Indigo De Souza(インディゴ・デ・スーザ)は、7月25日にLoma Vistaからリリースされるニューアルバム『Precipice』を発表した。

 

デ・スーザは、2023年の『All of This Will End』に続くアルバムを、SZA、Yves Tumor、FINNEASらと仕事をしてきたエリオット・コゼルと制作した。 


プレスリリースでは、デ・スーザが精神的な意味で "飛躍 "していると語っている。"ポップな大げささと日記のような明瞭さによって困難な記憶や帯電した感情をコントロールし、強い自分を見つけ出す。

 

しかし、シューゲイジーで高揚感のある「Heartthrob」は、ある種の音の飛躍をも示唆している。「”Heartthrob”は、私が身体的な記憶の中で利用されてきた有害な方法という、しばしば話すのが難しいことを処理するための方法として書いた」とデ・スーザは説明する。 

 

「”Heartthrob”は、怒りを利用し、それをパワフルで体現的なものに変えることについての作品だ。 自分の身体と経験を取り戻すことなんだ。 世の中の虐待者たちに対するファックユーだ。 有害な方法で触れられたすべての身体に対する皮肉と怒りの叫び。


「人生とは、それが何なのかわからないまま、常に何かの淵に立たされているようなもの」とデ・スーザは付け加えた。 「音楽はその感覚を生かす方法を与えてくれる。 新しい方向に突き進むための方法だ」

 

「Heartthrob」



Indigo De Souza 『Precipice』


 

Label: Loma Vista

Release: 2025年7月25日

 

 

 Tracklist:


1. Be My Love

2. Crying Over Nothing

3. Crush

4. Not Afraid

5. Be Like The Water

6. Heartthrob

7. Dinner

8. Clean It Up

9. Heartbreaker

10. Pass It By

11. Precipice

 

 

ニューアルバム『Precipice』(7月25日、Loma Vistaよりリリース予定)で、インディゴ・デ・スーザは創造的かつ精神的な崖の上を見つめ、ただ飛び降りる。

 

ノースカロライナ出身の彼女は、多作で詩的なシンガー・ソングライターであり、わずか7年の間にすでに3枚のアルバムと4枚のEPを発表している。最新のフルアルバム(2023年発表の『All of This Wild End』)は、その大胆なボーカルとスリリングなソングライティングで絶賛を浴びた。

 

しかし最新作では、デ・スーザは空虚な呼びかけを聞き、呼び戻し、ポップな大げささと日記的な明瞭さによって困難な記憶や帯電した感情をコントロールし、より強い自分を見出している。


リアル・エステートは、新たなB面曲とレア曲のコンピレーションアルバムを発表した。2024年に発表されたアルバム『Daniel』はリアル・エステートにとって象徴的な作品となった。(レビューを読む)


新作コンピレーション「The Wee Small Hours: B-Sides and Other Detritus 2011-2025」は、バンドのオルタナティヴ・ヒストリー。Dominoから5月2日(金)にリリースされる。

 

Stereogumのトリビュートアルバムのためレコーディングされたストロークスのカヴァーなど、アーカイブをさかのぼると、珍品もあれば、ファンのお気に入りを含む失われた逸品も収録されている。

 

コンピレーション・アルバムのオープニングを飾る「Pink Sky」は、昨年秋にオークランドのタイニー・テレフォン・スタジオでレコーディングされた爽やかなインディーポップソングだ。

 

「アルバム未収録曲のコンピレーションで、タイトルとサブタイトルをつけ、オフィシャルな響きを出すために数年のスパンを入れた」とソングライターのマーティン・コートニーはコンピレーションについて語る。 

 

「タイトルは、2013年にシカゴのウィルコのロフトでアトラスのセッション中にレコーディングした未発表曲の歌詞に由来している。 これはウィルコのカタログに加える価値のある曲だと思う」

 

「Pink Sky」


Real Estate 「The Wee Small Hours: B-Sides and Other Detritus 2011-2025」



Tracklist: 

1. Pink Sky

2. Exactly Nothing 

3. Barely Legal 

4. In My Car 

5. Two Part, Part Two 

6. Paper Dolls 

7. Blue Lebaron 

8. Days 

9. The Chancellor 

10. Recreation 

11. Daniel 

12. Two Part

 

 

 『B-Sides and Other Detritus 2011-2025』は、リアル・エステートのドミノとの過去10年以上に渡るレア音源で構成されている。このコンピレーションの最も古いトラックは、2011年まで遡り、Stereogumのトリビュート・アルバムに収録されたThe Strokesの「Barely Legal」のカバー、「It's Real」/「Blue Lebaron」7インチのB面である。2014年の「Paper Dolls」(The Nerves)、2021年の「Days」(Television)、そしてもちろん2024年の「Daniel」(Elton John)のカヴァーも収録されている。

 

また、2012年のレコード・ストア・デイのファンジン・フレキシディスクにさかのぼる「In My Car」、2013年のAtlasボーナス7インチ収録曲を含むB面曲、『Atlas』のセッションからの未発表曲「Two Part」も収録されている。

 Vivienne Eastwood   『Take Care』

Label: Self Release

Release: 2025年4月25日

 

 

Review

 

ニューヨーク/ブルックリンのシューゲイザープロジェクト、Vivienne Eastwood。シューゲイズのニュースターの登場の予感である。ベッドルームポップとシューゲイズ/エレクトロニカを組み合わせたセンス抜群のサウンド。

