サム・イーストゲートことLAプリーストが、近日発売予定のアルバム『Fase Luna』から新たなテイストをリリースした。ミュージックビデオが同時公開されていますので、以下よりご覧下さい。

 

過去3年間にリリースされた一連のリミックスに続き、LA Priestはメキシコとコスタリカの熱帯雨林でレコーディングされた3枚目のスタジオアルバム『Fase Luna』のセカンドシングルとなる「Star」をリリースしました。ビートルズのようなノスタルジーとローファイを融合させた見事なシングルです。

 

「メキシコに住んでいる間は、何も現実味がなく、恋しい人のことを考えるようになったんだ」と彼はこの曲の起源を振り返ります。「そこで見つけた犬と一緒に夕暮れ時や夜の街を歩いて、この曲を作ったんだよ」


また、LA Priestは自身のオフィシャルサイトで自作のコードジェネレーターを公開しています。このジェネレーターは、彼が12歳の時に作ったコードを元に、レコードの制作に重要な役割を果たしたもので、今日、ファンが直接体験することができます。


「コード・ジェネレーターは、ギターや他のポリフォニック楽器で曲のアイデアを思いつく時に、癖をなくすための手軽な方法なんです」と彼は説明します。

 

「何十もの曲のアイデアを書いて、既成概念にとらわれずに考えることができるように作った。このことは最新アルバムの半分の曲を書くのに役立ったはずだよ」

 


「Star」

JPEGMAFIA & Danny Brown via Youtube


JPEGMAFIAは、Danny Brownとのコラボレーションアルバムの制作の舞台裏を記録したフィルムを公開しました。『Scaring the Hoes, Vol.1』は3月24日にAWAL Recordingsからリリースされ、2人のヒップホップ作家による初のフルレングスコラボレーションプロジェクトとなった。


26分のビデオには、ブラウンがJPEGと一緒にスタジオでボーカルをとる様子や、2人のアーティストが影響されたものや音楽の方向性について話し合う様子が20分以上収録されています。


JPEGMAFIAのYouTubeチャンネルで公開された。「レコーディングのプロセスの一部を見せる。ダニーがどんなサウンドが欲しいか教えてくれて、僕は家に帰ってそれを作る。ビートが出来上がった後は、ダニーに会いに行く。彼が気に入ったものにはボーカルを入れた。これはその映像だよ」という。


ボルチモアのラッパー兼プロデューサーJPEGMAFIAの4枚目のアルバム「LP!」は2021年にリリースされた。デトロイトのラッパー、ブラウンの6枚目のアルバム「Quaranta」は2023年後半にリリース予定です。

 

Pitch Perfect PR

CHAIは、2023年最初のシングルを公開しました。この曲は「We the Female!」と呼ばれ、Cezan Iseda監督によるミュージックビデオが収録されています。以下、視聴・試聴してみてください。


"私たちは人間であり、女性として生まれましたが、私たちの魂には女性と男性の両方の側面があり、それぞれが独自のバランス感覚を持っています。"とバンドのYUKIは声明でコメントしています。


私たちはもう、自分たちを明確で単純なカテゴリーにレッテル貼りすることはできない!私は他の誰でもないただの『私』であり、あなたは他の誰でもないただの『あなた』なのです。この曲はそれを轟音で祝福しています!よっしゃーーーー!!


2021年に最新アルバム『WINK』をリリースして以来、CHAIはシングル「Miniskirt」、「WHOLE」、「Surprise」、そしてSuperorganismとのコラボ曲「Hero Journey」をシェアしています。

 

©︎Charlie Boss


Indigo De Souzaは、4月28日にSaddle Creekからリリースされる『All of This Will End』の最終先行シングル「You Can Be Mean」をリリースしました。


この曲は、前作「Younger & Dumber」、「Smog」に続くシングルです。この曲のビデオを以下でご覧ください。

 

「私は、私が操作的で虐待的なLAモデルのボーイと持っていた有害な経験について「You Can Be Mean」を書いた」とDe Souzaは声明で共有しています。

 

 

しかし、それは私の自己理解に生涯影響を与えるものでした。その体験に至るまで、私は有害な状況に身を置き、私を粗末に扱う人たちからの評価を求めてきた経緯があります。虐待を受けた人のトラウマを解消し、私にふさわしい愛し方を教えてあげられるという妄想に囚われていたんです。

