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Snõõper

ナッシュヴィルの新進気鋭のパンクバンド、Snõõperは大晦日に2023年を締めくくるべく、カオティックなトラック 「for yr love 」を公開した。この曲はサイケロック風のリミックスソングで、エリック・クラプトン、ジェフ・ベック、ジミー・ペイジが在籍したヤードバーズの代表曲。彼らのビンテージロックに対する愛着がターンテーブルのようなミックスと融合を果たした。


今年、Snõõperはジャック・ホワイトの主宰するサードマンから『Super Snõõper』(Reviewを読む)をリリースした。先月は単発シングル「Company Car」を公開している。両シングルはいずれもバンドキャンプの限定リリース。


デビューアルバムでは、カルフォルニアのオリジナル・パンク、DCやボストンのストレイト・エッジに傾倒をみせたが、二つのシングルは双方とも一定のジャンルでは語りつくせないものがある。snooperの雑多性、クロスオーバー性を象徴するづけるユニークかつ魅力的なトラックだ。


Craig Armstrong
 

 

Massive Attackのコラボレーターとして、また『ロミオ+ジュリエット』や『ムーラン・ルージュ』など数々の映画音楽で知られるスコットランド出身の作曲家、Craig Armstrong(クレイグ・アームストロング)の楽曲をausがリミックス。2曲入りのリミック・シングルはNocturne 8 (aus Remodel)として、Modern Recordingsからデジタルで発売となった。配信リンクとアートワークは下記よりご覧ください。

 

この曲は、ロックダウン中に2台のピアノのために制作された『NOCTURNES - MUSIC FOR TWO PIANOS』に収録されていた。Alva Noto、Mogwai、Scott Fraserらが参加してきたリミックス・プロジェクトの最後を締めくくる作品となっている。



Massive Attackとの長年に渡るコラボを経て、Massive Attackのレーベル”Melankolic” (Virgin Records)から、リリースしたソロ・アルバムの二枚、『The Space Between Us』と『As If To Nothing』でソロ・アーティストとしてのキャリアをスタートしたクレイグ・アームストロング。

 

その後、クラシック、映画音楽などジャンルの壁を越えて、繊細かつ詩情溢れる色彩豊かな音楽を発表することで高い評価を築いてきた彼の作品を、日本人プロデューサーausがリミックス、本日リリースした。

 

aus

 

クラシカルでメロディックな楽曲の世界を引き継いだ「aus Remodel」、躍動感溢れるパーカッションとシンセを加え、メランコリックなダブ・エレクトロニカへと変貌させた「aus Reprise」の2曲を収録。




Craig Armstrong - Nocturne 8 (aus Remodel)

 




発売日:2023年11月10日
フォーマット:DIGITAL
レーベル:MODERN RECORDINGS



Tracklist:

 
1. Nocturne 8 (aus Remodel)
2. Nocturne 8 (aus Reprise)

 

配信リンク:


https://aus.lnk.to/CraigArmstrong

 

 

 
 NOCTURNES: MUSIC FOR 2 PIANOS:



『ロミオ+ジュリエット』や『ムーラン・ルージュ』、『華麗なるギャッツビー』などのバズ・ラーマン監督映画のスコアや、マッシヴ・アタックとのコラボレーションで知られるスコットランドはグラスゴー出身の作曲家/アレンジャー/現代音楽/エレクトロ・アーティスト、クレイグ・アームストロングが贈る、長く、静かな夜の癒しのピアノ・ナイト・ミュージック。

 

ロックダウン中に制作された『NOCTURNES - MUSIC FOR TWO PIANOS』。本作には彼が2020年から2021年の間に制作した14曲が収録されているが、そのほとんどが、英国中がロックダウンとなっていた時期に、外出禁止となっていた夜の間で作られたものだという。

 

アームストロング曰く、「2台のピアノのための楽曲としたことで、より抽象的な曲を作ることができ、メロディーやハーモニーの輪郭がぼやけた拡散した音を作ることができた」という。収録されているノクターンは繊細なメロディの断片に焦点を当て、作曲の過程を明らかにしながら展開されている。そして、それぞれの小品は独立していながらも、各楽章の雰囲気や意図は全体としてまとまったものになっている。



自宅で作曲・録音した本作の制作は、アームストロングにとってパンデミックの中である意味、癒しの時間でもあったという。

 

