ユニバーサル・ミュージック・グループ  ウクライナ平和賞を受賞

 ユニバーサル・ミュージック・グループ(UMG)は、同国における人道的支援活動が評価されたことにより、「ウクライナ平和賞」を受賞したとMusic Week誌が報じています。

 

ウクライナ平和賞 授賞式の様子


同賞は、Volodymyr Zelensky大統領に代わり、ウクライナ欧州・大西洋統合担当副首相のOlha Stefanishyna女史(上写真、左)によって授与されました。UMGの中央ヨーロッパ、およびドイツ・グラモフォンの会長兼CEOであるフランク・ブリーグマン(右)は、ブリュッセルのユニバーサルミュージック・ベルギーのオフィスで行われた特別式典でこの大きな名誉に浴しています。


Olha Stefanishynaは、「ウクライナは、ユニ バーサル・ミュージック・グループの継続的な支援に感謝しています。同社は、いち早くウクライナを支援し、対ロシア制裁に参加しました。このような賞を受賞した音楽会社はUMGが世界で初めてです。本格的な侵攻が始まって以来、ユニバーサルミュージックは、彼らがウクライナの真の友人であり、エンターテインメント/文化圏は戦争を傍観すべきではないことを証明してきました」との声明を提出している。


さらに、ドイツ・グラモフォンの会長兼CEOフランク・ブリーグマン氏は、次のようにコメントしている。「歴史を通して、音楽はインスピレーションと希望と癒しの道標として、そして暴力に影響された人々に平和をもたらす手助けをしてきました。ウクライナにおけるロシア軍の侵攻は、食糧や水、シェルターや衣服に至るまで、緊急の人道的ニーズを抱える何百万人もの人々に影響を及ぼしています。ユニバーサルミュージックとその従業員、アーティストは、最も弱い立場の人々に救命と人道的支援を提供する現場にいるグループを支援できることを誇りに思います」


ここ数カ月、ユニバーサル・ミュージック・グループは、ワールド・セントラル・キッチンから国際赤十字まで、ウクライナの難民に援助を提供するさまざまなNGOを支援してきた。また、UMGはGlobal CitizenのStand Up For Ukraineソーシャルメディア・イニシアチブを支援し、Decca Classics(デッカ・クラシックス)とDeutsche Grammophon(ドイツ・グラモフォン)はニューヨークのMetropolitan Opera(メトロポリタン・オペラ)と共同で『A Concert For Ukraine」をリリースしました。 


一方、UMGのスターであるスティングは、1985年のシングル「Russians」を再録音し、その収益を”HelpUkraine.Center”に寄付しています。


また、ドイツ・ベルリンでのSound Of Peace、ポーランド・チャリティー・コンサート、アンネ・ゾフィー・ムター、ロランド・ビラゾン、ダニエル・バレンボイムが出演するイベントやリリースなど、多くのコンサートを通して資金調達に貢献しています。

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