Courtney Marie Andrews  『Valentine』
 



Label: Loose Future(Thirty Tigers)

Release: 2026年1月16日 

 

・Listen/Stream 

 

Review

 

アリゾナのシンガーソングライター、コットニー・マリー・アンドルーによるニューアルバム『Valentine』は不思議な感覚に満ちている。その楽曲群は、過ぎ去った日々を回顧するかのような興趣に富み、同時に未来を俯瞰するような内容になっている。 アンドルーは、1970年代のフォークロックバンド、フリートウッド・マック、ビッグ・スターなどを参照しつつ、雄大で自然味溢れるサウンドを築き上げている。全10曲は、アンドルーが愛する人の死の淵、重要な関係の終焉、そして新たな恋愛の激動という暗い時期の中で生まれた。彼女はその混乱から逃げるのではなく、それを楽曲制作と芸術に注ぎ込み、献身的で反抗的な音楽を生み出してみせた。

 

深い喪失、感情の激動、そして新たな関係の不安定な始まりという時期に書かれたこのアルバムは、アンドルーの最も傷つきやすく、そして落ち着きのある姿を捉えている。「愛は、年月と信頼、変化の上に築かれるものなのだ」と彼女は言うが、『バレンタイン』は、その苦労して得た明快さを反映している。ジェリー・バーンハートとの共同プロデュース、そして大部分がテープ録音で制作されたこのアルバムは、スタジオでのフルパフォーマンスを収録している。

 

アンドルーのサウンドは、カントリー、フォークのスタイルを織り交ぜたポップ/ロックソングの範疇にある。『Valentine』を彼女の作品らしくしているのが、人生における個人的な愛の解釈であり、それらが歌詞に的確に反映されていることだ。そしてそれこそが、この作品全体に只ならぬ説得力や聴き応えをもたらしている。人間関係の変化や転変をときに素朴に、また、ときに直情的に解釈し、音楽そのものに深みを与えている。アルバムの冒頭から、アンドルーが愛したと思われる人物が歌詞の中に登場し、また、それはアートワークにも暗示されているのだが、これほど直情的な歌詞や歌に接したとき、琴線に触れるなにかがもたらされるはずだ。

 

本作の冒頭を飾る「Pendulum Song」はダイナミックなバラードソング。その人物がシンガーにとってどれほど大きな存在であったかがわかる。そしてこのピアノとドラムで始まるこの曲は、驚くほどダイナミックなプロセスをたどる。素朴なフォークミュージックの質感を残しつつも、ドラマティックな音楽性に至る。内面の静けさと外側の変化との折り合いをつけるために書かれた楽曲とも解釈できるかもしれない。基本的には、ヴァースとサビを交互に配置するというシンプルな構成から成立しているが、この曲のフォークソングのスタイルからは勇敢さや雄大な空気感が立ち上ってくる場合がある。それはシンセサイザーのシークエンスやギターのアルペジオ、そしてドラムが重なり合い、Weyes Bloodのようなドラマティックなサウンドを呼び起こす。「Pendulum Song」はこのアルバム全体の緩やかな物語の序章として成立している。

 

その後、『Velentine』は現代的なフォークロックのスタイルを織り交ぜつつ、中盤の注目曲 「Keeper」、「Cons And Clowns」に至る。前者は70年代のフォーク・ロックのスタイルを選び、一方、後者はビックシーフやマース・レモンのようなインディーロックやフォークのスタイルを図る。そして音楽性も変化に富み、少し物憂げな展開があったり、その後すぐに軽快になったりと、歌手の人生の変遷を暗示させている。その瞬間、他者の中に共通するなにかを見出し、共感を覚えることもあるかもしれない。それはまた、聞き手が、他者の人生を垣間見るというよりかは、追体験したり、自分の中にある人生を重ね合わせ、共鳴する瞬間を得るということである。こういった中で、パーカッションによる工夫を交えたアコースティックギターとボーカルを中心とする「Cons And Clowns」は比較的、多くのファンの心を捉えるに違いない。

 

アンドルーは、普遍的なフォークソングの形式を、アーティスト自らの人生観を徹して探求しているが、最も音楽的に目を惹くのが、古典的なスタイルの中で、革新的なサウンドが出てくる瞬間であろう。「Magic Touch」は本作の序盤のハイライトのひとつ。ドラム、ベース、ギターというシンプルなバンド編成のサウンドが、素朴な質感を持つアンドルーのボーカルと上手く連動しながら、曲の展開を次のステップへと運んでいく。 リズム的な緩急を用いながらも、必要以上に曲をコントロールせず、流れの中で面白い展開を呼び起こすことに成功している。


サビでのコーラスがこの曲の要所となるが、同時に、バックコーラスも主旋律に美麗な印象を添える。シンプルな構成を心がけながらも、かなり細かい箇所まで入念に作り込まれており、これが音楽の印象をドラマティックにしている理由なのだろうか。一見すると、同じようなコード進行や和声進行を用いているように思えるが、一分後半から単調のスケールや調性を用いて、曲の雰囲気がガラリと変化していく。それはミュージシャンとしてのアルバム制作の一つの目標である自分の人生を音楽的な形で象るという目論見が一つの成功をみた瞬間でもある。


コットニー・アンドルーの曲は、ボーカルが歌われている瞬間よりも、ボーカル中心とする楽節から、楽器中心の楽節へと移り変わるときに、圧倒的な雰囲気が出てくることがある。2分序盤からのシンセサイザーの構成がきわめて巧みであり、曲そのものの余韻を長い奥行きのあるシークエンスにより象っている。このあたりは、例えばフリートウッド・マックのサウンドからの影響が顕著に感じられる。この曲の場合はアメリカ南部のような情景を呼び覚ますのである。

 

このアルバムを通じて、アリゾナのシンガーソングライターは、普遍的な音楽性や良いメロディーとは何かを探求しており、それらは続く2曲に反映されている。「Little Picture of a Butterfly」がたとえ、ビートルズやビッグ・スターのようなサウンドを参考にしているとは言え、それらが単なるパティーシュやイミテーションにとどまっているといえば、そうではないだろう。同音反復で和声を分散させるシンセのベースは、ビートルズのようなサウンドでお馴染みのものであるが、コットニー・アンドルーは存在感に溢れる堂々たる歌唱を披露しながら、涙もろい音楽性を呼び起こす。そして、それは長調の和声の中に、独立的に単調を組み込むというポップソングの基本的な形で展開される。ここでは、夢想的な感覚、ほろ苦さ、強さや勇ましさを発揮し、何らかの障壁を乗り越えようとする素敵な歌手の姿を捉えることができる。それはもちろん、聞き手に何らかの形で潤いや勇敢さを与えてくれることは自明であろう。

