AIやメタバースのイノベーションはついにリアルなライブ空間にまで影響を及ぼし始めている。その先駆者となったのが、驚くべきことにデトロイト・ロック・シティで知られるKISSだ。

 

デトロイトの伝説、KISSは土曜日の夜、ニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンで "史上最後のショー "と言われる公演を行った際、KISSはデジタル・アバターをステージで紹介した。ポール・スタンレー、ジーン・シモンズ、トミー・セイヤー、エリック・シンガーという現在のラインナップが最後にステージを去ると、彼らの代わりにホログラム・バージョンが登場した。これは彼らの後にデジタル・アバターがKISSとしてライブツアーを行うという予告代わりでもある。

 

Pop House Entertainmentの最高責任者、Per Sundin(パー・スンディン)は、デジタルKISSの可能性は無限大」とFast Companyに語った。

 

「ツアーが終わってから考えるつもりだ。未来のKISSコンサート? ロック・オペラ? ミュージカル? 物語、冒険? この4人はすでにスーパーパワーを持っているんだ。私たちはできるだけオープンでありたい」「我々が成し遂げてきたことは素晴らしいが、それだけでは十分ではない。バンドは生き続ける価値がある。次のステップに進み、キッスが不滅になるのを見るのは、僕らにとってエキサイティングなことだよ」


KISSのベーシスト、ジーン・シモンズは次のように付け加えた。「これまで夢見たこともないような場所に連れて行ってくれることで、僕らは永遠に若く、永遠に象徴的でいられる。テクノロジーは、ポールを今までより高くジャンプさせるだろう......。未来はとてもエキサイティングだ。僕らを追い出そうと思っているのなら、残念ながらそうはならないだろう」


 

米国のシンガーソングライター、Noah Kahan(ノラ・カハン)は昨夜(12月2日)、サタデー・ナイト・ライブに出演し、サード・アルバム『Stick Season (We'll All Be Here Forever)』から「Dial Drunk」と「Stick Season」を披露した。パフォーマンスのリプレイは以下から。


2017年1月にシングル「ヤング・ブラッド」でデビューを果たす。その後、「ハート・サムバディ」をリリースし、追ってその楽曲は2018年第60回グラミー賞最優秀新人賞にノミネートされたジュリア・マイケルズをフィーチャリングしたバージョンをリリースし、世界中から注目を浴びるようになった。


 

 



ルーシー・ブルーはダブリン出身のアイルランド人シンガー、ソングライター、プロデューサー。17歳の時、音楽を追求するために大学を中退し、2020年にPromised Land Recordingsと契約した。


シングル「See You Later」(2021年)でデビュー、同年末にセカンド・シングル「Your Brother's Friend」(2021年)をリリース。

 

2021年6月18日にファーストEP『FISHBOWL』をリリース。セカンドEP『Suburban Hollywood』は2022年1月21日にリリースされた。 2020年9月、ロンドンを訪れていたルーシーは、この街でインスピレーションを受け、現在もまだロンドンを離れていない。


ルーシー・ブルーは、フランク・オーシャン、PJハーヴェイ、スケートのバイブル『Thrasher Magazine』など、幅広い影響から独自の音楽世界を構築する。映画界のアイドル、ハーモニー・コリン(Harmony Korine)の初期の作品に似ていないこともないが、ルーシーの野心的な青春ポップは、アウトサイダー精神と、ティーンエイジャーが自分の道を見つけることの弱さを楽しんでいる。


ルーシーは非常に視覚的な人物でもある。シンガー、ソングライター、プロデューサーである彼女は、曲を作るたびに、その曲が存在する空間を見ている。ある時は部屋(東京のカラオケ・バー、母親の居間)、ある時は、夜のサイクリング、ある時は水に浮かぶユリの花でいっぱいの不吉な暗い場所さえも。ソフトなダブリン訛りのルーシーは、曲作りの際にこれらのイメージがどのように引き継がれるかを説明する。


「音楽制作にとても役立っている」とルーシーは言う。「聴いているものをイメージと結びつける必要があるの。それが私の脳を助けてくれる」


同年代の仲間たちの感情的なストーリーを受け止め、それをポジティブなものにアレンジする才能を持つルーシー・ブルーは、音楽界にとって欠かせない声であり、また、今後のベッドルームポップ・シーンにおいて象徴的な存在となっても不思議ではない。


 

 

 『Unsent Letters』 Promised Land


Lucy Blue(ルーシー・ブルー)は、21歳のシンガーで、2021年頃、NMEとCLASHが新世代のポップアーティストとして注目し、リリース情報を紹介している。

 

『Unsent Letters』は、アーティストにとって実質的なデビュー作となるようだが、現代の他の駆け出しのミュージシャンの例と違わず、現時点ではフィジカル盤では発売が確認できていない。Spotify、Deezer、Youtube Musicのみの配信となっている。


