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英国の偉大なロックバンド、カサビアンが最新シングル「Chemicals」のオフィシャルビデオを公開しました。


今月初めにリリースされたこの曲は、既に発表されている「ALYGATOR」、「SCRIPTVRE」に続いて、レスターのバンドが、元フロントマンのトム・ミーガン脱退後初めてリリースする7thアルバム『The Alchemist's Euphoria』の三作目のプレビューシングルとして公開されている。

 

昨日(6月21日)、Serge Pizzornoと共同制作した最新曲のヴィジュアルが公開され、カサビアンの新リードシンガーが早朝の故郷を散策している様子が描かれています。


「Chemicals - 3:21am In Les-tah」と題されたこのミュージックビデオは、LOOSE (IDLES, Fred Again..., Joy Crookes) が監督を務め、その名の通り午前3時21分に撮影されたものである。


このシングルについて、Serge Pizzornoは説明している。「この曲は、私が自分自身に大丈夫だと言い聞かせるための曲です。ミーガンの脱退で)すべてが始まったあの数週間の自分を見ているようだった」

 

 

 

Mars Volta


LAのグランドパークで行われたキューブで新曲を発表したThe Mars Voltaが、10年ぶりの新曲「Blacklight Shine」と、ギタリストOmar Rodríguez-Lópezが監督したミュージック・ビデオを公開しました。

 

実際の曲は3分で、The Mars Voltaのいつものラテンサイケにソウルフルなひねりを加えたものですが、ダンスと伝統的なハンドドラム/チャントをフィーチャーした11分のビデオが付いています。下記にてご覧ください。 

 



ザ・マーズ・ヴォルタは再結成ツアーも発表し、ダラス、アトランタ、フィリー、ニューヨーク、ボストン、DC、トロント、デトロイト、シカゴ、デンバー、シアトル、サンフランシスコ、LAでの公演が予定されています。

 

ニューヨーク公演は9月29日、Terminal 5で行われます。サポートにはLe ButcherettesのTeri Gender Bender(とOmar Rodriguez-LopezのバンドBosnian Rainbows)が参加します。全日程のチケットは、現地時間6/24(金)午前10時から発売開始です。全日程は以下の通りです。



The Mars Volta -- 2022 Tour Dates



September 23 - The Factory in Deep Ellum - Dallas, TX

 
September 25 - Tabernacle - Atlanta, GA

 
September 27 – The Metropolitan Opera House - Philadelphia, PA

 
September 29 - Terminal 5 - New York, NY

 
October 1 - MGM Music Hall at Fenway - Boston, MA

 
October 3 – The Anthem - Washington, DC

 
October 5 - Massey Hall - Toronto, ON

 
October 6 - Royal Oak Music Theatre - Detroit, MI

 
October 8 - Aragon Ballroom - Chicago, IL

 
October 11 - The Mission Ballroom - Denver, CO

 
October 14 - Moore Theatre - Seattle, WA

 
October 18 - The Warfield - San Francisco, CA

 
October 21 - Hollywood Palladium - Los Angeles, CA


 

 

The Mars Voltaのラスト・アルバムは2012年の『Noctourniquet』となります。また、同年にバンドは活動を終了しています。その後、セドリックとオマーは、ポストハードコアバンド、At the Drive Inを結成し、2017年に新作『in-ter a-li-a』をリリース、2018年に再びそのバンド活動を休止している。昨年、ザ・マーズ・ヴォルタは未発表音源を収録した18枚組のボックス・セットを発表した。

 

Alex G  Credit: Chris Maggio

 

ペンシルバニア州の鬼才シンガーソングライター、Alex G. Giannascoliは、先月リリースしたシングル "Blessing" に続き、新作 "Runner" をリリースし、話題を呼んでいます。


また、Giannascoliは、9枚目のスタジオ・アルバム『God Save the Animals』をDominoから9月23日にリリースすることを発表。本作は、アレックス・ジャンナスコリがいつものように自宅で曲を書きながら、エンジニアを募ってフィラデルフィア周辺のスタジオでレコーディングを行っている。


