©︎Phoebe Fox

 

22歳のイギリス系インドネシア人アーティスト、Nadia Kadek(ナディア・カデック)を紹介しよう。

 

ミニマルなアルト・ポップとシンガー・ソングライターの感性を融合させた刺激的なサウンドは、現代音楽における魅力的な新しいヴォイスの登場を予感させる。 暖かく、豊かな質感を持つヴォーカルで、内省的なパワーを放つカデック。峻烈でありながら深い感情を揺さぶる曲を作り上げる。 


彼女のデビューシングル「Feeling It All」は力強いファースト・ステートメント。生のアコースティック・トーンと淡々としたリリックに支えられ、リスナーを静かな激しさと親密な語り口の世界へと引き込む。



今日のシングル・リリースについて、ナディアは次のように語っている。

 

『フィーリング・イット・オール』を書くことで、大人になることの現実味を処理し、子供の頃の理想主義的な期待を手放し、そもそもそれを抱いていた自分を許すことができた。


この曲を書き始めた翌日、親しい友人でコラボレーターのマット・イングラムが、一緒にこの曲を完成させるべきだと説得してくれた。 この曲は後でテープに録音したんだけど、とても親密で正直な演奏が撮れたの。


ノーフォークの静かな田園地帯で育ったナディアは、自分自身を "フェスティバル・ベイビー "だと言ってのける。フローレンス+ザ・マシーン、ジェフ・バックリーなどのサウンドトラックを聴きながら、キャンプ場までの長い車中泊の旅の中で、初期の音楽的記憶を形成していった。 


フェスティバルを楽しむ仲間たちの肩の上でヒーローを見守り、グラストンベリー2024の''エマージング・タレント・コンペティション''で準優勝し演奏するまでになった彼女の物語は、すでに一周した瞬間と静かな並外れた決意を示唆する。


現在、ロンドンを拠点に活動するカデックは、ライブ・パフォーマンスの力で着実に熱狂的なファンを増やしている。 


生の才能と粘り強さを見せつけるセルフ・ブッキング・ライブの後、カデックは、今日最も尊敬され、境界を押し広げるアーティストを育てることで有名なレーベル、Transgressive Recordsの目に留まった。


ナディアは最近、ザ・グレート・エスケープで2セットを演奏し、ロンドンのカムデン・アッセンブリーではコーデリアをサポートした。


今後、グラストンベリー、BSTハイド・パーク、ラティテュード、ピッチフォーク・フェスティバルへの出演が決定した。 2025年ブレイク必須のシンガーだ。今後のライブ日程は以下の通りです。



Nadia Kadek Tour Date: 

 

29th May - Green Room @ 21 Soho, London

18th June - Fresh Blooms @ Folklore, London

29th June - Glastonbury Festival

28th June - BST Hyde Park (Zach Bryan support)

26th July - Latitude Festival

8th November - Pitchfork Festival, London

 


「Feeling It All」は、ノスタルジア、傷ついた家族の絆、つかの間のロマンス、そして赦しの静かな回復力をナビゲートする、夏の終わりのほろ苦い輝きの中にあるコレクションである。 彼女のリリシズムは、エイドリアン・レンカーやリジー・マカルパインのようなアーティストの感情的な明晰さを思い起こさせる。

 

 

「Feeling It All」



Nadia Kadek: 「Feeling It All」- New Single

 

▪Listen/Stream: https://transgressive.lnk.to/feelingitall




Introducing Nadia Kadek, a 22-year-old British-Indonesian artist whose evocative blend of minimalist alt-pop and singer-songwriter sensitivity signals a compelling new voice in contemporary music. With a warm, richly textured vocal presence that channels introspective power, Kadek crafts songs that are both stark and deeply emotive. 


Her debut single, ‘Feeling It All’ is a powerful first statement - anchored in raw acoustic tones and unflinching lyricism, it draws listeners into a world of quiet intensity and intimate storytelling.

 

Speaking about today’s single release, Nadia shares “Writing ‘Feeling It All’ helped me process the realism of growing up, letting go of the idealistic expectations of childhood and forgiving yourself for having them in the first place.''


''The day after I started writing the song, my close friend and collaborator, Matt Ingram, convinced me we should finish it together and I feel like that process really put me on the path to finding my other songs. I recorded it to tape later on and that captured a very intimate and honest performance.”

 

Raised in the quiet countryside of Norfolk, Nadia describes herself as a “festival baby,” with early musical memories formed on long car journeys to campsites, soundtracked by the likes of Florence + The Machine and Jeff Buckley. 


From watching her heroes on the shoulders of fellow festival-goers, to playing Glastonbury 2024 after placing runner up in their Emerging Talent Competition, her story is already one of full-circle moments and quietly extraordinary determination.

 

Now based in London, Kadek has steadily built a devoted following through the power of her live performances. After a string of self-booked live shows that showcased both her raw talent and tenacity, Kadek caught the attention of Transgressive Records, a label renowned for nurturing some of the most respected and boundary-pushing artists of today.