 

使用機材は明らかではないが、シンセを用いたエレクトロニカ、時々、オートチューンを用いたアンニュイなボーカル、そして、フィードバックノイズを生かしたギターが組み合わされ、ヴィヴィアン・イーストウッドのサウンドの礎石が出来上がる。近年では、ドリーム・ポップとシューゲイズの切れ目や境界線がなくなってきていて、多くがポピュラーソング化しているというのが現状であるが、エレクトロニック・ベースのシューゲイズとして楽しめるに違いない。

 

『Take Care』の冒頭を飾る「embrace」はシンセのアルペジオから始まり、苛烈なシューゲイズサウンドへと移行する。しかし、TikTokサウンドを意識したポップソングの風味が加わり、新世代のニューゲイズサウンドが作り上げられる。ポップだがロック、ロックだがエレクトロニック……。多角的な楽しみ方が出来るポスト世代のシューゲイズサウンドでアルバムは幕を開ける。

 

本作のサウンドは、その後、ギターロックを主体とするシューゲイズへと移行していく。「favourite」ではDIIVのポスト世代のサウンドを聴くことが出来る。「demise」ではMy Bloody Valentineのシューゲイズの源流ーーグラスゴーのネオアコースティックーーのサウンドを踏まえ、ピッチシフターを用いた現代的なボーカルでポスト世代のロックミュージックを作り出す。自主制作盤なので、まだまだ荒削りなサウンドであるが、才気煥発なセンスが迸っている。

 

 ヴィヴィアン・イーストウッドの個性的なキャラクターが明瞭になるのが、エレクトロニックとシューゲイズ、そして近年のソロアーティストのポップの文脈として登場したベッドルームポップが目覚ましく融合する瞬間である。「squeeze」は、打ち込みのビートの上にディストーションギター、ボーカルをレコーディングするという、まさしく宅録仕込みの音楽である。なかでも緻密な構成を持つシンセのアルペジオ、そして、トラックの表面に重ねられるフェーザーを施したギターライン等、サウンド面での工夫が凝らされている。これらのシューゲイズサウンドはあくまでもボーカルのハーモニーの効果が重視され、器楽的な効果を持つボーカルトラックとしてミックスされている。これは、Verveなどの90年代後半のUKロックの影響だろう。

 

今まで、MBVのサウンドを追求してきたバンドは数しれなかったが、そのほとんどが完成寸前のところで踵を返したため、再現までには至らなかった。だが、最新鋭のエレクトロニクスの技術の進歩により、ようやくケヴィン・シールズのギターの音作りに接近したという印象を抱く。


「burnt lips」はハイライトの一つ。イントロは「I Only Said」のオマージュだが、その後はRIDEのようなエモーショナルで繊細なシューゲイズサウンドに移行していく。この曲において、彼らはフォロワー以上の存在感を示すことに成功している。魔神的な印象を持つディストーションギター、陶酔感のあるボーカルという、なかなかの再現ぶりであるが、ベッドルームポップ的なアプローチ、ホームレコーディング風のアプローチがこの曲にオリジナリティを付け加えている。

 

 

アルバムの後半ではデジタル世代らしいクリアな質感を持つシューゲイズ、MOGWAIを思わせる音響派の広大な世界観を擁するポストロックを聴くことが出来る。また、この中で、フレーズの転調の要素を用い、グルーヴや、トレモロ/ピッチシフターで作り出すトーンの変調を登場させ、シューゲイズのリバイバルに取り組んでいる。しかしながら、このアルバムには、単なるリバイバル以上の何かが隠されていることは、鋭い聞き手であればお気づきになられるだろう。


例えば、「ashly」、「ancient sign」などは、未来志向のサウンドを把捉することが出来る。その一方で、アルバムの後半に収録されている「method acting」も隠れたハイライト曲である。MOGWAI、Explosions In The Skyを筆頭とする音響派のポストロックの原石に磨きをかけ、 それらをドリームポップライクの現代的なサウンドで縁取っている。旋律的な心地よさ、そして、抽象的で淡いボーカルは、曲の背景となる極大の音像を持つギターのアンビエンスと上手く溶け合う。これらは、ハイファイ時代のシューゲイズサウンドの出現を予見しているかのようだ。

 

『Take Care』は心地よいマテリアルを積み重ねていったらこうなった、というような感じである。変な気負いがなくて◎。これは、ポストロックとも、アンビエントとも、あるいはシューゲイズともいえない、次世代のロックサウンドがもうすぐそこまで出かかっている予兆なのだ。フォロワー的なサウンドが多いけれど、何かしら期待感を持たせてくれるアルバムである。

 

アルバムのクローズを飾る「devotion」も普通に良い。2分後半からのラウドで恍惚感に満ちたサウンドは必聴である。これらはアシッドハウスやシューゲイズというジャンルでしか味わえないものだ。ブルックリンから魅惑的なシューゲイズプロジェクトが出てきた。

 


78/100

 

 

 

柴田聡子/ Pas Tasta

柴田聡子による最新曲「Passing」は、テレ東系のドラマ25「風のふく島」エンディングテーマ曲として起用され、「ナミビアの砂漠」などで知られる山中瑶子によるMVが公開され話題となった。

 

