NNAMDÏ Photo: Dennis Elliot


シカゴのマルチ・インストゥルメンタリスト、NNAMDÏ(ンナムディ・オグボンナヤ)がSecretly Canadianと契約を結び、ニューアルバム『Please Have A Seat』を自身のレーベルSooper Recordsと共同で10月7日にリリースすると発表。

 

この発表に伴い、ファースト・シングル「I Don't Wanna Be Famous」と、Austin Vesleyが監督したシュールなミュージック・ビデオが公開された。この曲は、NNAMDÏが歌とラップの間を難なく行き来し、控えめなメロディック・ビートに乗せたキャッチーなトラック。この曲はNNAMDÏが歌とラップの間を軽々と行き来し、控えめなメロディーのビートに乗せるというもの。


NNAMDÏは、今作『Please Have A Seat』に収録されている14曲のすべてを作曲、演奏、プロデュースしています。そのインスピレーションの源泉について、ンナムディ・オグボンナヤはこう語っています。「私は、自分が今いる場所にただ座って、じっくり考える時間を取ったことがあまりないことに気づいたんだ。『ゴー、ゴー、ゴー!』モードでなく、音楽的にどこに行きたいかを見直すのは、とても重要なことです。今を大切にしたかったんだ」


 


アルバムリリースに伴い、NNAMDÏは、10月より全米15ヶ所のツアーに出発します。10月29日にはニューヨークのBaby's All Rightに登場する予定。全ツアーのチケットは今週金曜日7月1日より発売開始となる。

 

 


NNAMDÏ 『Please Have A Seat』
 
 
 
 
Tracklist
 
 
Ready to Run
Armoire
Dibs
Touchdown
Grounded
I Don’t Wanna Be Famous
ANXIOUS EATER
Anti
Dedication
Smart Ass
Benched
Careful
Lifted
Somedays

 



Superorganismは、Stephen Malkmus、日本の俳優でミュージシャンとして活躍する星野源、Pi Ja Maをゲストに迎えた新曲「Into the Sun」を公開しました。この曲は、バンドの近日発売予定のアルバム『World Wide Pop』からの最終先行シングルとなります。下記よりご覧ください。


スーパーオーガニズムのハリーは、「このアルバムは、異なる世界とスケールの組み合わせがテーマなので、MalkmusとPi Ja MaのトラックにGenをミックスできたことは、本当にスリリングでした」とコメントしています。「この曲は、自分のバブルの中にいるような気楽な曲で、フランス、アメリカ、日本のアーティストをその世界に連れてくることで、SuperOの世界と他のバブルを再接続することができる。Oronoは、"すべてが超自然に集まった、かわいいラブラブソングの瞬間だ」と付け加えています。


「Into The Sun」には、AEVAが監督したアニメーションのビジュアルが同時に公開されています。「Into The Sun」のビデオは、歌詞にある、ミバエになり、自然や時間が自分の周りを流れていくのを見ながら、世界が過ぎていくのを見る、というところから始まっています」とハリーは語っている。「ある人が植えた種が、別の人が楽しむ木に成長し、その木の実が次の種の種になるという考え方が気に入りました。星野源さんがハエになって飛んでいるのも面白いですね。

 

 


『World Wide Pop』は、7月15日にDominoからリリース予定となっています。ニューアルバムには、先行シングル「Teenager」、「It's Raining」、「On & On」、「crushed.zip」が収録されています。

 

 

 

Superorganism Biography


ロンドンを拠点に活動、イギリス、日本、オーストラリア、ニュージーランドという多国籍のメンバー8人によるバンド。

 

フランク・オーシャンやエズラ・クーニグ(ヴァンパイア・ウィークエンド)が、Apple Musicのラジオ番組で彼らの楽曲をオンエアし話題を呼ぶ。2017年6月に両A面シングル「It's All Good」「Nobody Cares」をリリース。

 

9月にアークティック・モンキーズやフランツ・フェルディナンドが所属する英名門レーベル<Domino>と契約したことを発表。2018年2月にはアルバムリリース前にも関わらず渋谷WWWでの来日公演はソールドアウトとなった。3月にデビュー・アルバムをリリース、同年夏に早くもフジロックフェスティバルで2度目の来日を果たす。2019年1月には全国5都市でツアーを開催した。

 

 

Pale Blue Eyes(PBE) Photo Credit: Sopie Jouvernaar

Pale Blue Eyesは、デビュー・アルバムを今年9月2日にFull Time Hobbyからリリースすると発表した。このバンドは既に英国のラジオBBC 6でヘビーローテンションが組まれている。おそらく伝説的なDJ,ジョン・ピールが存命であったなら、間違いなく肩入れしたであろう三人組のインディーロックバンド、Pale Blue Eyesとは一体、何者なのか。少なくとも、彼らはイングランドの田舎地方のトットネス出身の世界的な知名度を持たないロックバンドである。しかし、今後、彼らが強い存在感を英国内のミュージックシーンで持つようになる可能性は高い。ヤードアクトに続くニュースターとなるのか。そこまでは明言しかねるものの、彼らは、今後が楽しみなトリオだ。彼等は他のロックバンドとは一風変わったバックグランドを持ち、さらに音楽の他にも様々な活動を行っている。彼等の魅力今回、読者諸賢にご紹介していきたいと思う。

 

 

Chapter 1  大学の研究時代 メンバーの完成

 

2021年から発表されているシングルは、ヴェルヴェット・アンダーグラウンドのサイケデリア、ステレオラブのキャッチーなグルーブを擁した楽曲として、イギリス国内のリスナーに好意的に受け入れられ、さらには英国の音楽メディアのClashにも取り上げられている。さらに、これらのシングルは、既に、BBC Music 6のオンエアのレギュラーを獲得し、ヘビーローテーションが組まれているという。

 

おのずとPale Blue Eysのデビュー・アルバム「Souvier」への期待も高まっている。彼らに注目するリスナーはまず目に狂いがない。彼らは正しい感性を持っている頼もしいリスナーたちなのだ。彼らの卓越したモダニストポップミュージックは、アイスランド、KLFランド、英国電子音楽の本拠地であるスティールシティを経由して、デボン、シェフィールドから発信されている。



