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©︎Tajette O'Halloran

グレース・カミングスは、ATO/[PIAS]から4月5日にリリースされるニューアルバム『Ramona』を発表した。2022年の『Storm Queen』に続くこのアルバムは、プロデューサーのジョナサン・ウィルソンと共にトパンガ・キャニオンでレコーディングされた。ファースト・シングル「On and On」は、ジェイムズ・ゴーター監督によるビデオとともに本日リリースされる。ラモーナのジャケット・アートワークとトラックリストは以下を参照のこと。


『Ramona』には、ハープ奏者のメアリー・ラティモアとストリングス・アレンジャー/マルチ・インストゥルメンタリストのドリュー・エリクソン(ウェイズ・ブラッド、ミツキ、ラナ・デル・レイ)が参加している。「カミングスは声明の中で、「私はこのアルバムで、可能な限り大きく、ドラマチックで、様々な色を見せてくれるような作品にしたいと思った。「ジョナサンを始めとするミュージシャンたちは、とても素晴らしく、考え抜かれたアプローチをしてくれる。


「人生で起こっていることを処理する唯一の方法は、それを書くことなの。だからこのアルバムは深く個人的なものなの。でも、このアルバムを聴いて、自分のために書かれた曲だと感じてもらえたら嬉しいわ。ある意味、そうなのだから。深く個人的なものが、様々な人たちと共有できるものへと進化していくのを見ていると、この世界で孤独を感じることが少なくなるの」




Grace Cummings 『Ramona』



Labcl: ATO/ PIAS

Label: 2024/04/05

Tracklist:


1. Something Going ‘Round

2. On And On

3. I’m Getting Married To The War

4. Love And The Canyon

5. Work Today(and Tomorrow)

6. Everybody’s Somebody

7. Common Man

8. Without You

9. Ramona

10. A Precious Thing

11. Help Is On Its Way

12. On And On (Radio Edit)


Dirty Hit所属のロンドンのシンガーソングライター、Rina Sawayama(リナ・サワヤマ)が2ndアルバム『Hold The Girl』のボーナス・エディションをリリースし、今年のリリースを締めくくろうとしている。

 

ボーナスエディションのために書き下ろされた未発表曲「Flavour of the Month」、ガーナ系アメリカ人アーティスト、Amaaraeをフィーチャーした「Imagining」の新バージョンが収録されている。

 

昨年、Dirty Hitから新作アルバムを発表したリナ・サワヤマにとって、今年は昨年に続いて、飛躍の年となった。昨年の『Hold The Girl」は、UKチャートで日本人シンガーとして最高位を記録。

 

さらに今年に入っても快進撃は続き、アーティストは大忙しの一年を送った。2月には、宇多田ヒカルの「First Love」をアコースティックでカバー、映画『John Wick: Chapter 4』に出演。さらに、イギリスの最大級の音楽フェスティバル、グラストンベリーにも出演。ライブステージでは「Hold The Girl」の収録曲を中心に、バックダンサーを従えて、マジックショーに近い派手な演出が行われた。

 

 



def.fo(トム・パウエルによるプロジェクト)が本日ニューシングル「Autumn Leaves」を発表した。ラップ、ファンク、R&B,ポップスをクロスオーバーするプロジェクトによる「Godly」に続く最新シングル。ベル・アンド・セバスチャンのクリス・ゲッデスが鍵盤で参加しているのに注目。


前作のシングル「Godly」とは異なり、def.foが柔らかなギターポップへとドラスティックな転換を図ったニューシングル。今週のベスト・トラックとしてご紹介します。



「Autumn Leaves」は、ソウルフルで爽やかなポップ・フォークの傑作である。この曲は、作り手にも聴き手にも安らぎと安心感を与えてくれる。太陽に照らされた霜のように輝き、内省的な歌詞が暖かな希望の毛布を織りなしているように、私たちはどのような逆境を乗り越えられ、どんなに暗い時でも明るい日がやってくることを教え諭してくれる。朗らかな春は必ずやってくる。さあ、刻々と変化する人生の季節を心を込めて振り返る素晴らしい旅に出てみよう!!



この曲では、トム・パウエル(マイケル・ヘッド・アンド・ザ・レッド・エラスティック・バンド)がヴォーカル、ギター、ベースを担当。彼の隣には、尊敬するミュージシャン、フィル・マーフィー(マイケル・ヘッド・アンド・ザ・レッド・エラスティック・バンド、ビル・ライダー・ジョーンズ)のドラム、クリス・ゲッデス(ベル・アンド・セバスチャン)の鍵盤が並び、全員が曲のダイナミックな深みに貢献している。



プロダクションは、トム・パウエルとスティーヴ・パウエル(ザ・ストランズ、ジョン・パワー、ザ・ステアーズ)のシームレスなコラボレーションで、情緒的で安心感のあるサウンドスケープを実現している。ミックスはロイ・マーチャント(オマー、M.I.A.、イグザンプル)が担当し、マスタリング/エンジニアのハウィー・ワインバーグ(ジェフ・バックリー、PJハーヴェイ、シェリル・クロウ)が魔法のようなタッチで仕上げている。

 

 ニューシングル『Autumn Leaves」は2023年12月1日により発売。def.foのニューアルバム『Eternity』の最終シングルである。新作アルバムのプリオーダーはこちら

 

 

def.fo (a project by Tom Powell) announces its new single "Autumn Leaves". This is the latest single from the artist who crosses over rap, funk, and pop music, following "Godly".

