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The Horrors


The Horrors(ザ・ホラーズ)がニューアルバム『Nightlife』を発表し、そのファーストシングル "The Silence That Remains" を公開した。『Nightlife』は2025年3月21日にFictionからリリースされる。バンドにとって8年ぶりのニューアルバムとなり、ラインナップも変更されている。


ホラーズの最後のアルバムは2017年の『V』で、2021年には『Lout』と『Against the Blade』のEPをリリースしている。

 

バンドには依然として、ヴォーカリストのファリス・バドワンとベーシストのリース・ウェブが在籍しているが、これらの結成時のメンバーに、キーボードのアメリア・キッドとドラムのジョーダン・クック(バンドTelegram)が新たに加わった。オリジナル・メンバーのジョシュア・ヘイワードもアルバムでギターを演奏している。オリジナル・メンバーのキーボーディスト、トム・ファース(2021年にバンドを脱退)とドラマーのジョー・スパージョンは不在だ。


バドワンとウェブは、ノース・ロンドンのアパートでデモ制作を始め、レコーディングはロサンゼルスでプロデューサーのイヴ・ロスマン(Yves Tumor、Blondshell)と行った。その後、ギタリストのヘイワードとともにロンドンでアルバムを完成させた。キッドもグラスゴーからリモートで参加した。


バンドはプレス・ステートメントの中で、ニューシングルについて次のように語っている。「"The Silence that Remains "は、午前3時に不眠症になりながら街を歩き、僕らの足跡を辿り、過去を寝かせる。私たちの新しい章が始まり、皆さんと一緒に歩むことを楽しみにしています。ホラーズは終わらない」



The Horrors 『Nightlife』


 

Label: Fiction

Release: 2025年3月21日

 

Tracklist:


1. Ariel

2. Silent Sister

3. The Silence That Remains

4. Trial By Fire

5. The Feeling Is Gone

6. Lotus Eater

7. More Than Life

8. When the Rhythm Breaks

9. LA Runaway




Mdou Moctarは、2023年の『Funeral for Justice』をアコースティックと伝統楽器で完全再録した『Tears of Injustice』を発表した。マタドールから2月28日にリリースされる。西アフリカの砂漠地帯、ニジェールの民族音楽を演奏することがあるムドぅ・モクターのエスニックな一作である。


「『Funeral』の別ヴァージョンを作って、みんなに聴いてもらいたかったんだ」と、バンドの米国在住ベーシスト兼プロデューサーのマイキー・コルトゥンは言う。

 

「僕らはいつもライヴでアレンジを変えて遊んでいるんだ。レコードでもそれができることを証明したかったんだ。ストリップ・ダウンしたセットで演奏すると、バンドの別の側面が見えてくるんだ。新しいものになるんだ。


「ムドゥが歌詞を書くときは、たいていアコースティック・ギターで書くんだ。だから、オリジナルの瞬間に近づいているんだ」とコルトゥンは付け加える。「ヘヴィネスを保ちつつ、心を揺さぶる。Injusticeバージョンの「Imajighen」は以下から視聴できる。


Mdou Moctarは現在ツアー中で、木曜日(10/3)にジャージー・シティのWhite Eagle HallでThe Messtheticsと共演する。

 


「Imajighen」




◾️ 【REVIEW】MDOU MOCTOR - FUNERAL FOR JUSTICE   トゥアレグのロックバンドによる最新作


Mdou Moctor 『Tears of Injustice』



Label: Matador
Release: 2025年2月28日
 

Tracklist:

1. Funeral for Justice (Injustice Version)
2. Imouhar (Injustice Version)
3. Takoba (Injustice Version)
4. Sousoume Tamacheq (Injustice Version)
5. Imajighen (Injustice Version)
6. Tchinta (Injustice Version)
7. Oh France (Injustice Version)
8. Modern Slaves (Injustice Version)


MDOU MOCTAR – 2024 TOUR DATES

Oct 3 NJ, US – White Eagle Hall
Oct 4 RI, US – The Knickerbocker Music Center
Oct 5 NY, US – Bearsville Theater
Oct 6 VT, US – Higher Ground
Oct 7 QC, Canada – Le National
Oct 8 ON, Canada – The Bronson Centre
Oct 9 ON, Canada – The Concert Hall
Oct 11 OH, US – The Athenaeum Theatre
Oct 12 MI, US – The Pyramid Scheme
Oct 13 WI, US – Majestic Theatre
Oct 14 MN, US – First Avenue
Oct 16 NE, US – The Waiting Room Lounge
Oct 17 CO, US – Gothic Theatre
Oct 18 UT, US – Metro Music Hall
Oct 19 ID, US – Treefort Music Hall
Oct 22 WA, US – The Crocodile
Oct 23 OR, US – Revolution Hall
Oct 25 CA, US – The Regency Ballroom
Oct 26 CA, US – Teragram Ballroom
Oct 27 CA, US – Teragram Ballroom
Oct 28 AZ, US – Crescent Ballroom
Oct 29 NM, US – El Rey Theater
Oct 31 TX, US – LEVITATION
Nov 2 Mexico City, Mexico – Hipnosis Festival
Nov 30 Ghent, Belgium – Vooruit Concertzaal
Dec 1 Lille, France – L’Aéronef
Dec 3 Barcelona, Spain – Razzmatazz 2
Dec 4 Madrid, Spain – Mon
Dec 5 Lisbon, Portugal – Lav2
Dec 6 Porto, Portugal – Ccop
Dec 8 Donostia-San Sebastian, Basque Country – Dabadaba
Dec 9 Toulouse, France – Le Rex
Dec 10 Marseille, France – le molotov
Dec 11 Düdingen, Switzerland – Bad Bonn
Dec 12 Lucerne, Switzerland – Sedel
Dec 13 Schorndorf, Germany – Club Manufaktur
Dec 14 Mainz, Germany – schon schon
Dec 15 Amsterdam, Netherlands – Paradiso
Dec 17 Istanbul, Türkiye – Babylon