本日公開されたリミックス・バージョンではダンス・ミュージックのテイストが加わり、音楽的にはパワフルになり、原曲の持つ魅力はそのままにフレッシュに生まれ変わっている。 Pas Tastaによるリミックスは、フューチャーステップのドライブ感あふれるビートを強調している。


「Passing」のPAS TASTAによるリミックス「Passing (PAS TASTA Remix)」が4月30日にデジタルリリース。また、オリジナルとリミックスを収録した7INCHも7月12日にリリース決定。詳細は下記より。

 

 



▪柴田聡子「Passing / Passing (PAS TASTA Remix)」(7inch)



7INCH | 2025.07.12 Release | DDKB-91028 | Released by AWDR/LR2

 

収録曲:


A. Passing [ https://youtu.be/OOmghpYfuzo ]
B. Passing (PAS TASTA Remix)



 

・柴田聡子、最新リリース「Passing」のPAS TASTAによるリミックスが4月30日、デジタル配信リリース。

 

▪柴田聡子「Passing (PAS TASTA Remix)」(Digital)



Digital | 2024.04.30 Release | DDKB-91028_DIGITAL | Released by AWDR/LR2


https://ssm.lnk.to/shibatasatoko_passing ]


1. Passing (PAS TASTA Remix)

 

 

【制作者によるコメント】



"Passing"が配信されて以来、聴いて下さっていてありがとうございます!とてもうれしいことに、PAS TASTAの皆さまのRemixとともに7inchにて発売されることになりました!ばちっと格好良いRemixに仕上げていただき感激です。ほんとうにありがとうございました!!

 

たのしい一枚になりました。ぜひお手にとって、聴いてください! 柴田聡子


 

この度は柴田聡子さんの『Passing』のREMIXを担当させていただき大変光栄です。原曲がシックで大人びた印象を受けましたので、それに合わせてミニマルでかっこいいビートを目指しました。


PAS TASTAの普段の派手さとは逆をいくようなREMIXをお楽しみいただけたら幸いです。 -PAS TASTA

 

▪️クレジット:



柴田聡子:ボーカル、プログラミング Satoko Shibata: Vocals & Programming


岡田拓郎:エレクトリック・ギター、デジタル・ギター、シンセサイザー、サンプリング 


まきやま はる菜:エレクトリック・ベース Haruna Makiyama: Electric Bass


浜公氣:ドラム Koki Hama: Drums


谷口雄:シンセサイザー Yu Taniguchi: Synthesizer



レコーディング・エンジニア:葛西敏彦、岡田拓郎、柴田聡子 Recording Engineer: Toshihiko Kasai, Takuro Okada & Satoko Shibata


レコーディング・アシスタント:馬場友美 Recording Assistant: Tomomi Baba


レコーディング・スタジオ:IDEAL MUSIC FABRIK, OKD Sound Studio Recording Studio: IDEAL MUSIC FABRIK & OKD Sound Studio


ミキシング・エンジニア:岡田拓郎、葛西敏彦 Mixing Engineer: Takuro Okada & Toshihiko Kasai


ミキシング・スタジオ:OKD Sound Studio & Place Kaki Mixing Studio: OKD Sound Studio & Place Kaki


リミックス:PAS TASTA Remix: PAS TASTA


マスタリング・エンジニア:Dave Cooley (Elysian Masters, LA) Mastering Engineer: Dave Cooley (Elysian Masters, LA)



アートディレクション、デザイン:坂脇慶 Art Direction, Design: Kei Sakawaki


7INCHイラストレーション:大川久志 7INCH Illustration: Hisashi Okawa




柴田聡子:

 

シンガー・ソングライター/詩人。北海道札幌市出身。武蔵野美術大学卒業、東京藝術大学大学院修了。2010年、大学時代の恩師の一言をきっかけに活動を始める。
 

2012年、1stアルバム『しばたさとこ島』でデビュー。以来、演劇の祭典「フェスティバル/トーキョー13」では1時間に及ぶ独白のような作品『たのもしいむすめ』を発表するなど、歌うことを中心に活動の幅を広げ、現在までに8枚のアルバムを発表。


2016年、第一詩集『さばーく』を上梓。同年、第5回エルスール財団新人賞<現代詩部門>を受賞。2023年、エッセイ集『きれぎれのダイアリー』、2024年、第二詩集『ダイブ・イン・シアター』を上梓。寄稿も多数で、「しずおか連詩の会」への参加など、詩人・文筆家としても注目を集めている。


2024年リリースのアルバム『Your Favorite Things』がCDショップ大賞2025<赤>大賞を受賞。


2025年、シングル『Passing』をリリース。文を手がけた初の絵本『きょうはやまに』(絵・ハダタカヒト)の単行本を上梓。客演や曲提供なども多数。多岐にわたる旺盛な創作力はとどまるところを知らない。




PAS TASTA:

 

2022年にデビューしたサウンドギーク6人によるJ-POPプロジェクト〈PAS TASTA〉。


メンバーはウ山あまね、Kabanagu、hirihiri、phritz、quoree、yuigotと、国内外で注目を集める音楽プロデューサー/シンガーソングライターにより構成される。



2023年に1stアルバム『GOOD POP』をリリース。2024年には「とにかくデッカいJ-POP」を志向し、シーンの枠を超えた総勢8組のアーティストを客演に迎えた2ndアルバム『GRAND POP』をリリース、Spotify O-EASTで開催されたワンマンライブはチケットが即完。

