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ブラック・サバスは一時アースとして知られていた。 そして今、1969年のリマスターデモ集が『Earth』としてリリースされる。『The Legendary Lost Tapes』として7月25日にリリースされる。


NMEによると、サバスはこのリリースに直接関与していないが、彼らの初代マネージャー、ジム・シンプソンが監修している。彼は「ブラック・サバスの前、バンドはアースとして知られていた。 この新譜は、その時代の貴重な初期録音を、長い間行方不明になっていたテープからリマスターした」


これらの録音は、彼らが最初からどれほど素晴らしい音楽を生み出していたかを明確に示している。 我々は1969年にバーミンガムのゼラ・スタジオでこれらのトラックを録音したが、彼らのスタイルが急速に進化していたため、リリースを控えていた。バーミンガム出身で、まだ10代になったばかりの4人の若者が、いかに優れたミュージシャンであり、素晴らしいバンドであったかを物語っている。


Earth 『The Legendary Lost 1969 Tapes』


Side A

1. Blue Suede Shoes

2. Evenin’

3. Wee Wee Baby

4. ‘Untitled’

5. Free Man

Side B

1. Song For Jim (Guitar Version)

2. Song For Jim (Flute Version)

3. Wicked World

4. Warning

 

カルフォルニア/ジョシュア・ツリーを拠点とするデザートノワール・ロックバンド、FireBugのニューシングルとミュージックビデオ「Time Marches On」を同時に公開した。このシングルはロック的な輝きをサイケ、ブルース、エレクトロなどで縁取っている。バンドのユニークな音楽性が滲み出ている。


このシングルは、ソウルフルなヴォーカルとアトモスフェリックなエレクトロニック・ロックの力強い融合で、容赦ない時の流れと自然の引力を表現している。 ジュリエット・トゥオルシーは、呪術的で心に響くヴォーカル・パフォーマンスを披露し、リスナーを夢のような感情の旅へと引き込む。 


彼女の歌声は、ジュールス・シャピロの質感のあるギター・ワークと脈打つリズムの上に舞い上がり、映画的で生々しいサウンドを作り出している。 

 

ジョーダン・ローラー(BECK、M83、DEFTONES)がプロデュースしたこのトラックは、視覚的に印象的なミュージックビデオとともにリリースされた。映像はロサンゼルス・バーバンクにある"Gemini 23 Studio"で撮影された。


FireBugはカリフォルニア州ジョシュア・ツリーのハイデザート・ランドスケープ出身。 ジュリエット・トゥオルシーとジュール・シャピロのアーティスティックなパートナーシップを中心に結成されたこのバンドは、モダン・ロックに60年代、70年代のサイケデリア、ブルース、フォーク、エレクトロニカ、そしてニューオーリンズのソウルフルなルーツを融合させている。


ジュリエット・トワージーの圧倒的な歌声と大胆不敵な表現は、グレース・スリックやクリッシー・ハインドと比較され、グリミー・グッズは彼女を "自然の力 "と評し、EARMILKは彼女の "生々しくソウルフルな激しさ "を賞賛している。 アトウッド・マガジンは、彼女の存在を「熱く、恐れを知らない」と評し、すべてのトラックに彼女がもたらす感情的な衝動を強調している。


爆発的なライブ・パフォーマンスで知られるFireBugは、SXSW、CMJ、NXNEから、ソールドアウトしたSonisphere Festival Knebworth、ロンドンの象徴的なDublin Castleでのパフォーマンスまで、世界中の主要なフェスティバルや会場でステージを彩ってきた。ハードロックやメタルの伝説的な巨人たち、イギー・ポップ、アイアン・メイデン、ザ・カルト、アリス・イン・チェインズ、レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンのトム・モレロといった象徴的なアーティストとステージを共にし、さらに60年代の伝説的なサイケロックバンド、ドノヴァンと共演したこともある。


2024年、ファイヤーバグはグラミー賞を2度受賞したエイドリアン・ブッシュビー(最優秀ロック・アルバム賞 - フー・ファイターズ)と組み、パワフルなシングル "Red, White and Blue "をリリースした。  


バンドはさらに最近、エミー賞受賞者デニス・レヘイン(『The Wire』、『Blackbird』)が監督を務める次期シリーズ『Smoke』でフィーチャーされる楽曲 "Moment Of Joy "で、アップルTV+と主要なシンク・プレースメントを獲得した。


彼らの音楽は、世界中から高い評価を得ている。 さらに、LA Weekly、Time Out NY、Elmore Magazine、Pure Grain Audioでも特集が組まれるなど、高い評価を得ている。


FireBugは、時代を超越したスピリット、生の情熱、そして独自のサウンドで存在感を増し続けている。 彼らのニュー・シングル「Time Marches On」は、ソウルフルなヴォーカルと雰囲気のあるエレクトロニック・ロックのパワフルな融合で、容赦ない時の流れと自然の引力を表現している。 


ジュリエット・トゥオルシーは、呪術的で心に響くヴォーカル・パフォーマンスを披露し、リスナーを夢のような感情の旅へと引き込む。 彼女の歌声は、ジュールス・シャピロの質感のあるギター・ワークと脈打つリズムの上に舞い上がり、映画のような生々しいサウンドを作り出している。 

 

「Time Marches On」





FireBug hails from the hi-desert landscape of Joshua Tree, California. Built around the artistic partnership of Juliette Tworsey and Jules Shapiro, the band blends modern rock with ‘60s and ‘70s psychedelia, blues, folk, electronica, and the soulful roots of New Orleans.


Juliette Tworsey’s commanding voice and fearless delivery have drawn comparisons to Grace Slick and Chrissie Hynde, with Grimy Goods calling her “a vocal force of nature,” and EARMILK praising her “raw, soulful intensity.” Atwood Magazine described her presence as “fiery and fearless,” underscoring the emotional urgency she brings to every track.


Known for their explosive live performances, FireBug has lit up stages at major festivals and venues worldwide—from SXSW, CMJ, and NXNE to performing at the sold-out Sonisphere Festival Knebworth and London’s iconic Dublin Castle.


They’ve shared stages with iconic artists such as Iggy Pop, Iron Maiden, The Cult, Alice In Chains, Rage Against The Machine’s Tom Morello, and even shared the bill with ‘60s legend Donovan, building a loyal fan base across continents.


In 2024, FireBug teamed up with 2x Grammy winner Adrian Bushby (Best Rock Album – Foo Fighters) to release the powerful single “Red, White and Blue.”  The band further recently secured a major sync placement with Apple TV+ for their song “Moment Of Joy,” featured in the upcoming series Smoke, directed by Emmy Award-winner Dennis Lehane (The Wire, Blackbird).


Their music has drawn critical praise from across the globe. Additional accolades include features in LA Weekly, Time Out NY, Elmore Magazine, and Pure Grain Audio.


FireBug continues to grow their presence with timeless spirit, raw passion, and a sound all their own. Their new single "Time Marches On" is a powerful fusion of soulful vocals and atmospheric electronic rock, capturing the relentless flow of time and nature’s pull. 


Juliette Tworsey delivers a spellbinding vocal performance—both haunting and heartfelt—drawing listeners into a dreamlike, emotional journey. Her voice soars over Jules Shapiro’s textured guitar work and pulsing rhythms, creating a sound that’s cinematic and raw. 


Produced by Jordan Lawlor (BECK, M83, DEFTONES), the track reflects FireBug’s signature desert noir aesthetic with a modern edge. A visually striking music video accompanies the release. 



 

 

Anamanaguchi(アナマナグチ)がニューシングル「Magnet」を、バットマンをテーマにした映像を織り交ぜたミュージックビデオで公開した。映像の中にはメイキングのシーンも挿入されている。このシングルは、8月8日にPolyvinylからリリースされるアルバム『Anyway』に収録される。


「Magnet」のビデオは、新作映画『Nirvana The Band The Show』でSXSWに出演したばかりのジャレッド・ラーブ監督が手がけた。


「"Magnet "は極端な感情を持ったラブソングで、ほとんどダークなロマンスでありながら、至福のうちに制御不能になっていくような感じだ」とバンドは説明する。「このバランスがバットマン・ミュージックの方程式の重要な部分だと、後になって気づいた」


グループは、バットマンの音楽とは何かを定義するためのキーを発表した。どうやらこの曲はコンセプトシングルらしい。アナマナグチが32歳の誕生日を迎えるまで、このプロジェクトは続く。

 

「私たちは、映画の予告編のためにオーケストラ・バージョンとして作り直されるような、古くて大人気の曲にはうんざりしている.....。印象的なフックは、スローダウンされ、リバーブに浸されている。新しいものを作りたいんだ」


バンドは、いつものプロセスから一歩踏み出し、Anywayをそのままテープに録音した。すべてのディテールは、最初に正しくやる必要性から生まれた」と、『Anyway』についてバークマンはプレスリリースで語っている。今回は元に戻すボタンもなければ、別バージョンもない。決断は後ではなく、前に下す必要があった。

 

「Magnet」







ロンドンの三人組ロックバンド、Bar Italiaが、夏に欠かせないバンガー「Cowbella」を引っさげて、ヨーロッパと北米のツアー日程を発表した。

 

ロンドン、ミラノ、バルセロナ、パリ、ロサンゼルス、ニューヨーク、トロントを含む10月と11月の公演は、6月19日(木)に93フィート・イーストで行われた新曲のプレビュー公演に続くもので、ロンドンはソールドアウト。