イギリスのマルチ奏者でプロデューサー、ウィル・ドーリーのソロ・プロジェクト、スキンシェイプ。


すでに収録曲「Can You Play Me A Song」とラヴァーズ・ロックの女王として知られ、そのかすれたソウルフルなヴォーカルが特徴のホリー・クックをフィーチャーした「Lady Sun (feat. Hollie Cook)」が配信リリースされていたスキンシェイプの最新アルバム『アナザー・サイド・オブ・スキンシェイプ』だが、ついにその全貌が解禁となった。


『アナザー・サイド・オブ・スキンシェイプ』は、これまでの彼のどの作品とも似つかない内容となっている。幼少期の思い出やエチオピアのリズムからインスピレーションを得たと言う今作は、ウィルの心の最も難解な部分にアクセスしている。


アルバムの制作中、ウィルは様々なキーボードやドラム・マシーンを実験的に使用し、それらはトーマス・ブラントの素晴らしいドラミングの上に重ねられることもあった。トーマスはウィルのライヴ・バンドの一員でもあり、スキンシェイプの常識を熟知している人物。


今作についてウィル本人は、「1990年代へのオマージュのような曲もあれば、1960年代や1970年代に敬意を表した曲もある。ただし、受け取る側によってはそういった表現だと感じ取れない人もいるかもしれない。いずれにせよ、このアルバムが楽しく、一日の流れにさりげなく溶け込むことを願っているよ」と話している。


さらに、アルバムのアートワークを手掛けたのは、2020年リリースの『Umoja』同様、日本人デザイナーのKenichi Omuraである。



【リリース情報】



アーティスト名:Skinshape(スキンシェイプ)

タイトル:Another Side Of Skinshape(アナザー・サイド・オブ・スキンシェイプ)

発売日:発売中!

レーベル: Lewis Recordings


トラックリスト

1. Stornoway

2. Mulatu Of Ethiopia

3. Can You Play Me A Song?

4. Lady Sun (feat. Hollie Cook)

5. It’s About Time

6. How Can It Be?

7. Ananda

8. Road

9. Massako

10. There’s Only Hope


アルバム配信中!

https://orcd.co/0db0e46



【バイオグラフィー】


ロンドンのインディ・シーンを拠点に活動するマルチ・プロデューサー、ウィル・ドーリーによるソロ・プロジェクト。2012年結成のロンドンのアート・ロック・バンド、パレスの元ベーシストとしても知られている。


これまで、ソウル、ファンク、サイケ、ソフト・ロック、ヒップホップ、アフロビートといった様々なサウンドをキャリアで築いてきた彼は、身近にある楽器はドラム以外、ほぼ全て(ギター、ベース、キーボード、パーカッション、シタール、フルート、そしてヴォーカル)自らが手がけるという、まさにマルチ・プレイヤー。2012年に4曲入りセルフ・タイトルEPでデビューし、2014年には同名のアルバムをリリース。そして、これまでにスキンシェイプとして8枚のアルバムを発表している。


2014年にはロンドンのインディー・バンド、パレスにベーシストとして参加し、2015年の『チェイス・ザ・ライト』、2016年の『ソー・ロング・フォーエヴァー』といった2枚のアルバムの制作に携わっている。その後、スキンシェイプの活動に専念するために同バンドを脱退。2024年9月に9作目のアルバムとなる『アナザー・サイド・オブ・スキンシェイプ』をリリース。その後は、UK/USツアーが決定している。

The Cure

ゴシックパンクの帝王、そして80年代のポピュラーの代表格でもある、イギリスの名ロックバンド、The Cure(ザ・キュアー)は、16年ぶりとなるアルバム『Songs of a Lost World』を11月1日にリリースすることを発表した。バンドは、今後数週間かけて新しいトラックリストを明らかにする予定だが、本日、彼らは新曲「Alone」を公開した。以下でチェックしてほしい。


ロバート・スミスは声明の中で「Alone」についてこう語っている。"一人であること "というシンプルなアイデアで作業しながら、オープニングにふさわしい曲のオープニング・ラインを見つけるのにしばらく苦労していたんだ。レコーディングを終えてすぐに、イギリスの詩人アーネスト・ダウソンの『Dregs』という詩を思い出した。


And Nothing is Forever'と'I Can Never Say Goodbye'の2曲のライブ・ヴァージョンは、先月、限定版のエコ・ヴァイナルでリリースされた。

 

 「Alone」





The Cure 『Songs of a Lost World』


*収録曲は未公開


2008年にリリースされた『4:13 Dream』以来となるスタジオ・アルバム『Songs of a Lost World』は、制作に数年を要した。当初、2019年のリリースを予定していたが、2012年にフルタイム・メンバーとして加入して以来、リーヴス・ガブレルスをギターに迎えたバンド初のフル・アルバムとなった。

 

リリースに先立ち、バンドは2023年に33カ国90日間のライブツアー『Shows of a Lost World』でアルバムのプロモーションを行った。アルバムのリリースは2024年9月26日に正式に発表され、リードシングル「Alone」のリリースと専用サイトが公開された。アルバムのジャケットはアンディ・ヴェラがデザインし、スロヴェニアのアーティスト、ヤネス・ピルナットが1975年に制作した彫刻「Bagatelle」がフィーチャーされている。



