Wet LegはBBC Radio1のLive Lounge Monthのための最新パフォーマンスで、デビュー・アルバム収録曲「Wet Dream」、スティーヴ・レイシーの「Bad Habit」のカバーを演奏しました。


イギリス国内で人気急上昇中のYUNGBLUDは、同じく、週明けに、BBC Radio1の"Live Lounge Month"に出演し、Black Sabbath、Kanye West、The 1975のメドレーでスタートし、他にも、Self EsteemのBecky Hillによる「Remember」、RAYEのKate Bush Hillによる「Running Up That」を披露しました。


BBC Radio 1のLive Lounge Monthには、The 1975、Knucks、Nova Twins、Rina Sawayama、Aitch、Beabadoobee、Steve Lacy、WILLOW、Tom Grennanが出演スケジュールが組まれています。


 


現在、ロンドンで活動するシンガーソングライター,Nadine Khouri(ネイディーン・コウリ)がニューアルバム「Another Life」のリリースを発表しました。

 

新作アルバムは11月18日にリリースされ、先行シングル「Vertigo」が公開されている。ロンドンとブリストルでのジョン・パリッシュとのセッションを経て、Hoxa Studioniで録音が行われた。Nadine Khouriがレバノンの遺産をもとに、自身のルーツを深く掘り下げた内容になっています。

 

曲のリリックの一部は、2020年のレバノンの首都・ベイルートでの抗議活動に端を発するもので、喪失、遺産、アイデンティティを探求している。

 

「2020年は世界中で激動の時代だった。私の出身国(レバノン)の場合、それらの出来事は激変だった」と彼女は説明する。


「8月4日に起きた港の大爆発に伴うベイルートでのデモは、この曲を書いているとき、間違いなく私の念頭にあった。全体的に、私はこのレコードを前作よりも直接的なサウンドにしたかったのです」

 

プロデューサーのJohn Parish(ジョン・パリッシュ)は次のように説明しています。「Nadineの歌声は紛れもなく美しい」

 

「しかし、美しさだけでなく、彼女のイメージを生き生きとさせる親密さと、特に彼女が故郷レバノンで目にする社会の腐敗に向けられた怒りに焦点を当てる重厚さがある」

 

 

 

 Nadine Khour 『Another Life』

 


 
Tracklist:

 

1.Another Life

2.Keep On Pushing These Walls

3.Briefly Here

4.The Broken Light

5.Lo-fi Moon

6.Vertigo

7.Visitations

8.Song of a Caged Bird

9.  Box of Echoes

 


©︎Zack Pohuski


 Dosserは、Pianos Become the Teethのツアー(残念ながらツアー参加メンバーからCOVIDが検出されたため、ツアーは中止となりました)のオープニングを飾り、そのツアーでニューシングル 「Joy Thief」を演奏しています。

 

この曲は、Dinosaur Jr、Superchunk、Sugarといったバンドのようなパンチの効いたパンキッシュなパワーポップとなり、大きく明るいギターリフと粘っこいフックを備えています。彼らは何かを再発明しようとしているわけではないようですが、そのサウンドは実にうまくできていて、この種のものが求めるすべての快感ポイントを押さえる方法を本当によく知っている。

 

この曲について、ギタリスト/ヴォーカリストのBret Lanahanは次のように語っている。


子供の頃から不自由な不安や憂鬱にひどく悩まされてきた。若い頃はこの2つが何なのか理解できず、いつも自分がおかしいのか、自分の中に何か悪いものがあってこのような気持ちにさせられているのだと考えていた。胸を開いて、自分の中にある悪いものを吐き出せば、気分が良くなるんじゃないかと、変な白昼夢をよく見ていました。


血まみれのシーンとかではなく、私の若い脳が悪い考えを取り除くために思い浮かべる唯一の方法だったのでしょう。年齢を重ね、心の病がどのようなものかを理解できるようになると、薬という形で助けを得ることができるようになりました。この曲は、精神的な病気と向き合おうとしたり、治療しようとしたりする人によくある、2つの角のどちらかに追い詰められているような感覚を、行ったり来たりして表現しています。

 

薬で治療して、ほとんど何も感じない、完全に空っぽの状態になるか、ただ対処して、ほとんど耐えられないほどの激しい感情を持つか、そのどちらかです。解放感を得るのが一番難しいんだ。歌詞はかなりシンプルですが、私にとって大きなウェイトを占めています。

