今世紀、アメリカのソロギタリスト/ウィリアム・タイラーほど、その豊穣なシーンに衝撃を与えたギタリストはいない。 Silver Jews、Lambchopでのベースメントの重要な活動を経て、彼はナッシュビルの名物的なミュージシャンになった。過去10年の幕開けに、カントリー育ちでクラシックに熱中した後、ポストモダンの実験、フィールドレコーディング、絶妙なメロディーの下に折り重なる静的な漂流物への熱意を露わにした好奇心旺盛なアルバムにより頭角を現した。 

 

ウィリアム・タイラーは、チェット・アトキンス、ギャヴィン・ブライヤーズ、電子音響の抽象化、エンドレスなブギーをとりわけ好きこのんだ。 彼の生産的なインストゥルメンタル・ミュージックの小さく大きな枠組みは、そうしたカソリックな嗜好にますます沿うようになり、新しいサウンドやテクスチャーを取り入れたり、新しい声や視点も重要視するようになった。


5年ぶりのソロ・アルバム『Time Indefinite』は、輝かしく、勇ましく、美しい。 このギターは、タイラーだけでなく、ある分野全体の可能性と到達点を再考させるアルバムの出発点となっている。ノイズとハーモニー、亡霊と夢、苦悩と希望が渦巻く『Time Indefinite』は、単なるギターアルバムではない。偉大なギタリストによる私たちの不安な時代を象徴する傑作。


2020年初頭、世界が未曾有の不安の淵に立たされていた頃、タイラーはロサンゼルスを離れ、人生の大半を過ごしたナッシュビルへと向かった。 ほとんどの機材(そして、その価値はあるにせよ、彼のレコードのすべて)はカリフォルニアに残り、早い帰郷を待っていた。 


こでタイラーは、パンデミック時代のあの果てしなく緊張した時代の憂鬱、神経、疑問と向き合いながら、携帯電話とカセットデッキでちょっとしたアイデアやテーマをレコーディングし始めた。



タイラーは、フォー・テットのキーラン・ヘブデンとレコードを作ることを初期に交渉していたという。これらの作品のいくつかは、彼らが一緒にやるかもしれないことの試験運転のように感じられた。 

 

コラボレーションが別の方向に進むにつれ、タイラーは他のサウンドを探った。 彼はすぐ長年の友人でありプロデューサーのジェイク・デイヴィスに、それらをつなぎ合わせ、不完全な部分をきれいにする手助けをしてくれるように頼んだ。

 

やがてロサンゼルスに戻り、アレックス・サマーズが仕上げに加わった。 デイヴィスとタイラーは逆に、ヒスノイズやぐらつきを受け入れ、最終的には意図せずして、あの時代とこの時代を反映した、不器用で、傷つきやすく、正直なレコードを制作することになった。


タイラーの音楽は当初から、彼の価値観を形成した古い観念や慣習を現代的な価値観に照らし出し、過去を呼び起こした。 2020年11月、家族でミズーリ州ジャクソンを訪れ、ダウンタウンにあった亡き祖父のオフィスを片付けたタイラーは、遺産の中に封印されたままの古めかしいテープマシンを見つける。 彼は、それをナッシュビルに持ち帰り、デイヴィスのところへ持ち寄り、彼らはそれを使い、未知の瞬間の眩暈を呼び起こすようなテープループを作り始めた。


『Time Indefinite』は、そのアンティークの破片をサンプリングしたものから始まる。 薄気味悪く、心配になるようなシグナル・フレア。


この作品は、まるで遊園地のお化け屋敷のように展開していくが、まだ生きている人々が息づいている。 それから10分も経たないうちに、タイラーは「Concern」の冒頭で、シンプルなフォーク・ワルツの下に太陽のように昇るストリングスとスティールという、彼のどの曲よりもゴージャスなメロディーを奏でてみせる。 それは肩に手を置いたような、輝きに満ちた音楽。私はここにいる。状況は厳しいが、私たちは努力している。まるでそのように物語るかのように。



苦悩と信念、そしてそれらをつなぐ小道の地図である。「Electric Lake "は、ラ・モンテ・ヤングを今世紀に呼び起こす恍惚としたドローンだが、その輝きの下には内的な痛みに溢れている。
 
 
「Howling "は絶対的な素晴らしさで、その穏やかなギターのなびきと響き渡るホーンと鍵盤の合唱は、ウィンダム・ヒルの栄光の日々を思い起こさせる。しかし、その背景には実際に吠え声があり、潜在的な心配がただ轟くのを待っているのだ。しなやかな 「Anima Hotel 」ではそうならなかったが、そう長くは続かないことは分かっている。
 
 
「これは精神病領域にあるレコードなんだ」とタイラーは恥ずかしげもなく話す。「心を失いながらも、それを望まず、戻ろうとする音楽なんだ」 しかし、彼がそれを語る必要はない。あなたはそれを感じ取ることができ、おそらくあなた自身の経験からそれに気づくことさえできるだろう。


タイラーのアルバムは、スピリチュアリティと哲学の間を行き来し、より偉大なアメリカの想像力の風景や伝説を呼び起こすように、音楽以外の参照や影響が重層的に折り重なっている。
 
 
『Time Indefinite』もその例にたがわず、ロス・マッケルウィーの深く個人的な映画を想起させる。1980年代半ば、彼は、シャーマンの南部進軍を題材にした映画を作り始めたが、それは家族、喪失、そして想像しうる最悪の事態に最良の本能が屈服したとき、私たちがとる行動についてのもつれた歴史へといざなう。
 
 
 
 
William Tyler 『Time Indefinite』 - Psychic Hotline




 
ウィリアム・タイラーの新作『Time Indefinite(不確定な時間)』は考えられる限りにおいて、この世の最も奇妙なレコードの一つである。タイトルも深遠だ。
 
 
タイラーの作り出す音楽は、実験音楽の領域に属すると思われる。しかし、この世のどの音楽にも似ていない。シンプルに言うと、どこからこういった音楽が出てくるのかさっぱりわからない。
 
 
部分的にはアンドレイ・タルコフスキーの映画のサントラのようでもあり、明確な音楽作品とも言えるのかどうかも定かではない。何らかの付属的な映画音楽のようでもある。そして、確かに『不確定な時間』は、思弁的ないしは哲学的な要素もあり、そしてナラティヴな試みが含まれてはいるが、同時に、それを「テーマ音楽」と称するのは適切とは言えないかもしれない。
 
 
『Time Indefinite』 は、アルバムのタイトルにあるように、我々の住む時間の中にある抽象的な空間性、そして、形而上にある概念を実験的な音楽として発露させたかのようである。一度聴いただけでは、その全容を把握するのがきわめて難しい、カオティックなアルバムとなっている。いってみれば、シュールレアリスムの音楽、それをタイラーは今作で発現させているのだ。それはダリ、ルドンを筆頭とするアートの巨匠のような不可思議な時間性を脳裏に呼び覚ます。
 
 
 
サウンドの形態としては、昨年、アメリカのブログサイトや小規模メディアを中心に賞賛を受けた、Cindy Leeの『Diamond Jubilee』に近い雰囲気が感じられる。テープループを執拗に繰り返し、ブライヤーズ、バシンスキーのようなアシッド的なアンビエンスを呼び覚ます。なおかつ音質を落としたサイケでローファイなサウンドという側面でも、シンディのアルバムに通じている。