それゆえに彼は、アルバムの音の美しさと音楽の内省性が、リスナーにとってこの奇妙な時代に慰めを見出す助けになるかも知れないと思っている。本作『NOCTURNES』をアコースティックなアルバムにしたいと考えたのも、「この形式であれば、演奏したいと思う2人のピアニストがいれば、誰でも楽曲を演奏することができるから」と彼は語った。音楽の持つ癒しの力が込められた本作『NOCTURNES: MUSIC FOR 2 PIANOS』。長く静かな夜にぴったりの作品である。


 

Mckinly Dickson ©City Slang

 

今年6月にCity Slangから『Beloved! Paradise! Jazz!?』をリリースした後、現在、シカゴを拠点に活動するラッパー、McKinly Dickson(マッキンリー・ディクソン)は、ヒット・シングル「Run Run Run」で、同じアメリカ出身のラッパー、ブルーをコラボレーションに招いた。この作品はオリジナル・バージョンと合わせて2曲収録EPとして発売中である。ストリーミングはこちら



マッキンリーとブルーはともに、リリックの深みとパワフルな表現で知られている。このコンビはオリジナル・トラックの陽気でありながら物悲しい衝動と完璧にマッチしている。オリジナル・トラックの楽しげでありながら地味な緊迫感にぴったりであり、ニューシングルの発売についてもマッキンリーが11月2日にイギリスとヨーロッパで公演を行う前の絶好のタイミングとなった。



このコラボレーションシングルについて、マッキンリー・ディクソンは次のように語っている。

 

”Below The Heavens”は私の人生において極めて重要なポイントだったんだ。ラップ・ミュージックが表現方法として使えることを発見した瞬間だった!

 

あれから何年も経って、Bluが僕の曲でハングリーなサウンドを聴かせてくれるなんて光栄だよ。聴かせてくれたことを光栄に思う。



 

Pole

Sleaford Modsがダブ・テクノ・プロデューサー、Poleの楽曲を新たにリミックスした。このシングルはPoleの「Tempus Remix EP」に収録される。『Tempus Remix EP』は2023年11月24日にMuteから発売予定。


UKデュオは、2022年のアルバム『Tempus』に収録されたドイツ人プロデューサーのトラック「Stechmück」をリワークを手掛けた。

 

リミックスは、近日リリースされる『Tempus Remix EP』に収録される。下記よりご視聴下さい。アレッサンドロ・コルティーニとローズは、11月にリリースされる同リリースにもリミックスを提供している。


Sleaford ModsのAndrew Fearns(アンドリュー・ファーン)は声明の中で次のように述べている。 「ポールは素晴らしいプロデューサーだよ。彼とコラボレーションできることは、とても嬉しく光栄なことだ。僕は長い間ファンで、去年ロンドンのカフェOTOで彼がプレイするのを見たときは感動した」


 

©Nik Soelter

ウォーター・フロム・ユア・アイズは、今年リリースされた『Everyone's Crushed』のフル・アルバム・リワーク『Crushed By Everyone』をMatadorから11月17日にリリースすると発表した。このリミックス・アルバムには、マンディ・インディアナ、ザ・デア、ナリッシュド・バイ・タイムなどによるアルバム収録曲のリワーク、リミックス、カバーが収録されている。

 

Rachel Brown(レイチェル・ブラウン)とNate Amos(ネイト・エイモスがキュレーションしたこのアルバムは、友人、ツアー仲間、仲間など、急速に拡大するグループのコミュニティをマッピングした貢献で、彼らの個人的な名簿を大きく掘り下げている。このアルバムは、全員が実際に会ったことがある(少なくともDMを共有したことがある)珍しい「リミックス」アルバムだ。


2回に分けてリリースされる本日は、インディアナ州マンディによる「Remember Not My Name」の解体、ソード IIによる「Open」のパス、失恋ファンタジーによる「Buy My Product」のテイク、そしてネイト・エイモスによる「Barley」の再構築ヴァージョンが収録されている。

 