2023年の『Tracy Denim』、2024年の『The Twits EP』以来となるバンドの新曲 「Cowbella 」は、メンバーのニーナ・クリスタンテ、ジェズミ・タリック・フェフミ、サム・フェントンによる超越的なヴォーカル・ブラント・ローテーションが、変幻自在のロッカーの上で展開され、爆発的でゾクゾクするような空へ向かうコーダで最高潮に達する。バー・イタリアならではの多面的なアンセムだ。


この2年間、ロンドンの3人組は、マタドールから2枚のアルバムをリリースし、高い評価を得た。彼らは、イスタンブールから東京までのヘッドライン・パフォーマンス、ニューヨークとロサンゼルスでのソールドアウトとなった数日間の公演、コロナ・キャピタル、グラストンベリー、コーチェラなどのフェスティバルで世界中を駆け巡った。

 

2023年から2024年にかけて世界各地で160回以上の公演を行い、バー・イタリアは、フェスティバルのモッシュピットでの煽動も、ピンと張り詰めた親密さの瞬間も、同じように心地よくこなすエキシビストで逞しい5人組となった。


「Cowbella」のビデオは、エイダン・ポンタリーニ、ベン・シューマッハー、ルーク・シューマッハーが監督した。 以下よりご覧ください。

 

 

 「Cowbella」

 

 

Bar Italia Tour Date 2025:


Thursday June 19, 93 Feet East, London, UK
August 13 – 17, Vodaphone Paredes de Coura 2025, Paredes de Coura, PT
Saturday October 18, The Dome, London, UK
Wednesday October 22, Santeria, Milan, Italy
Thursday October 23, La 2 de Apolo, Barcelona, Spain
Friday October 24, Sala Mon, Madrid, Spain
Tuesday October 28, La Maroquinerie, Paris, France
Wednesday October 29, Reflektor, Liège, Belgium
Thursday October 30, Toekomstmuziek, Amsterdam, Netherlands
Thursday November 6, The Bellwether, Los Angeles, CA
Saturday November 8, The Regency Ballroom, San Francisco, CA
Monday November 10, Aladdin Theater, Portland, OR
Tuesday November 11, Neumos, Seattle, WA
Wednesday November 12, Hollywood Theatre, Vancouver, BC
Friday November 14, Thalia Hall, Chicago, IL
Saturday November 15, Beachland Ballroom, Cleveland, OH
Sunday November 16, Ace of Cups, Columbus, OH
Tuesday November 18, Spirit Hall, Pittsburgh, PA
Wednesday November 19, Black Cat, Washington, DC
Friday November 21, Warehouse on Watts, Philadelphia, PA
Saturday November 22, Brooklyn Paramount, Brooklyn, NY
Monday November 24, Paradise Rock Club, Boston, MA
Tuesday November 25, Club Soda, Montreal, QC
Thursday November 27, The Concert Hall, Toronto, ON
Friday November 28, Nietzsche’s, Buffalo, NY
Saturday November 29, Bearsville Theater, Woodstock, NY


ジャック・ホワイトが昨年の『No Name』から「Archbishop Harold Holmes」のミュージックビデオを公開した。 

 

このビデオには、俳優であり友人でもあるジョン・C・ライリーが出演しており、2007年の映画『Walk Hard: The Dewey Cox Story』では、エルヴィス・プレスリー役でジャックが出演していたのを覚えているだろう。


ライリーは、古い時代のラジオで作られた説教壇から信徒に説教する主人公の大司教役で出演しており、彼の説教が熱を帯びるにつれ、ジャック・ホワイト・ブルーの電気が彼の手から飛び始める。 礼拝が予想外の展開を見せるので、ぜひ最後まで見てほしい。


ビデオのコンセプトはライリーが考え、監督は俳優ダニー・トレホの息子、ギルバート・トレホが務めた。 以下より。


ジャック・ホワイトはこの夏から秋にかけて、ポートランド(ミネソタ州)のバック・コーヴ、ルイビルのバーボン&ビヨンド、シカゴのライオット・フェスト、ニューヨークのCBGBフェスティヴァルなど、フェスティヴァルに出演している。


「Archbishop Harold Holmes」

 


スウェーデンのガレージロックの王様、ザ・ハイヴスがアルバム『ザ・ハイヴス・フォーエヴァー・フォーエヴァー・ザ・ハイヴス』からの次のシングル「ペイント・ア・ピクチャー」をリリースした。 リキテンシュタインにインスパイアされたミュージック・ビデオは以下より。


"Paint a Picture"は今月初めにLater... with Jools Hollandで初披露され、前シングル "Enough Is Enough "に続く作品である。 

 

この曲はザ・ハイヴスにとって標準的なもので、ファジーなギター・リフと罵詈雑言が飛び交う歌詞、そしてハーフタイム・コーラスのブレイクダウンで構成されている。 ミュージック・ビデオ(監督はフィリップ・ニルソンとヘンリー・ムーア・セルダー)は、リキテンシュタインの絵から飛び出してきたようなコミック・ブックの中でバンドが演奏している。


ザ・ハイヴス・フォーエヴァー・フォーエヴァー・ザ・ハイヴスは、バンドの7枚目のフルアルバムで、8月29日にプレイ・イット・アゲイン・サムからリリースされる。 ペレ・ガンナーフェルトとビースティ・ボーイズのマイクDが共同プロデュース。 クイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジのジョシュ・オムもこのプロジェクトに参加しているが、正確なクレジットについてはまだ明らかにされていない。


The Hivesは2023年に『THE DEATH OF RANDY FITZSIMOONS』をリリースした。

 

 

「Paint A Picture」 

 




Tristan Tritt(トリスタン・トリット)がニューシングル「Wannabe」をリリース。サザン・ロック、カントリー、ブルース、オルタナティヴなど、さまざまなスタイルを独自に探求し、融合させている。 


Tristan Tritt(トリスタン・トリット)は、アメリカの経験を語る語り部であり、シンプルであることの力を信じる者であり、前進を止めないアーティストである。


 ミュージシャンでありシンガー・ソングライターである彼は、自分を形成した影響とともに、本当の自分を受け入れている。 


誇り高き南部出身者であるジョージア出身の彼は、サザン・ロック、カントリー、ブルース、オルタナティヴなど、さまざまなスタイルを独自に探求し、融合させている。 このジャンルの境界線の曖昧さは、彼の音楽的ヒーローであるブラック・クロウズ、コー・ウェッツェル、コルター・ウォール、トム・ペティの精神を思い起こさせるが、新鮮でモダンなエッジが加わっている。 



グラミー賞受賞のカントリー・アーティスト、トラヴィス・トリットを父に持ち、音楽の血を受け継いで生まれた若きトリスタンは、11歳で初めてフェンダー・ストラトキャスターを手にして以来、それを手放すことはなかった。 


オアシスの "Wonderwall"、ホワイト・ストライプスの "Seven Nation Army"、フー・ファイターズの "Monkey Wrench "など、グランジやオルタナロックの定番曲をマスターし、やがてその情熱をオリジナル曲の作曲に傾けるようになった。 彼はアリゾナの学校でレコーディング・エンジニアリングを学び、カリフォルニアで他のクリエーターたちに囲まれた。 余暇をレコーディング・スタジオとライブに捧げ、数え切れないほどのライブをこなし、熱心なファンを増やしていった。



2022年、初のシングル "Oblivion "と "Right On Time "をリリースし、彼のハードなロック・サウンドを大衆に紹介した。 ''No Filter "ではソーシャルメディアの強迫観念について考察し、American Songwriter誌などから賞賛を受けた。2024年のシングル "Sick of It "は20万回近く再生された。  



今、トリスタン・トリットは新たな章に突入している。 「何年もの間、オルタナティヴ・ロック(特に90年代)にどっぷり浸かってきたけど、自分にはいつも何かが足りなかった。 私は誇り高き南部人であり、リナード・スキナードやブラックベリー・スモーク、そして今では信じられないような新しい才能を持つトリート、オーク、リバイバル、デクスター、ムーンロックスといったバンドを聴いて育った。 彼らのロックと南部/テキサス・スタイルの融合が大好きで、新旧の反逆者たちに敬意を表して2025年の旅を始めたいと思ったんだ」



コラボレーターのクリス・エアーとジェリー・フエンテスと組んだトリスタンは、今やロック・ミュージックに独自のスタンプを残している。 タイトな音楽性、ウイスキーに浸ったような硬質でソウルフルな歌声、深く切り込むストーリーテリングなど、彼の最新作はこれまでで最も本格的なものとなっている。



2025年のシングル "Stop the Ride "は、自伝的なトラックで、夢を追い求めることのつらさ、繰り返されるハードワーク、疑念と決意の間の絶え間ない綱引き、高揚と低迷の感情のジェットコースターを描いている。 メランコリックなサウンドスケープとカントリー・ウエスタン調のアンダートーンが、アリーナ級の爆発的なコーラスに結実している。



ニューシングル "Wannabe "は、彼のルーツへのラブレターのようでもあり、より広いサウンド領域への大胆な一歩のようでもある。 


「この曲は、コーエン・ブラザーズのクラシック『オー・ブラザー、ホエア・アー・ユー』とホメロスの『オデッセイ』との類似性について聞いたときに思いついたアイデアから生まれた。 自分が何者で、どこから来たのかについて自分自身と正直に話し合いながら、その背後にギリシャ神話を少し散りばめたかった。 私の心の中には、父と子の関係に関してとても特別な場所があるので、イカロスが頭に浮かんだ」


 高鳴るギター・リフ、催眠術のようなリズム、高揚したメロディーは、時代を超えた憧れと自由の感覚を捉えている。



「Wannabe」






Tristan Tritt is a storyteller of the American experience, a believer in the power of simplicity, and an artist who never stops moving forward. 