 



トム・ヨークは、Smile、Radioheadの他、近年、映像音楽へと仕事の幅を広げている。新曲「Dialing In」が公開された。この曲は、Apple TV+で放送予定のシリーズ『Smoke』のオープニングテーマ。ドラマのオープニングに相応しい、あるいは少し勿体ないスケールの大きな音楽だ。

 

「トム・ヨークとの仕事は、クリント・イーストウッドやマーティン・スコセッシ、リチャード・プライスとの仕事と同じくらい光栄なことだった」と映画のプロデューサーを務めたDenis Lehaneはプレスリリースを通じて述べている。

 

「私自身のクリエイティブな人生に形成的な影響を与えた生ける伝説とのコラボレーションは、どういうわけか恵まれている。 トムは間違いなくそうなんだ。 さらに、彼は私が与えた基本的なコンセプトを完璧に具現化し、このショーに絶対的な衝撃を与える曲を届けてくれました」


『Smoke』は6月27日にApple TV+を通じて全世界で配信されます。



「Dialing In」

 


ロンドンを拠点に活動する8人組、Carolineが、ニューアルバム『Caroline 2』の最後のプレビューとして、「Coldplay Cover」を公開した。ミュージックビデオもユニークで、メンバーが自主的なバレエを披露している。

 

クワイアのような精妙な雰囲気を持つコーラス、ブズーキのような民族的な弦楽器が蠱惑的なカウンターポイントを描く。

 

「この曲は、私たちの経験を構成する、一見不一致で不協和音に見える多くの事柄について歌っている。 この場合、ロンドン南東部にある同じ家のキッチンとリビングルームで、2つの異なる曲が同時に演奏されている。 マイクは2つの部屋を行き来する」とジャスパー・ルウェリンは言う。


「部屋の中の部屋。 世界の中の世界。 このビデオは、「コールドプレイのカバー "の空間的なポリフォニーを純粋に視覚的な形に変換する試み。 多くの友人と寛大な協力者の助けを借りて、1日で制作しました」

 

「特にエリー・ウィンターには、彼女のデザイン・ビジョンと、このビデオを実現させるための素晴らしいハードワーク、サム・ドンヴィートには、dopとしてとてもオープンマインドな姿勢、サマラ・ランガムには、ビデオ1本分のダンスとムーブメントをその場で振り付け、そして素晴らしいパフォーマーたちには、ビデオに命を吹き込んでもらいました。 最後に、快く迎えてくださり、美しい部屋を貸してくださいました」


Carolineのセカンドアルバム『キャロライン2』は5月30日にラフ・トレードからリリースされる。


「Coldplay Cover」





イギリスのインディーロックバンド、Bleach Labは、新作EPの3枚目となるニューシングル 「Close To The Flame」をリリースした。この曲は7月18日に発売されるEPのタイトル曲だ。ドリーム・ポップとシューゲイズの中間にあるギターサウンド、そしてカイルの切ないボーカルが特徴だ。

 

このニューシングルについて、フロントウーマンのジェナ・カイルは次のように語っている。 Close To The Flame "の歌詞とメロディを書くとき、スローダイヴやマイ・ブラッディ・バレンタインといったバンドに強くインスパイアされた」

 

「この曲は、青春ロマンス映画のラストシーンのように、真夜中に知っていることを、すべて捨てていくような感じにしたかったの。この曲は、誰かに夢中になるあまり、その人と一体化してその人になりたくなるような、すべてを飲み込んでしまうような関係について歌っている」

 


「Close To The Flame」


モントリオールのTOPSがニューアルバム『Bury the Key』をGhostlyから8月22日にリリースすると発表した。同レーベルからのリリースは5年ぶりとなる。彼ら自身がプロデュースした。


このアルバムには、最近のシングル「ICU2」が収録されており、新曲「Chlorine」は、メロドラマと威勢の良さが同居するドリーミーなミッドテンポのロック・ソング(このバンドが得意とする曲)である。

 

「一時期、私はバーへ出かけては、自分とは相性が良くないが、たまらなく惹かれる特定の人物とすれ違うことを願うサイクルに陥っていた」とシンガーのジェーン・ペニーは言う。

 

「私が育ったアルバータ州エドモントンはとても寒く、冬にはよくプールに行った。友人たちとバーに行ってお酒を飲むようになったのもエドモントンだった。アルコールと塩素が毒であることを考え、親しくなろうとした人たちが結局は自分にとって悪い人たちだったことを考え、今でもその人たちを愛していることを考え、「Chlorine」という曲を書いたんだ」。ビデオは以下から見ることができる。



「Chlorine」

 

 

 

TOPS  『Bury The Key』


Label: Ghostly International

Release: 2025年8月22日

 

Trackist:

 