しかし、このアルバムは、はっきりいえば、ポップでもフォークでもない。ダニエル・ロパティンの『Again』のように、音楽の集合体のような意味合いがある。恐ろしいほどの音楽的に緻密な構成力は、ブルータルリズム建築のような畏怖の感覚を呼び覚まし、音楽という素材を礎石とするポストモダニズムの音楽が徐々にブロックのように積み上がっていく。高みのようなものに目を凝らすと、目がくらんでくる。アメリカの音楽の土壌の奥深さに恐れおののくのだ。

 
 
かと思えば、ノイズの先鋭的な表現も含まれている。例えば、Merzbow(秋田昌美)を彷彿とさせる先鋭的なアナログノイズで始まる「Cabin Six」は、アルバムを聴くリスナーを拒絶するかのようだ。まるで、ドイツのNEU!が蘇り、意気揚々と逆再生とテープループを始めたかのようである。



それらの断続的なパルスは、基本的にはエレクトロニックの領域に属する。その後、ダークなドローンが展開される。時間も場所もない前衛音楽は、奇妙なモノクロ映画のような世界観と掛け合わさり、独特で強固な音楽世界を構築していく。そして、その抽象的な音楽は、カール・シュトックハウゼンのトーン・クラスターの技法と重なり合うように、前衛の前衛としての気風を放つ。音楽を理解するということの無謀さを脳裏に植え付けさせるような凄まじい音楽。
 
 
 
続く「Concern」は、カントリーをルーツにもつウィリアム・タイラーの南部的な音楽観が露わとなる。シンプルなアコースティックギターのアルペジオが背景となるアンビエント的なシークエンスと合わさり、無限の世界を押し広げていくアンビエントフォークとも言える一曲である。
 
 
 
オープニングを飾る「Cabin SIx」のデモーニッシュなイメージと相対する、エンジェリックなイマジネーションを敷衍させる。このアーティストらしさも満載で、テープディレイをかけたり、コラージュやアナログのデチューンを施したり、サイケな雰囲気も含まれている。続く「Star Of Hope」は、エイフェックス・ツイン、Stars of The Lidのダウンテンポのアンビエントという側面から既存のクワイア(賛美歌)を再解釈している。時々、トーンの変容を交え、遠方に鳴り響く賛美歌を表現する。タイラーはアコースティックギターを伴奏のように奏でるが、これらは最終的に、カンタータやオラトリオのようなクラシカルな音楽性へと接近していく。曲のアウトロでは、賛美歌を再構成し、電子音楽に拠るシンフォニーのような音楽性が強まる。
 
 
 
ハイライトが「Hawling at The Second Moon」である。ガット弦を用いたアコースティックギターにあえてエレクトロニック風のサウンド処理を施し、エレアコのような音の雰囲気を生み出す。そして、シンディ・リーのようなビンテージのアナログサウンド、70年代のレコードのようなレコーディングと、最新のデジタルレコーディングの技術を組み合わせ、不確定な時間というアルバムの表題のモチーフを展開させていく。全般的なカントリー/フォークのニュアンスとしては、Hayden Pedigo(ヘイデン・ペディゴ)に近い何かを感じ取ってもらえるかもしれない。
 
 
 
 
コラージュサウンドとして理解不能な領域に達したのが「A Dream, A Flood」である。グロッケンシュピールをリングモジュラー系統のシンセで出力し、アルペジエーターのように配した後、アナログディレイのディケイを用い、音を遅れて発生させ、ミニマル・ミュージックのように組み合わせる手法を見出せる。
 
 
晩年のスティーヴ・アルビニも、全体的なミックス/マスタリングの過程で、ノイズとミニマリズムを共存させていたが、それに類するような前衛主義である。今作ではそれらがエレクトロニックという土壌で展開され、プリペイドピアノの演奏を全体的なレイヤーとしてコラージュのように重ねたり、テープループを施したりすることで、理解不能なサウンドに到達している。最終的には、シュトックハウゼン、武満徹/湯浅譲二のテープ音楽に近い、実験主義の音楽に変遷していく。そしてこれらは、ミニマル/ドローンの次世代の音楽が含まれているという気がする。
 
 
 
その後、カントリーをベースとする牧歌的で幻惑的なギターミュージックへと回帰する。音楽的な枠組みがシュールレアリスティックであるため、印象主義のようなイメージを擁する。これはシカゴのアヴァンフォークの祖、ジム・オルークの作風にも近似するが、少なくとも、ウィリアム・テイラーは、無調音楽やセリエリズムではなく、調性音楽という側面から実験的なフォークミュージックを繰り広げる。しかし、同時に、トラックの背景となるアンビエントのシークエンスは、視覚的な要素ーーサウンドスケープーーを呼び起こし、制作者の亡き親族とのほのかな思い出を蘇らせる。それはある意味では、フォーク音楽における神聖さの肩代わりのような概念となる。アウトロでは、アンビエントふうのシークエンスが極限まで引き伸ばされ、「Electric Lake」の導入部となり、タイムラグをもうけず、そのまま、次曲に繋がっている。


制作者が、本作を''病理的なアルバム''と称する理由は、間違いなく、音の情報量の多さと過剰さに起因すると思われる。「Electric Lake」は、音楽がまるで洪水のように溢れ出し、カットアップコラージュのように敷き詰められたミュージック・コンクレートの技法が満載となっている。これはシュトックハウゼンのエレクトロニックの原点である「群の音楽」の現代的な解釈である。それはもちろん、音符の過剰さはたいてい、ノイズと隣接していることを思い出させる。


同時に、ジェイク・デイヴィスのプロデュースによるヒップホップのサンプリングの技法と組み合わされ、まったく前代未聞の前衛音楽がここに誕生した、といえるのである。しかし、その電子音楽による壮大なシンフォニーが終わると、弦楽器のトレモロだけが最後に謎めいて残る。この音楽には宇宙のカオスのようなものが凝縮されている。聞き手はその壮大さに目が眩む。

 
 
終盤でも、ウィリアム・タイラーの前衛主義が満載である。ニール・ヤングとギャヴィン・ブライヤーズの音楽を組み合わせたら、どうなるのか……。たぶんそんなことを考えるのは、この世には、彼を差し置いては他に誰もいないであろう。「The Hardest Land To Harvest」は、現代アメリカに対する概念的な表れという点では、バシンスキーの2000年代の作風を思い出させる。また、給水塔のような工業的なアンビエンスを感じさせるという点では、「第二次産業革命の遺構」としての実験音楽を制作した現代音楽家/コントラバス奏者のギャヴィン・ブライヤーズのライフワークである「The Sinking Of Titanic(タイタニック号の沈没)」を彷彿とさせる。
 
 
しかし、この曲は、サイケデリックなテイストこそあるが、その背景には、抽象音楽としての賛美歌が流れている。これらが、構成が存在せず、音階も希薄な音楽という形で展開されるという意味では、タイラーがブライアン・イーノの最盛期の音楽に肉薄したとも称せるかもしれない。
 
 
前衛主義の音楽にはどんな意味があるのか。それは、アートの領域でも繰り返される普遍的な問い。アートでは、取引される金銭的な価値により、評価が定まるが、音楽の場合はせいぜい、プレミア価格がつくかどうかくらいしか付加価値というのがもたらされない。もしくは支持者やファンがつくかどうかなど。しかし、新しい藝術表現はたいてい不気味な一角から出てくる。
 
 
このアルバムは、Stars of The Lidに対する敬愛や賞賛を意味するような印象的な楽曲「Held」で終わる。


『Time Indefinite』はまだ傑作かどうかは言い切れない。なぜなら価値というのはどうしても単一的な視点でしかもたらされない。単一的な価値を見るより、どのように音を楽しむかのほうが有意義であろう。そもそも音楽は良し悪しという二元論だけで語り尽くせるものではないのだ。


