2026年7月28日 - 未発表のソロアルバム『Castle Park』を宣伝するための店頭ライブが相次いで完売したことを受け、Trangressive Recordsは本日、グラハム・コクソンのソロ作品全カタログ(スタジオアルバム9枚とオリジナル・サウンドトラック3枚)を網羅した包括的な再発プロジェクトの第2弾を発表した。
3枚のアルバムは、CD、ブラック・ヴァイナル、および限定カラー・ヴァイナルで発売され、インディペンデント・レコードショップとグラハムの公式ストアでのみ入手可能となる。『Crow Sit on Blood Tree』(2001年)はブラッドレッドとブラックのスプラッター・ダブルLP、『The Kiss of Morning』(2002年)はターコイズのダブルLP、『Happiness In Magazines』(2004年)はディープブルーのヴァイナルでリリースされる。試聴および予約注文はこちら。
また本日発表された通り、9月11日には14曲入りのライブ・アルバム『Live At The Zodiac』がデジタルリリースされ、DSPで初めて全曲が配信されるほか、オリジナルのコンサートDVDから抜粋された各曲のフルパフォーマンス映像も公開される。『Live At The Zodiac』は、2004年6月3日にオックスフォードの象徴的な会場(現O2アカデミー)で行われたコクソンのソロ・ショーを収録したもので、コンサートDVDは2005年3月にリリースされています。楽曲「Bittersweet Bundle of Misery」のビデオは以下よりご覧ください。
O2フォーラム・ケントイッシュ・タウンでの、キャリアを総括するチケット完売公演を控えて、グラハムは11月28日(土)のロンドン公演に先立ち、エディンバラ、マンチェスター、ブリストル、ブライトンで追加の英国ツアーを行う。これらの特別なヘッドライン公演は、コクソンにとって10年以上ぶりのフルバンドによるライブパフォーマンスとなる。チケットおよび詳細はこちら。
Live Dates:
22 November - EDINBURGH - Liquid Rooms
23 November - MANCHESTER - New Century Hall
25 November - BRISTOL- Electric Bristol
26 November - BRIGHTON - Concorde 2
28 November - LONDON - O2 Forum Kentish Town - SOLD OUT!
2001年にリリースされた『Crow Sit On Blood Tree』は、グラハムの3枚目のソロアルバムであり、ソングライターとしての彼の才能がさらに広がった作品だ。「Burn It Down」や「You Will Never Be」は、2000年の『The Golden D』で見せたのと同じような騒々しく奔放な演奏で暴れ回っている一方、「All Has Gone」や「Thank God For The Rain」に見られる、絡み合うようなフォーク調の穏やかな楽曲からは、ニック・ドレイク、デイヴィー・グラハム、バート・ジャンシュへの愛が垣間見える。
「ところどころで完全にカオスな部分もあるけど、静かな曲もあるんだ」と、グラハムはわずか2週間でレコーディング、ミキシング、マスタリングを完了した『Crow Sit On Blood Tree』について語る。「当時はまだ、さまざまな音楽や自分の可能性を探っていた時期だった。自然に感じられるなら、どんなジャンルの音楽にも挑戦するつもりだ。」
2002年10月にリリースされた『The Kiss Of The Morning』は、前作たちほどDIY的な作風ではなく、ペダル・スチール・ギターのB.J.コールやキーボードのルイス・ヴォースが参加し、このアルバムが提供する折衷的な楽曲群を十分に引き立てている。『Locked Doors』の不揃いなブギーや『Do What You’re Told To』のヘヴィなリフから、『Mountain Of Regret』の物悲しいカントリー・ブルース、ホワイト・ストライプスを思わせる『It Ain’t No Lie』に至るまで、作品全体に芸術的な自由感が滲み出ている。
『The Kiss Of Morning』について、グラハムは次のように語っている。「やりたいことを何でも自由にやれると感じた。自分のサウンドの幅を広げつつ、曲の中に少しばかりの落ち着きも見出していたんだ。」
『Happiness In Magazines』はコックスンの5枚目のソロ・スタジオ・アルバムである。プロデューサーのスティーヴン・ストリートと共にレコーディングされた本作は、当時彼のソロ作品としては最大の成功を収め、英国チャートでトップ20入りを果たし、2005年のNMEアワードでベスト・ソロ・アーティスト賞を受賞した。『Bittersweet Bundle Of Misery』の完璧なポップ・ナンバーや、スキッズを彷彿とさせる騒々しい『Freakin’ Out』を筆頭に、このアルバムは彼をクラシック・パワーポップ、UKパンク、そして60年代のソングライティングの系譜へと導いた。
「『Bittersweet Bundle Of Misery』と『Freakin’ Out』は、僕が最初に書いた曲のうちの2曲だった」とグラハムは振り返る。「『おや、もしかして僕のソングライティング、少し上達してきたのかな? もっと真剣にやって、あまりコントロールフリークになりすぎないほうがいいかも』と思ったのを覚えている。スティーブンはそれをすぐに理解してくれた。僕が表現しようとしていたこと、そのサウンド、そして『ザ・カーズ』や『ザ・ジャム』といった影響を受けた時代を、彼は大好きだったんだ。」