1. Stars Come After You

2. Wheels at Night

3. ICU2

4. Outstanding in the Rain

5. Annihilation

6. Falling on my Sword

7. Call You Back

8. Chlorine

9. Mean Streak

10. Your Ride

11. Standing at the Edge of Fire

12. Paper House



TOPS(デヴィッド・キャリエール、ジェーン・ペニー、マルタ・チコイェヴィッチ、ライリー・フレック)は、即興性と深みを確実に織り交ぜた時代を超越した音楽を書く。


 2020年以来、新しいレーベル、ゴーストリー・インターナショナルからリリースされた初のフルアルバム『Bury the Key』は、モントリオールのバンドにとって魅惑的な再紹介となる。 このアルバムは、一度は封印された感情と向き合い、幸福、快楽主義、自己破壊の間のギブ・アンド・テイクに関与している。 


架空の人物が登場することも多いが、彼らの光り輝くグルーヴィーなセルフ・プロデュースの曲は、親密さ(バンド内外の両方)、有害な行動、薬物使用、終末的な恐怖といった個人的な観察から引き出されている。


 レコーディングが始まったとき、彼らは変化に気づき、冗談めかして「邪悪なTOPS」と呼ばれるようになった、とペニーは言う。


 「私たちはいつもソフトなバンドとか、カナダ的なナイーヴさとか親しみやすさみたいに見られているんだけど、自分たちを取り巻く世界と本当にチャンネルを合わせることに挑戦したんだ」  

 

迫り来る時代のレンズと、歳を重ねることで得られる明晰さを通して、TOPSは『Bury the Key』でより不吉なディスコの領域へと足を踏み入れ、ソフト・フォーカスのソフィスティ・ポップに研ぎ澄まされたエッジを与えている。

 Sports Team  『Boys These Days』

 

 

Label: Bright Antenna & Distiller

Release: 2025年5月23日

 

Listen/Stream

 

 

Review

 

イギリスの5人組ロックバンド、スポーツ・チームは前作でニューウェイブ/ポスト・パンク風の音楽アプローチをベースにしていたが、本作『Boys These Days』では大幅に作風を転じている。今作ではバブリーな音楽性を選び、ダンスポップ/ディスコポップ、ソフィスティポップ(AOR)、ローリング・ストーンズの『Tatto You』時代の80年代のロック、そしてソウルなど多角的な楽しさを織り込んでいる。スポーツ・チームの新しいフェーズが示された作品である。もちろん、5人組という分厚いメンバーがプロジェクトのために一丸となっているのも美点だ。

 

本作の冒頭を飾り、先行シングルとして公開された「I'm in Love(Subaru)」を聞くかぎり、最早スポーツチームに”ポスト・パンク”という常套句は通用しないことがわかる。ダンサンブルなポピュラーセンスを発揮し、サックスフォンの高らかな演奏を背景に、キーボード(ベン)、ドラム(グリーンウッド)、ベース(デュードニー)を中心に、重厚なバンドアンサンブルを構築し、アレックス・ライスのソウルフルでパワフルなボーカルがバンド全体をリードする。

 

楽曲全体のメロディアスな印象はもちろん、バンドアンサンブルのハーモニーが絶妙である。80年代のディスコ、ソウル、そしてソフィスティポップやヨットロック等を巧みに吸収し、親しみやすいポップソングに仕上げている。この曲に満ちわたる多幸感は、軽薄さで帳消しになることはない。バンドアンサンブルの集中力がこの曲を巧緻にリードし、そして、爽快感を維持させている。この曲でサビを中心に、バンドとしてのポップセンスをいかんなく発揮している。

 

前作『Gulp!』にも見いだせたスポーツチームの音楽的なユニークさは続く「Boys These Days』に受け継がれている。ポール・ウェラー/スタイル・カウンシル風のモッズ・サウンドを下地にして、スポーツ・チームらしいカラフルなダンスロックを展開する。シンセ、ボーカル、そして、弦楽器のアレンジが縦横無尽に駆けめぐり、見事なアンサンブルを構成している。 半音階ずつ下がる音階進行、それからブリット・ポップ風のゴージャスなアレンジが、この曲にエンターテイメント性を付与する。また、全体的なソングライティングの質の高さが傑出している。それを楽曲として再現させる演奏力をメンバーの全員が持ち合わせているのは言わずもがな。

 

 

このアルバムでは、副次的にソウル/R&Bの音楽テーマが追求されている。それはポップ、ロックを始めとする様々な形で出現する。「Moving Together」 はその象徴だろう。ジャクソン5やデ・ラ・ソウルのサンプリングのように始まり、ソウルミュージックの果てなき幻惑の底に誘う。その後、ロック調に変化し、ワイルドな質感を持つボーカルが全面に出てくる。続いて、硬質なギター、シンセの演奏が絡み合いながら、重層的なファンクロックが作り上げられる。


このアルバムでは歌いやすさが重視され、前作よりもはるかにサビの箇所のポピュラリティに焦点が置かれている。そして実際的に、英語の短いセンテンスとして聴くと、歌いやすく捉えやすい万国共通のサウンドが構築されていることがよくわかる。「Moving Together」のフレーズの部分で思わず口ずさみたくなるのはきっと私だけではないはずだ(実際に口ずさんだ)。この曲では、ボーカリストとしての表現力が前作よりも著しく成長したアレックス・ライスのボーカルが別人のように聞こえる。彼の声にはエナジー、パワー、そしてスピリットが宿っている。

