Blossom Caldarone(ブロッサム・カルダローン)のニューシングル「Waxing Lyrical」がナイス・スワンからリリースされた。ブロッサム・カルダローンはロンドンを拠点に活動するソングライター、チェリスト、マルチインストゥルメンタリスト。同楽曲はクラシカルなポップソングを受け継いだ甘口のインディーポップソングである。
シングルは、BBC 6Musicでヒュー・スティーブンスが最初にオンエアし、その後BBC Radio 2でジョー・ウィリーもプレイした。パット・ピアソン(ドーター、ブルック・ベンサム)と共にデヴォンのミドル・ファーム・スタジオでレコーディングされたもので、個人的な混沌を深い人間性と抗いがたいメロディックなものに変えるブロッサムの独特な能力が表現されている。
ブロッサムは根っからの日記作家で、身の回りの世界を理解するために文章を書く。Waxing Lyrical」は、失恋を演劇的でウィットに富み、静かなカタルシスをもたらすものへと変貌させ、恋愛が終わってから長い年月が経った後、その恋愛を過剰に分析することについての皮肉交じりの考察である。
このシングルについてブロッサムはこう語っている。
「Waxing Lyricalという名前の由来は、私がその状況について話すことに文字通りうんざりしているから。夏で、暑くてベタベタしたアパートにいて、誰かと知り合って、その人があなたをイライラさせるんだけど、お互い放っておけない。そんなカオスを歌っているんだ。今となっては笑いがこみ上げてくる」
ブロッサムはクラシック音楽の訓練を受け、ザ・ビッグ・ムーン、ブラック・ミディ、イングリッシュ・ティーチャー、マヤ・デリラ、プリマ・クイーンらとコラボレートする一方、独自の世界を開拓し続けている。彼女の音楽は、BBC Radio 1、BBC 6 Music、BBC Introducing、Amazing Radio、Foundation.fm、Absolute Radio(Frank Skinner)、Hoxton Radioで紹介され、Clash、i-D、Dorkでも特集された。
ブロッサムのソングライティングはルーファス・ウェインライト、リリー・アレン、レジーナ・スペクター、カレン・カーペンターに影響を受けたと語る。演劇的なものと告白的なものの中間に位置し、ユーモア、傷心、正直さが共存する場所で、そのすべてが彼女の日記的なレンズを通してフィルターされている。
「Waxing Lyrical」





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