【バイオグラフィー】


ザ・キュアー (The Cure) は、1978年に結成された英国出身のロックバンド。1978年、前身バンドとなるイージー・キュアーを母体として、ロバート・スミス、マイケル・デンプシー、ローレンス・トルハーストの三人で結成された。 翌1979年にシングル「Killing An Arab」でフィクション・レコードよりデビュー。初期はパンクを色濃く残すニューウェーブバンドであったが、メンバーの入れ替わりとともに音楽性も変遷し、現在はゴシックやオルタナティブに分類される。その活動歴は四半世紀を越えており、現在の音楽シーンの中でもその影響を受けたと公言するバンドは多い。

 


Primal Scream(プライマル・スクリーム)は、12枚目のアルバム『Come Ahead』のリリースを控えている。これまでスコットランドのエレクトロニック・ロックの英雄は、シングル「Love Insurrection」と 「Deep Dark Waters」でこのアルバムをプレビューしてきたが、今日はダンス・レディなアンセム 「Ready To Go Home」と解放感溢れる曲「The Centre Cannot Hold」で戻ってきた。ミュージックビデオが本日公開された。下記よりチェックしてみてください。

 

「”Ready To Go Home"についてボーカリストのボビー・ガレスピーはインスタグラムで次のように説明している。「この曲を書いた後、父が亡くなる前夜に歌ったんだ。病院では僕と父だけだった。彼の体は諦めていた。年をとって疲れて、体が『もう十分だ。時間だ』と。その気持ちを書こうとしたんだけど、なぜだかわからない。自分でも疲れていたのかもしれない。この曲を書いたとき、人生の中で、そろそろ家に帰ろうと思うときがあるはずだと思ったんだ」


Primal Screamのニューアルバム『Come Ahead』はBMGから11月8日に発売される。



「Ready To Go Home」

 

 

 

 




◾️PRIMAL SCREAM ニューアルバム『COME AHEAD』を発表 11月8日にBMGから発売

 

©Warren Fu


パリオリンピックの閉会式でこの曲を披露した後、フランスを代表するロックバンド、PhoenixはAngèleとKavinskyとタッグを組み、「Nightcall」のスタジオバージョンを制作した。

 

カヴィンスキーは元々、ダフト・パンクのガイ=マニュエル・ド・ホメム=クリストとこの曲を書いており、ニコラス・ウィンディング・レフン監督は2011年の映画『ドライヴ』のオープニング・シークエンスで取り上げた。試聴は以下から。


オリンピックのパフォーマンス後、「Nightcall」は1日で最もシャザームされた曲の記録を更新した。フェニックスのフロントマンであるトーマス・マーズとアンジュルムは新バージョンにヴォーカルで参加しており、フェニックスはカヴィンスキーとともにプロデューサーとしてクレジットされている。



 

©Ellen Von Unwerth


今週初め、No Doubtのボーカリスト、Gwen Stefani(グウェン・ステファニー)はコーチェラ・フェスティバルのライブで試験運転をしながら、ソロ活動の再開を機会を伺っていた。5枚目のスタジオ・アルバム『Bouquet』を11月15日にInterscopeからリリースすると発表した。

 

2016年の『ディス・イズ・ホワット・ザ・トゥルース・フィールズ・ライク』と2017年のホリデー・アルバム『ユー・メイク・イット・フィール・ライク・クリスマス』以来のアルバムとなる。

 

今週、彼女はアルバムからのファースト・シングル「Somebody Else's」を公開した。アルバムのジャケットとトラックリストは以下の通り。

 

 

「Somebody Else's」





Gwen Stefani 『Bouquet』

Label: Interscope

Release: 2024年11月15日


Tracklist:


1. Somebody Else’s

2. Bouquet

3. Pretty

4. Empty Vase

5. Marigolds

6. Late To Bloom

7. Swallow My Tears

8. Reminders

9. All Your Fault

10. Purple Irises [feat. Blake Shelton]

 


Jane's Addiction(ジェーンズ・アディクション)は、今週初めのボストンのライブステージでの騒動の後、無期限の活動休止を発表した後、新曲「True Love」をリリースした。


バンドのオリジナル・メンバーであるペリー・ファレル、デイヴ・ナヴァロ、スティーヴン・パーキンス、エリック・エイヴァーはこの曲を1年以上前からライヴで演奏しており、7月の「Imminent Redemption」に続く34年ぶりの新曲となる。試聴は以下から。


先日ボストンで行われたライヴで、ボーカルのペリー・ファレルがギタリストのデイヴ・ナヴァロをステージ上で襲い、バンドは残りの全米ツアー日程をキャンセルすることになった。True Love」は予定通り、全てのストリーミング・プラットフォームにアップされているが、ジェーンズ・アディクションは、現在のところこの曲のオンライン・プロモーションを行っていない。

 

「True Love」

Linkin Park


リンキン・パークは火曜日(9月17日)、シングル「The Emptiness Machine」をテレビ初披露し、新シンガー、エミリー・アームストロングを迎えて初の『トゥナイト・ショー』出演を果たした。


バンドの7年ぶりとなるアルバム『From Zero』(11月15日発売)からのこの曲は、シンガー/ギタリストのマイク・シノダがマイクを握る中、ムーディーにライトアップされたビニールのドレープが彼らを取り囲み、まるで凍った惑星のアイス・ステーションのようなセットでスタートした。


新ドラマー、コリン・ブリテインが安定したビートを刻む中、篠田はこの曲の哀願のコーラスを切々と歌い上げた。"私はあなたに切り裂かれた/ただ私が血を流すのを見るために/あなたが私を望んだ人のために、私は私であることをあきらめた/受け取らないものをなぜ抱いているのかわからない/虚無マシンの約束のために落ちていく"。