 

 

こうした中で、ローリング・ストーンズの系譜にある曲が続いている。「Condensation」では、『Tatoo You』時代のダンスロックを受け継ぎ、バブリーな雰囲気、ブルース性、それからソウルからの影響を活かし、アグレッシヴな印象を持つロックソングを完成させている。ライブを意識した動きのあるナンバーとして楽しめる。何より前曲と合わせてR&Bからのリズムの引用や全体的なハーモニーが甲高いボーカルやストリングスのアレンジと絡み合い、独特な多幸感を生み出す。いや、多幸感というより、ロックソングの至福のひと時がこの曲には内包される。


こうした一般性やポピュラリティを維持した上で、ボブ・ディラン風のフォーク・ロックへと進む「Sensible」は、このアルバムの中で最も渋く、ペールエールのような味わい深さを持ちあわせている。ボウイ、ルー・リードのような硬いボーカルの節回しを受け継ぎ、新しいフォーク・ロックを追求している。しかし、相変わらずサビではきらびやかな雰囲気が色濃くなる。ソウルフルなライスの歌唱がバンド全体をリードし、フロントマンとしての圧倒的な才覚の片鱗を見せる。特に、2分すぎのコーラスは圧巻で、バンドの最もパワフルな瞬間を録音として収めている。この曲に充溢する抑えがたい若々しいエナジーはこのバンドの持つ最高の魅力だ。

 

『Boys These Days』の最大の魅力は、音楽的な寄り道をすことがあり、直線上には進まないことである。それは、スポーツ・チームの全体的な人生観のようなものを示しているとも言える。

 

「Planned Obsolescence」はアルトなフォークロックで、「Sweet Jane」や「Walk On Wildside」の系譜を受け継いでいる。曲の中での口笛も朗らかで和平的なイメージに縁取られている。音楽的には一つのリフレインをバンドサウンドの起点として、どのように変化していくのかをアンサンブルとして試しているように思えた。2分以降のアンセミックな雰囲気はその成果とも言えよう。さらにスポーツ・チームの寄り道は続く。「Bang Bang Bang」ではロカビリー/パンカビリー風の渋いロックソングを書いている。カントリーをベースに旧来のエルヴィス風のロックンロールを結び付ける。最近のロックバンドには乏しいロールーーダンスの要素を付加している。同じように、「Head To Space」もカントリーを下地にしているが、決して古びた印象を与えない。ボーカルのソウルフルな歌唱がバンド全体をリードし、曲にフックを与えているのだ。

 

こうした中で、ストーン・ローゼズ、ヴァーヴの系譜に属するイギリス仕込みのダンスロックでこのアルバムは決定的になる。バンガー「I'm in Love(Subaru)」をしっかりと用意した上で、終盤にも「Bonnie」が収録されていることは、アルバム全体に安心感や安定感を及ぼす。これぞまさしく、スバル・ブランドならぬ、スポーツチーム・ブランドとも呼ぶべき卓越性。結局のところは、バンドの演奏力の全体的な底上げ、ソングライティングの向上、そして何より、ボーカルの技術の蓄積がこういった聴き応え十分の作品を生み出すことになった要因なのだろう。

 

ただ、それはおそらく最短距離では進まなかったのではないかと思える。だからこそ説得力がある。全体的にはバンドとしての楽しい瞬間が録音に刻みこまれ、それが全体的な印象をファニーにしている。たとえ、バラードを書いても、スポーツチームらしさが満載である。「Maybe When We're 30」は珍しくダブルボーカルの曲で、もうひとつの重要なハイライト曲。ライブのアンコールで演奏されるに相応しい、繊細さと力強さを兼ね備えた素晴らしいクローズで終わる。

 

 

 

85/100

 

 

 


 

Best Track- 「I'm in Love(Subaru)」

 

 

Wet Legは2ndアルバム『moisturizer』を7月11日にドミノからリリースする。昨日、セカンドシングル「CPR」のミュージックビデオが公開された。すでにライブロードで明らかになっていたが、このアルバムから正式にウェット・レッグはバンドセクションで作品をリリースする。


『moisturizer』は2022年のセルフタイトル・デビューアルバムに続くアルバムで、2022年のトップ100アルバムで1位を獲得し、バンドは3つのグラミー賞を受賞した。ウェット・レッグ』はUKの公式アルバム・チャートで1位を獲得し、アメリカではビルボード200アルバム・チャートで14位(ビルボード・アルバム・セール・チャートでは4位)を記録した。また、オーストラリアのアルバム・チャートでも1位を獲得した。

 

アルバムはマーキュリー賞にノミネートされた。バンドのデビューシングル「Chaise Longue」は、2021年のトップ130ソングスで1位となり、バイラルヒットとなった。