ペイル・ブルー・アイズが所有する専用の「ペンキット・ミル・スタジオ」は、デビューアルバム「Souveir」のレコーディングにおいて重要な役割を担っている。PBEの所有スタジオは、ダートムーアの南に位置しており、頭上をハシビロコウが飛び交うデボンの緑の中にある。スープ工場、音楽フェスティバル、温室、映画館、お騒がせな企業イベントのバー営業、樹木医のアシスタントなど、バンドメンバーは、スタジオを作るために銀行ローンまで組んで、賃金の出るところでほとんどがむしゃらに働いた。すべては満足のいく作品をバンドとして作りあげるためだ。



 

PBEのデビュー・アルバム『Souvenirs』の中核は、シェフィールドのルーシー・ボードと南デヴォンのマット・ボードによって書かれ、録音されたものだ。マット・ボードとルーシー・ボードは、美術大学で出会ってから数年後の2018年に結婚している。つまり、彼らは夫婦なのだ。


「私たちが若かった頃、シェフィールドやプリマスの間に合わせのDIYの場所から、ウェールズのロックフィールドのようなレジデンシャル・スタジオまで、様々なスタジオで録音しました

 

とフロントマンのルーシーは言う。

 

ロックフィールドは、私たちにとって天国のような場所でしたが、2、3日しか滞在できない場所だったんです。僕らの夢は、もっとスタジオで時間をかけて、"時間 "に追われることなく曲を作り、自分たちでプロデュースする方法を学ぶことだった」



やがて、数年間の労働における苦労の末、バンド専用のPBEスタジオは完成した。このスタジオにすべての機材が到着した。それはレコーディングを行うには十分だった。Moog Little Phatty、Prophet 12、Roland Space Echo。Moon Funeral Fuzz、Big Skyリバーブ。スタジオにあるすべての機材と並んで、外部にみ重要な資源があった。中には、後にMoonlandingzやEccentronic Research CouncilのメンバーとなるAdrian Flanaganが監督したプロジェクトも含まれていた。



 

ルーシー・ボードは、その後、フラナガンのMoonlandingzの共同設立者であるディーン・ホーナーとも知り合うことになる。Róisín Murphy、I Monster、Human League、Add N To (X)などのアーティストとのスタジオ経験を持つディーン・ホーナーは、Pale Blue Eyesを語る上で重要な役割を担うようになった。彼は、アルバム「Souvenirs」のミキシングとマスタリングを担当し、レコード制作のアドバイザーも務めていた。つまり、プロデューサーに近い役割を担っていた。

 

ルーシー・ボードの大学を修了するときに書いた学位論文のタイトルは、音楽とは無縁ではない。既にこの頃から彼女の決意は固まっていたのだ。彼女自身のサウスヨークシャーのシンセサイザー革新への関心を明確にしている。「1973年から1978年までのシェフィールドのオルタナティブ・ミュージック・シーンに関する調査、特に、キャバレー・ヴォルテールについて」である。





ルーシーが故郷のハイファイ遺産を調査する一方で、マットの音楽的探究心はさらに遠くへ旅することになった。20代に入り、マット・ボードは、アイスランドで作っていたシガー・ロスの音に魅了された。ポストロックの代名詞の音楽は、世界の中でもっとも刺激的だったからそれもうなずけるような話だ。マット・ボードは、音楽修士課程で勉強している間に、何人かのアイスランド人に出会った。彼は学業に励むかたわら、スープ工場で働いて貯めたお金で、アイスランドに行き、しばらく過ごすことにした。首都、レイキャビク郊外にあるシガー・ロスのスンドラウジン・スタジオを訪れることになった。マットは、Sigur RósのスタジオエンジニアであるBirgir Jón Birgissonと共に、いくつかの形成的なレコーディングをすることになった。この最初期のアイスランドのポストロックシーンへの深い関わりは、このバンドに強い骨格のようなものをもたらしている。



ペイル・ブルー・アイズのストーリーを最後に完成させたのが、マベーシストのオーブリー・シンプソンだ。マットとルーシーとサウス・デヴォンの「Sea Change Festival」で出会い、3人目のバンドメンバーとして加入を果たす。オーブリー・シンプソンは、アメリカのR&Bのメインカルチャーを形作った名門レーベル「モータウンレコード」の大ファンで、同レーベルの専属ベーシスト、ジェームス・ジェマーソンに傾倒している。そのプレイにも強く影響されているという。



 

オーブリー・シンプソンは上記二人のシンセサイザーロック、そしてポストロックの要素に加え、ジャミングのようなジャズの要素を加える重要なメンバーである。彼は、様々なジャズ系アンサンブルで演奏しており、彼の父親が、Metronomy(イギリスのロックバンド、2022年には新作「Small World」を発表している」のJoe Mountと一緒にドラムを叩いていたという事実は、オーブリーの若さを物語っているようです。Pale Blue Eyesのオーブリーとマットは実は共通点があり、南デヴォンのマーケットタウンであるトットネスとその周辺で育った。トットネスは、環境保護とエンターテインメントの分野でイニシアティブをとり、社会文化のホットスポットとなっている場所である。



 

彼ら二人を引き合わせたフェスティバルは、Gruff Rhys、Aldous Harding、The Comet Is Coming、Peggy Seegerなどのアーティストを、人口8000人の半農村に招いたアート&ミュージック・スペクタクルであり、近年では、Sea Changeフェスティバルに象徴される知名度を獲得している。Sea Changは、マットが数年前から働いている「Drift Records」の人々によって制作されたもので、素晴らしいショップだ。ペイル・ブルー・アイズは、これらのトットネスの現地のネットワークの活動に強い触発を受け、彼ら自身もまたトットネスにおける持続可能な地域開発計画を支援するようになった。さらに彼らは、最近、ブライアン・イーノによる音と光のインスタレーションとともに、野心的な「Atmosプロジェクト」に音楽を提供している。既に、MetronomyやEnoを初め、デビュー前から大御所との関連性が強いバンドなのだ。




Pale Blue Eyesのデビュー・アルバムは、おそらく鮮烈な印象をイングランドのシーンにあたえるものになるはずだ。上記のようなシンセサイザー、インディーロックポストロック、ジャズ音楽に関する様々な要素が盛り込まれており、それが専用スタジオで何度も綿密に組み上げられていったため、付け焼き刃ではない洗練されたものとなっている。甘いシンセサイザーラインとメトロノミックなギターリフは、「デボン・クリーム・アデリカ」と呼ばれるように、アルバムにトランスポーター的な心を揺さぶる雰囲気を与えている。Globeのメロディアスなベースから、MotionlessやUnder Northern Skyのメタル調の明るいギターパートに移り、テレヴィジョンやエコー&ザ・バニーメンのWill Sergeantを思わせるようなサウンドが展開される。