 

私がこの曲を書いたのは、自分の人生に有害な行動を許さないという選択ができること、そして身体と精神を守ることには深い重要性があることにようやく気づいたときです。

 

私は、他人からのバカらしい評価を気にするのをやめ、彼らを助けるのが自分の責任だと考えるのをやめ、本当の意味で自分を大切にするようになった。

 

自分の精神にそのスイッチが入ると、本当に愛に溢れ、安全で、親切で、コミュニケーション能力の高い人たちが私の人生に現れるようになりました。私にふさわしい方法で愛されるには、私にふさわしい方法で自分を愛することから始まります。境界線はとても重要です。身体は神聖で壊れやすいものであり、あらゆるケアを受けるに値するのです。

 

 

©Ebru Yildiz


Jana Hornは、今週金曜日のリリースに先立ち、『The Window Is the Dream』の最新シングル「Days Go By」を公開しました。この曲は、「The Dream」と「After All This Time」に続くプレビューシングルとなる。以下よりお聴きください。

 

「Days Go By」は、私がこのアルバムのために書いた最初の曲です。バージニアに引っ越す前のオースティンの夏に、"days go by / they don't have time "というリフレインを繰り返しながら、この2つの音を鳴らし始めたんだ。

 

この曲は、2つの人生をつなぐ架け橋のようなものだと感じています。時間や場所を超えている。私はこの曲が来るのが遅かったことを嬉しく思う(「距離は贈り物/選ばれたものではない」)。そして、"spans time "と書いたからには、Buffalo 66のことばかり考えている...。

 

「Days Goes By」

 

Blondshell


ロサンゼルスのシンガーソングライター、サブリナ・タイテルバウムことBlondshellは、今週のThe Tonight Show Starring Jimmy Fallonでテレビデビューを飾りました。
 
 
彼女は、明日発売のセルフタイトル・デビューアルバムから新曲「Salad」をチョイスして演奏しました。ニューシングルの試聴とライブパフォーマンスの模様は以下よりご覧いただけます。
 
 
セルフタイトルのデビュー・アルバム『Blondshell』は4月7日にPartisan Recordsからリリースされる。これまでにシングル「Joiner」、「Veronica Mars」、「Sepsis」、「Kiss City」、「Olympus」が先行公開されている。
 
 
 
「Salad」



Blondshell Perform ”Salad” On The Tonight Show Starring Jimmy Fallon

Chvrches Via The Tonight Show

 

スコットランドのエレクトリック・ポップトリオ、Chvrchesは、今週のThe Tonight Show Starring Jimmy Fallonに出演し、先日リリースされたばかりの「Over」をチョイスし、ライブパフォーマンスを行っています。

 

チャーチズはColdplayのオープニングを務めたサンパウロのスタジアムで、この曲を初めてライブで演奏しています。以下、パフォーマンスをご覧下さい。

 

 

©︎Hana Mendel

Beach Fossilsは、次作アルバム『Bunny』から2ndシングル「Dare Me」を公開しました。この曲は、リード・シングル「Don't Fade Away」のビジュアルを手がけたKevin Clarkが監督したビデオと共に公開されました。


バンドのボーカル/フロントマンのDustin Payseur(ダスティン・ペイザー)は声明の中で、「”Dare Me”は、葛藤、友情、そして新しい恋に酔いしれることを歌ったものです」と述べている。


「自分をバカにすること、傷つきやすいこと、怒られること、そして許すことをいとわないこと」



Beach Fossilsの『Bunny』はダスティン・ペイザーが主宰するレーベル''Bayonet''より6月2日に発売されます。

 

ニューヨークのBeach Fossils Studioで録音され、ペイザーがプロデュースとレコーディングを担当し、ラーズ・スタルフォース(セント・ヴィンセント、サッカー・マミー、リル・ピープ)がミキシングを担当している。



「Dare Me」

Deerhoof (ディアフーフ)『Miracle-Level(奇跡レベル)』 

 

 