 

このアルバム、おそらく日本の歌謡曲とも相通じるものがある。私自身はあまり詳しくないのだが、往年の日本歌謡の名シンガーがお好きなファンには、きっと琴線に触れる感覚があろうと思われる。素朴さ、あるいは繊細さや脆さという、いくつかの感情性を踏まえながら、このアルバムは続いていき、「Outsider」ではアメリカーナに古典的な解釈を試みることで、対象的に新しいサウンドを打ち立てる。 これまでスティールギターがアメリカーナの象徴でもあったのだが、アナログシンセサイザーの音色に組み替えることにより神秘的な楽曲へと昇華している。音楽そのものは、70年代のフォークバラードなどにその源流が求められるが、暗さ、温もりなどの感情を交差しながら、日本の歌謡曲にも近い独特な音楽性を呼び込んでいる。いわゆる泣きの要素を交えていて、そこには奇妙な癒やしを見出すことができるはずだ。これこそ、歌手が作曲や制作の際に内面と向き合いながら、今作のテーマを表現しようとした成果でもある。


その後、『Valentine』はフォークソングの基本的な形へと傾倒していく。しかし、音楽そのものは軽妙になったり、もしくは明るくなってくる。これは作品全体をあまりシリアルになりすぎないようにしたり、または、救いのような瞬間を与えようという作者なりの配慮でもあろう。とりわけ、終盤のハイライト曲「Best Friend」では、ワクサハッチーにも通じる秀逸なフォークサウンドを打ち立てている。そしてアルバム全般に言えることであるが、メインボーカルに加えて、バックボーカルが入ったときに、このミュージシャンの音楽の醍醐味が出てくる。

 

牧歌的で広やかなインディーフォークサウンド、南部の雄大な雰囲気、音楽から立ち上るゴスペルのような霊妙さ、それらをこの歌手らしい素朴なサウンドによって縁取っている。そして意外なことに、この曲は、レディオヘッドの初期のアルバム「Fake Plastic Tree」(『Bends』に収録)を彷彿とさせる、ボーカルの旋律進行の影響を明瞭に見出すことができる。スタンダードなフォークミュージックが中心のアルバムでありながら、その一方で、シンガーソングライターのオルタナティヴへのささやかな愛情が映し出された作品である。1月の注目作のひとつだ。

 

 

 

82/100

 

  

 

 

 「Magic Touch」- Best Track


アメリカで国民的人気を誇る三組のファミリー向けアーティスト、ドクター・ノイズ、アルファベット・ロッカーズ、ヴィヴィアン・ファン・リウによる新曲「Diversity」とミュージックビデオをチェックしてみよう。「We Are The World」は世界のダイバーシティへの賛歌として復活。


マーティン・ルーサー・キング・デー(キング牧師記念日)に合わせてリリースされるこの曲は、マーティン・ルーサー・キング・ジュニアが体現した、多様な人々とアイデアへの愛を称えるという内容。 

 

このカラフルなコラボレーションは、あらゆる多様性に対する共通の情熱と支持、そして高い目的と制作価値に向けた共同作業への相互の愛情によって支えられています。この楽曲とビデオは、現代の私たちの文化が時に忘れてしまうことを、喜びにあふれて称賛するものです。つまり、多様性こそが私たちすべてをより賢く、より強くする、ということです。

 

ミュージックビデオは著名な監督シドニー・カリナンが手掛け、誰もが知る子供向け番組『セサミストリート』のヴィンテージな楽曲と映像スタイルへのオマージュとなっている。各アーティストが独自の音楽スタイルとジャンルで自身のヴァースを披露し、楽曲のテーマを文字通り体現する音楽的旅へと聴き手を誘う。 

 

多文化的な楽器演奏のブリッジを経て、最終セクションでは全員が喜びに満ちた歌声を響かせる。これはこれまでの全てのスタイルを融合したハイブリッドなロック調の音楽ジャムセッションであり、音楽とハーモニーの絶妙な融合を成し遂げている。シドニー・カリナンの映像は、実写とカラフルなキャラクターのアニメーションを融合させ、時代を超えたシンプルなメッセージを伝える。多様な要素の同期と統合がより大きな全体を生み出すことを、見事に表現している。

 

「Diversity」 

 

 

Check out the new song "Diversity" and music video by three of America's most beloved family-friendly artists: Doctor Noize, The Alphabet Rockers, and Vivian Fang Liu. The 2020s revival of “We Are The World” stands as an anthem celebrating global diversity.


The song to be released on Martin Luther King Day, celebrates the love for diverse people and ideas that Martin Luther King, Jr. represented. The colorful collaboration is fueled by their shared passion for and support of diversity of all kinds, and focusing their mutual love of collaboration toward high purpose and production values. The song and video is a joyous celebration of something our culture sometimes forgets in these times: diversity is what makes all of us smarter and stronger.

 


ニューヨークのシンガーソングライター、ミツキ(Mitski)が8枚目のスタジオ・アルバム『Nothing’s About to Happen to Me』を2月27日にDead Oceansよりリリースすることを発表しました。

 

先行シングル「Where’s My Phone?」のミュージックビデオを公開。ライブバンドとオーケストラを従えた本作では、ミツキが荒れ果てた家に引きこもる女性を主人公とした豊かな物語世界に没入している。 家の外では彼女は逸脱者であり、家の中では自由である。 


本日公開のファズが効いたロック曲「Where’s My Phone?」は、アルバム全体に広がる音とエネルギーの幅をほのめかす。

 

「どこに行ったの? // 私の電話はどこ? // 私の電話はどこ? // どこに置いたの? // どこへ行ったの? // どこへ行ったの?」と彼女は歌う。ニューヨーカー誌の漫画家エミリー・フレイクが、その解釈を下記の漫画で描いている。


「Where's My Phone?」はノエル・ポール監督による、狂気じみた感情の万華鏡のようなミュージックビデオと同時に公開された。シャーリー・ジャクソンの小説『我らは常に城に棲む』を基に、遊び心のある原始的な映像手法を用い、ミツキがゴシック調の屋敷で妹を守ろうとする偏執的な女性を演じ、次第に荒唐無稽化する人間の障害と戦う姿を描く。 複雑な心理的パレットを創り出す侵入者たち——脅威的であれ友好的であれ——が次々と押し寄せ、完全なる大混乱へと発展していく。 