 

Spotifyが2025年に躍進を期待する次世代アーティスト枠『RADAR: Early Noise 2025』に選ばれるなどジャンルを超えて注目度が高まっている。



 

DETERMINATIONS、BUSH OF GHOSTSでの活動を経て、YOSSY(キーボード・ヴォーカル)とicchie(トランペット・トロンボーン)が2005年に始動したユニット【Yossy Little Noise Weaver】。

 

音楽的には、両者の多彩な嗜好を反映している。ダブ、エレクトロニカ、レゲエ、ポップミュージックと説明されている。デビューアルバム『Precious Feel』では、Ego-Wrappin’の中納良恵とのコラボレーション経験を持つ。両者は、ハナレグミ、Mr.Childrenのサポートミュージシャンとしても活動してきた。日本のメジャー/インディーズシーンをタフに渡り歩いてきたユニット。

 

本日、Yossy Little Noise Weaverによる前作アルバム「Sun and Rain」(2018年)以降に発表されたシングルやコンピレーション参加曲に新録を追加した、7年振りのフルアルバム「恋に忙しくて」が6月11日に発売決定となった。同時に、先行シングル「Night Music」が本日配信開始された。


さらに、6月11日に「恋に忙しくて」のCD、YOSSYによるソロ名義の6曲入りミニアルバム「HONEY」のCDバージョンも発売決定。聴く人の気持ちをふわっと時にドリーミーに、そして、時にファニーに包み込むようなオリジナルPOPを展開。

 

 先行シングル「Night Music」はおしゃれなテイストのポップソング。渋谷系にとどまらず、平成ポップスの血脈を受け継いだ重要なポップソング。ボーカルの合間に入るホーンがきらびやかな印象を放つ。

 

日本語の歌詞と英語の歌詞の融合、そしてジャズ風のスキャットの歌唱もセンス抜群だ。ミュージカル【コーラスライン】を彷彿とさせるジャズとポップスの劇的なコンフュージョン!!

 

 

 「Night Music」- Best New Track

 


▪YOSSY LITTLE NOISE WEAVER「Night Music」- ニューシングル




BUS-010_2 | Digital | 2025.04.30 Release
Released by BUS Records | AWDR/LR2


配信ストリーミング; [ https://ssm.lnk.to/yossylittlenoiseweaver_nightmusic ]




・YOSSY LITTLE NOISE WEAVER、7年振りのアルバム「恋に忙しくて」6月11日リリース決定!!



 


YOSSY LITTLE NOISE WEAVER「恋に忙しくて」
BUS-010 | Digital | 2025.06.11 Release

Released by BUS Records | AWDR/LR2

Produced and Arranged by icchie and YOSSY

Recorded by icchie

Mixed by icchie at STUDIO OPPE

Mastered by Lewis Hopkin (Stardelta AUDIO MASTERING)

Art Work by Yachiyo Katsuyama

Designed by icchie

 

収録曲/参加ミュージシャン:



1. 恋に忙しくて


words by 安田謙一 / music by 磯田収


YOSSY vocal, chorus, wurlitzer, glockenspiel, 口笛
icchie flugelhorn, chorus
栗原務 drums
伊賀航 bass



2. Night Music


words & music by YOSSY
YOSSY vocal, chorus, wurlitzer
icchie trumpet, trombone, flugel horn, programming, chorus, percussion
伊賀航 bass



3. 灰色に包まれる前に


words & music by YOSSY
YOSSY vocal, chorus, piano, synthesizer
icchie trumpet, programming
栗原務 drums
伊賀航 bass



4. Secret Heart


words & music by Ronald Eldon Sexsmith
©1995 by Songs Of Universal,Inc. / Ronboy Rhymes Music
YOSSY vocal, piano, synthesizer
icchie flugelhorn, programming



5. Heart Of Glass


words & music by Deborah Harry & Christopher Stein
©︎CHRYSALIS MUSIC INC.
YOSSY vocal, keyboards
icchie programming, trombone, flugelhorn, synthesizer
菅沼雄太 drums



6. The World Is Waiting For The Sunrise


words by Eugene Lockhart / music by Ernest Seitz
©︎1919 by CHAPPELL MUSIC LTD. All rights reserved. Used by permission
YOSSY vocal, piano
icchie programming, trombone, flugelhorn, synthesizer
菅沼雄太 drums



7. Je T`Aime...Moi Non Plus


music by Serge Gainsbourg
©︎MELODY NELSON PUBLISHING
YOSSY piano, keyboards
icchie programming, flugelhorn, flute, percussion



8. Walk On The Wild Side


words & music by Lou Reed
©︎Oakfield Avenue  Music Ltd.
YOSSY vocal, piano, keyboards
icchie trombone, flute, ukulele
菅沼雄太 drums, bass



9. WANDERING


words & music by YOSSY
YOSSY vocal, wurlitzer, organ, synthesizer
icchie vocal, programming, percussion, trumpet, flugelhorn, trombone, synthesizer




・6月11日に「恋に忙しくて」のCD、YOSSYによるソロ名義の6曲入りミニアルバム「HONEY」のCDも発売決定。

 