しかし、聞けども、聞けども、先が見えない、''音楽による無限の迷宮''のような作品である。聴く人によっては、ほとんど価値を見いだせないかもしれないし、その反面、大きな価値を見つける人もいるだろう。音楽の領域を未来に受け継ぐ内容であり、未知なる音楽の可能性を探求しているという点では、これまでとは違う価値観を見出すヒントを授けてくれるかもしれない。
 
 
 
 
 
90/100
 

 
©Richmond Lam


カナダ/トロントのスーパーグループ、Broken Social Scene(ブロークン・ソーシャル・シーン)によるブレイク作『You Forgot It in People』(2002)を記念するカヴァーアルバムが発表した。

 

『Anthems: A Celebration of Broken Social Scene's You Forgot It in People』は、6月6日にArts & Craftsからリリースされる。先行シングルとして、マギー・ロジャースとシルヴァン・エッソによる「Anthems for a Seventeen Year-Old Girl」のカヴァーが公開された。

 

Toro y Moi、Mdou Moctar、Weather Station、Miya Folick、 Hand Habits、Hovvdy、Spirit of the Beehiveのカバーなどが収録され、それぞれ異なるBroken Social Sceneのアレンジを披露している。


『Anthems』は、私の人生を根本的に変えた曲のひとつです」とロジャースはプレスリリースで語っている。

 

「歌詞の繰り返しには、曲の中で一種のマントラとして機能する何かがあり、音楽が瞑想の一形態になり得ることを、創作人生の非常に早い段階で理解させてくれた。ブロークン・ソーシャル・シーンは昔から大好きなバンドのひとつで、親愛なる友人であるシルヴァン・エッソのニックとアメリアと一緒にこの曲をカバーすることは、絶対的な喜びのビーム・ドリームだった」


シルヴァン・エッソはこう付け加えた。「マギーとこの美しい曲をカバーすることは喜びでした。私たちは皆、このレコードを愛して育ちました。」一緒に『Anthems...』をカバーするよう依頼されたことは光栄であり、本当に素敵な時間につながりました。」

 

 

「Anthems For A Seventeen Year-Old Girl」



Broken Social Scene『Anthems: A Celebration of Broken Social Scene’s You Forgot It in People』- Cover Album

Label: Arts & Crafts

Release: 2025年6月6日


Tracklist:


1. Capture the Flag – Ouri

2. KC Accidental – Hovvdy

3. Stars and Sons – Toro y Moi

4. Almost Crimes – Miya Folick & Hand Habits

5. Looks Just Like The Sun – The Weather Station

6. Pacific Theme – Mdou Moctar

7. Anthems for a Seventeen Year-Old Girl – Maggie Rogers & Sylvan Esso

8. Cause = Time – Middle Kids

9. Late Nineties Bedroom Rock for the Missionaries – Benny Sings

10. Shampoo Suicide – Spirit of the Beehive

11. Lover’s Spit – serpentwithfeet

12. Ainda Sou Seu Moleque – Sessa

13. Pitter Patter Goes My Heart – Babygirl




イギリスの実験的なポストパンク5人組バンド、Squid(スクイッド)がWarpからニューアルバム『Cowards』をリリースした。(レビューを読む)


今回、彼らは新曲 「The Hearth and Circle Round Fire」 をリリースした。最新アルバムのようにマスロック風のテイストであるが、一方で、パンキッシュなエネルギーに満ちあふれている。いわば彼らのパワフルな音楽性がにじみ出た一曲である。


ボーカル兼ドラマーのオリー・ジャッジは、プレスリリースでこの曲について次のように語っています。


「”The Hearth and Circle Round Fire "はパンキッシュな曲で、とても簡単にできたんだけど、その簡単さに不満を感じていた。最初は、15分のジャムとしてレコーディングし、その後、音源をバラバラにしてテープで貼り合わせることに決めた。この曲は実は、レイ・ブラッドベリの『華氏451』やケイ・ディックの『They』に出てくるディストピアの世界にインスパイアされたんだ」
 
 
 
 
 「The Hearth and Circle Round Fire」


オークランドのシンガーソングライター、Madeline Kenny(マデリーン・ケニー)が新譜『Kiss from the Balcony』をCarpark Recordsから7月18日にリリースすると発表した。『A Reality Mind』に続く作品です。マデリーン・ケニーはカーパークレコードが送り出すアートポップシンガーだ。


アルバムのリードシングル「All I Need」は、Carparkのアーティスト、ジミー・ウィスパーズが監督した新しいミュージック・ビデオとともに現在リリースされている。


「私のヒーローが帰ってきた」とマデリーン・ケニーは最新作『Kiss from the Balcony』の2曲目で快活に歌っている。この曲は、友人のベン・スローン、スティーヴン・パトータとオークランドで数回に渡って直接スタジオ・セッションを行い、制作された。マデリンの成長と回復力に関する考察の集大成。生成的で活気あるコラボレーションによって新しい命を吹き込まれた。

 

親しいリスナーは、彼女の作品のさまざまな時代から受け継がれてきた幅広いスタイルとテーマを聴くことができるかもしれない。それらはすべて、まとまりのある時代を超えたレコードにまとめあげられている。


2週間に及ぶ集中的なレコーディングセッションで、3人のコラボレーターは、断片、スケッチ、種からこの9曲を育んでいった。


実験的なパーカッションとサウンド・デザインのバックグラウンドを持つベン・スローンは、ケニーの作曲にエレクトロニック・サウンドをもたらした。他方、スティーヴン・パトータは、独創的なギターのメロディーを全編に提供し、このプロジェクトをアコースティックな要素で支えている。


『キス・フロム・ザ・バルコニー』は当初EPになる予定だったというが、録音のセッションで実りあるアイデアと遊びが生まれ、フルレングス・アルバムに拡張された。


このアルバムは、マデリンのディスコグラフィーの中で、愛についてのアイデアを反芻し、全作品を通して新たなサウンド・モチーフを探求している。本作はまた歌手のテーマ及び音楽的な進歩として位置づけられている。

 

 

「All I Need」

 

 

Madeline Kenney 『Kiss from the Balcony』



Label: Carpark
Release: 2025月7日18日
 

Tracklist:

1. Scoop

2. I Never

3. Breakdown

4. Slap

5. Cue

6. Semitones

7. Paycheck

8. They Go Wild

9. All I Need

 

 

Pre-save: https://found.ee/mk_kftb

 



柴田聡子が2014年にリリースしたセルフ・レコーディングによる、ほぼ全編弾き語りのセカンド・アルバム「いじわる全集」が本日(4/25)よりスペースシャワーから配信開始。さらに、明日、4月26日に2LPとCASETTE TAPEの2バージョンでリリースされる。


本作は柴田聡子の2014年にP-VINEから発売されたアルバムのリイシューとしてダブルで再発される。収録曲「いきすぎた友達」のミュージックビデオもご覧ください。


また、最新アルバムのレコーディングを行った、岡田拓郎、まきやま はる菜、浜公氣、谷口雄によるバンド編成でのツアーが今年7月から開催される。札幌から福岡まで6ヶ所の公演を、7月中旬〜8月上旬にかけて開催し、暑い日本の夏を盛り上げてくれる。


