©︎Cristina Fisher

キャロライン・ローズは、3月24日に発売予定のアルバム「The Art of Forgetting」の新曲「Tell Me What You Want」を発表した。ローズとサム・ベネットが共同監督したこの曲のビデオは、以下からチェックしてみてください。


「これを聴くと、その時期の自分を本当に感じるんだ」と、ローズは声明で語っています。


「私の頭の中は、私に何をすべきか伝えようとする声の掃き溜めのようだった。恋愛の終わりは、とても混乱するものでしょう。すべての感情が渦巻いていて、本当に手の打ちようがない。相手とつながろうとする試みがうまくいかないと、我慢するか離れるかのどちらかを選ばなければならないと気づく...そしてどちらの選択肢も最悪だ。この曲は、自分を守ろうとする気持ちと、愛する人から離れることへの計り知れない罪悪感や後悔の間で、絶望的な状況に陥っていることを歌っているんだと思う」

 

©︎David Ruccuglia

Lonnie Holleyが、3月10日(金)にJagjaguwarからリリースされるアルバム『Oh Me Oh My』から新曲を公開しました。「Kindness Will Follow Your Tears」はBon Iverをゲストに迎えて制作された。


ロニー・ホーリーの前作は2020年の『Broken Mirror』。マシュー・E・ホワイトとの共作『A Selfie Reflection』です。

 


ロンドンのドリームポップバンド、Bleach Labがサプライズのニューシングル「Indigo」を発表しました。

バンドのジョシュ・ロングマンは、「繰り返し謝ろうとする相手と有害な関係にあること」からインスピレーションを得て、「この曲はコーラスから書き始め、当時はトラックは考えていなかった」と説明しています。

「80年代の映画で、彼女が窓際に座っているときにラジカセから音楽を流して、謝って彼女を取り戻そうとする男のアイデアが好きだったんだ。映画の中ではロマンチックに描かれているけれど、現実にはありえないというのが面白いなと思ったんです。そこで、それを少し遊び心に変えて、繰り返しに関連づけ、もしそれが今日起こったとしたらどう見えるかを考えてみました」

 

©︎Audley Hall

米国のシンガーソングライター、Alaska Reid(アラスカ・レイド)がデビューアルバム『Disenchanter』を発表しました。


この作品は、シンガーソングライターの2020年の『Big Bunny』に続き、Luminelle Recordingsから7月14日に発売される。リード・シングル「Back to This」のビデオ、カバー・アートとトラックリストは下記をチェックしてみて下さい。
 
 
「Back To This」は、アブサロカ・バートゥース・ウィルダネスでのハイキングで、リードが休憩中の森林局員のグループに出くわしたことからインスパイアされました。「夏の終わりで、彼らは幸せそうで埃っぽかった」と彼女は回想している。
 
 
「それはまるで、古典絵画に描かれた夢想のようでした。私は他人の人生や他人の職業を空想します。書くことは、他の誰かになることがどんな感じなのかを近似することができる方法なのです。この曲は、他人の人生の一場面に遭遇して、その一部になりたいと思ったことを歌っているのですが、スモークジャンパーたちのように、自分がかっこいいと思ったり、価値があると思ったりしたことがあっただろうか、ということも考えています。写真を見返して、なぜその時、写真に写った自分のように感じられなかったのか、ということも考えています」

アルバムのインスピレーションの源について、アラスカ・リードはこう語っています。「私はファンタジーをよく読むのですが、その中で、魔物フォリオというキャラクターが紹介されました」
 
 
「彼は、魔物に接触することでその力を吸収し、逆に魔物を消耗させ、幻惑させることができます。病的かもしれませんが、作家は、ある体験を取り上げ、それを何度も回して、注目する価値のあるもの、魅惑的なものを探し、そうすることで、その魔法の一部を抜き取り、自分のものへと代謝させるのです」




Alaska Reid 『Disenchanter』
 
 


Label: Luminelle Recordings

Release Date: 2023年7月14日

 

 

Tracklist: 

1. French Fries

2. Dogs&Girls 

3. She Wonders 

4. Leftover 

5. Palomino 

6. Back To This 

7. Arctic Heart

8. Always 

9. Seeds 

10. Airship

 Xiu Xiu『Ignore Grief』

 

