ニューヨークのプロデューサー、Miss Gritがニューシングル「Tourist Mind」をリリース

 

NYのプロデューサー、Miss Grit(ミス・グリット)は電子音楽的なプロデュースの手法を重ねながら、ポップソングの飽くなきフィールドを開拓してきた。その中には、ハイパーポップ的なプロデュースの手法や、サンプリングをもとにしたダンサンブルなポップまで多岐にわたる。

 

今週、韓国系アメリカ人ミュージシャン、ミス・グリットは、2年ぶりのニューシングル「Tourist Mind」をリリースした。ミス・グリットはレイヴやディープ・ハウス風のアプローチを取り、刺激的なダンスミュージックを制作している。この曲には、内的な哲学の考察が織り交ぜられている。自己抹消という概念を考察、自立と孤独が持つ力と親密さを受け入れる姿勢が描かれている。

 

マーガレット・ソーンは、この楽曲について「他人の考えへの好奇心が徐々に方向感覚を失わせ、自分自身に戻ることを難しくしていく過程を描いた」というように説明している。


本作は、2023年のデビュー・アルバム『Follow The Cyborg』以来となる初リリースとなる。最近は、リミックスの活動にも力を入れている。Mui Zyuの最新アルバムでリミックスを提供したほか、同じくアジア系のシンガーで、Bella Unionに所属するHelen Ganya(ヘレン・ガーニャ)の「Fortune」において、卓越したリミックスの手腕を披露している。ミス・グリットのリミックスは原曲に忠実でありながら、独創的なケミストリーを起こすことが多い。

 

「Tourist Mind」

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