 

ドイル/ベルリンのオールナイトテーブルテニスバーにちなんで名付けられたDr Pongのポップなフリークアウトは、アルバムがより広がりのあるゾーンに突入させる。ゴージャスなSFバラード/セットピースのChelseaは、美しい音楽である。歌詞はルーシーとマットがロンドンの下品で高級なパーティでバーの運営に雇われることになった夜に根ざしているという矛盾をはらんだ作品でもある。一見して浮世離れしているような印象もあるアルバムの主題にポピュラー性をもたラス理由は、実はこういったナイトライフの現実性に根ざしているから強い説得力を持つ。

 

 

Chapter 2  アルバムのタイトルの理由



PBEのデビューアルバムが「Souvenirs」と名付けられたのは、ルーシー・ボードが説明するように、「この曲には、数年分の思い出や経験、つまり、変化や個人的な悲しみの時期が凝縮されています。曲は私たちのはけ口であり、今となってはすべての時代の記念品となっている」という理由がある。



 

人生は縄目のように幸不幸が訪れると言われる。勿論、アルバムの制作中、順風満帆な出来事ばかり起きたというわけではない。Pale Blue Eyesがアルバム制作に取り組んでいたとき、不幸にもマット・ボードの父親が亡くなった。つまり、このアルバムは、彼の最愛の父親、故ダニー・ボードに捧げられている。

 

マット・ボードは、今でも父親との思い出が尽きない。「夏の朝、窓やドアを開けて大音量でCocteau Twinsのアルバムをかけている父親の音で目が覚めたとき」などを思い出として挙げる。 PBEは、マットの古い実家に隣接してスタジオを建設し、マットの母親の長期にわたる病気を助けるため、そこにいることができるようにした。このアルバムには、死や落胆した時期についての考察が含まれ、前作シングル「TV Flicker」は、その主題からすると驚くべきことかもしれないが、ラジオのプレイリストに登録されて、大ヒットとなった。しかし、ペイル・ブルー・アイズはネガティヴな側面を取り上げるバンドではない、彼らは、ポジティブな面を強調し、爽快感、美しさ、喜びで脈打つアルバムを作ることにより、困難な時代を打開しようとする。

 

このシングルは、Joe Meek風の不気味な縁日のメリーゴーランドから始まる。この曲は、ミークがプロデュースした1961年の全英1位曲Johnny Remember Meと同様、人間の死とその後遺症に根ざした、執拗で不吉なトラックです。


ドラマーのルーシー・ボードはこの曲についてこう語っている。「突然の家族との死別の時の感情や回想、不安でいっぱいの頭の中の空間へのスナップショット、思考のスイッチを切ることができず、ぼんやりテレビを見つめているような、そんな幽霊のような痕跡でいっぱいだと感じる。





一方、シンガー/ギタリストのマット・ボードは、この曲のダークでエモーショナルな内面を明かしている。「父の死後、私は時々チカチカするテレビの前で眠りに落ちていた。音や背景の台詞を聞きながら眠りにつくと落ち着くし、眠れるんだ」

 

「TV Flicker」の音楽と歌詞は、1970年代の冷戦時代の装飾品、つまり黙示録的な隠れ家、失われた核シェルターへ通じるハッチといった曖昧なイメージを想起させるのかもしれない。




 

 

 chapter 3  アルバムの完成 ジミー・コーティという立役者

 

このアルバム「Souvier」は、マットがアルバムのテーマを挙げたときに明らかになったように、ある種の選択的なポジティブさに満ちている。「良い時間を受け入れ、逃避し、周りがクソになっている時に至福の瞬間に身を任せる...損失や悲しみを処理し理解し、前進するための手段として音楽を使う...、平凡と戦いつづけ、夢をあきらめない...。良い夜の純粋な喜び、バンドやアートワークや素晴らしい映画に感動する瞬間...、今ある時間を最大限に活用する...」と、マットがアルバムのテーマを挙げていることからも明らかである。 特に、Little GemとGlobeは、楽観主義、ガーデニング、学生シェアハウスでの享楽的な日々など、ポジティブな雰囲気が漂っている。





Pale Blue Eysがアルバム「Souvier」を完成させたとき、レーベルであるFull Time Hobbyから多くの励ましがあった。レーベルとの契約に先立ち、PBEは、1枚の限定版シングルをリリースした。このシングルは、南デヴォンの先進的な3つの企業、ニューライオンブルワリー、マッシュルーム生産者のグローサイクル、グリーンヒューネラルカンパニーから資金提供やスポンサーを受けたものだった。

 

特に、グリーン・フューネラル・カンパニーは、ミューミューの葬儀屋であるカレンダー、フィリップス、コーティ&ドラモンド・アンダーテイカーズとも関係がある。Jimmy CautyとBill Drummondは、もちろん、The KLFやThe Justified Ancients of MuMuとの仕事でも知られている。



 

このJimmy Cauty(ジミー・コーティ)とPBE(Pale Blue Eyes)の繋がりは、一種のセレンディピティ(幸運の偶然)的な循環性を持っている。

 

ジミー・コーティは、イングランドの田舎地方のトットネスで育った。今、アートと音楽の分野で驚くべき偉業を成し遂げた彼は、偶然、自分を育ててくれた町に戻り、遠く離れた葬儀会社とつながりを持つようになった。その土地で、新しい音楽グループが生まれ、そのグループもまた、ジミー・コーティに少なからず関係していた。JAMMsから現在のEstateまで、ジミーは一貫して驚くべきアート、デザインを生み出した。新しいポップ・グループがこのような発明品と肩を並べるのは、本当に大変なことなのだが、これまで同様、Pale Blue Eyesは希望を持って旅をしているのだ。


彼らが、先日リリースしたばかりの新曲「Star Vehicle」は、Stereolabのポップな瞬間や、Flaming LipsのImperialのような側面を思い起こさせるような輝かしい復帰作となる。


「PBEのシンガー/ギタリストであるマット・ボードは、「この曲は希望に満ち溢れた高揚感のある曲」と話す。

 

「この曲は、未来を夢見ること、困難な時代を共に乗り切ること、どこか遠くへ行くことを空想しているようなものなんだ。

 