▪YOSSY LITTLE NOISE WEAVER「恋に忙しくて [CDバージョン]」

 
BUS-010 | CD | 2025.06.11 Release | 2,500Yen+Tax
Released by BUS Records

 

収録曲:


1. 恋に忙しくて  

2. Night Music  

3. 灰色に包まれる前に  

4. Secret Heart  

5. Heart Of Glass

6. The World Is Waiting For The Sunrise  

7. Je T`Aime...Moi Non Plus  

8. Walk On The Wild Side  

9. WANDERING



▪YOSSY「HONEY [CD]」



 

BUS-008 | CD | 2025.06.11 Release | 2,000Yen+Tax
Released by BUS Records

 

収録曲:


1. すろういと  

2. HONEY 

3. BALLET FOR A RAINY DAY

4. ROW 

5. COLORS  

6. CLOUDY


【YOSSY LITTLE NOISE WEAVER】


DETERMINATIONS、BUSH OF GHOSTSでの活動を経て、YOSSY(キーボード・ヴォーカル)とicchie(トランペット・トロンボーン)が2005年に始動したユニット。

2005年、EGO-WRAPPIN’の中納良恵をヴォーカルに迎え1st.album『PRECIOUS FEEL』を発表した。


2007年2nd.album『WOVEN』、 2010年3rd.album『VOLCANO』をリリース。
 

2017年より自然豊かな山深くに自宅兼プライベートスタジオを構え、2018年親交の深いミュージシャンを招き制作された4th.album『Sun and Rain』をリリース。小西康陽氏がアルバムと同時リリースした7インチシングル「GHOST」を2018年の「ダントツ1位」とコメントするなど好評を博す。


2020年に7インチシングル『WANDERING』、2021年にはYOSSYソロ名義でミニアルバム『HONEY』、2021年に7インチシングル『PEACE/WALK ON THE WILD SIDE』をリリース。2025いよいよ5th.album『恋に忙しくて』がリリースされる。



YOSSYの作詞作曲の楽曲をicchieとYOSSYの緻密なアレンジで聴かせる。聴くものの気持ちをときに、ふわっとドリーミーに、またときにはファニーに、包み込むようなオリジナルPOPを展開する。それぞれ、ハナレグミ、Caravan、Mr.Children、Ego-Wrappin'をはじめ、様々なアーティストのサポートを務めている。

 


今週金曜日にマタドールからリリースされる『The Scholars』は、カー・シート・ヘッドレスト(Car Seat Headrest)の5年ぶりとなるニューアルバムである。

 

本作は、荘厳なグラムロックからザ・フーに匹敵するロック・オペラの大作まで、シームレスに展開する広大な楽曲群である。アルバムの三作目のシングルで、陽気なロックンロール・ツアー日記 「The Catastrophe (Good Luck With That Man) 」を下記より聴くことができる。



バンドは、キルビー・ブロック・パーティーとガヴァナーズ・ボールでのフェスティバル公演に加え、シカゴ、ロサンゼルス、フィラデルフィアでの公演を予定。また、5月1日に開催されるBandcamp Liveでのスニーク・プレビュー・リスニング・パーティーにも参加する。


Car Seat Headrestの最新シングル "The Catastrophe (Good Luck With That, Man) "は、他の曲に比べると、5分半という簡潔な曲だ。 80年代のUSロックをモチーフにしたハードロッキンな曲だが、サーフロックが登場したり、あるいはビーチ・ボーイズ風のコーラスも登場する。

 

ボーカリスト、ウィル・トレドの歌詞には鋭い暗喩が含まれている。ツアーが "アメリカの町の骨、乾いた骨 "に出会っているようなもので、"親の要求に応えられなかったために血を流す理由を知らない子供たち "の置き土産であることを綴っている。”一番狭いグリーンルームで立ち往生/メインルームを通るしか出口はない/背中のシャツと4つの切れた電話、タバコの箱で1時間つぶす”


「The Catastrophe (Good Luck With That Man) 」




【先行情報】


 

アイルランドのミュージシャン、ジョエル・ジョンストンのソロプロジェクト、Far Caspianは、リードシングル「First Day」のリリースと同時に、7月下旬に発売予定のニューアルバム『Autofiction』を発表した。


2023年のアルバム『The Last Remaining Light』以来の新作である。前作アルバムの発表後、ミュージシャンはアメリカツアーを開催し、ベースメントでありながら好評を得た。


「''First Day "は、ある朝、パートナーを新しい職場に送り出した後に書いた曲だ。 彼女は過渡期で、何もかもが大変で生々しく感じていた。 同じような時期に、私はクローン病で新しい薬を飲み始めていて、8週間ごとに病院に行って点滴を受けなければならなかった。 初めて行ったときは、パートナーが運転してくれた。 この曲は、先のことがどんなに不安でも、お互いの背中と最善の利益を一番に考えていることを思い出させるために書いた」


『Autofiction』の歌詞は、精神的な重荷、自己の許し、回復、支えとなり元気づけてくれるパートナーシップへの感謝に深く切り込んでいる。ジョンストンにとってこれまでで最も直接的で、日記的で、文字通りのものだ。 そのため、この作品は彼にとって最も傷つきやすい作品でもある。


 「メッセージを伝えたかった。 私の曲について、"何を言っているのかわからない "と言われることがある。 僕はもう少し聴かせるレコードを作りたかった。 ボーカルもいつもより大きくしてみた」