Autumn Leaves" is a soulful, breezy pop-folk masterpiece. Carefully crafted, the song offers comfort and reassurance to both the creator and the listener. Glistening like frost in the sun, the introspective lyrics weave a warm blanket of hope, reminding us that adversity can be overcome and that even in the darkest of times, brighter days will surely come. Spring will always come. Let us embark on a journey to reflect wholeheartedly on the ever-changing seasons of life.

Tom Powell (Michael Head and the Red Elastic Band) provides vocals, guitar, and bass on this song. Alongside him are respected musicians Phil Murphy (Michael Head and the Red Elastic Band, Bill Ryder Jones) on drums and Chris Geddes (Belle and Sebastian) on keys, all contributing to the song's dynamic depth.

Production is a seamless collaboration between Tom Powell and Steve Powell (The Strands, John Power, The Stairs), resulting in an emotional and reassuring soundscape. Mixed by Roy Merchant (Omar, M.I.A., Ixample), mastering engineer Howie Weinberg (Jeff Buckley, PJ Harvey, Sheryl Crow) adds his magical touch.

The new single "Autumn Leaves" is released by December 1, 2023 and is the final single from def.fo's EP "Eternity". Pre-order the album here.




 「Autumn Leaves」

 


南アフリカ出身で、現在ロンドンで活動するSSW,Kenya Grace(ケニア・グレース)がニューシングル「Paris」をリリースした。(各種ストリーミングはこちら)ケニア・グレースは2023年のシングル「Strangers」でUKシングルチャート一位を獲得し、人気急上昇中のシンガー。


ニューシングル「Paris」は、Warner/Majarから昨日発売された。「現代のデートに対する痛烈な頌歌」と銘打たれている。彼女が最近リリースした「Only In My Mind」に続くシングル。

 

ロンドンのヴィレッジ・アンダーグラウンドでのヘッドライン・ショーに続き、初の北米ツアーも控えている。

 

 

「Paris」
Taylor Swift/The Eras Tour

現在、世界的に旋風を巻き起こしている「テイラー・スウィフト現象」は依然として収まる気配を見せないテイラー・スウィフトの大ヒットコンサート映画『The Eras Tour』は、本作の配給会社のAMCシアターによると、全世界でのチケット売り上げが2億5000万ドルを突破したことが分かった。ハリウッド・レポーター紙によると、この凄まじい記録は、3時間以上のミュージカル大作が、今年の大作映画トップ20にランクインしたことを意味するという。


さらに、ビルボード誌によると、映画『Eras Tour』は週末を終えて、北米での累計興行収入は1億7820万ドル、海外での累計興行収入は7180万ドルにのぼった。このコンサート映画は現在、2023年の世界興収ランキングで『The Nun II』(2億6800万ドル)に次ぐ19位を記録し、アメリカ国内では反人身売買映画として物議を醸した『サウンド・オブ・フリーダム』(1億8420万ドル)、『ジョン・ウィック:チャプター4』(1億8710万ドル)に次ぐ11位につけている。


映画『The Eras Tour』は今週木曜日(11月30日)に再公開される。11月27日、シンガーは34歳の誕生日を記念して、この映画を家庭用オンデマンドで配信すると発表した。彼女のキャリアを振り返るツアーの記録は、劇場版ではフィーチャーされなかった3曲をフィーチャーした拡大版としてホームスクリーンに登場する。「Wildest Dreams」、「The Archer」、「Long Live 」である。


この映画は、米国、カナダ、そして近日中に発表される他国で、12月13日にオンデマンドでレンタルされる予定。現時点では、日本での公開は未定となっている。『Taylor Swift: The Eras Tour』は10月に公開され、9,280万ドル以上の興行収入を記録し、たった1回の週末で瞬く間にコンサート映画史上トップの興行収入を記録した。 

 

このニュースを自身のソーシャル・メディアで発表したテイラー・スウィフトは、今回レンタル開始される同映画の拡大版には、「Wildest Dreams」「The Archer」「Long Live」のパフォーマンスが追加収録されることを明かしている。同映画には、カリフォルニア州イングルウッドにあるSoFiスタジアムで行われた“THE ERAS TOUR”からの3公演の映像が収録される。

 



