Marlon Williams


ニュージーランドのシンガーソングライター/ギタリスト、Marlon Williamsがニューシングル 「Easy Does It」のPVを公開しました。

 

この曲は、Dead Oceansから9月9日にリリースされる新作アルバム『My Boy』の最新シングルとなっています。Marlon WilliamsとMartin Sagadinが監督したビデオの公開されています。以下でご覧ください。


プレスリリースでマーロン・ウィリアムズは次のように述べている。


Lee Hazlewoodが「Easy and Me」という曲の中で「Easy」を擬人化しているのがずっと好きだったんだ。これはギリシア人にもマオリ人にも通じるものがあるはずだ。

 

この曲のすべてを、できるだけ優しげなものにしたかった。Delaney Davidsonのラップスティールのイントロ、パシフィカの6番目のコード、ささやくようなヴォーカル、そして、「My Boy」のビデオに追加されたような柔らかい夏のビジュアライゼーションが表現されている。

 

 


ウィリアムズは以前、アルバムの先行シングル「My Boy」、「Thinking of Nina」、「River Rival」を発表している。



 


8月26日にBella Unionからリリースされるニューアルバム「All Of Us Flames」のリリースを発表を直前にし、エズラ・ファーマンは最新シングル「Poor Girl A Long Way From Heaven」を公開しました。


「スピリチュアルな生活は、敬虔な決まり文句ばかりではない」とエズラ・ファーマンは説明する。

 

「この曲は、存在の源に恋をしているのに、彼女があなたにメールを返してくれないとき、それがどんなに奇妙なことかを歌っている。

 

ポップスターのヒーローたちのようなスケールで自分が愛されたり受け入れられたりすることはないだろうと思って以来、私とバンドメンバーはポップの別のビジョン、自分たちらしいビジョン、人間の心の奇妙な真実に触れるようなビジョンに取り組み始めている。

 

BjorkやBeck、Silver Jewsのような言葉による冒険的な90年代の音楽・・・、そしてノンリニアの天才たちに心酔している」


 




Ezra Furman  『All Of Us Flames』

 




Tracklist:



1. Train Comes Through
2. Throne
3. Dressed in Black
4. Forever in Sunset
5. Book Of Our Names
6. Point Me Toward the Real
7. Lilac and Black
8. Ally Sheedy in The Breakfast Club
9. Poor Girl A Long Way From Heaven
10. Temple Of Broken Dreams
11. I Saw the Truth Undressing
12. Come Close

 

 

Open Mike Eagle  Credit: R Gardinar

カルフォルニアを拠点に活動しているラッパー、オープン・マイク・イーグルが新譜『Component System With the Auto Reverse』を発表に合わせて、シングル「I'll fight you」を公開しました。

 

ニューアルバム『Component System With the Auto Reverse』は、オープン・マイク・イーグルが主宰するインディペンデントレーベル”Auto Reverse Records”から10月7日に発売される予定です。Diamond Dがプロデュースした「I'll Fight You」のミュージックビデオは以下よりご視聴下さい。


ニューアルバム『Component System With the Auto Reverse』は、全14曲が収録され、先にリリースされた「burner account」(Armand Hammer参加)と「multi-Game arcade cabinet」(R.A.P. Fererria, Still Rift, Video Dave参加)と今回の新曲が収録される。ゲストには、Madlib、Quele Chris、Child Actor、Kuest1、Illingsworthといった面々が参加しています。


このテープと新曲のインスピレーションについて、オープン・マイク・イーグルは声明でこう説明している。


高校生の頃、僕はシカゴのサウスサイドにあるカレッジ・ラジオ局「WHPK」のヒップホップの番組を夜遅くまで録音していたんだ。

 

MF DOOM、DITC、Outsidaz、All Natural、Juggaknots、Organized Konfusionなどの巨人の曲が入ったカセットテープは、今でもたくさん持ってますよ。


僕は、それぞれのテープに個別の名前を付けました。Component Systemに名前をつけた。このアルバム『Component System With the Auto Reverse』は、そのテープカルチャーの精神を受け継ぎつつ、まったく新しい音楽として作られた。実は、それらのオリジナル・テープに参加していた人たちがこのアルバムに実際に出演してくれているんだけど、それが本当に誇らしくて涙が出そうになる。


