Lana Del Reyは、5月10日発売の楽曲「Candy Necklace」の約11分にわたるモノクロビデオで、マリリン・モンローとブラック・ダリアのヴィンテージ・ハリウッド・グラマラスに扮しています。この曲とビデオには、ゲスト・コラボレーター、グラミー賞アーティストであるJon Batiste(ジョン・バティスト)が参加しています。


Rich Leeが監督したこのビデオは、「名声という煙幕の向こう側にいる、カメラの前の人たちがどんな感じなのか」を垣間見ることができると声明で述べられています。


「Candy Necklace」はラナ・デル・レイの最新アルバム「Did You Know That There's a Tunnel Under Ocean Blvd.」に収録されており、ビルボード200で3位、ロック部門とオルタナティブ部門で上位にランクインしています。(Reviewを読む)


ラナ・デル・レイはこの夏、6月の英国のグラストンベリー・フェスティバル、7月9日のロンドンのBSTハイドパーク、シカゴとサンフランシスコのロラパルーザとアウトサイドランズ、そして9月31日から10月1日までマサチューセッツ州コロンビアで開催が発表されたばかりのオールシングス・ゴーなど、多数の主要フェスティバルでヘッドライナーを務めることになっています。


 Alva Noto  『Kinder De Sonne』

 

 

Label: Noton

Release: 2023/5/5


 

 

Review

 

オーストリアのエレクトロニック・プロデューサー、アルヴァ・ノトの最新作『Kinder De Sonne」は、1905年のロシア革命を背景に書かれたマキシム・ゴーリキーの戯曲『太陽の子どもたち」に由来する。正確に言えば、この作品は、同名の演劇のために書かれた作品で、ドイツ語の題名である。サウンドトラック制作に携わるのは、坂本龍一との共作『Revenant』以来のことであり、スクリーンではなく、ステージの演劇のために効果を与えるような音作りを行っているという。

 

アルバムのジャケットに描かれた黒い環については、2019年の池田亮司のインスタレーションのアート作品に因むものと思われる。 今でもよく覚えているのだが、この年、池田亮司は、空間の中に突如、この宇宙的なモチーフを登場させ、既存のファンに少なからずの驚きを与えたのだった。


特に、記憶に新しいところでは、アルヴァ・ノトは坂本龍一とのリイシューのリリースを行っていた。『V.I.R.U.S』というように、パンデミックに因んで、既発作品の頭文字を取って盟友である坂本との作品の再発を行い、彼が主催するレーベル共々、がんと闘病を続けていた氏の功績を讃えようとしたわけだったが、結局のところ、今年に入ってリリースされた『12』が彼の遺作となってしまったのである。


そして、先週に入り、アルヴァ・ノトは21年以来の一年ぶりの最新作、また、戯曲のサウンドトラック『Kinnder De Sonne』をリリースする運びとなったわけなのだが、直感として思い、また、あらためてレビューの中で言及しておきたいのは、製作者が意図するかしないかに関わらず、この作品は本来ソロのオリジナルとして制作されたわけではないというのに、坂本龍一の遺作『12』とまったく無縁ではないということなのである。もちろん、この作品はオーストリアのプロデューサーの得意とするところの、グリッチ、ミクロというアナログ信号のエレクトロニック・ミュージックが作曲の中心に置かれており、また、その音作りの奥行きに関しては、既存の作品と同様にアンビエントに属するといっても大きな違和感はない。


しかし、イントロとして導入される「Kinder De Sonne」を聴く限り、子供のための戯曲という解釈から見ると、特異な作品であることが分かる。イントロからアルヴァ・ノトの作り出すアンビエント、また一般に言われるミクロなサウンドは、確かに少し可愛らしい感じのグロッケンシュピールのシンセの音色を交え、舞台のストーリー性を引き立てるように始まる。そこにはアルヴァ・ノトらしい精細なノイズ、奇妙な清涼感すらもたらすノイズとシンプルなシンセの音色が絡みあうようにしてはじまる。静かではあるが、音の奥行きには、宇宙的な何かが感じられる。地上の出来事を表しておきながらも、そこには、より時代を超越するような概念が込められているというわけである。

 

二曲目の「Verlauf」を聴くと分かる通り、もはやこの段階で、単に子供のための音楽であると定義づけることは難しくなってくる。アルヴァ・ノトは純粋なノイズやミクロサウンドへの興味をこれまでの主要な音楽の核心に置いていたという印象もあるが、今作では必ずしもその通念は当てはまらない。これまでの作風の中で、(ノトらしくなく)神秘的な何か、人智では計り知れない何かへの接近を彼は試みている。