また、若い年代に絶大な人気を誇るソングライター、カネコアヤノを迎えてのライブも、六本木EXシアターで5月3日に開催予定。こちらのツアー日程もご確認ください。



「いきすぎた友達」




・柴田聡子「いじわる全集 [2LP]」





DDJB-91256 | 2025.04.26 Release | 5,200 Yen+Tax





・柴田聡子「いじわる全集 [CASETTE TAPE]」



DDTB-12008 | 2025.04.26 Release | 2,727 Yen+Tax




・柴田聡子「Passing」


Digital | 2025.01.15 Release





「Passing」-最新シングル



・柴田聡子「My Favorite Things [LP]」


DDJB-91252 | 2025.01.29 Release | 4,000 Yen+Tax




・柴田聡子「My Favorite Things」

DDCB-12123 | 2024.10.23 Release | 3,000 Yen+Tax




・柴田聡子「Your Favorite Things」


 DDCB-12121 | 2024.02.28 Release | 3,000Yen+Tax




▪️柴田聡子 presents「ありがとう」vol.2 〜柴田聡子 (BAND SET) × kanekoayano

2025年5月03日(土・祝)

EX THEATER ROPPONGI

OPEN 16:30 / START 17:30



▪️柴田聡子 Tour 2025 "夏" [BAND SET]


柴田聡子(Vo. Eg.), 岡田拓郎 (Eg.), まきやまはる菜 (B.), 浜公氣 (Dr.), 谷口雄 (Key.)


チケット先行予約受付 [ https://l-tike.com/shibatasatoko ]


日程:

2025年7月13日(日)札幌 BESSIE HALL
2025年7月15日(火)京都 磔磔
2025年7月17日(木)福岡 BEAT STATION
2025年7月19日(土)広島 CLUB QUATTRO
2025年8月01日(金)仙台 MACANA
2025年8月05日(火)東京 Zepp Shinjuku

 

©︎Steve Gullick


本日、ニューヨークのシンガーソングライター、Greg Frienan(グレッグ・フリーマン)は2ndアルバム「Burnover」をTransgressive/Canvasback Recordsより8月22日にリリースすることを発表した。  


グレッグ・フリーマンは、無名のシンガーとして活動を始めたが、デビューアルバムの好評により口コミで人気を獲得した。今年に入り、ミュージシャンはトランスグレッシヴと契約を交わした。


この発表と同時に、グレッグはリード・シングル「Point and Shoot」をリリースする。この曲は、生々しくカオティックなギターと、時にペイヴメントを想起させるシュールなリリックが印象的な、広がりのあるライブワイヤー・トラックだ。


また本日、このシングルに付随するビデオも公開された。モノクロで撮影されたこのビデオは、グレッグが「Burnover」を通してインスピレーションを得ている19世紀のアメリカの歴史に言及している。  


このアルバムのタイトルは、19世紀初頭に熱狂的な宗教復興とユートピア・コミュニティの温床となったニューヨーク中央部と西部の地域を表すのに使われた『The Burned-Over District』という言葉から拝借したものだ。


「ビデオ制作はとても楽しかった」とグレッグは振り返る。 「僕と大勢の友人たちは、基本的に6時間ぶっ続けで自宅の地下室で酒を飲んでタバコを吸ったんだ。  僕の中では、この曲は欲望を追い求めたり、不健康な方法で過去を追体験しようとしたりすることに関係している。  でも、いろんなことを歌っているのかもしれない。  曲の中に "君は笑って「ああ、世紀の大犯罪だ」と言った "という一節がある。 スピード違反で車を止められた警官が言った言葉だ。 そして300ドルの切符を切られたんだ」



グレッグが2022年にデビュー・アルバム「I Looked Out」をひっそりとリリースしたとき、PRキャンペーンもレーベルも音楽業界のプロモもなかったが、それでも全米の著名な批評家から賞賛を集めた。


UPROXXのスティーヴン・ハイデンは「2023年に発見した2022年のお気に入りアルバム」と評し、Paste Magazineは「2020年代のベスト・デビュー・アルバム25選」にこのアルバムを選んだ。 このリリースの口コミでの成功により、フリーマンは容赦ないツアースケジュールをこなすようになった。


「Burnover」のオープニング・トラックである「Point and Shoot」は、それに続く9曲と同様、爆発的で、不穏で、否定できない。 エネルギッシュなインディー・ロックに、アンブリングなトワングとアメリカーナの要素を難なく融合させたこの曲は、冒険的かつパーソナルであり、フリーマンを唯一無二の才能として確固たるものにした。

 

 「Point and Shoot」


ニュー・アルバムのリリースに先駆け、フリーマンはハミルトン・ライタウザーのサポートでアメリカを回り、その後イギリスへ向かい、グレート・エスケープ、ドット・トゥ・ドット、エンド・オブ・ザ・ロードのフェスティバルに出演するほか、ヨーロッパでの日程も控えている。

 


Greg Freeman 「Burnover」



Label:Transgressive/Canvasback

Release: 2025年8月22日


Tracklist:


Point and Shoot

Salesman

Rome, New York

Gallic Shrug

Burnover

Gulch

Curtain

Gone (Can Mean A Lot of Things)

Sawmill

Wolf Pine


【GREG FREEMAN ON THE ROAD】

MAY

16th  The Great Escape, BRIGHTON

17th  London Calling, AMSTERDAM

20th  Jaki, COLOGNE

21st  Continental, BRUSSELS

22nd  La Mecanique Ondulatoire, PARIS

24th  Dot to Dot Festival, BRISTOL

25th  Dot to Dot Festival, NOTTINGHAM

 

AUGUST

28th - 31st End of the Road Festival, DORSET

 

SEPTEMBER

1st    The Albert, BRIGHTON

2nd    The Lexington, LONDON

5th    Brudenell Social Club, LEEDS

6th    The Hug and Pint, GLASGOW

7th    The Workmans Club, DUBLIN

9th    YES, MANCHESTER

10th   Clwb Ifor Bach, CARDIFF

11th   Hare and Hounds, BIRMINGHAM

13th   Ekko, UTRECHT

14th   Blue Shell, COLOGNE

15th   Molotow, HAMBURG

17th   Bar Brooklyn, STOCKHOLM

18th   Vega, COPENHAGEN

19th   Lark, BERLIN

 


カナダの5人組、Foxwarren(フォックスウォーレン)は、アンディ・シャウフ、エイブリー&ダリル・キシック、ダラス・ブライソン、コリン・ニーリスの4人組。彼らのニューアルバム『2』が5月30日にANTI-からリリースされる。


『2』は、ジャンルと曲の境界線が常に曖昧な、楽しくて驚くべきアルバムだ。フォックスウォーレンは、表向きはフォーク・ミュージックを演奏しており、温かみのあるトーンと奔放なリズムが、軽薄なヴォーカルの中で実存的な苦悩と格闘する登場人物の歌を支えている。


しかし、ジュノー賞にノミネートされた2018年のセルフタイトル・デビューアルバムをツアーした後、フォックスウォーレンはこれまでとは違うやり方でやっていこうと決心し、最終的にはおなじみのバンド・イン・ルームのルーティンをやめ、代わりにこれらの曲や他のさまざまなサウンドをサンプラーに差し込んで『2』を作っていった。


4つの州にまたがるそれぞれの自宅スタジオで、5人のメンバー全員が曲のアイデアやメロディックなフレーズ、リズムの断片を共有フォルダにアップロードした。


トロントでは、アンディ・シャウフがこれらをサンプラーに接続し、バンドメンバーから提供された断片から曲を構築した。フォックスウォーレンは毎週オンライン・ミーティングを開き、曲がどのように変化するかについて遠距離から提案した。その結果、37分間のコラージュ・アートを通して、ある関係の表裏をなぞるような、魅惑的で不気味なアルバムが完成した。

 

 

