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ニューカッスル/アポンタインのジャズ界の先駆者Knats(ナッツ)が、昨年に続いてニューアルバム『A Great Day In New Castle(ア・グレイト・デイ・イン・ニューカッスル』の制作を発表した。今作は長年の友人であり共同制作者であるジョーディー・グリープ(元ブラック・ミディでその後ソロ活動に転向)がプロデュースを担当(および1曲に参加)し、3月6日にリリースされる。
アルバムでは、バンドがこれまで全国で観客と批評家の心を掴んできた洗練された音楽的アレンジ(力強いメロディとジャンルを超えた踊れるグルーヴ)を継承しつつ、ロックと実験精神というルーツにも回帰している。
作曲の大半はオリヴィエ・メシアンのモードを基軸としており、宙に浮いたような不気味で色彩豊かなサウンドを生み出している。にもかかわらず、決して難解に感じられることはない。
すでに配信中のファーストシングル「Wor Jackie」は、北東部の炭鉱夫たちの体験に飛び込み、有名なジョーディのサッカー選手ジャッキー・ミルバーン、つまり「Wor Jackie」を、物語を展開する典型的な人物として取り上げている。
ミルバーンは全盛期、炭鉱で半日働き、残りの半日はニューカッスルのサッカー場で過ごしたと言われている。この物語は、新たにグループに加わったクーパー・ロブソンの情熱的な詩と、スタンとジョージ・ジョンソン(テナー・サックス)の激しいソロによって展開されている。また、この楽曲は、スタンが初めてメシアンモード(移調の限られた旋法)を作曲の手段として試みた作品でもある。
ベーシストのスタン・ウッドワードはこの曲についてこう語っている。
「『Wor Jackie』は、祖父が炭鉱夫だった頃の話を聞いた後、北東部の炭鉱産業について調べていた時に書いた曲なんだ。炭鉱夫たちのコミュニティの結束力には、その仕事の危険性を考えると驚かされた。当初は陰鬱な行進曲のような曲にするつもりだったが、クーパー・ロブソンの素晴らしい詩が加わって、進化していった。タイトル『Wor Jackie』は、ニューカッスルのサッカー選手、ジャッキー・ミルバーンに由来している。彼は、半日は炭鉱で働き、半日はサッカー場で過ごしていたと言われており、この物語を象徴するのに最適な人物だと思ったからね」
早速同楽曲のミュージック・ビデオが公開されているので、ぜひチェックしてほしい。
Knats - "Wor Jackie" Official Music Video
Knats 『A Great Day In Newcastle』
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ニューアルバム『A Great Day In New Castle(ア・グレイト・デイ・イン・ニューカッスル)』は、ニューカッスルにおける日常生活の環境を記録する上で、ロンドンなどの同時代のアーティストたちと同様の手法で説得力のあるアプローチを提供している。
次世代の英国ジャズ・アーティストたちが台頭し始める中、この地域から生まれた本作には本質的に重要な何かが宿っている。アルバムについてスタンは「ニューカッスルの幸せ、悲しみ、怒りのストーリーを探求した作品であり、ナッツの新しいサウンドの始まりでもある」と表現している。
【アルバム情報】
アーティスト名:Knats(ナッツ)
タイトル名:A Great Day In Newcastle(ア・グレイト・デイ・イン・ニューカッスル)
品番:GB4012CD (CD) / GB4012 (LP)
発売日:2026年3月6日(金)
レーベル:Gearbox Records
<トラックリスト>
(CD)
1. 7 Bridges To Burn
2. Gainsborough Grove
3. Wor Jackie
4. Messy-In
5. Azure Blues
6. Bigg Market Scrappa
7. Carpet Doctor
8. Never Gonna Be A Boxer
9. Farewell Johnny Miner
(LP)
Side-A
1. 7 Bridges To Burn
2. Gainsborough Grove
3. Wor Jackie
4. Messy-In
5. Azure Blues
Side-B
1. Bigg Market Scrappa
2. Carpet Doctor
3. Never Gonna Be A Boxer
4. Farewell Johnny Miner
▪アルバム『A Great Day In Newcastle』プレオーダー受付中!
https://knats.bandcamp.com/album/a-great-day-in-newcastle
Credits:
Stanley Elvis Woodward - Writer; Arranger; Bass Guitar; Synth Bass; Words / Lyrics
King David Ike-Elechi - Drums; Percussion; Arranger
Ferg Kilsby - Trumpet; Flugelhorn; Co-writer; Arranger
Cooper Robson - Words / Lyrics
Geordie Greep - Producer; Electric Guitar
George Johnson - Tenor Saxophone
Sandro Shargorodsky - Keyboards; Piano; Synthesiser; Synth Bass
Tobias Amadio - Trumpet
Enya Barber - Violin
Frank Barr - Clarinet]
Bertie Beaman - Trombone
Sebastian Barley - French Horn
Tom Ford - Electric Guitar
Viviane Ghiglino - Flute
Otto Kampa - Alto Saxophone; Conductor
Morgan Key - Cello
Josh Mitchell Rayner - Writer; Arranger; Piano
Dillon Pinder - Trombone
Ed Pickford - Writer
Lucy Rowan - Alto Flute
Natalia Solis Paredes - Viola
Congling Wu - Violin



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