 

Label: Polyvinyl

Release: 2023年3月3日



Review 



2021年の『Oh No』は、この実験的な音楽性を擁するトリオにとって比較的ポピュラーな作品で、かなり聞きやすい部類だった。ところが続く、『Ignore Grief』は劇的な方向転換を図り、お世辞にも親しみやすいとはいいがたいアンダーグラウンドミュージックに属する作品となっている。

 

アルバムのアートワークについては、イギリスのポスト・パンク/ゴシックバンド、Bauhausの名作群を彷彿とさせる。バウハウスも『Mask』では、展開される音楽は基本的にポピュラー性に根ざしていながら、 ホラー風の音楽に挑戦していた。その他、ダブの影響を交えた代表作『Bela Lugosi's Dead』も妖しい光を放ち、時にはリスナーを慄然とさせるものがあったのだ。


なぜバウハウスの例を挙げたのかといえば、それは例えば、ニューヨークのSwansに比する地の底に引っ張られるような暗鬱かつ重苦しさもあるにせよ、Xiu Xiuがこの作品を通じて志向する方向性は、バウハウスのダークなゴシック性に近いからである。変拍子を交え、聞き手のリズム感を撹乱させ、前衛的なアプローチで聞き手を惹きつける。ただ、それだけではなく、ディストーションのノイズ、スポークンワード、テクノのビート、そして、シュトックハウゼンのトーン・クラスターの技法を織り交ぜ、斬新な作風にトリオは挑もうとしている。しかし、これらの実験音楽は従来では無機質というべきか、人間味を感じさせないような音楽が主流であったが、少なくともXiu Xiuの最新作『Ignore Grief』はそのかぎりではない。表向きには、ホラーチックであり、不気味な雰囲気が漂うが、その音楽性の節々には情感も感じ取れるのである。

 

オープニング・トラック「The Real Chaos Cha Cha Cha」は、タイトルこそキャッチーではあるものの、ノイズ・アヴァンギャルドの極北に位置している。バウハウス調の暗鬱なシンセサイザーのシークエンスにクールなスポークンワードが折り重なり、Xiu Xiuの特異でミステリアスな世界が無限に広がっている。Xiu Xiuの音楽は先にも述べたように、人好きのしない内容ではありながら、何か真実性を持ち合わせているような気もする。とにかく聞きようによっては様々な解釈ができるようなオープニングトラックである。

 

続く、獣の数字を刻印した「666 Photos of Nothing」は、ホラームービーの最も恐怖にまみれた山場のシーンに導入されるようなBGMに比する怖さを持っている。夜中に聴くと、飛び上がりそうな曲だけれど、それがチープな恐怖として再現されているかというと、そうではないように感じられる。ここには、リゲティ・ジェルジュのアウシュヴィッツをテーマにした「Atmospheres」のような奇妙な怖さがあり、それは直接的な表現ではなく、漠然とした空気感により恐怖やホラーという表現が生み出される。つまり、現代音楽の影響下にあるからではなくて、真実性に基づいた怖さが抽象的な形で表現されているのである。この点について、Xiu Xiuの最新作『Ignore Grief』の音楽が単なるまやかしではないということに気がつくはずである。

 

今作には、ファンタジックな要素はほとんどなく、徹底的にリアリズムが表現されている。Xiu Xiuは現代社会の恐怖を端的に捉えすぎているため、救いがない音楽のように思えるかもしれない。しかし、映画の会話のサンプリング、クラウト・ロック、そして、ドイツのミッシング・ファンデーションの作風を彷彿とさせる「Maybae Baeby」は確かにインダストリアルで無機質な恐怖感を擁しているが、その感覚はそれほど理解しがたいものではないはずである。例えば、ブラック・ミディの「Of Schlangenheim」が好きな人にとっては何かピンとくるものがあるかもしれない。