『God Save The Animals』には、先月リリースされた「Blessing」や、彼が少し前からライブで披露している「Mission」、「Forgive」、「Miracles」等が収録されます。


これまでのシングル曲の宗教的なイメージと同様に、Giannascoliは、今度のアルバムの曲の多くに神が登場することを指摘している。


具体的な宗教的存在として登場するのではなく、神は一般的な信仰心であり、多くの登場人物にとって、しばしば困難な状況を導く光として機能します。天から送られた "Runner "は、天使の輝きを放ち、澄み切ったレコーディング品質によってさらに強調される。


今日、Alex Gはニューシングル "Runner "とともに、Aldo Fiskが監督したミュージックビデオを公開しました。以下で御覧下さい。 

 


 

 

 

 

 

Alex G 「God Saves the Animals」



Label: Domino Music

Release: 2022年9月23日


Tracklist



1.After All
2.Runner
3.Mission
4.S.D.O.S.
5.No Bitterness
6.Ain’t It Easy
7.Cross The Sea
8.Blessing
9.Early Morning Waiting
10.Immunity
11.Headroom Piano
12.Miracles
13.Forgive



Tizah Credit: Lillie Eiger
 

英国・ロンドンを拠点に活動するTizah(テルザ)は、ポピュラー、エレクトロニック、エクスペリメンタル、ジャズをクロスオーバーし、実験的なアプローチを取る注目するべきシンガーの一人です。

 

数ヶ月前、テルザは、ニューアルバム「Colourgrade」を発表し、未来に向けた創造性を発揮した最高のアーティストとなりました。

 

Tirzahは、前作「Colourgrade」をベースに新たなリミックスプロジェクトを立ち上げた。今回リリースされた「Highgrade」は、Arca、Loraine James、Lafawndah、Actressなどの複数のアーティストよるリミックスが行われており、それぞれの楽曲が新鮮な方向性を持っている。

 

9月23日にはフルヴァイナルバージョンがリリースされる。Tirzahのコメントは以下の通りです。

 

「作品は別の人生を歩むことができ、ハイブリッドのコレクションとして一緒になることができます。すべてのアーティストにとても感謝しています。音楽に感謝します"

 

ロンドンでのUKツアーを皮切りにして、Tirzahは、本日(6月21日)Bristol Fiddlersに出演し、22日にはグラスゴーのSWG3、23日にはマンチェスターのStoller Hallで公演する予定だ。



 Perfume Genius 「Ugly Season」

 

 

 

Label: Matador 

 

Release: 2022年6月17日 

 

アメリカのソロアーティスト、パフューム・ジーニアスの新作「Ugly Season」は正直なところ批評が難しい。つまり、解きほぐし難い音楽のひとつである。それはなぜなのか、以下で説明していきたいと思う。

 

最新アルバムは、アート・ポップの最前線を行くもので、このソロアーティストの命題「同性愛者としての苦悩」がかなりリアルに描き出されている点では、センセーショナルな雰囲気を持つ。この作品「Ugly Season」は、多くの人に、そういった社会問題を提起されるような喚起力が込められている。

 

海外だけでなく、日本のリスナーの間でも、既に、様々なアーティストとの比較、ビョーク、デビッド・ボウイといったアーティストとの比較もなされているが、それらは、このミュージシャンの数々の魅力・・・数奇なスター性、そして、カリスマ性を端的に表していると言えるかもしれない。

 

パフューム・ジーニアスの場合は、大衆音楽のアバンギャルド性を引き継ぎ、現代音楽、モダンジャズといった表現に踏み込んでいく。アルバムは、パフューム・ジーニアスの多彩な音楽の背景を伺わせ、壮大なチェンバーポップ、プリペイド・ピアノをシンセサイザーを駆使し、ポピュラーミュージックとして組み直したものまでかなり幅広い表現が見いだされる。「Pop Song」では、北欧のポップスにも近い作風に挑戦する。その中には、爽やかな質感を持った把握しやすい楽曲も収録される一方、このアーティストらしさのある内省的な趣のある曲がそれらと対比的に並置されている。

