Oneohtrix Point Never、ニューシングル「Cherry Blue」をリリース  モノトーンのアニメーションビデオも公開

 



世界的な電子音楽の作曲者であるダニエル・ロパティンは、Oneohtrix Point Never(ワンオトリックス・ポイント・ネヴァー)のアルバム『Tranquilizer』から新しい先行シングルを公開した。


「Cherry Blue」は、ポル・タビュレが手がけたミュージック・ビデオ付きで、フランス人アーティストとしては初の試みとなる。 生と死、肉体と精神、腐敗と再生の間のギャップを意味するシュールなイメージを短編映画に取り入れている。独創性の高いエポックメイキングなトラックだ。すでに前作でその萌芽がはっきりと見いだせたが、ダニエル・ロパティンのサウンドは単なるIDMを超越し、映画音楽やストリーテリングを含めた電子音楽の領域に到達しつつある。


『Tranquilizer』は11月17日にデジタルでリリースされ、次いで11月21日にWarpからフィジカルが発売予定。 『Again』に続く同作品は、ロパティンによれば「過ぎ去った時代の市販のオーディオ工作キットによって形作られたもので、陳腐なものを裏返しにしたインデックス」である。


ダニエル・ロパティンは、ティモシー・シャラメ、グウィネス・パルトロウ、タイラー・ザ・クリエイター、アベル・フェラーラが出演するジョシュ・サフディの新作映画『マーティ・スプリーム』の音楽を担当している。 この映画は、12月25日からアメリカの劇場で上映される。 ロパティンは、以前、サフディ兄弟の映画『グッド・タイム』(カンヌ国際映画祭サウンドトラック賞受賞)、『アンカット・ジェムズ』(Uncut Gems)でサフディ兄弟と仕事を行った。

 

ニューシングルは、モノトーンに彩られたアニメーションのミュージックビデオと同時公開され、デヴィッド・リンチ監督が生前に明かしていたように、音楽の神秘的な側面を明らかにする内容である。


「Cherry Blue」

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