演奏がドライブするようなデュアル・ギターのグラインドへと爆発する中、アームストロングはセンター・ステージに立ち、ステージが色とりどりのエフェクトで明滅する中、吠えるようなヴォーカル・アタックを放った。篠田とヴォーカルを交換したアームストロングは、両手でマイクを握りしめ、ストロボのような照明の中でコーラスを絶叫した。


この "The Emptiness Machine "は、今週のHot100(9月21日付)で初登場21位を記録し、ニューメタルグループとしては15年ぶりのビルボードHot100最高位となった。彼らのこれまでの最高位は、2009年に9位を記録した『トランスフォーマー/リベンジ・オブ・ザ・フォールン』のサウンドトラック・シングル「ニュー・ディバイド」だった。


シノダは、2017年にボーカルのチェスター・ベニントンが亡くなってから初のツアーのキックオフとなった、9月11日に地元ロサンゼルスのキア・フォーラムで行われた再始動したラインナップのデビュー・パフォーマンスの後、バンドが抱いた "幸福感 "について司会のジミー・ファロンと語り合った。


「これだけの年月が経って、あの本物のアドレナリンと興奮と幸福感を感じるなんて...こんなことは信じがたい」と、篠田は2025年のツアーに向けた6公演のアリーナ・チューンナップの初日について語った。


シノダはまた、ファロンがカムバックしたL.A.公演で、自身のサイドバンド、フォート・マイナーの "Remember the Name "を演奏中に大失敗をした恥ずかしいビデオを再生したことにも苦笑せざるを得なかった。篠田は "50%の痛み "を歌った直後にマイクスタンドにぶつかり、頭を打ったのだ。


彼はまた、長年の友人でありバンドメイトでもあったベニントンを悲劇的に失った後、バンドを再結成するために感じたことについても語った。

 

「僕らにとって重要なことは、"バンドを復活させよう "とか、"シンガーを探そう "とか、そういうことを目指したわけではないということなんだ」マイク・シノダは、元デッド・サラのヴォーカリスト、アームストロングがバンドの新体制で彼の隣のステージに立つという、今月初めの突然の発表について語った。


「それは私たちの意図でも目標でもなかった......。ほとんどこの新譜のようなものだった......新しいバンドを作りながら、私たちはそれを書き、音楽を思いついた。音楽を始めたときにはバンドはなかったし、音楽がまとまっていくうちに一緒になっていったんだ」




ピクシーズは、イギリスとヨーロッパでの2025年ヘッドラインツアーを発表し、ニューシングル「Motoroller」を発表した。


昨年8月に行われたオール・ポインツ・イースト公演に続き、バンドは来年、イギリス/EUでこのアルバムのツアーを行う予定である。イギリスに到着するまで、ベルリン、ナント、リスボンといった都市に立ち寄り、エジンバラやリーズといった都市でも演奏する。また、5月にマンチェスターのO2アポロで公演を終える前に、ロンドンのO2ブリクストンで2夜演奏する予定だ。


これを記念して、ピクシーズは近日リリース予定のアルバム『The Night The Zombies Came』から新曲「Motoroller」を発表した。バンドの声明は下記のとおり。


「この曲は、小さな糸をたどっていくと、どこかに連れて行ってくれるような曲のひとつだ。でも、それを体験するのに必要なものではないんだ。歌詞の中を探し回ってもいいし、ストーリーを正確に見つけることはできないかもしれないけれど、ベルリンの街に関連したストーリーを見つけることはできる。だから、そこにある手がかりを楽しんでほしい」



「Motoroler」




APRIL

25 – TivoliVredenburg, Utrecht
26 – Lotto Arena, Antwerp
28 – Oosterport, Groningen
29 – 013, Tilburg

MAY

1 – Tempodrom, Berlin
2 – Palladium, Cologne
3 – TonHalle, Munich
6 – Arkea Arena, Bordeaux
7 – Zenith, Nantes
9 – Palacio de los Deportes de Granada, Granada
10 – Sagres Campo Pequeno, Lisbon
13 – P&J Arena, Aberdeen
14 – O2 Academy, Edinburgh
16 – O2 Brixton Academy, London
17 – O2 Brixton Academy, London
19 – O2 Academy, Leeds
20 – Academy, Birmingham
21 – Utilita Arena, Cardiff
23 – O2 City Hall, Newcastle
24 – O2 Apollo, Manchester





 

©Fiona Torre


スコットランド/グラスゴーのロックバンド、Franz Ferdinand(フランツ・フェルディナンド)が6枚目のアルバム『The Human Fear (ザ・ヒューマン・フィア)』を発表した。2018年の『Always Ascending』に続くこの作品は、2025年1月10日にDominoからリリースされる。

 

このアルバムは、2013年の『Right Thoughts, Right Words, Right Action』でバンドと仕事をしたマーク・ラルフがプロデュースした。アルバムの最初のリードカット「Audacious」は、長年のコラボレーターであるアンディ・ノウルズが監督し、グラスゴーのバロウランドで撮影されたビデオと対になっている。また、アルバムのジャケットとトラックリストは以下の通り。


「このアルバムの制作は、私がこれまで経験した中で最も人生を肯定する経験のひとつだった。恐怖は、自分が生きていることを思い出させてくれる。私たちは皆、恐怖が与えてくれる喧騒に何らかの形で中毒になっているのだと思う。それにどう反応するかで、人間性がわかる。だからここにあるのは、恐怖を通して人間であることのスリルを探し求める曲の数々だ。一聴しただけではわからないだろうけど」


ニューシングルについて、アレックス・カプラノスはこう語っている。「この曲は、自分の周りの存在の布が解けていくのを感じたときに、大胆な反応をすることについて歌っているんだ。大胆で、反抗的で。存在しない永遠を端から覗いて、アイと言うんだ!くそったれ!今日は結構だ!"