まさにそれは盟友の病やその状況を知っていたか知っていないかに依らず、その魂の変遷を音楽を通じて捉えるか、はたまたなぞらえるかするようなものである。もっと言えば、この二曲目は坂本の遺作「12」に非常に近い何かを感じ取ることもできる。


そういった意味では、たしかに第三者的な視点と並行するようにして、子供が見る世界という視点を通じて音は制作されているようだが、一方で、その小さな目が捉えようとするロシア革命の時代の核心を描き出すべく彼は試みている、そんな感覚を実際の音楽から汲み取ることができる。またそういった神秘的なサウンドの他に、対比的なシューマンの子供向けのピアノの小品のような音楽も3曲目の「Die Untergrundigen」に見出すことができる。それは、ピアノではなくアナログのシンセの柔らかな音色としてドイツロマン派の形式は受け継がれている。しかし、その小さな音に内包される巨大なミクロコスモスという点ではその前の二曲と同じなのである。

 

中盤の収録曲「Sehnsuchtsvoll」、「Ungewisheit」は、叙情的なアンビエントという形で続いていくが、しかし、それはロシア革命の本質がそうであるように、必ずしも明るい側面ばかりを反映しているわけではない。ただレーニンの時代の出来事は、ある意味では、現代のロシア国家を把捉する際、本質を見誤らせる要因ともなりえる。その点をアルヴァ・ノトは熟知しており、一方方向からの音を作ろうというのではなく、多岐にわたる視点から多次元的な電子音を組み上げる。既存のプロデューサーとしての技術を駆使し、それを直感的に捉えようとするアーティストの感覚の鋭さが、これまで以上によく体感できるトラックとなっている。そして、ドイツ語の連語と同じように、多重構造の音楽を作り出そうとするアーティストの意図もこの二曲には伺える。それに続く一曲目の再構成となる「Kinder De Sonne Reprise」は、音の減退を活かして、アンビエントとして一曲目を組み直しているが、アルヴァ・ノトの編曲における卓越性がキラリと光る。

 

その後、「Unwohl」は孤独の雰囲気を感じ取ることができる。それは革命時の時代的な反映か、それとも他の神智学的な何かが描かれているのかまでは厳密に言及出来ないけれど、ある意味では、人間としての孤独というより、魂の孤独とも称するべき概念がシンプルなシンセの音色に反映されている。そして、これもまた単なる推測にすぎないと断っておく必要があるのだが、アルヴァ・ノトがこの演劇音楽の中で捉えようとするのは、生身の人間の時代における生存ではなくて、より謎めいた宇宙的な存在に相対する生命の本質的な動き、蠢きであるようにも見受けられる。これが単なる叙事的な意味を擁する戯曲のサウンドトラックにとどまらず、音の配置や休符により深い神秘的な感覚を感じとることができる主な要因となっているのである。 


再構成の「Sehnsuchtsvoll reprise」では、原曲のピアノに近いトーンをよりパーカッシヴなシンセ、マレットシンセのような音色を駆使し、ドビュッシーの最晩年の作風「沈める寺」のような不可思議な世界を探究する。フランスの印象派の作曲家は全盛期は華美な音楽を主流として作っていたが、突如、晩年になると、フランツ・リストと同じように、静謐で神秘的な音楽性を追求するようになっていった。生前の坂本龍一もまたドビュッシーに触発を受けたと思われる言葉、--芸術は長く、人生は短い--を座右の銘としていたようではあるが、この曲の中で、まさにサウンドトラックの制作という点とは関連なしに、盟友の魂の根源へと最接近したとも称せるのである。つまり、アルヴァ・ノトは坂本と同じく華やかな雰囲気から離れ、それとは対極にある禅的な静けさへと沈潜していくかのようである。


そして、アルバムの終盤に差し掛かると、序盤や中盤において示された神秘的で宇宙的な雰囲気はその出発点から離れ、より荘厳なスケールへと歩みを進めていく。以前、『12』のレビューの中で、無限という概念への親和性と私は書いたのだったが、アルヴァ・ノトはまさに生命の根源的な何かへと脇目も振らず突き進んでいくようにも感じられる。そのことを端的に表しているのが、「Ungewiss」、「Aufstand」、さらに3曲目の再構成である「Die Untergrundigen Redux」となる。オーケストラ音楽の影響を交えて、クロテイルの音色を駆使し、アルヴァ・ノトはこれまでの電子音楽家としてではなく、現代音楽作曲家としての意外な才覚をこれらの曲で発揮している。


「Virus」は、タイトルからも明らかなように、坂本へ捧げるべき弔いの曲であり、 彼は共作を行った時と同じように、これまでのグリッチ/ミクロの視点を通じ、前衛的な響きを生み出している。そして、アルバムのクライマックスに至ると、まるでその根源的な魂が一つであることを示すかのように、「12」の作風に近づいていく。宇宙的な音響性を持ちあわせ、そして無限に対する憧憬が示されたとも言える「Son」は、これまでにアルヴァ・ノトの作風とは相容れないような画期的なトラックである。

