偉大なるフォーク・ロックの巨人、ボブ・ディランは、最近、伝説的なプロデューサー、T・ボーン・バーネットの新しいオーディオプロジェクトの一貫として、1962年以来初めて「Blowin' Inthe Wind」の再録を行いました。





このレコーディングのこの世でたった一つのマスターテープのコビーがどうやら7月7日の週初めに、christies.comでインターネットオークションに掛けられる。予測される落札価格は、600,000-1.000,00ポンドに上るという。

 

今回のボブディランの再録音は、バーネット(メーカー)のIonic Originalディスクのためにプレスされた最初のリリースであり,「ヴァイナル、CD,ストリーミング、または録音された音楽を体験するその他の手段を超える深さ、共鳴、音の忠実度を兼ねそなえたもの」である。バーネットによると、Ionic Originalと呼ばれるシリーズは、アルミニウムディスクにラッカーをペイントして制作され、ヴァイナルレコードのようなスタイラスを使用して再生する。


「Iconic Originals」は、レコーディングサウンドの頂点です」と、販売元のバーネットは声明を通じて発表。


 

「まさにアーカイブの品質としてふさわしい。これは将来の保証ともいえる。Iconic Originalは、絵画に相当するものであり、アルミディスクに漆を塗り、音楽にスパイラルを着さ見込んでいる。ただし、この絵には、スタイラスを螺旋状に入れて回転させることで視聴することが出来る。


アナログサウンドは、より深みがあり、倍音の複雑さがまし、共鳴が付け加えられ、音のイメージングが向上するという利点がある。アナログは、より多くの感触、多くのキャラクター、多彩な感触を持っています。デジタルサウンドはフリーズするが、アナログサウンドは生きている。



 

 

Gordi


オーストラリア/シドニーを拠点に活動するフォークトロニカシーンの気鋭シンガーソングライター、Gordiこと、ソフィー・ペイテンは、”Jagujaguwar"から六曲入りの新作EP「In Human」のリリースを発表しました。アルバムは、7月15日にリリースされます。

 

「Inhuman」のリリース告知に伴い、ゴールディーは、 映画「Three Months」に関連する「Wait」以来の新作シングル「Way I Go」を公開。同時にトリアーナ・エルナンデスの手掛けるミュージックビデオが到着しています。 

 

 

 

ゴールディは、この新曲について、以下のように説明しています。 


「Way I Go」は、恋をすることの新しい感覚、そして、反面、古びた相反する感覚について歌われています。

 

それがどのようにあなたの心を飽和させ、温め、かつ拡大し、さらには変容させるのか。このビデオは、ある午後に撮影され、地元のグッドウィルストアから5ドルで購入した埃っぽいピンクのブレザーを着て、メルボルンのブランズウィックの町を歩くというものです。

 

一方、監督を担当したトリアーナ・エルナンデスは、以下のように付け加えています。

 

「Way I Go」のビデオは、愛する人の家に向かって歩き、途中で花を集めるという一見ミニマルなコンセプトですが、その中で起こっている乱高下する感情のレベルが、メルボルン北郊の通りをはるかに超えた、幽玄かつ有機的な体験に変えています。



ゴールディーが、新作として発表した6曲入りのEP『Inhuman』は、愛やアイデンティティから信仰や宗教まで、人間の試練を探求し、悲しみから祝福に至るまでの大きなスペクトルを横断しています。EPを構成する複数のトラックについては、レイキャビク、ロサンゼルス、メルボルン、ウィスコンシン州オークレアでの長年にわたる様々なセッションから生み出されたものです。

 

今年の初めまで、ソフィー・ペイテンは、医師としての仕事も両立させ、COVID-19の流行時には、メルボルンやオーストラリア地方の人手不足の病院を手厚く支援していました。

 

Ganser

 

2018年にデビューアルバム「Odd Talk」をリリースした、シカゴのポスト・パンクバンド、Ganserは、10月5日に新しいEP「Nothing You Do Matters」のリリースを発表しました。



バンドは、2020年の「Just Look At That Sky」でMia Clarkeとコラボレートした後、LiarsのAngus Andrewと共に、この新作EPのレコーディングに取り掛かっています。

 

EPのオープニングトラックとして収録されるのは、「People Watching」です。この先行シングルのリリースと同時に到着したビデオは、ゲインズとキーボード奏者/ボーカリストのナディア・ガンファロが監督を務め、「Star Wars」の実写ドラマシリーズのマンダロリアンで導入されたLED背景ディスプレイのシステムが取り入れられています。