Label: Joyful Noise Recordings

Release: 2023年3月31日




Review


1994年、サンフランシスコで結成されたディアフーフは、ボーカル/ベーシストのサトミ・マツザキを中心にユニークなノイズロック/アバンギャルドロックの音楽性を開拓してきた。稀にJ-Popの影響を感じさせるファニーな唯一無二の音楽性は、 他のどのロックバンドにも求められぬもので、ニューヨークのブロンドレッドヘッドと同様、まさに「ディアフーフ・サウンド」と呼ばれるべきサウンドである。最初期、ディアフーフは、ローファイ、アート・ロック、そしてエクスペリメンタルポップと、多種多様な音楽性を長きにわたるキャリアで追求してきた。



 

今回、バンドとしては初の日本語歌詞による新作アルバム「奇跡レベル」は、ディアフーフというおよそ三十年近く活動してきたバンドにとって一つの分岐点に当たる作品なのではないかと思う。またこのアルバムは、サウンフランシスコのバンドとしては珍しくカナダのウィニペグで録音された。 

 

近年、アバンギャルドポップやエレクトロニック風の作品をリリースし、バンドの可能性をひろげようと模索している印象があったが、今回の日本語歌詞のアルバムにはディアフーフらしさを全編にわたって体感することが出来る。変拍子を織り交ぜたカクカクしたリズムと、ディストーションの強いギター、そしてファニーなメロディーを基調にしたロックアルバムという点では、 穿った見方かもしれないが、バンドは活動当初のKill Rockstarsに在籍していた時代のディアフーフの原点を、この作品を通じて追い求めようという感じも見受けられる。



 

「Sit Down,Let Me Tell Me a Story」では、「これから話すものがたり、愛と奇跡~」という歌詞で始まるが、サトミ・マツザキが紙芝居の語り手に扮し、リスナーをめくるめくワンダーランドへ招き入れる、まるでアリス・イン・ワンダーランドのように。それからは、これまでのディアフーフの作風と同じように、ジャズの影響を交えたアバンギャルドの世界が繰り広げられていく。アルバムに通底する世界観とも称すべきものは、村上春樹の文学作品のような、つかみどころのないシュールな音楽が幅広いバックグランドを通じてダイナミックに展開されるのだ。

 

分厚いディストーションサウンドも相変わらず健在である。先行シングルとして公開された「My Lovely Cat」では、このバンドが最初にローファイのロックバンドとしてみなされた理由が込められている。パンチが効いていて、荒削りなディストーションサウンドはバンドの長きにわたるテーマでもあり、代名詞のようなものである。そのディアフーフ・サウンドに、ボーカリストのサトミ・マツザキは、以前のようなシュールでユニークな歌詞をあらためて日本語という観点から探求しようとしている。シングルのアートワークに象徴されるように、可愛らしいネコのキュートなモチーフが実際の音楽の中に見出すことが出来るはずである。 



 

その後、「The Poignant Melody」はSea And Cakeを彷彿とさせる、ジャズとロックの中間にある渋いポストロックとしても楽しむことが出来る。さらに、中盤で抑えておきたい曲がタイトルトラック『Miracle Level」で、ここで、ディアフーフは珍しくバラード調の曲を通じ、愛というものが何であるのかを表現しようとする。そのメロディーは、これまでのディアフーフとは異なり、何らかの日本的な郷愁をボーカリストのサトミ・マツザキが懐かしく歌い上げようという感じの曲となっている。これまでのディアフーフの中で、最もセンチメンタルな一面を捉えることが出来る。

 

さらに、Husker Duの最初期のデモ音源のようなオリジナルパンクの影響を感じさせる「And The Moon Laughts」で、バンドは未だに最初期のパワフルさを失っていないことを熱く宣言しようとしている。もちろんその中には、少し戯けた感じのサトミ・マツザキのボーカルフレーズが特異なグルーブとリズムをバンドサウンドに加味し、アグレッシヴなサウンドが組み上げられているのだ。




これらの遊園地のアトラクションのように絶えず移ろい変わっていくサウンドは、やがて「Phase-Out All Remaining Non-Miracle by 2028」で誰も予測がつかないような形でエキセントリックな着地点を見出す。ここでは、近年鳴りを潜めていたディアフーフの音楽が以前とは異なる形で新たなフェーズへと突入し、未来への憧憬を表現しようとしている。SFの雰囲気に包まれているこの曲には、バンドの象徴的なカラフルなサウンドの真骨頂を見出すことができよう。