「Yvonne」


Foxwarren 『2』


Label: ANTI-

Release: 2025年5月30日

 

Tracklist:


1. Dance
2. Sleeping
3. Say It
4. Listen2me
5. QuiteAlot2
6. Strange
7. Havana
8. Yvonne

9. Deadhead
10. True
11. Round&round
12. Dress
13. Wings
14. Serious
15. Again&

 


ブルックリンのR&B/ネオソウルシンガー、Yaya Bbey(ヤヤ・ベイ)が、Drink Sum Wtrから6月20日にリリースするニューアルバム『Do It Afraid』を発表した。 


このアルバムには、BADBADNOTGOOD、Butcher Brown、Exaktly、Rahrah Gabor、Nigel Hall、Father Philisらとのコラボレーションが収録されている。 今日の発表と同時に、彼女はアルバムの "二面性を体現する "と言われる全く異なる2枚のニュー・シングルを発表した。


ヴィンテージ・ファンクの "Dream Girl "はビデオ付きでリリース。ヤヤいわく、「しばらくの間、パーティに逃避すること」と「自分の欲望を本当に掘り起こすこと-自分の注意を必要とする重たいことが山ほどあることを知りながら、ファンタジーの余地も残しておくこと」を歌っているという。

 

アルバムの冒頭を飾るダウンテンポのヒップホップナンバー「Wake Up B*tch」は、より物思いにふける一面を披露している。 

 

 「Wake Up B*tch」

 



Yaya Bey 『Do It Afraid』


Label: Drink Sum Wtr

Release; 2025年6月20日

 

 

Tracklist

1. wake up b*tch

2. end of the world (feat. Nigel Hall & Butcher Brown)

3. real yearners unite

4. cindy rella

5. Raisins

6. spin cycle

7. dream girl

8. merlot and grigio (feat. Father Philis)

9. breakthrough

10. a surrender

11. in a circle

12. aye noche (feat. Rahrah Gabor & Exaktly)

13. no for real, wtf?

14. blicky

15. ask the questions

16. bella noches pt1

17. a tiny thing that’s mine

18. choice

 

 

Pre-order: https://drinksumwtr.lnk.to/yaya-bey-do-it-afraid

 


シンガポールのオルトロックバンド、Subsonic Eye(サブソニック・アイ)は、6月11日にTopshelfからリリースされる5枚目のアルバム『Singapore Dreaming』を発表した。 

 

サブソニック・アイは、シューゲイズのテイストを漂わせるトレンドのオルタナティヴロックソングが主要な特徴である。

 

ファースト・シングルは「Aku Cemas」と題されたドリーミーでドライヴ感のあるインディーロックソングだ。ヴォーカルのヌール・ワヒダはこの曲について次のように語っている。


この曲についてボーカルのヌル・ワヒダは次のように語っている。 

 

じっとしていられなかったけど、そうしなければならないような気分だった。 1日に20件の求人に応募しては、またノートパソコンで映画を見ていました。 やっと好きなことをする時間ができた。 本を読んだり、編み物をしたり、手芸をしたり、サイクリングをしたり。

 

 雇われていたときのように、自由な時間に好きなことをするのが楽しみだった。 しかし、この破滅感と役立たず感がすべてを曇らせてしまった。 無職であることへの不安が強すぎて、好きなことをする意欲がわかなかった。 私は自由になりたかったのではなく、好きなことがしたかっただけなんだ。

 

 

「Aku Cemas」

 

 

 

Subsonic Eye 『Singapore Dreaming』


Label: Topshelf

Release: 2025年6月11日

 

Tracklist

 

1.Aku Cemas

2.Why Am I Here

3.Sweet

4.My iPhone Screen

5.Overgrown

6.Lost

7.Being Productive

8.Situations

9.Brace

10.Blue Mountains

 

 

Pre-save:https://www.topshelfrecords.com/286

 


ロンドンのドリームポップバンド、Bleach Lab(ブリーチ・ラブ)がEP『Close To The Flame』を発表した。今度のEP『Close To The Flame』について、Bleach Labはこう語っている。


「”Close To The Flame”は、個人的な経験から恋愛の苦難を探っている。 愛と痛みの間で常に引っ張られるような関係から抜け出せないことについて歌っています。 誰かの全てでありたいと思ったり、離れていく誰かを抱きしめたり、罪悪感や不安と闘って前に進むのが難しくなったり......。 

 

このEPは、愛にしがみつこうとする一方で、自責の念や後悔、そしてその過程で自分を失う恐怖に対処する、厄介な現実をとらえている。 つながりを求めて戦いながらも、その重みを感じている」


セルフ・プロデュースによるEP『Close To The Flame』は、Bleach Labの2023年のデビュー・アルバム『Lost In A Rush Of Emptiness』に続く作品。 バンドは2025年11月にロンドンのブッシュ・ホールでのヘッドライン・ライヴを含む7日間のUKツアーを行うことも発表している。

 

「Feel Something」

 

 

Bleach Lab 『Close To The Flame』 EP

 


Tracklist:

Drown
Feel Something
In Your Arms
Close To The Flame
If I Could Be Anything

 

Pre-order: https://ffm.bio/bleachlab


【Best New Track】 August Royals  「Skintight Crazy」 元RCA所属アーティストによるインディペンデントな歩み


 

アルトポップ/アルトロックアーティスト、August Royals(オーガスト・ロイヤルズ)はルックス、スター性、音楽性、どれをとっても素晴らしい。次世代のUSポップシーンを担うべき存在だ。

 

「Skintight Crazy」と名付けられたこのニューシングルは、プロデューサーのジョン・クラス(ミディアム・ビルド、ミシガンダー)とのコラボレーションにより制作。この曲は、恋愛の余韻を表現している。恋愛のハイライト・リールを認識しつつも、それがハイライト・リールに過ぎないことを自覚する曲。悲観的なロマンチストにとっては、常に「もしかしたら」がある。



オーガスト・ロイヤルズはブロックハンプトンのケヴィン・アブストラクト、ライアン・ビーティ、ドミニク・ファイクといったアーティストとも共演している。これからの活躍が楽しみだ。

  

V Magazine、Rollacoaster、Lyrical Lemonadeなどから大きな賞賛を浴びたオーガスト・ロイヤルは、2021年に急速にその名を馳せ始めた。オーガストは、Pigeons & Planes誌の 「Best New Artists 」に選ばれ、「芸術性とアクセシビリティの難しいバランスを図る稀有な才能」と称賛された。その後、RCAレコードと契約し、デビューシングル「Blue Football」をリリースした。



2022年、オーガスト・ロイヤルはデビューEP『Inhaler』をリリース。9曲入りで、彼自身の経験と葛藤を多数のジャンルに反映させた作品だった。

 

その後、アメリカ国内の屈指の大手レーベル、RCAとの契約を終えたオーガストは、活動を一時休止し、"アーティストとして自分がどうありたいか"を模索することに時間を費やした。テキサスの象徴的なボーイズバンド、Brockhampton(ブロックハンプトン)のケヴィン・アブストラクト、さらにライアン・ビーティ、ドミニク・ファイクといった著名なアーティストと仕事をした後、オーガストはアーティストとしての自分のセンスと自己発見を見直す準備を整えていた。


しばらく、オフラインとスタジオで静かに過ごした1年後、オーガスト・ロイヤルは劇的な進化を遂げている。自称「これまでで最高、そして最も本格的」な楽曲を携え、2025年に再登場を果たす。

 

インディペンデントで発表されたデビューシングル「American Spirit」は、新しいリスナーにとってポップな親しみやすさを保ちつつも、ユニークなヴォーカル・パフォーマンスを誇っている。

 

今作「Skintight Crazy」は、今日の愛が明日の混乱と傷になりうるという彼の考えを表現したアップビートな曲。この2枚目のインディペンデント・リリースで、オーガスト・ロイヤルはついに、世界中のリスナーにその名を轟かせる準備に入る。



「Skintight Crazy」

 

 

Alt-pop/alt-rock artists August Royals have the looks, star power, and musicality to match. He is the next generation of the US pop/rock scene.