このファースト・シングル「I'll fight you」のプロデュースは、DITCのDiamond Dがやってくれた。彼のクールなビートとラップは僕の人生そのものを変えてくれたんだ。

 

 


 

 

 

 Open Mike Eagle  『Component System With the Auto Reverse』

 


 









Tracklist:  









1. “The Song With The Secret Name” (produced by Child Actor)
2. “TDK Scribbled Intro” (produced by Kuest1)
3. “79th And Stony Island” (produced by Quelle Chris)
4. “I’ll Fight You” (produced by Diamond D)
5. “Circuit City” featuring Video Dave & Still Rift (produced by Madlib)
6. “I Retired Then I Changed My Mind” (produced by Child Actor)
7. “Burner Account featuring Armand Hammer” (produced by Quelle Chris)
8. “For DOOM” (produced by Illingsworth)
9. “Crenshaw And Homeland” (produced by Diamond D)
10. “Multi-game Arcade Cabinet” featuring R.A.P Ferreira, Still Rift & Video Dave (produced by illingsworth)
11. “Credits Interlude” featuring Serengeti) (produced by Illingsworth)
12. “Peak Lockdown Raps” (produced by Child Actor)
13. “Kites” featuring Video Dave and Still Rift (produced by Kuest1)
14. “Cd only” [bonus track] featuring Aesop Rock & Diamond D (produced by Diamond D)





 

Kurt Wagner


Lambchopがニューシングル「So There」とミュージックビデオを公開しました。ラムチョップの音楽は、オルタナティヴ・カントリーに属し、テネシー州ナッシュヴィルに古くから伝わるポピュラー・ミュージックをもとに、スティール・ギター、トロンボーン、オルガンなどのアレンジを加えたサウンドが魅力です。彼らの楽曲はハチャメチャなカントリーバンドとも呼ばれているらしい。

 

新たにリリースされたニューシングル「So There」は、前作「Police Dog Blues」に続き、彼らの次作『The Bible』からのセカンド・シングルとなります。Isaac Galeが監督したミュージックビデオも公開されていますので以下よりご覧下さい。『The Bible』はCity Slangから9月30日にリリース予定です。



Kurt Wagnerはプレスリリースで、「"So There "は、私の頭の中では、友人のために、そして私たちが正しいと信じるもののために、姿を現し、そこにいることのアイデアを扱っているんです」と述べている。

 

「しかし、それだけで十分なのかどうかという疑問もあります。2021年の灼熱のミネアポリスの夏に浸っている間、私はこのことについて考えていました。グレイトフル・デッドのバンパー・ステッカーを見つめながら渋滞に巻き込まれ、ポールに「Cloudy Forever」とスプレーされた高速道路のビルボード看板の下に毎日停車していた。車内には、ハエが飛び交い、街には恐怖感が漂い、太陽が朝の霞を焼き払うのを待っていた」



 

 

昨日、Dungenのアルバム『En Är För Mycket och Tusen Aldrig Nog』(「One is Too Much and a Thousand is Never Enough」)収録のセカンドシングル「Om Det Finns Något Som Du Vill Fråga Mig」(「もし、君が僕に訊きたいことがあったら」)がリリースされた。


タンゲンは、シンガーソングライターのグスタフ・エイステスを中心とするスウェーデンの5人組のサイケデリック・ロックバンド。世界での知名度は今ひとつであるが、国内では絶大な人気を誇っている。スタジオ録音ではほとんどの楽器をグスタフ・エイステスが演奏していることが多い。グスタフ・エイステスは、およそ20年にわたり、タンゲンの名義でサイケ・ロックのレコードを作り続けているタフな人物である。本作は、1926年のアニメーション映画「アクメド王子の冒険」のスコアとして書かれた、2016年の「Häxan」以来のダンゲンのレコードとなり、2015年の「Allas Sak」以来の正式な形でリリースされるスタジオ・アルバムでもある。