アンディ・ノウルズは次のように付け加えた。「初めて "Audacious "を聴いた後、すぐにお祝いのビデオが必要な曲だと感じた。2022年に'Curious'を制作したときの陽気なアプローチをベースにしたかった」

 

 

「Audicious」

 



Franz Ferdinand 『The Human Fear』



Label: Domino

Release: 2025年1月10日


Tracklist:


1. Audacious

2. Everyday Dreamer

3. The Doctor

4. Hooked

5. Build It Up

6. Night Or Day

7. Tell Me I Should Stay

8. Cats

9. Black Eyelashes

10. Bar Lonely

11. The Birds

 


今年初め、POLICEのスティングは長年のギタリストであるドミニク・ミラーとドラマーのクリス・マースを中心とした新しいグループ「パワー・トリオ、スティング3.0」を結成し、今月末から北米ツアーを敢行する。

 

これを記念して、バンドは新曲「I Wrote Your Name (Upon My Heart)」を公開した。この曲では、プロデューサーのマーティン・キアゼンバウムがオルガンを弾いている。以下からチェックしてほしい。


「I Wrote Your Name (Upon My Heart)」は、スティングにとって2021年のアルバム『The Bridge』以来の新曲となる。

 


「I Wrote You Name(Upon My Heart」

 Oceanator 『Everything Is Love And Death』

 


 

Label: Polyvinyl 

Release: 2024年8月30日

 

Review 

 

Elise Okusamiのソロ・プロジェクト、Oceanatorの最新作『Everything Is Love And Death』は前作と同様に、70年代終盤から80年代の産業ロックに焦点を置いたロックソングアルバムである。オーシャネーターのソングライティングには、80年代の西海岸のLAロックや、ボストンのロックシーンへの憧憬のようなものがちらつく。基本的には、スリーコード(パワーコード)を中心にオクサミのギターサウンドは構築されていることもあってか、パンキッシュなテイストを漂わせる。ただ、やはり良い曲を書くセンスがあり、またそれを具現化する能力も持っているのだが、もしかすると、バンド単位の方がよりオクサミの音楽は輝く可能性があるかもしれない。

 

ただ、オクサミのロックソングに対する情熱は間違いなく本物である。アルバムの冒頭を飾る「First Time」は、アルバムを聴く際の掴みとしては十分である。硬質なメタリックなギターと、シンプルな8ビートのドラムが組み合わされ、そして80年代の産業ロックに見受けられる夢想的な感覚が織り交ぜられる。女性シンガーらしからぬ硬派な音楽性により、この曲はグイグイと求心力を持ち始め、叙情的なメロディーラインを織り交ぜながら、曲の後半ではハードロックの曲調へと変遷していく。もちろん、シンガーとしての特色であるワイルドな感覚は、この曲、ひいてはアルバム全体の重要なテーマ/モチーフとして、本作全体をリードしていく。同じようにメタリックな性質を帯びるハードロックソングが続く。「Lullaby」では、AC/DCのようなシンプルなギターリフ、そして、アメリカン・ロックの系譜にある音楽性を受け継いでいる。これが時に、RunawaysのようなもうひとつのUSロックの系譜を浮かび上がらせる。

 

アルバムの中で最も刺激的なのは、「Cut String」である。 オレンジ・カウンティのパンクを受け継ぎ、それらにAORのサウンドのテイストを添えている。モダンなギターロックとしては、Nilfure Yanyaの「Painless」の収録曲とおなじように、アーバンなR&Bとの融合性も感じさせるが、オーシャネーターの場合は、それほどR&Bの影響はなく、一貫して80年代のハードロックやメタルに焦点が絞られている。しかし、驚くほど暑苦しい感じにはならず、さらりとした切なさを織り交ぜ、まさしくポリヴァイナルらしい音楽性を組み込むことに成功している。これまでオーシャネーターが書いてきたロックソングの中では、おそらく最も革新的な響きが含まれている。また、アーティストとしての温和な性質が彼女が書くロックソングの中にさりげなく立ち現れることがある。「Happy New Year」は、前作『Nothing Ever Fine』の作風の延長線上にあり、ハードロックやメタル、そしてメロディックパンクの中間にあるキャッチーな音楽性が特徴である。そして、この曲には、やはり前作の主要曲と同じように、ストリートの感覚や、産業的なものに対する愛着、それはとりもなおさず、自動車産業の発展とともに成長してきたアメリカンロックの核心に迫るものでもある。つまり、UKロックと決定的に異なるのは、デトロイト等の街にある産業的な響きが、これらのロックソングには内包されているということである。「Get Out」もまたバイクで疾走するようなワイルドな感覚が最大限に引き出されている。

 

 

表面的なワイルドな感覚を愛する人間性に加えて、アルバムの中盤ではセンチメンタルな側面が示されることもある。「Home For Weekend」ではオーケストラの鍵盤楽器であるクレスタを中心に内的な世界を音楽により表現している。アルバムの序盤とは打って変わって、ナーバスな側面をバラードソングという形で表現している。また、現代的なオルトポップソングに近い曲が続き、「Be Here」では、フィーダー/リバーブを合わせた抽象的なギターラインと8ビートのドラムを背景にシンセポップに近い音楽性を選んでいる。これは本作を期に、ロックという形だけではなく、ポップの音楽性に新しく挑戦した瞬間を捉えることができる。実際的に、このSSWの特徴である淡い叙情性がボーカルに乗ると、エモーショナルな感覚を呼び起こすことがある。かと思えば、やはり続く「All The Same」では、80年代のハードロックやRunawaysのロックンロールスタイルに回帰している。ポイントはオクサミの音楽はロックではなく、ロール、要するにダンス・ミュージックの一貫として制作されている可能性があるということである。