ルーシー・ブルーのソングライティングはベッドルームポップ志向で、Clairo、Holly Humberstoneのアプローチにも親和性がある。ギターのシンプルな弾き語りに加え、ピアノを演奏する。ときにシンセが入ることもある。ソングライティングの核心には、エド・シーランのように率直さがある。難解なコード進行を用いず、場合によっては、カデンツァのみによって構成されているケースも有る。オルタナのようにトライトーンを用いることはなく、デミニッシュを頻繁に用いることもない。Ⅰ、Ⅳ、Ⅴ、Ⅵといった基礎的な和音しか使用していない。それにも関わらず、驚くべきことに、ルーシー・ブルーの曲は、今年度のポップスの中でも群を抜いて華やか。その軽やかなポピュラー・ミュージックは長く聴いていても、それほど耳が疲れることもない。

 

サウンド・プロダクションに関しては、多少、エド・シーランの楽曲に用いられるようなピッチシフター、ボコーダーが多少掛けられているのかもしれない。しかし、シンプルなアコースティック・ギター(エレアコ)、ピアノの弾き語りを中心とする彼女のアルバムには、現代のポピュラーミュージックの欠点である過剰さ、射幸性というのが内在する余地がない。ただ、歌手自身や同年代の音楽ファンのため、曲を制作し、ただ、その人々のために楽器を演奏し、歌うというだけなのだ。このアルバムには、複雑性がほとんど存在せず、簡素さに焦点が絞られている。シンプルで朴訥であるがゆえに心を打つ。それがルーシー・ブルーの音楽の魅力なのだ。


最新アルバム『Unsent Letters』は、リリース情報として公式に説明されているわけではないが、ホリデー・ソングやクリスマス・ソングにも近い空気感に縁取られているという印象を持った。さらに、タイトルにあるように、これまで振り返ることがなかった過去の人生の地点にある歌手の心情をポップス、フォークという観点を通して描写するというような感覚である。そのことは、アルバムの序盤では分からないけれど、終盤になるにつれてだんだんと明らかになる。

 

オープニングを飾る「Say It and Mean It」は、このポップ・アルバムの壮大な序曲ともいえ、ボレロのような形式で、ひとつずつ各楽器のパートが代わる代わる登場し、アルバム全体の器楽的な種明かしをするかのようである。ルーシー・ブルー自身によるエレアコギターのささやかな弾き語りという形で始まり、シンセの付属的なアルペジエーターが加わる。さらに、その後、ルーシー・ブルーのボーカルが載せられたとたん、曲の雰囲気がガラリと一変するのが分かる。

 

”遠く離れた場所を見る達人”というダブリンのシンガーソングライターは、繊細さと大胆さを兼ね備えた彼女みずからの歌の力量により曲の始まりにいた場所から、予測できないような遠く離れた意外な場所へとリスナーを導いていく。曲の展開を引き伸ばしたり、もったいぶることもなく、イントロから、サビとも解釈出来るアンセミックなフレーズへスムースに移行する。

 

ルーシー・ブルーのボーカルは、深いリバーブの効果も相まってか、天上的な幻想性を帯びるようになる。さらにドラムが入ると、壮大なポップバンガーに変化する。フレーズの合間に導入されるギターラインも叙情的だ。さらに、奥行きのある空間を生かしたプロダクションは、曲の終盤でフィルターを掛けた狭い空間処理を施すことにより、現代のトレンドのベッドルームポップ的な意味合いを帯びるようになる。さながら、ルーシー・ブルーが自認するように、異なる空間を音楽によって自在に移動するかのような完璧なサウンド・プロダクションである。

 

「Say It and Mean It」

 

 

二曲目の「I Left My Heart」に、シンガーソングライターのダブリンに対する淡い郷愁が込められていたとしてもそれほど驚きはない。この曲はまた、「十代の頃の自分に対する書かれることがなかったラブレター」と称してもそれほど違和感がない。少なくとも、ケルティックのフォーク・ミュージックの音楽性に根ざしたこの曲は、モダンなベッドルーム・ポップのサウンドプロダクションの指向性を選ぶことにより、シンガーと同世代のリスナーの心を見事に捉え、共感性を呼び覚ます。ウィスパーボイスに近いスモーキーな発声を用い、アコースティック・ギターに対するボーカルラインに切なさをもたらす。


アルバムの序盤では、ダブリナーとして故郷に対するほのかな郷愁や愛着が示されているという感があるが、「Love Hate」は、一転して歌手のロンドンのアーバンな生活が断片的に縁取られている。無数の人が行き交うロンドンの2023年の街とはかくなるものなのだろうか? そんなふうに思わせるほど、シンセサイザーの目まぐるしく移ろうフレーズをベースにし、シンガーはモダンな大都市の中に居場所を求めるかのように、軽妙でアップビートな声を披露している。


エレクトロニック、ダンス・ミュージックの範疇にあるダイナミックなシンセに対して、ルーシー・ブルーは、チャーチズ、セイント・ヴィンセントのデビュー時のようなスター性と存在感を併せ持つスタイリッシュなボーカルを披露する。ブルーのボーカルは、ロンドンのカルチャーと、それと対象的なダブリンのカルチャーの間を揺れ動きながら、愛憎せめぎ合う微細な感覚のウェイヴを、軽やかに乗りこなし、上昇していくかのようだ。シンセ・ポップをベースにある楽曲は続いて、ノイジーなハイパー・ポップへと近づくが、イントロから中盤にかけての精妙な感覚が失われることはほとんどない。

 