過去の作品群は長らく完売状態であり、物理メディアでの需要も高まっている中、6月にリリースされた『Castle Park』を皮切りに、コクソンの膨大なソロ作品の包括的な再発が開始された。これに伴い、『The Sky is Too High』と『The Golden D』も再リリースされ、現在入手可能となっている。今後リリース予定の作品には、スタジオ・アルバム『Love Travels at Illegal Speeds』(2006年)、『The Spinning Top』(2009年)、『A+E (2012年)といったスタジオ・アルバムに加え、『The End of The F***ing World 1』(2018年)および『The End of The F***ing World 2』(2019年)の2枚のオリジナル・ソング&スコア・アルバム、さらに同名のグラフィック・ノベルに合わせてリリースされたオリジナル・サウンドトラック『Superstate』(2021年)も予定されている。
Crow Sit On Blood Tree
1. Empty Word
2. I'm Going Away
3. All Has Gone
4. Burn It Down
5. Too Uptight
6. Big Bird
7. Tired
8. Hurt Prone
9. Bonfires
10. Thank God for the Rain
11. You Never Will Be
12. A Place for Grief
・Listen/Pre-order:
https://transgressive.lnk.to/csobt
The Kiss Of Morning
1. Bitter Tears
2. Escape Song
3. Locked Doors
4. Baby, You're out of My Mind
5. It Ain't No Lie
6. Live Line
7. Just Be Mine
8. Do What You're Told To
9. Mountain of Regret
10. Latte
11. Walking Down the Highway
12. Song for the Sick
・Listen/Pre-order:
https://us.list-manage.com/jWsNf_POJRN?e=d4d414e4ec&c2id=3cf9d93a379976d4d8a58888543572eb
Happiness In Magazines
1. Spectacular
2. No Good Time
3. Girl Done Gone
4. Bittersweet Bundle of Misery
5. All over Me
6. Freakin' Out
7. People of the Earth
8. Hopeless Friend
9. Are You Ready?
10. Bottom Bunk
11. Don't Be a Stranger
12. Ribbons and Leaves
・Listen/Pre-order:
https://us.list-manage.com/T9mJS6T9FBd?e=d4d414e4ec&c2id=3cf9d93a379976d4d8a58888543572eb
Live At The Zodiac
1. Escape Song (Live At The Zodiac)
2. Spectacular (Live At The Zodiac)
3. No Good Time (Live At The Zodiac)
4. I Wish (Live At The Zodiac)
5. That’s All I Wanna Do (Live At The Zodiac)
6. Bottom Bunk (Live At The Zodiac)
7. Bittersweet Bundle of Misery (Live At The Zodiac)
8. Girl Done Gone (Live At The Zodiac)
9. All Over Me (Live At The Zodiac)
10. Bitter Tears (Live At The Zodiac)
11. People of The Earth (Live At The Zodiac)
12. All I Wanna Do Iz Listen To Yuz (Live At The Zodiac)
13. Freakin’ Out (Live At The Zodiac)
14. Who The Fuck? (Live At The Zodiac)
About Castle Park:
Produced by Ben Hillier (blur - Think Tank), Castle Park was recorded in 2011 as part of the A+E (2012) sessions. Originally intended as a follow up to A+E, the release was postponed due to blur activity in 2012, before Coxon moved on to other projects. Castle Park is a collection of 10 songs that lean into the artist’s classic mod sound, with lead single ‘Billy Says’ - a longtime feature of Coxon’s live set - already familiar to fans and now finally available for the first time. Listen to Castle Park HERE.
