©Alexa Viscius

良質なソングライターとして名高いアンドリュー・バード(Andrew Bird)がニューアルバム『Sunday Morning Put-On』を発表した。5月24日にリリースされるこのアルバムは、ジャズ・スタンダードの曲が中心となっているらしい。''大人のためのポップス''とも称すべき渋みのあるソングライティングを行うバード。前作では、人生の苦悩を交えた作風であったが、今回、アーティストは、音楽が持つ喜びや演奏することの愉楽に焦点をおいているように思える。そして、バードのシカゴ時代の若き日のラジオにまつわる思い出がジャズの文脈の中に組み込まれる。

 

今作は、アンドリュー・バード、ドラマーのテッド・ポア、ベーシストのアラン・ハンプトンによる”アンドリュー・バード・トリオ”として初のリリースとなる。彼らの「I Fall in Love Too Easily」と「I've Grown Accustomed to Her Face」のテイクを以下で聴くことができる。


「Sunday Morning Put-On」はカリフォルニアのヴァレンタイン・スタジオでライヴ録音され、ジェフ・パーカーのギターとラリー・ゴールディングスのピアノも加わっている。アンドリュー・バードは、このアルバムについて以下のように述べている。


「20代の頃、シカゴのエッジウォーター地区にある古いアパートメントホテルに住んでいた。そこは安くて、近くのロヨラ大学のイエズス会の司祭や修道女を引退した人たちが住んでいた」

 

「ジムには古いシュウィンの10段変速の自転車が置いてあって、低料金のペロトン用だった。古いプールではオペラが演奏され、スチームルームは地元のロシアンマフィアのクラブハウスだった。土曜日の夜はたいてい、午前12時から4時までWBEZの『Blues Before Sunrise』というラジオ番組を聴きながら起きていた」

 

「DJのスティーブ・クッシングは、ブルース、ジャズ、ゴスペルの古いレアな78回転レコードを流していた。それから数時間ほど眠り、目が覚めると、同じくWBEZのディック・バックリーの番組で、彼が30~40年代の「Golden Era」と呼ぶジャズを特集していた。20世紀半ばまでのある時代のジャズに対する私の愛着は、私自身の仕事(その大部分はジャズではない)において何度も変容を遂げながらも不変だった。ある時期、私はこの時代と自分との間に距離を取っていた」

 

 

 「I Fall in Love Too Easily」

 

 

 「I've Grown Accustomed to Her Face」

 



Andrew Bird 『Sunday Morning Put-On』



 Tracklist:


1. I Didn’t Know What Time It Was

2. Caravan

3. I Fall in Love Too Easily

4. You’d Be So Nice to Come Home to

5. My Ideal

6. Django

7. I Cover the Waterfront

8. Softly, As a Morning Sunrise

9. I’ve Grown Accustomed to Her Face

10. Ballon de Peut-etre

 

©Caylin Ofsanko


ニューヨークのユニット、Lionlimb(ライオンリム)が、Angel Olsenをフィーチャーした新曲「Dream of You」を発表した。

 

ライオンリンブは、Stewart Bronaugh(スチュワート・ブローノフ)、Joshua Jaeger(ジョシュア・ジェーガー)により構成され、エンジェル・オルセン・バンドのメンバーとしても活動。リードシングル「Hurricane」に続くシングル。ミュージック・ビデオにはオルセンが出演している。以下よりチェックしてみよう。


シンガーソングライター/プロデューサーのスチュワート・ブロノーフは声明でこう語っている。「彼がまだ生きていて、もう一度抱きしめて、キスをして、匂いを嗅ぐ夢を繰り返し見た。とてもリアルで、曲には反映されていないかもしれないけど、最高に幸せな気分だったよ」


「2012年以来、私はライオンリムのファンで、一時期はバンドの一部が私と一緒にツアーをしたり、アルバム『Burn Your Fire For No Witness』や『My Woman』でレコーディングをしたこともあった」とエンジェル・オルセンは声明で述べている。

 

「だから、スチュワートから "Dream of You "で歌ってほしいと頼まれた時、ヴィヴィッドで美しい曲になると思った。私はレコーディングに没頭し、曲の夢のような背景とLimboの物語を引き立てるような歌い方をしようと試みた」

 


Lionlimbの次作アルバム『Limbo』は5月24日にBayonet Recordsからリリースされる。

 

「Dream of You」

 

 

Le Makeupがニューアルバム「予感」のリリースを発表。このアルバムはAWDR/LRから5月に発売される。現時点では収録曲、アートワーク共に未公開。

 

このリリースを記念して、 初のワンマンライブ「予感」5月21日(火)渋谷・WWWにて開催決定。チケット販売中。Le Makeupのリリース・コメントは以下のような内容となっている。