先月、テイラー・スウィフトは、2014年の大ヒット・アルバムの再録版で、5曲の未発表曲を追加収録した『1989 (Taylor’s Version)』を発表した。彼女は、本作のリリースを、2023年12月22日に全米で公開予定の新作アニメ映画『Migration』の予告編に登場した「Out Of The Woods」の新ヴァージョンで予告している。ジャック・アントノフと共作・共同プロデュースした同曲のオリジナル・ヴァージョンは、アルバム『1989』からの6曲目のシングルとして2016年にリリース。


 


ホリー・ハンバーストーンが、デビューアルバムの収録曲「Elvis Impersonators」の新しいビデオを公開した。


このビデオは、ツアーが休みの日、新宿、原宿、渋谷で撮影された。ハンバーストーンがカラオケをしたり、仮面をかぶったダンサーの前に座ったりしている。作品について彼女は、「日本は世界で一番好きな場所のひとつ。妹が日本に住んでいるので、今年のサマーソニックで日本を訪れることができたのは本当に嬉しかった。何日か観光している間に、インスタグラムで現地の監督ヒロシを見つけて、"Elvis Impersonators "のビデオを撮影したら楽しいだろうと思ったの」


このリリースは、ハンバーストーンの最近のデビューアルバム「Paint My Bedroom Black」に続くもので、UKアルバム・チャートでトップ5入りを果たした。リリースに際してDIYの取材に応じた彼女は、BRIT賞を受賞した初期のキャリアに続き、アルバムを書く際に直面したプレッシャーについて語った。

 

「もっとバンガーを書かなければいけないというプレッシャーを感じていたわ。私はちょっと良くない時期があって、私が発表していた曲は本当に私を幸せにしてくれず、私らしくなかった。もし私が純粋に気にかけていることについて書いているのなら--でっち上げられた、実際に起こったわけでもないクレイジーな愛の物語でないのなら--より本物らしくなるはずよ」

 

アーティストはこの曲の中で、「東京の午前2時/あなたの髪には桜が咲いている」という日本を中心とした歌詞を、東京を舞台にしたビジュアルで表現している。

 

ホリー・ハンバーストーンは、映像作品『Holly Humberstone』に出演する。日本では未公開。MVは下記よりご覧ください。


 


オーストラリア出身のウィストラー奏者、Molly Lewis(モリー・ルイス)は、デビューアルバム『On The Lips』の制作を発表した。jagujaguwarから2月16日に発売される。アーティストはエンリオモリコーネの作曲に代表される西部劇のようなウィストラー・サウンドを特徴としている。これまで数作のシングルとEPを発表しているが、ついにフルレングスでデビューとなる。

 

本日発表されたリードカット「Lounge Lizard」は、1956年の映画『The Girl Can't Help It』におけるジュリー・ロンドンの幻影からインスピレーションを得たアンバー・ナヴァロ監督によるビデオと共に公開された。以下よりチェックしてみよう。


「あなたがどこにいようと、この曲をあなたの人生のこれからの数分間のサウンドトラックにしてほしい。この曲があなたの周りの環境を際立たせ、お風呂からサックス奏者がセレナーデしてくれるのと同じく、優しげな音に変えてくれることを願ってます」とルイスは声明で語っている。


ルイスは、プロデューサーのトーマス・ブレネック(メナハン・ストリート・バンド、チャールズ・ブラッドリー、エイミー・ワインハウス)と共に、パサディナのダイアモンド・ウエスト・スタジオで『オン・ザ・リップス』は制作された。アルバムには、ニック・ハキム、ブラジリアン・ギタリストのロジェ、BADBADNOTGOODのリーランド・ウィッティ、チェスター・ハンセン、チカーノ・ソウル・グループのジー・セイクレッド・ソウルズ、ピアニストのマルコ・ベネヴェント、エル・ミッシェルズ・アフェアのレオン・ミッシェルズらが参加した。 

 

「Lounge Lizard」

 

 

Molly Lewis 『On the Lips』

Label: jagujaguwar

Release: 2024/2/16


Tracklist:


1. On the Lips

2. Lounge Lizard

3. Crushed Velvet

4. Slinky

5. Moon Tan

6. Silhouette

7. Porque Te Vas

8. Cocosette

9. Sonny

10. The Crying Game

 Pinkpantheress 『Heaven Knows』

 

 

Label: Warner

Release: 2023/11/10

 

 

Review

 

2021年頃にTikTokから彗星のごとく登場し、オルタナティヴのサウンドの旋風を巻き起こしたPinkpantheress。 そのサウンドは英国圏にとどまらず、日本のリスナーも惹きつけるようになった。

 