"このアルバムが奇跡レベルに達した"というのは誇張表現となるかもしれないが、バンドはこれまでのアバンギャルドな作風と同様、次なるレベルの境地を見出そうとしていることは確かである。94年から、ディアフーフは、世界がどのような状況にあろうとも”ディアフーフ”でありつづけてきたが、どうやら、そのポリシーは次の時代にもしっかり受け継がれていきそうだ。



76/100

 


Featured Track 「Phase-Out All Remaining Non-Miracle by 2028」



 

Hüsker Dü


1979年7月から1980年9月にかけて、ミネソタ州ミネアポリスの”ロングホーン・バー”で4夜にわたって録音された未発表のHüsker Düハスカー・ドゥ)のライブ・アルバムのリリースが発表されました。


『TONITE LONGHORN』と名付けられたアルバムは、レコード・ストア・デイ(4/22)に限定版2xLPブラック・ヴァイナルでリリースされる。その後、8月25日にバンド自身のReflex Recordsからデジタル・リリースされる予定。


ファースト・シングルは、バンドの最初のデモ用にレコーディングされ、後にEverything Falls Apartbonusのトラック、Numero Groupの2017年の『Savage Young Dü』としてもリリースされた「Do You Remember? 」の初期パフォーマンスを収録。またHüsker Düは、ノルウェー語で「覚えているかい?」という意味があるように、バンドにとって意義深い曲なのだ。

 

初期の代表曲「Do You Remember?」は、スタジオ版よりもさらにガレージ的/70年代風のパンクなサウンドになっています。例えば、コアなパンクマニアなら、当時世界一速いパンクと称されたThe Middle Classの「Out of Vogue』あたりの悶絶必須のキラーチューンを思い出すことだろう。彼らが最もよく知られるようになった音楽とはかけ離れているが、バンドの形成期の魅力的なピークであり、ポップなメロディに対する彼らの才能の初期を垣間見ることができる。


このバンドの解散後に、Sugarとソロ活動を行うようになったギタリスト/ボーカルのBob Mould(ボブ・モールド)は、次のように述べている。

 

ほとんどのアーティストは、自分のヒーローにインスピレーションを求めることからキャリアを始める。


『Tonite Longhorn』は、3人のティーンエイジャーが敬意を表し、様々なジャンルを試し、そして最も重要なことは、来るべきもののための土台を築くという包括的な概要だったのです。私たちは3人とも、相性の良さ、素晴らしいメロディーとハーモニー、そして若さゆえの(そして時には愚かな)熱意を持っていることを知っていました。自分たちは他とは違うし、何か違うことをやっているんだということもわかっていたんだ。

 

他方、ベースのグレッグ・ノートンは、この音源について「オーディション」であったと語っています。「ボブは1年生を終えていて、ライブの予定もなかったんだ。彼は夏の間、マローンに帰ろうと考えていたんだ。グラントは必死になって現れ、機材を積んでロングホーンに行け、オーディションがあるんだと言ってきた」

 

私たちはランチ・サービスの時間に到着し、荷物を積み込んで演奏を始めた。マネージャーはオフィスから飛び出してきて、私たちを呼び止めた。君たちは一体何がしたいんだ?と聞いてきた。グラントが、ここで演奏したいんだ、と言った。

彼は、わかった、金曜日の夜にオープニング・セットを演奏してもいい、ただ演奏をやめてここから出て行ってくれ、と答えた。そのセットがここにある、1979年7月13日。私たちは "オーディション "に合格し、あとは歴史に残ることになりました」


このアルバムには、オリジナルのフライヤーやアートワーク(その多くは故グラント・ハートが手がけた)、そして元ソニック・ユースのThuston Moore(サーストン・ムーア)によるライナーノーツが収録されている。そこにはこのようにミネアポリスのバンドについて回想を交えて書かれています。


ハスカー・デューはハードコアを死ぬほど巧みに演奏することができたが、実は彼らはハードコアではなく、別の何かであったのさ。
「Sexual Economics」と「Do You Remember」は、ボブのメタリックで完璧なファズボックスのギターは、MC5をパンクにしたようなサウンドで、彼のリードは、ウェイン・クレイマーとフレッド・ソニック・スミスの屈折したような指板からスパッタリングしている正しいリッパーなんだ。
その勢いは馬具を外した馬のようで、音符の固有性は次の即席の動きへの過程でゴミと化し、グラントのドラムは不安と雷鳴の両方を巻き起こし、グレッグのベースは原始的でスイングする二つのメロディの手のように働く。