アートカレッジにいた頃、田舎にあるThe Rat & Emuという学生バーがあったんだけど、そこで過ごした日々を描いている。頭上の星がとても明るく見えたのを覚えている」



 

おそらく、この曲の宇宙への憧れは、そこからきている。田舎地方の空の無限の美しさに寄り添い、「Star Vehicle」はその中に静かな喜びを秘めている。

 

 







Pale Blue Eyes 

 

1st Album「Douvier」

 


Label: Full Time Hobby

Release: 2022年9月2日 

 

 

 

Pale Blue Eyes   ーBiographyー


Pale Blue Eyesは、イギリス南西部のデボンの田舎町に拠点を置く若いエレクトロモダニスト・ギターグループ。彼らの地平線まで広がるポップさと説得力のあるリズムは、Neu!、The Cure、そして、バニーメンのWill Sergeantの最もラガフレネティックな時のヒントを取り入れている。


Pale Blue Eyesは昨年、ダートムーア南部にある緑豊かなPenquit Millにレコーディング・スタジオを完成させた。The Moonlandingz, Róisín Murphy, I Monster, Human League, International Teachers of PopのDean Honerがミックスを担当した。2022年にリリース予定のデビュー・アルバム「Souveir」のレコーディング時には、頭上をウグイスが舞っていました。



 Martin Courtney  「Magic Sign」

 

 

Label:  Domino

Release:2022年6月24日



マーティン・コットニーは、ファンはご存じのことと思われますが、Real Estateのボーカリストとして活躍するミュージシャンです。「Magic Dsign」はマーティン・コットニーが、ソロアーティストとしてドミノとの契約を結んでのデビュー作となります。


このアルバムの制作のエピソードとして、マーティン・コットニーはニュージャージー州の子供時代の思い出に回帰を果たそうとします。ニュージャージ州はすごく緑が多く、きれいな場所が多い。子供時代の彼の目には、(我々がかつて皆そうであったように)すべてのものが新鮮に美しく映ったはずです。そして、彼は、家の近くを遊び回っているうち、時々、迷子になってしまった。そんな中、家に帰るための手立て、導きとなったのが、この「Magic Signー魔法の印」というものでした。それは、不思議なことに、彼が家に帰る導きのように思えたことでしょう。そういった、ジョージ・オーソン・ウェルズの文学に垣間見えるようなノスタルジックでファンタジックなサウンドが展開されていくのが「Magic Sign」の大きな醍醐味といえそうです。


マーティン・コットニーの音楽性は、サーフサウンドとインディーロック/フォークの融合というテーマを持ち、2010年代の西海岸のシーンに台頭したReal Estateの延長線上にあり、それほど癖のない爽やかなインディーロックが繰り広げられています。おそらくリアル・エステイトの傑作「Beach Chamber」、「Atlas」を聴いたことがない人にはうってつけの作品といえそうです。

 

ギターのリバーヴとアコースティックギターを重ね、ソングトラックに独特なグルーヴ感を引き出す手法についてはバンドの方向性と合致する。マスタリングについては、バンドサウンドよりも遠くに聴こえるような処理がなされ、バンドよりも曲の輪郭がはっきりとしています。さらに、シンセサイザーでチェンバロの音色を使用していることから、マーティンはこの作品において、音感の良さを活かし、チェンバーポップ寄りのアプローチを図りたかったように思えます。それは、オープニングトラック「Corncob」で功を奏し、ザ・ビートルズやギルバード・オサリバンのような、往年のポップスの深い味わいのあるポップスソングに仕上げられています。

 

アルバムはそれほど起伏はないように思えるものの、時々、このアーティストの遊び心が込められているのがとてもおもしろいです。例えば、「Sailboat」ではディストーションの強い鮮烈な印象を持つインディーロックに挑戦し、「Time To Go」では、シンセポップとポップソングの融合と、バンドでは見られなかったようなタイプのトラックも収録されているのにも注目です。

 

ただ、リアル・エステイトと比べて、劇的な変化があるといったら、それは誇張になるかもしれません。マーティン・コットニーは、依然としてリアル・エステイトの2009年から2021年にかけての音楽に心を置いているため、グループのサウンドから脱却しきれていないようにも思える。「Saiboat」「Time To Go」のような曲でソロアーティストらしい特性が伺えたと思ったら、その「Magic Sign」の冒険の世界がしぼんでいき、閉じてしまい、作品のクライマックスで、完全にリアル・エステイトに戻ってしまったことだけが少し残念。マーティン・カットニーは素晴らしいソングライターであることには変わりないので、今後の作品によりソロアーティストらしさが引き出されるようになることを期待したいところです。



75/100 

 


 

Billy Joe Armstrong

 

Billie Joe Armstrongもホワイトに続いた。どうやら米国最高裁に居座っている”American Idiots”に呆れ返っているようだ。

 

先週、金曜日に英ロンドンで行われたグリーン・デイのコンサートで、バンドのフロントマン、シンガーは、「ロー対ウェイド裁判」を覆し、女性が安全な中絶を受けることを制限する最高裁の決定に対して強い嫌悪感を示した。

 

「アメリカ、俺は、市民権を放棄する。俺はここに来るんだ」と、アームストロングは宣言した。

 

「あの惨めな言い訳をする国家に戻るには、世界にはあまりにも多くの愚か者がいる」


ビリー・ジョー・アームストロングは、土曜日に行われたグリーン・デイのコンサートでは、さらに過激なマイクパフォーマンスを行っている。「アメリカン・イディオット」の演奏に先立ち、アームストロングは「アメリカの最高裁判所は愚かだ」と叫び、判決時に強い影響力を持った保守派の裁判官らを「ゲス野郎!!」とまで呼んだのである。


アームストロングは、先週の「ロー対ウェイド裁判」を覆す判決に続き、最高裁の決定について発言した唯一のミュージシャンではない。テイラー・スウィフトは「絶対に怖い」と反応し、ビリー・アイリッシュは「女性にとって本当に本当に暗い日だ」と呼んだ。ジャック・ホワイトは、「ドナルド・トランプのような道化師が実際の多数派が何を望み、必要としているかに全く無関心で影響を受けない。3人の最高裁判事を選ぶことができた」という不幸な現実を嘆いてやまない。