 

ノトのノイズ/アンビエントによる音作りはゴーリキーの戯曲の本質を捉えるとともに、彼のキャリアの集大成を形作る一作である。この隠れたタイトル曲を通じ、アルヴァ・ノトは、我々が日頃見ようとする生命のまやかしから距離を置き、宇宙の根源的な生命の本質の核心へと迫ろうとしているように思えるが、たとえそれがアートワークに描かれたようなものであるとしても何の驚きもないだろう。


本作の最後に収録される「Nie anhaltender Storm」において、ノトは、Tim Heckerの最新作『No Highs』に近い暗鬱なドローンを制作していることに驚く。しかし・・・、アルヴァ・ノトは、アルバムの終盤の段階で、サウンドトラックの持つ音響効果の他に何を表現しようとしたのか、その点についてはすべて明らかになったわけではなく、余白の部分が残されている。今後のリリース作品を通して、その謎は徐々に解きほぐされていくかもしれない。


86/100

Laufey
 

6月に開催されるBlue Note Tokyoでの来日2公演はわずか5分でソールドアウト。日本でも話題のジャズ界の新星、Laufey(レイヴェイ)がニューシングル「From The Start」をリリースします。ストリーミングリンクは下記をご参照下さい。

 

レイヴェイの真骨頂ともいえる、フルーティーでクラシカルなサウンド。軽やかなボサノヴァのリズムが初夏の爽やかさを感じさせる1曲となっている。


アイスランド出身、ジャズ界の新星・マルチインストゥルメンタリストのレイヴェイ。 かねてよりビリー・アイリッシュ、BTSのV、ウィロー・スミスら大物アーティストやメディアがレイヴェイの歌声に注目。

 

昨年リリースした1stアルバム収録曲の「Valentine」はSpotify Jazzチャート世界1位に輝くなど、世界中のリスナーを魅了している。 ニューシングル「From The Start」も、ボサノヴァとポップスを独自にミックスした ”レイヴェイ・サウンド” を存分に堪能できるラブソングとなった。

 

レイヴェイはこのニューシングルについて、「親友に恋をしてしまっているけれど、その親友は他の誰かに恋をしているというストーリーを描いた、ボサノヴァにインスピレーションを受けた曲です。 古いサウンドと現代的な歌詞を遊び心のある形でミックスして作り上げました」と説明している。

 

この夏にはオーストラリア・アジアツアーを実施し、日本を含むほぼすべての公演のチケットがわずか数分で完売。秋にはロサンゼルス・フィルハーモニック・オーケストラとの公演を発表し、こちらも瞬く間にソールドアウトするなど、ますます勢いに乗るレイヴェイから目が離せない。 

 


 

 

 Laufey 「From The Start(フロム・ザ・スタート)」 New Single

 



リリース日:2023年5月11日(木)

レーベル:ASTERI ENTERTAINMENT (アステリ・エンタテインメント)

形態:ストリーミング&ダウンロード

URL:https://asteri.lnk.to/fromthestart

 

 

 

Laufey 

 

アイスランドと中国の血を引くシンガーソングライター、チェリスト、ギタリスト、ピアニスト。本名はレイヴェイ・リン。


クラシック音楽の教育を受けた中国人バイオリニストの母親と、ジャズ好きのアイスランド人の父親の影響を受けたレイヴェイ。母親の影響で、ピアノ、チェロ、ギターなどさまざまな楽器を操るようになり、父親が収集していたエラ・フィッツジェラルドやビリー・ホリデイのアルバムに強く惹かれたのをきっかけに、彼女の音楽の旅はスタートする。


伝統的な音楽性と新世代ならではの感覚をうまく融合させた独自の世界を育みたいと願うようになり、大統領奨学金を得て、米国ボストンのバークリー音楽大学へ進学。


今までルールに従い生きてきた彼女だったが、新たなジャンルや環境、若いミュージシャンやプロデューサーの刺激を受け、演奏だけではなく、自身で作曲も行うようになる。


「私はもともとクラシック音楽が大好きで、ラヴェルやショパンなどの作曲家に大きな影響を受けていますが、『グレート・アメリカン・ソングブック』やジョージ・ガーシュウィン、リチャード・ロジャースの音楽に出会ったとき、ジャズとクラシックの中間のような感じがして、私にぴったりだと思いました。自分から好きになれるものだったのです。ボストンで過ごす中で、自分が生きていることを実感しました。私の中で何かが音を立てて、音楽が流れ出てきたようでした。」と語っている。