 

この傷は隠してもいい。


誰にも触れられないように、それでも恥じずに。
大阪の南、太陽の西を見つめる。

目には見えないすべてを真実として。


大阪の郊外。何もない場所をひとりで歩く自分のための歌、ずっと話してる頭の中。よく泣いてるけど別に、涙もろいだけで。


このアルバムを気に入った人がいたら話してみたい。あんまり目見て話せないけど。

 

ーLe Makeup

 



Le Makeup「予感」
2024.05 Release | Released by AWDR/LR2






Le Makeup One-Man Live "予感"



イベントの詳細:

[ https://www-shibuya.jp/schedule/017612.php ]



Date| 2024.05.21 [Tue] Open/Start 19:00/20:00
Venue| WWW (Shibuya, Tokyo)
Act| Le Makeup (Oneman Show)
Adv.| 3,000 Yen (Tax in) +1D
Door| 3,500 Yen (Tax in) +1D


Ticket| LivePocket [ https://t.livepocket.jp/e/lemakeup ]


Information| WWW [03-5458-7685]



ソロとバンドセットで2020年に出した「微熱」というアルバムの曲から新しく出すアルバムの曲まで。もっと前の曲もやるかもしれないです。


知ってる人も知らない人も、この日聞いてもらえたら自分がどんなこと考えてる(考えてた)のかわかってもらえる気がする。わかる必要が皆さんにあるのかは置いといて。
絶対なにかを起こすとか、だれか救うとかそんなこと言う気ないけど、5月21日WWWに来てくれたら僕がパフォーマンスしてると思う。それだけは約束できそう。こんな機会待ってたから嬉しいし、楽しみです。


Le Makeup:


シンガー/プロデューサー。

関西学院大学在学中に作曲へと本格的に取り組みはじめ、以降国内外の様々なレーベルから作品を発表する。2020年にアルバム「微熱」をリリース。


中国・韓国・オランダ・デンマーク・ドイツでもパフォーマンスを行う。
2023年2月にDove、gummyboy、Tohji、環Royが参加したアルバム「Odorata」をリリース。Pitchforkで取り上げるられるなど話題となった。


2024年5月にニューアルバム「予感」のリリースと5月21日にWWWにて初のワンマン「予感」を開催予定。

 

 

神戸を拠点に活動する若きラップデュオ、Neibiss(ネイビス)は新作アルバム「Daydream Marker」のリリース・パーティーの開催する。このアルバムにおいて、ネイビスの二人は持ち前のマディーな質感を持つ渋さのあるラップにチルアウト等の音楽性を絡め、次なるステップの足がかりを作った。

 

4月23日、”東京WWW+WWWβ”にて開催されるイベントには、Campanella, caroline, E.O.U, tofubeatsの出演が決定!! 5月06日の大阪”CONPASS”での初ワンマンと共に現在チケット発売中。


また、会場で「Daydream Marker」のCDヴァージョンの先行販売が行われる他、wackwackのデザインによるTシャツ・TOTEの販売も決定。本イベントの詳細を下記よりチェックしてみて下さい。



【New Album】


Neibiss「Daydream Marker」

 



Release:  2024.02.14 | NSP011


Label:  SPACE SHOWER MUSIC


Pre-Save(先行予約): [ https://neibiss.lnk.to/DaydreamMarker ]



2022年10月にリリースしたEP「Space Cowboy」、2023年5月にリリースしたどんぐりずとの「DOMBIESS」で更に注目を集める二人組Neibiss。

 

2023年7月SG「SURF'S UP」からスタートし、8月「BOSSA TIME」、12月「FLASH」にリリースした3曲を含む12曲収録のアルバムが完成。


全トラックを手掛けたのは、Neibissのratiff。ミックス・マスタリングは、得能直也。アートワークは、wackwack。ゲストで、Campanellaが参加している。


Neibissでの活動での充実に加え、ratiff、hyunis1000それぞれのソロの活動にも注目が高まっている最中のアルバム・リリースとなり、更なる盛り上がりが期待される。

 

Tracklist(収録曲): 



1. Daydream Marker
2. FAMILY RESTAURANT
3. Take It Easy
4. SURF'S UP [Pre-save/ Pre-add: https://youtu.be/AxeCqXpSOxc ]
5. BUBBLE FACTORY
6. FLASH
7. Soulful World
8. BOSSA TIME (interlude)
9. BOSSA TIME
10. dig up dig down
11. 4 season feat. Campanella
12. Looking 4u [Pre-save/ Pre-add: https://youtu.be/LICUgVaYJOs ]

 