 

いつものことながら印象論になって恐縮ではあるけれど、パフューム・ジーニアスのボーカルを聴いていると、内省的という印象を越え、ときに、内面的な閉塞感の息苦しさのような思いまで感じ取られる場合もある。これは、パフューム・ジーニアスにとっての同性愛者としての生き方が、社会として、辛く、閉塞感にまみれていることを表している、依然として、LGBTといった概念が世界的に普及したとしても、その考えが一般に浸透しておらず、奇異な存在として見られている、という困惑のような思いを音楽を介して表現しているように感じられる。おそらく、多分、パフューム・ジーニアスの目の向こうに広がる世界はすごく未完成で、すごく息苦しいものなのだ。

 

最新作のパフューム・ジーニアスのボーカルを聴いていると、何かに近似しているように思える。それは、同性愛者の画家として活躍したアイルランドのフランシス・ベーコンのアートである。


フランシス・ベーコンの絵も奇妙で、幼少期から喘息を患っていたせいもあってか、作品群には常に閉塞感が漂い、感覚的な息苦しさが籠もっている。時に、マイノリティーにしか理解し得ない抽象的表現は、本当に、絵の中に、奇妙なガラス、存在を取り巻く膜のような事物として描かれる。閉所恐怖症でない鑑賞者にとってこれは、かなりグロテスクで奇妙に思えるが、理解出来る部分も少なくない。その閉塞性は、絵の中に実存する「誰か」を常に苦しめる。けれども、こういった閉塞感のようなものは、どの世界にも、普遍的に存在するものではないだろうか??

 

パフューム・ジーニアスの音楽は、フランシス・ベーコンのデフォルメの絵画に近い雰囲気が込められている。壊れやすく、薄い、四方の鏡のようなものに包まれている。表向きには、きわめてセンシティヴだが、反面、奇妙な癒やし、共感性がこのアルバムに感じられるのもまた事実なのだ。

 

全ての表現が研ぎ澄まされているとは言いがたい。ときに奔放すぎるため、乱雑な印象を聞き手に与える。しかし、肯定的な見方をすれば、パフューム・ジーニアスは、感覚的な形而下の概念を音楽として表そうとするから、どうしても現時点ではそういった表現性にならざるをえないとも言える。

 

作品全体には、アルバムジャケットに描かれる感覚的な実存のゆらめきのようなオーラが空間を漂い、その中心に奇妙なギザギザした棘が突き出ている。それはこのアーティストが存在として社会の中でせめぎ合う姿が表れ出ている。それは、世の中の徹底的な偏見や無理解に対する諦観にも似たやるせなさなのか・・・、それでも、これこそ、このアーティストの持つ最大の魅力である。もちろん、それは、パフューム・ジーニアスと同じく、LGBTQの境遇に置かれていないリスナーにとっても何らかの共感を呼び覚ますものと思われる。束縛感のある息苦しい社会に前向きに生きようとするアーティストの感覚的な力強い表現がこのアルバムでは最大限に引き出されている。またそれは同じような苦しみ持つ人たちに大きな勇気をあたえるものであると思う。


critical rating :

80/100

 

 


Buy on Matador Records :   https://store.matadorrecords.com/ugly-season



 


 

 

先月、Kendrick Lamarは5枚目のスタジオLP「Mr. Morale & The Big Steppers」を発表した。この18トラックの作品には、Baby Keem, Kodak Black, Taylour Paige, Summer Walker, Ghostface Killah, Blxstなどが参加しています。

 

家族、精神衛生、偽りの偶像といった個人的なテーマに満ちたプロジェクトは、既に成功作であることが証明されている。Mr. Morale & The Big Steppersは、4度目のビルボード200での1位を獲得したものの、発売初週のアルバム換算で30万枚にわずかに及びませんでした。