ミツキが全楽曲を作詞作曲し、全ボーカルを担当した『Nothing’s About to Happen to Me』。パトリック・ハイランドがプロデュースとエンジニアリングを担当し、ボブ・ウェストンがマスタリングを手掛けた本作は、2023年発表の『The Land Is Inhospitable and So Are We』で確立された音楽的テーマを継承。ツアーバンド「The Land」による生演奏とアンサンブル編曲が特徴となっている。 オーケストラ録音はサンセット・サウンドとTTGスタジオで行われ、ドリュー・エリクソンが編曲・指揮を担当、マイケル・ハリスがエンジニアリングを担当した。


先行曲「Where's My Phone」はミツキとしては珍しくインディーロックソングである。ただし、ミツキ節は健在。ミュージックビデオは真摯さと笑い、狂気とユーモアが混在した絶妙な内容となっている。

 

 

 「Where's My Phone」

  


Mitski 『Nothing’s About to Happen to Me』


Label: Dead Oceans

Release: 2026年2月27日


Tracklist:

1.In a Lake

2.Where’s My Phone

3.Cats

4.If I Leave

5.Dead Women

6.Instead of Here

7.I’ll Change for You

8.Rules

9.That White Cat

10.Charon’s Obol

11.Lightning

 

▪Pre-order: https://mitski.lnk.to/NATHTM 


世界中の音楽ファンを魅了する音楽家・青葉市子。デビュー15周年公演のライブ・アルバム、ライブ映像を1月28日(水)より配信開始! 今夏、NHKホールにて単独公演「文月の衣紋に綴る熱帯魚」が開催決定!

 

2025年1月に京都・東京で計3公演開催された、青葉市子のデビュー15周年公演「15th Anniversary Concert」の模様を収録したライブ・アルバムおよびライブ映像の配信が決定しました。

 

ライブ・アルバムは、2025年1月20日に東京オペラシティ コンサートホールで行われた公演の本編を全曲収録。初期曲から最新曲まで15年の歩みをたどる選曲となっており、当日は青葉の師匠・山田庵巳がサプライズでゲスト出演し、山田のソロ曲に加え、青葉との共演4曲も収録。青葉の代表曲のひとつとしても知られる、山田による楽曲「機械仕掛乃宇宙」は本公演のハイライトのひとつとなりました。ライブ・アルバムは各音楽配信サービスにて1月28日(水)より全世界配信されます。

 

ライブ映像も同じく、2025年1月20日の東京オペラシティ コンサートホール公演を収録。MCやチューニングを含め、公演当日の流れを余すところなく収めたノーカット本編に加え、アンコール曲「さよならペンギン」も収録。さらにボーナス映像として、1月13日の京都・京都劇場公演、1月23日の追加公演(東京オペラシティ コンサートホール)にて、それぞれサプライズでゲスト出演した小山田圭吾、大貫妙子との共演曲を各1曲ずつ収録しました。日本国内ではイープラスの配信サービス「Streaming+」にて、1月28日(水)18:30より有料配信されます。

 

そして、2026年7月2日(木)には、NHKホールにて単独公演「文月の衣紋に綴る熱帯魚」が開催決定!弾き語りソロでの単独公演は約1年半ぶりとなります。本日12:00よりチケット先行受付を開始します。

 

先週末には石垣島でストリングス編成による特別公演を終え、今春からはアジア、ヨーロッパ、北米を巡る<Across the Oceans Tour>全26公演を開催。Royal Albert Hall、Walt Disney Concert Hallといった歴史ある名ホールでの公演も予定されるなど、その活動は一層大きな広がりを見せています。



■ライブ・アルバム「15th Anniversary Concert」



2026/1/28(水) 全世界配信

https://linkco.re/czuh8dAq

 

01. ココロノセカイ

02. 不和リン

03. 少女と檻

04. 灰色の日

05. IMPERIAL SMOKE TOWN

06. Mars 2027

07. いきのこり●ぼくら

08. MC

09. おもいでカフェ

10. 模範的な黒〜絵筆(山田庵巳ソロ)

11. シリウス(山田庵巳ソロ)

12. あまつぶ(青葉市子・山田庵巳)

13. 月が僕らをみてる(青葉市子・山田庵巳)

14. 機械仕掛乃宇宙(青葉市子・山田庵巳)

15. 命の傍らに(青葉市子・山田庵巳)

16. みなしごの雨

17. うたのけはい

18. 月の丘

19. アンディーヴと眠って

20. 海底のエデン

21. Space Orphans



 

■ライブ映像「15th Anniversary Concert」(オンデマンド配信)

出演:青葉市子

ゲスト:山田庵巳/小山田圭吾/大貫妙子

 

01. ココロノセカイ

02. 不和リン

03. 少女と檻

04. 灰色の日

05. IMPERIAL SMOKE TOWN

06. Mars 2027

07. いきのこり●ぼくら

08. MC

09. おもいでカフェ

10. 模範的な黒〜絵筆(山田庵巳ソロ)

11. シリウス(山田庵巳ソロ)

12. あまつぶ(青葉市子・山田庵巳)

13. 月が僕らをみてる(青葉市子・山田庵巳)

14. 機械仕掛乃宇宙(青葉市子・山田庵巳)

15. 命の傍らに(青葉市子・山田庵巳)

16. みなしごの雨

17. うたのけはい

18. 月の丘

19. アンディーヴと眠って

20. 海底のエデン

21. Space Orphans

22. さよならペンギン

23. あなたがいるなら(青葉市子・小山田圭吾)2025年1月13日@京都・京都劇場

24. 風の道(青葉市子・大貫妙子)2025年1月23日@東京・東京オペラシティ コンサートホール

 

配信URL(国内):https://eplus.jp/ichikoaoba-15th-stp/

配信期間:2026/1/28(水)18:30〜2026/2/11(水)23:59

 

視聴チケット:¥2,000(税込)

視聴チケット販売期間:2026/1/20(火)12:00〜2026/2/11(水)19:00



■公演名:文月の衣紋に綴る熱帯魚



日程:2026年7月2日(木)

会場:東京・NHKホール

開場18:00 / 開演19:00

 

チケット:SS席 ¥8,800 / S席 ¥7,800 / A席 ¥6,800 / B席 ¥4,800

※⼩学⽣以上有料 / 未就学児童⼊場不可

 

チケット先行受付:

受付期間:2026/1/20(火)12:00〜2026/2/1(日)23:59

受付URL:https://eplus.jp/ichikoaoba-2026/(国内)

https://eplus.tickets/ichiko-2026/ (海外居住者)

※抽選受付

 

お問い合わせ:ホットスタッフ・プロモーション 050-5211-6077 

http://www.red-hot.ne.jp

 

 