【New Event】



この度、Neibiss(ネイビス)主催のアルバムのリリースを記念するパーティーが東京と大阪で開催される。東京は、4月23日にWWW+WWWβにて、tofubeatsほか豪華ゲストを迎えたパーティーとなる。大阪は、5月06日にCONPASSにてNeibiss初のワンマン公演。現在チケット発売中。

 

 

  /// Tokyo ///   Neibiss  'Daydream Marker' & hyunis1000 'KUPTYTH' W Release Party

 


イベント詳細: [ https://www-shibuya.jp/schedule/017478.php ]


・2024.04.23 (Tue)

 
Open/Start 18:00


WWW & WWWβ, Shibuya, Tokyo


w/ Neibiss, hyunis1000 and Special Guests Campanella, caroline, E.O.U, tofubeats


Ticket [ https://t.livepocket.jp/e/neibiss_hyunis1000 ]

 
[ 前売 / ADV. ] 3,500 Yen [+1D]

 

 

 

 /// Osaka ///    Neibies 1st One Man Show




2024.05.06 (Mon)

 
Open 17:00 / Start 17:30


w/CONPASS, Shinsaibashi, Osaka


ADV. 3,800 Yen [+1D]


Ticket [ https://eplus.jp/neibiss ]

 The Libertines 『All Quiet On The Eastern Esplanade』

 

 

Label: Universal Music

Release: 2024/04/05



Review

 

 

2002年のデビュー・アルバムからおよそ23年の月日が流れた。リバティーンズは一時、フロントマンの二人のホテルでの機材の所有のトラブルが原因で空中分解することになった。これは音楽雑誌のバックナンバーを探ってもらいたい。以後、ピート・ドハーティのドラッグの問題等もファンの念頭にはあった。もちろん、カール・バラーの精神的な落ち込みについてはいわずもがなである。

 

以後、UKの音楽シーンを象徴するロックバンドでありながら、沈黙を守り続けていた。2000年代、ガレージロックリバイバルの流れに乗って登場したリバティーンズだが、結局のところ、このバンドは他のバンドと同じようにプリミティヴなロックのテイストを漂わせつつも、明確に異なる何かが存在した。いわば、リバティーンズはいつも”スペシャル・ワン”の存在だった。

 

音楽のシーンというのは、単一の存在から作られるものではない。誰かが何もない土壌に種を撒き、そしてその土壌から生育した穀物を摘み取る。しかし、その一連の作業は一つのバンドだけで行われるものではない。昨日、誰かがそれをやり、そして、次の日には別の人がそれを続ける。その連続性がその土地の音楽のカルチャーを形成する。つまり、何らかの系譜が存在し、どのようなビックスターもその流れの中で生き、音楽の作品をファンの元に届けるのである。

 

ザ・リバティーンズのアウトサイダー的な立ち位置、デビュー当初のアルバムジャケットの左翼的、あるいは急進的とも言うべきバンドの表立ったイメージ、そしてチープ・トリックの『Standing On The Edge』のアルバムジャケットの青を赤に変えた反体制的なパンクバンドとしての性質は、たとえ本作がイギリス国内だけで録音されたものではないことを加味したとしても、完全に薄れたわけではない。

 

例えば、バンドは先行シングルとして公開され、アルバムのオープニングを飾る「Run Run Run」においてチャールズ・ブコウスキーの文学性を取り込み、それらを痛快なロックサウンドとしてアウトプットする。ピカレスク小説のようなワイルドなイメージ、それは信じがたいけれど、20年以上の歳月を経て、「悪童」のイメージから「紳士的なアウトサイダー」の印象へと驚くべき変化をみせた。そして何かバンドには、この20年間のゴシップ的な出来事を超越し、吹っ切れたような感覚すら読み取れなくもない。特に、サビの部分でのタイトルのフレーズをカール・バラーが歌う時、あるいは、2002年のときと同じようにマイクにかなり近い距離で、ピート・ドハーティがツインボーカルのような形でコーラスに加わる時、すでに彼らは何かを乗り越えた、というイメージが滲む。そして2002年のロックスタイルを踏まえた上で、より渋さのある音楽性が加わった。これは旧来のファンにとっては無上の喜びであったのである。

 

リバティーンズは、以前にはなかったブルースの要素を少し付け加えて、そして旧来のおどけたようなロックソングを三曲目の「I Have A Friend」で提供する。2010年代にはリバティーンズであることに疑心暗鬼となっていた彼らだったが、少なくともこの曲において彼らが気恥ずかしさや気後れ、遠慮を見せることはない。現代のどのバンドよりも単純明快にロックソングの核を叩きつける。彼らのロックソングは古びたのだろうか? いや、たぶんそうではない。

 

