ニューカッスル/アポン・タインのジャズ界を牽引するKnatsが新曲「Take a Seat on the Settee」を配信リリース  Lots of Handsとのコラボ楽曲

本日、ニューカッスル・アポン・タインのジャズ界を牽引するKnatsが、新曲「Take a Seat on the Settee」を配信リリースした。


新曲はバンドにとって激動の1年を締めくくる作品。この1年で彼らは、批評家絶賛のセルフ・タイトル・デビュー・アルバムをリリースしたほか、ジョーディー・グリープ(ブラック・ミディ)のサポートを務め、R&Bのレジェンド、エディ・チャコンのUKツアーでバック・バンドとして演奏した。


さらに「ジャズ・リフレッシュド」のヘッドライナー公演、ジャズ・カフェでのStr4ta公演のサポートをいずれもソールドアウトさせたほか、「ロンドン・ジャズ・フェスティバル」にも出演した。また、今年6月にはキューバン・ブラザーズのマイク・キートとザ・ブラン・ニュー・ヘヴィーズのサイモン・バーソロミューとのコラボ楽曲「Beauty & The Beast (Peace)」を発表するなど、その勢いは止まらない。


Lots of Hands


今回の新曲「Take a Seat on the Settee」は、同郷出身のノイズ・ロック仲間ロッツ・オブ・ハンズとのコラボレーション楽曲で、ナッツの作曲の幅広さを改めて浮き彫りにした内容となっている。


メンバーのスタン・ウッドワード(ベース)が手掛けた同楽曲は、皮肉を込めた、ジャンルを超越した作品で、歪んだオーケストラ風アート・ロックの要素と、(エリック・)サティや(アルノルト・)シェーンベルクらに由来する和声的アイデアを融合させている。


歪んだボーカルが爆発的なホーンとサックスのブレイク、不気味な鍵盤、霞んだギターライン、一見単純ながら複雑なドラムを軽やかに舞う様は、シュールでありながら魅惑的な世界を生み出している。スタンは楽曲の背景について、「若い頃にやらかした悪戯の数々を母親に打ち明ける少年の物語」だと語っている。


新曲「Take a Seat on the Settee」配信中:



配信リンク: https://bfan.link/take-a-seat-on-the-settee


新鋭ながら、〈Beams Plus〉とロンドン発スケートブランド〈PALACE SKATEBOARDS〉との初コラボライン広告に楽曲「Tortuga (For Me Mam)」が起用された若手5人組、ナッツ。今春、待望のセルフ・タイトル・デビュー・アルバムをリリースしたばかりの彼らだが、2026年にはSXSWへの出演、そしてさらなるリリースも予定しているそうなので、まだまだ目が離せなそうだ。



【アルバム情報】



アーティスト名:Knats(ナッツ)

タイトル名:Knats(ナッツ)

品番:GB4003CD (CD) / GB4003 (LP)

発売日:発売中

レーベル:Gearbox Records


<トラックリスト>

(CD)

1. One For Josh

2. Miz (featuring Anatole Muster)

3. 500 Fils (featuring Parthenope)

4. Black Narcissus

5. Rumba(r)

6. Makina Thema

7. Tortuga (For Me Mam)

8. Se7en (featuring Tom Ford)

9. In The Pitt

10. Adaeze


(LP)

Side-A


1. One For Josh

2. Miz (featuring Anatole Muster)

3. 500 Fils (featuring Parthenope)

4. Black Narcissus

5. Rumba(r)

Side-B
6. Makina Thema

1. Tortuga (For Me Mam)

2. Se7en (featuring Tom Ford)

3. In The Pitt

4. Adaeze



デジタル・アルバム『Knats』配信中! 

https://bfan.link/knats


Credits:

Stan Woodward: bass guitar

King David Ike Elechi: drums

Ferg Kilsby: trumpet

Cam Rossi: tenor saxophone

Sandro Shar: keyboards

Parthenope: alto saxophone on “500 Fils”

Richie Sweet: congas on “Rumba(r)” and “Adaeze”

Tom Ford: electric guitar on “Se7en”

Anatole Muster: accordion on “Miz"

Miro Treharne: vocals on “In The Pitt”

Otto Kampa: alto saxophone on “In The Pitt”

Matt Seddon: trombone on “In The Pitt”

Enya Barber: violin on “Tortuga (For Me Mam)”

Sam Booth: cello on “Tortuga (For Me Mam)”


All tracks written and arranged by Stan Woodward and King David Ike Elechi 

apart from “Black Narcissus”, written by Joe Henderson.


Produced by Darrel Sheinman


Recorded at Studio 13, London by Giacomo Vianello, assisted by Ishaan Nimkar


All tracks mixed at The Friary Studios, Aspley Guise by Hugh Padgham apart from “Tortuga (For Me Mam)”, mixed by Chris Webb


Mastered by Caspar Sutton-Jones



バイオグラフィー


Knats(ナッツ):


ニューカッスル・アポン・タイン出身の2人の生涯の親友、スタン・ウッドワード(ベース)とキング・デイヴィッド・アイク・エレキ(ドラムス)が率いるクインテット。その他のメンバーは、ファーグ・キルズビー(トランペット)、キャム・ロッシ(テナー・サックス)、そしてサンドロ・シャー(キーボード)。


それぞれのルーツであるジャズ、ドラムンベース、ハウス、ゴスペルから派生したダンス・ミュージックを特徴とする。シーンに登場して間もない彼らは、すでにSoho Radio、BBC Newcastle、WDR3によって認知され、Spotifyの ‘All New Jazz’プレイリストに選曲された他、‘Jazz Fresh Finds’のカヴァーも飾っている。さらに、BBC Introducing North Eastからも絶大な支持をされている。 


全くの新人ながら、 2024年10月に発表された〈Beams Plus〉とロンドン発のスケートブランド〈PALACE SKATEBOARDS〉との初コラボレーション・ラインの広告に楽曲「Tortuga (For Me Ma)」が使用された。同年にはジョーディー・グリープ(ブラック・ミディ)のUKツアーでのサポートや、ソールドアウトした“ジャズ・リフレッシュド”のヘッドライナー、ジャズ・カフェでのStr4ta(ストラータ)のサポート、”ロンドン・ジャズ・フェスティバル”への出演、さらにはR&B界のレジェンド、エディ・チャコンのバック・バンドとして英国ツアーにも参加した。2025年2月、待望のセルフ・タイトル・デビュー・アルバムをリリース。



Lots of  Hands(ロッツ・オブ・ハンズ):


ビリー・ウッドハウスとエリオット・ドライデンで構成される、ニューカッスル出身のインディー・ロック・デュオ。2人は16歳の時に学校の音楽プログラムで出会い、パンデミック中にリモートで活動を始めた。電子音の質感、ローファイな内省、個人的な物語を融合させた独自のサウンドが特徴。悲嘆、喪失、成長といったテーマを探求する、情感豊かな音楽で知られている。彼らはジャンルの境界を探求することで知られ、アンビエントやエレクトロニックの要素を伝統的なインディーロックの構造と融合させている。彼らの音楽は豊かな楽器編成を特徴とし、時にサックスやフルートを取り入れ、「エノ風」で感情に響くものと評される。アレックス・Gやヴェルヴェット・アンダーグラウンドといったアーティストから影響を受けている。最新アルバム『into a pretty room』(2025年1月リリース)は、ビリーの寝室スタジオで両メンバーが物理的に同席して録音された、初の真の共同制作作品である。同作は批評家の称賛を集め、ファン層を拡大している。

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