 




  ロンドンを拠点に活動するBlood OrangeことDevonté Hynes(デヴォンテ・ハインズ)が、新作EP『Four Songs』のリリースを発表しました。
 
 
RCAからの初のリリースとなるこのEPには、Ian Isaiah、Eva Tolkin、Erika de Casierが参加しています。プロジェクトのファースト・シングル「Jesus Freak Lighter」は以下からチェックしてみてください。


2019年にLP『Angel's Pulse』をリリースして以来、ハインズは、イタリア人映画監督Luca Guadagnino(ルカ・グァダニーノ)のHBOシリーズ『We Are Who We Are』、Gia Coppolaの2021年の映画『Mainstream』、Netflixドキュメンタリー『Naomi Osaka』、HBO『In Treatment』、レベッカ・ホール監督の『Passing』のオリジナルスコアを担当している。

 

  

 

 

Blood Orange 『Four Songs EP』


 

Tracklist:


1. Jesus Freak Lighter

2. Something You Know

3. Wish

4. Relax & Run

 

©︎Zacky  Chick

 ノースカロライナ州アッシュビルのインディーロックバンド、Wednesdayは、Dead Oceansと契約を結び、ファーストシングル「Bull Believe」を発表しました。


この曲は、シンガーのKarly Hartzmanが「ステージで叫ぶための口実」と呼ぶラウドでグランジなインディーロックで、スクリームの部分が素晴らしいだけでなく、曲全体が瞬時にWednesdayの最大かつ最高のサウンドのように感じられるものである。カーリーはこう続けます。


「[この曲は)現在と過去の自分によって集められた怒りと悲しみのはけ口。人生の残酷さに寛容であることから解放された、短い時間の自分への捧げもの」




 

蓮沼執太は、今年始めに日本のタブラ奏者U-zhaanとの共作アルバム『Good News』をリリースして以来となるニューシングル「Weater」を本日リリースしました。

 

ニューシングルは、ソロアーティストとして2009年以来のインストナンバーとなる。コロナパンデミック前の2019年秋にブルックリンから帰国した蓮沼が、東京に所有するプライヴェート・スタジオで最初に取り組んだ楽曲となる。

 

音楽としては、テクノ/グリッチへの傾倒を伺わせるシングルとなっている。Buchaシンセサイザーを中心にシークエンスを組み、リズムから作り上げていったもので、マスタリングは木村健太郎が手掛けている。

 

また、蓮沼執太は、この最初のシングル「Weather」に続いて、今後、コンセプトを設けず、毎月一曲ずつシングルを発表していく新たなプロジェクトを立ち上げている。コロナウイルスのロックダウン以前のブルックリン滞在時から制作された楽曲からリリースしていくとのこと。下記に掲載するアートワークは池谷陸が手掛け、アートディレクションは田中せりが担当している。

 

 

 

 

蓮沼執太 「Weather」 New Single



リリース:2022年9月9日

 

ご視聴/ダウンロード: 


https://virginmusic.lnk.to/weather

 

 



今夜は、英国レコード産業が英国またはアイルランドのアーティストによるベストアルバムを祝して授与するマーキュリーの発表のはずでした。31回目となるこの賞の発表が行われるはずでしたが、本日未明にエリザベス2世が亡くなったため、受賞者の発表が正式に延期されることになったようです。


"今夜のマーキュリー賞イベントは、この大きな国民的悲しみの時に延期されました。"式典のソーシャルメディアアカウントは、声明の中で述べています。「マーキュリー賞の関係者の皆様にはご理解いただけると思います。私たちの思いと哀悼の意は、この非常に困難な時期にある王室と共にあります」


また、授賞式は、"今後の手配については、可能な限り早く発表します "と付け加えています。


今年のノミネート作品は、ファーガス・マクレディの『Forest Floor』、グウェノの『Tresor』、ハリー・スタイルズの『Harry's House』、ジェシー・バックリー&バーナード・バトラーの『For All Our Days That Tear the Heart』、ジョイ・クルークスの『スキン』などがある。ほかにもKojey Radicalの『Reason to Smile』、Little Simzの『Sometimes I Might Be Introvert』、Nova Twinsの『Supernova』、Sam Fenderの『Seventeen Going Under』、Self Esteemの『Prioritise Pleasure』、Wet Legの『Wet Leg』、Yard Act『The Overload』などがノミネートされています。