リバティーンズのスタンダードなロックソングは、今なお普遍的な輝きに満ち溢れ、そして今ではクラシックな「オールド・イングリッシュ・ロックソング」へと生まれ変わったのだ。もちろん、そこにバンドらしいペーソスや哀愁をそっと添えていることは言うまでもない。これはバンドのアンセムソングでライブの定番曲「Don’t Look Back In The Sun」の時代から普遍のものである。マイナー調のロックバラードは続く「Man With A Melody」にも見出すことができる。


 

もうひとつ、音楽性のバリエーションという点で、長年、リバティーンズや主要メンバーは何か苦悩してきたようなイメージがあったが、この最新作では、オールドスタイルのフォーク・ミュージックをロックソングの中にこっそりと忍ばせているのが、とてもユニークと言えるだろう。「Man With A Melody」では、ジョージ・ハリスンやビートルズが書くようなフォークソングを体現し、「Night Of The Hunter」では往年の名ロックバンドと同様にイギリスの音楽がどこかでアイルランドやスコットランドと繋がっていることを思わせる。ここには世界市民としてのリバティーンズの姿に加え、イギリスのデーン人としての深いルーツの探求の意味がある。あたり一面のヒースの茂る草原、玄武岩の突き出た海岸筋、そして、その向こうに広がる大洋、そういった詩情性が彼らのフォークバラードには明確に反映されている気がする。そして、それらのイギリスのロマンチシズムは、彼らのいるリゾート地からその望郷の念が歌われる。これはウェラーのJamの「English Rose」の中に見られる哀愁にもよく似たものなのだ。

 

リバティーンズは、デビュー当初、間違いなくThe Clashの再来と目されていたと思う。実際、もうひとつのダブやレゲエ的なアクセントは続く「Baron's Clow」に見出すことができるはずである。ここには「Rock The Casbah」の時代のジョー・ストラマーの亡霊がどこかに存在するように感じられる。なおかつリバティーンズの曲も同様にワイルドさと哀愁というストラマーの系譜に存在する。また、70年代のUKパンクの多彩性を24年に体現しているとも明言できるのだ。


彼らは間違いなくこのアルバムで復活のヒントを掴んだはずである。「Oh Shit」はリバティーンズが正真正銘のライブバンドであることのステートメント代わりであり、また「Be Young」は今なお彼らがパンクであることを示唆している。アルバムのクローズ「Songs That Never Play On The Radio」では、あえて古びたポピュラー音楽の魅力を再訪する。20年以上の歳月が流れた。しかしまだ、リバティーンズはUKのロックシーンに対して投げかけるべき言葉を持っている。今でも思い出すのが、バンドの登場時、意外にも、Radioheadとよく比較されていたことである。

 

 

80/100

 



Best Track- 「Run Run Run」


マディ・ディアス(Madi Diaz)がレノン・ステラ(Lennon Stella)と新曲「One Less Question」でタッグを組んだ。両者は、昨夜に放映された”Jimmy Kimmel Live!”で、この曲をファンの前にお目見えした。彼らのパフォーマンスとスタジオ・バージョンの試聴は以下から。


「One Less Question」は、マディ・ディアスによれば、「本当の愛がいかにあなたを迷わせないか、その人があなたの人生にとどまることを全身で知ったとき、どのように感じるか」について歌っているという。「それは無条件。それは信頼。それは真実だ。その人が答えなのだから。その感覚を味わうことができるなんて、なんと美しいことだろう」


「レノンがこの曲の私のヴァージョンをレコーディングさせてくれたことは、この上なく光栄なことだし、私がこの曲の一部になってほしいと頼んだとき、彼女が”イエス”と言ってくれたということは、これ以上の夢のようなことはない」とディアスは続けた。「彼女がこの物語の一部になってくれて光栄だし、私も彼女のほんの一部になれて嬉しい。私たちがお互いに出会っていなかったら、この曲は存在しなかったかもしれません」と続けた。


一方のレノン・ステラは、「私はこの曲がとても大好きなんです。マディと私はケイト・ヨークと一緒に、ライパーズ・フォークの私の家でハングした夜に書いたの。この曲を聴いてもらえるのがとても楽しみです。私たち3人にとって、とても特別な曲なの」


Madi Diaz(マディ・ディアス)の最新アルバム『Weird Faith』は今年初めにANTI-からリリースされた。



「One Less Question」-Jimmy Kimmel Live!