アルバム『En Är För Mycket och Tusen Aldrig Nog』は、2017年から2021年にかけて、スウェーデンのヨーテボリで一連のセッションを行い、レコーディングされた。クラシックなサイケのレイヴアップと、長い間、彼のトレードマークとなっているグスタフ・エイステスの見事なヴォーカル・ハーモニー、隣の部屋の誰かを起こさないように聞こえるほど優しく演奏されたピアノが混ざり合う特異な作風である。これは、一般的ではない言語性であるため、過小評価されがちなスウェーデンのロックミュージックの知名度を引き上げる作品となるかもしれない。  

 

 


Dungen  『En Är För Mycket och Tusen Aldrig Nog』





Tracklist:

 


1. Skövde
2. Om Det Finns Något Som Du Vill Fråga Mig
3. Nattens Sista Strimma Ljus
4. Möbler
5. Höstens Färger
6. Var Har Du Varit?
7. Klockan Slår Den Är Mycket Nu
8. En Är För Mycket och Tusen Aldrig Nog
9. Om Natten



 

Sara Davachi

ロサンゼルスを拠点に活動する現代音楽/実験音楽家のSarah Davachiがニューアルバム『Two Sisters』をリリースする。

 

ダバチーは特に電子音楽ドローン音楽の領域で活躍するが、次作アルバムは電子音楽/ドローンの領域にとどまらず、複数のユニークな楽器がレコーディングに導入され、現代音楽に近い前衛的な手法が取り入れられている。


9月9日、デジタル、ビニール、CDのフォーマットで、彼女自身のインプリント、”Late Music”からリリースされる『Two Sisters』は、室内アンサンブルとパイプオルガンのための9つのコンポジションを収録している。レコーディングに導入される楽器も、このアーティストの見識や古典音楽への思い入れを伺わせるものとなっている。1742年製のイタリア製トラッカーオルガン、世界で3番目に大きいカリヨン(教会の鐘楼)などをレコーディングの演奏に取り入れ、アコースティック楽器と電子ドローンという、これまでの作風とは異なるアプローチに挑戦した作品である。


サラ・ダバチーは、7月に最初のシングル「En Vas Tu Vois」のリリースに続き、昨日、新たにセカンド・シングル「Alas,Departing」を発表している。。

 

 

 「En Vas Tu Vois」

 

 

 

 「Alas,Departing」

 

 

 



Sara Davachi   『Two Sisters』

 


Tracklist 
 
 
01. Hall of Mirrors 02. Alas, Departing 03. Vanity of Ages 04. Icon Studies I 05. Harmonies in Bronze 06. Harmonies in Green 07. Icon Studies II 08. En Bas Tu Vois 09. O World and the Clear Song

 




Pixiesは、来月、3年ぶりのアルバム『Doggerel』を9月にリリースし、11月に待望の来日公演を控えています。本日、Pixiesは、6月の「There's A Moon On」に続いて「Vault Of Heaven」というニューシングルを発表しています。

 

Charles Derenneが監督を務めた「Vault of Heaven」のミュージックビデオでは、ゾロに扮する人物がおもちゃの馬の背に乗ってロサンゼルスに向かう様子が描かれている。(曲の歌詞とシンクロする)7-11に行き着いた後、エルビス・プレスリー、マリリン・モンローの物真似など、様々な人物にぶつかる。


「最初にこの曲を聴いたとき、私の頭に浮かんだのは、モダンなウェスタンロックのソノリティでした」とチャールズ・デレンヌは声明を発表しています。「歌詞の皮肉を使って、サイケデリックでアウトサイダーなストーリーを作ろうと思った。ゾロは物語の主人公としてダンスをリードしています」





長らく延期になっていたスクエアプッシャーの来日公演、ようやく振替の日程と会場が決定した。10月25~28日、大阪・名古屋・東京を巡回。真鍋大度に加え、なんとハドソン・モホークもDJで帯同する。


東京公演は、キャンセルとなった新木場スタジオコーストにかわり、渋谷O-EASTでの「2 DAYS」開催となる。新日程の詳細は下記をご確認下さい。





SQUAREPUSHER -  JAPAN TOUR (振替公演)