アルバムでは、前曲のように都会的なアーバンなサウンドスケープも垣間見えるが、一方、曲を聴いていて、海がイメージの中に浮かび上がってくる瞬間もある。続く「Graveyard」は、リスナーの想像力を喚起させ、アルバムの中で唯一、ポスト・クラシカル/モダン・クラシカルのアプローチが図られている。


ルーシー・ブルーは、ロンドンから離れ、アイルランドに近い風景のイメージへと移行する。シンプルなピアノの演奏については、ポーランドの演奏家、マンチェスターの”Gondwana”に所属するHania Rani(ハニャ・ラニ)の品格のあるクラシカルへの傾倒を彷彿とさせる。ピアノのフレーズはすごくシンプルであるのだが、ルーシー・ブルーのボーカルが入ると、音楽の向こうに神妙な風景が浮かび上がってくる。それはまた、幻想的な映画のワンシーンを想起させる。



「Graveyard」

 

 

その後も曲のイメージは緩やかに変化していき、「Do Nothing」では、ベッドルームポップの音楽性に回帰する。このジャンルの最も重要な点をあげるとすれば、それはソロアーティストがホームレコーディングを主体とするプロダクションの中で、キュートさやスマートさを重視していりというポイントにある。その点、ルーシー・ブルーは、ClairoやGirl In Red、Holly Humberstoneといったこのジャンルの主要なアーティストと同じように、2020年代のメインストリームにある音楽性の核心を端的に捉えた上で、それを同年代のそれほど詳しくない音楽ファンや、彼女の年代とは離れた年代にも自らの理想とする音楽をわかりやすく示そうとしている。


この曲に現代のベッドルーム・ポップと明らかな相違があるとすれば、バロック・ポップの作曲の技法が取り入れていること。ビートルズが楽曲の中で好んで取り入れていたメロトロンの音色は、現代的なシンセの音色という形に変わり、2023年のポピュラー・ソングの中に取り入れられている。ジョニ・ミッチェル、ヴァン・モリソンをはじめとするSSWからの影響は、アウトプットされる形こそ違えど、この曲の現代的なポピュラー音楽の中に、したたかに継承されている。


そして、古典的なポピュラー音楽からの強い触発こそが、この曲に聴きごたえをもたらしている。特に若い世代のシンガーに顕著なのは、自分の生きている年代よりも前の世代の音楽に強いリスペクトを示していることである。ご多分に漏れず、ルーシー・ブルーは自分よりも前の時代の音楽をどのような形で現代のポップスとして昇華するのか、その理想形を示唆している。

 

 

12月1日に発表された『Unsent Letters』には、年末の時宜にかなった音楽性も含まれている。これはアーティストによるサプライズの一貫とも考えられ、アルバムの中の重要なハイライトを形成している。「Deserve You」では、古典的なソングライティングとエド・シーランのような現代的なポップスの型を組みわせて、2023年を象徴する珠玉のバラードソングを誕生させている。ピアノの伴奏を元にしたシンプルなバラードソングは、難しいコードやスケールを一切用いず、ポピュラー・ミュージックの王道を行く。ときには繊細でナイーブなストリングのレガートや、ピチカートをピアノとボーカルの合間に取り入れたり、クリスマスの到来を思わせるシンセの音色を取り入れながら、ルーシー・ブルーのポピュラー・ミュージックは中盤から終盤にかけてゆるやかに上昇していき、涙を誘う切ないアウトロに繋がっている。


アルバムの終盤では、アーティストは序盤よりもフォーク・ミュージックに対する傾倒をみせる。「Butterfly」は、上昇の後の余韻でもあり、また、魂の安寧の場の探求でもある。サウンドホールの音響を活かし、それらをケイト・ル・ボンに象徴されるコラージュ的なサウンドプロダクションを加え、止まりかけていた印象のあるベッドルームポップの時計の針を次に推し進めている。ボーカルのキュートさが光るイントロとは対象的に、曲の中盤には賛美歌のような神妙かつ壮大なポピュラー・ワールドに直結している。特に、アコースティックギターの弾き語りというベッドルームポップの主要なスタイルに加え、それとは対比的な壮大なトラックのミックス/マスタリングが施されている。これが、メジャーアーティストともインディーアーティストともつかない、アンビバレントな感覚を付与し、一定のイメージからルーシー・ブルーを脱却させ、現在のジャンル分けや、シーンというラベリングから逃れさせている要因でもある。

 

アルバムのクローズ「Happy Birthday Jesus」ではクリスマスに向けて、神さまへの祝福が示されている。しかし、宗教的にも概念的にもならず、単なるアガペーが歌われており、そして、それが万人に親しめるフォークミュージックという形として表に現れたことに、今作の最大の魅力がある。

 

 

90/100 

 

 

「Deserve You」- Weekend Featured Track

 

 

 

Lucy Blueのニューアルバム『Unsent Letetrs』はPromised Land Recordingsから発売中です。デジタルストリーミングのみ視聴可能。ストリーミングはこちらから。 



def.fo(トム・パウエルによるプロジェクト)が本日ニューシングル「Autumn Leaves」を発表した。ラップ、ファンク、R&B,ポップスをクロスオーバーするプロジェクトによる「Godly」に続く最新シングル。ベル・アンド・セバスチャンのクリス・ゲッデスが鍵盤で参加しているのに注目。