2022年版の受賞者に関しては、同賞が追加発表した時点で更新される予定です。マーキュリー賞の公式ツイートは以下よりご確認ください。



 

©︎Guy Bolongaro


Dry Cleaningが、近日発売予定のアルバム『Stumpwork』からの最新シングル「Gary Ashby」を公開した。また、このアルバムを引っ提げたワールド・ツアーも発表されています。このワールドツアーの一貫として、11月30日に東京リキッドルーム、12月1日に大阪クラブクアトロで来日公演を行います。


「Gary Ashby」は、バンドによると "家族の混乱の結果、逃げ出したペットの亀についての嘆きであり、2020年12月に書いた曲で、New Long Legセッション後の最初の新曲の一つと付け加えている。


『Stumpwork』は10月21日に4ADからドロップされる予定。このアルバムには先に公開された楽曲「Don't Press Me」と「Anna Calls From the Arctic」が収録されている。












TOUR DATES:



09/17/22 – Solana Beach, CA @ Belly Up
09/18/22 – Los Angeles, US @ Primavera Sound LA
09/20/22 – San Francisco, CA @ The Chapel
09/21/22 – San Jose, CA @ The Ritz
09/22/22 – Big Sur, CA @ Henry Miller Memorial Library
11/08/22 – Paris, FR @ Le Trabendo
11/09/22 – Cologne, DE @ Club Volta
11/11/22 – Utrecht, NL @ Le Guess Who? Festival
11/12/22 – Kortrijk, BE @ Sonic City
11/30/22 – Tokyo, JP @ Liquid Room
12/01/22 – Osaka, JP @ Club Quattro
12/06/22 – Auckland, NZ @ Tuning Fork
12/07/22 – Wellington, NZ @ San Fran
12/09/22 – Brisbane, AU @ The Brightside
12/10/22 – Meredith, AU @ Meredith Festival
12/12/22 – Melbourne, AU @ The Corner Hotel
12/13/22 – Melbourne, AU @ The Corner Hotel
12/14/22 – Sydney, AU @ Manning Bar
12/16/22 – Perth, AU @ Rosemount Hotel
01/10/23 – Montreal, QC @ La Tulipe
01/11/23 – Toronto, ON @ Phoenix
01/13/23 – Chicago, IL @ Thalia Hall
01/14/23 – Minneapolis, MN @ Fine Line
01/17/23 – Vancouver, BC @ Rickshaw
01/18/23 – Seattle, WA @ Neptune
01/19/23 – Portland, OR @ Crystal Ballroom
01/21/23 – San Francisco, CA @ August Hall
01/23/23 – Phoenix, AZ @ Crescent Ballroom
01/24/23 – Tucson, AZ @ Congress Plaza
01/26/23 – Dallas, TX @ Texas Theatre
01/27/23 – Austin, TX @ Mohawk
01/28/23 – New Orleans, LA @ Toulouse Theatre
01/29/23 – Atlanta, GA @ Terminal West
01/31/23 – Washington, DC @ The Howard Theatre
02/01/23 – Philadelphia, PA @ Union Transfer
02/02/23 – Brooklyn, NY @ Pioneers Works
02/14/23 – Dublin, IE @ Vicar Street
02/15/23 – Belfast, UK @ Mandela Hall
02/17/23 – Glasgow, UK @ Barrowlands
02/18/23 – Leeds, UK @ O2 Academy
02/20/23 – Liverpool, UK @ Invisible Wind Factory
02/21/23 – Nottingham, UK @ Rock City
02/22/23 – Sheffield, UK @ O2 Academy
02/24/23 – Manchester, UK @ Albert Hall
02/25/23 – Birmingham, UK @ O2 Institute
02/26/23 – Bristol, UK @ O2 Academy
02/28/23 – Cardiff, UK @ Tramshed
03/01/23 – Brighton, UK @ Chalk
03/03/23 – London, UK @ O2 Academy Brixton
03/13/23 – Copenhagen, DK @ VEGA
03/15/23 – Stockholm, SE @ Debaser Strand
03/16/23 – Oslo, NO @ Parkteatret
03/18/23 – Hamburg, DE @ Knust
03/19/23 – Groningen, NL @ Vera
03/20/23 – Amsterdam, NL @ Paradiso
03/22/23 – Offenbach, DE @ Hafen2
03/23/23 – Munich, DE @ Strom
03/24/23 – Vienna, AT @ Flex
03/25/23 – Prague, CZ @ Futurum
03/27/23 – Warsaw, PL @ Hybrydy
03/28/23 – Leipzig, DE @ UT Connewitz
03/29/23 – Berlin, DE @ Festsaal Kreuzberg
03/31/23 – Rotterdam, NL @ Maassilo
04/01/23 – Antwerp, BE @ Trix