Pinkpanthressはポップシンガーと呼ぶには惜しいほど多彩な才能を擁している。DJセットでのライブパフォーマンスにも定評がある。ポップというくくりではありながら、ダンスミュージックを反映させたドライブ感のあるサウンドを特徴としている。ドラムンベースやガラージを主体としたリズムに、グリッチやブレイクビーツが搭載される。これがトラック全般に独特なハネを与え、グルーヴィーなリズムを生み出す。ビートに散りばめられるキャッチーで乗りやすいフレーズは、Nilfur Yanyaのアルバム『PAINLESS』に近い印象がある。

 

もちろん、熱心なファンを除けば、すべての人が音楽をゆったりと聞ける余裕があるわけではない。Tiktok発の圧縮されたモダンなポピュラー音楽は、それほど熱心ではない音楽ファンの入り口ともなりえるだろうし、また、その後、じっくりと音楽に浸るための布石を作る。現代的なライト層の要請に応えるべく、UKの新星シンガーソングライター、Pinkpanthressは数秒間で音楽の良さを把握することが出来るライトなポップスを制作する。ポピュラーのニュートレンドが今後、どのように推移していくかは誰にも分からない。けれども、Pinkpanthressのデビュー・アルバムでは、未来の可能性や潜在的な音楽の布石が十分に示されていると言える。

 

荘厳なパイプ・オルガンの音色で始まる「Another Life」は、その後、ドラムンべースの複雑なリズムを配したダンス・ポップへと移行するが、ボーカルラインには甘い感じが漂い、これがそのままPinkpanthressの音楽の最たる魅力ともなっている。日本国内でのGacya Popにも近い雰囲気のあるTikTokでの拡散を多分に意識した音楽性は、2023年の音楽シーンの最前線にあるといえるかもしれない。そして、ピンクパンサレスは、バックトラックのダンサンブルなビートを背後に、キュートさと落ち着きを兼ね備えたボーカルで曲にドライブ感とグルーヴ感を与えている。途中に加わるコラボレーター、RemaのラップもトラックにBad Bunnyのようなエキゾチシズムとチルアウトな感覚を付け加えている。両者の息の取れたボーカルワークの妙が光る。

 

観客の歓声のSEで始まる「True romance」は、Nilfur Yanyaのソングライティングのスタイルに近く、ダンス、ポップ、そして、ラップ的なリズムのテイストを組み合わせたバンガーである。ヨーロッパにおいて、DJセットで鳴らしてきたアーティストがあらためて多数のオーディエンスの目の前で、どういうふうにポップバンガーが鳴り響くのか、そういった空間的な音響性を最重要視した一曲である。 このトラックもTikTokサウンドを過剰なほど意識しているが、魅力はそれだけにとどまらない。ボーカルワークの運びの中には、胸を締め付けるような切ないフレーズが見られ、 アーティストの人生におけるロマンスを音楽を通じて表現している。

 

ストリーミングで驚愕的な再生数を記録している「Mosquito」では、グリッチサウンドを元にして、同じようにドライブ感のあるダンス・ポップが展開される。しかし、21年頃からTiktokがアーティストの名声を上昇させたのは事実であるとしても、Pinkpanthressはそこにべったりより掛かるのではなく、そのプラットフォームに関するアンチテーゼのようなものをさりげなく投げかける。それは反抗とまではいかないかもしれないが、このプラットフォームに親しみながらも、冷やかしを感じる人々に対して共感を呼び覚ます。オートチューンを掛けたボーカルは、2020年代のポップスの王道のスタイルが図られているが、このアーティストの持ち味であるキュートさを呼び覚まし、同時に、軽やかでインスタントな印象をもたらす。

 

「Aisle」は、序盤のアルバムのハイライト曲として注目したい。イントロにヒップホップ的なサウンド処理を施し、それに現代的なハウスのビートやグリッチを加えている。この曲にわだかまるアシッド的な空気感は、アーティストのボーカルと掛け合わされた途端、独特なオリジナリティーを生み出す。音楽的な手法や解釈ではなく、ある意味ではアンニュイな空気感がダンスビートの回りにまとわりつく。これが実際、アシッド・ハウスで感じられるような快感を呼び起こす。そしてそれは一貫して口当たりの良いしなやかなポップスという範疇で繰り広げられる。最終的にはロサンゼルスのローファイの質感を持つコアなポップスへと変遷を辿っていく。

 

Central Ceeが参加した「Nice To Meet You」はピンクパンサレスからの初見のリスナーに送られた挨拶状、グリーティングカード代りである。実際にキュートなポップスとは何かを知るのには最適なトラックであり、タブラの打楽器を加えることで、その中にインド的なエキゾチズムをもたらす。エスニック・ポップとも称すべき新味なポップサウンドを探求している最中であることがわかる。トラックの後半で登場するCentral Ceeのラップは爽やかな感覚に満ちている。ドリルのリズム対し繰り広げられるCeeのスポークンワードのテクニックにも注目。曲のリズムは最後にドリルからドラムンベースに変わり、ボーカルのサンプリングを遊びのような感じで付け加えている。

 