前作のシングル「Godly」とは異なり、def.foが柔らかなギターポップへとドラスティックな転換を図ったニューシングル。今週のベスト・トラックとしてご紹介します。



「Autumn Leaves」は、ソウルフルで爽やかなポップ・フォークの傑作である。この曲は、作り手にも聴き手にも安らぎと安心感を与えてくれる。太陽に照らされた霜のように輝き、内省的な歌詞が暖かな希望の毛布を織りなしているように、私たちはどのような逆境を乗り越えられ、どんなに暗い時でも明るい日がやってくることを教え諭してくれる。朗らかな春は必ずやってくる。さあ、刻々と変化する人生の季節を心を込めて振り返る素晴らしい旅に出てみよう!!



この曲では、トム・パウエル(マイケル・ヘッド・アンド・ザ・レッド・エラスティック・バンド)がヴォーカル、ギター、ベースを担当。彼の隣には、尊敬するミュージシャン、フィル・マーフィー(マイケル・ヘッド・アンド・ザ・レッド・エラスティック・バンド、ビル・ライダー・ジョーンズ)のドラム、クリス・ゲッデス(ベル・アンド・セバスチャン)の鍵盤が並び、全員が曲のダイナミックな深みに貢献している。



プロダクションは、トム・パウエルとスティーヴ・パウエル(ザ・ストランズ、ジョン・パワー、ザ・ステアーズ)のシームレスなコラボレーションで、情緒的で安心感のあるサウンドスケープを実現している。ミックスはロイ・マーチャント(オマー、M.I.A.、イグザンプル)が担当し、マスタリング/エンジニアのハウィー・ワインバーグ(ジェフ・バックリー、PJハーヴェイ、シェリル・クロウ)が魔法のようなタッチで仕上げている。

 

 ニューシングル『Autumn Leaves」は2023年12月1日により発売。def.foのニューアルバム『Eternity』の最終シングルである。新作アルバムのプリオーダーはこちら

 

 

def.fo (a project by Tom Powell) announces its new single "Autumn Leaves". This is the latest single from the artist who crosses over rap, funk, and pop music, following "Godly".

Autumn Leaves" is a soulful, breezy pop-folk masterpiece. Carefully crafted, the song offers comfort and reassurance to both the creator and the listener. Glistening like frost in the sun, the introspective lyrics weave a warm blanket of hope, reminding us that adversity can be overcome and that even in the darkest of times, brighter days will surely come. Spring will always come. Let us embark on a journey to reflect wholeheartedly on the ever-changing seasons of life.

Tom Powell (Michael Head and the Red Elastic Band) provides vocals, guitar, and bass on this song. Alongside him are respected musicians Phil Murphy (Michael Head and the Red Elastic Band, Bill Ryder Jones) on drums and Chris Geddes (Belle and Sebastian) on keys, all contributing to the song's dynamic depth.

Production is a seamless collaboration between Tom Powell and Steve Powell (The Strands, John Power, The Stairs), resulting in an emotional and reassuring soundscape. Mixed by Roy Merchant (Omar, M.I.A., Ixample), mastering engineer Howie Weinberg (Jeff Buckley, PJ Harvey, Sheryl Crow) adds his magical touch.

The new single "Autumn Leaves" is released by December 1, 2023 and is the final single from def.fo's EP "Eternity". Pre-order the album here.




 「Autumn Leaves」


 

Hollu Humberstone(ホリー・ハンバーストーン)がMUNAと組み、「Into Your Room」の新バージョンを発表した。ハンバーストーンは先日、「Elvis Impersonators」のミュージックビデオの撮影のため来日し、東京でカラオケを楽しんだ。彼女の妹は東京に住んでいるという。


オリジナルは10月にリリースされた彼女のデビュー・アルバム『Paint My Bedroom Black』に収録されており、来春にはUKツアーを行う予定。


ホリーはコラボレーションについてこう語っている。「私はMUNAに夢中で、ずっと一緒に仕事をしたいと思ってました。やっと私の曲に魔法をかけてもらえることになり、とても感謝しています」


MUNAは付け加えた。「ホリーはとても才能のあるアーティストで、私たちは長い間、彼女の曲作りと音楽性にとても感銘を受けてきました。イーサンとロブのプロデューサーとしての仕事も大好きだから、セッション・ファイルで演奏できるなんて夢のようだったよ」



 


南アフリカ出身で、現在ロンドンで活動するSSW,Kenya Grace(ケニア・グレース)がニューシングル「Paris」をリリースした。(各種ストリーミングはこちら)ケニア・グレースは2023年のシングル「Strangers」でUKシングルチャート一位を獲得し、人気急上昇中のシンガー。


ニューシングル「Paris」は、Warner/Majarから昨日発売された。「現代のデートに対する痛烈な頌歌」と銘打たれている。彼女が最近リリースした「Only In My Mind」に続くシングル。

 

ロンドンのヴィレッジ・アンダーグラウンドでのヘッドライン・ショーに続き、初の北米ツアーも控えている。

 

 

「Paris」

 