Garnering praise from V Magazine, Rollacoaster, Lyrical Lemonade, and more, August Royals quickly started making a name for himself in 2021. August was selected as part of Pigeons & Planes’ highly coveted “Best New Artists,” he was heralded as “the rare kind of talent who’s positioned to strike the difficult balance between artistry and accessibility.” 

 

August signed with RCA Records for the release of his debut single “Blue Football” gaining nods and critical acclaim. 



In 2022 August Royals released his debut EP, Inhaler, a nine-track, multi-genre reflection of his own experiences and struggles. Departing from RCA, August decided to pause and spend time developing who he wanted to be as an artist. After working alongside artists such as Kevin Abstract of Brockhampton, Ryan Beatty, and Dominic Fike, August was ready to reevaluate his own taste and self-discovery as an artist.



 After a year quietly spent offline and in the studio, August Royals has returned, coming into 2025 with a handful of songs that are his self-proclaimed “best to date and most authentic” with his first single “American Spirit” boasting a unique vocal performance that still maintains pop accessibility for new listeners. 

 

Now coming in strong with a carefully finessed fresh take on pop, is “Skintight Crazy”, an upbeat track that captures his take on how the love of today can be the confusion and hurt of tomorrow. With this second independent release, it seems like August Royals is finally ready to reach new heights.


▪世界的な評価も高めている東京拠点の孤高のエクスペリメンタル・フォーク・シンガー、SatomimagaeがRVNG Intl.からニューアルバム『Taba』を4月25日にリリース


 

©︎Norio

東京を中心に活動しているミュージシャン、ソングライター、そして内なる世界と外なる世界を旅するSatomimagaeの2021年の傑作『Hanazono』に続くニューアルバムが四年ぶりに完成した。

 

本作は今週末(4/25)にRVNG(日本ではPlanchaからリリースされる。RVNGは、実験音楽に特化した名物的なレーベルで、アメリカ版のWARPといっても過言ではない。カタログの中には、NYでオノ・ヨーコと交流があったドローン音楽のイノベーター、Tashi Wadaのアルバムが含まれている。

 

サトミ・マガエは、日本国内の大学で研究的な分野に携わった後、ソロシンガーソングライターの道のりを歩んできた。実験的なポピュラー、フォークを日本的な感性と組み合わせ、比類なき音楽の境地を探る。音楽的な原点は、彼女が幼い頃に住んでいたアメリカでの生活にあった。

 

日本の著名なエレクトリック・プロデューサー、畠山地平にその才能を見出された後、White Paddy Mountainに所属したあと、ニューヨークのRVNGからリリースを行うようになった。以降、ソロアルバムの制作、Duennとのコラボレーションアルバムなどに取り組んできた。また、シンガーは、音楽的な活動にとどまらず、アーティストとしての広汎な分野に興味を見出している。

 

待望の四年ぶりとなるフルアルバム『Taba』は、想像力豊かな考察を集め、広大な観念を辿り、つつましい瞬間に静かな余韻を残す。個人と集団、構築的なものと宇宙的なもの、明瞭なものと感じられるものの間を鮮やかにつなぐ。本作は個人的なことと普遍的なこと、目に見えることと見えないことの両方を記録した一連のヴィネットとして展開する。自宅スタジオの外に流れる人生のつかの間のシーンやサウンドを観察し吸収しながら、彼女は自分自身を超え、現在と記憶の奇妙な流動の両方の魂とシステムの軌道の中で歌い、直線的なソングライティングではなく、トーンやテクスチャーが拡大し、広がりのあり 深みのあるストーリーが展開される。 


『Taba』のリード・シングル「Many」は、疎外された時代のフォーク・ミュージックであり、より有機的な曲作りと、Satomiを 取り巻く世界の自然な響きを強調し、取り入れるアレンジへの微妙だが意図的なシフトを示している。

 

気づかれなかった人生や集合的な記憶についての考察に導かれ、個人やグループを結びつけたり解いたりする結合組織を繊細になぞる「Many」は、不明瞭なエコーや漠然とした音のジェスチャーが織り成すエーテルに対して、ループやスパイラルの中でSatomiが考えを巡らせている。 


このアルバムは、「Taba- 束(たば)」(異なるものを束ねたもの、束ねたもの、ひとまとめにしたものを意味する日本語)の論理に従い、緩やかな短編小説集として組み立てられている。詩人のような語り手へと変貌を遂げたSatomiは、疎外されつつある現代を定義するありふれた出来事や、やりとりから形成される不可解な形に作家の目を投げかけている。


前作『Hanazono』 (2021年)が、私的な内面という青々としたフィールドから花開いたのに対して、『Taba』の鳥瞰図は、アーティストをより広く、よりワイルドな世界のどこかに位置づけようとしている。 

 


「グループとしての人間、そしてグループの中の個人をどう見るかについて考えていました」とサトミ・マガエiは言う。

 

グループはどの ようにつながっているのか、また、どのように境界線が存在するのか。

 

私たちは集団(束)の中の一要素に過ぎないのに、一人ひと りの目に見えない経験や記憶がどこかに残っていて、気づかないうちに私たちや社会に影響を与えているという意識……。つまり、私たちは塊の中の小さな点なのだ。


 

『Taba』の最初のざわめきは、Satomiの曲「Dots」で聴くことができる。この曲は、RVNG Intl.からリリースされた2021年のコンピ『Salutations』の星座にマッピングされた多くのきらめく点のひとつ。パンデミック初期、SatomiがiPhoneに録音していた素材の奥から引き出された「Dots」は、彼女を影のようでありながら誘う道を案内する、言葉のない内なるガイドだった。 

 

興味をそそられ、インスピレーションを受けたサトミは、この感覚を大切にし、新しい創造的な環境の中で新しいコード、リズム、テンポを試した。しかし、Tabaの精神を呼び起こしたのは、サウンドアーティスト、duennとのコラボレーションアルバム『Kyokai(境界)』 でのやりとりであった。 


“俳句以上、音楽未満”というテーマを掲げた『Kyokai』は感覚を言葉にし、Satomiが記録している音の断片が単なる未完成のスケッチではなく、強力な造形物であることを明示した。伝統的なフォーク・ソング的アプローチを脇に置き、デモの質感を取り払ったSatomiのソングライティングは、パズルやパッチワークに近い内容に進化し、音楽の礎となるアコースティック・ギターとヴォーカルが『Taba』全体で聴かれるイマジネーション豊かなアレンジへとピースを繋ぐ。

 

 
Satomiの世界観に近い他のアーティストやミュージシャンとのコラボレーションが、アルバムのサウンドに一層彩りを添えている。写真と映像でアルバムのビジュアル・アイデンティティを決定づけた、Norioのシンセサイザーラインは、優しいバラード 「Kodama」を盛り上げている。

 

「Dottsu」は、鈴のようなローズ・ピアノがSatomiのギターの周りで鳴り響き 、2021年の『Colloid EP』のジャケット・アートを手がけたAkhira Sanoが演奏している。

 