一方、昨日まで開催されていたイングランドの最大級のミュージックフェスティバル、グラストンベリーでも同様の出来事が起こっている。アメリカ国内でテイラー・スイフトの次に強い存在感を示すシンガーソングライター、フィービー・ブリジャーズが「最高裁なんて、クソ食らえ!」と唱えたかと思えば、オリヴィア・ロドリゴ、リリー・アレンは「Fuck You」のパフォーマンスを保守派の判事に捧げた。一方、ケンドリック・ラマーは、「女性の権利にゴッドスピードを」と冷静かつ紳士的に唱えて、ヘッドライナーのセットリストを締めくくった。


多数のアーティストに問題提起を起こさせた今回のアメリカ合衆国最高裁判所の決定に対してはまだ収集が付きそうになく、アメリカ国内でさらなる喧々諤々の議論を巻き起こしそうな気配がある。最早、この由々しき問題に対して、アーティストたちが黙認を示すことはきわめて困難になっているのだ。



Depeche Modeのキーボード奏者のAndy Fletcher(アンディ・フレッチャー)が5月に死去して以来、バンドのMartin Gore(マーティン・ゴア)とDave Gahan(デイヴ・ガラハン)がこのたび声明を発表しました。


彼らは、フレッチャーが5月26日に自宅で「大動脈解離」によって亡くなったこと、そして "あまりにも、あまりにも早すぎたにもかかわらず、彼は長引く苦しみもなく自然に逝ってしまった "ことを明らかにした。


また、ゴアとガラハンは、フレッチャーの死後、溢れんばかりの愛情を注いでくれたファンに感謝した。「皆さんの写真を見て、皆さんの言葉を読んで、アンディが皆さんにとってどれほどの存在であったかを知ることは信じられないことです」と彼らは書いています。「ご想像の通り、ここにいる私たちにとって、控えめに言っても、奇妙で、悲しく、混乱した数週間でした。しかし、私たちは皆さんの愛とサポートを見て感じ、アンディの家族もそうだと知っています」



「先週ロンドンで行われたアンディの生前祭は、少なからず涙を誘う場面もあったんですが、アンディという人間の素晴らしい思い出と、一緒に過ごしたすべての時間の物語、そして大笑いで満たされた美しい式典と集いでした」とも言っています。「アンディの友人や家族、私たちDMの家族、そしてアンディと私たちの人生に何年にもわたって関わってきた多くの人たちが集まった会場で、アンディを祝福してくれました。みんなが一緒にいることは、アンディを思い出し、彼を見送るためのとても特別な方法だった」


アンディ・フレッチャーの死に関するデペッシュ・モードの声明全文は以下よりご覧いただけます。


私たちは、この数週間の間に皆さんから寄せられたアンディへの溢れんばかりの愛に、この場を借りて謝意を表したいと思います。皆さんの写真を見たり、言葉を読んだり、アンディが皆さんにとってどれほどの存在であったかを知ることは、信じられないほどです。ご想像のとおり、この数週間は、控えめに言っても、奇妙で、悲しく、混乱した数週間でした。しかし、私たちは皆さんの愛とサポートを見て感じ、アンディの家族も同じように感じていると思います。


数週間前、アンディの家族からの依頼で、検死官から結果を受け取りました。アンディは5月26日に自宅で大動脈解離を起こしました。そのため、あまりにも早く、長引く苦しみもなく、自然にこの世を去りました。


先週ロンドンで行われたアンディの生前祝賀会は、涙もありましたが、アンディという人間の素晴らしい思い出、一緒に過ごしたすべての時間の物語、そして大笑いで満たされた美しい式と集いでした。アンディの友人や家族、私たちDMの家族、そしてアンディと私たちの人生に何年にもわたって関わってきた多くの人たちが集まった会場で、アンディを祝福してくれました。アンディを偲び、アンディを見送るのに、みんなが一緒にいることはとても特別なことでした。


この数週間、アンディとその家族、友人たちに注いでくれた愛に感謝します。私たちにとって、本当に大きな意味があります。アンディ、あなたは寂しくなるでしょうが、決して忘れ去られることはないでしょう。


マーティン&デイブより




 



Pale Wavesは、8月12日にDirty Hitからリリースされる予定のアルバム『Unwanted』の先行シングル「Jelaousy」を発表した。


グループのボーカルをつとめるHeather Baron-Gracie(ヒーザー・バロン・グレイシー)は、この曲について次のように語っている。"バカバカしいと思う人もいるかもしれないけど、私はちょっとした嫉妬が大好きなの。やりすぎじゃなくて、ちょうどいい感じ...恋愛に嫉妬は必要よ。


さらに、新作アルバム『Unwanted』について、グレイシーは、こう続けています。「このアルバムは、本当にこれしかないと思いました。大胆で堂々としていて、それこそがペイル・ウェーヴスのコミュニティなのです。私たちは完璧な型にはまる必要はなく、自分自身でいることを謝る必要もなく、誰かのために変わることもない。その受け入れ態勢が、私たちをつないでいるのです。 

 

 

 

 

また、今年11月にペールウェイブスは日本公演を控えています。ライブに参戦するという方は是非チェックしておきたい新作アルバムです。 



Pale Waves 「Unwanted」

 


Label: Dirty Hit

Release Date: 2022年8月12日

 

 

1.Lies

2.Unwanted

3.The Hard Way

4.Jealousy

5.Alone

6.Clean

7.Without You

8.Only Problem

9.You're So Vain

10.Reasons To Live

11.Numb

12.Act My Ape

13.So Sick(Of Missing You)



Dirty Hit ofiicial:


https://store.dirtyhit.co.uk/format/1040820-unwanted

 


 



次世代のレディー・ガガとも称されるリナ・サワヤマが、近日発売予定のセカンド・アルバム『Hold the Girl』から最新シングルをリリースした。曲名は "Catch Me in the Air "。この曲は、片親としてこのポップ・アーティストを育ててくれた母親へのトリビュートとして、サワヤマ自身が書き下ろしたものです。


「シングルペアレントとの奇妙な関係について書きたかった」とサワヤマはプレスリリースで述べている。


また、サワヤマは、この曲のビジュアルを公開しており、これはファンが投稿したシンガーのライブ映像で作成されたものです。MVについては下記よりご覧ください。


サワヤマは、オスカー・シェラー、グレイス、クラレンス・クラリティ、スチュアート・プライスと共同制作で「キャッチ・ミー・イン・ザ・エア」を作曲しました。このシングルは、沢山の人々が言うように、「ロックダウンの合間に」書かれさらに彼女は以下のように続けている。