SQUAREPUSHER
W / LIVE VISUALS BY DAITO MANABE / Rhizomatiks


SPECIAL GUESTS

・HUDSON MOHAWKE (DJ SET)
・DAITO MANABE


10/25 (TUE) 梅田 CLUB QUATTRO
10/26 (WED) 名古屋 CLUB QUATTRO
10/27 (THU) 渋谷 O-EAST
10/28 (FRI) 渋谷 O-EAST
 
なお東京公演は、開催を予定していた会場=新木場スタジオコーストが残念ながら閉館したこともあり、会場を変更し渋谷O-EASTにて2DAYS公演として開催する運びとなりました。会場のキャパシティが異なるため、2回の公演に変更しなければならないことをご了承ください。東京公演の前売チケットをご購入いただいたお客様には、大変お手数ですが希望公演申請していただき、振分けを行う必要がありますのでお手続きをお願いします。詳しくは、ご購入プレイガイドより購入者様へ配信されるメールをご確認ください。また新日程に都合が付かない場合、払戻も行いますので詳細をご確認ください。

 
イベント詳細はこちら: 

 Art Moore 『Art Moore』

 

 

Label: Anti-

Release: 2022年8月5日

 

Listen/Stream

 

オークランドのインディーポップ・トリオ・Art Mooreはセルフタイトルのデビュー・アルバムをリリースし、ミュージックシーンのスタート地点に到達した。しかし、バンドのメンバーはそれぞれこのアート・ムーアというプロジェクトを開始する前に、別々に音楽活動を行っていました。特に、ボーカリストのテイラー・ヴィックは、ボーイ・スカウトというバンドプロジェクトで活動を行っていた。その後、テイラー・ヴィックは、コーヒーショップで一緒に勤務していたトレヴァー・ブルックス、さらに、エズラ・ファーマンとの関係を通じて、もうひとりのメンバー・サム・ダークスと出会い、アート・ムーアというプロジェクトの形が整いました。

 

このデビュー作で、ソングライターを務めるテイラー・ヴィックは、みずからの想像力を交え、心地よく耳障りの良いモダンな雰囲気を擁するシンセ・ポップの楽曲を展開している。制作過程は多くがパンデミック中のリモートを通して、メンバー間で音源のやりとりを繰り返すことでアルバムとして完成へと導かれていますが、このことについて「適度な人間関係における距離感が作品を生み出すにあたって良い方向に働いた」とテイラー・ヴィックは述べている。

 

「もし、この作品が多くの駆け出しのバンドのように過度なライブサーキットとともに生まれたものであったなら、このような作風にはならなかったかもしれない」というような趣旨のことをテイラーは語っています。その言葉どおり、このデビューアルバムには、デビューアルバムらしからぬ一貫した落ち着きが感じられ、浮ついたところがほとんどなく、じっくり腰を据えて制作されたという印象です。これは、テイラー・ヴィックは他のバンドメンバーとほどよい距離感を保ちながらソングライティングに取り掛かることが出来たのでしょう。このアルバムには一貫して少しアジアンテイストの漂う、夏の暑気を吹き飛ばすような、シンプルで軽快なビートをベースにしたミドルテンポのシンセポップ/オルトポップが繰り広げられていきます。

 

デビューアルバムの中に垣間見える世界観とも呼ぶべきものは、夢想的な雰囲気に彩られています。「A Different Life」「Something Holy」といった楽曲に象徴される、外向性と内向性を併せ持ったモダンポップ性がこのアルバムには貫流している。それらの楽曲は、アート・ムーアの実生活からもたらされるイマジネーションから生み出されたもので、楽曲に幻想的で夢想的な雰囲気が伴うのは、テイラー・ヴィックが現実と夢想の狭間にテーマを置いているからなのでしょう。

 

その点をアート・ムーアのシンガーソングライターは1番気に入っているらしく、前身のボーイ・スカウツでは出来なかったことをこのアルバムで達成することが出来たというように考えているようです。事実。ここでヴィックは新しい体験をしている。以前、ボーイ・スカウツでは個人的な恋愛にまつわる楽曲を書いて来て、彼女自身それに辟易としていたという話ですが、今回、それらの失恋にまつわる思い出をテイラー・ヴィックは深遠な夢想性を交え、独特なスタイルで表現している。それらは音楽の底に文学性、繊細なうるわしい情感を与えています。