「これほど多くの素晴らしいミュージシャンたちが、私たちにインスピレーションを与えてくれるだけでなく、私たちの既存の作品を彼ら独自の手法で構想してくれるような時代に生きていることは素晴らしいことです」とウォーター・フロム・ユア・アイズは言う。「才能あるアーティストたちが、このプロジェクトにかけがえのない時間とエネルギーを費やしてくれたことに感謝している。私たちと同じように、これらのリミックスを聴いて楽しんでほしい」


バンドは、マンチェスター、ピッチフォーク(パリ、ロンドン、ベルリン)、ミューテーションズ、プリマヴェーラ・ウィークエンダー・フェスティバル、11月7日にロンドンのヴィレッジ・アンダーグラウンドで行われる同レーベル、Matadorに所属するbar italiaとの公演を含む、イギリスとヨーロッパのフェスティバルとヘッドライン公演をスタートさせる。

 

 

Water From Your Eyes 『Crushed by Everyone』(Remix Album)

 


Label: Matador

Release: 2023/11/17

 

Tracklist:


1. Structure (The Cradle Version)
2. Crushed Barley
3. Out There (The Dare Version)
4. Open (Sword II Version)
5. Everyone’s Crushed (Kassie Krut Version)
6. True Life (Nourished by Time Version)
7. Remember Not My Name (Mandy, Indiana Version)
8. 14 (Jute Gyte Version)
9. Buy My Product (fantasy of a broken heart Version)

WATER FROM YOUR EYES – 2023 TOUR DATES
October 25-26 – Austin, Texas @ Levitation
October 30 – Manchester, UK @ The Deaf Institute
October 31 – Glasgow, UK @ The Hug and Pint
November 1 – Leeds, UK @ Brudenell Social Club
November 3 – Berlin, DE @ Pitchfork Berlin
November 5 – Margate, UK @ Where Else
November 7 – London, UK @ The Village Underground #
November 8 – Bristol, UK @ Dareshack
November 10 – Paris, FR @ Pitchfork Paris
November 11 – London, UK @ Pitchfork London
November 12 – Kortrijk, BE @ Sonic City
November 13 – Luxembourg, LU @ Rotondes
November 15 – Den Haag, NL @ PAARD
November 16 – Amsterdam, NL @ Bitterzoet
November 17 – Benidorm, ES @ Primavera Weekender

# w/ bar italia

 

Patricia Wolf/  Cassandra Croft

 

東京のプロデューサー、ausにとって、15年ぶりの復帰作となった新作アルバム『Everis』レビュー)のリミックス集をデジタルで10月27日にリリースすることを発表した。すでにパトリシア・ウルフのリミックスを中心に複数の先行シングルが公開となっている。多数のプロデューサーによるオリジナル曲とは一味異なるリミックスのニューバージョンをチェックしてみましょう。

 

Warp Recordsからトリップ・ホップ〜ポスト・ロックを橋渡しした先進的なバンド・サウンド、Massive Attack、Björk、The Prodigy、De La Soul、The FugeesをサポートしたRed Snapperを筆頭に、Metron Recordsからのリリースで知られる中国出身のサウンドアーティスト、Li Yilei。

 

デトロイト・テクノ第二世代の名プロデューサー、John Beltran、Doves、Peter Hook(Joy Division、New Order)のキーボード・プレイヤーとして活躍するRebelski、現代ジャズとミュージックコンクレートを融合させる”Gondwana Records”に所属する新世代ピアニスト、Hanakiv。


さらには、Depeche Mode、The Boo Radleysへのリミックスを提供した、Mo’ WaxのHeadz 2、Cup Of Teaのコンピレーションへの参加で知られるトリップ・ホップ幻の伝説、”Grantby”など、世代やジャンルを超えた強力なラインナップがausのリミックスに参加した。

 

 

Grantby

 

Li Yilei - Joan Low

 


 

Hanakiv

 

Rebelski

 

 

さらに、Lo Recordingsのオーナーにして、SeahawksのOcean Moon。Gondwana Recordsの人気グループ、Forgivenessのメンバー、JQ。アメリカ・オレゴンのPatricia Wolf。現行のアンビエント/ニューエイジ・シーンで注目を浴びる3組、日本からはデビュー作「In her dream」が各地で絶賛を浴びた”marucoporoporo”が、自身初のリミックスを披露する。


ストリングス、ピアノ、クラリネット、フルート、ドラムなど様々な楽器と声、エレクトロニクス、さらに、大量のフィールド・レコーディング、レコードのサンプルが含まれたオリジナル・アルバムの素材に新しい視点で光を与え、紐解いていく珠玉のリミックス集となっている。 

 

 

 

 

 

Celebrated for encompassing ideas plucked from disparate genres such as classical, spiritual jazz, indie, avant-garde and folk, Yasuhiko Fukuzono founded the internationally renowned FLAU record label in Japan in 2006. He has since gained worldwide attention as aus, through his skillful and delicate sound production, exquisitely combining cinematic strings and electronics with sounds from everyday life.
 
