思った。だから、ウッディの言葉との再会を果たすには絶好の機会だと思ったんだ。



「このプロジェクトは、長い時間をかけて作られたものだ」とヴォーカルのケン・ケイシーは言う。


ノラ・ガスリーは、彼女の父親が私たちのことを気に入るだろう、いわば気の合う仲間だと考えていたようで、私たちにとって大変光栄なことでした。


さらに、ギタリストのジェームス・リンチは、以下のように話している。

 

ノラは、私たちにアーカイブを調べ、使用する歌詞を選ぶという特権を与えてくれた。"すべてに共通するのは、人に対する愛と、他の人より優れた人はいないという普遍的な真実に対する理解だ”。


また、ノラは、「あらゆるトピックの歌詞を集めた...今日、言うべきーあるいは叫ぶべきーと思われる歌詞をね」とコメントしている。

 

「ケン・ケイシーは、ウディの歌詞を理解する達人だ。歌詞はとても複雑だったり、長かったり、深刻だったり、まったくばかばかしいものだったりする。それでも、DKM(Dropkick Murphys)はそのすべてを提供することができるんだ」


Dropkick Murphysは、また、このアルバムを引っ提げたアコースティック・ツアーも発表しており、オルト・カントリー・シンガーのJamie Wyatt(ジェイミー・ワット)が直接サポート(毎晩「Never Git Drunk No More」でNikki Laneの役割を果たす)、Jesse Ahernが追加サポートを行う予定です。

 

ツアーは10月24日にブルックリンの豪華なキングス・シアターで開催されます。チケットは金曜日(6/24)午前10時に発売され、事前にプレセールも行われるようです。




Dropkick Murphys 『This Machine Still Kills Fascists』 


 


 

Label: Dummy Luck Music / [PIAS]

Release: 2022年9月30日

 

 

Tracklist



1.Two 6’s Upside Down
2.Talking Jukebox
3.All You Fonies
4.Never Git Drunk No More (featuring Nikki Lane)
5.Ten Times More
6.The Last One (featuring Evan Felker of Turnpike Troubadours)
7.Cadillac, Cadillac
8.Where Trouble Is At
9.Dig A Hole (featuring Woody Guthrie)

0 comments:

コメントを投稿