「First Day」



Far Caspian 『Autofiction』

Label: Tiny Library

Release: 2025年4月29日


Tracklist:


1.Ditch

2.First Day

3.The Sound of Changing Place

4.Window

5.Lough

6.Here Is Now

7.A Drawing Of The Sun

8.An Outstretched Hand

9.Autofiction

10.Whim

11.End


Pre-save:  https://artist.tinylibraryrecords.com/farcaspian

1990年代を象徴するUKオルタナティヴロックバンド、Stereolabは、Metal Filmからリリース予定のアルバム『Instant Holograms』からセカンドシングル「Melodie is a Wound」を発表した。 


「Melodie is a Wound」は、8分近いフル・バージョンと4分半のラジオ・エディットの2種類がある。 

 

フルバージョンは、アレックス・ラムジーによるドラムフィルで疾走し、フェイクアウトのエンディングでは、曲は陽光に満ちたアコースティックなインストゥルメンタルへと変化し、後には静的なシンセサイザーのサイケデリックなトラックへと変貌する。 

 

レティシア・サディエの歌詞は政治色が強く、報道の自由の欠如を批判しているようだ。「吹っ飛んだ良心の自由/何らかの形の正義は可能なのか、それとも/長い間、真実を知る国民の権利/権力者によって口封じされ、口封じされている」と彼女は歌う。

 

 

 「Melodie is a Wound」

 MOULD 『Almost Feels Like Purpose』EP 

 

Label: 5dB Records

Release: 2025年4月24日



Review

 

 

ブリストル/ロンドンに跨って活動するMOULD。 2024年デビューEPをリリースし、BBC Radio 6でオンエアされ、DORKでも特集が組まれた。イギリスの有望なパンクロックトリオである。『Almost Feels Like Purpose』EPは間違いなく先週のベストアルバムの一つに挙げられる。パンクロックの魅力は完成度だけではない。時には少しの欠点も魅力になり得ることも教えてくれる。

 

モールドのサウンドは、Wireのようなニューウェイブを絡めたイギリスのポストパンク、エモ、ハードコア、Fugaziのようなポストロック、グランジ、そして時々、最初期のグリーン・デイのようなメロディックパンクの雰囲気を持つ。デビューEPでは、まだ定かではなかった彼らのサウンドは『Almost Feels Like Purpose』において、より鮮明さを増したと言えるかもしれない。侮れないものがある。

 

MOULDは、特定の決められたサウンドを目指しているわけではないという。ただもちろん、思いつきのみでパンクをやっているというわけでもない。モールドの曲は緻密な構成を持つ場合があり、バンドアンサンブルとして玄人を唸らせる。こだわり抜いた職人気質のギターサウンド、ニューウェイヴに依拠したしなやかなベースライン、そしてメチャクチャ打数が多いが、バンドのラウドなサウンドをタイトにまとめ上げるドラム等、聞き所は満載だ。これらはジェイムスが言う通り、このバンドよりも前にやってきたことの成果が巧緻なサウンドにあらわれている。

 

 二作目のEPは、昨年の夏に彼らのホームタウンのブリストルでレコーディングされた。同時に全般的なサウンドとして音圧のレベルが上がっている。いわば、リスナーの元にダイナミックなモールドのサウンドが届いた。デビューEPのサウンドと地続きにあり、同時にファーストEPでは見られなかった新しいサウンドの萌芽もある。



「Oh〜!」というサッカースタジアムのチャントのように陽気に始まる「FRANCES」では、従来のStiff Little Fingersのようなガレージロックサウンドのようなブギーで粘り気のあるギターリフを00年代以降のメロディック・パンクのイディオムと結びつけ、軽快なサウンドを作り出している。このバンドの持ち味のシャウトやドライブ感のあるパンクロックが所狭しと散りばめられているが、一方で、楽曲の展開の面で工夫が凝らされている。つまり、変拍子、静と動、緩急を生かしたサウンドが、性急で疾走感のあるパンクサウンドを巧みに引き立てているのだ。

 

MOULDのサウンドは「落ち着きのない人のための音楽」と言われることがあるとジェイムスさんから教えていただいたが、それはジェットコースターのようにくるくると変化する曲調に要因がありそう。そして、実際的に、これはMOULDの現在の大きな武器や長所、そして特性でもある。「TEMPS」は、Wireのようなニューウェイブ系のパンク・ロックサウンドを印象付け、そしてこのトリオらしいシンガロングを誘うキャッチーで温和なメロディーで占められている。


さらに、このバンドの持ち味であるガレージロック風の硬質なギターリフを中心とし、パブでの馬鹿騒ぎをイメージづけるような、ノリの良いパンクロックソングが繰り広げられる。時々、ラウドとサイレンスを巧みに行き来しながら緩急のある構成力を活かし、全般的には、最初期のグリーン・デイのように、ロックンロールの要素が心地良いサウンドを作り上げていく。

 

また、MOULDのサウンドはバイクで疾走するようなスピード感が特徴である。これらのデビューソング「Birdsong」と地続きにあるのが「Snails」である。ガレージ・ロックの系譜にある骨太なギターラインで始まるこの曲は、バクパイプの残響を思わせるギターの減退の後にボーカルが加わると、驚くほどイメージが様変わりし、メロディックパンクの次世代のサウンドの印象に縁取られる。いわばモールドらしいコミカルなパンクサウンドが顕わになるのである。