Being born and bred in Tokyo, the city is an indisputable reflection of the loud-and-quiet dynamics that permeate Fukuzono’s sound. With a passion for rediscovering and reinventing the very nature of sounds around him a palette of samples are merged and manipulated into a state of almost nonrecognition, including train station ticket gates; computer keyboards; airport runways; a brass band practising in a schoolyard and many other fragments of everyday life 
 
The original ‘Everis’ album was recorded following a major burglary at his home studio and label HQ, from which he lost his entire catalogue of completed and work-in-progress music. Fukuzono decided to create something away from the precarious confines of his PC and armed with only some basic stems salvaged from an audio/video installation project he had been working on with contemporary artist Karin Zwack, Fukuzono set about combining the long-existent melodies in his head with the video and remaining field recordings on his phone, in order to create musical synapses between memories which had remained unconnected.

 

 

 

 

aus 『Everis』‐ Remix 

 




アルバム発売日:2023年10月27日
フォーマット:DIGITAL
レーベル:Lo Recordings x FLAU

 

 

Tracklist:

 

1 Halsar Weiter
2 Landia (John Beltran Remix)
3 Past From (Rebelski Remix)
4 Steps (Li Yilei Remix)
5 Make Me Me (marucoporoporo Remix)
6 Flo (Red Snapper Rework)
7 Swim (Hanakiv Remix)
8 Memories (JQ Remix)
9 Further (Grantby Remix)
10 Neanic (Patricia Wolf Remix)
 

 

 

Buy(アルバムのご購入):

https://flau.bandcamp.com/album/revise-everis-remixed 

 

 

Streaming/Download(ストリーミング/ダウンロード):

https://aus.lnk.to/Revise 


 
今年、Geoff Barrowが設立したInvada Recordsからデビューアルバム『Nails』を発表したミドルスブラのアウトフィット、Benefitsが「Council Rust」のJames Adrian Brownによるリミックスを公開した。


Benefitsは結成当初の無骨なポストパンク・サウンドからノイズを追加するようになり、NMEから密かに注目を受けるように。デビュー・アルバム『Nails』では、ノイズコア、インダストリアルノイズ、グラインドコア、ヒップホップ、ポストパンクなど幅広いアプローチを展開し、大きな成長を遂げた。彼らのデビュー作をスティーヴ・アルビニは高く評価し、「Fuckin' Cool」と手放しに絶賛した。Benefitsは、Grastonburyのレフト・フィールドに出演している。以後、地元のミドルスブラ、ブリストル、及び、イギリスの都市圏にとどまらず、ドイツ等でもライブを開催している。イギリスの音楽メディア”CLASH”の主催する教会でのライブも反響を呼んだ。

 

今回のリミックス・バージョンは、過激なアジテーションでリスナーを鼓舞するBenefitsの元来のノイズコアのスタイルとは、明らかに一線を画するものである。原曲については、ノイズ・アンビエントやオーケストラレーションにスポークンワードが乗せられるという前衛的なものだったが、今回のリミックスにより、ダンサンブルかつスタイリッシュなエレクトロに生まれ変わった。Benefitsは、このリミックスバージョンに関して次のように説明している。


「テープ・ループと繊細なビートで僕らのサウンドを粉々にしてくれた。2分20秒の編集だよ。James Adrian Brownに感謝したい」

 



 

©Shervin Lainez


ネーション・オブ・ランゲージ(Nation of Language)は、同じくニューヨークのシンガーソングライター、ミス・グリット(Miss Grit)による「Too Much, Enough」のリミックスを公開した。試聴は以下から。


「どの曲も完璧に聴こえるバンドの曲を再構築するのは、実はかなり大変だった。私はただ、彼らの音楽がすでに私に感じさせてくれるものをもっと加えたいと思ったの。特にこの曲は遊び心に溢れていて、その楽しさをさらに増やしたかったんだ」とミス・グリットは声明を出している。