■海外公演

Across the Oceans Tour

19-Feb KBank Siam Pic-Ganesha, Bangkok, Thailand

22-Feb Esplanade Theatre, Singapore, Singapore

17-Mar Finlandia Hall, Helsinki, Finland

19-Mar Palladium, Warsaw, Poland

21-Mar Müpa, Budapest, Hungary

23-Mar Globe Wien, Vienna, Austria

25-Mar Théâtre de Beaulieu, Lausanne, Switzerland

27-Mar Salle Pleyel, Paris, France

31-Mar Royal Albert Hall, London UK (with 12 Ensemble & Taro Umebayashi)

5-Apr Ancienne Belgique (AB), Brussels, Belgium

7-Apr Het Concertgebouw, Amsterdam, Netherlands

10-Apr DR Koncerthuset, Copenhagen, Denmark

12-Apr Göta Lejon, Stockholm, Sweden

15-Apr Harpa Norðurljós, Reykjavik, Iceland

24-Apr Walt Disney Concert Hall, Los Angeles, CA, US (with 12 Ensemble & Taro Umebayashi)

25-Apr Balboa Theatre, San Diego, CA, US (with 12 Ensemble & Taro Umebayashi)

27-Apr Massey Hall, Toronto, ON, US

28-Apr Théâtre Maisonneuve, Montreal, QC, US

1-May Carolina Theatre, Durham, NC, US

3-May The Caverns, Grundy County, TN, US

4-May Atlanta Symphony Hall, Atlanta, GA, US

6-May Paramount Theatre, Austin, TX, US

7-May Texas Theatre, Dallas, TX, US

9-May Conjunto De Artes Escénicas, Guadalajara, Mexico

10-May Auditorio San Pedro, Monterrey, Mexico

18-May Orpheum Theatre, Vancouver, BC, Canada

https://ichikoaoba.com/live-dates/

 

 

■リリース情報

8thアルバム『Luminescent Creatures』

2025/2/28(金)全世界同時発売(配信/CD/Vinyl)

https://linktr.ee/luminescentcreatures

 

収録曲

01. COLORATURA

02. 24° 3' 27.0" N, 123° 47' 7.5” E

03. mazamun

04. tower

05. aurora

06. FLAG

07. Cochlea

08. Luciférine

09. pirsomnia

10. SONAR

11. 惑星の泪

 

Music Video「SONAR」

https://ichiko.lnk.to/SONAR_YT

 

■書籍

ICHIKO AOBA 15th Anniversary Book

青葉市子のデビュー15周年公演「15th Anniversary Concert」の舞台裏、

ライブ・レポート、公演直後のインタビューまで取材した1冊。

コンサートレポート・インタビュー:橋本倫史

写真:野田祐一郎/装丁デザイン:佐藤裕吾(二ツ目)

B6サイズ/158ページ

発行日:2025年8月13日

発売元:阿檀書房

青葉市子オフィシャルWEB SHOPで好評発売中!

https://ichikoaoba.theshop.jp/items/115038079

 

 

■青葉市子/ICHIKO AOBA

音楽家。自主レーベル〈hermine〉代表。

2010年のデビュー以来、8枚のオリジナル・アルバムをリリース。クラシックギターを中心とした繊細なサウンドと、夢幻的な歌声、詩的な世界観で国内外から高い評価を受けている。2021年から本格的に海外公演を開始し、数々の国際音楽フェスティバルにも出演。音楽活動を通じて森林・海洋保全を支援するプロジェクトにも参加している。2025年1月にはデビュー15周年を迎え、2月に新作『Luminescent Creatures』をリリース。 2月下旬からはキャリア最大規模となるワールドツアーを開催し、アジア、ヨーロッパ、北米、南米、オセアニアで計50公演以上を開催。FM京都 “FLAG RADIO” で奇数月水曜日のDJを務めるほか、文芸誌「群像」での連載執筆、TVナレーション、CM・映画音楽制作、芸術祭でのパフォーマンスなど、多方面で活動している。


公式サイト:

https://ichikoaoba.com




昨年6月にnaïveレーベル移籍後第1弾となる初のソロ・ピアノ・アルバム『ソロ:ミニチュアズ&テイルス』を発表したばかりのシャイ・マエストロ。リリース・タイミングには全5公演に及ぶジャパン・ツアーを開催した彼が、早くも3月に更なる新作『ザ・ゲストハウス』をリリースします。


そしてこの度、アルバムからの第4弾シングル「Strange Magic」が配信スタートした。エレクトリックピアノをベースとしたボーカル曲。琴線に触れるような切ないメロディ、そして夜のまどろむようなアンニュイな空気感が特徴の素晴らしいバラードである。今作には、ジェイコブ・コリアー、ネイト・スミス、ハービー・ハンコックらと共演・ツアー経験を持つアメリカ人シンガー、マイケル・マヨが参加。彼の歌唱はジャズバラードの魅力を余す所なく表している。


マイケル・マヨはアメリカの歌手で昨年のグラミー賞2部門にノミネートを果たしている「最先端ジャズ・ヴォーカリスト」とも称される注目の存在である。今回のコラボレーションでは、シャイのピアノ・ラインの上にマイケルの天使のような歌声が乗ることで、優雅に展開している。


▪️「Strange Magic」配信中!

https://shaimaestro.bfan.link/strangemagic


同楽曲についてシャイは次のように話している。「『Strange Magic』を書き終えた瞬間、マイケル・マヨが歌うべきだと確信した。長年共に仕事をしてきた彼なら、この物語を声で紡ぐことができると。それは、老いた魔術師が、朽ちかけた木造劇場で、ほとんど客のいない客席で幼い息子に向けて演じる映画のような物語なんだ。これは二人の絆についての歌であると同時に、手品のトリックで永遠に消えてしまった時、家族の中に残される重い空白についての歌でもある」


この楽曲でシャイは、自ら歌詞を書き下ろすという新たな領域へ一歩踏み出した。サウンドも密度の高いピアノ・パートから離れ、極めてミニマルなキーボードの雰囲気へと移行。プロダクションに一呼吸させ、マイケルの歌声に主導権を委ねるような空間を創り出したのだ。マイケルは「核心を突く」ような語り口で、パフォーマンスというより、共有された信頼のように感じさせている。


「Strange Magic」オーディオ・ビデオ:



▪️Youtubeでのご視聴:

https://www.youtube.com/watch?v=5X-hwRSbBMc



3月発売のニュー・アルバム『ザ・ゲストハウス』には、現代の音楽シーンを牽引する注目アーティストが多数参加した。前述のマイケル・マヨをはじめ、22歳の若さで名門ブルーノートからデビューし、ファースト・アルバム『Omega』がニューヨーク・タイムズ誌の「2020年No.1ジャズ・アルバム」に選出された新世代を代表するサックス奏者、イマニュエル・ウィルキンス。ジェイコブ・コリアーのツアー・バンドに参加、ジャンルを超越した音楽性でクインシー・ジョーンズらに認められる最注目シンガー・ソングライターにしてマルチ・ミュージシャンのMAROことマリアナ・セッカ。そして、アロン・ロトリンガーは、古き良きR&Bとフォークからアート・ロック、アンビエントなどからの影響を見事に融合した音楽スタイルが魅力の歌手、ソングライター、マルチ器楽奏者にしてプロデューサーだ。


アルバムからは収録曲の「The Time Bender 」「Nature Boy - ft. Immanuel Wilkins」「Moon of Knives」がすでに公開されている。


▪️「The Time Bender 」のミュージック・ビデオ:

https://youtu.be/f5zyMzQffo0?si=klV9DLn-YQbGMvhI


▪️『Nature Boy - ft. Immanuel Wilkins』オーディオ・ビデオ:

https://youtu.be/s5njDTXsCco?si=7WOXnyao3mcpFiKv


▪️「Moon of Knives」オーディオ・ビデオ:

https://www.youtube.com/watch?v=b5XIx06s_-M


【アルバム情報】

アーティスト名:Shai Maestro(シャイ・マエストロ)

タイトル名:The Guesthouse(ザ・ゲストハウス)

発売日:2026年3月6日(金)

品番:BLV9177F (CD) / BLV9178F (LP)

レーベル:naïve records


<トラックリスト> 

1. The Time Bender 

2. The Guesthouse 

3. Nature Boy - ft. Immanuel Wilkins

4. Gloria - ft. MARO 

5. Moon of Knives 

6. Strange Magic ft. Michael Mayo 

7. Refuge 

8. GGiʼs Metamorphosis 

9. Sleepwalking Roses 

10. A Little Thank You Note 

11. The Lion And Me ft. Alon Lotringer

12. The Guesthouse’s Old Piano



▪️アルバム配信予約受付中!

https://shaimaestro.bfan.link/theguesthouse


▪️最新シングル「Strange Magic」配信中!

https://shaimaestro.bfan.link/strangemagic


▪️サード・シングル「Moon of Knives」配信中!

https://shaimaestro.bfan.link/moonofknives


ポートランドのミュージシャン、Elijah Knutsenがローファイ作品『Japanese Movies』をリリースしました。今回のシングルでは、アンビエントや環境音楽をメインフィールドに活躍するアーティストがスロウコア/サッドコア風のローファイに挑戦している。ボーカルは彼が信奉するキュアからの影響を感じる。ゴシック風であるが、そこには夜の空気感と奇妙な癒しの感覚が漂っている。


このシングル用に、1964年公開の『鬼婆』の映像クリップを編集したミュージックビデオが公開された。これは近々リリース予定のローファイ・アルバム『Digital Omamori』の先行シングル。


イライジャ・クヌートセンは、この曲について次のように説明している。「このシングルは別れを経験した時期に生まれました。深夜、アパートで一人で古い黒澤明の映画を観ながら」



『Japanese Movies』

シカゴのインディーロックバンド、ラットボーイズが2月6日にニューウエストからアルバム『Singin' to an Empty Chair』をリリースする。その4枚目のシングル「The World, So Madly」を公開した。カントリーとインディーロックが融合したセンチメンタルな楽曲である。


バンドはヴォーカリスト/ギタリストのジュリア・スタイナー、ギタリストのデイヴ・サガン、ドラマーのマーカス・ヌッチオ、ベーシストのショーン・ノイマンで構成されている。


スタイナーはプレスリリースでニューシングルについて次のように語っている。「ボイスメモを振り返ってみると、この曲の原案は2023年1月1日に録音したもので、新しい始まりの曲のように感じられる。セッション中はほとんど午前中にレコーディングしたし、歌詞は人生の大きな変化、そして人生の変化し続ける性質との折り合いをつけることに焦点を当てている。当時、ニュースで展開されていたある出来事についていろいろ考えていたんだけど、歌詞はオープンにしたかった。"誰もが聴いて、この曲の中に自分の人生を見つけることができるようにね。



バンドはウィスコンシン州のドリフトレス・エリアにある75エーカーの土地のキャビンで新曲を書き、デモを行った。そして数ヵ月後、彼らはそこに戻り、共同プロデューサーのクリス・ワラ(デス・キャブ・フォー・キューティー、テガン&サラ)と1週間仕事をした。その後、ワラと共にシカゴにあるスティーヴ・アルビニのエレクトリカル・オーディオ・スタジオに移り、最終的にはイリノイ州エバンストンにあるローズバッド・スタジオに移った。


「ノイマンはプレスリリースの中で、「私たちはこのレコードをキルトのように作りたかった。「曲ごとに違うシーンがあるようにアプローチしたんだ。曲のある部分は異なる空間で録音され、それぞれの曲のストーリーを伝えるために、アルバムを通してその空間を行ったり来たりしているんだ。


スタイナーは、『Singin' to an Empty Chair』の制作に取り掛かる前に初めてセラピーを受け始め、それがアルバムの歌詞に影響を与えた。そのタイトルは、"The Empty Chair "テクニックにちなんでいる。


「このアルバムの大きな、包括的なテーマは、親しい愛する人と疎遠になった経験を記録しようとしたことです」と彼女は言う。「目標は、私の人生で何が起こっているのかをこの人に報告し、その行き詰まりを埋め、空白の時間に手を差し伸べようとすることです」。


『Singin' to an Empty Chair』の制作を総括して、スタイナーは言う。「このレコードを作った経験は、次に何が起ころうと、間違いなく私に希望を与えてくれる。いい日、友情と愛に満ちた日もたくさんあるし、くよくよしてその溝を埋めたいと切実に思う日もある。それが私の人生なんだ。だから、私にとってこのアルバムは、タイムカプセルの中のキルトのように、それらの日々をつなぎ合わせた記録であり、時が来れば掘り起こされるのを待っているものなんだ」



「The World, So Madly」

ロンドンのインディーロックバンド、Daughterが未発表曲「Not Enough」をリリースしました。この曲は、セカンドアルバム『Not To Disappear』の10周年を記念して発売された。

 

この新曲は、2023年のアルバム『Stereo Mind Game』以来、約3年ぶりの新曲となる。「Not Enough」は元々『Not To Disappear』のレコーディングセッション中に書かれたもので、バンドはデモも録音していたが、最終的なトラックリストには収録されず、長らくお蔵入りしていた。 