Kelelaが参加した「Bury Me」は、アルバムの中盤の注目曲としてチェックしておくべし。アンビエント的な癒やしのテクスチャーから始まり、以後、グリッチやドリルを絡めたナンバーで、チップチューンからの影響も伺い知れる。これが例えば、インドネシアのYeuleが志向するハイパーポップのような現代的なボーカルのアプローチと取り入れ、清涼感を生み出す。ボーカルにオートチューンを掛け、キュートさが重視されているのは他の曲と同様であるが、ロンドンのネオソウルのボーカルワークの影響を反映させたフレーズは、琴線に触れる瞬間がある。トレンドのサウンドを重視しながらも、そこに何らかの独自性を併せ持つのが強みである。

 

以後、22歳になったアーティストは、ユースカルチャーを振り返るように、「Internet Baby」において、8ビット風のゲームサウンドの影響を反映させた、バーチャルな空間に繰り広げられるポピュラーという概念を音として昇華している。しなるようなドリルのリズムが特徴となっているが、コアなラップを避け、ポップスの範疇にサウンドを収束させている。ここではよりK-POPの主要なグループやそれに近いサウンドを押し出し、Tiktokファンにアピールを欠かさない。その後に続く、「Ophelia」もハイパーポップサウンドに主眼を置いているが、中盤から後半にかけて意外な展開力を見せ、実験的なエレクトロニックの領域に踏み入れている。こういった才気煥発なソングライティングの創造性や意外性のある曲展開はアルバムを楽しむ上で、重要なポイントとなり、予想以上に長くアルバムを聴き続けるための足がかりとなりえる。

 

アルバムの中盤から終盤にかけて、ポップスを軸点として、遠心力で離れていくかのように、序盤以上に多彩な音楽性が展開される。「Feel complete」は、UKガラージやベースラインを基調とし、遊び心のあるシンセリードがそれに加わる。リズムに関しては、アシッド・ハウスに近いスタイルに移行する場合もある。しかし、トラックメイクがダンス・ミュージック寄りになりすぎると、一般的にボーカルの印象性が霞んでしまうケースが多いのにも関わらず、このトラックだけはその限りではない。同じように、ハイパーポップやインドネシアのYeuleの志向する次世代ポップスに準ずる「機械的なものに対する人間的なエモーション」を鋭く対比させることで、アーティストしか生み出し得ない唯一無二のポピュラー音楽を作りだそうとしている。 


アルバムの終盤にも良曲が並んでいて聴き逃がせない。それは考えようによっては、これまでに定着したTikTok発のアーティストというイメージを十分に払拭し、彼女が次のメガスターの階段をひとつずつ上り詰めていくためのプロセスを示しているとも考えられる。「Blue」におけるダンス・ミュージック、ポップ・ミュージックの痛快なクロスオーバーも素晴らしく、ドラムンベースのリズムを発展させた「Feelings」も、UKのフロアシーンのリアルな空間をレコーディングとして絶妙に反映させている。「Capable of love」では、ブレイクビーツを元にして、コアなポップスを生み出している。Ice Spiceが参加したアルバムのクローズ「Boy's a Liar Pt.2」でもチップ・チューンを元にして、キラキラと輝くようなエレクトロポップを制作している。

 


88/100

 

 

「The Aisle」

 

©︎Mark Seliger

シェリル・クロウがニューアルバムの制作を発表した。『Evolution』は3月29日にリリースされ、彼女が『The Tonight Show Starring Jimmy Fallon』で初披露した新曲「Alarm Clock」は本日リリースされる。


2019年の『Threads』に続くこの作品は、マイク・エリゾンド(ドクター・ドレー、マルーン5、キース・アーバン)がプロデュースした。"今はストリーミングですべてが曲中心になっており、アルバムを作るのは大きな努力だ "とクロウはプレス声明で語った。"マイクにデモを送り始めたんだけど、曲はどんどん溢れ出てきて、これがアルバムになるのは明らかだった"


「この音楽と歌詞は、静かな場所に座って、深い魂の場所から書いたものなんだ。「もうレコードは作らないと言ったし、意味がないと思っていた。でも、この音楽は私の魂から生まれた。そして、このレコードを聴いた人がそれを感じてくれることを願っている」


今夜(11月3日)、クロウはロックの殿堂入りを果たし、オリヴィア・ロドリゴとともに殿堂入りセレモニーを行う予定だ。


 


 Sheril Crow 『Evolution』



Label: Valory Music Group

Release: 2024/3/29




Tracklist:


1. Alarm Clock

2. Do It Again

3. Love Life

4. You Can’t Change the Weather

5. Evolution

6. Where?

7. Don’t Walk Away

8. Broken Record

9. Waiting in the Wings

 


ブライトンのシンガー、メイジー・ピーターズが新しいデラックス・アルバムをリリースした。下記より曲を視聴してみて下さい。アーティストは今年3月に来日公演を行っている。イギリスのメディア、DORKがイチオシするシンガー。