 

 

 

 

今週末、Ganserはシカゴで公演を控え、5月30日、31日にEmpty Bottleでのライブを行います。 

 

 

「People Watching」

 

Listen/Stream On bandcamp


 

スウェーデンのシンガーソングライター、Alice Bomanはセカンドアルバム「The Space Between」を10月21日にリリースすると発表しました。これに伴い、The War On Drugsの「Red Eyes」に続く先行シングル「Night And Day」を、アリス・ボーマンは公開しています。


Bomanは、ジャンル・ルーラ・ショーボー監督のビデオを同時に公開しており、「私にとって、これはアルバムで最も直接的で特別な意味を持つ曲の一つです。私は、過去の経験による関係、抵抗を手放し、完全に愛に浸る瞬間について、そして、他の人に存在し、完全に没頭し、一緒になりたいという願望について歌っています」と、この新曲「Night And Day」について説明しています。 

 

 

 

10月下旬にPlay It Again Samからリリース発売予定のアルバム「The Space Between」はBomanの2020年のデビューアルバム「Dream On」に続くものです。この新作で、ボーマンはパフューム・ジーニアスとコラボレーションしているのにも注目。さらに、ボーマンは、「Dream On」のプロデューサー、パトリック・バーガー(これまで、ロビン、ラナ・デル・レイの作品を担当している)を再度レコーディングに迎え、新作のレコーディングを行っています。



アリス・ボーマンは、パンデミックが新作の制作段階において大きな弊害になったことを明らかにし、新作アルバムのレコーディングの過程を以下のように回想しています。

 

「COVIDが到来した時、私はすべての予定をキャンセルしなければならなくなった。昨年の秋、停滞していた状況が変わった。プロデューサーのパトリック・バーガーとドラマーのニルス・トルンクヴィストとの最初のジャムセッションが成功に終わり、私たちは、レコード制作に取り組むため、パトリック・バーガーのストックホルムのスタジオに向かった。とても遊びごころのあるレコーディングプロセスだったのを覚えています。私とパトリックは、多くの曲で別々のシンセサイザーで一緒に演奏しました。多くの場合、即興の演奏だった。以上のインプロヴァイゼーションや遊び心の要素は、実際のプロダクションを介して感じていただけると思っています。


また、パフューム・ジーニアスとのコラボレーションについて、「私たち一人ひとりが、別々の詩的な感性を持ち、最後に一緒に協力して歌っています」とアリス・ボーマンは説明しています。

 

 

 Alice Boman「The Space Between」

 

 


 

Label:  Play It Again Sam

 

Release Date: 2022年10月21日

 

Tracklisting

 

 

1.Honey

2.Feels Like A Dream(feat.Perfume Genius)

3.Maybe

4.What Happens To The Heart

5.Night And Day

6.Soon

7.In Circles

8.Where To Put The Pain

9.On And ON

10.Space



Preo-Order On Drift

アルバムのコンピレーションやライブイベントに至るまで、ジャンルや年代を問わず様々なアーティストとのコラボレーションを行って来たイースタン・ユース主催、入魂の名物企画「極東最前線」が二年ぶりに開催されます。今年は、盟友のナンバーガールを招いての豪華ツーマンライブが渋谷spotify O-Eastにて8月7日に開催されます。

 

本イベントを主催する”裸の音楽社”の公式ホームページを通じて、イースタン・ユースは以下のようなコメントを添えています。

 

 2年ぶりに極東最前線が復活いたします。共演はNUMBER GIRLです。
何度でも復活する。それが極東最前線。
どうぞよろしくお願いいたします。


8月5日追記:  ナンバーガールの出演がキャンセルとなりました。詳細は下記の通りです。


この度、向井秀徳が行なった定期検査にて、新型コロナウイルス陽性であることが確認されました。現在、受診した医師の指示により療養待機を行なっております。
無症状でありますが定められた療養、経過観察期間中にあるため、予定しておりました8月7日(日)「極東最前線〜ボトムオブザ冷凍都市〜」へのNUMBER GIRLの出演は、まことに残念ですがキャンセルさせていただきます。


なお本公演はeastern youthのワンマンLIVEへ内容を変更して開催いたします。お手持ちのチケットはそのまま有効となりますが、延期・振替の公演は予定しておりませんので、希望者へは払い戻しをさせていただきます。
eastern youthの皆様、そして本公演を楽しみされていた皆様に深くお詫び申し上げます。


◆チケット払い戻し方法(希望者のみ)