 

アルバムの終盤では、このアーティストのロックに対する愛情が見事なエネルギーとして結実する瞬間がある。「Drift Away」は、やはりアルバムの重要なテーマであるワイルドな感覚を元にして、ハードロックの魅力を蘇らせることに成功している。ロックとはエネルギー体なのであり、それが力強く、はつらつとしていることが重要であるが、オーシャネーターはこの水準をなんなくクリアし、それらをエネルギッシュなロックンロールとして余すところなく詰め込む。 同じように、この曲では、ヘヴィ・メタル好きの性質が、ボーカルのオズボーン的なニュアンスに乗り移っている。Black Sabbathのごとき重量感のあるヘヴィ・ロックの要素は、オクサミがトニー・アイオミのようなギタリストから影響を受けていることをうかがわせるものである。


本作のクローズ「Won't Someone」も不思議な一曲である。メロトロンの演奏を背後に配して、抽象的な音楽世界を構築している。そして、スロウコアやサッドコアのような曲展開を経たかと思えば、やはり最後の最後でハードロック/メタルのラウドネスが激しく放出され、スパークを放つ。次に何が出てくるのか読めないのが、Oceanatorの曲の魅力だ。それは今後もこのアーティスト、ひいては、それにまつわるプロジェクトの最大の長所となりえるだろう。他人が何を言おうが、そんなことは全然関係ない。これからも「好きなもの」を突き詰めていくべし。

 



72/100



 

Best Track 「Cut String」

 


プライマル・スクリームは、8年ぶりとなるニューアルバム『Come Ahead』を11月8日にBMGからリリースする。

 

セカンド・シングルとなるプロテスト・ソング「Deep Dark Waters」が公開された。この曲は、長年のコラボレーターであるダグラス・ハートが監督したビデオで公開された。ビデオとフルレングス・ヴァージョン(ビデオで紹介されたラジオ・エディットより1分20秒長い)は以下から。


プレスリリースの中で、フロントマンのボビー・ガレスピーはこの政治的な曲について次のように語っている。『Deep Dark Waters』はフランコ'ビフォ'ベラルディの著作に影響を受けている。歴史からの警告が含まれている。過去から学ばない者は、それを繰り返す運命にある』」


このサイケポップ風の曲でガレスピーは植民地政策に関して、忌憚ない意見を交えて、以下のように辛辣に歌っている。

 

われわれの要塞大陸/われわれの価値観は引き裂かれ、曲げられている/われわれは爆撃し、彼らが逃げたら/われわれは彼らに来ることはできないと言う/第2次世界大戦のように/

 

われわれはユダヤ人に憐憫の情を示さなかった/われわれは彼らをも異質な存在とした/彼らを地獄に見捨てた/われわれは言う、"彼らはここでは歓迎されない "と/"彼ら全員をあそこに送り返せ "と/

 

啓蒙はどこにあるのか/われわれの罪と彼らの罰の中に?/ 植民地略奪の上に築かれた/我々の要塞大陸/ヨーロッパの混乱。



「Deep Dark Waters」



 


マニック・ストリート・プリーチャーズは本日8月29日(木)、2021年の『The Ultra Vivid Lament』以来となる新曲を発表した。


マニックスの寵児ザ・スキッズ、グラン・ツーリスモ時代のザ・カーディガンズ、そしてウォー・オン・ドラッグスのドライヴ・パルスから音楽的インスピレーションを得た「Decline & Fall」は、自己嫌悪の時代に対する多幸的で陽気なアンセムだ。

 

ニューポートにあるバンドのDoor To The Riverスタジオとモンマスのロックフィールド・スタジオでレコーディングされた "Decline & Fall "は、常連コラボレーターのデイヴ・エリンガとロズ・ウィリアムズがプロデュースし、シーザー・エドマンズ(ビーチ・ハウス/スウェーデン/ウェット・レッグ)がミックスした。



新曲についてバンドはこう語っている。「音楽的に『Decline & Fall』では、前進する動きを作り出そうとした。この曲は、過去を利用して未来へと推進させるもので、歌詞は、管理された衰退を受け入れて受け入れる一方で、まだ存在する小さな奇跡を祝うという、気づきと理解の1つである」


バンドは、先月のマンチェスター公演を含め、『Under the Radar』で軒並み素晴らしい評価を受けたスウェードとのUK共同ヘッドライン・ツアーを完売させたばかりで、絶賛されたサード・アルバム『The Holy Bible』は明日8月30日(金)に発売30周年を迎える。彼らの次のライブは、9月8日にプレストンのムーア・パークで行われるRadio 2 In The Parkである。


 


ピクシーズは、近日リリース予定のスタジオ・アルバム『ザ・ナイト・ザ・ゾンビーズ・カム』からの新曲「オイスター・ベッド」を公開した。


この曲は、ロックフィールド・スタジオでのバンド活動中にブラック・フランシスが絵を描くようになったことにインスパイアされたもので、現在フランシスの自宅の廊下に飾られているアートワークを反映している。彼はこの曲について、「ここ2、3年の間に描いていたものの洗濯物リスト」と語っている。ロックフィールドでレコーディングしているときに、また絵を描き始めたんだ。