 

さらに、今月に入り、Spotifyと提携して撮影されたアフリカの国家での滞在に関する短編ドキュメントが先日公開された。

 

この旅行は、ニューアルバム「Mr Morales & The Big Steppers」のリリースと同時に企画されたもので、旅の経過を収めた写真はソーシャルメディアを介して世界中に駆け巡った。

 

今回、公開されたこの短い映像の中で、Kendrick Lamarは、故Virgil Ablohが資金援助をしたガーナ国内初のスケートリンク”Freedom Skatepark”を訪問し、直近のアルバムリリースについてコメントしている。「Mr Morales&The Big Steppers」は、最も "今 "を感じさせるアルバムで、セラピーを受けた経験など、ケンドリック・ラマーは、最新アルバムのテーマにも触れている。


 


スコットランドのシンガーソングライター、Tom Walkerは、常にポピュラーソングによって人々に勇気を与える稀有な存在である。

 

トム・ウォーカーは、先日、パワフルなニューシングル「Number 10」を発表した。この曲は、英国政府をターゲットにしたもので、妥協のない歌詞が、政権の権力者の偽善を打ち破ろうとする。他でもない、その標的とは、現在の首相、ボリス・ジョンソンである。首相は、以前から、国民に自粛を要請しているさなか、ロックダウン中にパーティーへの参加を始めとする身勝手な振る舞いが取り沙汰された。それはここ日本でも報道されていたものである。トム・ウォーカーは、勇敢にも、英国政府に対する不信感を、このシングルであけすけに表現している。

 

パーティーゲート、生活費の危機、そして、多くの人々が感じている奇妙な無力感について言及したこの曲は、多くの政府に対する不信感を持つ人達に共感を呼び、英国のチャートで急上昇をはたして、現時点では11位にランクインしている。

 

トム・ウォーカーは、不満の雰囲気を表現して、こう歌っている。「私たちのルールはひとつ/彼らのルールはない...」。さらに、英国首相のボリス・ジョンソンの部屋は、常に「満員御礼だ」と言いはなち、ユーモアのニュアンスの込められたコーラスが鳴り響く。"東党の歌声が聞こえて来る。ああ、生活費危機なんてクソくらえ.....」と。それほどボーカルとしては過激ではなく、それらの言葉は爽やかに歌われているのも特徴である。この曲には、痛烈な政権批判が込められているにとどまらず、次にやってくるであろう世界的な食糧危機に対する警鐘を鳴らしている。又、その現状を一瞬で変えがたいものという皮肉や諦めのような思いも込められている。

 

 

トム・ウォーカーは、言葉だけではなく、実際の行動が伴う素晴らしいミュージシャンである。現在、発売中のこの曲の印税は、英国の飢餓と貧困を食い止めるため活動している英国のフードバンクに寄付される。ウォーカの行為は、腐敗した政治家よりもはるかに褒め称えるべき行為なのだ。

 

 

 

 

Tom Walker 「Number 10」 Single

 

 



 

Listen/Stream Official:   https://tomwalker.lnk.to/number10


 
 

 


英国・ブリストルのミュージシャン、Jemima Coulter(ジェマイマ・コルダー)が、今年7月29日に発売されるデビューアルバム『Grace After a Party』収録のリードシングル「Estrella」をリリースした。また、9月に行われるレーベルメイト、”Wyldest”のヘッドラインツアーをサポートすることも発表されている。

 

このニューシングル「Estella」について、ジェマイマ・コルダーは、以下のように説明している。


"Estrella "は、人間関係における平凡さを表現しています。"最初から亀裂が見えていたのに、それが広がるのをただ傍観していたような感覚についてです。付き合う前の恋愛テーマのようでもある。その反面、別れる前の破局テーマのようでもある。"


 

 


Jemima Colder 「Geace After a Party」


 

 

Label:  Hand In Five  

Release:  2022年7月29日

 

 