リアン・ティースデールとヘスター・チェンバースがウェット・レッグを率い、エリス・デュラン(ベース)、ヘンリー・ホームズ(ドラム)、ジョシュア・モバラキ(ギター、シンセ)がバックを務める。イギリスのワイト島出身のバンドは、今回もプロデューサーのダン・キャリーと仕事をし、5人のメンバー全員がこのLPに作曲で参加している。ウェット・レッグは、モイスチャライザーでライヴの強みを生かそうと決めた。「私たちはただ楽しんで、探求していた」

 

 

「CPR」




 

 

シアトルのアーティスト、Sea Lemonの新曲「Cynical」はポップで耳に残るアップビートな曲だ。シー・レモンはドリーム・ポップ風の音楽的なディレクションの中で、持ち前のファンシーなボーカルを活かしている。


何層にも重なったバッキング・ヴォーカルと並んで、ドライブ感のあるベースライン、そして、空気感のある彼女の声を遠くから支える雰囲気のあるギターワークがこの曲の印象を軽妙にしている。


彼女はこの曲について、「『Vaporized』という曲のように、私の以前の音楽と最もつながりがあるように感じる曲で、誰かが出て行くのを感じながら、ずっと関係の中にいるような感覚について歌っている」と語っている。


シーレモンは2025年5月30日にデビューアルバム『Diving For A Prize』をルミネール・レコーディングからリリースする。


「Cynical」





カナダの5人組、フォックスウォーレン(アンディ・シャウフ、エイブリー&ダリル・キシック、ダラス・ブライソン、コリン・ニアリス)は、近日発売予定のアルバム『2』からの最新シングルとしてローファイなインディーロックソング「Deadhead」をリリースした。

 

この曲の風変わりなミュージックビデオは、ジョー・カッパが監督した。「かつらと中世の衣装をたくさん買って、人形に服を着せているうちにビデオの前提を思いついたんだ。主人公に金髪のかつらと口ひげをつけたとき、本当に心に響いたんだ。フルートを吹いている赤ちゃんの足は、10ヶ月の息子のものなんだ」


「デッドヘッズのみんなにはダンスをやめないでと言いたい」とバンドは付け加えた。フォックスウォーレンの7年ぶりとなるフルアルバムは、2018年のセルフタイトルアルバムに続く作品。

 

 

「Deadhead」

 

Big Star

 

メンフィスが生んだロックバンド、Big Starは、秀逸なソングライター、タレント、バンドのスター性をすべて持ちあわせても、ヒットソングやヒットアルバムを作り出すことの難しさを歴史的に証明している。

 

メンフィスは古くはサザン・ソウルのメッカで、ミシシッピ川周辺のソウルミュージック、そしてほど近いニューオリンズのジャズとの連携において発展してきた。その象徴的なレコード会社がStaxレコードであった。

 

しかし、オーティス・レディングのようなスターを輩出した経験を持つレコード会社ですら、ビック・スターの管理には手を焼いていた。というか、宣伝に力を入れなかったのではないかと推測される。結局のところ、Big Starは米国の最初のインディーロックスターである”アレックス・チルトンの在籍したバンド”という条件付きの共通認識で音楽ファンに知られるようになる。ビックスターを信奉するアーティストは殊の外多い。ティーネイジ・ファンクラブ、REM、ウィルコなどカレッジロックやインディーロックの著名なバンドはみな、Big Starを聴いて育ったと言える。ある意味ではオルタナティヴという源流はこのバンドにあると断言出来る。

 

そもそも、ビッグ・スターを生んだ時代のロックは、結局、ビートルズのフォロワー・サウンド、そしてフォーク・ミュージックやソウルという自家薬籠中の音楽をどのように結びつけるかという試作段階にあった。その代表格がバッド・フィンガーである。彼らは確かに、ヒット・ソングを作り出すことに成功した。しかし、ビートルズに匹敵する実力派のバンドであったにもかかわらず、アイドルのようなプロモーションが行われたことに不満を示し、さらにメンバー内のマージンの分配の問題を抱え、最終的にはバンドとして空中分解をする。代表曲「Without You」はレコード業界の光と影であるとよく言われ、売ることの代償、バンドというものの難しさを表している。そして、彼らと似たような運命を辿ったのがビッグスターだった。



・Big Star   第一期 デビューアルバム『#1 Record』の誕生まで 

 


アレックス・チルトンはビッグ・スターに参加する以前に公式なヒット・ソングを持っていた。彼は、元々、ソウル・ミュージック(ブルーアイド・ソウル)を主要なバックグラウンドとしていた。メンフィスのセントラル高校に在籍していた16歳の時点で、ソウルグループThe Box Topsのメンバーに参加していた。1960年代の後半には、「Cry Like A Body」「The Letter」「Soul Deep」、「Sweet Cream Ladies, Forward March」というヒット・ソングを持っていた。

 

1971年に、このグループは解散し、しばらくチルトンは音楽的な漂流を重ねた。チルトンは21歳の頃、ナショナル・ストリートにあるジョン・フライのアーデン・スタジオに出入りするようになった。そのスタジオで偶然、物静かで少し愛想の悪い青年と出会う。それがクリス・ベルだった。彼は、メンフィス大学を出たあと、テネシー大学に短期間通っていた。そしてアイスウォーターというバンドで活動していた。

