Shame、ニューシングル「Quiet Life」をリリース   次回作『Cutthtoat』の2ndシングルはロカビリートラック

 

ロンドンのロックバンド、Shameは『Cutthroat』のセカンドシングル「Quiet Life」をリリースした。ペドロ・タカハシが監督し、FRIENDがプロデュースしたミュージックビデオが同時に公開された。

 

「"Quiet Life"は、くだらない関係にある人のことを歌っています」とボーカルのチャーリー・スティーンは言う。 "より良い人生を望んでいるのに...身動きがとれないという葛藤を理解しようとしている」とボーカルのチャーリー・スティーンは語っている。


ブルックリン・ヴィーガンが「楽しげなリフロックバンガー」と絶賛したタイトル曲に続く 「Quiet Life 」はザ・ガンクラブやザ・クランプスの流れを汲む唸るようなロカビリートラックだ。そしてクラッシュのロカビリーもなんとなく彷彿とさせるものがある

 

この曲について、ヴォーカルのチャーリー・スティーンはさらに次のように語っている。「この曲は、彼らが受ける批判と彼らが直面する葛藤について歌っている」 曲の冒頭で、チャーリー・スティーンはこう歌っている。”この辺りには何もない、でもまだ去るという選択はしきれない”

 

グラミー賞受賞プロデューサー、ジョン・コングルトンを迎えて制作されたこのニューアルバムは、シェイムらしさに満ちたワンダフルな作品だ。「このアルバムは、臆病者、まぬけ、偽善者について歌っているんだ」とスティーンは言う。「現実を直視してみよう」


若干20代で、2018年のデビュー作『Songs of Praise』以来、自分たちの実力を何度も証明してきた幼なじみの5人(シンガーのチャーリー・スティーン、ギタリストのショーン・コイル=スミスとエディ・グリーン、ベーシストのジョシュ・フィナティ、ドラマーのチャーリー・フォーブス)は、新たなグラウンド・ゼロを生み出す覚悟で『Cutthroat』に臨んだ。

 

サメのトレードマークであるユーモアのセンスが全編に刻印されたこのアルバムは、今日の大きな問題を取り上げ、嬉々としてそれをもてあそぶ。ブライトンのSalvation Studiosにこもった彼らは、紛争と腐敗、飢えと欲望、欲望と嫉妬、卑怯の遍在する影といったテーマに容赦ない目を投げかけている。


音楽的にも、レコードは新しいアイデアで勝負している。趣味でツアー中にエレクトロニック・ミュージックを作っていたコイル=スミスは、それまで自分が作っているループを、恥を忍んで書いているものとは別だと考えていた。そして彼は、そうである必要はないことに気づいた。

 

「今回は、サウンドがよくて、うまくできれば、何でもよかった」と彼は言う。この生意気な自己認識も重要だ。その結果、このアルバムは人生の特異性を楽しみ、眉をひそめ、機転を利かせてはぐらかされるような醜い疑問を投げかける。しかし、『カットスロート』が堂々と出した答えのひとつは、「今、シェイムはかつてないほどいい音をしている」ということである。

 

 

「Quiet Life」




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