Bret McKenzie 『Songs Without Jokes』

 


Label:  Sub Pop

Release:  2022年8月26日


Listen/Buy



『Songs Without Jokes』は、ハリー・ポッター、ロード・オブ・ザ・リング等、名作映画への出演、フライト・オブ・ザ・コンコルズとして活動し、既に俳優、コメディアンとしては一流のブレット・マッケンジーが華麗なる歌手への転身を果たした記念すべきソロ・アルバム第一作となります。

 

ニュージーランド出身のブレット・マッケンジーは、フライト・オブ・ザ・コンコルズの活動に戻るつもりはないと話している。その覚悟のようなものは決して無駄ではなかったとこの作品は物語っている。そして、今作で、彼はコメディアンとしてでなく、真摯なシンガーソングライターとして曲を書き上げてみせた。さらに、マッケンジーは、このアルバムにおいて、コメディーのニュアンスを込めることを出来るかぎり避けたと話していますが、その言葉は、このアルバムの古き良きポッピュラーミュージックを彷彿とさせる良質な楽曲として体現されています。

 

このデビューアルバムの全貌は、クラシカルなポピュラー・ミュージック、ソフトロックがメインに展開されていますが、そこにミュージカルやジャズ調の作風を取り入れたり、この人物のユニークな人生観のようなものが音楽性に色濃く反映されていることもまた事実といえるでしょう。音楽的には、ビートルズ、ビリー・ジョエルを彷彿とさせる王道のポピュラー・ソングが繰り広げられる。彼は最も難易度の高い音楽にこのデビュー・アルバムにおいて挑戦するわけですが、この人物のバックグランドにあるユニークな人柄が音楽を通して楽しむことが出来ます。

 

映画のサウンドトラック、ミュージカルのような雰囲気を醸し出すドラマティックかつユニークな曲調に乗せられるブレット・マッケンジーの親しみやすいボーカルは、まるで舞台劇での独演のようでもあり、そこには、このシンガーの力量が余すところなく体現されており、抒情性やしみじみとした哀愁が歌声そのものに反映されています。その他、彼は、この作品において複数の声色を駆使し、渋みのある歌声、ユニークな歌声、軽やかな歌声、様々なアプローチを介し多様な音楽性を体現しようと試みています。この辺りは、やはり、世界的な俳優、コメディアンとしての背景を持つ人物にしか生み出せない巧みな技量を見て取ることが出来るはずです。

 

アルバムにはピアノとオーケストラアレンジを交えた「This World」、「Carry on」といったじっくり聴かせる曲が複数収録されています。ブレット・マッケンジーはこれらの曲で手探りで自分しかなしえない歌い方を探している最中であると思われますが、音楽を奏でること、歌をうたうことを心底楽しんでいる雰囲気を伺わせるものがある。

 

シンガーソングライターとしての並々ならぬ力量を感じさせるのがデビューアルバム『Songs Without Joke』の最後の収録曲「Crazy Time」で、アコースティックギターとピアノ、そしてマッケンジーの潤いのある歌声が絶妙な合致を果たした美麗な雰囲気を生み出している。このラストトラックにおいて、ブレット・マッケンジーは、米国の名シンガー、ビリー・ジョエルのような温かみのあるバラードソングに挑戦しています。この曲でのブレット・マッケンジーの歌声は、深く、豊かな情感によって紡がれており、最終的に、涙を誘うような上質なバラードソングとして結実しています。


78/100

 

 

Featured Track 「Crazy Time」 

 

 