 

その見た目や年齢からは想像できないような、低音の響きが心地よい大人びた歌声で、クラシックとジャズのサウンドにポップな感覚を取り入れた、彼女独自のサウンドを確立。自由なスキャットと落ち着いたヴォーカルスタイルで、現代の聴衆が共鳴するクラシックサウンドを蘇らせる。

 

イギリスのインディーロックバンド、Lanterns on the Lakeは、6月2日にBella Unionからニューアルバム『Versions of Us』をリリースします。今回、ポストロック風の3rdシングル「Real Life」を公開しました。『Versions of Us』には、Radioheadのドラマー、Philip Selway(フィリップ・セルウェイ)がゲスト参加しています。


Lantern on the Lake(ランターンズ・オン・ザ・レイク)のボーカリストであるHazel Wilde(ヘーゼル・ワイルド)はプレスリリースで、この新曲について次のように語っています。



 

「この曲は、あなたの想像上の完全に実現した人生を生きることについて歌っています。この曲は、今を生き、今の自分を受け入れるのではなく、もっと良いものを自分自身や他の人に約束することについて歌っています。この曲は本来、白昼夢を見る人のための曲なんだ」


『Versions Of Us』はバンドの5thアルバムで、2020年の『Spook The Herd』(マーキュリー賞にノミネートされた)と2015年の『Beings』に続く作品です。


以前のプレスリリースでワイルドは、母親になったことがニューアルバムに影響を与えたと語っている。「曲を書くにはある程度の自己満足が必要で、ソングライターは自分のことをくよくよ考えてしまいがちです。母になったことで、世界に対して違う利害関係があることを意識するようになった。私たちが向かっている道とは別の、より良い方法、別の未来があることを信じなければならないのです。そして、自分も人間としてもっと良くなれると信じるようになった」




オリジナル・ドラマーのオル・ケタリングハムは、ニュー・アルバムの初期バージョンに取り組んでいたときにバンドを脱退しており、ヘーゼル・ワイルドは「私たちは非常に親しかったし、今も親しいので、心が痛むほど困難だった」と語っている。「その結果として、Lanterns of the Lakeは約1年分の作業を放棄することになったが、その後、セルウェイが参加し、再びアルバムを急成長させた。セルウェイは曲にエネルギーを与え、私たちの信念を再確認させてくれた。数週間のうちに、まったく別のバージョンのアルバムができあがり、状況は大きく変わったと感じました。私たちは、このアルバムの運命を変えたのです」

 

「Real Life」




 


Arlo Parksは、新曲「Pegasus」で何度も何度も"I think it's special / 'Cause you told me"と歌っている。この曲は、パークスの待望の2ndアルバム『My Soft Machine』からの4枚目のシングルとなる。

 

この曲の中でハーモニーを奏でるもう一組のヴォーカルに見覚えがあるかもしれません。Parksは、親友のPhoebe Bridgersを起用し、これまでで最も至福に満ちた優しい楽曲を作り上げました。


グラミー賞にノミネートされたデビューアルバム『Collapsed in Sunbeams』をリリースした彼女は、インディー、ヒップホップ、エレクトロ、R&Bのクロスオーバーの力を発揮し続けています。Pegasus」では、Bridgersがメロディーをサポートしているが、主役はParksである。今月末にリリースされる『My Soft Machine』が、彼女の芸術性において特別な指標となることは明らかです。


「Pegasus」の試聴は以下から。『My Soft Machine』は5月26日にTransgressive Recordsからリリースされます。

 

 「Pegasus」

 


 

ジェニー・ルイスは、6月9日にブルーノート/キャピトルからニューアルバム『Joy'All』をリリースする。今回、彼女はアルバムの3枚目のシングル「Giddy Up」をリリックビデオで公開しました。


『Joy'All』には2021年のシングル「Puppy and a Truck」が収録されています。3月にアルバムが発表された際、ルイスはセカンド・シングル「Psychos」を公開した。

 

Joy'Allは彼女の5枚目のソロアルバムで、ブルーノートとキャピトルでは初のアルバムとなり、ロサンゼルスからナッシュビルに移ってからは初めてのアルバムとなります。

 

「パンデミック前の路上で、これらの曲のいくつかを書き始め、世界が停止するにつれて脇に置いた」 ルイスは以前のプレスリリースで説明しています。

 

「2021年の初めにナッシュビルの自宅から、ベックが主催する、一握りの素晴らしいアーティストたちとの一週間の仮想ソングライティングワークショップに参加した。課題は、ベックからのガイドラインをもとに、7日間毎日1曲ずつ書くことでした。ガイドラインは、1-4-5のコード進行の曲を書く、決まり文句だけの曲を書く、フリーフォームのスタイルで書くといったプロンプトになる。最初に提出した曲は『パピー・アンド・ア・トラック』でした」