もちろん、オーバーグラウンドの音楽に慣れ親しむリスナーにとってはこれらは受け入れがたく、抵抗感があるかもしれないが、この音楽の中に掴みやすさを求めるとしたら、必ずしもXiu Xiuの音楽が一辺倒ではなく、ラウドとサイレンスという2つの持ち味を駆使していることに尽きるだろう。例えば、「Pahrump」では比較的、静かな印象のダーク・アンビエントにも近い作風に挑戦していることにも注目しておきたい。全体的には、その音楽性の中に踏み入れる余地がないように思われる中に、とっかかりのようなものを用意している。ニューヨークのアヴァンギャルド・ジャズ、サックス奏者のJohn Zorn(ジョン・ゾーン)の演奏を彷彿とさせるこの曲では、混沌や恐怖、悲惨さ、冷淡さの中に、それと正反対にある正の感覚を織り交ぜているのだ。

 

アルバムの終盤部では、「Border Factory」を聴くと分かる通り、一筋縄ではいかない音楽性が展開される。例えば、この曲では、1980年代のドイツのインダストリアル・ノイズの音楽をそれとなく彷彿とさせるが、ドイツのCanというよりも、Einsturzende Neubauten(アインシュトゥルツェンデ・ノイバウテン)のジャンクな感覚に近いかもしれない。つまり、このグループがそうであったように、多種多様な音楽を雑多に飲み込んだ末に生み出された音楽という気もする。また、続く「Dracula Parrot,Moon Moth」では、ストリングスを交え、アーノルト・シェーンベルクの十二音技法による歌曲の風味に加え、それらを電子音楽の側面から現代的に解釈を加えている。古い型と新しい型を組み合わせ、現代音楽のオペラのような曲を生み出している。 

 

最後の曲「For M」では、トーン・クラスターとインダストリアル・ノイズの中間にある音楽でアルバムを終える。


全体的にはちょっと後味の悪いホラームービーのような作品にも感じられるかもしれないが、しかし、この音楽性の中には凛としたクールさが漂っていることを勘の鋭いリスナーであれば感じ取るであろう。これは、トリオが、建築用語でもあり、また、音楽ジャンルやファッションでも使われるゴシックという概念の核心に迫っているからでもある。その点について、カッコいいと思うのか、なんだか不気味だと思うのかは、聞き手の受け取り方次第かもしれない。  


少なくとも、この最新作は単なる不快な音楽というわけではなく、醜悪的で不気味な表現に踏み込んだ先に、このアルバムの本当の魅力は存在している。さらに前衛音楽として美的感覚を裏側に秘めた作風でもある。

 

 

82/100

 

 

*下記のMVは、ホラー、またセンシティヴな表現があります。苦手な方は視聴をお控え下さい




 


supervioletは、昨年末に解散を発表したオハイオのバンドSidekicksのSteven Ciolekによる新しいプロジェクトです。

 

本日、彼はデビューアルバム『Infinite Spring』をLame-O Recordsから4月21日にリリースすることを発表しました。Kosoma Jensenが監督したリード・シングル「Overrater」のMVは、以下よりご視聴ください。

 

「"The Sidekicksは、僕が15歳の時、ちょうど音楽を書き始めた頃に始まったんだ。だから、アイデアを持ち、それを練習に持ち込み、バンドがそれを何かに変えるというのは、まさに私が曲作りを学んだ方法だった」とシオレックはプレスリリースで説明している。

 

「でも、いつも頭の中には、違う方法でやってみたいとか、自分であることを探求してみたいというアイディアがあった。だから、活動を休止したときは、新しい曲作りのプロジェクトに挑戦するために、白紙に戻したかった。アルバムとしての『Infinite Spring』のアイデアは、開放感や可能性、成長といった感覚を捉えようとするものだったんだ」

 

「曲作りのプロセスは、これまでよりもあちこちで感じた。かなり淡々とした感じだった。バンドをやっていると、ある種のスタイルが決まっていることが多いのですが、このバンドでは、どんなランダムなアイデアでも試すことができるような気がしました。サイドキックスはライブも多いので、ライブで使える曲かどうかを考えることも大きな要素でした。でも、ライブで演奏することが、今回書く曲の情報になることは全くなかった」

 




superviolet『Infinite Spring』

 



Label: Lame-O Records

Release Date: 2023年4月21日 

 