彼女のセカンド・アルバム「The Good Witch」のエクステンデッド・エディションには、6曲の新曲が収録されている。


メイジー・ピーターズは次のように語っています。「『The Good Witch』の制作は、私の人生で最もマジカルな体験のひとつで、このアルバムにはまだ人生があると最初からわかっていた。『You Signed Up For This』と『The Good Witch』は私にとって姉妹盤のようなもので、年齢も曲調も違うけれど、この2枚を書いた時の私自身によって永遠に絡み合っている。この1年を締めくくるにふさわしい、そして私が語ることのできなかったお気に入りの物語への扉を開くために、私はあなたたちにそれらを贈りたいと思いました」

©Beth Garrabrant

テイラー・スウィフトが、5枚目のスタジオ・アルバム『1989』を再録した『1989 (Taylor's Version)』をリリースした。8月9日(通称8/9)にカリフォルニア州イングルウッドのSoFiスタジアムで行われたコンサートで発表された。


アルバム『1989』は私の人生を数え切れないほど変えてくれました。その私のバージョンが10月27日にリリースされることを発表できて、興奮でいっぱいです」と、スウィフトはアルバムを発表するソーシャルメディアの投稿に書いている。

 

「正直に言うと、このアルバムは今までで一番好きな再レコーディングなんだ。だって、From The Vaultの5曲はとてもクレイジーだから」

 

そして、彼女は「From The Vault」の曲名を明かした。"Slut!(スウィフト、ジャック・アントノフ、パトリック・バーガーが書いた)、「Say Don't Go」(ダイアン・ウォーレンと書いた)、「Now That We Don't Talk」、「Suburban Legends」、「Is It Over Now?」


1989 (Taylor's Version)』は、2021年にリリースされた『Red (Taylor's Version)』と『Fearless (Taylor's Version)』、今年初めにリリースされた『Speak Now (Taylor's Version)』に続く作品となる。

 

Shuwa Shuwa ©Space Shower Music

 

渡邉光平と紺世晃子による男女デュオ、Shuwa Shuwaが2ndEP『michikake』を本日リリースします。新作EPに収録されている「Swimming Pool」のMVが公開されていますので、リリース情報の詳細、EPの配信リンクとともに下記よりチェックしてみてください。

 

渡邉光平と紺世晃子による男女デュオSchuwa Schuwa。2022年3月にリリースしたデビューEP「Are You Schuwa?」が新人として異例のロングヒットを記録する最中、遂に2nd EP「michikake」のリリースが決定。


前作同様、それぞれの自宅で緻密に練り上げられた現代のハイブリッド・ポップミュージック。現役のフォトグラファー/映像作家として活躍する渡邉光平の視覚の世界観と、フランス文学などから影響を受けた紺世晃子の作る世界観がSchuwa Schuwa独自の物語性を創り上げている。リミックスでRejoicer、nosh、マスタリングではKentaro Kimura(Kimken Studio)が参加。



2nd EP「michikake」は、月の「満ち欠け」のような自然現象の中に人々が想像力で生み出す物語をコンセプトに、生活の至る所に現れる想像力への入口を、カラフルで鮮やかなサウンドと情景描写に富んだ歌詞で描いている。前作から一貫して親しみのあるポップスでありながらも、その枠を超える実験的なサウンドを多分に取り入れた作品となっている。生活と想像の接点を捉えた歌詞が、サウンドと融合し、共感と新しさを感じられる表現となっている。



EPから最初のSGとなる「a Tourist」は、コスミックなビートとシンセサウンドのループが、メロディやベースラインと共に自由自在に展開し、聴きどころが豊富なポップスに昇華している。歌詞においては深夜飛行をテーマにしており、自由や疾走感、非日常に逃避する刹那的な感情を、飛び回るようなコーラスと共に表現している。続く「Swimming Pool」は、ファンタジーで象徴的な歌詞を中心にして、ポップで多幸感のあるシンセサウンドに仕上がっている。歌詞では、宇宙旅行から帰ってきた少女を主人公とする物語をテーマに、少年少女が大人になる時の喪失感や刹那的な輝きを描く。タイトルはフランソワ・オゾンの映画「Swimming Pool」から。

 

また「Swimming Pool」のリミックスをStones Throw Recordsからのリリースでも知られるイスラエルのプロデューサーRejoicerが担当。原曲からガラッと変わったホーリーな気持ちを喚起させるサイケデリックなビートミュージックに変貌。続く「Taxi Driver」は、ヒップホップ的なシンプルでソリッドなビートをベースとしながらも、コードとメロディの展開を多く取り入れたポップな魅力を持たせている。

 