ロンドンのインディーロックバンド、Spector(スペクター)がニューアルバム『Here Come the Early Nights』の収録曲「Not Another Weekend」のMVを公開した。スペクターは現在、UKヘッドライン・ツアーを開催中である。


フレッドとジェドはユニークなミュージックビデオについて、こうコメントしている。「"Not Another Weekend "の新しいビデオに出演してくれる有名人がたくさんいて、とても感動した」



 


Alkaline Trio(アルカライン・トリオ)が久しぶりのニューシングル「Bad Time」でカムバックを果たした。


この曲は、彼らのニューアルバム『Blood, Hair, And Eyeballs』からの一曲だ。このアルバムはRise Recordsから1月26日にリリースされる。バンドにとって6年ぶりとなる10枚目のフル・アルバム。


ギタリスト/ボーカリスト、マット・スキバはこのシングルについてこう語っている。「”Bad Time”は、テキサス州エルパソでツアー中、たまたま電話をくれた友人と恋人にインスパイアされたんだ。状況がエスカレートするにつれ、銃声とサイレンが聞こえてきた。友人は、話すのに悪いタイミングだったかと尋ねたが、私はノーと答えた。でも、彼女の声を聞くのに悪いタイミングはなかった」


「詩の2番は、シカゴでルームメイトのボビーと私が銃撃戦に巻き込まれて殺されそうになったときのことを歌っている。その時、私たちはラテン・キングが住んでいた地域に住んでいた。



「Bad Time」




Alkaline Trio  『Blood, Hair, And Eyeballs』


Label: Rise Records

Reelase: 2024/1/26


Tracklist:

1. Hot For Preacher
2. Meet Me
3. Versions Of You
4. Bad Time
5. Scars
6. Break
7. Shake With Me
8. Blood, Hair And Eyeballs
9. Hinterlude
10. Broken Down In A Time Machine
11. Teenage Heart


 


Lana De ReyがJohn Denver(ジョン・デンバー)の「Take Me Home, Country Roads」のカヴァーを公開した。彼女の演奏は、頻繁にコラボレートしているザック・ドーズによってプロデュースされた。試聴は以下からどうぞ。


今年初め、デル・レイは最新アルバム『Did You Know That There's A Tunnel Under Ocean Blvd』をリリースし、そのオープニング曲「The Grants」でデンバーに言及している。(Reviewを読む)彼女は最近、NBCテレビのスペシャル番組『Christmas at Graceland』で「Unchained Melody」を披露した。






北里彰久が(Alfred Beach Sandal名義から数えて)5枚目のフルアルバム『砂の時間 水の街』をリリースを発表した。ニューアルバムは12月15日(金)に発売される。

 

2019年に発表した『Tones』以来、4年ぶりとなる本作は、自身のプロデュースによるもので、バンド編成のライブでもお馴染みの潮田雄一(Gt)、光永渉(Dr)、池部幸太(Ba)、山本紗織(Fl) がサポートミュージシャンとして参加。ブラジル音楽やアフロビート、ダブ、ソウル、ファンクなど、音楽的なバックグラウンドの芳醇さを感じさせつつ、繊細で美しい歌声、独自の視点から紡がれるメロディと歌詞が一体となり、想像を超えた広がりをみせる。



先行シングルでリリースをしている「In Bloom(ミックス・マスタリングはZAK)」、「オアシスのまばたき(ミックス・マスタリングは柳田亮二)」に加え、ケバブジョンソンの「トーチソング」カバーも収録。アルバム全編を通じて、架空の都市を旅しているような、異世界に紛れ込んでしまったような感覚を覚える幻想的で豊かな作品に仕上がっている。



新曲の録音は柳田亮二、ミックス・マスタリングは内田直之が担当。ジャケットのビジュアルは我喜屋位瑳務、デザインをitsuko kiraが手掛けている。



なお、収録曲である「Mirrored」は、NHK-FM『ミュージックライン』12・1月度オープニングテーマに決定しており本日の放送よりO.A.される。東京、名古屋、神戸の3都市をまわるツアーも予定している。

 

 

 

 北里彰久 『砂の時間 水の街』 New Album

 




発売日:2023年12月15日(金)
レーベル:ABS BROADCASTING / AWDR/LR2



フォーマット:DIGITAL
 

TRACK LIST:
01.口笛吹き
02.Mirrored
03.オアシスのまばたき
04.働くなかれ
05.11
06.ファントム通り
07.水辺の声
08.トーチソング
09.In Bloom
10.Swingしてる

 

 

【ライブ情報】

 

北里彰久 New AL Release Tour "Sand and Water"





・2024.01.27 (Sat) at 名古屋 ブラジルコーヒー

 
北里彰久 w/ 潮田雄一(Gt)、光永渉(Dr)、池部幸太(Ba)、山本紗織(Fl)
Open 18:00 / Start 19:00
Adv 3,500yen / Door 4,000yen(ドリンク代別)

チケット予約メールアドレス:nqlunch@gmail.com

 
※公演日、お名前、人数、連絡先を明記おねがいします。



・2024.02.07 (Wed) at 渋谷 WWW

 
北里彰久 w/ 潮田雄一(Gt)、光永渉(Dr)、池部幸太(Ba)、山本紗織(Fl)
Open 18:30 / Start 19:30
Adv 3,500yen / Door 4,000yen(ドリンク代別)