The musician and singer-songwriter is embracing who he truly is, along with the influences that shaped him. A proud Southerner, the Georgia native is unleashing his own exploration and blend of different styles including Southern rock, country, blues and alternative. This blurring the lines of genre recalls the spirit of his musical heroes, The Black Crows, Koe Wetzel, Colter Wall, and Tom Petty but with a fresh and modern edge. “I really hate the thought of being locked into a category,” he confides. 
 
Born with music in his blood, his father is Grammy-winning country artist Travis Tritt, a young Tristan picked up his first Fender Stratocaster at age 11 and never put it down. He mastered grunge and alt rock staples like Oasis’ “Wonderwall,” The White Stripes’ “Seven Nation Army,” and Foo Fighters’ “Monkey Wrench”, soon turning that passion into writing original songs. Farthing his craft, he learned recording engineering in a school in Arizona and surrounded himself with other creatives in California. He devoted every spare moment to the recording studio and performing live, through countless shows, growing a dedicated fanbase.
 
In 2022, he released his first batch of singles “Oblivion” and “Right On Time”, introducing his hard-hitting rock sound to the masses. His contemplation on the obsessiveness of social media with “No Filter”, led to praise from American Songwriter among others, while his 2024 single “Sick of It” has racked up nearly two hundred thousand plays.  
 
Now, Tristan Tritt is entering a new chapter—a musical rebirth. “For years I had fully immersed myself in Alternative rock (Specifically from the 90’s), but there had always been something missing for me. I am a proud southerner and grew up listening to bands like Lynyrd Skynyrd, Blackberry Smoke, and now incredible, new talents, such as treaty, Oak, revival, Dexter and the Moon Rocks. I love their blend of rock and southern / Texas style, and wanted to start my 2025 journey by paying homage to the rebels of old and new.” 
 
Teaming up with collaborators Chris Ayer and Jerry Fuentes, Tristan is now leaving his own unique stamp on rock music. With tight musicianship, a whiskey-soaked voice that’s both gritty and soulful, and storytelling that cuts deep, his newest material is his most authentic yet.
 
His 2025 single “Stop the Ride” is an autobiographical track chronicling the grind of chasing a dream- the repetitive hard work, the constant tug-of-war between doubt and determination, and the emotional rollercoaster of highs and lows. Melancholic soundscapes and country-western undertones culminate into an explosive, arena-worthy chorus.
 
The new single “Wannabe” plays like both a love letter to his roots and a bold step into wider sonic territory. He shares, “the song came from an idea I had, while hearing about the parallels between the Cohen Bros. Classic O Brother, Where Art Thou? and Homer’s Odyssey. I wanted to blend an honest discussion with myself about who I am and where I come from, while also sprinkling a bit of Greek mythology behind it. There is a very special place in my heart, in regards to the relationship between the Father and his Son, so Icarus came to mind.” Soaring guitar riffs, hypnotic rhythms and heightened melodies captures a timeless sense of longing and freedom.
 
 
 


 

Photo: Stevie Gibbs

グレッグ・フリーマン(Greg Freeman)のニューシングル「Curtain」を聴いてみよう。8月22日にTransgressive Records/Canvasback Musicから発売予定の『Burnover』の2曲目の先行曲だ。今月初めのザ・グレート・エスケープでのフリーマンの満員御礼のライブセットに続いてリリースされた。

 

この曲には、カール・エルセッサーが監督したミュージックビデオが付属し、彼の短編映画の映像が再利用されている。 下記よりミュージック・ビデオをチェックしてみてほしい。

 

フリーマンは、この曲を''ある種のラブソング''と明かし、その自然発生的なフィーリングについて触れ、ヴォーカルは、自由で洗練されていないクオリティを保つため、最初のテイクが使用されたと語る。 この曲は、納屋の動物の鳴き声のような繊細なタッチが特徴で、フリーマンは、"曲を本当に作った "要素として、カムとサムのソプラノ・サックスとピアノの演奏を挙げている。

 


先行リリースされたシングル「Point and Shoot」はUncut、The Line of Best Fit、Stereogum、Paste、Brooklyn Vegan、Consequenceに賞賛され、今夏のアルバム・リリースへの期待度が高まっている。


グレッグ・フリーマンにとって、先月は忙しい日々だった。 ハミルトン・ライタウザー(ザ・ウォークメン)とのアメリカ・ツアーに始まり、グレート・エスケープ、ドット・トゥ・ドット・フェスティバルへの出演を含むヨーロッパでのヘッドライナー・ツアーを終えたばかり。 


フリーマンは、7月19日にニューヨークのノックダウン・センターでThis Is Loreleiと共演し、その後8月からEUでヘッドライナー・ツアーを行い、10月には、Grandaddyをサポートする全米ツアーで締めくくる。

 

2022年にデビューアルバム『I Looked Out』をひっそりとリリースした時は、PRキャンペーンもレーベルも音楽業界のプロモも行われなかったが、著名な批評家から賞賛を集めた。UPROXXのスティーヴン・ハイデンは''2023年に発見した2022年のお気に入りアルバム''と評した。Paste Magazineは「2020年代のベスト・デビュー・アルバム25選」にこの作品を選んだ。 このリリースの口コミでの成功により、フリーマンは容赦ないツアースケジュールをこなすようになった。

 

『Burnover』に収録された10曲は、エネルギッシュなインディー・ロックとアンブリング・ツワングが融合した、爆発的で、不穏で、紛れもない作品だ。 


「Curtain」を聞けばわかる通り、フリーマンがリメイク/編曲を行ったため、このアルバムは本来の輝きを増すに至った。元々、蛇行するギタージャムのデモが作られたが、ピアニストのサム・アタラーがスタジオでタック・ピアノのテイクを録音し、楽曲全体が新しく生まれ変わったのだ。


生き生きとしたリードボーカルが曲を活性化させる。特にフリーマンが "My thoughts die out slowly on the blood swept plains where I see you every night / And to the lonely hours, it's like burning the furniture to keep the house bright at night "と歌っている。("僕の思いは、毎晩君を見かける血に塗れた平原でゆっくりと死に絶え/ 孤独な時間には、夜、家を明るく保つために家具を燃やすようなものだ'')


「サムがピアノを置いたとたん、私たちはこの曲を自然体で聴くことができたし、そして生き生きとした内容になった」とフリーマンは言う。 『Burnover』はフリーマンの最も冒険的でパーソナルな作品であり、さらにソングライティングの特異な才能を確固たるものにしている。

 


「Curtain」

 

 



Gred Freeman    『BURNOVER』 (New Album)



TRACKLIST:

Point and Shoot

Salesman

Rome, New York

Gallic Shrug

Burnover

Gulch

Curtain

Gone (Can Mean A Lot of Things)

Sawmill

Wolf Pine


Pre-save: https://transgressive.lnk.to/burnover

 

 

GREG FREEMAN Tour Date:

 

AUGUST

28th - 31st End of the Road Festival, DORSET

 

SEPTEMBER

1st    The Albert, BRIGHTON

2nd    The Lexington, LONDON

5th    Brudenell Social Club, LEEDS

6th    The Hug and Pint, GLASGOW

7th    The Workmans Club, DUBLIN

9th    YES, MANCHESTER

10th   Clwb Ifor Bach, CARDIFF

11th   Hare and Hounds, BIRMINGHAM

13th   Ekko, UTRECHT

14th   Blue Shell, COLOGNE

15th   Molotow, HAMBURG

17th   Bar Brooklyn, STOCKHOLM

18th   Vega, COPENHAGEN

19th   Lark, BERLIN



‘Curtain’ is the new single from Greg Freeman and the second to be revealed from his forthcoming album ‘Burnover’, set for release on 22nd August via Transgressive Records/Canvasback Music. The single arrives following Freeman’s packed out set at The Great Escape earlier this month.

 

The song is accompanied by a music video directed by Carl Elsaesser and uses repurposed footage from one of Carl’s short films. Describing the track as “a love song of sorts,” Freeman noted its spontaneous feel, sharing that the vocals were likely a first take to preserve a free-flowing, unpolished quality. The song features subtle touches like barnyard animal sounds, but Freeman credits Cam and Sam’s performances on soprano saxophone and piano as the elements that “really made the song."

 

‘Curtain’ follows the previously released single ‘Point and Shoot’ which received acclaim from outlets like Uncut, The Line of Best Fit, Stereogum, Paste, Brooklyn Vegan, and Consequence, building anticipation for the album’s release later this summer.

 

The last month has been busy for the rising singer songwriter. He started off the month on tour in the US with Hamilton Leithauser (The Walkmen) and just wrapped up a headlining tour in Europe, including festival appearances at The Great Escape & Dot to Dot Festival. Looking ahead, Freeman will be playing with This Is Lorelei at NYC's Knockdown Center on July 19th, followed by another headlining EU tour starting in August, and then will be capping it off with an October U.S. tour supporting Grandaddy.

 

When Freeman quietly released his debut LP I Looked Out in 2022, it had no PR campaign, label, or music industry promo, but still garnered praise from notable critics, with Steven Hyden of UPROXX calling it “my favorite album of 2022 that I discovered in 2023,” and Paste Magazine naming it among the 25 Best Debut Albums of the 2020s. The word-of-mouth success of that release had Freeman on a relentless tour schedule.