 

二人は意気投合して、ビッグ・スターを結成する。そしてクリスの高校時代の友人であったアンディ・フンメル、そしてジョディ・スティーヴンスが参加し、ベース、ドラムが加わり、1971年にラインナップが完全に整った。当初、彼らはLed Zeppelin,Bad Finger,James Gangのカバーソングとオリジナル曲を演奏し始めた。「Big Star」という名称は、当時、メンフィスにあった食料品店に因んで名付けられた。

 

当初、彼らはビートルズのようなロックソングを書きたいと切望していた。チルトンとベルは集中的に作曲を行い、わずか数ヶ月で十数曲を書き上げた。そしてフンメルとスティーヴンスとのライブセッションでそれらを形にしていく。そのための環境は整っていた。当時、ビックスターのメンバーは、アーデント・スタジオに気楽にアクセスし、セッションを行うことが可能だった。

 

そしてすでに、彼らのデビュー・アルバム『#1 Record』の大まかな骨子は、この年に出来上がっていた。アーデントはスタックスの子会社で、傘下のインディーズレーベルから1972年にデビューを果たす。 『#1 Record』は、STAXの説明によると、二番目のアーデントのリリースだった。

 

 

 

 

 

しかし、このアルバムが、なぜ後にロックファンの間で伝説化したのか.......。 それは、当時、このアルバムが一般的には販売されていなかったという理由である。そのため、『#1 Record」は一部の評論筋やロック雑誌の間だけで知られるに過ぎなかった。特に、このバンドのデビュー・アルバムを高く評価していたのが、ローリング・ストーン誌だ。後にローリングストーンは『史上最高の500枚のアルバム』にランクインさせた。チルトン/ベルのソングライティングは、マッカートニー/レノンとよく比較された。しかし、スタックスは、アルバムをほとんど宣伝せず、レコードショップでの販売はもちろん、ラジオでもあまりオンエアされなかった。アルバムには「The Ballad Of El Goodo」、「Thirteen」、「The India Song」が収録されていたにもかかわらず、ヒットには恵まれなかった。リリース時は数千枚の売上にとどまった。

 

クリス・ベルは、デビューレコードのために、レコーディングとミキシングに関して相当な試行錯誤を重ねたため、これらの商業的な失敗は、かなり堪えるものがあった。1972年末までに、ベルはこのバンドを去っていた。それに加え、チルトンに焦点を当てたレビューが彼を悩ませた。スティーヴンスは、「クリスがデビュー・アルバムのレビューを読み始めたとき、物事が少しずつ悪化しはじめた」とドキュメンタリー映像『Nothing Can Hurt Me』で語る。「それは彼の創造的なビジョンの非常に大きなウェイトを占めていたので、プレスのレビューがアレックスに焦点を当てて帰ってきたとき、彼はミュージシャンとして今後その影響下で生きなければならないと考えたのだった」

 


・第二期 セカンドアルバム『Radio City』の制作の難航 バンドの空中分解

 



 

主要メンバーのベルが去った後、ビッグ・スターの活動は行き詰まっていた。残された三人のメンバーは、ラフィエットのミュージック・ホールの閉会式の後のコンサートで演奏するために久しぶりに再会した。このショーは成功し、アーデントのジョン・キングがチルトン、フンメル、スティーヴンスを説得し、セカンドの制作をするように勧めた。


ジョン・フライは、「バンドが次のアルバムの制作を決めたことは嬉しかった。けれど、それはナイトクラブ、バーや酒のために生み出されたとも言える。つまり、(セカンド・アルバム)ラジオ・シティに映る地理がここに見えてくる」と回想する。

 

 

プロデュース的なロック/フォークサウンドであったファーストと比べると、その違いは一目瞭然である。ブルースやソウル、サザンロックといったチルトンの音楽的な背景を駆使し、ライブサウンドに近いロックがセカンドアルバムには見いだせる。セカンドの制作に取り掛かったビッグ・スターは、チルトンを中心に作曲を行い、フンメルやスティーヴンスも同じように、ソングライティングに貢献を果たした。その中には、バンドを去ったクリス・ベルが残した遺産も含まれていた。それが、「O My Soul」「Back of A Car」といったトラックだ。

 

 

スタジオのセッションでは、音楽的なプロデュースの役割を担っていたベルの不在のため、以前よりも緩くなり、散漫に陥ることもあったが、バンドはそれらの欠点を受け入れようとした。しかし、デビュー時のような熱量は失われつつあった。ライブセッションに価値を見いだせなかったフンメルは、ビッグ・スターを脱退し、ロッキードに勤務し始める。メンバーの多くは、この年代にありがちな進路の問題を抱え、ビッグスターの活動は暗礁に乗り上がりつつあった。

 

セカンド・アルバムは、バンドとしての見通しがたたない中、1974年2月にリリースされる。アルバムの中では、「September Gurls」がヒットの可能性があると目されていた。しかし、デビュー・アルバムと同じように、STAXの流通の問題が再燃した。『Radio City』は数千枚の売上にとどまり、商業的な成功には至らなかった。しかし、このアルバムの収録曲にはカバーアンセムが含まれている。The Replacements,The Banglesがカバーしていることは付記しておくべきだろう。