払い戻し期間:8/5(金)10:00〜8/12(金)23:59


払い戻し方法:お買い求めになられたプレイガイドにて


※受付期間を過ぎての受付はできませんのでご注意ください。
※チケット紛失などによる対応は一切できません。
※公演当日に会場での払い戻しの対応は行なえませんので予めご了承ください。
※半券が切り離されたチケットは払い戻しの対象にはなりませんので、ご注意ください。


◆チケットぴあにてご購入されたお客様


払戻方法は、チケットの受取方法や支払方法などにより異なります。 下記URLよりどの払戻方法になるのか確認の上、お手続きをお願いいたします。


https://t.pia.jp/guide/refund.jsp


◆スマッシュフレンズ(e+)にてご購入されたお客様
・セブンイレブン / ファミリーマート受取の方は、お受取りになった店舗にて払戻し手続きを行って下さい。
・未発券、スマチケの方はイープラスよりお送りするメールをご確認下さい。
・詳細は下記チャートよりご確認ください。
払戻方法確認チャート 

https://eplus.jp/refund1/


◆お問合せ: SMASH 03-3444-6751(smash-jpn.com)


 

 


【極東最前線~ボトムオブザ冷凍都市~】
 
 

 
・出演
 
 
eastern youth 

NUMBER GIRL 
 
 
・公演情報
 
  
2022年 8月7日(日) 渋谷Spotify O-EAST 

  
開場 16:00 / 開演 17:00 
 

前売:¥6,000(スタンディング)※ドリンク代別 

  
※小学生以下は入場不可です。中学生以上はチケットご購入が必要です。 
 

※購入時に個人情報の登録が必要となります。 


※中止となった同タイトル公演(2020年5月16日 渋谷クラブクアトロ)のチケットでは 
 ご入場いただくことはできませんのでご注意ください。ご入場には新たにチケット購入が必要です。 
  
 
<新型コロナウイルス感染防止対策ガイドライン~ご来場いただく皆さまへお願い~> 

  
 
オフィシャル先行予約:5/24(火)17時~5/30(月)23:59 
 
 
プレイガイド最速先行予約:6/1(水)12時~6/12(日)23:59 

 
 


 昨年夏の東京オリンピックから活動を休止していたcorneliusが活動の再開を公表致しました。


小山田圭吾


8月19日に東京で開催されるソニックマニアに出演が決定し、さらに、フジロックフェスティバル'22にも出演が決定しました。出演情報につきましては下記をご覧ください。


小山田圭吾氏は活動再開について公式ホームページにて以下のコメントを公開しています。



【活動再開のご報告】


この度、「FUJI ROCK FESTIVAL 2022」と「SONICMANIA」への出演が決定し、活動を再開させて頂くこととなりましたので、ご報告いたします。

昨夏より活動を自粛するなか、過去の自分の未熟さを猛省すると共に、これからの自分が社会に対してどのように向き合っていくべきか常に考えて参りました。

そんな中、応援の声を届けてくださったファンの皆様や、変わらぬサポートを続けてくださった関係者の方々の存在は、とても大きな励みとなりました。

心から感謝いたします。

今後の音楽活動において、自分にできる精一杯の仕事でお返しできるよう、努力していきたいと思います。



Sonicmania


https://www.summersonic.com/sonicmania/lineup/


Fuji Rock Festival '22


https://www.fujirockfestival.com/artist#date3


Waxahacheeとして活動するワイノナ・ジャッド、さらに、USインディーポップの大注目のシンガーソングライター、ケイティ・クラッチフィールドは、新たにコレボレーションを行い、ニューシングル「Otherside」をリリースしました。二人のパフォーマーは、今回のシングルトラックの制作に際して、ナッシュビル郊外のワイノナの農地で一緒にレコーディングを行っています。ワイノナ・ジャッドは、プレスリリースを通じて、この新曲について以下のように説明しています。

 

最近、起こったことすべての中で、私は歌い続ける。そのために私はここにいるんです。去年、ケイティ・クラッチフィールドに会い、すぐに意気投合しました。ナッシュビルの農場のスタジオで「Otherside」を録音しましたが、これはこれまで体験した中で最もお気に入りのレコーディング体験となりました。次世代を担うであろう偉大なシンガーソングライターと一緒に歌う機会が与えられたことに感謝しています。

 

 

一方、コラボレーターのケイティ・クラッチフィールドは、以下のように話しています。

 