チケット発売日:12/9(土) 10:00〜
e+:https://eplus.jp/kitazatoakihisa/



・2024.03.02 (Sat) at 神戸 旧グッゲンハイム邸

 
北里彰久 w/ 潮田雄一(Gt)、光永渉(Dr)、池部幸太(Ba)、山本紗織(Fl)
Open 19:30 / Start 20:00
Adv 3,500yen / Door 4,000yen(ドリンク代別)

※チケット詳細は後日案内します。


アイリッシュ・パンクの伝説であり、ザ・ポーグスのフロントマンとして世界中の音楽ファンから敬愛されたShane Macgowan(シェーン・マガウアン)が65歳で死去した。マクガワンの妻、ヴィクトリア・メアリー・クラークは11月30日(木)、彼の死を確認した。死因は明らかにされていないが、マクゴーワンはここ数週間入院中だった。


「私の人生の愛であり、最も美しい魂であり、美しい天使であり、太陽であり、月であり、私が大切にしているすべての始まりであり、終わりであった彼が、イエスとマリアと彼の美しい母テレーズと共に旅立ってしまいました 」と彼女はソーシャルメディアに投稿した。


「彼と出会い、彼を愛し、彼に限りなく無条件に愛され、人生と愛と喜びと楽しさと笑いとたくさんの冒険の年月を過ごせたことを、言葉にできないほど祝福しています」


シェーン・パトリック・ライサハト・マクゴーワンは1957年12月25日、アイルランド移民の両親のもとケント州ペンベリーで生まれた。熱心な読書家であった彼は、イギリスの名門予備校に入学したが、最終的にウェストミンスター大学2年の時に薬物所持が発覚し、退学処分となった。


1976年、マガウアンは最初のバンド、ニップル・エレクターズに加入した。ベーシストのシャンヌ・ブラッドリーによって結成されたシンガーのマクガワンとドラマーのエイドリアン・フォックスは、1978年にシングル「King of the Bop」/「Nervous Wreck」をリリースした後、ザ・ニップスに改名。同じ頃、マクガワンはブリキ笛奏者のピーター・"スパイダー"・ステイシーとバンジョー奏者のジェム・ファイナーに出会い、彼らは別のバンド、ミルウォール・チェインソーズを結成した。


Pogues


ポーグスは1982年、アコーディオン奏者のジェイムズ・フィアンリーがマガウアン、ステイシー、ファイナーに加わり、ポーグ・マホーンとして正式にスタートした。パンク・ロックの常套手段である政治的エートス、そしてマクゴーワンの象徴的な歌い方と、シンガーのアイルランドの血を引く音楽を組み合わせたポーグスは、ケルティック・パンクとして知られるようになった。ベーシストのケイト・オリオーダンとドラマーのアンドリュー・ランケンを加えたバンドは、1984年に最初のシングル「Dark Streets of London」をリリース。


ザ・クラッシュのツアーのオープニングを務めた後、ザ・ポーグスはスティッフ・レコードの目に留まる。同レーベルは1984年10月にデビュー・アルバム『Stiff Roses for Me』をリリース。エルヴィス・コステロがプロデュースした『Rum Sodomy & the Lash』は1985年にリリースされ、「Dirty Old Town」、「Sally MacLennane」、「A Rainy Night in Soho」といった曲が収録されている。


ポーグスは『Rum Sodomy & the Lash』のリリース後に崩壊し始め、特にマクゴーワンの薬物使用の増加が原因だった。彼らのサード・アルバム『If I Should Fall from Grace with God』は1988年にリリースされ、カースティ・マッコールとのクリスマス・デュエット曲「Fairytale of New York」が最大のヒットとなった。この曲はイギリスのホリデー・クラシックとなった。


1990年に5枚目のアルバム『Hell's Ditch』をリリースした後、マガウアンの行動はますます不安定になり、ポーグスは最終的に1991年に彼をバンドから解雇した。その後、ポーグスは彼抜きで2枚のアルバムをレコーディングした。解雇後、シンガーはシェーン・マクゴーワン・アンド・ザ・ポープスを結成。バンドは2006年にマクゴーワンが脱退を発表する前に2枚のスタジオ・アルバムをレコーディングし、マクゴーワン抜きでグループはザ・ポープスとして活動を続けた。


2001年、ザ・ポーグスはマガウアンと再結成し、2000年代から2010年代にかけて散発的にツアーを行った。この間、彼は天然の歯を失い、何度も口腔手術を受けた。この手術に関しては歯科医師の間でも半ば伝説化している。2015年に、マガウアンは転倒で骨盤を骨折し、車椅子を使うようになった。そして2022年12月、マクゴーワンは感染症で入院した。その年の初め、彼はインタビューで自分の健康問題を認め、普通の一日を描写した。


「生きていることがとても嬉しい。私には美しい介助者がいて、ベッドからライムグリーンの椅子へと連れて行ってくれる。たいてい、誰かが私に何かをさせようとしたり、何かについて話させようとしたりします」とマガウアンは語った。「時には人が訪ねてきたり、食事に出かけたり、入院することもあります。イエスと聖母、そしてすべての聖人と天使に感謝しています」