 


4月9日、リアム・ギャラガーとジョン・スクワイアが米国の深夜番組、ジミー・ファロン主演の『ザ・トゥナイト・ショー』に出演し、セルフタイトルのコラボレーション・アルバムから「I'm a Wheel」をステージセットで披露した。ライブパフォーマンスの模様は以下よりご覧下さい。


英/マンチェスターを代表する世界的なロックスターのコラボレーションアルバム『Liam Gallagher John Squire』は3月11日にWarner Musicからリリースされた。(Reviewを読む

 

アルバムの発売前には、シングル「Just Another Rainbow」「Mars to Liverpool」が先行配信されている。

 

 

「I’m A Wheel」

 

 

KID FRESINOが新たなイベント”row your boat tour”の開催を発表した。5月21日の岡山のYEBISU YA PROを筆頭に、5月28日の広島CLUB QUATTRO、6月3日の宮城・仙台RENSA、さらに6月4日には東京EX THEATER ROPPONGIでのイベントを開催する。

 

上記のイベントは、三浦淳悟、佐藤優介、斎藤拓郎、石若駿、小林うてな、西田修大を含めるバンドセットで行われる。本イベントの詳細は下記よりご覧下さい。

 

 

KID FRESINO "row your boat" tour:



出演:KID FRESINO w/ 三浦淳悟(Ba), 佐藤優介(Key), 斎藤拓郎(Gt), 石若駿(Dr), 小林うてな(Steelpan, MainStage), ⻄田修大(Gt)

日程 : 2024年5月21日(火)
会場 : 岡山 YEBISU YA PRO
時間 : 開場18:30 / 開演19:30
前売 : 6,000円 / 当日 : 6,500円 (ドリンク代別途必要)
INFO : YEBISU YA PRO 086-222-1015 https://yebisuyapro.jp

[オフィシャル先行]
受付期間: 2024年4月11日(木)12:00~2024年4月17日(水)23:59
受付方法:抽選
受付URL:https://eplus.jp/kidfresino/

[一般発売]
2024年4月25日(木)10:00~

e+ https://eplus.jp/kidfresino/

日程 : 2024年5月28日(火)
会場 : 広島 CLUB QUATTRO
時間 : 開場 18:30 / 開演 19:30
前売 : 6,000円 / 当日 : 6,500円 (ドリンク代別途必要)
INFO : 広島クラブクアトロ 082-542-2280 https://www.club-quattro.com/hiroshima

[オフィシャル先行]
受付期間: 2024年4月11日(木)12:00~2024年4月17日(水)23:59
受付方法:抽選
受付URL:https://eplus.jp/kidfresino/

[一般発売]
2024年4月25日(木)10:00~

e+:  https://eplus.jp/kidfresino/
e+ Inbound - Ticket:  https://ib.eplus.jp/

 
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日程 : 2024年6月3日(月)
会場 : 宮城・仙台Rensa
時間 : 開場 18:30 / 開演 19:30
前売 : 6,000円 / 当日 : 6,500円 (ドリンク代別途必要)
INFO : EDWARD LIVE 022-266-7555(平日11:00~15:00) https://www.edward.co.jp/live

[オフィシャル先行]
受付期間: 2024年4月11日(木)12:00~2024年4月17日(水)23:59
受付方法:抽選
受付URL:https://eplus.jp/kidfresino/

[一般発売]
2024年4月25日(木)10:00~

e+ https://eplus.jp/kidfresino/
ぴあ https://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventCd=2413223 (P : 268-382)
ローチケ https://l-tike.com/search/?lcd=21799 (L : 21799)

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日程 : 2024年6月4日(火)
会場 : 東京 EX THEATER ROPPONGI
時間 : 開場 18:30 / 開演 19:30
前売 : アリーナスタンディング, 指定席ともに6,000円 / 当日 : 6,500円 (ドリンク代別途必要)
INFO : SMASH 03-3444-6751)    https://smash-jpn.com

[オフィシャル先行]
受付期間: 2024年4月11日(木)12:00~2024年4月17日(水)23:59
受付方法:抽選
受付URL:https://w.pia.jp/t/kidfresino/

[一般発売]
2024年4月25日(木)10:00~

e+ https://eplus.jp/kidfresino/
ぴあ https://w.pia.jp/t/kidfresino/
ローチケ https://l-tike.com/kidfresino/

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【全公演共通】

※未就学児入場不可、小学生以上はチケットが必要になります。
※お1⼈様4枚までお申し込み可能です。


 

サウス・ロンドンのトリオ、Goat Girl(ゴート・ガール)がニューアルバム『Below the Waste』のセカンド・シングル「motorway」のミュージックビデオを公開した。


プレスリリースの中でペンドルベリーは、"motorway "は「声を中心にした曲を書きたいという願望から生まれた」と語っている。

 

「ヴォーカル・ラインが予期せぬ展開やメロディーの展開によって注目を集める音楽をたくさん聴いているうちに、同じようなことをやってみたいと思った。シンプルなサブ・ベース・ラインに座って、声を好きなように動かして実験し、その瞬間をとらえるために自分のビデオを録画した」

