![]() |
ジャズの巨人として必ず紹介されるアート・ブレイキー。伝説的なジャズドラマーの幻の音源が今年の秋、ついにお目見えとなる。ジャズファン垂涎の音源がここに登場する。
1982年にフランスのストラスブールにて録音されたアート・ブレイキー&ザ・ジャズ・メッセンジャーズの未発表音源『ストラスブール 82』。
一般流通は2026年2月を予定しているこちらの作品を、アート・ブレイキーの誕生日にあたる10月11日(土)より、ギアボックスの公式サイトから一足先に先行販売が開始される。本作はCD/LPの2バージョンの発売と合わせて、ジャズアルバムとしては珍しくデジタル・ハイレゾ音源でも発売予定です。
*なお、こちらの商品には、このタイトルの今後の成功から利益を得ることができるGearbox Collection(GBX)トークンが付属している。
ハイライトを聴くかぎり、82年のライブではジャズ・アンサンブルとしての魅力を直接的に伝えつつも、ビッグバンドの楽しい音色が強調されている。金管楽器(トランペット/サックス)、ピアノ、アート・ブレイキーの生々しく味わい深いドラムを体感出来、緊密でゴージャスなライブアルバムとして楽しめる。アルバムの紹介動画を下記よりチェックしてみてください。
【アルバム情報】
![]() |
アーティスト名:Art Blakey & The Jazz Messengers(アート・ブレイキー&ザ・ジャズ・メッセンジャーズ)
タイトル名:Strasbourg 82(ストラスブール 82)
品番:GB4009CD (CD) / GB4009 (LP)
発売日:2025年10月11日(土)
レーベル:Gearbox Records
<トラックリスト>
(CD)
1. Little Man
2. Along Came Betty
3. Fuller Love
4. Eighty One
5. I Can’t Get Started
6. New York
7. I Didn’t Know What Time It Was
8. Blues March / Theme
9. Moanin’
(LP)
Side-A
1. Little Man (Charles Fambrough) 13:04
2. Along Came Betty (Benny Golson) 09:27
Side-B
1. Fuller Love (Bobby Watson) 09:13
2. Eighty One (Miles Davis) 14:26
Side-C
1. I Can’t Get Started (Vernon Duke) 07:44
2. New York (Donald Brown) 14:01
Side-D
1. I Didn’t Know What Time It Was 04:34
2. Blues March (Benny Golson) / Theme (Miles Davis) 08:39
3. Moanin’ (Bobby Timmons) 07:48
Credits:
Art Blakey; drums
Johnny O’Neal; piano
Donald Harrison; alto saxophone
Terence Blanchard; trumpet
Billy Pierce; tenor saxophone
Charles Fambrough: double bass
Recorded on 1st April 1982 in Strasbourg, France
Mastered by Caspar Sutton-Jones at Gearbox Records, London
Album artwork by Alan Foulkes
℗ & © Gearbox Records, 2025
CD『Strasbourg 82』プレオーダー受付中!
https://store.gearboxrecords.com/products/pre-order-art-blakey-the-jazz-messengers-strasbourg-82-cd/
LP『Strasbourg 82』プレオーダー受付中!
https://store.gearboxrecords.com/products/pre-order-art-blakey-the-jazz-messengers-strasbourg-82
『Strasbourg 82』デジタル・ハイレゾ音源プレオーダー受付中!
https://gearboxrecords.bandcamp.com/album/strasbourg-82-24bit-96khz-high-resolution-version
アート・ブレイキーは、1919年、ペンシルベニア州ピッツバーグ出身のジャズ・ドラマー。1944年からビリー・エクスタインの楽団へ入り、1940年代後半からマイルス・デイヴィス、セロニアス・モンク、チャーリー・パーカーらと共演後、1954年にホレス・シルヴァーと初代ジャズ・メッセンジャーズを結成。
メンバーはその後入れ替わるも、基本的に2管または3管のフロント+3リズムのコンボ形式のバンドである。親日家として知られ、メッセンジャーズにも1970年代以降鈴木良雄、鈴木勲等の日本人がレギュラーまたは客演で加わっていた。
1990年に肺がんのため、ニューヨーク・マンハッタンにて死去する間際まで来日を繰り返し、特に夏のフェスティバルではおなじみだった。なお、アート・ブレイキーは多くの新人を発掘し、多くの著名なミュージシャンがメッセンジャーズから巣立った。その中にはリー・モーガン、ボビー・ティモンズ、ウェイン・ショーター、フレディ・ハバード、キース・ジャレットなどがメッセンジャーズ在籍をきっかけにスターになった。
他にも、第一線で活躍しているウィントン・マルサリス、ブランフォード・マルサリス、テレンス・ブランチャード、マルグリュー・ミラーなどがメッセンジャーズの出身である。
0 comments:
コメントを投稿