 

2025年11月、ドーターはこの楽曲を再構築し、ロンドンのTotal Refreshmentスタジオで再録。ギタリストのイゴール・ヘーフェリがプロデュースを担当し、ニコラス・ヴァーン(Deerhunter、Animal Collective、War On Drugs)がミキシングを手掛けた。


バンドはこの曲について次のように語る。「『Not Enough』は『Not To Disappear』に収録されなかったが、私達はこの曲を愛していた。ライブで数回演奏したこともあったが、ハードドライブに埋もれたデモのままになっていた。今回、アルバム発売10周年を記念し、あの時代に未完成のまま残された楽曲の数々を再訪したいと思った。 2025年11月、ついに全員で再びロンドンに集結し、スタジオで『Not Enough』を共に録音した。今はそれぞれ別の場所に住み、最近の作業はリモートで行われることも多いが、この瞬間は昔を思い出させるものだった」

 

 「Not Enough」


オーストラリア生まれで、最近ロサンゼルスに移住したシンガーソングライター、Jordan Anthony(ジョーダン・アンソニー)による豊かなインディーポップシングル「Lost In LA」がミュージックビデオと合わせて公開された。ジョーダン・アンソニーはベッドルームポップの新星で、今後の活躍が楽しみな存在だ。


「Lost In LA」は、彼の近々リリース予定のEPからの先行曲。 アコースティックギターの弾き語りの一曲で、センチメンタルな感覚に満ちている。エド・シーランを彷彿とさせる素晴らしいトラックである。


ニューシングルで、ジョーダンは成功の華やかな表層を剥ぎ取り、ロサンゼルス移住の背景にある脆弱さと孤独——ホームシック、自己不信、ソーシャルメディアでは表に出しづらい感情の揺れ——を披瀝する。自省の瞬間、自室のベッドルームで書き上げられたこの曲は、わずか30分で完成。生々しく、正直で、フィルターのかかっていない作品だ。従来のデモ音源は、歌詞の感情的な重みを映し出す壮大なシネマティック・ポップトラックへと驚くべき変貌を遂げた。

 

弱冠20歳にして、ジョーダン・アンソニーはすでに音楽に満ちた人生を歩んできた。パース生まれ、ロサンゼルスを拠点とするこのアーティストは、ストーリーテリングとソウルを融合させた感情豊かなポップアンセムを書き、自身の葛藤と勝利を、人々の心に響く楽曲へと昇華させる。


アンソニーの音楽の旅は早くから始まった。7歳で初めて曲を書いた。本人が冗談交じりに言うようにヒット曲ではなかったが、感情の捌け口になった。学校でいじめられ、他人に心を開くことに苦しんでいた彼にとって、曲作りはある種の逃避の場となった。

 

「声に出して言えなかったことを表現できた」とアンソニー。「その瞬間から、これが自分の使命だと悟った。人々に『見られている』『聴かれている』『孤独ではない』と感じてもらうことをね」


5歳の時、両親は、彼をピアノ教室に通わせた。当時、アンソニーはそのことに抵抗したが、今となっては自立したミュージシャンとしての基礎を築いた時期だった。その技術がもたらしたアレンジや作曲の柔軟性を駆使して、彼は、自身の芸術性を定義づける感情の正直さを込めた曲を書き始めた。


ジョーダンは14歳で脚光を浴び、オーストラリア版『The Voice』(2019年)でトップ4のファイナリストとして全国的な注目を集めた。同年、ジュニア・ユーロビジョン・ソング・コンテストにオーストラリア代表として出場し、自身の楽曲「We Will Rise」を披露し、国際的に8位に入賞。その後まもなく、パースのRACアリーナで開催された「One Big Voice」フェスティバルでヘッドライナーを務め、音楽を通じたストーリーテリングの力についてTEDxトークを行った。


その後、彼自身を奮い立たせたのは、世界的な舞台への飛躍だった。2024年、ジョーダンは『アメリカン・アイドル』への出場を招待され、トップ14入りを果たし、世界中の視聴者に自身の音楽を紹介した。この経験がきっかけでロサンゼルスに移住し、新たな章の始まりを告げた。


『アメリカン・アイドル』出身の仲間アジイとのブレイクスルー作「Cherry」は、艶やかなポッププロダクションと心のこもった歌詞を融合させ、世界的なリスナーへの最初の大きな紹介となり、ジョーダンが世界クラスのポップ・ストーリーテラーへと進化する始まりを告げた。


その後数ヶ月で、ジョーダンは力強いシングル「Reckless」、「Tell Me」を連発し、創造的なアイデンティティを確立し、愛、喪失、自己発見の異なる側面を探求した。 

 

昨年のシングル「Reckless」では、ジョーダンのポップセンスと失恋を陶酔感に変え、「Tell Me」では、高揚する歌声と内省的な歌詞が融合し、ファンの心に深く響く脆弱性を表現。両曲は彼のこれまでで最も感情的に成熟した作品への布石となった。


昨年11月、ジョーダンは『Hurt Me Sooner』をリリース。この楽曲は、自分を形作ったと知りつつも、あの時を戻せたらと願う関係の回顧に宿る痛みを捉えている。ブレット・クーリックとの共作、テイラー・スパークスプロデュースによる本作は、壮大なポップ・プロダクションと生々しい感情の脆弱性を融合させ、ジョーダンのストーリーテリングの進化をさらに前進させた。


ニューシングル『Lost In LA』については、彼自身が「本当に重要」と語る、極めてパーソナルな楽曲である。「本来であればリリースしない予定だった」とアンソニーは明かす。「にもかかわらず聴けば聴くほど、この曲は世に出すべきではないかと気づいた。故郷(パース)を離れて、LAで過ごした最初の年だけでなく、アーティストとしての私の旅路そのものを物語っている」

 

「アーティストという職業は不安定で、この曲は、道を見失うことがどれほど容易いかという感情を凝縮している。ただ、夢を追う中でそんな気持ちになるのは普通だし、それで良いと人々に伝えたい。この曲を必要としている誰かが、私と同じくらいこの曲を必要としていることを願ってます」

 


『Lost in LA』は単独シングルに過ぎないが、ジョーダンはこれが序章に過ぎないとほのめかしている。

 

「今年リリース予定のEPには本当にワクワクしています。 ここ1年半で書いた最高の楽曲と物語の集大成になるでしょう。LAへの移住、さらに、アーティストとしての自分探し、そして心から情熱を注げる音楽制作の軌跡が詰まっています。サウンド面では、長い時間をかけて辿り着いた地点で、今も進化し続けていると感じますが、皆に聴いてもらえるのが待ちきれません」