 

ビッグ・スターは、公式には二作のアルバムをリリースしたに過ぎなかった。次のアルバム『Third』を加えたとしても三作。しかし、3つ目のアルバムがリリースされたのは2000年代以降、正確に言えば2016年である。こうした中、最初のオリジナルメンバーは、チルトンとスティーヴンスだけになる。1974年の秋、彼らはプロデューサー、ジム・ディッキンソンとリボルビング・キャスト・スタジオに戻り、新しいレコードの制作に取り組もうとした。

 

ところが、プロデューサーのディッキンソンは、明らかにこのバンドがすでに空中分解しようとしているのを肌で感じ取っていた。「その頃すべてが悪化していたんだ。そして、それはレコードにはっきりと表れ出ていた。 しかし、まだ地理性のようなものが含まれていた。ミッドタウン……、つまり、メンフィスらしさがあった。しかし、バンドとしてはすべてが悪化しつつあった。それはレコードにはっきりと捉えられている。芸術的なビジョンの分解という....... 」

 

 

Big Starの三枚目のアルバムのレコード制作の噂は長いあいだ眉唾ものとされていたが、マッシュアップタイトル「Third/ Sister Lovers」の出現により、現実視されるに至った。しかし、全般的には、ジョン・フライがレコーディングを中止したほど、アルバムの制作は完成には程遠かった。


結局のところ、彼らのファンの間では、三枚目のアルバムは幻となり、「#1 Record」「Radio City」がビッグ・スターの公式のリリースという見解が根強い。STAXもバンドのおすすめ作品として、ファーストとセカンドを重要視しているようだ。

 

 

「I'm In Love With A Girl」(Radio Cityに収録)

©︎Steve Gullick


ザック・ボウカー(ヴォーカル/ギター)、ユアン・バートン(ベース)、ドラマーのジョエル・スミス、そしてエディ(マスコット)からなるクルーを拠点に活動するUNIVERSITY。本日、BBCラジオ1のロック・ショーでのプレミアに続いて、ニューシングルとビデオ 「GTA Online」を公開した。  


「GTA Online」は、2025年6月20日にTransgressiveからリリースされるデビューアルバム『McCartney, It'll Be OK』からの第3弾である。ストリーミングはこちら

 

アルバムのサードシングル「GTA Online」 は、マスロック風のミニマルなギターロックで始まり、終盤にかけて、バンドの持ち味である狂騒的なノイズパンクが怒涛のごとく荒れ狂う。

 

カルト的な初期ビッフィ・クライロのレコードのような4分近い巨大なロック、"GTA Online "は、何層にも増幅されたファズの上に山のようなギター・リフをフィーチャーしている。部分的にはよりソフトで調和のとれたエッジを保っている。 

 

この新曲について、バンドは次のように語っている。 「ボッシュの退屈な夢を見る。 知りたくもない」


新曲の付属のミュージックビデオは、ニーナ・デローが監督した。 「この素晴らしいバンドの生き生きとしたエネルギーをとらえるため、アナログ・テクノロジーを限界まで活用することに重点を置いた。 構成された3つのショットを中心に作品を作り上げたが、その中心にあるのは、ありのままのバンドのリアルな姿であり、彼らの活動に対する情熱であり、そして、アーティストとミュージシャンがコラボレーションする際に生まれる遊び心、喜び、リスクなんだ」


プロデューサーのKwes Darko(Sampa The Great、Denzel Curry)とロンドンにあるDamon AlbarnのStudio 13でレコーディングされたデビュー・アルバム『McCartney, It'll Be OK』は、2023年のデビューEP『Title Track』のエキサイティングな始まりを発展させたもので、フックはより明るくメロディックに、ブレイクダウンはヘヴィに、歌詞はさらに磨きがかけられた。

 

『McCartney, It'll Be OK』は完全なライヴ・レコーディング・アルバム。これまでの彼らの作品を特徴づけてきた、すべてが今にも崩れ去りそうなスリリングで狂おしいまでのエネルギーがほとばしる。


ニューアルバムからの3枚目のシングル "GTA Online "は、広大で煽情的なパンク・ロック・ソング。ソフトで明瞭な音楽の瞬間を切り取っている。 この曲は、不条理なユーモアと切り裂くようなパンクが印象的な "Curwen "や、"世界で最悪のタトゥーは何だろう?"というゲームの答えにちなんで名付けられた無粋な "Massive Twenty One Pilots Tattoo "に続くリリースとなる。


「GTA Online」


 

 

各誌の反応:


"ザック・ボウカーが断続的な叫び声を大渦の上に響かせながら、彼らはスリントのようなポストロックからピクシーズのようなリフ、ハードコアの絶叫や数学ロックのようなスタッカートまで、満足のいく廃墟のように駆け抜けていく" - Uncut