 

ルイスは、プロデューサーのデイヴ・コブ(ジョン・プリン、ブランディ・カーライル、クリス・ステイプルトン、ジェイソン・イズベル)と共にニューアルバムを制作し、ナッシュビルのRCAスタジオAで録音された。

 

「Daveは仕事が早く、彼の素晴らしいハウスバンド(ギターはNate Smith、Brian Allen、Cobb、アコースティックギターとボーカルは私)と共に、2週間ほどでフロアでのライブでレコードの大部分をカットしました」とLewisは説明しています。「ジェス・ウルフはレコードのバック・ボーカルを担当するためにスタジオに戻り、グレッグ・ライツとジョン・ブリオンはLAに戻り、それぞれペダル・スティール、B-ベンダー・ギター、チェンバリンを加えた」

 

同郷ナッシュビルのシンガーソングライター、スキーター・デイヴィスはJoy'Allに影響を与え、アルバムジャケットでルイスはデイヴィスのかつての衣装を着ているが、これはルイスの常連コラボレーター、ボビー・リッチがナッシュビルのブラック・シャグ・ヴィンテージで発見した。

 

「ナッシュビルのクラシックなアルバムジャケットをリフして、曲名を前面に出したかったんだ」とルイスは言う。「ジャケット写真はスキーター・デイビスのレコードにちなんだもので、私は彼女のコスチュームを着ているんだ」


「Giddy Up」

FLAU主催のイベント”Crosss"が今週末、5月14日(日)に開催されます。


レーベル所属のアーティストを始めとする豪華ミュージシャンの出演が予定されています。お時間に余裕のある方は参加してみてはいかがでしょうか。主催者のコメントとイベント詳細は以下の通りです。

 

急遽になりますが、今週末5/14(日)にFLAUで久々のイベントを開催します。元々Kumi Takaharaにリミックスを提供してくれたRoméo Poirierが、週末のPRADA MODEで初来日するということでイベントを企画していたのですが、来日中のPC MusicのHYD、RVNGのColin Selfもタイミングが合い、豪華なラインナップになりました。

 

FLAUからは、シンセデュオCRYSTAL、そして、DJ Emeraldが出演します。完全DIYの急ごしらえイベントになりますので、環境的に難しいところもあるかと思いますが、お近くの方、ご興味ございます方いらっしゃいましたら、ぜひお声かけいただけましたら幸いです。場所は三軒茶屋から徒歩1分の駅前ビルで、14:00〜17:30の時間を予定しています。

 

 

Crosss

 


 
日程:2023年5月14日(日)


会場:世田谷区太子堂4-23-13遊楽ビル 2F三茶PLAYs内


時間:14:00-17:30


1,000円(+1D)


出演:Colin Self、CRYSTAL、Hyd、Roméo Poirier
DJ Emerald


SHOP:PLANCHA、Repeat Pattern、Hoarders


詳細URL:http://flau.jp/2023/05/07/crosss/


ご予約:https://flau.stores.jp/items/64575441545dc7002b7cd060


 

©Eleanor Petry

Rachel Brown(レイチェル・ブラウン)とNate Amos(ネイト・エイモス)によるプロジェクトWater From Your Eyesは、Matadorのデビューアルバム『Everyone's Crushed』から最新シングル「14」を公開しました。 前作「Barley」「True Life」に続き、この曲はバンドのRachel Brownが監督したモノクロのミュージック・ビデオで公開されています。下記よりご覧ください。


バンドによると、「14」は「個人的な悪魔への服従と、変化は必要であり避けがたいという認識を意味する、準連続的なインクブロット」であるという。ミュージックビデオについてブラウンは、「『午後のメッシュ』、『去年マリエンバードで』、『千と千尋の神隠し』、ネイトが好きなディエゴ・ベラスケスの絵画『バッカスの勝利』に大きく影響された。自分の内面の葛藤に悩まされる感覚や、その葛藤を手放すという行為を表現したかった」と説明しています。


Water From Your Eyesの新作アルバム『Everyone's Crushed』は5月26日に発売される予定です。

 

「14」

 

 

Label: Domino Recordings

Release: 2023/5/5



Review

 

LA Priestは、UKのノッティンガムのソロアーティスト、サム・イーストゲートのプロジェクト。ウェブリーポップとも称されるイーストゲートの主な音楽性は、サイケとローファイの融合にある。同国のOscar Lang、米国のAriel Pinkに近く、ギターのトーンをどぎつく揺らしまくっている。神話的なテーマを擁するという点では、Alex Gのソングライティングにも親和性がある。