曲全体がアイルランドの海岸線にあるような、コーズのビデオのようなサウンドにしたかったんです。鳥のように舞い上がるように、プレサビの最後にキーチェンジしてサビに入るようにしたんです。その後、クラレンスとさらに練った後、スチュアート・プライスのところに持っていきました。

 

この曲は、スチュアートと私が初めて一緒に作った曲ですが、とても素晴らしい経験でした。マドンナやカイリーを手がけた彼の大ファンなので、夢のような時間でした。海岸線、桟橋でヨガをする人、野原の真ん中で瞑想する人、干し草の俵などのストックイメージを送りあって、サウンド面でインスピレーションを受けた。

 



『Hold the Girl』は、9月2日にDirty Hitから発売される。先月、サワヤマはリードシングル "This Hell "をリリースし、このアルバムを発表しました。このカントリー・ポップの曲は、直後にアリ・カール監督によるミュージックビデオが公開され、サワヤマとホーダウン・ダンサー一団が出演しています。ホールド・ザ・ガール』は、2020年のセルフタイトルデビュー作に続く作品となる。

 


ブレント・ファイヤズが、7月8日にニューアルバム「Wasteland」をリリースすると発表しました。グラミー賞受賞のR&Bスターは、その2週間後に最新フルアルバムをリリースするということで、パワフルに動き出している。


今回のレコーディングには、ゲストとしてDrake、Tyler, the Creator、Alicia Keys、Raphael Saadiq、Tre Amaniが名を連ね、さらに、Jonathan 'Freeze' Wellsがエグゼクティブ・プロデューサーを務めている。


今回リリースされたニューシングル「Price Of Fame」は、Brent Faiyazが自分の名声がもたらす責任や制限について考えをめぐらせた曲となっている。 

 




Brent Faiyaz 『WASTELAND』
 
 

 
 
Tracklist:


VILLAIN’S THEME
LOOSE CHANGE
GRAVITY FEAT. TYLER, THE CREATOR
HEAL YOUR HEART (INTERLUDE)
SKIT: EGOMANIAC
ALL MINE
PRICE OF FAME
GHETTO GATSBY FEAT. ALICIA KEYS
WASTING TIME FEAT. DRAKE & THE NEPTUNES
ROLLING STONE
FYTB FEAT. JOONY
SKIT: OBLIVION
DEAD MAN WALKING ADDICTIONS FEAT. TRE’ AMANI
ROLE MODEL
JACKIE BROWN
BAD LUCK
SKIT: WAKE UP CALL
ANGEL


 


Son Littleは、9月9日にANTI-からニューアルバム『Like Neptune』をリリースすることを発表しました。彼は、アルバムからのリード・シングル「deeper」と「stoned love」の2曲を公開し、さらにアルバムを引っさげての北米ツアーも発表しています。
 
 
Son Littleはプレスリリースで、このアルバムの制作に至った経緯について詳しく語っています。
 
 
 
「ロックダウンの最初の頃、私はガラクタでいっぱいのクローゼットに入り、私の古い執筆の本でいっぱいの箱をいくつか見つけたんだ。72冊もあることがわかった。一番古い本は、9歳の時にクリスマスプレゼントとしてもらったものです。その中で、私は自分の人生に起きていることについて自分自身に手紙を書きました。その中の1ページに、5歳頃に性的虐待を受けたクイーンズ区の隣人について書かれていました。19歳の誕生日を迎えて母に事情を話すまで、この事実を認めたのはこれが初めてであり、また唯一の機会でした。母は私にセラピーを受けるよう懇願した。私は抗議の意を込めて、セラピーを受けました。私の試みは誠実なものではありませんでした。準備が整っていなかったのです。ただ乗り越えればいいと思っていたのです。
 

ある日、セラピーで私は自分自身に語りかけ始めた。"あなたが失敗したとき、すべてを批判する迷惑な内なる声に。何歳か尋ねると、『10歳』と答えた。私が誰なのか、何歳なのか知っているかと尋ねると、『知らない』と答えたんだ。奇妙に思えるかもしれませんが、それは驚くべき結果をもたらしました。私は自分の中の...子供をなだめ、慰めることができるようになったのです」
 


「deeper」




「Stoned Love」 

 





Son Litttle 『Like Neptune 』 




 

Tracklist

 

1. drummer
2. 6 AM
3. like neptune
4. bend yr ear
5. inside out
6. Didn’t Mean a Thing
7. stoned love
8. deeper
9. no friend of mine
10. Playing Both Sides
11. gloria
12. what’s good

 

Humbert Humbert


日本のデュオ、ハンバート ハンバートが2年振り11枚目となるオリジナルアルバム『丈夫な私たち』をリリースします。さらに先行デジタルシングル「岬」は7月6日配信リリースされます。


収録曲はPanasonic IoT家電CMソングとなっている『君の味方』、テレビ東京ドラマ「僕の姉ちゃん」のオープニングテーマとなっている『恋の顛末』、ジャルジャル主演配信コメディ演劇「夢路空港」の主題歌『夢の中の空』などのタイアップ楽曲に加え、楽曲提供したアニメ「プリンセスコネクト!Re:Dive Season2」エンディングテーマ『旅立ちの季節』のセルフカバーも含めた全12曲が収録される。


さらに、アルバム収録曲の『岬』がデジタルシングルとして7月6日にリリースされる。


本日から『岬』の先行予約Pre-add / Presaveが可能。ハンバート・ハンバートはこの新作について完結なコメントを添えています。


2022年も丈夫な私たちがしぶとく歌っていきます。
ツアーもアルバムも、ぜひお楽しみに!