''今年聴いたことのないようなエネルギーの爆発" - NME

''ノイズ・パンク界で最も有望な新人バンドが放つ暴れ狂うような耳触り" - Dork

''檻の中から飛び出そうとするバンド" - DIY Mag

''輝かしい寂寥感" - So Young



また、UNIVERSITY6月にリバプール、ロンドン、ブリストルのラフ・トレードで開催されるUKインストア・イベントへの出演も発表しました。 全日程は以下の通りです。
 

Live Date:

Sat 14/06/2025 Outbreak Festival, Manchester United Kingdom
Mon 23/06/2025 INSTORE - Rough Trade Liverpool
Wed 25/06/2025 INSTORE - Rough Trade East, London
Thu 26/06/2025 INSTORE - Rough Trade Bristol
Fri 05/09/2025 Paradiso (Upstairs), Amsterdam Netherlands
Sat 06/09/2025 Misty Fields Festival, Asten-Heusden (NL) Netherlands
Mon 08/09/2025 La Mécanique Ondulatoire, Paris, France
Tue 09/09/2025 Aéronef, Lille, France
Thu 11/09/2025 Schokoladen, Berlin, Germany
Sat 13/09/2025 Botanique, Brussels, Belgium
Mon 15/09/2025 Louisiana, Bristol United Kingdom
Tue 16/09/2025 Where Else?, Margate United Kingdom
Wed 17/09/2025 George Tavern, London United Kingdom
Fri 19/09/2025 The Castle, Manchester United Kingdom
Sun 21/09/2025 Hug & Pint, Glasgow United Kingdom
Mon 22/09/2025 Brudenell Social Club (Community Room), Leeds United Kingdom
Tue 23/09/2025 Hare & Hounds 2, Birmingham United Kingdom
Fri 07/11/2025 Mutations Festival at Patterns, Brighton United Kingdom

東京・原宿を拠点とするオークションハウス''NEW AUCTION''は、2025年5月28日(水)より、ポスター、本、写真、デザインなどを対象とした「NEW MARKET」を開催する。オークションは6月4日まで開催される。


このオークションでは、パウル・クレー、アンリ・マティスなど巨匠画家から、横尾忠則、荒木経惟(アラーキー)など、現代の芸術家、フォトグラファーのアイテム70点がオークションに並ぶ。購入は書面のオークション形式で行われる。

 

ーー本セールは、入札額が他者に公開されないシークレットオークション形式(非公開入札)で行われ、もっとも高額でご入札いただいた方が落札者となります。また、ほぼすべてのアイテムがノンリザーブ(最低落札価格なし)となっており、ご希望の金額でご入札いただけます。

 

本セールは事前のご予約不要で、どなたでもご参加いただけます。皆さまのご参加を心よりお待ち申し上げておりますーー

 


●主な出品作品

 

Joseph Beuys(ヨーゼフ・ボイス) / Georges BRAQUE(ジョルジュ・ブラック) / Paul Klee(パウル・クレー) / Ben Shahn(ベン・シャーン) / Robert MOTHERWELL(ロバート・マザウェル) /Terry WINTERS(テリー・ウィンタース) / Henri Matisse(アンリ・マティス) / Terry Winters(テリー・ウィンタース) / Christo(クリスト) / Josef ALBERS(ジョゼフ・アルバース) / Joan MIRO(ジョアン・ミロ) / 横尾 忠則 / 粟津 潔/ 田中 一光 / 北代 省三 / 菅井 汲 / 荒木 経惟 / 槙 文彦 / 杉浦 康平 /若林 奮 / 脇田 愛ニ郎 / 杉浦 康平 etc...

NEW MARKET

入札受付期間:2025年5月28日(水)~ 6月4日(水)

時間 : 12:00 - 19:00

会場:NEW AUCTION

住所:〒150-0001 東京都渋谷区神宮前5-9-15 B1

対象作品:ポスター、本、写真、デザインなどをはじめとした約70点 

入札方法:会場にて書面入札受付

落札結果通知:入札期間終了後、落札者様のみに個別ご連絡

落札手数料:19.8 %(税込)

●ABOUT NEW AUCTION

 

INTRODUCTION

 

2021年6月、東京の文化発信地である原宿を拠点に新たなアートオークションハウス 「NEW AUCTION」 がスタートしました。 私たちは従来のアートオークションという枠組みに縛られることなく、 新しい体験、 新しい価値観を提供することを目的とし、 オークションの可能性を、 原宿から世界に向けて拡張していきます。

 

 

APPROACH

 

NEW AUCTIONは、日本で唯一、アーティスト還元金システムを導入しているオークションハウスです。アートマーケットの持続可能な循環を促進するため、落札作品の著作権者に対して独自にアーティスト還元金を支払い、NEW AUCTIONを通じた取引がアーティスト支援に直結する仕組みを築いています。

さらに、NEW AUCTIONは国内外のコレクター、ギャラリー、ディーラーとの独自ネットワークを構築するとともに、ファッション、カルチャー、建築、食、インフルエンサーなど、業界の枠を超えた多様なチームとの連携を積極的に取り入れ、作品の最大限のプロモーションに取り組んでいます。