TrackListing


1.SST
2.Dancing with Lara
3.Piano 1
4.For Grace After a Party
5.Peeling
6.Horses
7.Peeling / Heaven
8.Estrella
9/[flowers]
10.New Recording / Reaching
11.The Well of…



 


 

英国・リーズのアート・ロックバンド、Mushが、 7月8日にMemphis Industriesより発売されるニューアルバム「Down Tools」の新曲「Group of Death」を公開しました。


「私の歪んだ想像の中では、この曲は、Paul McCartneyの曲のように聞こえるけど、他の人にはそう聞こえないかもしれない」と、バンドのDan Hyndmanは語っています。

 

 最初は、「Group of Death」というワールドカップの曲を作るというアイディアがあったんだ。けれど、書き上げるまでにそのタイトル以外はサッカーと何の関連性もなかった。それに、次のワールドカップは、カタールで開催されるっていうから、そんなのクソくらえって思ってたんだ!! 」

 

 

 

 

MUSH 「Down Tools」

 


Label: Memphis Industries

Release: 2022年7月8日


Tracklist:


1. Grief Thief
2. Karoshi Karaoke
3. Get On Yer Soapbox
4. Human Resources
5. Northern Safari
6. Dense Traffic
7. Inkblot and The Wedge
8. Group of Death
9. Groundswell
10. Interlude
11. Burn, Suffering!
12. Down Tools


 
Inhaler


サマーソニック'22に出演が決定している、アイルランド、ダブリンの4人組インディーロックバンドInhaler(インヘイラー)が今年初のニューシングル「These Are The Days」を発表しました。


この曲は、昨年、夏にリリースされ、UKとアイルランドの両チャートで首位を獲得した彼らの画期的なデビューアルバム『It Won't Always Be Like This』以来の最初のシングルとなっている。夏のフェスティバルに向けての気分を盛り上げてくれ、暑さを振り払ってくれるような爽快な一曲となります。

 

 

曲の歌詞においては、ドライヴ感のあるコーラスで以下のように歌われている。


"These are, these are the days that follow you home "


"These are the days that kiss you on your broken nose/These are the days that you don't miss the feeling of being alone. "


 


さらに、プレスリリースによりますと、"These Are The Days "は、Inhalerの近日発売予定のセカンドアルバムのセッションから生まれた最初のトラックとのこと。新譜の詳細情報は近日中に公開される予定です。ファンは期待しましょう!!

 



「These Are The Days」Single





Listen/Stream:   https://umj.lnk.to/Ihaler_TheseAreTheDaysMB



英国の電子音楽家、フォー・テットがドミノ・レコードに対して起こした係争中の裁判に勝訴した。


プロデューサーであるKieran Hebdenは、影響力のある2003年のアルバム「Rounds」を含む一連のアルバムをDomino Recordsからリリースしている。

Four Tetが結んだ契約にはストリーミングが含まれておらず、そのため、それらの種類のロイヤリティは、間違いなく時代遅れの契約の異なる部分を使用してつなぎ合わされたものであった。

これを更新しようとしたところ、話し合いが決裂し、Four Tetはこのインプリントを裁判所に提訴しました。これに対してDominoは、この訴訟の中心となった作品をすべてストリーミング配信から取り下げた(ただし、後に復活した)。


そして、今、Four Tetは "bodacious update "を発表している--彼は勝訴し、契約は書き直されることになった。声明の中で、彼は以下のように書いています。


彼らは、ストリーミングやダウンロードに対して50%のロイヤリティを支払うべきであり、CDやレコードの販売と同じではなく、ライセンスとして扱うべきという、私の当初の主張を認めてくれました。この裁判をやり抜くのは困難でストレスのたまる経験でした。このポジティブな結果が得られてとてもうれしいですが、このプロセスが終わったことで大いに安堵しています。願わくば、私が建設的な対話を開き、音楽産業が全く違った形で運営されていた時代に書かれた歴史的な契約について、より公平な取引を求める他の人たちを促すことができたかもしれませんね。私自身の行動が、実質的な手段を持つレコード会社に挑戦することを怖いと感じるような人たちを勇気づけるものであることを本当に願っています。