『Strange Disciple』はPIASから9月15日にリリースされる。このアルバムには、先に発表されたシングル「Sole Obsession」、「Weak in Your Light」、「Stumbling Still」が収録されている。


「Too Much,Enough」‐Remix

 

デス・キャブ・フォー・キューティーが新曲「An Arrow in the Wall」を発表。さらに、12インチのフィジカル盤にはCHVRCHESによるこの曲のリミックスも収録されている。


「An Arrow In the Wallは、21世紀の私たちの周りにある、社会全体が崩壊しつつあるという警告のサインについて歌っている」とDCFCのフロントマン、ベン・ギバードは声明の中で語っている。「壁に刺さった矢は今回は外れたかもしれないが、次も外れないと考えるのは甘いだろう」


この曲のリミックスについてギバードは、CHVRCHESが「私たちの少し物憂げなダンス・トラックをメジャーなクラブ・バンガーに変えてくれた」と語っている。


「An Arrow in the Wall 」とCHVRCHESのリミックスの両方を以下で聴くことができる。



 

 

 

 

Caroline Polachek

Caroline Polachek(キャロライン・ポラチェク)は、「Bunny Is A Rider」のリミックスバージョンを新たに公開した。

 

ポラチェックは今年、『Desire,I Want To Turn Into You』を発表しており、こちらはその週のベストアルバムに選ばれた。現時点のアートポップ/エクスペリメンタルポップのタイトルホルダーといえよう。

 

この曲は、キャロライン・ポラチェクの『Desire, I Want To Turn Into You』がリリースされるほぼ2年前の2021年にリリースされたときと同じように新鮮に聴こえる。このリリースはまだアーティストがバルセロナに活動拠点を移す以前の時代に録音された。今回、オリジナルに飽きてしまった人のために、このアート・ポップ界の大御所は、「Bunny」の2周年を記念して、Doss、Sega Bodega、Nikki Nairによる3つの新しいリミックス・バージョンを公開した。

 

キャロライン・ポラチェクの音楽そのものは非常に広汎なジャンルに彩られていることがこのリミックス・バージョンを聴くとよく分かる。


「Strawberry」の軽快なシューゲイザーから脱却した、Polache "Bunny "のリミックスでは、ドスはポラチェクの曲をブラックライト・テクノにアレンジしている。その一方で、Sega Bodegaの「UKG」リミックスはその名の通り「UKG」に仕上がっている。アトランタのプロデューサー、Nikki Nairによるこのバージョンは、最近の「UKG」のリミックスに使用されている。



リミックス全3曲は以下よりチェック。

©Miles Kalchik

 

Water From Your Eyesが、インターポールの「Something Changed」を再構築し、リミックスを手掛けた。これは、インターポールの最新アルバム『The Other Side Of Make-Believe』に収録されている曲のリミックス・シリーズの最新作として発売された。これまでにマカヤ・マクレイヴン、ジェフ・パーカー、ジェズーが参加している。以下からチェックすべし。


この曲は、インターポールらしい哀愁漂うオルトロックのナンバーだったが、今回のリミックスではロックからテクノへと移行している。デュオが追加したトラックは、原曲のポール・バンクスのボーカルトラックとにズレが生じているが、時々、それがカチッと重なり合う瞬間もあり、独創性の高いリミックスと言える。このリミックスに関してエイモスはどのように考えているのだろう。

 

「写真のネガのように、曲のトーンを反転させるというアイデアでした」とWater From Your Eyesがのデュオのネイト・エイモスは声明で説明している。「また、ポール・バンクスとレイチェルの会話を作ることで、思考を内面的なものから外面的なものに置き換えることができる。



「Something Changed」{Water From Your Eyes Remix)


 

BeyoncéがKendrick Lamarを起用し、彼女の最新作である『ルネッサンス』からカットされた「America Has a Problem」の新しいリミックスを制作しました。「私は名誉Beyhiveだ、その理由を見てみよう」とLamarはこのトラックでラップしている。この曲をご視聴は以下からどうぞ。