 

「Do You Remember?」

 


 

©︎Missy Mallouf


Tomato Flowerがニューシングル「Destroyer」を発表しました。このシングルは、ボルチモアの4人組が2022年にリリースしたEP『Gold Arc』と『Construction』に続くものです。バンドのAustyn Wohlersが監督したミュージックビデオとともに、以下でチェックしてみてください。

 

Tomato Flowerの最新シングル "Destroyer"は、まさに幻覚のようなアートロックをパンクの側面から抽出しようとしている。

 

ボルティモア出身の4人組のパンクバンドは、2022年の『Gold Arc』と『Construction EP』の不気味なサイケデリアを発展させ、より生々しく即効性のある空間を与えている。ギターとリズムは、影の世界と覚醒した世界との闘いのように激しく衝突し、ボーカルはスクリームと反復的なメロディの間を行来しながら、真夜中のパラノイアと苦悩の斜め上の物語を紡ぎ出している。

"Destroyer"は不眠と混乱の時期に一気に出てきて、その後コラボレーションによって一挙に研ぎ澄まされた」とシンガー/ギタリストのJamison Murphyは声明で述べている。「また、これは影の人間を見ることについてなんだけれど、逆転の発想で、話し手が憑依され、破壊者となる」


「Destroyer」

 

©Dasom Han

ブルックリンの次世代のプロデューサー兼シンガーソングライター、Yaeji(イージ)は、4月7日(金)発売予定のデビューアルバム『With a Hammer』から最終プレビューを公開しました。ぜひ、発売前にチェックしてみて下さい。この曲は「For Granted」と「Done (Let's Get It)」に続く作品です。


新曲「Passed Me By」は、バブリーハウス/ブラッシュテクノを得意とするプロデューサー兼DJとして世界に紹介された後、エレクトロニックポップアーティストとしての彼女の才能を際立たせています。同時に公開されたミュージックビデオは、EnayetとZanzieが監督を務めており、Yaejiの心理の中を旅するような、奇妙でありながら感動的な映像となっています。


また、Yaejiは3日に地元のニューススタンドのスタッフとしてサプライズ登場して、ファンを驚かせています。


「Passed Me By」

©Micah E Wood


ピッツバーグのオルタナティヴロックバンド、feeble little horseが、6月9日にSaddle Creekから発売予定のアルバム『Girl With Fish』から最新シングル「Steamroller」を公開しました。以下よりチェックしてみてください。


バンドのフロントマン、ベース/ボーカルのリディア・スローカムによると、「Steamroller」は "全体的に残念な曲 "で、彼女にとって "歌うのが最も恥ずかしい曲 "と説明しています。

 

また、バンドのセバスチャン・キンズラーはこの曲について、「リディアに最初のボイスメモを聞かせたところ、ギターの音がカチカチしているのが気に入ったので、イントロ用にiPhoneでトラックを録音した。また、ボーカルを練習しているときに、サビの後のポーズで "yeah "と言ったんだけど、彼女も同じことを考えていて、その日は本当に良いシンクエネルギーだった」と述べています。


「曲が最初にレイアウトされた時、3分半くらいあるのを見て、そんなに長い曲をリリースしていいのか?と思ったんだ」とジェイク・ケリーは振り返っています。

 

さらに、ライアン・ウォルチョンスキーは、「僕が病気をしている間に書いたんだ。セブにこの曲でギターソロをやっていいかと聞いたら(滅多にやらないことだけど)、イエスと言ってくれて、嬉しかったのを覚えているよ」とコメントしている。


「Steamroller」

 


 

UK/ブライトンの新時代のシンガーソングライター、Maisie Peters(メイジー・ピーターズ)は先日、新作アルバム『The Good Witch』の最新シングル「Lost The Breakup」をリリースしたばかりです。

 

当然のことながら歌手は英国でこのシングルリリースを祝福しているとばかり考えていましたが、そうではありませんでした。その頃、ピーターズは英国にはおらず、米国のテレビ番組、The Tonight Show Starring Jimmy Fallonに出演し、バックバンドを従えてお馴染みのブルーライトの脚光を浴びていたのです。