Dominoと違って、私は大きな法律事務所と仕事をしていなかったし、幸運にも裁判はIPEC裁判所(弁護士費用に上限がある)で行われたので、私は自分の立場を貫くことができた」と続けています。悲しいことに、Dominoは私のカタログの一部を著作権の存続期間として所有しており、私に所有権を取り戻すという選択肢を与えてはくれませんでした。音楽業界は決定的なものではなく、その進化的な性質を考えると、音楽をそのように制度化しようとすることは、私にはクレイジーに思えるのです。

最後に、彼は以下のようにコメントしています。このために一緒に働いてくれた人たちに感謝の気持ちでいっぱいです。彼らは皆、私の動機を理解してくれました。そして、ここの意図に賛同を示してくれたファンやアーティストたちに心から感謝しています。



声明文は以下よりご覧ください。


 

呉青峰、Aurora

 

ファンタジー、神話の表現性を通して異質なポップソングの世界を構築するノルウェーのシンガーソングライター、Auroraが、台湾の呉青峰との異色のコラボレーションソング「Storm」をリリースしました。

 

オーロラと呉青峰(ウー・チンフォン)は、オーロラの3枚目のアルバム『The Gods We Can Touch』を制作中の2021年に「Storm」の制作を開始しています。両アーティストともお互いの作品を聴いている中で、二人は多くの音楽的興味とベクトルを共有していると気づき、その創造的発見から「Storm」は生み出されることになった。

 
共同制作者の呉青峰(ウー・チンフォン)は、今回のコラボレーションについてこう話している。
 
「私はずっと、彼女の洗練された幽玄な歌唱力に驚かされてきました。私たちが一緒に音楽のストーリーテラーになれるなんて、想像していませんでした」

 

「Storm」は、2人のアーティストがリモートワークで作業している時に生まれましたが、レコード制作のポストプロダクションの過程で、オーロラと呉青峰(ウー・チンフォン)はノルウェーのスタジオに直接出向く計画を立て、台北からオスロまで約20時間かけて移動した。呉青峰は、オーロラとスタジオにこもり「Storm」を完成させた。ニューシングル「Storm」は、プロデューサーのHowe Chen、Magnus Skylstad、呉青峰(ウー・チンフォン)は自身がプロデュースを担当、Skylstad、Glen Roberts、Mei Yehとともに両アーティストが作曲家としてクレジットされている。
 

 



2022年初めにリリースされた「Motordrome」に続いて、デンマークのシンガーソングライター,カレン・マリー・アーガード・エルステッド、MØ(ムーと読みます)はニューシングル「True Romance」を発表しました。MØは、このニューシングルについて以下のように説明してます。


「"True Romance "は、2015年に初めて書き始めた曲なんです。その間、忙しくなりすぎて、曲は全然まとまらなかったけれど、何年かかかっても満足いくような最終バージョンを提供したいと思っていた。もちろん、優しいファンの人たちが待っていてくれることに感謝しています」


「この曲は、純粋な自分に戻る方法を見い出すこと、そして、人生を色褪せたものにしないためにどうすればいいのか、そんなことについて歌っています。それは、日々移ろい変わる混沌とした人生の中で何らかの喜びを見つけようとすることに尽きると思うし、今のような時期において、私が歌っていることは、とても時期に適っているというか、タイムリーだと感じている」

 

 

 

Dawes


LAを拠点に活動するフォークロックバンド、Dawes(ドーズ)は、通算8作目となるスタジオ・アルバム『Misadventures of Doomscroller』のリリースを明後日に控えています。いよいよ7月22日の発売を前にして、バンドは、先週、ニューシングル 「Everything Is Permanent」を公開、新たなプレビューを行いました。是非、アルバム発売前にチェックしてみて下さい。