ワイノナは私にとってアイコンそのものであり、知恵の泉のようなもの。彼女とレコーディングスタジオで空間をともにし、一緒に新たな曲を制作することは、私にとって、喜びと名誉をもたらしました。彼女の精神性は、私のクリエイティヴィティを毎日のように刺激し、サボテンと一緒に素晴らしいチームが組めました!! この曲を共有できることを嬉しく思います。

 

 



 オレゴン州ポートランドを拠点に活動を行うアンビエント&エクスペリメンタルプロデューサー、Elijah Knutsen(イライジャ・クヌートセン)は、8月1日にニューアルバムのリリースを発表しました。この告知に併せて、クヌートセンは、5月21日に最初の(二曲収録の)シングル「Lonely Aomori」を公開しました。

シングル「Lonely Aomori」は、まばらでメランコリックなコード、不規則なフィールドレコーディング、テクスチャドローンで満たされた2つの長いフォームトラックで構成されています。これは、80年代と90年代の、日本のニューエイジ/アンビエントムーブメントに触発されたアンビエントリリースです。

 

またこのシングルは、フィールドレコーディングと環境ノイズの間でねじれる層状のきらめくコードで構成された、長く曲がりくねったドローン。瞬間的なフィールドレコーディングと無限のドローンを使用し、トラックは、世界で最も雪の多い都市の1つである日本の青森市の昼と夜にリスナーに誘います。 

 

さらに、二曲目に収録される「Seikan Undersea Tunnel」は、キネティックで曇ったテクスチャーとして始まり、逆にされた青々とした音のフィールドと、虹色のシンバルと水の音を組み合わせています。

 

トラックは、すぐにブレイクされ、以前のテクスチャよりもメランコリックな感じを帯びたまばらなコードが導入され、交通の音と誤った旅行が和音と融合し始めます。トラックはすぐさまノイズのクライマックスに達し、トンネルが浸水したかのように、波が押し寄せる音で終わります。(”青函トンネル”は、本州と北海道の島々を結ぶ海底トンネルであり、世界最長の海底トンネルです) 

 

このシングルに収録されている二曲は、ドローンの王道を行く楽曲であるとともに、繊細なフィールドレコーディングが取り入れられ、美しい視覚性を兼ね備えています。日本の穏やかで繊細な風景を目の前に浮かび上がらせるかのようなアンビエントのアプローチが行われています。「青函トンネル」がモチーフとして取り入れられていることもあり、アメリカのアンビエントファンはもちろんのこと、日本のアンビエントファンもチェックしておきたい素晴らしい作品です。

 

後日、Elijah Knutsenさんのインタビュー記事をご紹介しております。ぜひこちらも合わせてお読み下さい。


 

 

Elijah Knutsenのニューアルバム「Maybe Someday」は、2022年8月1日にリリースされる予定です。

 

追記:Elijah Knutsenさんへ、日本語でわざわざリリース情報を送っていただきまして、本当にありがとうございました。以上、新作アルバム、及び、先行シングルのリリース情報を掲載致します。また、最初の掲載において、スペルミスをしてしまいましたこと、御本人に深くお詫び申し上げます。


 

TurnStile ザ・トゥナイト・ショーでの劇的なパフォーマンスを披露

 

メリーランド州ボルチモアのニュースクール・ハードコアバンド、ターンスタイルは、5月23日に、ジミー・ファロン主演の「The Tonight Show」に出演し、最新アルバム「Glowon」に収録されている「Black Out」を取り上げ、ライブパフォーマンスを行っています。

 

ターンスタイルは、現在、昨年リリースした最新アルバムをサポートするため、北米ツアーに乗り出しています。

 

カナダ・バンクーバーでの滞在中、ボルチモアのハードコアバンド、Nardwuarとネプチューンレコードを訪れており、このインタビューの模様も以下で御覧になることが出来ます。また、ターンスタイルは、以前、「Glowon」のトラックをジミー・キメルの番組中で披露しています。

 

 

 

 

タリーズ 「Patina」を7月29日にBella Unionからリリース

 

Tallies

ナダ・トロントを拠点に活動する四人組インディーロックバンド、タリーズは、通算4作目のニューアルバム『Patina』を発表。The Ocean Blue、Sloan、Mudhoney、Tim Burgess、Hatchieといったアーティストの前座を務めたタリーズは、結成メンバーのギタリストDylan Franklandとシンガー/ギタリストSarah Cogan、そして、ドラマーのCian O'Neill から構成されています。

 