 

さらに、このシングルの発売とほぼ同時に、ニューシングル「Lost The Breakup」 をテレビ番組の特設スタジオで披露しています。以下より、ライブパフォーマンスの様子をご覧下さい。

 

 

©︎Cedric Oberlin


Kate Stables率いるオルタナティヴロックバンド、This Is The Kitは、ニューアルバム「Careful Of Your Keepers」を携えてカムバックを果たします。また、この告知に合わせて最初のシングル「Inside Outside」がミュージックビデオとともに公開されています、以下より御覧下さい。

 

新作は、その特異なカタログがインディー、フォーク、ポップ、そしてその先の境界線を曖昧にする、進化し続けるプロジェクトに再挑戦する。2020年の「Off Off On」以来となるThis Is The Kitの新作アルバムは、バンドリーダーのKate Stablesがパリにしっかりと根を張っている。

 

スタジオには、お馴染みの顔がThis Is The Kitに加わった。Super Furry Animalsのヘッドホンを務めるGruff Rhysがプロデューサー、つまりKateの言うところの「トーンセッター」の役割を担った。

 

ニューアルバム「Careful Of Your Keepers」は6月9日にRough Tradeからリリースされる。Kate Stablesはこのプロジェクトを次のようにいくつかの疑問を投げかけつつ紹介しています。

 

 

何が 物事を起こすのか? 私たちにはどれだけの選択肢が残されているのだろう? コントロールできない電気や化学? 咀嚼すること。選択すること。内的な力、外的な力でしょうか? それは他者が期待するように振る舞うだけなのだろうか?

 

それとも、起こっていることを先取りしているのだろうか? そうなる前に? 私たち自身が知る前に、私たちの中にそれを見つけることができるから? 私たちが思っている以上に長い間、大きな変化が起きています。私たちはそれをずっと無視していたのでしょうか? そして、それらは今までどこかに深く埋もれていたのだろうか?

 

それとも、ずっとそれが見えていたのにも関わらず、無視を決め込んでいたのだろうか? 何かが変わるということは、どれくらいのことなのだろうか? それとも、それは何らかの見方を変えるだけだったのだろうか?

 

 

「Inside Outside」

 

 

また、後日、掲載したアルバムレビューも合わせてお読みください。 


This Is The Kit 『Careful Of Your Keepers』

 


Label: Rough Trade

Release: 2023年6月9日


Tracklist:
 
1.Goodbye Bite
2.Inside Outside
3.Take You To Sleep
4,More Change
5.This is When The Sky Gets Big
6.Scabby Head and Legs
7.Careful of Your Keepers
8.Doomed Or More Doomed 
9.Stuck in a Room 


 


 

UKのシンガーソングライター、Wallice(ウォリス)が2023年最初のリリースとなる「Best Friend 」を携えて帰ってきました。このシングルは次作EP『My Big Shot』の収録曲となります。

 

昨年、日本にルーツを持つウォリスは日本でミュージックビデオを撮影した「Japan」Hot Nをリリースして話題を呼びました。このシングルは12月第一週のWeekly Hot New Singlesとして紹介しています。

 

およそ4ヶ月ぶりのニューシングル「Best Friend」は、"失われた友情の思い出を歌っている"という。さらにウォリスは次のように説明している。

 

私の音楽で繰り返されるテーマは、友情です。この曲は、友情と恋愛関係の中の友情の両方に簡単に関連づけることができると思う。私は、これまでの人生で、様々な友人と何度か仲たがいしたことがある。たとえその友情がもう自分のためにならないとしても、それを思い出して懐かしむことはとても簡単なことなんだ。

 

このシングルリリースには、ハリー・スタイルズ、アリアナ・グランデ、デペッシュ・モードなどの作品で知られるアンソニー・ファムとジョン・メリザルドが監督したミュージックビデオが同時公開されている。


Dirty Hitの所属するWalliceは、レーベルメイトであるThe 1975のメイン・サポートとしてアジアとオーストラリアをツアー中です。また、ロンドンのMoth Clubを含む今年後半の一連のUKヘッドライン公演を発表後、Reading and Leeds Festivalの出演のため、UKに戻る予定です。


Walliceの新作EP『Mr Big Shot』は6月23日にDirty Hitからリリースされます。

 

 

「Best Friend」