 

「最初は「Driving on the motorway」しか歌詞がなくて、繰り返し歌ってみんなを困らせていた。それがとてもキャッチーなリフになり、この曲のオープニング・ラインとして、そしてもちろんメイン・テーマとして定着した。車の後部座席に座っている子供のような、どこに向かっているのかわからないけれど満足感を感じているような、あるいは新しい街で過ごすつかの間の瞬間のような、目的地よりもむしろ旅が主な要素のように感じられることがあるような、そんな気持ちを思い起こさせた」


「一緒に作曲しているうちに、自然とエレクトロニックなサウンドに惹かれるようになり、それがこの曲のポップなスタイルに合っていた。バンドとして、私たちは90年代のポップ・ミュージックへの愛を共有しており、Kid Cudiの'Pursuit of Happiness'や'Day n Ni'のようなトラックを参考にしている」

 

Goat Girlのニューアルバム『Below the Waste』はラフ・トレードから6月7日にリリースされる。

 

「motorway」

 

©Atiba Jefferson


Dehdは、近日発売予定のアルバム『Poetry』からのニューシングル「Alien」を発表した。このシングルは、前作「Light On」「Mood Ring」に続く配信曲となる。以下よりチェック。


バンドのフロントウーマンのEmily Kempf(エミリー・ケンプ)は声明で次のように述べている。

 

「この曲は、私が異世界のアーティストであり、光のアーティストであり、天使であり、エイリアンであり、あるいはある種のフェアリー・クリーチャーであり、この世界で私のような誰か、私と同種の誰かを見つけたいと思っていることについて歌っている」

 

「"私と同じくらい特別な人が、私を愛してくれるために現れてくれることを切望している。でもその代わりに、私は1000人の友人を持つ一匹狼の仙人のような人間になる運命にあり、自分自身を愛することが、私が一貫して取り組むことができる最も重要でやりがいのあることであり、永遠に行うことができるという同じ結論にいつも到達する」 

 

 

Dehdの新作アルバム『Poetry』はファット・ポッサムより5月10日に発売される。



「Alien」

 

©Netti Habel


ベス・ギボンズ(Beth Gibbons)が新曲「Reaching Out」を配信した。シンガー・ソングライターは、エイフェックス・ツインのコラボレーターであるWeird Coreと共同で、この曲のインタラクティブビデオを制作したという。静止バージョンは以下からご覧下さい。


「Reaching Out」は、5月17日に発売予定のギボンズのデビューアルバム『Lives Outgrown』に収録される。このアルバムはシングル「Floating on a Moment」がリードしている。

 

「Reaching Out」

 

©︎Holly Whitaker

O.- は、ロンドンを拠点に活動するバリトン・サックス奏者ジョー・ヘンウッドとドラマー、タシュ・ケアリーによるデュオで、新曲「176」を発表しました。この曲は、6月21日にSpeedy Wundergroundからリリースされるアルバム『WeirdOs』からのセカンドシングル。試聴は以下から。


「176番の夜行バスと、その車内での予測不可能な旅に敬意を表して」書かれたとバンドはこのニューシングルについて説明しています。「ライヴでは常にバンガーで、ダン・キャリーのディストーション・マシンの助けを借りて、そのヘヴィなエネルギーをレコードに収めた感じだ」


 

 

2023年に日本コロムビアよりCDおよびデジタルでリリースされた、クニモンド瀧口(流線形)が選ぶシティーミュージック・コンピレーション『CITY MUSIC TOKYO multiple』のリマスター盤が、この度初めてレコード盤で登場する。リリース詳細については下記よりご覧下さい。レーベルによるアルバムのサンプル音源が公開されているので、こちらも下記よりご視聴ください。

 

同コンピレーションは、日本コロムビアが所有する膨大なカタログから、日本のルネッサンス・マンである''クニモンド瀧口''(流線型/シティ・ミュージック東京)が専門的にキュレーションしたもので、シティ・ポップというジャンルの最もエキサイティングで革新的なオリジネーターや主要アーティストの年代記である。

 

そんな同作品を、ロンドンの先駆的レーベルで、アナログのスペシャリストでもあるGear Box Records(ギアボックス・レコーズ)のエンジニアがリマスターし、レコード盤として再登場することが決定。


収録内容は、1990年代R&Bのパンチの効いたバッキングに乗せたアレンジが見事な猫沢エミの「目に見えないもの」や、2005年にリリースされた堀込高樹の「冬きたりなば」など、シティ・ポップ・サウンドを1990年代から2000年代初頭まで継承した曲など全16曲。

 

シティ・ポップを知っている人ならば、美しく収録されたこのコレクションを心ゆくまで楽しめるに違いない。もちろん、この音楽が初めての人には、ノスタルジック、モダン、メランコリック、そして優しく高揚する音楽の世界への旅立ちに最適な一枚となること間違いないだろう。

 

 

 

シティ・ポップ・ジャンルのハイライトを多数収録した『CITY MUSIC TOKYO multiple』のリマスター・レコード盤!