 

メキシコとコスタリカの熱帯雨林でレコーディングされたという本作は、アステカ文明へのロマンに充ちている。オープニング「On」を始め、ポンゴのリズムに甘美的なポップスの要素を散りばめ、熱帯雨林の極彩色の雰囲気を漂わせている。


イーストゲートのソングライティングは、基本的にはポップスを意識しつつも、断片的に70年代のジミヘンらのハードロックの要素を部分的に交えている。ループ色の強いソングライティングは、UMOの最新作『V』にも近いニュアンスが見いだせるかも知れない。 確かに一曲目と二曲目「Silent」には7,80年代のディスコポップに対するアーティストの偏愛が散りばめられている。

 

三曲目の「It's You」では、ルバン・ニールソンと同様、ボーカルトラックに薄くクランキーなディストーションを加味しており、パンチの聴いたローファイソングとして楽しめるはずである。ただ聞きやすさを重視しつつも、イーストゲートはカスタネットのようなパーカッシブな要素をトラックに交え、サイケ/ローファイファンを唸らせるような渋い曲に仕上げている。ときおり、トラックの中に挿入されるイーグルスのようなギターサウンドはこの曲にねちっこく絡みつき、ジャングルの風景を想起させるような独特なサウンドが組み上がっている。トラックに搭載されるイーストゲートのボーカルは、マック・デマルコのように陽気である。これはまさにメキシコの密林の気風に直に触れたからこそこういったボーカルスタイルに変化したのだろうか。

 

国籍不明の不可思議なサウンドは、「Misty」でより抽象的なアンビエントに近いサウンドに変化している。 アッパーサウンドの対する落ち着いたサウンドは、LA Priestの進化を反映しているといえ、またそのサイケなサウンドには米国のロックバンド、Real Estateのデビュー当時のような懐古主義の趣も感じられる。ボワボワとした抽象的なサウンドは、トラックの最後ではジミ・ヘンドリックスのような熱狂的なエネルギーを帯びるように成る。しかし、イーストゲートのギターの熱は、ヘンドリックスとは対象的で、内向きに向かうエナジーとも言えるかもしれない。「Star」もまた70年代のポップス/ロックに根ざした楽曲で、近年のサイケ/ローファイシーンのアーティストと同様に、 イーストゲートはそれをアナログ風のサウンドに置換している。まさにレコードのアナログのサウンドの志向性を踏まえたセンスの良い音作りとなっている。

 

アルバムの中で最もアステカ文明の雰囲気を感じさせるのが、続く「Sail on」である。この曲では、一曲目の「On」及び二曲目の「Silent」と同じように民族音楽の打楽器のパーカッシヴな性質を力強く打ち出し、サイケの雰囲気を散りばめることで、面妖なサウンドが生み出されている。まさにジャングルの奥地を旅している時、あるいは、その密林の中に流れる川を筏で下っていると、その木陰から不可思議な生物が顔を出す。まさにアルバムのアートワークの半魚人のようなオカルティックな生物が音の向こうに出没するのではないかと思わせるような冒険心満載のトラックだ。それに加えて、儀式的なコーラスを散りばめることで、曲の次の展開を良い意味で裏切る。そして、その儀式的なリズムは、曲の中盤部ではリズミカルな要素を増していき、ほとんど民族音楽のディスコのような形で繰り広げられる。さらに続く「Neon」はUMOの『V』にちかいギターの音作りで、それをロンドンのクラブミュージックの要素をまぶすことにより、特異なサウンドを導き出している。一例では、King Kruleのようにグライム・サウンドを反映させた現代的なダンスミュージックの影響をここに見出すことができるはずである。

 

アルバムの終盤になると、LA Priestはダイナミックな展開を避け、 内向きのコアなサイケサウンドに落着する。「Ocean」はタイトルのように、はてない南米の海の上をゆらゆらと気分良く漂うような不可思議なサウンドである。心地よく、まったりとしているが、その核心には、コアなローファイアーティストとしての矜持も滲んでいる。そしてクローズでは意外な展開を迎える。

 

「No More」のイントロを通じて、LA Priestはアステカ文明の向こう側にある超自然的な存在と交信するかのように、シンセサイザーを駆使し奇妙なサウンドを制作している。これがアルバムのテーマの自然の先にあるスピリチュアルな要素と絡み合い、まったりとしたサイケロックと劇的な融合を果たしている。イントロは超自然的であるものの、その最後には不思議にも人間的な温みを持ち合わせるオルトロックへと直結する。レディオ・ヘッドに近い内省的な雰囲気も兼ね備えているこの最後の楽曲を通じて、LA Priestはこれまでになかった新たなスタイルを確立したと言える。今作で何かを掴んだ気配があるので、今後の作品の更なるブラッシュアップに期待したい。