ピクシーズのニューアルバム『The Night The Zombies Come』はBMGより10月25日リリース予定。







◾️PIXIES 新作アルバム『THE NIGHT THE ZOMBIES CAME』を発表 BMGから10月に発売 中世をテーマにしたレストラン、泥沼の人々、ドルイド教、ゾンビまでを描く

 

Soul Asylum
©Darin Kamnetz

 

80年代以来、Soul Asylu(ソウル・アサイラム)は、パンクのエネルギー、ギターの火力、アグレッシブなものからハートフルなものまで幅広い楽曲を、騒々しく力強く組み合わせたロックグループとして知られてきた。しかし、ソウル・アサイラムは、まず間違いなく、2000年代までは「オルタナティヴロック・バンドの大御所」という扱いだったが、今や彼らにオルタネイトの称号を与えることは順当であると言えるだろうか。その答えは、次のアルバムですべて明らかにされる。ミネアポリスのバンドによる、華やかで、楽しくて、ルーズな13枚目のスタジオ・アルバム『Slowly But Shirley』には、これらバンドの魅力がたっぷり凝縮されている。



『Slowly But Shirley』では、ドラムのマイケル・ブランド(プリンス/ポール・ウェスターバーグ)、リード・ギタリストのライアン・スミス、ベーシストのジェレミー・タッペロが参加するソウル・アサイラムが、お馴染みのプロデューサーを起用したことも助けになった。 スティーヴ・ジョーダンは、1990年の『And the Horse They Rode In On』でもプロデュースを担当している。

 

初めてスティーヴ・ジョーダンと一緒に仕事をした当時、ソウル・アサイラムのメンバーは、スタジオで自分たちのサウンドをどのように表現するのがベストなのか、まだ考えあぐねていた。「彼は、スタジオで音楽を演奏するプレイヤー独自の言語を教えてくれたんだ。当時の僕らはそうではなかった。何をどういう順番でやればいいのか、まだよくわかっていなかったんだ」



それから数十年が経ち、両者は、それぞれ別の場所にいる。ジョーダンは現在、ローリング・ストーンズのドラマーであり、ソウル・アサイラムは、グラミー賞を受賞したビルボード・ホット100トップ5ヒット 「Runaway Train 」とモダン・ロックNo.1大ヒット 「Somebody to Shove 」を収録した1992年のダブル・プラチナ・アルバム『Grave Dancers Union』で商業的にブレイクし、ロック・シーンで最も刺激的で勤勉なバンドのひとつであり続けている。

 

しかし、『Slowly But Shirley』では、以前のコラボレーションを思い起こし、ミネアポリスのテラリウムでライヴ・レコーディングを行い、ニューヨークの伝説的スタジオ、エレクトリック・レディとヒット・ファクトリーでヴォーカルをオーバーダビングした。ジョーダンはドラムとタンバリンもオーバーダビングした。

 

「以来、私もスティーヴも多くのことを学んだ。でも僕らはお互いの言葉を知っていた。だから、レコードには、デジタルでカットアップしただけでは得られないフィーリングがあるんだ」


ダジャレを利かせた名前とは裏腹に、『Slowly But Shirley』にはかなり感動的な(そしてシリアスな)裏話がある。このアルバムのジャケットとタイトルは、シャーリー・「チャチャ」・マルドーニーに敬意を表している。「子供の頃、ドラッグレースが大好きだったんだ。

 

レコードのタイトルとジャケットは、ドラッグ・レーサーのパイオニア、シャーリー・"チャチャ"・マルドウニーに敬意を表している。「子供の頃、ドラッグレースが大好きだった」とデイヴ・ピルナーは続けた。「彼女はドラッグレースの最初の女性だった。彼女がレース界の男たちに立ち向かおうとしてくれたことは、私にとって大きな意味があった。私のマネージャーは彼女を呼び出し、彼女は私たちに祝福を与えた」

 

当初はラウド・ファスト・ルールズとして知られていたソウル・アサイラムは、ピルナーがまだ高校生のときに結成され、ザ・リプレイスメンツやハスカー・デューといったミネアポリスの同業者とともに、米国中西部の名高い音楽シーンの一角を占めるようになった。ソウル・アサイラムは「Grave Dancers Union』でメインストリームに躍り出た後、バンドはその勢いのまま、世界的ヒット曲「Misery」をフィーチャーした1995年の『Let Your Dim Light Shine』でプラチナ認定を受け、ケヴィン・スミスのカルト映画『CRA』のサウンドトラックにも参加した。1995年、ソウル・アサイラムは名実ともに世界的なロックバンドと見なされるに至った。

 

新作アルバムのリード・シングル「Freak Accident」について、デイヴ・ピルナーはプレスリリースで次のように語っている。「ジョークはいつも僕の上にある。誰もが間違いを犯すこともあるはずさ」

 

 

「Freak Accident」

 

「Freak Accident」

 

Label: Blue Elan

Release: 2024年9月27日


Tracklist: 


1.The Only Thing I'm Missing

2.High Road

3.You Don't Know Me

4. Freeloader

5.Tryin' Man

6.Freak Accident

7.If You Want It Back

8.Waiting on the Lord

9.Trial By Fire

10.Makin' Plans

11.Sucker Maker

12. High & Dry

 

Geordie Greep
©Yis Kid


ブラック・ミディのボーカリスト/ギタリストのジョーディ・グリープが、ソロ・デビュー・アルバム『The New Sound』を発表した。

 

このアルバムは10月4日にラフ・トレード・レコードからリリースされる。このニュースに合わせて、彼はリードシングル「Holy, Holy」とイーサンとトムが監督したミュージックビデオを公開した。