ラマーは以前、ビヨンセの2016年のアルバム『レモネード』からの「フリーダム」や、『ライオンキング』の「ナイル」にも参加し、さらには『ザ・ギフト』にも参加しています。ビヨンセは現在、『ルネッサンス』を引っ提げた大規模なワールドツアーを開催しています。

 





©Ebru Yildiz
 

ニューヨークのポスト・パンクバンド、Interpolは、最新アルバム「The Other Side Of Make-Believe」の収録曲を、Daniel Avery、Makaya McCraven、Jeff Parker、Jesu、Water From Your Eyesといった魅力的なアーティストがリワークを手掛けたプロジェクト「Interpolations」を発表しました。現時点では発売日は未定ですが、今後数ヶ月でリリースされます。

 

この告知とともに、第1弾シングルとして、ドラム奏者であるMakaya McCraven(マカヤ・マククレイヴン)による「Big Shot City」のリワークが公開されました。(ストリーミングはこちらから)



また、バンドは、オリジナル・アルバムのレコーディング中にアティバ・ジェファーソンが撮影した新しいドキュメンタリービデオを公開しました。タイトルは「Interpol - Making 'The Other Side of Make-Believe'」で、この曲のオリジナルは昨年、同レーベルから発売された最新作『The Other Side Of Make Believe』に収録されています。


新しいリワークアルバム『Interpolation』について、インターポールは次のように語っています。

 

5人の才能あるアーティストに最新アルバム『The Other Side of Make-Believe』の楽曲を再構築してもらうというコラボレーションシリーズ、"Interpolations "プロジェクトを発表することを誇りに思います。その結果は、本当にインスピレーションに満ちたものでした。


Makaya McCravenが「Big Shot City」に適用したラテンドラムとベースのリズムから、Water From Your Eyesが「Something Changed」に作成した難解で推進力のあるサウンドスケープに至るまで、「Interpolations」は、我々の曲を再構築し、我々が賞賛する才能あるアーティストたちのビジョンと結合させる異国の旅なのです。

 




 

beabadoobee

beabadoobeeが2023年の最初のリリースとなる「Glue Song」の新バージョンを公開しました。

 

両者のファン・コミュニティから、いつか2人のアーティストがコラボレーションする日が来るという話が何年もオンラインで語られてきたこの曲では、2019年に一緒にアメリカをツアーした後、beabadooobeeとClairoが再度リンクアップしている。


Beaは次のように今回のコラボレーションについて語っている。「クレアは、彼女のファースト・アルバムのリリースの頃に彼女のツアーに連れてきてくれたので、良い友達なんだ。あれは超楽しかった」

 

"Glue Song"のヴァースのパートに彼女が挑戦してくれて、それがとてもスイートなサウンドになった。彼女のメロディーにはいつもインスパイアされてきたし、ついに2人の声が一緒になったトラックは本当にハッピーだよ。この曲はわたしにとって特別な曲で、ハートフルなラブソングなんだけど、わたしたちはその正直さに共感したんです。

 

「Glue Song」 Clairo Version

©Phoebe Fox

 

Hak Bakerのサポート・セットに続いて、Connie ConstanceはプロデューサーのKarma KidとBondaxのAdam Kayeとすぐにスタジオに向かいました。

 

この即席セッションの結果、ハイテンションなトラック "Kamikaze "が生まれ、Constanceはこう叫んだ。 "チック・イエス、チック・ノー、その中間はない/彼らは私にかわいく見えることを望み、私にきれいに見えることを望む"。

 

この曲「Kamikaze」は2022年のアルバム『Miss Power』に収録されましたが、本日、彼女はSleaford ModsのJason Williamsonをフィーチャーした新バージョンを公開しました。


この曲は、特にメディアの目に触れる女性が守るべき西洋的な美の基準について歌っているの。そして、私たちはいつも一緒にいるべきだという考えもある。エイミー・ワインハウスや、最近ではキャロライン・フラックについて、彼らが必要な時にケアされるのではなく、メディアによってどのように扱われたかを話しているんだ。


Sleafod Modsのフロントマン、Jason Williamsonは、この曲への貢献についてこう付け加えている。 

 

最初のコンセプトは、彼女の視点からの声を追加することだったのですが、家父長制を直接経験した者として自分を提示するのは不誠実だと思ったので、別の角度から、男性のカウンター、ゲートキーパーとして参加しました。この曲は素晴らしい曲です。