 


76/100

 

 

 

 


フランスのシンガーソングライター、Christine and the Queensは、新作アルバム『PARANOÏA, ANGELS, TRUE LOVE』の最新シングル「Tears Can be So Soft」を公開しました。この曲は「To Be Honest」「True Love」に続くアルバムの三作目のテースターです。

 

6月9日にリリースされるこのアルバムは、昨年の『Redcar les adorables étoiles(プロローグ)』に続き、Madonna、070 Shakeがゲスト参加し、Mike Deanがプロデュースしています。

 

「Tears Can be So Soft」

 

©Tyler T. Williams


Trevor Powers(トレヴァー・パワーズ)は、ニューシングル「The Sling」で、次のYouth Lagoonのアルバムを予告しています。「Idaho Alien」「Prizefighter」に続いて公開されたこの曲はビデオとともの公開されている。


ニューシングルについて、パワーズはプレスリリースで次のように語っています。 「何年も、私は幻影を追いかけてきた。自分の心の奥底にある、目に見えない世界の感覚。それが、私が音楽を作る理由です。自分自身を理解したいという強迫観念がある。あるいは、自分を愛することを学ぶ。たぶん、それと同じことだと思う。私は複数の人から「The Sling」について尋ねられたことがあります。その意味するところは? 説明を始めるたびに、私は自分自身に矛盾を感じている。私は、この曲を時間についての歌であると考えています。そして、愛。それは自信を持って言える。ある晩、追い詰められたような気分になって書いたんだ。次の朝、私は自由だった」

 

Youth Lagoonのアルバム『Heaven Is a Junkyard』は、6月9日にFat Possumからリリースされる予定です。

 

「The Sling」

 

©Luke Rogers


Angel Olsenが、Larry Clinton & His Orchestraによって人気を博した「My Reverie」のテイクを提供しました。このカバーは、エステ・ハイムがエグゼクティブ音楽プロデューサーを務めるナショナル・ジオグラフィックの新しい限定シリーズ「A Small Light」のために録音されたものです。以下、チェックしてみてください。


A Small Light」は、アムステルダムの屋根裏部屋にアンネ・フランクとその家族を隠すのを手伝ったオーストリア系オランダ人女性、ミープ・ギーサ(ベル・パウリー扮)の物語です。5月23日発売のサウンドトラックには、ダニエル・ハイム、カマシ・ワシントン、ウェイズ・ブラッド、モーゼス・サムニーらのカバーが収録されています。また、Sharon Van EttenとMichael ImperioliがInk Spotsの「I Don't Want to Set the World on Fire」の演奏を番組で披露しています。

 

 

©Ian Laidlaw

Sharon Van Etten(シャロン・ヴァン・エッテン)は、米国の俳優であるMichael Imperioli(マイケル・インペリオリ)と組んで、Ink Spotsの「I Don't Want to Set the World on Fire」をカヴァーしています。

 

この曲は、ナショナル・ジオグラフィックの新シリーズ「A Small Light」のサウンドトラックの一部として録音されたもので、「The Sopranos」と「The White Lotus」の俳優Michael Imperioliがスポークンワードバースを披露しています。


「A Small Light」は、アンネ・フランクとその家族をアムステルダムの屋根裏部屋に隠すのを手伝った女性、Miep Gies(ベル・パウリー扮する)の人生をベースにしています。エステ・ハイムはこの番組でエグゼクティブ音楽プロデューサーを務め、アリエル・マルクスはオリジナルスコアを作曲しています。

 

5月23日に発売された『Songs From the Limited Series』では、ハイムはエンジェル・オルセン、ダニエル・ハイム、カマシ・ワシントン、ウェイズ・ブラッド、モーゼス・サムニーなどのアーティストを起用しました。ダニエル・ハイムのドリス・デイの「Till We Meet Again」の演奏とカマシ・ワシントンのチャーリー・パーカーの「Cheryl」のカバーは先行リリースされている。エンジェル・オルセンの「My Reverie」バージョンは今日リリースされたばかり。


 

©︎Trent Tomlinson

カナダのエレクトロニック・ポップシンガー、Jessy Lanza(ジェシー・ランザ)は、Hyperdubから7月28日にリリースされるニューアルバム『Love Hallucination』を発表した。

 

このアルバムは、Jacques Greene、David Kennedy、Jeremy Greenspan、Marco 'Tensnake' NiermeskiといったプロデューサーとLanzaが共同で制作。このアルバムには、以前紹介したシングル「Don't Leave Me Now」と、本日公開された「Midnight Ontario」が収録されています。Infinite Vibesが監督したこの曲のミュージック・ビデオは以下からチェックできます。