 

Explosive, unsettling, and undeniable, the 10 tracks presented on Burnover meld energetic indie rock with an ambling twang. The album truly shines when Freeman tweaks the formula, like on today's release, ‘Curtain’. Originally demoed as a meandering guitar jam, the track came to life when pianist Sam Atallah tracked a tack-piano take at the studio. His lively leads invigorate the song, especially as Freeman sings lines like, “My thoughts die out slowly on the blood swept plains where I see you every night / And to the lonely hours, it’s like burning the furniture to keep the house bright at night.” Freeman says, “As soon as Sam laid down the piano, we heard the song for what it was and it came alive.” Burnover is Freeman’s most adventurous and personal yet, cementing him as a singular songwriting talent.

 


ニュージーランドのシンガーソングライター、Bret Mckenzie(ブレット・マッケンジー)がニューアルバム「Freak Out City」を8月15日にリリースする。正式に言えば、「家族の日」という祝日があるという話を聞いたことはないが、もし存在するならこのアルバムが最適だろう。

 

ブレット・マッケンジーは俳優として世界的に活躍し、ロード・オブ・ザ・リングにも出演経験がある。俳優からミュージシャンへ転向した『Songs Without Jokes』では、実力派シンガーソングライターの片鱗を見せた。

 

ブレット・マッケンジーはグラミー賞とアカデミー賞を受賞したアーティストで、自身のバンド「フライト・オブ・ザ・コンコーズ」とその名を冠したテレビ番組で最もよく知られている。

 

マッケンジーは、主に映画やテレビのために、面白く、奇妙で、ユニークな曲を歌ったり、脚本の執筆などで国際的に知られている。

 

ブレットの曲は、カーミット・ザ・フロッグ、セリーヌ・ディオン、リゾ、ベネディクト・カンバーバッチ、ブリタニー・ハワード、ホーマー&リサ・シンプソン、フレッド・アーミサン、ミス・ピギー、エイミー・アダムス、ジェイソン・シーガル、リッキー・ジャーヴェイス、ベニー、イザベラ・マーセド、スポンジ・ボブ、トニー・ベネット、ミッキー・ルーニーなどが歌っている。


若い頃、ブレット・マッケンジーは、ウェリントンの音楽シーンで活躍し、複数のジャンルのバンドで演奏していた。レゲエ・ファンクの人気バンド、ザ・ブラック・シーズの創立メンバーであり、その後、複数のゴールド・アルバムを制作し、世界中で大規模なツアーを行った。

 

また、ウェリントン・インターナショナル・ウクレレ・オーケストラを結成し、10人編成のウクレレ・グループとして驚異的な人気を博し、実験的なエレクトロニカ・アンサンブル、ダブ・コネクションで演奏し、ビデオ・キッドという別名でインディー・ポップ・エレクトロのレコードを制作し、ミニチュア楽器を演奏するバンド、ザ・シュリンクスから企業向けのカルテット、ザ・カナペスまで、さまざまなジャズ・グループで演奏した。

 

同時に、ブレットは地元の演劇シーンにも深く関わり、数え切れないほどの創作コメディー演劇作品に定期的に出演し、長年のコラボレーターであるジェメイン・クレメンをはじめとする演劇アーティストの大きなコミュニティと親交を深めた。

 

ニュージーランドのソングライターであるブレット・マッケンジーは、コメディ・デュオ、フライト・オブ・ザ・コンコーズの一員として一躍有名になった。しかし、その一方で、ランディ・ニューマンやハリー・ニルソンに影響を受けた、心の奥底から湧き出るような曲も書いている。

 

2022年発表のアルバム『Songs Without Jokes』はデビュー作であり、リセット作でもあった。『Freak Out City』は彼の次のステップであり、8人編成のバンド、ザ・ステイト・ハイウェイ・ワンダーズとともにニュージーランドとアメリカ全土でライブを行いながら制作された。

 

8月15日にリリースされるこのアルバムは、ロサンゼルスとニュージーランドの両方でレコーディングされ、ブレットと長年のコラボレーターであるミッキー・ペトラリアが共同プロデュースした。ニュー・シングル「All I Need」は、ビートルズ/ストーンズライクのロックンロール、ソウルファンクとブルースを融合した人生の円熟味を漂わせる楽曲だ。エレクトリックピアノ、ゴスペル風のコーラス、そしてマッケンジーのブルージーな歌声が音楽の合間を変幻自在に戯れる。この曲の温かいエモーションは、妻への愛情やファミリアーを表したものだという。

 

「これは妻のハンナへのラブソングなんだ。 僕たちは長い間一緒にやってきたし。 僕たちはいつも愛し合っているけれど、正直に言うと、もっと愛し合っている日もある。 この曲は、そんな中でも特に愛し合っていた日の曲なんだ」とマッケンジーは説明する。

 

 

 「All I Need」

 

 

  

2000年、ロード・オブ・ザ・リング第1作『指輪の仲間』にエキストラとして出演した彼は、思いがけず背景のエルフとして一躍有名になり、トールキン・ファンの異常な注目を集めた。彼は 「Frodo is great, who is that? 」の頭文字をとってFigwitと呼ばれた。


同じ頃、この多産なウェリントンの芸術コミュニティから『フライト・オブ・ザ・コンチョーズ』が生まれ、ブレットはバンド仲間のジェメインとともにオーストラリア、カナダ、イギリスのコメディ・フェスティバルを数年間回った。BBCのラジオ番組に続き、HBOのテレビ番組もカルト的な人気を博し、ふたりは国際的な名声を獲得した。サブ・ポップ・レコードからEP1枚とアルバム3枚をリリースし、2008年にはグラミー賞最優秀コメディ・アルバム賞を受賞した。

 

フライト・オブ・ザ・コンチョーズでの活動により、ブレットはコメディと音楽の両エンターテインメントの世界で確固たる地位を築き、アメリカ映画界への扉を開いた。それ以来、彼は一貫して映画やテレビのプロジェクトに携わっている。2012年にはディズニー映画『ザ・マペッツ』のバラード「Man or Muppet」でアカデミー賞オリジナル楽曲賞を受賞。

 

この間、ブレットと妻ハンナ・クラークには3人の子供が生まれ、ブレットは家族と一緒にニュージーランドの自宅で過ごせるプロジェクトに集中し始めた。2022年、ブレットはソロアルバム『Songs Without Jokes』をリリースし、パンチラインのない曲作りを探求した。FarOut』誌は、この曲を「カート・ヴォネガットの小説のミュージカル版のようだ」と評した。


 

Bret Mckenzie 『Freak Out City』 



Label: Sub Pop

Release:  2025年8月15日

 

Tracklist:

 

1.Bethnal Green Blues
2.Freak Out City
3.The Only Dream I Know
4.All the Time
5.That's the Way That the World Goes 'Round
6.All I Need
7. Eyes on the Sun
8.Too Young
9. Highs and Lows
10.Shouldna Come Here Tonight

 

©︎Chris Maggio

アレックス・Gが帰ってきた。 昨年RCAと契約したこのシンガー・ソングライターは、同レーベルからのデビューアルバム『Headlights』を発表した。 


2022年の『God Save the Animals』に続くこのアルバムは、7月18日にリリースされる。 本日発表されたニュー・シングル「Afterlife」は、シャーロット・ラザフォード監督によるミュージック・ビデオと合わせてリリースされる。 LPのカバー・アートとトラックリストは下にスクロールしてください。


バンジョーが前面に押し出された「Afterlife」は、アレックス・Gの前作にあった軽快でダイレクトなサウンドを踏襲しつつ、シュールで動物的なリリックをさらに捻じ曲げている。 つまり、メジャー・レーベルに移籍したことで、このアーティストのアプローチが劇的に変化したようには見えない。 


プレスリリースによると、『Headlights』は「不条理なひねりと平凡なマイルストーンのコレクション」であり、「アレックスのシンボルとサウンドの語彙が、何年もアルバムを重ねるうちに、より大きなもの、つまり影響力があり紛れもない音楽的神話へと成長した」ことを示している。



「Afterlife」



 Alex G   『Headlights』


Label: RCA

Release:  2025年7月18日


Tracklist:


1. June Guitar

2. Real Thing

3. Afterlife

4. Beam Me Up

5. Spinning

6. Louisiana

7. Bounce Boy

8. Oranges

9. Far and Wide

10. Headlights

11. Is It Still You in There?

12. Logan Hotel (Live)

 Sports Team  『Boys These Days』

 

 

Label: Bright Antenna & Distiller

Release: 2025年5月23日

 

Listen/Stream

 

 

Review

 

イギリスの5人組ロックバンド、スポーツ・チームは前作でニューウェイブ/ポスト・パンク風の音楽アプローチをベースにしていたが、本作『Boys These Days』では大幅に作風を転じている。今作ではバブリーな音楽性を選び、ダンスポップ/ディスコポップ、ソフィスティポップ(AOR)、ローリング・ストーンズの『Tatto You』時代の80年代のロック、そしてソウルなど多角的な楽しさを織り込んでいる。スポーツ・チームの新しいフェーズが示された作品である。もちろん、5人組という分厚いメンバーがプロジェクトのために一丸となっているのも美点だ。

 

本作の冒頭を飾り、先行シングルとして公開された「I'm in Love(Subaru)」を聞くかぎり、最早スポーツチームに”ポスト・パンク”という常套句は通用しないことがわかる。ダンサンブルなポピュラーセンスを発揮し、サックスフォンの高らかな演奏を背景に、キーボード(ベン)、ドラム(グリーンウッド)、ベース(デュードニー)を中心に、重厚なバンドアンサンブルを構築し、アレックス・ライスのソウルフルでパワフルなボーカルがバンド全体をリードする。

 