この曲は孤独な瞬間に生まれた。「その日は書くつもりはなかった」とジョーダンは振り返る。「なぜか故郷が恋しく、全てに自信を失っていた。ギターを手に取ったら、30分で自然と曲が溢れ出ました」 リリースを決めた後、ナッシュビルのプロデューサー、パーカー・マシューズやトッド・トランと協力し、トラックを最終的なシネマティックポップの形へと昇華させた。


「Lost In LA」は聴くだけでなく、感じるための楽曲だ。ジョーダンはこれを「ウーバーの中でヘッドフォンを装着し、窓の外を切なく見つめる主人公の瞬間」のような曲と位置付けているが、もちろん多くの人々と共鳴できると信じてやまない。 

 

曲の核心は、''自らの追求を決して諦めないでほしい''という個人的なメッセージだ。「落ち込みを受け入れ、それが全てプロセスの一部だと理解してもらいたい。そうした日々を糧にし、小さな勝利を積み重ねていき、最終的には甘美なものに感じられるように。これは実は、私自身が日々葛藤していることでもあるんだけど、こうした楽曲を書くことで対処しやすくなるんだ」


ジョーダンの芸術性は、脆弱さと自信、失恋と希望の均衡の中で花開く。音楽的なインスピレーションはエド・シーラン、アデル、サム・スミスからブルーノ・マーズ、マイケル・ジャクソン、チャーリー・プース、マイク、テイト・マックレイ、テディ・スイムズまで多岐にわたり、彼らの感情表現の正確さ、存在感、誠実さが彼のサウンドと夢を追い求める姿勢を形作ってきた。


スタジオの外では、家族との時間、ビーチでの一日、寿司を食べに行くこと、プレイステーション、そして音楽に匹敵する生涯の情熱であるサッカーを通じて地に足をつけた生活を送っている。


ジョーダンのキャリアは、早い段階でのマイルストーンと継続的な成功によって特徴づけられている。『The Voice Australia』(2019年)トップ4 『アメリカン・アイドル』(2024年)トップ14進出、TEDxパース(2023年)ゲストスピーカー、パース「ワン・ビッグ・ヴォイス」フェスティバルのヘッドライナー(2019年、2022年、2023年)、ジュニア・ユーロビジョン・ソング・コンテスト(2019年)オーストラリア代表に選出された。

 

その後も快進撃は続いた。「Cherry」「Reckless」「Tell Me」「Hurt Me Sooner」といった一連のブレイクシングルが世界的なファン層を拡大している。デビューシングル「Broken Love」は各プラットフォームで60万回以上の再生を記録し、Spotifyの「Peaceful Pop」「New Pop」プレイリストに選出済みだ。


アンソニーにとっての当面の目標は、「人間的な繋がりを作る」ことだという。「聴く人に音楽を通じてインスピレーションと共感を感じてもらいたい」と彼は言う。「誰かが曲を止めて特定のフレーズを再生し、『あの部分だ!!』と心から共感してくれたら、私の目的は達成されたようなものだ」そして驚くべきことに、彼の多くの楽曲において、それはほぼ達成されているのである。


さて、2026年の幕開けを飾る『Lost in LA』と、これまでで最も率直な作品となるであろう近々リリース予定のEPを通じ、ジョーダン・アンソニーは新しい世代のポップアーティストの最前線に躍り出る。彼は、弱さや脆さを恐れない。また、スピリットをさらけ出すことをためらわない。個人的な物語を普遍的なアンセムに昇華させるため、日々、自らの情熱を注いでいる。


 「Lost In LA」

 




▪️EN

 

At just 20 years old, Jordan Anthony has already lived a lifetime of music. The Perth-born, Los Angeles–based artist writes emotionally charged pop anthems that fuse storytelling with soul, transforming his own struggles and triumphs into songs that make people feel seen.


His journey began early. At age seven, Jordan wrote his first song, not a hit, as he jokes, but an outlet. Bullied at school and struggling to open up, songwriting became his escape. “It allowed me to say things I never could out loud,” he recalls. “From that point on, I knew this was what I was meant to do, to help people feel seen, heard, and less alone.”


By five, his parents had enrolled him in piano lessons, a decision he once resisted but now credits as the foundation of his self-sufficient musicianship. With that skill came the freedom to arrange and compose, and before long, he was writing songs with the kind of emotional honesty that would define his artistry.


At 14, Jordan stepped into the spotlight, earning national attention as a Top 4 finalist on The Voice Australia (2019). That same year, he represented Australia at the Junior Eurovision Song Contest, performing his original song “We Will Rise” and placing eighth internationally. Soon after, he was headlining Perth’s One Big Voice festival at RAC Arena and delivering a TEDx Talk on the power of storytelling through music.


But it was his leap into the global scene that truly set him apart. In 2024, Jordan was invited to compete on American Idol, where he made the Top 14 and introduced his music to a worldwide audience. The experience led him to relocate to Los Angeles, a move that marked the beginning of his next chapter.


His breakout collaboration “Cherry” with fellow Idol alum Ajii served as his first major introduction to global listeners, combining silky pop production with heartfelt lyricism and marking the beginning of Jordan’s evolution into a world-class pop storyteller.


In the months that followed, Jordan cemented his creative identity with a string of powerful singles,  “Reckless” and “Tell Me”,  each exploring a different shade of love, loss, and self-discovery. “Reckless” showcased Jordan’s pop sensibility and his ability to make heartbreak feel euphoric, while “Tell Me” leaned into vulnerability, pairing his soaring vocals with introspective lyricism that resonated deeply with fans. Together, the tracks set the stage for his most emotionally mature work to date.


In November 2025, Jordan released Hurt Me Sooner, a song that captures the ache of looking back on a relationship and wishing you could get that time back, even when you know it shaped you. Written with Brett Koolik and produced by Taylor Sparks, the track blends sweeping pop production with raw emotional vulnerability, marking another step forward in Jordan’s storytelling evolution.


Now, Jordan returns with his new single Lost in LA, a song he describes as “really important” and deeply personal. “I almost never even released it,” he admits, “but the more I listened to it, the more I realized this song actually needs to come out. It tells a lot of my story, not just my first year in LA away from home, but my journey as an artist overall. Being an artist can be so volatile, and this song kind of encapsulates those feelings of how easy it is to lose your way. I wanted to show people that it’s okay to feel like that and that it’s normal when pursuing your dreams, I just hope someone out there needs this song just as much as I do.”