「Spells」を完成させるパズルのピースとなったYuya Shitoのクラリネットは、有機的なテクスチャーとエレガントなエッジの擦り切れを聴き取りながらTabaをミックスし、Satomiのこれまで の表現とは明らかに異なるエネルギーを発散させた。 


これらの曲の土台となっている音色とリズムの遊びは、メロディーのジェスチャー、ノイズのような共鳴、Satomiの手元の レコーダーが捉えた尖った瞬間など、カラフルなパレットにも活気を与えている。

 

『Taba』は、これまでのSatomiの音楽を特徴づけてきた生来の親密さにまだ貫かれているが、これらの曲は、彼女の新しく広々とした、探究心旺盛なソングライティング・アプローチに沿ったものである。そしてそのプロセスで珍らかなレイヤーが解明されている。サウンド・デザインの思索的な詩学に包まれた曲もあ れば、ベッドルーム・ポップの窓からのぞく曲もある。 


想像力豊かな考察を集め、広大な観念を辿り、つましい瞬間に静かな余韻を残す『Taba』は音楽的な意義を越え、個人と集団、構築的、宇宙的、明瞭的と感覚的な概念の狭間を鮮やかにつなぎ合わせる。


Satomiの音の物語は、会話の中に存在するという単純な事実によって雄弁な一貫性を獲得し、動き回る人生のもつれた回路がうなるようなパーツのハーモニーを奏でる。 洋楽として聞いても、そして邦楽として聞いても新鮮さがある。サトミマガエの象徴的なアルバムといえそうだ。

 

 

「Many」

 

 

▪️過去のインタビュー:  SATOMIMAGAE(サトミマガエ)   デビューアルバム「AWA」から最新作「境界」までを語る           

 


【新譜情報】 Satomimagae 『Taba』 




トラックリスト:

01. Ishi
02. Many
03. Tonbo
04. Horo Horo
05. Mushi Dance
06. Spells
07. Nami
08. Wakaranai
09. Dottsu
10. Kodama
11. Tent
12. Metallic Gold
13. Omajinai
14. Ghost
15. Kabi (Bonus Track)

 

 

【Satomimagae】

 

東京を中心に活動しているアーティスト。暖かさと冷たさの間を行き来する変化に富んだフォークを創造している。

 

畠山地平が手掛ける''White Paddy Mountain''より2作のアルバムをリリース後、2021年にNYのRVNG Intl.へ移籍。4枚目のアルバム『Hanazono』を幾何学模様のメンバーが主催するGuruguru Brainと共同リリース。 

 

2012年にセルフリリースしていたデビューアルバム『Awa』のリマスター拡張版『Awa (Expanded)』を2023年にRVNG Intl. よりリリースした。


今年のコーチェラ・フェスティバルに出演したWispがニューシングル「Get back to me」をInterscopeからリリースした。

 

昨年、ウィスプはタヌキチャンの新作EP『Circles』にも参加している。次世代のロックアーティストのニューシングルは、彼女の新しい中世的ファンタジーと深い夢の世界を広げている。 生々しい感情と精密に操作されたニューメタルが混ざり合った、ほとんど聖なる曲だ。 


"Get back to me "は、リードシングル "Sword "に続く新曲。残酷なまでに絶妙で、氷のように繊細に、壮大な割合で吹き荒れる内的な大渦を描写している。

 

ウィスプは、すでにコーチェラで1週末プレイしており、ボナルー、キルビー・ブロック・パーティー、そしてシステム・オブ・ア・ダウンの大規模なスタジアム・ツアーに参加し、SOAD、コーン、デフトーンズ、アヴェンジド・セヴンフォールドらとステージを共にする予定だ。


このシングルについてウィスプは、「『Get Back To Me』は、自分を犠牲にしてでも混沌を求める欲を表している。 この曲は、自分にとって良くないと分かっている場所に留まり、絶望、無謀さ、そして淫らな気持ちを描いている」と語っている。



「Get Back To Me」




【Wisp】


ウィスプは、WhirrやSlowdive(2024年に夢の共演を果たした)にインスパイアされ、ロックの可能性を広げようとする個性的で洗練されたサウンドを作り上げた。

 

 Pigeons & Planesは、「ウィスプがGen-Zのエーテルフィックスになるのは時間の問題だ」と的確に予測し、Notionは、「彼女はシューゲイザーを復活させる」と宣言した。  


ウィスプは、Apple MusicのNew Music Dailyの世界的な表紙を飾り、全てのプラットフォームで数億ストリーミングを達成し、NYLON、Pigeons & Planes、Spotify Lorem Artist To Watch、Amazon Breakthrough Artists、Consequence Artist of the Monthの注目すべきアーティストに選出された。

 

また、ニューヨーク・タイムズ紙とLAタイムズ紙で特集され、Alt Pressの最新冬号の表紙を飾ったほか、Rolling Stone、Stereogum、PAPER、Brooklyn Veganなど、ウェブ上でも多数取り上げられている。


デビュー・シングル "Your Face "はビルボード・ホット・ハード・ロック・ソングスで10位を記録。 「Your face」は現在、Spotifyだけで1億1000万回以上のストリーミングを記録し、クロスプラットフォームでの総ストリーム数は2億5000万回を超えている。


2024年5月、彼女はロサンゼルスでデビュー・ライヴを行い、自作のグッズを身につけた熱狂的なファンで2回ソールドアウトした。 

 

そのわずか3ヵ月後には、ロラパルーザ、レビテーション、キャンプ・フログ・ノウ、コロナ・キャピタルで初のメジャー・フェスティバルに出演した。 彼女は、3つの異なる大陸でソールドアウトしたショーのヘッドライナーを務めたこともある: 北米、ヨーロッパ、アジア。


ウィスプは、これまでの経験に謙虚になりながらも、次のステップに進む決意を固めた。 ウィスプのサガは、彼女のデビュー作に向けて続いていく。


アイルランド出身のドリームゲイザー・ミュージシャン、Maria Somerville(マリア・サマーヴィル)は、4ADからのデビュー・プロジェクトであるセカンド・アルバム『Luster』を今週金曜日4月25日にリリースする。最終シングル「Spring」が公開された。この曲はシューゲイズ/ドリームポップだけではなく、オートチューンを含めたダンスミュージックの要素が色濃い。4ADサウンドの新機軸が示されたと言えるだろう。アルバム発売前にチェックしておこう。

 

「Spring」は、歪んだアコースティックの打ち込み、幽霊のようなサイレンの鳴き声、頭を揺らすパーカッション、オートチューンのアウトロで構成された、フルでありながら儚い、渦巻くような雰囲気のドリームゲイザー・トラックだ。


ここ数ヶ月の間に、サマーヴィルは他の3枚のシングルで、ラスターの心を揺さぶる静けさと瑞々しいサウンドの背景をさらに紹介してきた。

 

 "Stonefly"(ダニエル・スワン監督による雰囲気のあるミュージック・ビデオを伴う、スリンキーなアンビエント・ワルツ)、"Garden"(スザンヌ・クラフトことディエゴ・エレーラがプロデュースした、高鳴るフィードバック、風通しの良いパーカッション、ノスタルジックなギター・コードの融合)、"Projections"(ファズアウトしたベースとかき鳴らされたギターによる、切なくロマンチックなシューゲイザー・トラック)。これらのトラックは共に、彼女の生まれ故郷であるアイルランド、コネマラのコリブ河岸での経験を反映し、This Mortal Coilのようなノスタルジックな4ADアーティストが織り成す音のタペストリーにオマージュを捧げている。

 

 

