Sugarが再結成を果たす  30年ぶりのニューシングル『House Of Dead Memories』で電撃復帰

 

米国のインディーロックの先駆的な存在であるミネアポリスの3人組ロックバンド、Sugarが再結成する。SugarはHusker Duの後継バンドとして結成され、叙情的なメロディアスなロックソングを主な音楽スタイルにしていた。

 

バンドは92年に活動を始めたが、96年から解散状態にあった。その間、『Cooper Blue』(1992)、『Beaster』(1993)、『File Under : Easy Listening』(1994)、『Besides』(1995)を発表した。 

 

およそ、30年ぶりに伝説的なインディーロックバンドが再始動する。今週初めにSNSで予告されていた通り、オリジナルメンバーであるベテランソングライターボブ・モールド、ベーシストのデイヴィッド・バーブ、ドラマーのマルコム・トラヴィスによる再結成がついに実現した。

 

今回の発表により、シュガーは新曲、ボックスセット、そして1995年以来となる初のライブ公演を計画している。バンドは5月2日にニューヨークのウェブスター・ホールで公演を行い、その後「精神的故郷」である英国に戻り、5月23日と24日にロンドン・O2フォーラム・ケントイッシュタウンで2夜連続公演を行う。

 

1991年に結成された当時、ボブ・モールドはすでにミネアポリスのHusker Duのメンバーとして高評価を得ていた。1992年にクリエイティブ・レコードからリリースされた傑作アルバム『Copper Blue』は即座にクラシックとなり、インディーロックの形成期を象徴する作品となった。

 

Sugarの代表作『Copper Blue – The Singles Collection』は、限定版4枚組LPボックスセットで再発が決定している。BMGよりレコードストアデイ・ブラックフライデーである11月28日にリリースされる。


Sugarは30年ぶりの新曲となるシングル『House Of Dead Memories』をリリースした。ノスタルジアを拒絶し、過去に屈服することを拒否するこの楽曲は、まさに再結成にふさわしい幕開けとなる。メロディを散りばめたインディー・ロック/パンク・ロックソングの本質を、このジャンルを事実上確立した3人のミュージシャンが体現している。


ボブ・モールドの再結成に関するコメントは以下の通りです。

 

SUGARは隕石のような存在だった。1991年を丸々費やし、ソロ公演で新曲を書き、演奏した。デイヴィッドとマルコムは面識がなかったが、我々三人がうまくやっていけることは確信していた。

また、SUGARは働き者だった。1992年初頭の何週間にもわたるリハーサルを経て、3ヶ月かけて『Copper Blue』と『Beaster』を録音した。1992年の夏までに、音楽シーンは我々の創造物に完璧な環境を整えていた。

そして、SUGARは現象だった。誰も結果を予測できなかった。我々はハンドルを握り、この荒々しい旅を楽しみ尽くそうと最善を尽くした。SUGARはポピュラー音楽の転換期の一部であり、私の人生における特別な時間だった。

 

 2025年6月にオークランドのTiny Telephoneスタジオで録音された本作は、Granary Music/BMGより各配信プラットフォームで配信中です。 

 

「House of Dead Memories」

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