While Lost in LA is a standalone single, Jordan hints that it’s just the beginning: “There’s an EP on the way this year that I’m genuinely so excited about. It’s a culmination of the best songs and stories I’ve written over the last year and a half,  moving to LA, finding who I am as an artist, and making music I feel so genuinely passionate about. It’s taken a long time to get to this point sonically, and I feel like it’s always developing, but I can’t wait for everyone to hear it.”


The song was born in a moment of solitude. “I wasn’t intending to write that day,” Jordan recalls, “but I was really homesick and doubting everything. I picked up my guitar, and the song just fell out of me in thirty minutes.” Once he decided to release it, Jordan collaborated with Nashville producers Parker Matthews and Todd Tran, who elevated the track to its final cinematic pop form.


Lost in LA is meant to be felt as much as heard. Jordan envisions it as a “headphones-in-the-uber-looking-out-the-window-longingly main character moment” type of song, though he believes it can resonate anywhere. At its core, the track is a message to never give up on one’s pursuits: “Accept the lows and know it’s all part of the process. Use those days to make the small wins feel even sweeter. It’s something I struggle with every day, but writing songs like this makes it easier to cope.”


Jordan’s artistry thrives in the balance between vulnerability and confidence, heartbreak and hope. His musical inspirations range from Ed Sheeran, Adele, and Sam Smith to Bruno Mars, Michael Jackson, Charlie Puth, Mike., Tate McRae, and Teddy Swims, artists whose emotional precision, presence, and authenticity have shaped both his sound and his approach to pursuing his dreams.


Outside the studio, Jordan stays grounded through family time, beach days, sushi outings, PlayStation sessions, and soccer, a lifelong passion rivaling music itself.


Jordan’s career is marked by early milestones and ongoing successes: Top 4 on The Voice Australia (2019), Top 14 on American Idol (2024), guest speaker at TEDx Perth (2023), headlining Perth’s One Big Voice festival (2019, 2022, 2023), representation of Australia at Junior Eurovision (2019), and a growing global fanbase fueled by breakout singles like “Cherry,” “Reckless,” “Tell Me,” and Hurt Me Sooner. His first single, Broken Love, amassed over 600,000 streams across platforms and earned spots on Spotify’s “Peaceful Pop” and “New Pop” playlists.


For Jordan, the ultimate goal is connection. “I want listeners to feel inspired and seen through my music,” he says. “If someone stops a song to replay a line and thinks, ‘THAT PART!!’ and really relates to it, I’ve done everything I set out to do.”


With Lost in LA kicking off 2026 and a forthcoming EP that promises to be his most honest work yet, Jordan Anthony continues to cement his place at the forefront of a new generation of pop artists, fearless in vulnerability, unafraid to bare his soul, and dedicated to transforming personal stories into universal anthems.





S-Curve Recordsより、シアトルを拠点とするクィア系オルタナティブ・ポップ/インディーポップの新星、Avery Cochrane(エイヴリー・コクレーン)による新曲「Griever(グリーヴァー)」が公開された。ミュージックビデオは個人撮影風のフィルムで、セレブ生活が映し出される。

 

S-Curve Recordsは、2000年にグラミー賞受賞プロデューサー兼レコードエグゼクティブのスティーブ・グリーンバーグによって設立されたレーベルである。エイヴリー・コクレーンは、ライリー・テイト・ウィルソンに続くレーベルの気鋭のアーティストである。


2025年8月にリリースされた「Shapeshifting on a Saturday Night(土曜の夜の変身)」がSpotify『Best of Fresh Finds Pop 2025』をはじめとする数々のプレイリストに選出され、TikTokで1500万回以上再生されるなど話題を呼んだエイヴリーが、情感あふれるアップビートなオルタナティブポップの傑作「Griever」で帰ってきた。エイヴリーは新曲についてこう語る。

 

「『グリーバー』の歌詞は、過去に自分を傷つけた人物と予期せず再会した後に感じる、後から湧き上がる怒りと悲しみを表現している。その場で言いたかったのに言葉にできず、数日経ってからようやく言葉にできる感情のすべてです」 

 

エイヴリー・コクレーンはバンバーシュート・フェスティバルでウィーザー、テニス、ジャネール・モネイ、シルヴァン・エッソらと共演している。AJRの前座を務め、SXSWへの出演も決定している。2026年3月には新作EPのリリースを予定している。

 

 

「Griever」 

 

 

 

Avery Cochrane: 


新興ポップシーンで最も知られざる才能の一人、エイヴリー・コクレーンはシアトルを拠点とするダイナミックなシンガーソングライター。

 

情感豊かな歌詞、映画的なサウンド、そして圧倒的なライブパフォーマンスで知られる。 シーンに登場して以来、時代を超えたポップセンスを保ちつつ生の体験を捉える能力で広く注目を集めてきた。


最近のシングル——クィアのアンセムとして轟音を響かせる「Existential Crisis at the Tennis Club」と、LadyGunnが「抗いがたいキャッチーさ」と絶賛した「Shapeshifting on a Saturday Night」——は、エイヴリーを2026年のゲームチェンジャーへと導いている。 


同曲はAmazonの新作BookTokインスパイアードシリーズ『Off Campus』の春シーズン放送向けにライセンス供与され、Spotifyの年末プレイリスト『Best of Fresh Finds 2025』にも選出された。  


「Shapeshifting」は2025年に彼女をインディーポップの最前線に押し上げ、新曲&MV「Griever」に加え、3月リリース予定のEPで、エイヴリーはLGBTQ+ポップスターとしてブレイクする態勢を整えた。3月のSXSWを皮切りに今年はより大きなステージで彼女の活躍が見られるはずだ。

 

 

 

▪️EN

Among the best-kept secrets in emerging pop, Avery Cochrane is a dynamic Seattle-based singer-songwriter known for her emotive lyricism, cinematic sound, and magnetic live performances. Since breaking onto the scene, she’s drawn widespread attention for her ability to capture raw human experience while maintaining a timeless pop sensibility. 


Her recent singles—“Existential Crisis at the Tennis Club,” a bombastic queer anthem, and the LadyGunn-praised “irresistibly catchy” “Shapeshifting on a Saturday Night”—have positioned Avery for a game-changing 2026.   


The song was just licensed by Amazon’s new Book-Tok inspired series “Off Campus” for their spring launch and it also made Spotify’s year end ‘Best of Fresh Finds 2025’ playlist.  


“Shapeshifting” propelled her to the forefront of indie pop in 2025, and with her new single and video “Griever,” plus a brand-new EP arriving in March, Avery is poised to emerge as a breakout LGBTQ+ pop star. Expect to see her on bigger stages this year, beginning with SXSW in March.