Tracklist:


1. Angels On The Ground
2. Blue Bower
3. Big Songbirds Don't Cry
4. Good Ghost
5. Dream Dating
6. Long Drive
7. Locket
8. Overrater
9. Infinite Spring
10. Wave Back

 

©Shervin Lainez


アトランタのインディーロックバンド、マンチェスター・オーケストラが、今週金曜日に発売される『The Valley of Vision』の最新プレビュー「The Way」を公開しました。この曲は、Jamie Martens、Catherine Marks、Ethan Gruskaが追加プロデュースしています。以下、チェックしてみてください。


以前にシェアしたシングル「Capital Karma」を収録した『The Valley Of Vision』は、今週金曜日、3月10日にリリースされます。アイザック・ダイッツが監督したバーチャル・リアリティ・フィルムは、マンチェスター・オーケストラのYouTubeチャンネルで木曜の夜に初公開される予定です。

 

「The Way」

 



The New Pornographersが、3月最終週に発売予定のアルバム『Continue as a Guest』からの最新シングル「Pontius Pilate's Home Movies」を発表しました。この曲は、前作「Really Really Light」、「Angelcover」に続く作品。以下、チェックしてみてください。


「リリックは、ソーシャルメディアとオンラインカルチャーの病気についての意識の流れの物語です」フロントパーソンのA.C.ニューマンはプレスリリースで説明しています。

 

「話題を変えた時だけアートを好きになる語り手、白昼夢に埋もれて入り口だと思っている、ポンティウス・ピラトが磔刑のホームムービーで友人を楽しませるというアイデア(他に何を見せるのか? そこははっきりしているよね)。この曲は、オンラインが唯一のコミュニケーション手段であった時代、家に閉じこもっていたことから生まれたもので、明らかにそのマイナス面もありました。言葉のサラダに見えるかもしれないが、そうではなく、そのバラバラな性質は非常に意図的なものである」

 

「Pontius Pilate's Home Movies」

 

©Angella Choe

 

Indigo De Souza(インディゴ・デ・ソウザ・)が、新作アルバム「All of This Will End」からのセカンドシングル「Smog」をリリースしました。リード曲「Younger & Dumber」に続くこの曲は、De Souzaが監督したビデオ付きで公開しました。下記よりご覧ください。


この曲は、パンデミックのピーク時に書いたのを覚えている」とDe Souzaは声明の中で「Smog」について述べている。


「私は、いつも芝生を刈っているような隣人に囲まれた行き止まりの通りで一人暮らしをしていた。日中は不安でいっぱいで、何かするにも中途半端な世界でパニックになるような、新しく厄介で不確かな経験をナビゲートしていたのを覚えています。

私は、錯乱した喜びと、本当に疲れた絶望感の間にあるような感情状態にありました。すべてが未知で遠く感じられた。スモッグ」は、そのような奇妙な時間と、私の家で一人で感じたことを主に描いている。近所の人たちが寝ていて、芝刈り機が止まっているとき、私は自由に何でも作れ、何でも歌えると思った。初めての一人暮らしだった。自分との距離をぐっと縮めてくれたんだ」

 

 「Smog」

 

元ジェネシスのピーター・ガブリエルは、昨日(3月7日)、今年3回目の満月を迎えるにあたって、新曲 「Playing For Time」を発表しました。この曲は次のアルバム『 i/o 』のプレビューソングとなっています。ガブリエルは、先行シングルとして、「The Court(Dark Side Remix)「Panopticon」を公開している。

 

Gabrielはこの新曲について次のように語っています。「"Playing For Time"は、私が長い間取り組んできた曲で、ライブでも歌詞なしで披露してきたので、ご存知の方もいらっしゃると思います。僕にとって重要な曲だったんだ。時間、死生観、記憶について、そして、私たち一人ひとりが、脳の中にしまい込まれた記憶が詰まった惑星を持っているという考えについてです」

 

「この曲は、記憶をどのように組み立てていくのか、私たちは時間の囚人なのか、それとも時間によって私たちは自由になれるのか、といった個人的なことを歌っているんだ。より大胆で興味深い体験に自分を追い込むことは良いことだと思う。そうすれば、私のような年齢になったときに、より豊かな思い出を得ることができるだろう」


