2022年初めにデビューEP『Hymn To Say Goodbye』で登場し、大西洋の両岸のインディー・ロックの要素を多分に織り込んだ、生命力と切実さを感じさせるサウンドを完成させた。このデビューEP発表の後、Low Lying Sunは、イギリス国内でのライブ・サーキットに乗り出した。そして、先日、彼らはニューシングル「Heaven Knows」でカムバックを果たしている。
Central Ceeは、自身の流動的なアイデンティティについて、常にプライドを持ち、リリックとして表している。2020年に「Day In The Life」でシングルデビューを飾った。昨年、ミックステープ『Wild West』を発表し、UKアルバムチャート2位にランクイン、ブレイクを果たし、ファンベースを拡大しつつある。ロンドンのラップシーンでも注目のアーティストのひとり。
今年に入り、セントラル・シーは、2月のミックステープ「23」に続き、最新EP「No More Leaks」をリリースしている。
ご存知のように、カルフォルニアのパンクバンド、グリーン・デイは、1994年に『Dookie』で世界的なブレイクを果たし、大きな成功を手にした。このアルバムは世界で天文学的な売上を記録した。その後のオレンジ・カウンティを中心とするメロディック・パンクのムーブメントは2000年以降まで続き、彼らのフォロワーが数多く出現する。New Found Glory、Blink-182、Bowling For Soup、Sugarcult等は、その2ndジェネレーションの代表格と言える。
ロサンゼルスのマイクロソフト・シアターで行われたこの夜の14曲のセットリストは、代表曲「Blackened」、「The Unforgiven」、Thin Lizzyの「Whiskey In The Jar」をアレンジしたアコースティック・バージョン5曲に始まり、Thin Lizzyの「Borderline」、UFOの「It's Killing Me」等のアンプラグド・カバーが含まれていた、とSetlist.fmは述べている。
この夜、メタリカは、11月28日にリリースしたニュー・シングル「Lux Æterna」もライブで初披露しました 。これは、バンドが4月14日にリリースするアルバム『72 Seasons』の最初のテイストであり、2016年の『Hardwired ... To Self-Destruct』以来のアルバムとなります。
また、メタリカは、ヘルピング・ハンズのコンサートにサプライズ・ゲストを迎えた。バンドは 「Nothing Else Matters」でギターとボーカルのアシストをするため、St.Vincent(セント・ヴィンセント)をステージに呼んで演奏した。さらに、サンフランシスコのマルチ・インストゥルメンタリスト、アヴィ・ヴィノカーも 「All Within My Hands」でゲスト参加している。
Paramount+で配信された先週金曜日のナイト・ショーでは、”Jimmy Kimmel Live!”でお馴染みの司会者、ジミー・キンメルがMCを務め、Greta Van Fleetがオープニング・セットで登場しました。
このチャリティー・コンサートとオークションは、メタリカの基金「All Within My Hands」のために行われる。2017年に設立され、食糧難との戦い、災害救済、労働力とコミュニティ・カレッジ・プログラムによる持続可能なコミュニティ作りのために、1200万ドルを拠出している。オークションはこちらで12月20日まで開催されています。
米国、コンプトン出身のラッパー、ケンドリック・ラマーは、高い評価を得ているアルバム『Mr.Moral & the Big Steppers』から、独創的なミュージック・ビデオを新たに発表しました。
12月16日(金)、ケンドリック・ラマーは、ファン待望のカット「Count Me Out」のビジュアルを公開し、伝説の女優Helen Mirren(ヘレン・ミレン)が出演している。ヘレン・ミレンは、イギリスの女優、『クィーン』でアカデミー主演女優賞を受賞。その他、エミー賞を4度、トニー賞を2015年に受賞し演劇の三冠王を達成。 2003年12月に大英帝国勲章を受勲している。
ケンドリック・ラマーは、最新作『Mr.Moral & the Big Steppers』をpgLangから今年5月にリリースし、The Guardian、The Times,NME、Evening Standard、The Independentを始め、各メディアから満点評価を受け、大きな称賛を獲得している。彼は、今年、多方面で活躍し、パリでルイヴィトンのショーケースにゲスト登場してラップを披露したほか、この新作アルバムの宣伝のためのヨーロッパ・ツアーも敢行している。また、この期間中、ケンドリック・ラマーは、パリ・サンジェルマンの本拠地に立ち寄り、サッカーの試合を鑑賞していた。
My Bloody Valentine、RIDE直系の轟音のディストーション・ギター、ダンサンブルなビートはこのジャンルに属するバンドとしては王道を行くもので、加えて、日本のバンド、Passepied(パスピエ)の大胡田なつき、平成ポップ・チャートを席巻したJudy and MaryのYukiに象徴されるファンシーなボーカルに通じるものがあり、彼らの織りなすタイトなアンサンブルーードリーミーなサウンドとJ-POPサウンドの劇的な融合ーーが心ゆくまで楽しめる内容となっています。