 

シンセサイザーの同音進行のシンプルなベースラインを活かしたディスコサウンド全盛期のダンスミュージックを下地にしているらしいものの、それと正反対の内省的な気質に根ざしたアンニュイなインディーロックテイストに彩られた、デビュー・アルバムに収録されているこれらの良質なポップソングの数々は、現時点では、必ずしも大衆を惹きつける力を持ち合わせているとは言いがたい。しかし、それでも、このバンドの明るい未来を感じさせるような才覚がいたるところに発揮されています。アルバムに収録されている殆どの楽曲には、強い芯のようなものが通っていて、じっくり聴かせる良質な音楽性がその内側に込められているように思える。言い換えれば、これらの楽曲には、トリオが丹念にじっくり生み出してきたからこそ、聞き手の襟を正させるような強い説得力を持つ。このデビューアルバム『ART MOORE』は、最近のインディー・ポップとは異なり、アーティスティックなテイストがほんのり漂う作品です。

 

 

 Rating: 78/100

 

 Featured Track    『Something Holy』

 

 

ロンドンのシンガーソングライターJessie Wareが、最新シングル 「Free Yourself」のPVを公開しました。ビデオの監督は、Vicky Lawtonが抜擢されている。動画は以下よりご覧いただけます。


ジェシー・ウェアは先月下旬、近日発売予定の5枚目のフルアルバムに収録される『テイスター・セッション』として 「Free Yourself 」を発表している。


ウェアの前作は、2020年のトップ100アルバム・リストで5位を獲得し、高い評価を得た『ホワッツ・ユア・プレジャー?デラックス・エディション『What's Your Pleasure? The Platinum Pleasure』となる。このスタジオ・アルバムは、2021年に発売され、6曲の新曲を含む8曲のボーナス・トラックを収録が収録されています(ストリーミングはこちらからどうぞ)。

 

Personal Trainer  Credit: MARIEKE HULZINGA


オランダ/アムステルダムの7人組、Personal Trainerは、11月4日にデビューアルバム「Big Love Blanket」をリリースすることを発表しました。


新曲「The Lazer」とともにWillem Smitは「『The Lazer』はバンドとして初めて作った曲のひとつ」と語っている。

 

「僕にとって "The Lazer "はPersonal Trainerのアンセムのようなものなんだ。昔はラインナップの入れ替わりが激しくて、リハーサルをあまりやりたくなかったから、とても簡単に演奏できる曲を作りたかったんだ。AコードとDコードを弾けるか?俺のバンドに入りたいのか?』という雰囲気でした。それが「The Lazer」というわけだ。この曲はアルバムの中で最も古い曲で、実は、ほとんどのトレーナーはこの曲を嫌っている。それは、ほぼすべてのショーで演奏しているからだろうし、昨年の24時間ショーでは1時間ぶっ通しで演奏したんだけど、常に僕の心に残っている。僕らの最初の長いレコードにこの曲を入れるのは論理的な決定のように感じる」




Personal Trainer『Big Love Blanket』




Tracklisting:

 
1. Big Love Blanket
2. The Lazer
3. Rug Busters
4. Milk
5. Key Of Ego
6. Texas In The Kitchen
7. Cut Loose
8. The Money Department
9. Former Puppy
10. Vaalserberg Hero


 


Walter Schreifels(ウォルター・シュライフェルス)はRival Schoolsを始めた時、東海岸のハードコアシーンの伝説的な人物となっていた。シュライフェルスはYouth Of Today、Gorilla Biscuits、Quicksandなど、ニューヨークの重要なバンドの中心的存在として知られています。

 

1999年、Quicksandが解散した直後、Schriefelsは、Youth Of Today、Judge、Iceburn、Burnといったバンドの過去のメンバーである他のハードコア経験者とチームを組み、Quicksandのポスト。ハードコアの作曲技法をアルトロックの領域に持ち込んだグループ、Rival Schoolsを結成しました。近年、断続的に活動を続けているRival Schoolsが、2001年のデビュー作『United By Fate』の20周年記念リイシューをリリースする準備を進めているようです。