歌詞では、雨の湿った空気が日常にもたらす不思議な感覚を、歩くようなリズムの中に立体的に描写している。ジム・ジャームッシュの映画「ナイト・オン・ザ・プラネット」も世界観のリファレンスとなっている。「Taxi Driver」のリミックスは、JJJ、KID FRESINO、KANDYTOWN等にビートを提供しているnoshが担当。どこか夜を感じさせるメロウなビーツとフレイヴァが加えられている。

 

そして、EPの一推し曲でもある「nagame」は、バラード調のシンプルなR&Bをベースとしながらも、各所でフックとなるシンセサイザーのサウンドを盛り込み、それらがアコースティックなピアノ、ギターと混ざり合う現代的で暖かなサウンドとなっている。歌詞では、外の景色を眺めながら大切な人や自分自身に想いを巡らせるような暖かな瞬間を描写している。 

 

 

 「Swimming Pool」MV



Shuwa Shuwa 2nd EP『michikake』 

 


2023.10.25 Release | Schuwa_012
Released by AWDR/LR2



収録曲:


1. a Tourist
2. Taxi Driver
3. Swimming Pool
4. nagame
5. Taxi Driver (nosh Remix)
6. Swimming Pool (Rejoicer Remix)



配信リンク:

https://ssm.lnk.to/michikake



Directors : Kohei Watanabe, Teruko Konse
Cinematographer : Kohei Watanabe
Camera Assistant : Akari Yagura
Stylist : Narumi Aoki
Flower Coordinate : Kaho Nishi(Lopnur)
English Subtitle : Eri Kunimatsu
Special Thanks : Tofu-ya




Shuwa Shuwa

 

1989年生まれの静岡県沼津市出身の渡邉光平と1995年生まれの東京都品川区出身の紺世晃子による男女デュオ。楽曲からアートワークの制作に至るまで2人によるセルフプロデュースで行う。


2019年11月結成。楽曲制作は共に行い、歌詞は紺世、サウンドプロデュース/ミックス/MV/アートワークは渡邉が担当。


WONKの井上幹、荒田洸、リミックスでSeiho、XL Middletonが参加したデビューEP「Are You Schuwa?」を2022年3月にリリース、J-Wave「TOKIO HOT 100」へのチャートインやサブスクリクション・サービスの人気PLAYLISTに多数ピックアップされるなど新人として異例のヒットを記録。


以降、CM音楽制作や映画への音源提供など活動の幅を広げる中、2023年7月よりいよいよ怒涛のリリースを開始する。



渡邉は、銀行勤務を経て桑沢デザイン研究所卒、現在はフォトグラファー/映像作家として活動。Princeをはじめとするブラックミュージックに傾倒。紺世は、6歳からピアノを習い、学生時代は軽音楽部に触れ、この頃から作曲をスタートさせている。大学ではフランス文学を学び、フランス映画/音楽に出会い、フレンチポップ、エレクトロの世界に傾倒していた。共に慶應義塾大学卒。

 


PinkPantheress(ピンク・パンテレス)がデビュー・アルバム『Heaven Knows』を発表した。このアルバムは11月10日にワーナー・レコード/300エンタテインメントからリリースされ、ニューシングル「Capable of love」が先行発売される。


このアルバムについてピンク・パンテレスは次のように語っている。「地獄から煉獄への旅、でも私はそこにいてもいい」


シングルについて、彼女はこう付け加えた。「私の曲の中で、おそらく最もファン待望の曲をリリースできることに、驚きと感激でいっぱいです。この曲は、私がいつもやってみたかったジャンルに進もうとしていて、ここから始められて嬉しいわ」  


「Capable of love」



PinkPantheress  『Heaven Knows』

 

©Coughs

 

Kali Uchis(カリ・ウチス)がスペイン語のニューアルバム『Orquídeas』を発表した。このアルバムは2024年1月12日にリリースされる。アルバムのジャケットは以下より。


「蘭はコロンビアの国花であり、コロンビアの蘭の種類は地球上のどこよりも多い。「私はいつもこの花に強い興味をそそられ、惹きつけられるものを感じていた。このアルバムは、ランの時代を超越した、不気味で、神秘的で、印象的で、優美で、官能的な魅力にインスパイアされている。この広大で新鮮なエネルギーで、音楽におけるラティーナに対する見方を再定義したい」

 


カリ・ウチスは今年初め、最新アルバム『Red Moon in Venus』をリリースした。





 


マリカ・ハックマンは4thアルバム『Big Sigh』を1月12日にクリサリス・レコードからリリースすると発表しました。イギリスのボーカリスト、マルチ奏者、ソングライターとして知られている。

 

今回、シンガー・ソングライターは、サム・ペッツ=デイヴィスと長年のコラボレーターであるチャーリー・アンドリューと共に、2019年の『Any Human Friend』に続く作品を制作しました。このアルバムには、以前シェアされたトラック「No Caffeine」とニューシングル「Hanging」が収録されます。アルバムのアートワーク、及び、トラックリストは以下を参照のこと。