Bella Union (UK/EU) / Kanine Records (US) / Hand Drawn Dracula (Can)からリリースされるこのニューアルバム「Patina」は、2019年のリリース時にMOJO、CRACK、DIY、NYLON、6Musicなど多くのメディアからサポートを得たセルフタイトルデビュー作に続くアルバムとなります。



トロントのPalace Sound、Baskitball 4 Life、Candle Recordingで、バンドのDylan Franklandと一緒にGraham Walsh (Holy Fuck、これまでMETZとAlvaysのレコードの指揮をとっていた)がプロデュースしたこの新譜は、真の愛の労働として到着し、パンデミックのためにリリースが遅れたものの、最終的には、バンドにとって本当に価値のあるコレクションになったと言えるでしょう。

 

バンドのヒーローであるコクトー・ツインズのサイモン・レイモンドが、自身のレーベルBella Unionと契約し、バンドのサラ・コーガン曰く「暗いトンネルの先にある光」を提供してくれた。



タリーズの紡ぎ出す音楽には、「光と闇」という強いテーマが込められています。彼らの曲の多くは、アップビートで、フランクランドのリバーブがかった爽やかなギターラインがシアン・オニールの推進力のあるドラムビートに乗って舞い上がるが、サラの歌詞は、彼らの最もジャンキーな曲にさえ陰りを与えることができる。このアイデアは、特に、最初のシングル "Hearts Underground "にも表れている。この曲は、爽快なインディー・ポップに乗せて、人間関係の微妙な側面を描写しており、もちろん、不協和音のギター・ソロがそれを絶妙に打ち消している。


タリーズは、先月から、新作アルバムの3つの先行シングル、「Hearts Underground」、そして「Wound Up Tight」、次いで、先日に、最新シングル「Special」をリリースしています。




「Hearts Underground」


 

 

 

ニューシングルについて、シンガーのサラ・コーガンは、「この曲は、自分自身を蹴る小さな声です。
「”なんでそんなことしたの?"っていう自分の声。この場合、それがいかに私を束縛するか、時には良い方向へ向かわせるかについて、つまり、自己妨害についてです。
この小さな声が、後になってからではなく、もっと早く声を上げてくれたらと思うことがありますよね。自分がずっと聞いてきたその小さな声について書いた曲で、自分が我慢しすぎた時や、もっと我慢しておけばよかったと思った時のことを振り返っています」と語っている。 




「Wound Up Tight」

 

 

 

 

 

 「Special」



 

 

「”スペシャル”とは、あなたにとって最も重要な人に木にされることを切望することについて歌われています」とバンドは説明しています。
「自分にとって大きな意味を持つ意見を持っている人から無関心にさらされ、目に見えないように扱われることの辛さがこの曲には表されています」

 

 

 

 Tallies 「Special」

 


 

Label: Bella Union/Kanine Records/Hand Drawn Dracula

Release Date: 2022年7月29日

 

Digital Track List 

 

 

  1.  No Dreams Of Fayres 3:21
  2. Hearts Underground 3:49
  3.  Wound Up Tight 2:56
  4.  Catapult 3:38
  5. Heavens Touch 4:28
  6. Special 4:36
  7. Memento 4:27
  8. Am I The Man 3:21
  9. When Your Life Is Not Over

 

 



TV Priest  photo:Hollie Fernand



TV Priestがニューシングル「It Was Beautiful」と共に一発録りのミュージック・ビデオを公開した。このビデオはバンドが監督、制作、撮影を行い、イーストロンドンで撮影されました。
 

"It Was Beautiful "は過去、現在、未来についてのラブソングだ」とボーカルのCharlie Drinkwaterは声明の中で説明しています。
 
 
愛こそ、最も生命が本質的なものであることを思い出させるものだ。

 

この曲は、私の家族が困難な経験をした後に、一緒に書いた最初の曲なんだ。曲が進むにつれて再生されるメランコリーな陶酔感のようなものを聞くことができると思うのですが、一回の感情的なセッションで録音された。ある意味、この曲はアルバム全体のコーダであり、自分の希望を強く守ることを思い出させてくれる曲でもあるんだ。

 


今回の新曲「It Was Beautiful」は、すでに公開されている「Limehouse Cut」、「One Easy Thing」、「Bury Me In My Shoes」と共に、バンドの次のアルバム『My Other People』に収録される予定。新作アルバムは、Sub Popより、今年、6月17日に発売されます。

 

The Range photo Elizabeth Weinberg


The Rangeは、6月10日に発売予定のアルバム「Mercury」に収録されるニューシングル「Relegate」をリリースしました。

 