「Spring」

イタリアのフィエスタ・アルバ    ポリリズム、ポスト・マスロック、そして世界中の声を通したグローバルな音の旅


謎めいたイタリアの実験的なロックバンド、Fiesta Alba(フィエスタ・アルバ)は、エレクトロニック、ヒップホップ、アフロビート、プログレ、オートチューンのボーカル、アヴァンキャルド・ジャズマスロックを組み合わせて、独創的な音楽スタイルをヨーロッパのシーンにもたらそうとしている。 Battles、C'mon Tigre、Squidなど、実験的なロックがお好きな方は聴いてみてほしい。


彼らはメキシコのレスリングのルチャ・マスクを特徴とし、異形としての印象が強い。不気味だが、そのサウンドはさらにワイアードだ。覆面のバンドという面ではイギリスのGOATを彷彿とさせる。しかし、そのサウンドはミステリアスでエレクトロニックのキャラクターが強い。今回、バンドのPRエージェンシーから、バンドメンバーによるトラックバイトラックが到着した。


デビュー・フル・アルバム『Pyrotechnic Babel』が2025年3月21日(金)にリリースされた。 ここ数週間、シングル「No Gods No Masters」(feat.カタリーナ・ポクレポヴィッチ)が先行発売されている。 このアルバムは、neontoaster multimedia dept./ Bloody Soundレーベルからデジタル・フォーマットとCD(スタンダード・バージョンと限定デラックス・バージョン)で発売済み。



『Pyrotechnic Babel』は、フィエスタ・アルバによる初の公式アルバムであり、2023年のセルフタイトルEPに続く2枚目のリリース。 40分以上に及ぶこのアルバムは、複雑で多面的な音楽を提供し、彼らの高い評価を得たデビュー作で紹介された言語やテーマを洗練させ、発展させている。


タイトルの『Pyrotechnic Babel』は、音のマニフェストである。数学ロックに根ざしながら、ジャンル、音色、言語を変幻自在にブレンドしている。 アフリカン・ポリリズム、ダブ、20世紀のアメリカ人作曲家の洗練されたミニマリズム、ループトロニカ、プログレッシブ・ロック、現代ブリティッシュ・ジャズ、ドラムンベースが豊かなサウンドスケープに融合している。 その結果、色彩とエネルギーがダイナミックに爆発し、まさに花火のようなバベルとなった。


初リリースでイタリア、アメリカ、アフリカの声を取り入れたフィエスタ・アルバは、その幅をさらに広げた。 


このアルバムでは、日本、中央ヨーロッパ、アフリカ、イタリアのシンガーやラッパーが、ラディカルな思想家、哲学者、現代の語り部たちがフィーチャーされている。 バンドの複雑な音楽的テクスチャーに支えられたこれらの声は、現代世界の矛盾や複雑さを生き生きと表現している。


周縁部出身でありながら、紛れもなく国際的なビジョンを持つフィエスタ・アルバは、音と文化の探求を続けている。 『Pyrotechnic Babel』は、野心的な第二のステップであり、全世界からの声、音、アイデア、闘争に満ちたレコードである。



 

 

【Track  By Track】フィエスタ・アルバによる楽曲解説


1. No Gods No Masters (feat. Katarina Poklepovic)


シンセティックなサウンドのギター、アフロなベースライン、デジタルビートを模倣したドラムの中、カタリーナ・ポクレポヴィッチ(ソー・ビースト)の声が、神も主人も必要ない感覚の帝国を語りかける。

 

2. Technofeudalism (feat. Gianis Varoufakis)


ループするギターとプログレッシブ・ミュージックのエコーが、ディストピア的な現在を宣告された惑星のサウンドトラックとして容赦ないリズムを打ち鳴らす中、現代の預言者が新しい資本主義のアイデンティティを概説する。


3. Je Suis le Wango (feat. Sister LB)


ミニマルなギターと断片的なベースラインが密に織りなす上に、セネガル出身のシスターLBの歌声が音楽的、地理的な境界を超えた架け橋を築く。 彼女は目に見えない障壁を燃え上がらせる花火のようなバベルを歌う。


4. Collective Hypnosis


息もつかせぬエレクトロニクスが、ループするギターとともに縦横無尽に回転する。 アルバム初のインストゥルメンタル・トラックでは、タイトなリズムと万華鏡のようなシンセとギターのレイヤーが、私たち全員が陥ってしまった集団催眠を物語る。


5. Waku Waku (feat. Judicious Brosky)


バトルズとヘラの中間のような、インストゥルメンタル・マス・ロックが織り成す濃密なテクスチャーと非常にタイトなリズムの上で、日本人ラッパーの武骨な歌い回しが際立つ。 高速列車を舞台にした極東の小さなラブストーリー。


6.Post Math


インストゥルメンタルのポリリズムが幾重にも重なり、多面的なハイパーキューブを形成する。 エレクトロニック・ブラス、ベース・ライン、歪んだギター・リフ、ミニマルなシンセ、切迫したドラム・マシーンの中で、奇妙なメトリックス、トニック・シフト、不協和音が見事に調和している。 タイトルが示すように、この曲はほとんどマニフェストだ。


7. Learn to Ride Hurricanes (feat. Alessandra Plini)


ディストピア社会で生きることの葛藤についての生々しい寓話が、宣言的でありながら夢のような声で歌われている。 ストリングスが幽玄なギターに寄り添い、アルバムの中で最もロック色の強いエピソードとなっている。


8. Doromocrasy


ギターとシンセが交差し、追いかけっこをしながら、四角く容赦のないリズムを刻む。 スピードのパワーの神話を物語る、カラフルで花火のようなインストゥルメンタル曲。


9. Safoura (feat. Pape Kanoute)|


アフリカのグリオの賢者が、マスロックのポリリズムとエシェリアのアラベスクの上に座り、世界最古の物語を語る。


10. Mark Fisher Was Right (feat.Mark Fisher)


加速度論者の故マーク・フィッシャーは、オンユー・サウンドの威厳に響くポリリズミックなダブ・トラックに先見の明を感じさせる歌声を乗せ、アルバムを最高の形で締めくくる。


【Biography】


フィエスタ・アルバの音楽は、オルタナティヴ・ロックの進化を通して、提案、影響、実験がダイナミックに混ざり合い、本物のルートを描いている。


 アングロサクソン的な数学ロックの独特な解釈から始まったバンドは、アフリカン・ポリリズム、ループトロニカ、ダブ、ヒップホップ、プログレッシブ、ドラムンベースとの過激なハイブリッドによって、ジャンルの限界を越えようとしている。 インストゥルメンタルに重点を置きながら、フィエスタ・アルバは世界中の声をサウンドに加える。 


各トラックはユニークな個性を持ち、パンク、ラップ、アフロビートの要素で汚染されている。 その結果、ハイパー・キネティックで洗練された万華鏡のようなサウンドが生まれ、観客や批評家を魅了し、彼らのデビューEP(s/t, neontoaster multimedia dept.)が熱狂的に歓迎されたことが証明している。 


この研究は、このファースト・アルバム『Pyrotechnic Babel』において増幅され、バンドは新たな音楽的領域を探求し、慣習に挑戦し続けている。 実験と不適合に満ちた彼らのアプローチは、ジャンルやアルゴリズムに縛られる音楽シーンに対抗するものだ。


バトルズからキング・クリムゾン、アイ・ヘイト・マイ・ヴィレッジ、カエ・テンペスト、エイドリアン・シャーウッド、サンズ・オブ・ケメットを経て、ブライアン・イーノ、スティーヴ・ライヒ、フェラ・クティといった巨人にまで影響を受けたと宣言している。 彼らの音楽の流動的な進化を反映した、モザイクのような影響。