ベン・ヒリアー(ブラー『Think Tank』)がプロデュースを手掛けた『Castle Park』は、2011年に『A+E』(2012年)のレコーディング・セッションの一環として録音された。当初は『A+E』の続編としてリリースされる予定だったが、2012年のブラーの活動によりリリースが延期され、その後コックスンは他のプロジェクトへと移っていった。
『Castle Park』は、アーティストのクラシックなモッド・サウンドを色濃く反映した10曲の楽曲集であり、リードシングル「Billy Says」は、コクソンのライブセットで長年にわたり演奏されてきた曲で、ファンにはお馴染みの楽曲だが、今回初めて正式にリリースされることになった。
Listen/Pre-order: https://transgressive.lnk.to/castlepark
Grahm Coxson(グラハム・コクソン)について:
イギリスのミュージシャン、シンガーソングライター、マルチ・インストゥルメンタリスト、そしてビジュアルアーティストであるグラハム・コクソンは、同世代で最も革新的なギタリストの一人であり、ブラーの創設メンバーとして最もよく知られている。
コクソンはこれまでに8枚のソロアルバムをリリースしており、映画やテレビ番組のための楽曲も頻繁に手掛けている。 実験音楽やインディー音楽への情熱は、ブラーが絶大なヒットを連発していた時期を通じて、バンドの独特なサウンドを形作る一因となった。この時期、チャート1位を獲得したアルバムが次々と生み出され、バンドは英国をはじめ世界中で大衆的な人気を博した。その冒険心はソロ活動にも表れており、フォークやクラウトロックに影響を受けたアルバムからサウンドトラック作品まで、幅広いジャンルを手掛けている。
コクソンのソロ作品には、スタジオ・アルバム『The Sky Is Too High』(1998年)、『The Golden D』(2000年)、『Crow Sit on Blood Tree』(2001年)、『The Kiss of Morning』(2002年)、 『Happiness in Magazines』(2004年)、『Love Travels at Illegal Speeds』(2006年)、『The Spinning Top』(2009年)、『A+E』(2012年)などがある。作曲家としての活動には、『The End of the F***ing World』(2018年)、『The End of the F***ing World 2』(2019年)、『I Am Not Okay with This』(2020年)、そしてZ2コミックスと共同でリリースされた『Superstate』(2021年)のオリジナル楽曲やサウンドトラックが含まれる。
また、シングル『This Old Town』でのポール・ウェラーや、2009年のアルバム『Grace/Wastelands』でのピート・ドハーティなど、数多くのアーティストとコラボレーションを行っている。2017年、コクソン(デイモン・アルバーンと共に)はラットボーイのデビューアルバム『Scum』に参加し、同年、Campaign Against Living Miserably(CALM)の資金調達のためにリリースされた楽曲「Falling」をレコーディングした。さらに最近では、War Childを支援する2026年のアルバム『HELP(2)』のために、イングリッシュ・ティーチャーと共に新曲「Parasite」をレコーディングしたほか、同アルバムに収録されたオリビア・ロドリゴによるザ・マグネティック・フィールズの曲「The Book of Love」のカバーにギター演奏を提供した。
グラハム・コクソンとローズ・エリノア・ドゥガルからなるザ・ウェイヴ(The WAEVE)の同名デビュー・アルバムは2023年にリリースされた。同バンドの2枚目のスタジオ・アルバム『City Lights』は2024年にリリースされた。

