新バージョンの「Kamikaze」は以下からご視聴下さい。

 



 

Ricardo Villalobos/DJ Python & Ela Minus

 

チリ出身のエレクトロニック・プロデューサー、Ricardo Villalobos(リカルド・ヴィラロボス)がEla MinusとDJ Pythonの2曲のリミックスを担当しました。

 

リカルド・ヴィラロボスはテクノ/ハウスの作曲の他、リミックスの領域で天才的な才覚を発揮するプロデューサー。ECMの再構築アルバム『Re:ECM』におけるグリッチの再プロデュースの手腕は傑出している。


今回、リカルド・ヴィラロボスが手掛けたリミックスEPは拡張リミックスで、「Kiss U」は13分、「Abril Lluvias Mil」は40分に及ぶリワークを収録。オリジナル曲は、Ela MinusとDJ Pythonの2022年のコラボレーションEP「♡」に収録されています。Villalobosのリミックス盤の3月23日にデジタルバージョンが先行公開され、フィジカルバージョンは7月に発売される予定だ。


リミックスを依頼したことに関して、「Ricardo Villalobosは、私の10代の頃からとても意味のある存在です」と、DJ Python はこのリンクアップについて述べています。「彼とこのようなことができるなんて、光栄すぎる。僕の目には音楽界のマイケル・ジョーダンみたいに映るんだ」




マーズ・ヴォルタが2022年に発表したセルフタイトルのカムバック・アルバムの再構築された音響バージョン『Que Dios Te Maldiga Mi Corazon』を4月21日にClouds Hillより発売する。


「私は今、ようやくこのようなレコードを作ることができると悟ったんだ」と、メンバーのオマール・ロドリゲス・ロペスは言う。

 

「それが実験だったんだ。そして、めちゃくちゃ楽しかった。マーズ・ヴォルタはようやく始まったという感じだ。前作がセルフ・タイトルだったのはそのためで、ようやくすべてを取り払って、最初にあったコンセプトのすべてにたどり着いたから。そして、このアコースティック・バージョンは、深遠な場所からのもので、独自の意味と哲学、存在理由を持っているんだ」


『Que Dios Te Maldiga Mi Corazon』から公開された最初のシングルはフルートとパーカッションを駆使した「Blank Condolences」。Eva Gardnerがベース、Leo Genoveseがピアノを担当している。

 


 

©︎ Jimmy Fontaine

デス・キャブ・フォー・キューティーが、近日発売予定のLP『Asphalt Meadows (Acoustic)』から「Foxglove Through the Clearcut」のアコースティックバージョンを公開しました。


彼らは以前、バンドの最新アルバムを再構築したこの作品集をプレビュー、「Pepper」の新しいテイクや、故Mimi Parkerに捧げるLowの「The Plan」のカヴァーを披露していた。Foxglove Through the Clearcut (Acoustic)」の試聴は以下からどうぞ。


 

Lizzo

LizzoがSZAを起用し、「Special」のリミックスをリリースしました。ストリーミングはこちら。試聴は以下より。


Lizzoは先日、第65回グラミー賞で「Special」を披露、同名のアルバムに収録されている別の楽曲「About Damn Time」とともにレコード・オブ・ザ・イヤーを受賞している。12月には、SZAが待望のCTRLの後続作『SOS』を発表し、Lizzoがクレジットされずにゲスト参加している。

 

また、リゾはフジロック 23'でのライブを今年予定しています。フェスに参加予定の方は是非チェックしてみてください。


 



元Chairliftとして知られる、Caroline Polachek(キャロライン・ポラチェック)が、2月14日にPerpetual Noviceからニューアルバム『Desire, I Want To Turn Into You』をリリースします。

 

今回、アルバムのファースト・シングル「Welcome to My Island」の2つのバージョンのリミックスをポラチェックは公開している。Charli XCX、The 1975のGeorge Danielがリミックスを担当している。また、ポラチェックは、UKのエレクトロ・トリオ、PVAによる同曲のリミックスも同時に公開しています。

 

さらにキャロライン・ポラチェックは、スペイン最大の音楽祭、プリマヴェーラ・サウンド 2023にも出演が決定しています。 


「Welcome to My Island」Remix

 

 

 「Welcome to My Island」PVA Remix