Rival Schoolsは、Island RecordsからUnited By Fateをリリースし、このアルバムは商業的にはあまりヒットしなかったが、ハードコアやポストハードコアの愛好家には今でも人気がある。『United By Fate』は、それ以降登場したパートハードコア・オルトロックの多くの波に影響を与えたと言えるでしょう。今回のリイシューには、アルバムのB面曲と、OnelinedrawingとのスプリットからのRival Schoolsの楽曲が全て収録される予定です。

 

本日、Rival Schoolsは『United By Fate』のハイライトである "Holding Sand "のアコースティックバージョンを公開しました。アルバム・バージョンの "Holding Sand "は、大きなチャンレンジとなっている。シュライフェルスはこの未発表のアコースティックバージョンを自分で録音しており、彼が書いていたメロディーの種類を全く違った角度から見ることができる。以下、アコースティックバージョンの「Holding Sand」、エレクトリックバージョンのアルバム、『United By Fate』のアートワーク、新リイシューのトラックリストをご覧ください。 

 

 

 



Rival School 『United By Fate』



Tracklisting:

 

01. ‘Travel By Telephone’
02. ‘Everything Has Its Point’
03. ‘High Acetate’
04. ‘Undercovers On’
05. ‘Good Things’
06. ‘Used For Glue’
07. ‘World Invitational’
08. ‘The Switch’
09. ‘Holding Sand’
10. ‘My Echo’
11. ‘Favourite Star’
12. ‘So Down On’
13. ‘Hooligans For Life’
14. ‘The Sweet’
15. ‘Get Centered’
16. ‘Grunge Model’
17. ‘Accept The Compliment’
18. ‘On Vacations’
19. ‘Green Is Good’
20. ‘Take One For The Team’
21. ‘Where I’m From’
22. ‘Contraire’
23. ‘Holding Sand (Acoustic)’


  


 

シカゴを拠点に活動するインディーロック・トリオ、Horsegirlが、同じくシカゴのバンド、Lifeguard、Friko、Post Office Winterとともにシカゴのタリア・ホールで行ったライブの模様を描いたドキュメンタリー・ビデオ「Do You Want Horsegirl or Do You Want the Truth?」を公開しました。下記でご覧ください。


このギグは、Horsegirlがスタジオデビューレコード「Versions Of Modern Performance」を発表した直後に行われました。


番組中、彼らはGuided By Voicesの1995年のアルバム「Alien Lanes」収録曲「As We Go Up, We Go Down」のカヴァーを披露した。その演奏は以下の22:20のあたりで見ることができます。


Horsegirlのデビューアルバム『Versions of Modern Performance』はMatadorから3月に発売されています。


 

 The Big Pink  Credit: Emma Ledwith

 

 2012年のアルバム『Future This』のリリースから10年を経て、ロンドンのインディーロックバンドーーThe Big Pinkは、3rdアルバム『The Love That's Ours』を9月30日にリリースすることを発表しました。

 

この新作は、トニー・ホッファー(Air、Beck、Phoenix)がプロデュースし、Yeah Yeah Yeahsのギタリスト、Nick Zinner(ニック・ジナー)、The KillsのJamie Hince(ジェイミー・ヒンス)、Wolf AliceのJamie T(ジェーミー・T), Ed Harcourt(エド・ハーコート), Mary Charteris(メアリー・チャータリス)、ミュージシャン/ソングライターRyn Weaver(リン・ウェーバー、The Big PinkのRobbie Furzeと共同で「Rage」を作曲)がレコーディングに参加したものである。


 「どうにかしてここにたどり着いた!!」The Big Pink のフロントマンのRobbie Furze(ロビー・ファーズ)はプレスリリースを通じて述べている。「ついに僕らのレコードがリリースされる。本当にありがとうございます。この時点に至るまで、私の人生の中で最もクレイジーな旅の一つだった」

 

本当にこの日が来ることはないと思っていた。私はとても迷い、とても混乱し、落とし穴に入り、時には完全に盲目になり、私にとって重要だったもの、今まで本当に愛していたもの全てを失いかけました。