「”Hanging”は、過去の困難な恋愛を振り返っており、人生の次のステージに成長することができないような状況に、いかに自分を陥れることができるのかについて歌っている」とハックマンは説明している。"Yeah you were a part of me, I'm so relieved it hurts- そう、あなたが私の一部分であるとき、私は痛みから開放される "というフレーズは、たとえそれが正しくなかったとしても、別れることがどれだけ辛いことかを表現しているんだ」


「私はいつも自分のレコードをプロデュースしていたけれど、実際にそうしたと言えるほど自分をバックアップしたことはなかった。私はスポンジであることが好きで、キャリアの最初の3分の2は学習経験であると考えていた。このアルバムで、私は学習し、何をすべきかがわかった」



「Hanging」


Marika Hackmanの新作アルバム『Big Sigh』はChrisalisから明日発売される。先行シングルとして「No Caffeine」「Hanging」「Slime」「The Yellow Mile」が公開されています。シングルのご視聴は下記より。




Marika Hackman 『Big Sigh』

Label: Chrysalis

Release: 2024/1/12

 

Tracklist:


1. The Ground

2. No Caffeine

3. Big Sigh

4. Blood

5. Hanging

6. The Lonely House

7. Vitamins

8. Slime

9. Please Don’t Be So Kind

10. The Yellow Mile


 

©︎Petros


今年、来日公演を開催したUKのシンガー、シグリッドがニューシングル「Ghost」をリリースしました。このシングルは、セカンド・アルバム『How To Let Go』リリース後初となる新曲「The Hype」に続く作品。「The Hype」と名付けられた10月27日発売予定のEPの収録曲となる。


「物心ついたときから、キャッチーなもの、特に頭から離れないメロディーが好きだった」とシグリッドは説明する。特に、頭から離れないメロディーが好き」とシグリッドは説明する。

 

「どうりでポップミュージックを作り始めたわけだ!ひとつのタイプのポップ・ソングを作りたいと思ったことは一度もない。書き続けてきたけど、今年シングルを1枚出すだけじゃ物足りない気がして、音楽的に今の自分の位置を示すためにEPを出すことにした。この形式が好き。短くて簡潔だけど、曲作りやストーリー、サウンドのさまざまな側面を見せるのに十分な時間がある」


 

 

「”Hype EP”では、本当に期待に応えられているのか、失敗してしまったのか、誰かを乗り越えているのか、そして「きっと大丈夫!」ということについて書いた」


「Ghost」




Sigrid 「The Hype』 EP
 

Tracklist:

The Hype
Borderline
Ghost
Wanted It To Be You

 

©︎Dan Medhurst

Sofia Kourtesis(ソフィア・クルテシス)は、デビューアルバム『Madres』の最終シングル「How Music Makes You Feel Better」を公開した。「どんな嵐の中でも、どんな浮き沈みの中でも、痛みや悲しみの中でも、音楽はいつもあなたを元気にしてくれる最も美しいものです」


Sofia Kourtesis(ソフィア・クルテシス)の『Madres』はニンジャ・チューンから今週金曜日に発売される。


 


カナダのシンガーソングライター、La Force(ラ・フォース)は、9月29日(金)にリリースされるニューアルバムのタイトル曲「xo skeleton」を発表した。この曲は、「condition of us」「october」「how do you love a man」に続くシングルとなる。アルバム発売前に以下よりチェック。


「XO Skelton」という曲は、このアルバムの包括的なテーマです。それは私が保護として愛するイメージです。グーを内側に閉じ込める甲羅。この保護は、愛、キス、ハグにある。私たちの人生を支えてくれるもの。

 

愛は目に見えない覆いであり、私たちはその覆いで他人を飾り、飾られる。それは、私たちの中に骸骨があることを思い出させてくれる。死の象徴でありながら、生きている間は私たちを動かしていた建築物。この曲は、完全に愛するための動機付けであると同時に、時にはフォースのやる気を削ぐものとしての死の必然性を歌っている。 


「XO Skelton」


プエルトリコの大スター、バッド・バニーがニューシングル「Un Preview」をリリースした。TainyとLa Pacienciaとの共同プロデュースにより制作された。Stillzが監督したビデオは以下から。


「Un Preview」は、バッド・バニーが5月にフランク・オーシャン、リル・ウージー・ヴェルト、ドミニク・ファイクらをフィーチャーしたビデオとともにリリースした「Where She Goes」に続くシングルだ。また、「K-POP」ではトラヴィス・スコットとザ・ウィークエンドと共演している。


 

ホリー・ハンバーストーン(Holly Humberstone)がニューシングル「Into Your Room」をリリースした。Amazon Musicでのライブパフォーマンスを収録したミュージックビデオが公開されている。下記より御覧下さい。

 

この曲は、10月13日にリリースされる彼女のデビュー・アルバム『Paint My Bedroom Black』からの最新曲で、インストア・ツアーも予定されている。