前作の「Bicameral」「Ricercar」「Urethane」に続き、このトラックは、Keke Wyattの2001年のシングル「Nothing in This World」をサンプリングしています。


"新しい関係で感じるバタフライを表現している "と、バーモント州在住のプロデューサーJames HintonことRangeは、プレスリリースを通じて、この曲について述べている。

 

"その時、脳の論理的な部分はトースト状態だし、この曲はそういう何も考えずに渦巻く瞬間を捉えているのが僕には気に入っているんだ"


 

 

UKのロックバンド、Suedeは、9枚目となるスタジオ・アルバム「Autofiction」の詳細を発表しました。


11曲収録の新作アルバム「Autofiction」は、Suedeの長年のコラボレーターであるEd Bullerによって制作され、グループは「基本に戻り」、ロンドンのキングスクロスのレコーディングスタジオで作業を行っています。このアルバムの発表を記念し、バンドはリードトラック「She Still Leads Me On」を公開しました。 

 

 

 

この曲は、Brett Anderson(ブレット・アンダーソン)の母親からインスピレーションを受けたもので、母親の人生は、彼の回想録「Coal Black Mornings」と「Afternoons With The Blinds Drawn」で賞賛されています。


スウェードのブレット・アンダーソンは新作について、次のように語っている。


「Autofictionは僕らのパンクのレコードだ。口笛もベルもない。僕ら5人が部屋にいて、不具合や失敗をすべて明らかにし、バンド自身がその原始的な混乱をすべてさらけ出しただけなんだ。Autofictionには自然な新鮮さがあり、それは僕らがいたい場所でもある。


また、ベーシストのMat Osman(マット・オスマン)は、「このレコードのリハーサルと作曲をしているときは、まさに肉体的な興奮だった。命がけで頑張るようなものさ」 と語っている。



Suede 「Autofiction」


Label : BMG

Release Date :2022年9月16日

Tracklist:


1. She Still Leads Me On
2.Personality Disorder
3.15 Again
4.The Only Way I Can Love You
5.That Boy On The Stage
6.Drive Myself Home
7.Black Ice
8.Shadow Self
9.It’s Always The Quiet Ones
10.What Am I Without You?
11.Turn Off Your Brain And Yell

 


Autechreは、2016年から2018年にかけて行ったライヴから、7つの未発表ライヴ音源をお馴染みのワープレコードから5月18日に公開しました。


AE_LIVE 2016/2018としてパッケージされた録音は、ザグレブ、タリン、ヘルシンキ、オスロ、ナイメーヘン、メルボルン、ダブリンで撮影され、デュオのBandcampページとBleep storeの両方から入手可能です。メルボルンでの77分に及ぶ2018年の録音はすでにアルバムとして発売されています。是非、下記にてチェックしてみてください。


 

Shady Baby

 

英国/ブライトンを拠点に活動を行う4ピース・ロックバンド、シャーディー・ベイビーは、Nice Swan Recordsと最初の署名を交わし、ニューシングル「Come To Life」を5月18日に公開しました。このシングルは、レーベルほ高いクオリティに忠実な楽曲です。

 

Shady Babyの活動は、バンドのボーカリスト、ロックダウンのさなかに、サム・リーバーの寝室で音楽を作り始めたところから始まった。 以来、シェーディー・ベイビーは、4ピースバンドに成長し、ブライトンを拠点とするプロデューサー、セオ・ヴァーニーとの親密な関係を通じて、シングル「Come To Life」を生み出しました。バンドのフロントマン、リーバーは、この新曲について以下のように説明しています。

 

これはまさに、人から酷い扱いを受けたのに、自分がそれを許してしまったことに対する強いフラストレーションをあらわしている。このトラックでは、そういったフラストレーションを、無意味に早いデンポとして表すことに意味がある。ヘヴィーでありながら、高揚感のある音楽。未知なるものに思いを馳せ、不安を探る歌詞に象徴されるように、怒りそのものというより、むしろもっと若々しい苛立ちが表現されているんだ。

 

脈打つようなドラムビート、ベースリフ、リーバーがキャッチーでポップなコーラスを難なくこなすための土台はすぐに生み出された。この曲は、リーバーが丸みを帯びた発音をするかたわらで、シャープなギターフィルが楽しくエネルギッシュなメロディーを奏でる。「Come To Life」は青春のトラックそのものだし、自由で無謀なエレルギーを放ち、さらに、屈託のない気持ち、束縛された気持ちの両方を表現しているんだ。