「Midnight Ontario」のビジュアルについて、Infinite Vibesは「LAとオンタリオへのオマージュと、夢のような方法で描かれた現実の出来事への言及がある。この作品は、私が数年前から磨いてきた、3Dアニメーションを作成し、AI(この場合はStable Diffusion)で補強するテクニックをベースにしている。曲を作るのは本当に楽しかったし、ダンスフロアで大音量で聴くのが待ちきれない」と説明しています。

 

 「Midnight Ontario」





Jessy Lanza『Love Hallucination』


 
Label: Hyper Dub
 
Release: 2023/7/28
 

Tracklist:

1. Don’t Leave Me Now
2. Midnight Ontario
3. Limbo
4. Casino Niagara
5. Don’t Cry On My Pillow
6. Big Pink Rose
7. Drive
8. I Hate Myself
9. Gossamer
10. Marathon
11. Double Time

最初の司会を務めたカート・ローダー


 MTV Newsが36年の歴史に幕を下ろすとVarietyが報じています。同社は、親会社であるParamount Globalの大規模なレイオフの一環として、火曜日(5月9日)にMTV Entertainment Studios、Paramount Media Networks、Showtimeで25%の従業員が解雇されました。


Showtime/MTVエンターテイメントスタジオとParamount Media Networksの社長であるChris McCarthyは、スタッフへのメモの中で、「ストリーミングの成功にもかかわらず、我々は他の多くの同業者と同様に、より広い経済の逆風から圧力を感じ続けている」、「人事部と連携したシニアリーダーは、我々のビジネスの現在と将来のニーズに最適な組織を決めるために過去数ヶ月間一緒に働いてきた」と記しています。


また、マッカーシーは、「これは、当社グループの厳しいが重要な戦略的再編である。いくつかの部門を廃止し、その他の部門を合理化することで、コストを削減し、より効果的なビジネスアプローチを構築し、前進することができます。今日、私たちは、ポジションに影響を与える従業員に通知し、リーダーがそのチームまたは個人に直接ニュースを伝えます。このミーティングに続いて、人事パートナーとの個別の1:1が行われる予定です」


MTV Newsは、1987年にベテランジャーナリストのカート・ローダーが司会を務める「The Week in Rock」という1つの番組でスタートしました。ロダー、タビサ・ソーレン、スーチン・パク、ギデオン・ヤゴ、アリソン・スチュワートなどの特派員が、ポップカルチャーや政治などの分野に進出する中で、既存のメディアの代替となる若々しい視点をもって報道しました。1994年4月8日、ローダーはカート・コバーンの死を確認し、MTV Newsがレギュラー番組に進出するきっかけとなった出来事でした。


2015年、MTV Newsはオンライン報道に大規模な投資を行い、長編ジャーナリズムに重点を置くようになったが、2017年、同社がビデオや短編コンテンツにより重点を置くようになったため、ライターの多くが解雇された。

©︎Christina Choi

Local Nativesが5枚目のスタジオアルバムを発表しました。『Time Will Wait for No One』は7月7日にLoma Vistaから発売されます。本日の発表はニューシングル「NYE」のリリースと合わせて行われました。


2019年の『Violet Street』に続く『Time Will Wait for No One』は、プロデューサーのJohn Congeltonと共にロサンゼルスでレコーディングされました。


「このレコードは、我々にとって生物における変態の時期に作られたものだ」とバンドは声明で述べている。「私たちの何人かは父親になり、孤立、喪失、アイデンティティの危機に耐え、以前の自分が溶けていく。私たちが同時に感じていた高揚感と低揚感は、とても極端なものでした」


「アルバム制作の途中で、人生で最もエモーショナルなコンサートを行った瞬間があった」と彼らは続けた。


「LAのグリーク・シアターでのソールドアウト公演、約2年ぶりのパフォーマンス、でもどうやって前に進めばいいのかわからなかったんだ。個人としても、バンドとしても、崩壊寸前だったんだ。時間は制御不能に流れ、変化は容赦なく、愛する人たちだけが不変の存在です。そのような状況の中で、私たちはすべてを解体して再出発し、私たちの歴史の中で最も多作な曲作りの時期を迎えました。これが第一章『Time Will Wait For No One』です」


『Time Will Wait for No One』には、以前にシェアされたシングル「Just Before the Morning」が収録される予定です。


「NYE」




Local  Natives 『Time Will Wait For No One』




Label: Loma Vista

Release: 2023/7/7



Tracklist:

1. Time Will Wait For No One
2. Just Before the Morning
3. Empty Mansions
4. Desert Snow
5. Paper Lanterns
6. Featherweight
7. Hourglass
8. Ava
9. NYE
10. Paradise