Neko Case、9枚目のアルバム『Neon Grey Midnight Green』を9月26日にAnti-からリリース

 

グラミー賞ノミネート経験もあるNeko Caseの9枚目のアルバム『Neon Grey Midnight Green』は、セルフ・プロデュースで制作され、従来における最大のサウンドと親密さを感じさせるアルバムである。

 

彼女の10年ぶりの新曲「Neon Grey Midnight Green」は、ガーディアン紙が 「女性の反抗の完璧な咆哮 」と評した2018年の「Hell-On」に続く作品だ。彼女の最新作もそれに劣らず切迫した作品だが、その白熱した炎には感傷の深い青筋が浮かぶ。このアルバムは、近年他界したミュージシャン、プロデューサー、活動家へのオマージュである。彼女は音楽的ヒーローたちの肩の上に立ち、彼らが貸してくれた道具を使い、最もインスピレーションに満ちた作品を作り上げた。

 

リグビーとのコラボレーション「Wreck」はアルバムのファースト・シングルであり、他の誤りやすい人間との愛を見つけるという、魂を打ち砕かれるような感覚を探求している。「わがままなのはわかってる/でも今は君が太陽なんだ!/ そしてそれは大きな仕事だ。/ でも、あなたも望んでいるのでは?/ 私は太陽に見える?」と彼女は問いかけ、音楽は空へと昇っていく。


過去のどのアルバムよりも、「Neon Grey Midnight Green」はフルバンドによるライヴ・レコーディングである。「人間がここにいた 」ことを思い出させるため、息遣いやシャツの袖のざわめきさえも最終ミックスに残された。

 

レコーディングは主にケース自身のバーモント州のスタジオ、カーナシアル・サウンドで行われ、コロラド州デンバーでプレインズ・ソング・チェンバー・オーケストラと、オレゴン州ポートランドでタッカー・マーティンと追加セッションを行った。

 

「女性、ノンバイナリー、トランスのプロデューサーはとても少ない。人々は私たちを選択肢の1つとして考えていません。このレコードをプロデュースしたことを誇りに思う。これは私のビジョン。私の拒否権だ。私のセンスです」


 

 「Wreck」

 

 

 

Neko Case 『Neon Grey Midnight Green』


Label: Anti-

Release: 2025年9月26日

 

Tracklist:  

 
1. Destination 
2. Tomboy Gold 
3. Wreck 
4. Winchester Mansion of Sound 
5. An Ice Age 
6. Neon Grey Midnight Green 
7. Oh, Neglect... 
8. Louise 
9. Rusty Mountain 
10. Little Gears 
11. Baby, I’m Not (A Werewolf) 
12. Match-Lit 

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