Humbert Humbert 『岬』








【収録曲】


01.うちのお母さん
02.もうくよくよしない
03.ふたつの星
04.君の味方
05.恋の顛末
06.朝なんて来なければいい
07.黄金のふたり
08.私のマサラ
09.岬
10.旅立ちの季節
11.返事を書こう
12.夢の中の空


【初回限定盤】


<CD+Blu-ray>

品番:DDCB-94032 価格:税込¥5,500 税抜¥5,000

*Blu-rayには2021年9月22日Bunkamuraオーチャードホールで開催した『THIS IS FOLK』公演のライブ映像をフル収録予定


【通常盤】


<CD>

品番:DDCB-14079 価格:税込¥3,300 税抜¥3,000


【購入者特典】



[タワーレコード] オリジナルコースター
[HMV] オリジナルステッカー
[楽天ブックス] オリジナルクリアファイル
[ディスクユニオン]お絵かき帳
[拠点特典] ステッカー(5枚以上店舗)


*拠点店舗に関しては後日詳細発表
*特典には数に限りがあります 



【先行シングル予約】


7月6日Release「岬」


 

Misogi

ロンドンのオールラウンダー、電子音楽家として活躍するアーティスト、MISOGIがニューシングル「GOSSIP」を公開した。また、新曲のリリックビデオも同時に公開されています。こちらは下記にて御覧下さい。


Muti-hyphenateのMISOGIは、AJ Tracey、Lil Yachty、BONESなどのプロダクションに参加し、フューチャー・フィックスなサウンドを提供しています。2021年のシングル「Bunny」はDSPを駆け巡り、彼自身のソングライティングも注目されている。


ニューシングル「GOSSIP」は、それ以来初のリリースとなる。ヴィンテージJ-POPの革新へのオードである。色彩とエネルギーがきらめき、喜びがあり、MISOGIの魅力がこの「GOSSIP」で解き放たれている。


「Gossip」について、MISOGIはこう語っています。


中田ヤスタカのPerfume、Capsule、ColtemonikhaといったJ-Popグループと一緒に作った楽曲にとてもインスパイアされた。この曲は、その初期のJpopの時代へのオードでもある...」

  




「Misogi」 

 

Listen/Stream: https://misogi.sup.nr/Gossip

 

 

 

Jane Remover Photo: Eek Flick


米国、ニュージャージー出身のアーティスト、dltzkの新プロジェクト、Jane Removerが、新曲「Royal Blue Walls」と「Cage Girl」を公開しました。


新しいクリエイティブな別名について、Jane Removerは声明の中でこう説明しています。


dltzkというステージネームは、僕にとって決してしっくりくるものではありませんでした。インタビューや会話の中で、この名前を口から出すのに苦労することがよくあるんだ。元々、子供の頃に思いついたユーザー名だったのですが、10代の頃にやっていたことを思い出します。本当の自分を知る最良の方法は、正直な自己表現を通してであり、私は新しいことを始めたいのです。


とはいえ、私が自分のEP『Teen Week』をあまり気に入っていないことは、ほとんどの人が知っていることです。このEPを制作していた数年前、私は今のような心境ではありませんでした。私はもっと若かった...10代で(笑)、まだ人生の進め方を学んでいる最中だったのです。このプロジェクトは今のままでは落ち着かないので、次の数週間のうちに、あのEPはもっと自分好みのバージョンに要約される予定です。


dltzkは私の人生の中で過去に進みたい時期を思い出させるもので、なぜこの曲を削除するのか、皆さんに私の理由を理解していただければと思います。私はこれまで、身近な人から自分のファンまで、偏見に満ちた人たちと十分な時間を過ごしてきました。私は自分が何者で、何を支持するのか、事実として知っています。私の名前はジェーン、これからはジェイン・リムーヴァーとして音楽を作る、それだけです

 

 

 「Royal Blue Wall」

 

 

 

 

「Cage Girl」 

 

 




ブラック・クロウズが、デビュー・アルバム『シェイク・ユア・マネー・メイカー』の30周年記念ツアーで来日することが決定した。


来日公演は、11月5日(土)・6日(日)立川ステージガーデン、11月8日(火)Zepp Osaka Bayside にて開催される。


ブラック・クロウズは、活動休止を経て、’19年11月11日には再結成することと’20年に『シェイク・ユア・マネー・メイカー』のリリース30周年を記念するツアーを開催することを発表。その数時間後には、ニューヨークのバワリー・ボールルームで新ラインナップによるライブを敢行した。’20年のツアーは新型コロナウイルスの世界的な感染拡大のため、翌年に延期されたが、その翌年1月8日には『シェイク・ユア・マネー・メイカー』の30周年記念エディションがリリースされた。そして2022年に待望の来日公演が決定。’05年以来、17年振りの来日公演となる。



ブラック・クロウズ ジャパン・ツアー 


【東京】 


11/5(土) 立川ステージガーデン   17:00開場/18:00開演
11/6(日) 立川ステージガーデン   16:00開場/17:00開演


主催: J-WAVE

料金:SS席 ¥15,000[1階席前方] S席 ¥14,000[1階席後方・2階席]

A席 ¥13,000[3階席] (税込)

お問い合わせ: ウドー音楽事務所 03-3402-5999 https://udo.jp


【大阪】 

11/8(火) Zepp Osaka Bayside 18:00開場/19:00開演

主催:FM COCOLO / FM802

料金: 1Fスタンディング ¥13,000/2F座席指定 ¥15,000 (ドリンク代別途/税込)



お問い合わせ: ウドー音楽事務所 大阪支社 06-6341-4506 https://udo.jp/osaka
 
公演詳細▶https://udo.jp/concert/TheBlackCrowes2022
企画・招聘・制作:ウドー音楽事務所
協力:ユニバーサル ミュージック




 


アメリカのシンガーソングライター、シンディ・ローパーは、1973年に米国で中絶の権利を憲法で保証した「Roe v. Wade」の最高裁による廃止を受けて、1993年の曲「サリーズ・ピジョンズ」の新バージョンを発表した。

 

この曲はもともと、ローパーの友人が、妊娠した後に裏路地での中絶手術を受け、その処置のために死亡したという話から着想を得ている。Sally's Pigeons (Redux 2022)」は以下からチェックできます。


 今日の最高裁の過激な判決によって、『サリーズ・ピジョンズ』の再録音と再リリースはこれまで以上に重要な意味を持つことになりました」とローパーはソーシャルメディアの声明で記している。


「私の子供時代には、女性には生殖の自由がありませんでした。そして50年後、私たちは自分の体をコントロールする自由が剥奪されたタイムワープ状態にいることに気づきました。1991年にメアリー・チェイピン・カーペンターとこの曲を書いたとき、私たちは、自分たちの上を飛ぶハトのように羽を伸ばすことを夢見る2人の少女について書きました。彼女たちは、自由になることを夢見ていたのです。