 

claquepot

 

claquepotが12月20日に二枚組アルバム『recuitment』をリリースする。claquepotは、昨年12月にアルバム「the test」を発表し、大阪と横浜で開催したZeppツアーも大盛況を博した。新作アルバム『recuitment』には、宮川大聖、Aile The Shotaがゲストとして参加している。収録曲、アートワークを下記よりご覧下さい。

 

本作には、デジタルリリースされた「space feat. 竹内アンナ」、「detox」、「ターコイズ・ドリップ」を含む、アーバンなチルアウトR&Bを中心とする楽曲を収録。タイトル曲「リクルートメント」、宮川大聖をフィーチャーした「ドゥーム・スクロール」、Aile The Shotaをフィーチャーした「メロー・イエロー」を含む、全7曲収録のEPに加え、今年1月に開催された神奈川公演「claquepot live tour2023 -the test-」のライブを収録した、全17曲入りの2CD仕様となる。

 

アルバムの発売を記念し、タワーレコードでは、缶バッジ、HMVでは、クリアファイルの先着購入特典が決定。


更に、数量限定で、claquepotの写真、最新インタビューをまとめたZINE付属の限定ヴァージョン「2CD+ZINE」がSPACE SHOWER STOREにて予約受付中。購入特典の詳細についてもチェックしてみよう。




claquepot 『recruitment』New Album (2CD)

 

 

DDCB-12369 | 2023.12.20 Release | 2CD [3,500 Yen+Tax]


Released by SPACE SHOWER MUSIC


Disc1 

 

Tracklist(収録曲):


1. リクルートメント
2. ターコイズドリップ
3. space feat. 竹内アンナ
4. ドゥームスクロール feat. 宮川大聖
5. detox
6. スローペースダンス
7. メロー・イエロー feat. Aile The Shota


 



recruitment
claquepot live tour 2023 -the test-

 

Disc 2 


Tracklist(収録曲):



1. home sweet home
2. choreo
3. pointless
4. ahead
5. reflect
6. finder
7. flying
8. sweet spot
9. useless
10. hibi
11. resume
12. tone
13. silence
14. okashi
15. rwy
16. blue print
17. blank



SPACE SHOWER STORE|claquepot「recruitment [2CD+ZINE]」(数量限定):

 https://spaceshowerstore.com/detail.php?goods_id=3278





特典内容:

 

Zine(Space Shower Store):



Badge(Tower Records):

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・Live Information(公演情報)

 

claquepotは、アルバムのリリースライブ「claquepot -recruitment- release live」の開催を発表。本公演は、2024年2月04日(日)に東京・Zepp Shinjukuで開催。現在、チケットの販売中。詳細は下記の通り。

 



「claquepot -recruitment- release live」

 

  

日程:2024.02.04 [Sun]

 

時間;Open 17:00 / 18:00 Start


会場;Zepp Shinjuku, Tokyo

 


1F Standing 6,600 Yen / 2F Standing 6,600 Yen



※公演チケットのお求めは各プレイガイドをご確認ください。


【プレイガイド2次先行受付中】


受付期間 : 2023年11月29日(水)15:00 ~ 2023年12月06日(水)23:59まで



お申込み:


mu-mo TICKET [ http://r.y-tickets.jp/claquepot2401 ]
ローソンチケット [ https://l-tike.com/claquepot ]
チケットぴあ [ https://w.pia.jp/t/claquepot ]
イープラス [ https://eplus.jp/claquepot ]


※抽選制での受付となります。先着順ではございませんので受付期間中にお申込みください。
※受付詳細は、各受付サイトよりご確認ください。

 

 

claquepot:


1987年6月28日生。R&B/SOULをベースとしたダンサブルで都会的なPOPサウンドを奏でるシンガーソングライター/プロデューサー。2019年2月「むすんで」からリリースを開始。

 

2021年4月には、Rung Hyang、向井太一と共にEP「PARK」をリリース。表題曲の「PARK」は、☆TakuTakahashiのリミックスもリリースされている。

 

2022年12月には、Novel Core、田邊駿一(BLUE ENCOUNT)のゲスト参加に加え、アレンジでShin Sakiura、Nenashiらも参加したファースト・アルバム「the test」をリリース。リリースライブとなるZeppツアーを大阪と横浜で行い、大盛況となった。2023年5月「space feat. 竹内アンナ」、8月「detox」10月「ターコイズドリップ」をSPACE SHOWER MUSICリリース。


 

Last Dinner Party(ラスト・ディナー・パーティー)は、先日、BRITライジング・スターの候補に選ばれ、イギリス国内で注目を集めている。さらに、MTV Push 2024のショートリストにも選ばれた。ロンドンのバンドは来年、デビュー・アルバムをリリースを控えている。

 

今回、アップル・ミュージック・ロンドン・セッションズに出演したバンドは、司会のマット・ウィルキンソンに招待され、カバーに挑んだ。ラスト・ディナー・パーティーは、史上最高のヴォーカリスト、シネイド・オコナーの「Mandinka」を選び、野心的なアレンジを加えている。

 