このレコードは多くのことを象徴しており、頂上に立つ私の旗のようなものです。何が本当に大切なのか、ようやく理解できたということを表している。このレコードは、私がここにたどり着くまでの旅のサウンドトラックです。恐ろしくもあり、美しくもあり、楽しくもあり、恐怖と悲しみに満ちた旅でした。


結果、そのすべてから生まれたこの作品を、私はとても誇りに思っています。今まで書いた曲の中で、一番正直な曲かもしれません。このアルバムに関わったすべての人に感謝したい。彼らなしでは、ここまで来ることはできなかっただろうし、もしかしたら私はここにいなかったかもしれない。ありがとうございました。Rx"


 このニュースと共にニューシングル「Rage」を公開したフロントマンのロビー・ファーズは、「これは素晴らしいリン・ウィーバーと一緒に書いた最初の曲なんだ」と付け加えている。


ある夜、ロサンゼルスでRynに会ったんだ。バカげたパーティーでお互いにロックオンして、本当に恋に落ちたんだと思う。性的な意味ではなく、兄妹のような感じで。一晩中音楽の話をして、お互いのアイデアを出し合いました。


お互いに理解し合え、魔法にかかったようでした。Rynは、私がこれまで一緒に仕事をした中で、おそらく最も才能のある人物です。彼女は簡単に美しいメロディーを思いつくし、それはただ彼女の中からこぼれ落ちたもので、彼女の作詞はこの世のものとは思えないものでした。私はただ座って、この創造性の渦についていけるかどうか考えていました。

 

私たちは長い間、時には12時間から18時間のセッションを行いましたが、彼女はトラックが完成するまで私たちを止めることはありませんでした。「Rage」はそのようなセッションのひとつから生まれました。私たちは、自分たちの人生のどこにいるのか、世界がどれほど混乱しているのかについて、じっくりと話をしました。当時、私たち2人は愛と人生に苦しんでいて、この感情に対してRAGEしよう、力を取り戻そう、と思ったんです。この曲は私達がアルバムの中で一番好きな曲の一つだよ。


「Rage」


 





The Big Pink 「The Love That’s Ours」

 


 

Tracklisting:

 
1. How Far We’ve Come
2. No Angels
3. Love Spins On Its Axis
4. Rage
5. Outside In
6. I’m Not Away To Stay Away 
7. Safe and Sound
8. Murder
9. Back To My Arms
10. Even If I Wanted To
11. Lucky One


Beyonce


デスティニーズ・チャイルドのメンバーとして活躍した歌姫ビヨンセは、ほとんど不思議でならないが、グループが2005年に解散した後ソロアーティストの活動に転じてから、2008年の「Single Ladies (Put A Ring On It)」以来、単独でビルボードHot 100の首位を獲得したことがなかった。


先日、ビヨンセは一般的なカルチャーの意義そのものを覆すに足るセンセーショナルなアルバム『Renaissance』をリリースした。このリリースは一部で蔑称的なイディオムが取り入れられているという指摘があったものの、大問題とはならず、現時点で売れ行きはすこぶる好調である。これまでビヨンセは、Ed SheeranやMegan Thee Stallionらの曲にフィーチャリングゲストとして参加して1位を獲得してきた。エド・シーランの「Perfect Duet」でリードアーティストとしてクレジットされているが、これはゲストアーティストとしての首位獲得にとどまっていた。


この最新アルバムからシングルカットされた「Break My Soul」で、ビヨンセは十四年ぶりの栄光に浴することとなった。このシングルはビルボードチャートに初登場後、トップ10で推移した後、今週、6位からトップに躍り出た。

 

「Break My Soul」は、先週、6170万ラジオ・インプレッション(8%増)、1890万ストリーム(114%増)、1万3000ダウンロード(113%増)と信じられない記録を樹立している。


「Break My Soul」に続いて、Billboard Hot100にランクインしたのは、前週1位だったLizzoの「About Damn Time」、さらに、それに続くのが、イギリスでも大ヒットしているHarry Stylesの「As It Was」、ネットフリックスの映像作品『Stranger Things』で取り上げられたことにより不死鳥のように蘇ったKate Bushの1980年代の名曲 「Running Up That Hill」、Future, Drake, and Temsの "Wait For U "がチャート上位を賑わせている。