本日のリリースは、Greepがブラック・ミディは "無期限で終了した"との電撃的な発表から1週間後に行われた。

 

「『ザ・ニュー・サウンド』のレコーディングでは、初めて誰にも答えられなかった。「そして、私が抱いた全ての衝動に、その結論に至るまで従うことができた。バンド(ブラック・ミディ)をやっていると、"何でもできる "という感覚を持つことが多いけど、そのアプローチにはある種の制限もあるんだ」


「このアルバムの主なテーマは絶望なんだ。頼りない語り手ではなく、すべてをコントロールできていると自分をからかっているが、そうでない人物の声が聞こえるだろう」とGreepは付け加えた。(”頼りない語り手”とは、パトリック・モディアノに代表されるような現代的な書き手の文体のことをいう。)


ザ・ニュー・サウンドの制作には30人以上のセッション・ミュージシャンが参加し、録音現場は、サンパウロやロンドンまで及んだ。

 

「いくつかのトラックはすでに別の場所でレコーディングしていたんだけど、ちょっと合わなかったから、新しいメンバーで録り直したんだ」とグリープは説明した。

 

「曲の半分はブラジルで、地元のミュージシャンを土壇場で集めてみたんだ。彼らは私が作ったデモに興味を持ってくれただけで、私がやったことを聴いたことはなかった。トラッキングはすべて1日か2日くらいで終わった。その後、ロンドンでオーバーダビングをしたんだ」



「吹き込み過ぎないようにという意味で、長さを心配していた。でも、音楽を聴いて、それが何を意味するのか、何をしようとしているのか、良くも悪くも事前に知っていることに、本当にうんざりしているんだ。私の好きな音楽はすべて、リスナーが何が起こっているのかを理解するためのものだ。ピーター・ハミルやナット・キング・コールのような私の好きな歌手は、文字通り唯一無二の存在。それが大好きなんだ。特に歌詞は、明確ではない部分もあるけれど、他方、抽象的な考えではないことがわかる」


 

「Holy, Holy」

 

 


Geordie Greep 『The New Sound』

 

 Label: Rough Trade

Release: 2024年10月4日

 

Tracklist:


1. Blues

2. Terra

3. Holy, Holy

4. The New Sound

5. Walk Up

6. Through A War

7. Bongo Season

8. Motorbike

9. As If Waltz

10. The Magician

11. If You Are But A Dream

 

Foreigner


10月4日に発売予定のフォーリナー作品集『Turning Back The Time』は、バンドの最初の6枚のアルバムから選りすぐりの曲が収録されている。そのすべてがプラチナ・アルバム以上の評価を得ている。世界的な大ヒット曲ばかりで、最後には未発表のタイトル曲が収録されている。

 

タイトル曲「Turning Back The Time」は8年ぶりのフォーリナーの新曲。ロックンロールとの出会いや、バンドのスターダムの初期を懐かしく回想している。


「Turning Back The Time」は、ルー・グラムとミック・ジョーンズのコラボレーションから始まった。グラムは2003年にフォーリンガーを脱退。ジョーンズはバンドに残ったが、パーキンソン病を患っているため、最近は演奏していない。

 

最近、ジョーンズはマルティ・フレデリクセンとともにこの曲を作り直した。ジョーンズとグラムは1996年にこの曲のデモを一緒にレコーディングしており、グラムのヴォーカルはそのオリジナル・デモに由来する。ジョーンズは、米・ビルボード誌の取材に対して次のように語った。


「ルー・グラムと私が一緒に書いた曲の中には、日の目を見なかったものがたくさんある。「Turning Back The Time」はマルティ・フレデリクセンとの共作。マルティと私は最近、この曲を見直して作り直した。時間が経ったからこそ、新鮮な視点でこの曲に立ち返ることができた。ロックの殿堂入りを間近に控え、この曲を世界に聴いてもらうのに理想的なタイミングだと思った」

 

「Turning Back The Time」

 

The Hives

「Rigor Mortis Radio」(昨年リリースされた『The Death of Randy Fitzsimmons』収録)の新しいビデオでは、スウェーデンのロックバンドが「Bob Fosse Meets NSYNC」と形容されるド派手な振り付けを披露している。


ミュージックビデオは、ザ・ハイヴスのオリジナル脚本、アイデア、脚本をもとに、フィリップ・ニルソンが監督を務めた。バンドが南ロンドンのランベスで、20世紀のジャズ・ダンス界で最も影響力のある人物ボブ・フォッセにインスパイアされ、巧みに振り付けられたダンスを披露している。

 

ボブ・フォッセは『パジャマ・ゲーム』、『スウィート・チャリティ』、『How To Succeed In Business Without Really Trying』などのミュージカルの振り付けを担当し、後に『キャバレー』の演出でオスカーを受賞した。


「この映像は1年以上前に発表されるはずだったんだけど、されなかったんだ。当時、VHSがレプラコーンに盗まれたなんて言っていたんだけど、驚いたことにそんなことはなかったよ! ハイヴスは未来人だから、テクノロジーが僕らのアイデアに追いつくのを待つしかなかったわけなんだ。私たちはプロのダンサーではないので、演技やポイズについてはお見逃しください!!」


ザ・ハイヴスは、夏の間、グリーン・デイとフー・ファイターズのオープニングを務め、秋にはアズベリー・パークのSea.Hear.Nowとシカゴのライオット・フェスト、そして9月24日のキングズ・シアターでのニューヨーク公演を含むヘッドライナー・ツアーを行う。



「Rigor Mortis Radio」