楽曲全体のメロディアスな印象はもちろん、バンドアンサンブルのハーモニーが絶妙である。80年代のディスコ/ソウル、そしてソフィスティポップやヨットロック等を巧みに吸収し、親しみやすいポップソングに仕上げている。この曲に満ちわたる多幸感は、軽薄さで帳消しになることはない。バンドアンサンブルの集中力がこの曲を巧緻にリードし、そして、爽快感を維持させている。この曲でサビを中心に、バンドとしてのポップセンスをいかんなく発揮している。

 

前作『Gulp!』にも見いだせたスポーツチームの音楽的なユニークさは続く「Boys These Days』に受け継がれている。ポール・ウェラー/スタイル・カウンシル風のモッズ・サウンドを下地にして、スポーツ・チームらしいカラフルなダンスロックを展開する。シンセ、ボーカル、そして、弦楽器のアレンジが縦横無尽に駆けめぐり、見事なアンサンブルを構成している。 半音階ずつ下がる音階進行、それからブリット・ポップ風のゴージャスなアレンジが、この曲にエンターテイメント性を付与する。また、全体的なソングライティングの質の高さが傑出している。それを楽曲として再現させる演奏力をメンバーの全員が持ち合わせているのは言わずもがな。

 

 

このアルバムでは、副次的にソウル/R&Bの音楽テーマが追求されている。それはポップ、ロックを始めとする様々な形で出現する。「Moving Together」 はその象徴だろう。ジャクソン5やデ・ラ・ソウルのサンプリングのように始まり、ソウルミュージックの果てなき幻惑の底に誘う。その後、ロック調に変化し、ワイルドな質感を持つボーカルが全面に出てくる。続いて、硬質なギター、シンセの演奏が絡み合いながら、重層的なファンクロックが作り上げられる。


このアルバムでは歌いやすさが重視され、前作よりもはるかにサビの箇所のポピュラリティに焦点が置かれている。そして実際的に、英語の短いセンテンスとして聴くと、歌いやすく捉えやすい万国共通のサウンドが構築されていることがよくわかる。「Moving Together」のフレーズの部分で思わず口ずさみたくなるのはきっと私だけではないはずだ(実際に口ずさんだ)。この曲では、ボーカリストとしての表現力が前作よりも著しく成長したアレックス・ライスのボーカルが別人のように聞こえる。彼の声にはエナジー、パワー、そしてスピリットが宿っている。

 

 

こうした中で、ローリング・ストーンズの系譜にある曲が続いている。「Condensation」では、『Tatoo You』時代のダンスロックを受け継ぎ、バブリーな雰囲気、ブルース性、それからソウルからの影響を活かし、アグレッシヴな印象を持つロックソングを完成させている。ライブを意識した動きのあるナンバーとして楽しめる。何より前曲と合わせてR&Bからのリズムの引用や全体的なハーモニーが甲高いボーカルやストリングスのアレンジと絡み合い、独特な多幸感を生み出す。いや、多幸感というより、ロックソングの至福のひと時がこの曲には内包される。


こうした一般性やポピュラリティを維持した上で、ボブ・ディラン風のフォーク・ロックへと進む「Sensible」は、このアルバムの中で最も渋く、ペールエールのような味わい深さを持ちあわせている。ボウイ、ルー・リードのような硬いボーカルの節回しを受け継ぎ、新しいフォーク・ロックを追求している。しかし、相変わらずサビではきらびやかな雰囲気が色濃くなる。ソウルフルなライスの歌唱がバンド全体をリードし、フロントマンとしての圧倒的な才覚の片鱗を見せる。特に、2分すぎのコーラスは圧巻で、バンドの最もパワフルな瞬間を録音として収めている。この曲に充溢する抑えがたい若々しいエナジーはこのバンドの持つ最高の魅力だ。

 

『Boys These Days』の最大の魅力は、音楽的な寄り道をすことがあり、直線上には進まないことである。それは、スポーツ・チームの全体的な人生観のようなものを示しているとも言える。

 

「Planned Obsolescence」はアルトなフォークロックで、「Sweet Jane」や「Walk On Wildside」の系譜を受け継いでいる。曲の中での口笛も朗らかで和平的なイメージに縁取られている。音楽的には一つのリフレインをバンドサウンドの起点として、どのように変化していくのかをアンサンブルとして試しているように思えた。2分以降のアンセミックな雰囲気はその成果とも言えよう。


さらにスポーツ・チームの寄り道は続く。「Bang Bang Bang」ではロカビリー/パンカビリー風の渋いロックソングを書いている。カントリーをベースに旧来のエルヴィス風のロックンロールを結び付ける。最近のロックバンドには乏しいロールーーダンスの要素を付加している。同じように、「Head To Space」もカントリーを下地にしているが、決して古びた印象を与えない。ボーカルのソウルフルな歌唱がバンド全体をリードし、曲にフックを与えているのだ。

 

こうした中で、ストーン・ローゼズ、ヴァーヴの系譜に属するイギリス仕込みのダンスロックでこのアルバムは決定的になる。バンガー「I'm in Love(Subaru)」をしっかりと用意した上で、終盤にも「Bonnie」が収録されていることは、アルバム全体に安心感や安定感を及ぼす。これぞまさしく、スバル・ブランドならぬ、スポーツチーム・ブランドとも呼ぶべき卓越性。結局のところは、バンドの演奏力の全体的な底上げ、ソングライティングの向上、そして何より、ボーカルの技術の蓄積がこういった聴き応え十分の作品を生み出すことになった要因なのだろう。

 

ただ、それはおそらく最短距離では進まなかったのではないかと思える。だからこそ説得力がある。全体的にはバンドとしての楽しい瞬間が録音に刻みこまれ、それが全体的な印象をファニーにしている。たとえ、バラードを書いても、スポーツチームらしさが満載である。「Maybe When We're 30」は珍しくダブルボーカルの曲で、もうひとつの重要なハイライト曲。ライブのアンコールで演奏されるに相応しい、繊細さと力強さを兼ね備えた素晴らしいクローズで終わる。

 

 

 

85/100

 

 

 


 

Best Track- 「I'm in Love(Subaru)」

 


スウェードがニューアルバム『Antidepressants』を発表した。同時にファーストシングル「Disintegrate」のミュージックビデオを公開した。『Antidepressants』はBMGから9月5日にリリースされる。先週、バンドは、昨年ロンドンのアレクサンドラ・パレスで行われたライヴで収録されたアルバム・タイトル曲のライヴ・ビデオも公開した。こちらも以下で視聴できる。


アンダーソンはプレス・リリースでアルバムについてこう語っている: Autofiction』が僕らのパンク・レコードだとしたら、『Antidepressants』はポスト・パンク・レコードだ。現代生活の緊張感、パラノイア、不安、ノイローゼを描いている。

 

私たちは皆、切り離された世界でつながりを求めて努力している。そういう雰囲気の曲にしたかったんだ。アルバムのタイトルは『Antidepressants』。これは壊れた人々のための壊れた音楽なんだ」


スウェードは、1992年のデビュー・シングル "The Drowners "で初めて一緒に仕事をした長年のプロデューサー、エド・ブラーとスタジオでライブ・レコーディングを行った。バンドはベルギーのICPスタジオ、ロンドンのRAKとスリーパー・サウンズ、そしてスウェーデンのRMVでレコーディングを行った。


「このバンドにいるのは本当にエキサイティングだ。このバンドにいるのは本当にエキサイティングだ」とアンダーソンは言う。 「これはワイドスクリーンで野心的なアルバムだ。大きなステージのアルバムで、さらにギアを上げているんだ」


スウェードはまた、ロンドンのサウスバンク・センターでの4公演をスウェード・テイクオーバーとして発表した。それは今年の9月に行われる。

 

 

9月13日と14日には、ロイヤル・フェスティバル・ホールでヒット曲と新曲を披露する。9月17日にはパーセル・ルームでショーを行い、"スウェードとの異例で親密なオフマイクの夕べ "と説明されている。そして9月19日、スウェードはクイーン・エリザベス・ホールでパラオーケストラと共演し、"スウェード初のフルオーケストラによるヘッドライン・ショー "を行う。


アンダーソンは、スウェード・テイクオーバーのショーについてこう語っている。「古い曲、新しい曲、借りた曲、青い曲、ドラマ、メロディー、ノイズ、汗、そしていくつかのサプライズを期待してほしい」


 


 

スウェードは、ブレット・アンダーソン(ヴォーカル)、マット・オスマン(ベース)、サイモン・ギルバート(ドラム)、リチャード・オークス(ギター)、ニール・コドリング(キーボード)で構成されている。

 

Suede 『Antidepressants』

 

Label: BMG

Release: 2025年

Tracklsit:

1. Disintegrate

2. Dancing With The Europeans

3. Antidepressants

4. Sweet Kid

5. The Sound And The Summer

6. Somewhere Between An Atom And A Star

7. Broken Music For Broken People

8. Trance State

9. Criminal Ways

10. June Rain

11. Life Is Endless, Life Is A Moment


Antidepressants Deluxe CD Tracklisting Also Includes:

12. Dirty Looks

13. Sharpening Knives

14. Overload 

Ali J. Hassan

 

ミュージシャン、シンガーソングライター、エンジニア、Ali J. Hassan(アリ・J・ハッサン)がデビューシングル「Into the Winds」をリリースした。 ロックソングの真髄ともいうべき痛快なトラックだ。


インディー・ロックとルーツ・ロックが融合したこの曲は、宇宙への信頼という希望に満ちたメッセージだ。 「『あなたはいるべき場所にいる』というセリフは、良きにつけ悪しきにつけ、自分が正しい道を歩んでいることを肯定するものだ。人生に辛いことがあるとき、大局を見るのは難しい。でも、その辛いことが教訓になり、チャンスになることもあるんだ」