「Snails」は、ドラムの演奏が巧みで、爆発的なリズムやビートを統制するスネア捌きに注目である。さらに、曲調がくるくると変化していき、曲の中盤から後半にかけて、シンガロングなボーカルのフレーズが強い印象を放つ。ロックソングのメロディー性に彼らは重点を置いている。特に、この曲のサビは素晴らしく、モールドの爽快感のあるエモーションが生かされている。

 

 

また、モールドは単なるパンクバンドではなく、音楽性が幅広く、そして何より器用である。さらに、柔軟性も持っている。単一のジャンルにこだわらない感じが、彼らのクロスオーバー性を作り出し、そして多角的で奥行きのあるロックサウンドを作り上げていく。 パンクロックソングの中にあるロックバラードの性質、言わば、泣きの要素が続く「Wheeze」に示唆されている。


この曲では、ゆったりとしたテンポが特徴のオルタナティヴロックソングである。同じようなフレーズが続くのに過ぎないのだけれど、実験的なホーンが取り入れられたりと、アメリカン・フットボールのエモを巧みに吸収しながら、モールドらしいサウンドとして抽出している。


さらに、曲の中盤では、ビートルズ・ライクのサウンドも登場したりと、音楽的な魅力が満載である。そしてモールドらしく熱狂性が曲の後半で炸裂し、ピクシーズの「RIver Ehphrates」のようなチョーキングでトーンが変調するサウンドや、チェンバーポップ風のチェンバロをあしらったアレンジメントが登場したりと、オルタナティヴロック・バンドとしての表情も伺わせる。

 

EPの後半では、ハードコアやヘヴィーなロックサウンドに傾倒する。しかし、曲の展開の意外性、先の読めなさというのが今作を楽しむ際の最大のポイントとなるだろう。


ハードなエッジを持つポストハードコア・サウンドで始まる「Brace」であるが、その後はコミカルな風味を持つキャッチーなポップパンクソングに変遷していく。このあたりの''変わり身の早さ''が、モールドの最大の魅力といえるか。この曲は少しずつギアチェンジをしていくように、三段階の変化をし、最初はポスト・ハードコア、そして、ポップ・パンク、ジョン・レノン風のロックソング、あるいはビートルズのホワイトアルバムのようなサウンドへと移ろい変わる。

 

曲の後半では、Bad Religionのようなエッジの効いたパンクロックソングを聴ける。この曲で、近年、ハードになりがちなパンクに安らぎや癒しを彼らはもたらそうとしている。このEPはモールドの多趣味さや音楽的な幅広い興味が満載である。何度聴いても飽きさせないものがある。

 

アンプリフターから放たれる強烈なフィードバックノイズをイントロに配した「Chunks」は、昨年の「Outside Session」でも披露された。Fugaziのような実験的なポスト・ハードコアサウンドだが、その途中に若さの奔流が存在する。


ハイハットのマシンガンのような連射、グランジのように低く唸るベースライン、タムのドラムのヘヴィーな響き、マスロックやトゥインクルエモ(ポストエモ: メロディックパンクとエモの複合体)の性急なタッピングギター、そして、結成当初はハードコアパンクを前面に押し出していたBeastie Boys(ビースティボーイズ)のように、ラップからパンクに至るまで変幻自在なジャンルを織り込んだボーカルスタイルが織り交ぜられ、モールドの持つ”宇宙的な広大さ”が露わとなる。


そして彼らは、サウンドをほとんど限定することなく、思いつくがままに、刺激的で緻密なパンク/ロックサウンドを展開させる。


アークティック・モンキーズの最初期のスポークワードやラップの影響下にあるロックサウンドを垣間見せたかと思えば、曲の中盤から、デスメタル/グラインドコア風のシャウトの唸り、そして、疾走感のある痛快なパンクロックサウンドへと移ろい変わっていく。曲の展開はまるで怒涛の嵐さながら。これぞまさしく、若いバンドだけに与えられた特権のようなものであろう。

 

デビューEPは曲の寄せ集めのような初々しさがあったが、二作目のEP『Almost Feels Like Purpose』ではいよいよモールドらしさ、音楽の流れのようなものが出てきた。ライヴレコーディングのような迫力、そして若いバンドらしい鮮烈さに満ち溢れている。聞いたところによると、まだまだ持ち曲はたくさんあるということ。今後もモールドのアクティビティに注目だ。

 

 

 

85/100 

 

 

Mouldの特集記事:

MOULD  Bristol up-and-comer explains about making debut EP  -ブリストルの新進気鋭  デビューEPの制作について解き明かす- 


NZを拠点とするThe BethsがANTI- Recordsと契約を発表した。ベスはライブアクトとしては世界的な好評価を得ているが、エピタフの派生レーベルとの契約により注目を集めそう。 本日の発表は、新曲「Metal」と同時に発表された。 ストークスの美麗なボーカルのメロディーを生かした、じっくり聞かせるジャグリーなポップロック。このシングルのミュージックビデオを下記よりチェック。


”Metal”を書いている間、ストークスは過酷なツアー、精神的な闘い、いくつかの診断の影響を処理していた。 

 