しかし、当時も今も、女性にとっての自由は、残念ながら大きな代償を伴うものです。もし私たちが自分の体をコントロールできないなら、本当の自由はないのです。私たちは、二級市民なのです。私たちは動員する必要があります。私たちの声を皆に聞かせなければならないのです」

 

 

 

 「Sally’s Pigions(Redux 2022)」

 


 


Listen/Stream:

https://cyndilauper.lnk.to/SallysPigeons22

 

John Williams Photo Credit: Tash Tish

スティーブン・スピルバーグ監督と頻繁にコラボレーションしてきた作曲家ジョン・ウィリアムズが、まもなく完成する『インディ・ジョーンズ5』を最後に、映画の音楽制作から引退することを決意したようです。


AP通信のインタビューに応じた90歳の作曲家は、「今、私はインディ・ジョーンズ5に取り組んでいるんですが、私よりかなり若いハリソン・フォードが最後の作品になると発表したことを受けて、ハリソンができるのなら、私にもできるかもしれない」と思ったんです。


ジョン・ウィリアムズは、作曲に集中することに風穴を開けると断言したものの、業界における将来の活動から「いかなる活動も断固として排除する」と見なされるのは避けたいと付け加えました。5回のオスカー受賞歴を持つウィリアムズは、5月20日にアルバム「A Gathering of Friends」をリリースした直後、エマニュエル・アックスのためにピアノ協奏曲を制作するなど、音楽の世界で新しいプロジェクトに挑戦する予定です。


ジュラシック・パーク、ハリー・ポッター、スター・ウォーズ、ジョーズなどの映画の音楽を手がけたウィリアムズは、史上最も多くの映画音楽を手がけた作曲家の一人として知られています。スティーブン・スピルバーグ監督の大ヒット作『ジョーズ』の音楽を担当したジョン・ウィリアムズは、たったひとつの象徴的な音楽で、全世代にサメへの恐怖を与えたと言われています。


AP通信の取材に応じたウィリアムズは、自身のキャリアの将来について、「100年後、人々が映画や音響、空間、聴覚、視覚効果を使ってどんなことをしているかを見るために生きていたい」と愛情たっぷりに語った。映画や音響、空間、聴覚、視覚効果について、人々が何をしているのか、100年後に見てみたいですね。ぜひまた来て、すべてを見聞きしたい」と語っています。


ハリソン・フォードが先日のスター・ウォーズ記念日に行ったジョン・ウィリアムズへの愛情あふれる賛辞は下記にてご覧になれます。


 


イングランドのサマーセット、ピルトンにて6月22日から5日間に渡って開催された世界最高峰のミュージックフェスティバル、グラストンベリー。ここにイギリス国内にとどまらず、世界的なアーティストが全て集結しました。

 

現在、BBC MUSICが続々と公式ライブパフォーマンス動画をピックアップしている最中です。アーティストのライブ映像を可能なかぎり、厳選し、以下で取り上げていきます。

 

 

 

WET LEG

 

ワイト島出身の女性デュオ。イギリス国内だけにとどまらず、海外でもきわめて評価が高い。国内では最新作がUKチャート上位にランクインしている。今、最も世界でホットな話題を振りまく女性デュオとして注目。グラストンベリーではこのデビューアルバムの楽曲の演奏を行った

 

 

 

 

 

IDLES

 

政治的な関心事を包み隠さず告発するアイドルズ。現在、最も英国内で絶大な人気を誇るポストパンクバンドのひとつ。グラストンベリーでは、昨年リリースされた「Crawler」からタイトルトラックを取り上げている。

 

 

 

 


Kendrick Lamar

 

アメリカ国内にとどまらず、世界的な人気ラッパー、ケンドリックもグラストンベリーに参戦しています。ステージパフォーマンスも非常に豪華です。ライブでは「Humble」をラップしています。

 

 

 

 

 

Sam Fender 

 

現在、英国で人気ナンバーワンの男性シンガーソングライター。伸びやかな美声を持つ。かつてボブ・ディランの前座を務めたこともあり、前年には傑作「Seventeen Going Under」をリリースした。2022年のグラストンベリーでは、この最新作のタイトルトラックを演奏している。

 

 

 

 

 

Lorde


ニュージーランドのシンガーソングライター、ロードは、今回のグラストンベリーのステージで、アーロ・パークスとクレイロとのコラボレーションを行い、ステージ背後の段差で三人が一緒に座り、「Stoned at The Nail Salon」の心温まるようなパフォーマンスを見せてくれています。

 

 

 

 

Billie Eilish

 

おそらくアメリカから招待されたアーティストの中で最注目を集めたのは、やはり、ビリー・アイリッシュ。実際のパフォーマンスに加え、ファッションリーダーとしてのステージ衣装にも注目です。

 

 

 

Phoebe Bridgers

 

アメリカからグラストンベリーに参戦した中で、ビリー・アイリッシュに次ぐ知名度を誇るフィービー・ブリージャーズ。今年は、シングル「Sideline」のリリースだけにとどまっているが、国内外でライブを精力的にこなしている。アメリカ国内にとどまらず、イギリスでも人気は健在のようである。

 

 

 

 

 

Wolf Alice

 

先日、新作EPをリリースしたばかりのウルフ・アリス。イギリス国内のクールなインディーポップ・グループである。グラストンベリーでは、「The Last Man On Earth」を取り上げ、素晴らしい歌声を披露している。

 

 

 

 

 

Fountains D.C

 

アイルランドのポストパンクバンド、惜しくも今年の来日公演がキャンセルとなってしまったフォンテインズ D.Cもグラストンベリーに参戦。今回のステージセットではアルバムレコーディングとは異なり、オーケストラ・ストリングスを交えた豪華で上質なパフォーマンスを披露しています。

 

 

 

 

Foals 

 

今年の夏に来日公演を控えているイギリスのロックバンド、フォールズを聞き逃すな。 新作アルバムを6/17にリリースし、今最も乗りに乗っているバンドの一つに挙げられる。ここでは彼ららしいダンスチューンとロックを融合した安定感のある「2001」のパフォーマンスを御覧下さい。

 

 

 

 

Paul McCartney

 

先日、80歳の誕生日を迎えたポール・マッカートニーのグラストンベリーのヘッドライナーとして出演しています。ステージでは「Let It Be」に収録されている「I've Got The Feeling」を取り上げ、素晴らしいパフォーマンスを披露。 途中、背後のモニターを介してジョン・レノンも共演しています。