『i/o』は、ピーター・ガブリエルにとって2002年の『Up』以来となる、全曲新曲のアルバムとなる。Up』から現在までの間に、ガブリエルは2010年にカバーアルバム『Scratch My Back』を、2011年に『New Blood』というオーケストラの再制作アルバムを発表している。


「Playing For Time」
 

 

©︎Luke Rogers


Angel Olsenは、新作EP『Forever Means』を発表しました。今作はJagjaguwarからデジタルで4/14にリリースされる。


このEPは、2022年のアルバム『Big Time』のセッションからの楽曲を収録。本日、彼女はシングル「Nothing's Free」でプレビューを行いました。オルセンによると、この曲は「自己否定が破れ、自分がいかに長い間、自分を抑制してきたかに気づく、その時点について」です。
 

「"ビッグ・タイム "から除外するのは本当に難しいと感じたが、あのレコードの方向性よりもソウルフルで、違うところから来ていると感じたんだ」
 
 
さらに「Nothing's Free」について、オルセンは声明で次のように語っている。「この曲を書いたとき、私は自分のアイデンティティやセクシュアリティと折り合いをつけていたんだ。新しい方法で心を開いていたんだ」


EPのタイトルについてもコメントしている。「どこか旅をしていて、数日間立ち止まって街を彷徨っていたとき、『永遠とは本当はどういう意味なのか?友情や愛に求めるものは何なのか、常に変化しているのなら永遠はどうやったら達成できるのか』ってね」さらに彼女は「継続的な愛の秘訣は、変化を愛そのものの一部として受け入れることかもしれないね」と付け加えた。
 
 
 「Nothing's Free」



Angel Olsen 『Forever Means』


Label: jagujaguwar
 
Release: 2023 4/14
 
 
Tracklist:
 
1.Nothing's Free
2.Forever Means
3.Time Bandits
4.Holding On

 

 

©︎Luke Piotrowski

Bartees Strangeが、2022年リリースのアルバム『Farm to Table』のフィジカル盤にボーナストラックとして収録されていた新曲「Daily News」を公開しました。以下よりお聴きください。


StrangeはFarm to Tableを引っ提げ、SXSW、Newport Folk Festival、Re:SETサマーコンサートシリーズ、そしてイギリスとヨーロッパでのヘッドライナー公演を含むツアーをまもなく行う予定です。彼の今後のツアー日程は以下の通りです。





Bartees Strange 2023 Tour Dates:


Mar 14 – 3:10PM – Austin, TX – Working Families Party’s The Politics Stage, Austin Motel
Mar 14 – TBD – Austin, TX – Give A Note (SXSW official), The Belmont
Mar 16 – 1:00PM – Austin, TX – BrooklynVegan, Empire
Mar 16 – 2:00PM – Austin, TX – NIVA/Live List/Tidal, The Parish
Mar 16 – 4:30PM – Austin, TX – Stereogum, Cheer Up Charlies
Apr 3 – Southampton, UK – The Joiners
Apr 4 – London, UK – Lafayette
Apr 6 – Nottingham, UK – Bodega Social Club
Apr 7 – Glasgow, UK – Stereo
Apr 8 – Manchester, UK – The Deaf Institute
Apr 10 – Bristol, UK – Rough Trade
Apr 11 – Dublin, IE – The Workman’s Club
Jun 2 – San Diego, CA – Re:SET – Spandragon
Jun 3 – Los Angeles, CA – Re:SET – Brookside
Jun 4 – Stanford, CA – Re:SET – Frost Amp
Jun 9 – Dallas, TX – ReSet – The Ground @ Texas Trust
Jun 10 – New Orleans, LA – Re:SET – City Park
Jun 11 – Atlanta, GA – Re:SET – Central Park
Jun 16 – Washington, DC – Re:SET – Merriweather Post Pavilion
Jun 17 – New York, NY – Re:SET – Forest Hills
Jun 18 – Boston, MA – Re:SET – Suffolk Downs
Jun 21 – Calgary, AB – Sled Island Festival
Jun 23 – Columbus, OH – Re:SET – Kemba Live
Jun 24 – Chicago, IL – Re:SET – Riis Park
Jun 25 – Nashville, TN – Re:SET – Centennial Park
Jul 29 – Newport, RI – Newport Folk Festival
Sep 29 – Amsterdam, NL – Ziggo Dome *
Sep 30 – Berlin, DE – Max-Scheling Halle *
Oct 1 – Munich, DE – Zenith *
Oct 4 – Madrid, ES – Wizink Center *
Oct 5 – Porto, PT – Super Bock Arena *
Oct 6 – Lisbon, PT – Campo Pequeno *