「ある意味、『Metal』は生きていること、そして人間の身体に存在していることについての歌なんだ。 ここ数年、私は "健康の旅 "とでも呼べるような旅をしていました。 ここ数年、自分の身体は、これまでうまく私を運んできた乗り物のようなもので、自分ではほとんどコントロールできないものだと感じていた」


「人生というルーブ・ゴールドバーグ・マシンのすべてのステップは、ありそうでなかったものだ。 私には、自分を取り巻く世界について、そして自分自身について学ぶことへの飢えと好奇心がある。 そして、自分の体が壊れた機械のように感じられることがあるにもかかわらず、そのような機械の複雑さに驚嘆する」


「私はその知識を片手に持ちながら、もう片方の手で自分の姿を指さして、"お前はクソだ "と言うこともできる。そして、 醜いとも言える。 あるいは "無価値"。 どんな些細なことでも成し遂げられるかもしれないという提案には、確実に『ノー』と答えることができる。 そして、これらは、この曲で言及されている "短い言葉 "のバリエーションでもあるんだ」


音楽的には、この曲はドライヴ感があり、ジャングリーだ。そしてベスらしい爽やかなロックソングだ。

 

 「オリジナルのデモでは、アコースティックな打ち込みのパターンに推進力があった。トリスタンのドラムは、列車が線路を突き進むような感覚にぴったり合っている。 ジョナサンはバーンズの12弦ギターを思う存分きらびやかに弾くことができたし、ベンはいつものように低音域を抑えることができない。 最終的には、エンジンが動いているときの熱狂的な複雑さを体現するようなアレンジになったと思う。 いろいろなことが起こっているようで、起こっていないんだ」

 

The Bethsは、ヴォーカリストのエリザベス・ストークス、ギタリストのジョナサン・ピアース、ベーシストのベンジャミン・シンクレア、ドラマーのトリスタン・デックにより構成される。


「Metal」

 

©Molly Daniel

ロンドンのシンガーソングライター、Nilufer Yanya(ニルファー・ヤンヤ)が新曲「Cold Heart」をニンジャ・チューンから発表した。このシンガー・ソングライターは、前作『My Method Actor』のツアー後、クリエイティブ・パートナーのウィルマ・アーチャーと再訪した曲集の一部としてこの曲を書いた。従来のネオソウルとエレクトロニックの融合を聴くことが出来る。

 

この曲は、ヤンヤの魅惑的なヴォーカルと、切ないギター・ラインとブーミーなドラムの組み合わせで、オリジナルのデモからどのように成長したかを聴くことができる。

 

「この曲は、私が想像していたものとはかなり違うものになった。最初のメロディーはとても広々としていて、何でも起こりうる余地があるように感じた。一種の実験のような感じだった」



このニューシングルは、ニルファー・ヤーニャの最新アルバム『マイ・メソッド・アクター』に続くもので、ピッチフォーク誌のベスト・ニュー・ミュージック・スタンプやニューヨーク・タイムズ誌の 「アイデンティティ、欲望、そして心痛の残響に関するメロディアスで豊かな瞑想」と評されるなど、圧倒的な批評家の称賛を浴びた。


このアルバムは、ヤンヤが自分の世界とそれが変化していく様を理解し、20代後半に突入し、確立されたミュージシャンであることの意味と格闘する上で、思いがけない形で開花した。

 

 

「Cold Heart」


2025年のロックの殿堂入りが明らかになった。 シンディ・ローパー、アウトキャスト、サウンドガーデン、ホワイト・ストライプスが、殿堂入りのミュージシャンの仲間入りを果たした。


その他の殿堂入り者には、ジョー・コッカー、バッド・カンパニー、チャビー・チェッカーが加わった。 発表は、日曜日の『アメリカン・アイドル』の "ロックの殿堂ナイト "エピソードの中で行われ、司会のライアン・シークレストがテーマに沿ったエピソードの中で殿堂入り者を発表した。


ロックンロールの進化に直接的な影響を与えたり、このジャンルを代表するアーティストにインスピレーションを与えたりしたアーティストを称える「Musical Influence Award」の受賞者には、Salt-N-Pepaとウォーレン・ゼヴォンが選出された。


ミュージカル・エクセレンス賞は、デルフォニックス、スタイリスティックス、スピナーズとの仕事で知られるフィリーソウルの伝説的プロデューサー、トム・ベル、レッキング・クルーのメンバーでビーチ・ボーイズの「グッド・ヴァイブレーション」やナンシー・シナトラの「These Boots Are Made for Walkin'」に参加したセッション・ミュージシャン、キャロル・ケイ、ローリング・ストーンズ、ザ・フー、その他のブリティッシュ・インヴェイジョンとの仕事で知られるスタジオ・キーボーディスト、ニッキー・ホプキンスに贈られる。 ドリームワークス・レコードの共同設立者であるレニー・ワロンカーがアーメット・エルテガン賞を受賞する。


2025年ロックの殿堂入り式典は、11月8日にロサンゼルスのピーコック・シアターからDisney+を通じて生中継される。 翌日にはHuluでストリーミング配信され、後日ABCで再放送される。


2025年ロックの殿堂入り:


Bad Company

Thom Bell

Chubby Checker

Joe Cocker

Nicky Hopkins

Carol Kaye 

Cyndi Lauper 

Outkast 

Salt-N-Pepa 

Soundgarden 

Lenny Waronker 

The White Stripes 

Warren Devon