 


アーティスト名:Various Artists(ヴァリアス・アーティスツ)
タイトル名:CITY MUSIC TOKYO multiple(シティ・ミュージック・トウキョウ・マルチプル)

発売日:2024年3月27日(水)(現在発売中)
品番:GB1593
形態:2LP/140g盤/33 ⅓ RPM
※日本先行発売、帯、ライナー 付き予定
レーベル:Gearbox Records

 

 

Tracklist(収録曲):

 


Side-A:

 
1.Edo River/カーネーション 

2. 二人ぶんの熱い夢/中西保志 

3. STARDUST NIGHT/
JADOES 

4. 電話しないで/木村恵子


Side-B:

 
1. 寒がり/菊地朋貴 

2. 真夜中の電話/清野由美

 3. 冬来たりなば/堀込高樹 

4. 宇宙空間遊泳/原みどり


Side-C:

 
1. 目に見えないもの/猫沢エミ 

2. 海にうかぶピアノ/佐藤奈々子 

3. 晴海埠頭/古家杏子

 4.Fly High/エスカレーターズ


Side-D:

 
1. ウィークエンド・ナイト/堀江美都子 

2. ムーンライト,スターライト/大村波彦 

3. ノスタ
ルジック・スペースマン/上野千佳子

 4. F.W.Y./佐藤博


UKの有力メディアに注目を浴びる"Imogen and The Knife"(イモージェン・アンド・ザ・ナイフ)は、弱さとコントロールの共存を表現し、デビュー・シングル「Mother Of God」で創造的なヴィジョンを描き出す。ソングライターとしての性質はもちろん、ロックテイスト溢れるパンチのあるナンバーによって今後、ロンドンのミュージック・シーンで注目を浴びる可能性が出てきた。

 

Imogen and The Knife(イモージェン・アンド・ザ・ナイフ)は、音楽表現におけるメタファーの達人である。シンガーソングライターは、"ザ・ナイフ "を反抗的な権力の奪還として用い、その名を通してきわめて説得力のある声明を打ち出している。彼女、そして歌手の人生を通じて重要なモチーフとして作用してきた”手術用のナイフ”は、今やイモージェンの芸術的表現を意味するものに生まれ変わった。その象徴は、歌詞にも実際の音楽性にも体現されている。


「Mother Of God」は、彼女の旅の始まりである。複雑なレイヤーを重ねたインストゥルメンテーションにテーマ性を融合させ、詩の一行一行が彼女のプロジェクトに関する意図を的確に反映している。個人的であり奥行きのあるこの曲は、新人のサウンドをニュアンス豊かに表現している。以下の歌詞を見れば、その文学的な才能がいかほどのものかご理解いただけるだろう。

 

ーー私を失望させたすべての人のモザイク  私は椅子を引き、私の痛みの使徒らのところへ安堵のあまり、ただ雨から逃れるため酒を飲んだ あなたは両手で銀の刃を握りしめていた 私を愛しているように笑った あなたが刻んだ私のイニシャル 私はなにかを話そうとしたが、後ろ向きでしか話すことができなかった ようやく床に着いたとき、ボートハウスが白亜に染まったーー


この曲のインスピレーションについて、イモージェンは次のように語っている。 「マザー・オブ・ゴッド! これが唯一のものであるはずがないというのは、対処しない限り、夢と痛みが去らないという目覚めの悟り。この曲が書かれた後、繰り返される夢は少なくともそうなったのだから」


破綻した人間関係を内面的に見つめたこの曲は、Imogen and The Knife(イモージェン・アンド・ザ・ナイフ)の世界に没入させてくれる。ギターが多用された陰鬱なヴァースと、コーラス中の奔放なホーン・セクションが織り成すダイナミックかつエクストリームな激しさは、アルバム全体の共通事項だ。オーケストラ・インストゥルメントとモダンなプロダクションの間で、ネオ・ソウル、R&B、ポップの要素がインパクトのある折衷的なアレンジに結実している。


説得力のあるリード・ヴォーカルに導かれ、イモージェンは魅力的なビジュアルを創り上げている。

 

 

「Mother Of God」

 