* with the National




2010年代のニューヨークのインディーシーンを作り上げたBeach Fossilsが6年ぶりのオリジナルアルバムとなる新作『Bunny』のリリースを発表しました。この新作アルバムは6月2日にBayonet Recordsからリリースされます。


リード・ヴォーカルのDustin Payseurは最新のシングルについて、"Don't Fade Away"は、旧友に会いたい、ツアー中、自己治療、あこがれ、不安、愛、バカであること、楽しむこと、間違いを受け入れること、輝きを保つことについて "と述べています。


ニューアルバムはニューヨークのBeach Fossils Studioで録音され、ペイザーがプロデュースとレコーディングを担当し、ラーズ・スタルフォース(セント・ヴィンセント、サッカー・マミー、リル・ピープ)がミキシングを担当しています。インディーロックファンはマストの作品となるでしょう。


「Don't Fade Away」

 



Beach Fossils『Bunny』



Label: Bayonet Records


Release Date: 2023年6月2日



Tracklist:



Sleeping On My Own

Run To The Moon

Don’t Fade Away

(Just Like The) Setting Sun

Anything is Anything

Dare Me

Feel So High

Tough Love

Seconds

Numb

Waterfall

 

©︎Rory Barnes


ノルウェーのシンガーソングライター、Sigridの来日公演が決定しました。クリエイティブマン主催の本公演は、5月25日(木)に渋谷 duo Music Exchangeで開催されます。

 

シグリッドは昨年、新作アルバム『How To Let Go』をリリースし、ノルウェーチャートで一位を獲得、英国ではアルバムチャート2位に輝いています。さらにシグリッドは同アルバムのスペシャルエディションを昨年11月に発表しています。


シグリッドの来日公演情報は下記の通りです。



東京 2023/5/25(木) 渋谷 duo MUSIC EXCHANGE


開場/開演:

 

OPEN 18:00 / START 19:00

 

¥7,000-(税込/All Standing/1Drink別)

 

チケット発売日: 

 

3/18(土)10:00am~


チケット先行:

 

クリエイティブマン 3A 会員先行


期間:3/8(水)15:00~3/12(日)18:00


クリエイティブマン モバイル 会員先行


期間:3/8(水)18:00~3/12(日)18:00



さらなる公演の詳細につきましては下記のクリエイティブマン公式サイトをご確認下さい。

 

 https://www.creativeman.co.jp/event/sigrid_2023/

 

 Tanukichan 『Gizmo』

 


 

Label: Company Records

Release Date: 2023年3月3日




 Review 


パンデミックが発生したとき、ハンナ・ヴァン・ルーンはギズモという名の犬を飼い、それ以降、ベイエリアのミュージシャンがタヌキチャンとしてのセカンドアルバムを書く間、欠かすことのできない伴侶となった。『GIZMO』は、新しい友の名前にふさわしく、状況的な障害(例えば、強制的な戸締まり)から、あるいは自己の快楽的な対処法から、アーティスト自身を解放するためのエクササイズとなった。2018年の『Sundays』に続く作品について、ヴァン・ルーンは次のように説明している。「私が常に抱いているテーマは、逃避でした"。"自分自身、自分の問題、悲しみ、サイクルからの逃避」であると。

 

製作者自身が話すように、少なくとも、ドリーム・ポップは現実的な側面からの逃避という側面もある。コクトー・ツインズの時代から続くこのジャンルは、MBVの陶酔した雰囲気をよりマイルドにしたものである。

 