アリ・J・ハッサンは、アリシア・キーズ、ジョン・レジェンド、スティング、エルトン・ジョン、ベンソン・ブーンらと仕事をしている。 


アリ・J・ハッサンの音楽キャリアは、その人脈と同様に多岐にわたる。


 アナーカオス、ワイルドストリート、アウェイクン・ザ・シャドウのベース奏者、リズム・ギター奏者として数年を過ごした。そのほか、ヴァンズ・ワープド・ツアー、ロックスター・エナジー・ドリンク・アップロア・フェスティバル、ロックラホマ、バド・ライトのロック・フェスなどの魅力的なフェスティバルでツアー/演奏してきた。 


彼はレコーディング・エンジニアとしての顔も持つ。その中で、エディ・クレイマー、ニール・ドーフスマン、テッド・ハット、シェップ・グッドマン、アーロン・アクセッタといったプロデューサーや、アリシア・キーズ、セバスチャン・バッハ、ジョン・レジェンド、ザ・バウンシング・ソウルズ、エスケイプ・ザ・フェイト、シルバー・トゥーム、ザ・ラブド・ワンズといったアーティストと仕事をする機会に恵まれた。 


近年はライブ・サウンドに重点を置き、活動を行なっている。ジョン・バティスト、ベンソン・ブーン、モーションレス・イン・ホワイト、ジェミニ・シンドローム、デイヴ・ホーズ、ヴァレリー・ジューン、ソーシャル・ディストーション、ジョン・ボン・ジョヴィ、スティング、エルトン・ジョン、ファレル・ウィリアムス、ブルーノ・マーズ、パラモアなどのアーティストのFOH/モニター/テックを担当している。


そして今、彼はシネマティック・ルーツ・ロックのデビュー・シングル「Into the Winds」でソロ・プロジェクトを始動させた。


「 ソロ・アーティストとしての最初のシングルは、自分が影響を受けてきたものを存分に発揮し、希望と宇宙への信頼のメッセージを込めた曲にしたかった。 『You're where you're supposed to be』というセリフは、良くも悪くも、自分が正しい道を歩んでいることを肯定するものなんだ。 人生に辛いことがあるとき、大局を見るのはかなり難しいよね。それでも、その辛いことが教訓やチャンスになることもあるんだ」


「Into the Winds」



Ali J. Hassan's  musical career has been as diverse as his clientele. He has spent years as a bass player and rhythm guitar player in Anarchaos, Wildstreet, and Awaken The Shadow, touring/playing at festivals like the Van's Warped Tour, Rockstar Energy Drink Uproar Festival, Rocklahoma, and Bud Light's Rock Fest. 

 

As a recording engineer he's had the privilege of working with producers Eddie Kramer, Neil Dorfsman, Ted Hutt, Shep Goodman, Aaron Accetta, and artists like Alicia Keys, Sebastian Bach, John Legend, The Bouncing Souls, Escape The Fate, SilverTomb, and The Loved Ones. In the more recent years Ali's focus has shifted to live sound, doing FOH/Monitors/Tech for artists like Jon Batiste, Benson Boone, Motionless In White, Gemini Syndrome, Dave Hause, Valerie June, Social Distortion, Jon Bon Jovi, Sting, Elton John, Pharell Williams, Bruno Mars, Paramore, and many more.


Now he launches his solo project with his debut cinematic roots rock single "Into the Winds". He shares, "I wanted my first single as a solo artist to be a song that has my influences on full display, and a message of hope and trust in the universe. The line, 'You're where you're supposed to be' is an affirmation that, for good or bad, you're on the right path. It's hard to see the bigger picture when life is throwing hard times, but those hard times can be lessons and opportunities if you let them." 

 


 



メルボルンを拠点とするサイケ・ロック・グループ、King Gizzard & The Lizzard WIzzard(キング・ギザード&ザ・リザード・ウィザード)は、6月13日にニューアルバム『Phantom Island』を自身のレーベルp(doom)からリリースする。

 

メタルからハードロック、70年代のプログレ、ソウルロックまで変幻自在に音楽性を変える見事なロックバンドですが、今回のアルバムはオーケストラの楽団を招聘して制作された。コンセプチュアルな作品である。

 

今回、バンドは3rdシングル「Grow Wings and Fly」のミュージックビデオを公開した。ビデオの監督はヘイデン・サマーヴィルが担当した。

 


プレスリリースの中で、サマーヴィルはこのビデオを監督したことについて次のように語っている。

 

 「翼を広げて飛ぶには、とても奇妙で美しい方法がたくさんあるんだ。バンドやクルーと一緒に海岸を下り、海の生き物をリリースして、とてもスペシャルな時間を過ごした。"この生き物は、なぜか私を少し病んだ気分にさせると同時に、完全に喜びに満ち溢れた気分にさせてくれる」

 

 

昨年10月、キング・ギザード&ザ・リザード・ウィザードはアルバムのタイトル曲を発表した。4月にアルバムが発表されると、バンドは次のシングル 「Deadstick 」をミュージック・ビデオで発表した。この 「Deadstick 」も我々の今週の一曲である。


Phantom Island』は、キング・ギザードが2024年にリリースしたニュー・アルバム『Flight b741』に続く作品。新作の初期トラックは、『Flight b741』のセッションと同時にレコーディングされたが、まだ作業が必要だった。プレスリリースの中で、バンドのステュー・マッケンジーは「完成させるのが難しかった」と語っている。音楽的には、もう少し時間と空間と思考が必要だった。


「曲には別のエネルギーと色が必要で、キャンバスに違う絵の具をかける必要があると感じた」とマッケンジーは語っている。



「Grow Wings and Fly」

Zazen Boys


昨年ニューアルバムをリリースした向井秀徳擁するロックバンド、ZAZEN BOYSが同年に行われた武道館ライブの模様を収録した音源を本日デジタルリリースした。


2024年10月27日に日本武道館で行われた、ZAZEN BOYS MATSURI SESSION。メンバーの誰もがコードを全く憶えていない名曲などを含め豊富なセットリストを組み、二部構成により、3時間超の劇的な公演を行った。これはナンバーガールのラスト公演のような記録的な試みでもあった。


その3時間20分にも及ぶ模様を完全収録したライブ・アルバム「MATSURI SESSION AT BUDOKAN」が遂にデジタル・リリース。生々しいバンドの息遣い、そして体温を感じてほしい。


・ZAZEN BOYS「MATSURI SESSION AT BUDOKAN」



Digital | 2025.05.14 Release

LINK [ https://ssm.lnk.to/matsurisessionatbudokan ]


1 You Make Me Feel So Bad

2 SUGAR MAN

3 MABOROSHI IN MY BLOOD

4 IKASAMA LOVE

5 Himitsu Girl's Top Secret

6 Riff Man

7 Weekend

8 バラクーダ

9 八方美人

10 This is NORANEKO

11 杉並の少年

12 チャイコフスキーでよろしく

13 ブルーサンダー


14 サンドペーパーざらざら

15 ポテトサラダ

16 はあとぶれいく

17 ブッカツ帰りのハイスクールボーイ

18 破裂音の朝

19 I Don't Wanna Be With You

20 Sabaku [ https://www.youtube.com/watch?v=dV3W4SQtP3U ]

21 DANBIRA

22 USODARAKE

23 安眠棒

24 黄泉の国

25 Cold Beat

26 HENTAI TERMINATED

27 HARD LIQUOR


28 6本の狂ったハガネの振動

29 Honnoji

30 半透明少女関係

31 CRAZY DAYS CRAZY FEELING

32 YAKIIMO

33 永遠少女

34 乱土

35 胸焼けうどんの作り方

36 Kimochi


All songs and lyrics written by Mukai Shutoku

Recorded and mixed by Kamijo Yuji

Mastered by Nakamura Soichiro at Peace Music

Art direction and design by Mukai Shutoku and Misu Kazuaki (eyepop)



・ZAZEN BOYS


向井秀徳 Mukai Shutoku : Vocals, Guitar

松下敦 Matsushita Atsushi : Drums

MIYA : Bass

吉兼聡 Yoshikane Sou : Guitar


Andy Tongren

ブルックリンのシンガーソングライター、アンディ・トングレン(ヤング・ライジング・サンズのフロントマン)のデビューシングルとミュージック・ビデオ「So Good」をリリースした。


さらりとしたアコースティックギターの弾き語りからロックバンガー風のダイナミックなサビに移行する瞬間にカタルシスがある。


この曲は、冬の時期に書かれたこともあってか、温かい春の到来へのひそかな期待が込められている。そこには人間の生きる営みのサイクル、そして希望のメッセージがある。


アンディ・トングレンはヤング・ライジング・サンズのフロントマンとして知られ、2億2,500万回以上のストリーミング再生数を誇り、ザ・1975、ウィーザー、ブリーチャーズ、ホルシーなどのオープニングを務めている。 


インディー・ポップ・ミーツ・フォーク・ロックのシングルは、シンガーいわく「次に何が起こるか心配することなく、屈託のない無謀なエネルギーで現在を受け入れることを歌っている。 暗くて孤独に感じられる世界で火種を見つけ、それにガソリンを注ぐ。  セロトニンの短いヒットを感じるために、高揚感を追い求めることなんだ」


アンディ・トングレンは自他ともに認める楽天家である。 ブルックリンを拠点とするこのシンガー・ソングライターは言う。 


「私の根底にあるのは、私にできることは他に何もないという率直な気持ちなのです」


その晴れやかな性格が、デビュー・シングル "So Good "の光り輝く核となっている。 この気楽でコンパクトな曲は、アコースティックをバックにしたヴァースから始まり、喜びと暖かさを放つ至福のコーラスへと続く。