©Craig Scheihing


トロントの新星ーーColaは、2ndアルバム『The Gloss』を発表した。今作は6月14日にFire Talkからリリースされる。2021年の『Deep in View』に続くこのアルバムには、新曲「Pallor Tricks」を筆頭に、先行配信されたシングル「Keys Down If You Stay」と「Bitter Melon」が収録されている
 
 
カナダ/モントリオールにルーツを持つバンド、Colaは、元OughtのメンバーであるTim Darcy(ティム・ダーシー)とBen Stidworthy(ベン・スティッドワーシー)によって結成された。
 
 
当初、Colaは、U.S.ガールズやブロディ・ウェストなど、トロントの活気あるジャズ/エクスペリメンタル・シーンでセッション・ミュージシャンとして同地のシーンに台頭するようになり、コラボレーターとしても需要の高いエヴァン・カートライトが、2019年の初練習後に加入した。
 
 
結成当初から彼らは、Minor ThreatやBlack Flagを輩出した、Dischord/SSTといったUSパンクの専門レーベルの全盛時代のDIYのハードコアの精神性を発展させ、ドラム/ベース/ギターのミニマルなパレットから強固なサウンドを生み出し、愛嬌あるリアクションや社会的なコメントを楽曲に散りばめてきた。音楽の解説を、別の言葉で言うと? どうやら「艶」らしい。
 
 
 
補足しておくと、Colaのサウンドは、ガレージロックやプロトパンクに依拠しているが、ストーナーの元祖、ジョッシュ・オム擁する”QOTSA”のようなワイルドで艷やかなサウンドがその特徴となっている。
 
 
 
タイトルの 「Pallor Tricks」は明らかに "パーラー・トリック "をもじったものだ。「歌詞には映画のセットのイメージが使われている。カメラが回っている時に生じる、強烈な自意識のようなものを想定していたと思う。いわゆる "リアリティ番組 "で(まれに)見るパフォーマンスには、いつも特に影響を受けて来た。人々が一種の「ハイパーリアル」な状態に追い込まれ、芸術におけるように誇張はなされているが高揚はしていない、グロテスクな感情を呼び起こすタイプのパフォーマンス。そのようなプログラムには、説得力のあるものがたくさん存在すると思うし、謗るつもりはない。この曲はまた、より誠実なオープン・コーラスへと循環していく」
 
 

「クレイグ・シャイニングによるビデオは、素晴らしいフィルムであるのみならず、エヴァン(カートライト)と彼のガールフレンドの直接的な繋がりとともに、スクリーンや屈折した16mmの夢の風景の数々を見せ、テーマの一部を反映させている」とティム・ダーシーは付け加えた。
 
 
 
 
*今年、Fire Talkは勢いがあり、アメリカの注目のインディーズレーベルに上り詰める可能性がある。以降のリリースにも期待。
 
 
 
 
「Pallor Tricks」
 
 


COLA 『The Gloss』

Label: Fire Talk

Release: 2024/06/14

 


Tracklist:

1. Tracing Hallmarks
2. Pulling Quotes
3. Pallor Tricks
4. Albatross
5. Down to Size
6. Keys Down If You Stay
7. Reprise
8. Nice Try
9. Bell Wheel
10. Bitter Melon

 


The Lemon Twigsは、次作アルバム『A Dream Is All We』から「How Can I Love Her More?」の収録曲「How Can I Love Her More?」を先行公開した。

 

「My Golden Years」、「They Don't Know How to Fall in Place」、そして、タイトル曲に続く。この曲のミュージックビデオを以下でチェックしよう。


ジミー・ファロン主演の”ザ・トゥナイト・ショー”の出演でもお馴染みのダダリオ兄妹によるユニットは、現代のロックシーンにおいて異彩を放つ。ラモーンズのような風采から繰り広げられる痛快なギターロックは、多数のリスナーに支持される可能性を秘めている。トゥイッグスのサウンドは70年代のロックに依拠し、彼らの甘酸っぱいサウンドは、Beatles、Beach Boys、Cheap Trick、The Monkeesといった伝説的なロックバンドの系譜にあると言えよう。

 

ストリングスとホーンをフィーチャーした最新シングル「How Can I Love Her More? 」は、どのようなナンバーなのか。

 

「ブリル・ビルディングのプロフェッショナルなライティングと、サージェント・ペッパー以降のサイケデリック・シーンの常軌を逸したライティング・スタイルのギャップを埋めようとした」とバンドはコメントしている。「音楽的なアイデアはたくさんあるけれど、キャッチーなポップ・ソングであることに変わりはない。みんなに聴いてもらえるのをとても楽しみにしているよ」

 

The Lemon Twigsの新作アルバム『A Dream Is All We』 は5月3日にCaptured Tracksからリリースされる。

 

 

「How Can I Love Her More?」