カルフォルニアのドリーム・ポッププロジェクト、タヌキチャンは、この最新アルバムで甘美な音楽観と淡いノスタルジアを交えて秀逸なドリームポップの世界を探求している。アルバムのコラボレーターとして同じカルフォルニアのR&B/ローファイアーティストのトロ・イ・モアが参加している。

 

 ハンナ・ヴァン・ルーンのドリーム・ポップは近年のローファイの影響を多分に含んでいるが、ディストーションギター、シンセを用いた甘美的なフレーズ、シンプルなダンサンブルなビートとこのジャンルの基礎的な要素が下地になっている。さらにヴァン・ルーンのボーカルのフレーズは、他のトラックと重なりあうようにして、夢想的なエモーションとレトロな雰囲気を醸し出し、それは時にアンビエントのような抽象的な音像として処理され、荒削りなローファイ音楽として昇華される。ボーカルについては、日本のアーティストでいえば、少し古い例となるが、”カヒミ・カリイ”を彷彿とさせる場合もある。全体的な音楽としてはすごくアブストラクトなイメージを聞き手にもたらすが、ボーカルのフレーズは一貫してシンプルかつキャッチー、つまり親しみやすさが込められている。

 

さらに、タヌキチャンの音楽はとても感覚的な表現であると言えるかもしれない。このアルバムの収録曲は、情感豊かなドリームポップ/ローファイミュージックとして展開されていき、このジャンルの重要な要素のひとつ”内向性”を擁している。しかし、その内的なエネルギーは常に激しく渦巻いている。アーティストの感情の中で波打つ感覚的な何かが、常にこれらの音楽では、暗い方に行ったり、少し明るい方に行ったり、切なげな感情が揺れ動いているように感じられるのだ。

 

アンニュイなボーカル、そして、轟音のディストーションギターの向こうには、このアーティストしかもちえないユニークなキャラクターも音楽そのものから読み解く事もできる。また近年のAlex G、トロイ・モアなどのローファイに影響を受けているらしいのも、それほど新しい型の音楽とはいえないのにも関わらず、一方で、それほど古びた印象を与えることがないのである。

 

今作には、それほど象徴的な曲は多くはないように思えるが、それでも「Don't Give Up」 では、例えばコーネリアス近いエレクトロのダンサンブルな要素を交えたローファイ、ドリームポップソングを生み出しており、中盤には、甘美な雰囲気に彩られた「Make Believe」、また、終盤では、ブレイクビーツとドリームポップを組み合わせた「Nothing To Love」、さらに、ほどよく力の抜けた「Take Care」が力強い印象を放っている。


『Gizmo』は、ある意味で、アーティストの近年の愛犬ギズモとともに育まれた温かな日常的な記憶に支えられて制作されたというような気がし、淡い感覚でありながらも全体的にせつなさが漂っている。少なくとも表向きには、本作は、それほど一般的でも新しい内容でもないかもしれない。けれども、よく聴き込むと、このアーティストの新しい何かへのチェレンジ性を伺わせる一作となっている。つまり、パンデミックの時代から脱して、次なる何かのチャレンジへの過程を描いたような作品であり、Tanukichanにとってひとつ上にジャンプアップするための足がかりとなるかもしれない。

 

 

75/100


 


 

米国のシンガーソングライター、Ethel CainがSoundCloudを通じてニューシングル「homecoming (demo)」を公開しました。昨年、Ethel Cainはデビュー・アルバム『Preacher's Daghter』を発表しています。ローファイ、アンビエント、サッドコアを交えたインディーポップシンガーとして注目です。

 

このソングライターは、SoundCloudをアイデアを共有するスペースとして使用している。最近では「famous last words (an ode to eaters)」を同プラットフォームにアップロードしている。その曲は映画『Bones And All』への応答だったが、この最新作は、彼女の素晴らしいデビュー・アルバム『Preacher's Daughter』を後押ししたエネルギーと結びついているようだ。

 

アルバム・セッションのB面曲と噂される「homecoming (demo)」は、Mazzy Starを彷彿とさせる静かな音楽で、「homecoming (demo)」はEthel Cainの優れた芸術性を示すもう一つの証。