ジョン・ウィリアムズ 「インディー・ジョーンズ5」完成以後、映画音楽制作から引退することを表明

 

John Williams Photo Credit: Tash Tish

スティーブン・スピルバーグ監督と頻繁にコラボレーションしてきた作曲家ジョン・ウィリアムズが、まもなく完成する『インディ・ジョーンズ5』を最後に、映画の音楽制作から引退することを決意したようです。


AP通信のインタビューに応じた90歳の作曲家は、「今、私はインディ・ジョーンズ5に取り組んでいるんですが、私よりかなり若いハリソン・フォードが最後の作品になると発表したことを受けて、ハリソンができるのなら、私にもできるかもしれない」と思ったんです。


ジョン・ウィリアムズは、作曲に集中することに風穴を開けると断言したものの、業界における将来の活動から「いかなる活動も断固として排除する」と見なされるのは避けたいと付け加えました。5回のオスカー受賞歴を持つウィリアムズは、5月20日にアルバム「A Gathering of Friends」をリリースした直後、エマニュエル・アックスのためにピアノ協奏曲を制作するなど、音楽の世界で新しいプロジェクトに挑戦する予定です。


ジュラシック・パーク、ハリー・ポッター、スター・ウォーズ、ジョーズなどの映画の音楽を手がけたウィリアムズは、史上最も多くの映画音楽を手がけた作曲家の一人として知られています。スティーブン・スピルバーグ監督の大ヒット作『ジョーズ』の音楽を担当したジョン・ウィリアムズは、たったひとつの象徴的な音楽で、全世代にサメへの恐怖を与えたと言われています。


AP通信の取材に応じたウィリアムズは、自身のキャリアの将来について、「100年後、人々が映画や音響、空間、聴覚、視覚効果を使ってどんなことをしているかを見るために生きていたい」と愛情たっぷりに語った。映画や音響、空間、聴覚、視覚効果について、人々が何をしているのか、100年後に見てみたいですね。ぜひまた来て、すべてを見聞きしたい」と語っています。


ハリソン・フォードが先日のスター・ウォーズ記念日に行ったジョン・ウィリアムズへの愛情あふれる賛辞は下記にてご覧になれます。


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