芸術の偉大な皮肉として、トングレンは「So Good」がそうでない状況から生まれたと言う。 


「面白いもので、この曲は暗い場所から生まれたようなものなんだ。 ブッシュウィック郊外の寒くて暗い地下室に住んでいて、毎日を何とかやり過ごそうとしていた...。冬が始まって、少し暖かさを感じたかったんだと思う」


トングレンは、"So Good "を何よりも雰囲気を捉えたものにしたかった。 「書くことへのアプローチに過度な尊さはなかった」と彼は説明する。 


「芸術と商業の融合に伴う些細なこと...、それにとらわれるのは簡単だ。しかし、 ''So Good''では、何も考えず、ただ書いただけさ」


「少しずれていても、そのままでいいと思った」と彼は続ける。 「なぜなら、この作品には本当の人間的な要素があるのだから」


オハイオ出身の彼が、ニューヨークとニュージャージーの国境を越えて結束の固い友人たちと前身バンド、ヤング・ライジング・サンズを結成して以来、彼の作品がファンに愛されてきたのはそれなりの理由がある。彼の曲には、AIにはないもの、そう、リアルな人間的な要素が込められているからだ。


デビュー・シングルの "High "は聴衆の度肝を抜き、インタースコープ・レコードとの契約と、The 1975、Weezer、Bleachers、Halseyなどのオープニングを務める、めまぐるしいツアー・スケジュールにつながった。


''So Good''で、トングレンは彼のキャリアのエキサイティングな新章を書き始め、ツアーに戻り、彼のようにどんな困難にも負けず、良いものを探し続けるファンとつながろうとしている。 


「それは今のところ、私という人間そのものなんだ。 自分が書いたもの、あるいは自分が関わったものに対して人々が反応するのを見るのは、言葉では言い表しがたい。 私はいつもその感覚を追い求めているんだ」

 

 

「So Good」




 

 
Brooklyn singer-songwriter Andy Tongren (frontman of Young Rising Sons) has released his debut single and music video, “So Good.”


There is a cathartic moment when the song transitions from a crisp acoustic guitar strumming to a dynamic chorus in the style of a rock banger. The song was written during the winter season and is filled with anticipation for the arrival of a warm spring. There is a message of the cycle of human life and hope.

 

By his own admission, Andy Tongren is an optimist. “I really do try and find the silver lining any way I can,” says the Brooklyn-based singer/songwriter. “At my core, I feel like there’s nothing else I can do.”


That sunny disposition is the glowing core of his debut single “So Good.” The easygoing, compact tune is driven by an acoustic-backed verse before launching a blissful firework of a chorus that radiates joy and warmth - perfect for a summer playlist or a crucial year-round dopamine hit.


In one of art’s great ironies, Tongren says “So Good” was born of circumstances that were anything but. “It’s funny - it kind of came from a dark place,” he admits. “I’m living in a cold, dark basement on the outskirts of Bushwick, trying to get by day to day…Winter was starting and I think I just wanted to feel a little bit of warmth.”


Tongren wanted “So Good” to capture a vibe more than anything else. “I wasn’t overly precious with the approach to writing,” he explains. “All the minutiae that comes with blending art and commerce…it’s so easy to get caught up in that. On ‘So Good,’ I didn’t think - I just did.


“If it’s a little bit off, leave it,” he continues. “There’s real human elements in this.”


And real human elements are what Tongren’s fans have loved about his work ever since the Ohio-born musician formed his previous band, Young Rising Sons with a tight-knit group of friends across the New York-New Jersey border. Their debut single “High” dazzled audiences,leading to a deal with Interscope Records and a dizzying tour schedule that found the group opening for The 1975, Weezer, Bleachers, Halsey and more.


With “So Good,” Tongren is starting to write an exciting new chapter of his career, looking to return to the road and connect with fans who, like him, continue searching for the good against all odds. “It’s in the fabric of who I am at this point,” he says. “Seeing people react to something you’ve written or been a part of, there’s no words to describe that. I’ve always found myself chasing that feeling.”

 

・Upcoming show:

June 22: Berlin, NYC 

 


 

©︎Steve Gullick


本日、ニューヨークのシンガーソングライター、Greg Frienan(グレッグ・フリーマン)は2ndアルバム「Burnover」をTransgressive/Canvasback Recordsより8月22日にリリースすることを発表した。  


グレッグ・フリーマンは、無名のシンガーとして活動を始めたが、デビューアルバムの好評により口コミで人気を獲得した。今年に入り、ミュージシャンはトランスグレッシヴと契約を交わした。


この発表と同時に、グレッグはリード・シングル「Point and Shoot」をリリースする。この曲は、生々しくカオティックなギターと、時にペイヴメントを想起させるシュールなリリックが印象的な、広がりのあるライブワイヤー・トラックだ。


また本日、このシングルに付随するビデオも公開された。モノクロで撮影されたこのビデオは、グレッグが「Burnover」を通してインスピレーションを得ている19世紀のアメリカの歴史に言及している。  


このアルバムのタイトルは、19世紀初頭に熱狂的な宗教復興とユートピア・コミュニティの温床となったニューヨーク中央部と西部の地域を表すのに使われた『The Burned-Over District』という言葉から拝借したものだ。


「ビデオ制作はとても楽しかった」とグレッグは振り返る。 「僕と大勢の友人たちは、基本的に6時間ぶっ続けで自宅の地下室で酒を飲んでタバコを吸ったんだ。  僕の中では、この曲は欲望を追い求めたり、不健康な方法で過去を追体験しようとしたりすることに関係している。  でも、いろんなことを歌っているのかもしれない。  曲の中に "君は笑って「ああ、世紀の大犯罪だ」と言った "という一節がある。 スピード違反で車を止められた警官が言った言葉だ。 そして300ドルの切符を切られたんだ」



グレッグが2022年にデビュー・アルバム「I Looked Out」をひっそりとリリースしたとき、PRキャンペーンもレーベルも音楽業界のプロモもなかったが、それでも全米の著名な批評家から賞賛を集めた。


UPROXXのスティーヴン・ハイデンは「2023年に発見した2022年のお気に入りアルバム」と評し、Paste Magazineは「2020年代のベスト・デビュー・アルバム25選」にこのアルバムを選んだ。 このリリースの口コミでの成功により、フリーマンは容赦ないツアースケジュールをこなすようになった。


「Burnover」のオープニング・トラックである「Point and Shoot」は、それに続く9曲と同様、爆発的で、不穏で、否定できない。 エネルギッシュなインディー・ロックに、アンブリングなトワングとアメリカーナの要素を難なく融合させたこの曲は、冒険的かつパーソナルであり、フリーマンを唯一無二の才能として確固たるものにした。

 

 「Point and Shoot」


ニュー・アルバムのリリースに先駆け、フリーマンはハミルトン・ライタウザーのサポートでアメリカを回り、その後イギリスへ向かい、グレート・エスケープ、ドット・トゥ・ドット、エンド・オブ・ザ・ロードのフェスティバルに出演するほか、ヨーロッパでの日程も控えている。

 


Greg Freeman 「Burnover」



Label:Transgressive/Canvasback

Release: 2025年8月22日


Tracklist:


Point and Shoot

Salesman

Rome, New York

Gallic Shrug

Burnover

Gulch

Curtain

Gone (Can Mean A Lot of Things)

Sawmill

Wolf Pine


【GREG FREEMAN ON THE ROAD】

MAY

16th  The Great Escape, BRIGHTON

17th  London Calling, AMSTERDAM

20th  Jaki, COLOGNE

21st  Continental, BRUSSELS

22nd  La Mecanique Ondulatoire, PARIS

24th  Dot to Dot Festival, BRISTOL

25th  Dot to Dot Festival, NOTTINGHAM

 

AUGUST

28th - 31st End of the Road Festival, DORSET

 

SEPTEMBER

1st    The Albert, BRIGHTON

2nd    The Lexington, LONDON

5th    Brudenell Social Club, LEEDS

6th    The Hug and Pint, GLASGOW

7th    The Workmans Club, DUBLIN

9th    YES, MANCHESTER

10th   Clwb Ifor Bach, CARDIFF

11th   Hare and Hounds, BIRMINGHAM

13th   Ekko, UTRECHT

14th   Blue Shell, COLOGNE

15th   Molotow, HAMBURG

17th   Bar Brooklyn, STOCKHOLM

18th   Vega, COPENHAGEN

19th   Lark, BERLIN

 

Photo: Stephanie Bujold
 

モントリオール、2025年4月 —  高い評価を受けた先行シングル「I'm Afraid」のリリースに続き(英/Prog Magazineの「今週のトラック」で第1位を獲得)、Alex Henry Fosterが、新曲「The Son of Hannah」のミュージックビデオを公開。

 

アレックス・ヘンリー・フォスター自身が心臓手術後、初のステージ復帰となったヨーロッパツアーの最終日、2024年7月27日にドイツのケルンで開催されたライブ音源を収録したライブアルバム『A Nightfall Ritual』(5月16日発売)に収録されている1曲。

 


もともとは、ビルボードチャート4位を記録したライブ・アルバム『Standing Under Bright Lights』で初披露された「The Son of Hannah」だが、本作においてはまったく新しい姿へと生まれ変わっている。


 

Alex Henry Fosterより楽曲「The Son of Hannah」について:


この曲の最初の姿は、「息子」としての自分の失敗、そして喜びや再生への信仰を失ったことの告白でもありました。
僕はまるで曇った鏡の向こう側に立って、父の人生全体を眺めているような感覚に陥っていた。希望と絶望のあいだを彷徨いながら、明るさなど自分の内にはひとつも感じられず、僕はただの絶望そのものだとさえ思っていたんです。


この曲は、最初から“ライブで一度だけ披露する”ことを前提に書かれたものでした。これから始まる個人的な旅路に足を踏み入れる前に、自分自身をさらけ出し、その空気を作りたかったんです。苦しかったけれど、同時に心の底からの真実でもありました。

人生には時に耐えきれないほどの苦しみや、深く濃い悲しみに覆われる瞬間があります。理解しきれないほどの哀しみが押し寄せてくることもある。それでもなお、僕はそのすべての過程に敬意を抱いています。今こうして新しいアルバム『A Nightfall Ritual』のリリースを前にして、自分をここまで導いてくれた、ありとあらゆる些細なことや小さな要素のひとつひとつに、心から感謝しています。

その心境の変化が楽曲「The Son Of Hannah」の進化に如実に表れているのです。

もし、あなたが 『Standing Under Bright Lights』に収録されたオリジナルのライブ版を知っているなら、きっと今作がいかに僕にとって大きな変化だったかを感じてもらえるはずです。



新しいアレンジがもたらす感情の細やかさ、そして楽曲の内側に宿る献身的なリズムの祈りのような感覚。そこには、より鮮明で生き生きとした、超越的な精神の浄化作用のようなものが息づいていて──それは静かで繊細ながらも、鮮烈に胸を打つようなまばゆさを放っている。

 

 

 「The Son of Hannah」

 

 

 

・Alex Henry Foster 『A Nightfall Ritual』


 
タイトル:『A Nightfall Ritual』
アーティスト:Alex Henry Foster
発売日:5月16日

 

*レーベル公式サイトにて発売



トラックリスト:

1. Up Til Dawn - Live in Köln (11:54)

2. I’m Afraid - Live in Köln (10:13)

3. The Son of Hannah - Live in Köln (9:20)

4. The Pain That Bonds - Live in Köln (16:41)

 

 

▪ALEX HENRY FOSTER(アレックス・ヘンリー・フォスター)について

 
アレックス・ヘンリー・フォスター(AHF)は、カナダ出身のミュージシャン、作家、プロデューサー、作曲家であり、かつてジュノー賞ノミネート歴を持つポストロック/ノイズバンド「Your Favorite Enemies(YFE)」のフロントマンを務めていました。

ローリング・ストーン誌にて「予想を覆すDIYアーティスト」と称賛されたフォスターは、2018年にカナダで、そして2020年には世界に向けて初のソロ・アルバム『Windows in the Sky』をリリース。父の死後、自己と向き合うための“亡命生活”を過ごしたモロッコ・タンジールで綴られた同作は、NMEに「夢のようなポストロックの衝撃」と評され、BrooklynVeganは「HammockやAsche & Spencerを思わせるサウンドに、MogwaiとExplosions in the Skyをたっぷりと加えたような作品」と絶賛しました。

また、フォスターは長年にわたり人権問題への強い関心と行動を示しており、スピーカーとしても積極的に活動。自身が思春期を過ごした環境でもあるストリートギャング、差別、人種間の緊張、ポピュリズムと極端主義の再燃など、多くの社会的課題に声を上げてきました。

アムネスティ・インターナショナルやWar Childとのキャンペーンでは、子ども兵への意識を高めるための啓発活動に参加。2011年の東北大震災の後には「The Hope Project」を立ち上げるなど、その活動は多岐にわたります。

2024年には、2枚のアルバムと1枚のEPのリリースにあわせて、ヨーロッパとアメリカを横断するツアーを実施。最近ではモロッコ・タンジールに4か月間滞在し、次回作の制作に取り組んでいました。

 


オーストラリアのキング・ギザード・アンド・ザ・リザード・ウィザードの新作のリリースの話を聞くと、今年もなにかが始まったという気がする。毎年のようにハイペースなリリースを続けるキング・ギザードであるが、昨年は一作のリリースにとどまった。続くアルバム『Phantom Island』はオーケストラをフィーチャーした作品で、従来のバンドのスタイルから転換を図ろうとしている。『Phantom Island』は、(p)doomレコードから6月13日にリリースされる。


このアルバムの10曲は、2024年の『Flight b741』と同じセッションから生まれたものだが、スチュアート・マッケンジーは「完成させるのが難しかった」と語っている。 音楽的には、もう少し時間と空間と思考が必要だった。 彼はイギリスの指揮者/ アレンジャーのチャド・ケリーに依頼した。 

 

「彼は、カメレオンのようなアレンジに豊かな音楽的感覚をもたらしてくれる」とマッケンジーは言う。 

 

「彼はモーツァルトやバッハを演奏し、彼らと同じチェンバロを使い、まったく同じように調律する。 彼はモーツァルトやバッハを演奏し、彼らと同じハープシコードを使い、まったく同じように調律している」


昨年、アルバムのタイトル・トラックを公開したキング・ギザードは、今回、ホーンをふんだんに使った、ブギーを前面に押し出したソウルフルなロック・ソング、"Deadstick "を発表した。 ドゥービー・ブラザーズを下地にしているが、ホーンがゴージャスな響きをもたらす。ガイ・タイザックが監督したビデオには、段ボールで作られた実物大の墜落した飛行機が登場する。 

 

映像の監督を務めたガイ・タイザックは次のように述べている。「最初は、いろいろな人物やセットが点在する風景画のようなフレームを作りたかった。 デッドスティックとは、飛行機のプロペラが飛行中に止まることを指すので、段ボールで作った巨大な飛行機を美しい場所に不時着させることに決めたんだ。 この曲は、大きくてカオスだから、スウィング・ダンサーやエキセントリックなエキストラをキャスティングして、風景を埋め尽くそうとしたんだ」


キング・ギザードは、ストリングス、金管楽器、木管楽器を携えて、夏の北米オーケストラ・ツアーに参加する予定。 ツアーは8月1日(聖ルカ・オーケストラと共演)と8月2日(オーケストラなしの "ロックンロール "ショー)にニューヨークのフォレスト・ヒルズ・スタジアムで行われる。 

 

 

「Deadstick」

 

 

 

King Gizzard & The Lizard Wizard  『PHANTOM ISLAND』

Label: (p)doom

Release: 2025年6月13日

 

Tracklist:

1. Phantom Island

2. Deadstick

3. Lonely Cosmos

4. Eternal Return

5. Panpsych

6. Spacesick

7. Aerodynamic

8. Sea of Doubt

9. Silent Spirit

10. Grow Wings and 

Photo: Henry Redcliffe

 

ロンドンを拠点に活動するエクスペリメンタルな8人組、carolineが5月30日にRough Tradeからリリースされる彼らのLP『caroline 2』を発表した。印象的なニューシングル「Tell me I never knew that」が同時に公開された。 

 

このシングルはダブルのキャロラインが共同で制作し、ロンドンのバンドらしいミニマルの構成の中で、ポラチェックのボーカルと共にダイナミックな変遷を辿る。これまでインストの性質の強いグループであったが、二作目では大胆にもニューヨークのエクスペリメンタルポップの名手をフィーチャーすることになった。


オープニングのトップ・ラインがバックストリート・ボーイズの曲のように感じたので、この曲を "バックストリート・ボーイズ "と呼んでいました」とバンドはプレス・リリースで説明している。 

 

「メイン・リフはキャスパーがアコースティック・ギターで書いたもので、とてもキャッチーで、弾むような、催眠術のようなものとして際立っていた。 冒頭のトップ・ラインは一緒に書いたんだけど、すぐに "これはキャロライン・ポラチェクが歌いそうなメロディだ "って思ったんだ。 彼女に歌ってもらおうと冗談で言ったんだけど、実際に実現するとは思っていなかったんだ」


「キャロラインは素晴らしかった。 キャロラインは素晴らしかったよ」と彼らは付け加えた。 レコーディングが終わったのは午前1時半頃だったんだけど、キャロラインは少しも疲れている様子もなく、6時間歌い続けていたにもかかわらず、歌唱力に勢いがなくなっている様子もなかった。 感動的な光景だった! セッションの数週間後、キャロラインと一緒にもう少しオーダーのし直した」


ニューアルバムは、キャロラインの2022年のセルフタイトルに続く作品。 このアルバムの制作には18ヶ月を費やし、イギリスでの様々な作曲セッションを経て、レコーディングの大半はラムズゲートのビッグ・ジェリー・スタジオで行われた。 彼らのジャスパー・ルウェリン、キャスパー・ヒューズ、マイク・オマリーがプロデュースし、シド・ケンプがエンジニア、ジェイソン・エイジェルがミックス、ヘバ・カドリーがマスタリングを担当した。 コールドプレイのカバー」、「ソング2」、「ビューティフル・エンディング」といった曲名がついている。


"前作はコンピレーションだったが、今作は宣言なんだ "とルウェリンはコメントし、"前作では8人程度のバンドだったが、今はちゃんとした8人バンドになった"と付け加えた。

 

 

「Tell me I never knew that ft. Caroline Polachek」



Caroline 『Caroline 2』

Label: Rough Trade

Release: 2025年5月30日

 

 Tracklist:


1. Total euphoria

2. Song two

3. Tell me I never knew that

4. When I get home

5. U R UR ONLY ACHING

6. Coldplay cover

7. Two riders down

8. Beautiful ending

 

 

Pre-order: https://caroline.ffm.to/caroline2