「Mandinka」は、オコナーの1987年の楽曲で、『The Lions and cobra』に収録されている。このアルバムは、女性シンガーでありながらスキンヘッドというオコナーのお馴染みの反骨的なヘアスタイルと合わせて、カトリックに対しての愛憎入り交じる思いがメッセージとして織り交ぜられている。 「the lion and the cobra」は旧約に現れる言葉で、悪魔の隠喩である。カトリチズムの家父長制や権力構造に対するアーティストの内的葛藤を描いた難解なアルバムと言える。現代人としてキリスト教圏における中世的な観念からの脱却の過程を描いたとも解せる。

 

シネイド・オコナーからの影響について、バンドのアビゲイル・モリスは「彼女はファンを失おうが、ネガティブな報道がされようが、気にしなかった」と述べている。「この曲は本当にモンスターのようで、怖かったけど、本当に楽しく、自由で、素晴らしい曲。この曲を作ったもうひとつの理由は、私たちのマネージャーであるタラがアイルランド人女性で、彼女が勧めてくれた」



 

©Tonje Thilesen

ナッシュビルのシンガーソングライター、Katy Kirby(ケイティ・カービー)が、2ndアルバム『ブルー・ラズベリー』からの最新シングル「Party of the Century」をリリースした。この曲は、前作「Cubic Zirconia」と「Table」に続くシングルとなる。以下よりチェックしてみよう。


カービーは声明で「"Party of the Century "は友人のクリスチャン・リー・ハトソンとFaceTimeで書いた」と説明している。「この曲は、スローダンスができるような、ちょっと甘いラブソングになった。この曲は、物理学や反出生主義、気候変動、そして友人をどれだけ愛しているかについても歌っているんだ。この曲をレコーディングした時、バンドに対して、エド・シーランの曲のようなサウンドにするように頼んだんだけど、彼らはそれを拒否したんだ」


Katy Kirbyの新作アルバム『Blue Raspberry』はANTI-から1月26日にリリースされる。後日掲載したアルバムのレビューはこちらよりお読み下さい。



「Party of the Century」

 


ボルチモアのシンセ・ポップバンド、Future Islands(フューチャー・アイランズ)は、アルバム『People Who Aren't There Anymore』のニューシングル「The Fight」を発表した。

 

この曲は、これまでのシングル「The Tower」、「Peach」、「King of Sweden」、「Deep in the Night」に続く作品です。以下よりチェックしてみよう。


ニューアルバム『People Who Aren't There Anymore』は4ADより1月26日にリリースされる。

 

「The Fight」


Future Islandsは、サミュエル・T・ヘリング、ウィリアム・キャッションにより2006年に結成された。ゲリット・ウェルマーズ2008年にイギリスのレーベル、Upset The Rhythmからデビューアルバム『Wave Like Home』をリリースした。

 

2010年には2作目のアルバム『In Evening Air』、2011年には3作目『On the Water』をThrill Jockeyからリリースする。2014年には4ADに移籍し、4作目のアルバム『Singles』をリリース。リードシングル「Seasons (Waiting on You)」はピッチフォークとNMEから2014年のベストソングに選ばれた。

 

2014年3月に放送されたデヴィッド・レターマンのレイトショーでのパフォーマンスは、同番組のYouTubeで最も視聴された動画となった。2017年に5作目のアルバム『The Far Field』をリリース。

 

©Mel Butler

スコットランド/グラスゴーのギターロック/ネオアコースティックの祖であり、シューゲイザーの先駆者でもあるJesu And  Mary Chain(ジーザス&メリー・チェイン)が待望の新作『Glasgow Eyes』の制作を発表した。3月8日にFuzz Clubからリリース予定。次作のリード・シングル「jamcod」とアルバム・ジャケット、トラックリストを以下をチェックしてみよう。


2017年の『Damage and Joy』に続く『Glasgow Eyes』は、グラスゴーにあるMOGWAIの所有するキャッスル・オブ・ドゥーム・スタジオでレコーディングされ、ジム/ウィリアム・リード兄弟は、「スーサイド、クラフトワーク、そしてジャズに見られるような規律に縛られない姿勢への新鮮な評価からインスピレーションを得た」とプレスリリースを通じて説明している。

 

「しかし、メリー・チェインがジャズになると期待してはいけない」という。「人々はジーザス・アンド・メリー・チェインのレコードを期待すべきで、”Glassgow Eyes”がそうであることは確かなんだ」

 

「僕らのクリエイティブなアプローチは、1984年当時と驚くほど変わらない。たくさんの曲を持ってスタジオに入り、成り行きに任せる。ルールはなく、必要なことは何でもやる。そして、そこにはテレパシーがある。私たちは、互いの文章を完成させる奇妙な双子みたいなものなんだ」 

 

 

「jamcod」




Jesus & Mary Chains『Glasgow Eyes』

Label: Fuzz Club

Release: 2024/3/8 


Tracklist:


1. Venal Joy

2. American Born

3. Mediterranean X Film

4. jamcod

5. Discotheque

6. Pure Poor

7. The Eagles and The Beatles

8. Silver Strings

9. Chemical Animal

10. Second of June

11. Girl 71

12. Hey Lou Reid