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英国のトリオ、DorothyがAngel Tapes/Fire Talkとの契約にサイン。デビューEP『Sea Songs』の詳細を明らかにした。ドロシーは、ジュード・ウッドヘッド、マルコ・ピーニ、フランチェスカ・ブライアリーからなる。ニューシングルから、フォークやアルトロックの雰囲気がぼんやり立ち込めているが、まだ音楽性の全容は明らかになっていない。今後に注目したい。
レーベル契約とデビューEPの発表に合わせ、ドロシーはデビューシングル「50s song」を公開。 EPのに詳細についてはレーベルによって次のように説明されている。
『Sea Songs』は、押し寄せる海の波に映し出された断片の集い。5つの没入感あふれるスナップショットに広がり、霞んだプロダクションと催眠的なボーカルが魅惑的な雰囲気を作り出す。上記のような異世界的で抽象的なサウンドプロダクションに駆り立てられるようにして、リードシングル「50s song」は物語の途中から始まり、記憶のベールをくぐり抜け、唯一無二の光景を呼び起こす。「海辺にいたい」とボーカリストのマルコ・ピーニは、揺れ動くきらめくミッドセンチュリー調の楽器音に乗せて歌っている。残されたのは、この地での人生だけ。
この新曲には何らかのストーリーテリングが盛り込まれているらしい。手がかりは次のような内容だ。「小屋は轟くような輝きに包まれ、様々な人々が集う」とトリオは「50s song」とその背景にある物語について語る。「海の果てから漂着した船乗りたち。ビールは蛇口から黄金のように流れ、蛾のように夜通し何度もその光に群がる。月は心の望みを歌いながら見つめる」
ドロシーの各メンバー―GGスキップス、セント・ジュード、ヘカ―はそれぞれ由緒あるソロ活動歴を持つ。『Sea Songs』では共に唯一無二の表現を紡ぎ出す。長年の協力関係に築かれた信頼を礎に、ドロシーは長年シーンやステージ、記憶を共有してきた友人同士の親密さをもってデビューを果たす。
「マルコとジュードとは長年、別々に曲作りをしてきた」とブライアリーはトリオ結成初期を振り返る。
「マルコと私は、共作した曲の多くが海という共通テーマに帰結していることに気づき、コラボレーションEPをリリースしたら面白いと思ったの」と彼女は続ける。「当初は追加録音とミキシングのためにウッドヘッドを招いたが、すぐに彼を制作陣に加えることにした」
「ジュードと私がマルコに書いた曲を聴かせたところ、それが『Sea Songs』の最後のピースとしてぴったりはまることに突然気づいたんです」
「50s song」
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