9分近くにおよぶ壮大なスケールを持つ "Everything Is Permanent "は、Dawesが限界を超えるための十分な空間を与えてくれます。この曲は、フォークロック調の淡々とした曲ですが、中間部ではドラマチックなジャズ調になり、ボーカルが壮大なギターソロに切り替わっていきます。しかし、このモードに馴染んできたところで、ドーズは、曲のタイトルに背き、再び状況を一変させる。


プレスリリースで、シンガー/ギタリストのテイラー・ゴールドスミスは、アルバムのラストプレビュートラックについて以下のように述べています。

 

「”Everything Is Permanent”は、私たちに関するもの、私たちの周りのものすべてが何らかの形で記録されているという事実を指している。この曲は、物事が変化しても、良くも悪くも、掴み取るべき過去の証拠が常にある」


この曲のブレイクダウンについて、ゴールドスミスは、次のように続けます。「血と内臓を見せた後、曲を再び、優しく縫い合わせ、ソーシャルメディアと、私たちが最近、程度の差こそあれ購読しているようなスクリーンライフ・カルチャーのキャッチフレーズとなり得る歌詞で締めくくられる」


「あなたは本当に泣く必要があったのですか?  あるいは泣いているところを見られる必要があったのか?」

 

 

 

 


”Everything Is Permanent”は、先行リリースされたシングル "Someone Else's Café / Doomscroller Tries to Relax "に続く作品となります。Dawesは、2022年後半に、The Head and the Heartとのツアーで、ニューアルバム『Misadventures of Doomscroller』の曲をファンの前で披露する予定です。

 

Starcrawler Credit Cameron Mccool


スタークローラーは、6月17日(金)にニューシングル「She Said」をリリースし、これに合わせて同曲のMVを公開しています。


ニューシングル「She Said」では、バンドのフロントウーマンのArrow DeWilde(アロー・デワイルド)が、「彼女は演奏したくないと言った/私はそれ以外の方法を望んでいなかった/だから私は去った、床から自分を引き上げた/そして、今、私はもうそこに戻ることができない」と歌い、バンドメンバーのファジーアウトした楽器が曲そのものの持つテンションのギアを上げ始める。

 

ビジュアアライザーでは、この曲をレコーディングしている間、スタジオでふざけている5人組の楽器や機材が映し出されている。最近のアイロニカルでベビーピンクの美的センスに溢れているのが理解していただけるはずです。


アロー・デワイルドは、プレスリリースを通じてこの新曲について、以下のように述べています。

 

「"She Said "は、このアルバムのために最初に書かれた曲です。ギタリストのヘンリ(・キャッシュ)が窓際に来てデモを聞かせてくれて、ロミオとジュリエットみたいに一緒に歌詞を書きました。パンデミックの最初の頃だった。それがこのアルバムの作曲のキッカケになったし、この曲の名前をレコードに付けたいと思うほどパワフルな瞬間でした」


この曲は、女性フロント・ロック・アクトのメジャー・デビュー作となる同名のアルバムからのセカンド・シングル及びタイトル曲でもある。ニューアルバム『She Said』は、Big Machine Recordsから9月16日にリリースされる予定で、既にリリースされたリード・シングル "Roadkill "も収録されます。

 

現在、Starcrawlerは、My Chemical Romanceのイギリスとヨーロッパでのツアーにオープニングとして帯同しています。

 

7月7日には、LAのThe Belascoにて、Porno for Pyrosの前座を務め、Jack WhiteのUSツアーに同行する。また、夏の終わりに、Nick Cave and the Bad Seedsのオープニングアクトを務め、The Smile、Japanese Breakfast、Robert Glasperらと英国で共演を果たす予定です。

 


 

「Roadkill」

 

 

 

 

「She Said」

 

 




Starcrawler 「She Said」

 


Label:  Big Machine 

Release: 2002.9/16



Tracklist


1.Roadkill

2.She Said

3.Stranded

4.Thursday

5.Broken Angels

6.Jet Black

7.True

8.Midnight

9.Runaway

10.Better Place