オープニングを飾る「Undule」は、ギター・トラックの多重録音による重厚なディストーションサウンドを体感できますが、あくまでそれらのバックトラックと対象的に、幻想的なボーカルがが乗せられ、同時にスタイリッシュな雰囲気を漂わせています。MBVの音楽の最大の特徴はエレクトロを基調としたダンサンブルなビートとスコットランドのキャッチーなネオ・アコースティックの融合にありましたが、このバンドはそれを十分再現する作曲能力と演奏力を兼ね備えています。二曲目の「The First Time」では、オリジナルのシューゲイズ・サウンドとは対象的なニューゲイズ・サウンドが展開されており、甘美でノスタルジア満載のインディーロック、渋谷系に代表される多幸感のあるメロディーやコードに裏打ちされた楽曲が一曲目とは対象的な趣を持つ。
「Boy's a liar」は、この新しいEPの核となり、ソーシャル上で需要の多いトラックとなっている。前作のシングル「Do you miss me?」も、タイトル曲「Take me home」と並んで人気を博している。
ピンクパンサレスは、この新作『Take me home』について、「このEPは、以前から予告していた楽曲を収録したもので、ようやくファンの皆さんにお見せすることができます!アップビートな音楽を必要としている人へのクリスマス・ギフトにしたかったんです」 とコメントしている。このEPのリリース後、オーストラリアとニュージーランドでツアーを敢行し、今年もグローバルな旅で幕を閉じる。ポピュラー・ミュージック好きにとって願ってもないギフトとなるはずだ。
昨日の発表は、南アフリカのアーティストの『Leading Lines EP』のリリースと同時に行われ、以前シェアされたシングル「Tell Me Your Politik」(Moonchild SanellyとNile Rodgersが参加)、「Do You Well」(Perfume Genius参加)、新曲「You've Got Me (Living Again)」が収録されています。Leading Linesに収録されている曲は全て収録される予定です。『Bastard Jargon』のカバーアートと全トラックリストは下記参照のこと。
Nakhaneは、プレス・ステートメントの中で、Bastard Jargonについて、「これは実存的なセックス・アルバムだ」と述べています。「このアルバムに収録されているほとんどの曲は、セックスに対して何かしらのウィンクをしている。必ずしも誘惑的な、ベッドルームにいるような目をしているようなセックスではなく、もっと詮索好きで心理的なセックスだ。You Will Not Die」を書いたときは、キリスト教との関係が終わったときで、「Bastard Jargon」を書いたときは、ロンドンに引っ越して、ただ気持ちよくなりたいという気持ちに身を投じたんだ」
Nakhane 『Bastard Jargon』
Tracklist:
1. The Caring
2. Tell Me Your Politik [feat. Moonchild Sanelly & Nile Rodgers]
3. The Conjecture
4. Hold Me Down
5. Hear Me Moan
6. Do You Well [feat. Perfume Genius]
7. My Ma Was Good
8. You’ve Got Me (Living Again)
9. Standing in Our Way
10. If You Were to Complain
Weezer
Weezerが12月15日、米国のABCテレビで放映中のトーク番組「Jimmy Kimmel Live」に出演し、最近シングル「I Want a Dog」の演奏を披露しました。出演時のステージ背後の雪山を映し出したプロジェクターにも注目です。ライブ・パフォーマンスの模様は下記でお楽しみ下さい。
ウィーザーがステージに持ち込んだ「I Want a Dog」は、彼らが12月21日にリリースするEP『SZNZ: Winter』のシングル・カットとなる。3月の『Spring』、6月の『Summer』、9月の『Autumn』に続く、季節をテーマにしたEPシリーズの最終章となる。新作到着まであと四日!!
「Heart on Fire」ではメロウなソウルとエレクトロを融合し、淡々とライムを紡ぎ出していく。バックトラックに導入されるエレクトリック・ピアノの響きは、既にソウルミュージックの要素としては不可欠だが、この曲もまたシンプルなビートから一転、クライマックスではドラマティックな展開が待ち受けている。それはリトル・シムズの簡素なライムを中心としてストリングス・アレンジとゴスペル・コーラスが、このアーティストの核心にある叙情性を華やかに演出するかのようにも感じられる。さらに、ゴスペル風のイントロをモチーフにしたソウルのバックトラックに対して、センスよくリリックを紡ぎ出すリトル・シムズのスタイルはその後の「Broken」そして「Sideways」に引き継がれていく。しかし、それはあくまでブレイクビーツの最新鋭のスタイルに根ざし、原型の形を破壊し、それを再構築しようというアーティストの意図も見受けられる。こういった新奇なチャレンジは、むしろ、往年のソウル/ゴスペルの音楽の特性を知悉しているからこそ出来ることだ。リトル・シムズは、それらの音楽にある核のような何かをサンプリングとして抽出し、それを軽快なラップ・ミュージックとして昇華されているのである。
もはや終盤の段階に来て、このアルバムの良盤としての評価を疑うリスナーは少ないと思われる。その後に続く「Who Even Cares」は、アルバムの中盤にかけての良質な音楽の魅力をより引き立てる働きをしている。