©︎Matt Morino

ブルックリン出身のポストパンクバンド、S.C.A.B.が、セルフタイトルのアルバムを11月11日にGrind Selectよりリリースすることを発表した。リード・シングルは本日リリースされ、Matthew Marinoが監督したビデオも公開されています。このビデオは、Matthew Marinoが監督したものです。


バンドのSean Camargoは、「"Tuesday "は、意味のあるつながりを築こうとすることへの幻滅と、価値のあるものをあてもなく探すことについて歌った曲だ」とコメントしています。

 

「"サインフェルド "でニューマンが言うシーンがある。"火曜日には感覚がない。月曜日には感触があり、金曜日には感触がある...”と言うシーンがあるが、そういう具体的でない、特定しにくい雰囲気を歌詞で表現したかったんだ...。1週間を乗り切ろうとして、しがみつくために少しでも幸せを見つけて(太陽の下に座り、肌が燃えるのを感じる)、何かを探しているが見つからないという内容なんだ」

 

 

 

 

 

 

S.C.A.B 『S.C.A.B』


 

 

Tracklist

 

1.Why Do I Dream Of You

2.MTA LUX

3.Small Talk

4.Tuesday

5.C86

6.Six Songs Into Your Spotify Playlist

7.Beige and Green

8.Myrtle-Wyckoff

9.Rockefeller  Pleather

10.Pink Tire

 

 

 

湘南出身のシンガーソングライター、さらさは、今年4月に記念すべき1st EP『ネイルの島』を発表している。9月7日、このEPに収録されていた「Amber」のリミックスバージョンをデジタル配信としてリリースした。


4月に1stEPをリリースしたばかりのさらさは、フジロック出演を果たし、話題を呼んでいる。このシングルは、EP「ネイルの島」のリードトラック「Anber」をDJ Mitsu The Beatsがリミックスを手掛けたものである。流れるようなピアノ、憂いある歌声が合わさり、オリジナル・バージョンとは趣が異なるドリーミーなリミックス作品として仕上がった。

 

 

さらにこのリミックスについて、DJ Mitsu The Beatsは以下のようにコメントしている。

 

origami SAIで初めてご一緒させていただき、初めてその存在を知りました。もちろん良いアーティストだなって思いましたが、まさかのリミックスのオファー。凄くうれしかったのと共に、送られてきたアカペラを聴いて完全にノックアウトでした。なんとも形容しがたいオリジナルな歌声で、それに引っ張られて、リミックスはすぐに形になりました。自分のワークスとしても会心の出来だと思ってます。ぜひ聴いてみてください。


 

©︎Iris  Luz 

 

Sorryが、近日発売予定のLP『Anywhere But Here』からニューシングルをドロップしました。前作「There's So Many People That Want to Be Loved」、「Let the Lights On」に続き、「Key to the City」は、FLASHAが監督したミュージック・ビデオ付きでリリースされます。


アーシャ・ローレンツはプレスリリースで、「"Key to the City "は私の人生の中で非常に特殊な状況から生まれた曲ですが、より普遍的な響きを持つことを願っています」と説明しています。

 

「怒り・・・、嫉妬・・・、憤りなどの感情・・・、その人に対する否定できない愛情を調和させるのが難しいとき、必ずしも終わらせたくはない人間関係の臨終の瞬間に、ある種の優しいくそったれを意味するものです」。

 

「プライドと弱さがクロスオーバーして、ヘッドライトの中の鹿のようなイメージになりました。感情的にも、性的にも、精神的にも、すべてがさらけ出されていることを知りながら、懸命にコントロールしようとすることです。ヘッドライトの中の裸体で、誰かの愛の中の裸体で......」。


ローレンツはさらにこう続けている。「この曲は、最初のレコーディングセッションの後に、ルイスが私たちを少し後押しするために新しいチューニングを試したことから生みだされたものです。この曲はNick Drakeのような雰囲気を持っています。映画的で孤独なサウンドにしたかった」


 

Sorryの新作アルバム『Anywhere But Here』は10月7日にDominoから発売が予定されています。


 


©︎Laura Lewis


UKのプロデューサー、Derwin Dickerのプロジェクト、Gold Pandaが6年ぶりのソロアルバムのリリースを発表しました。

 

『The Work』は、11月11日にCity Slangからリリースされる予定となっています。Lenny Rothenbergが監督を務めたリード・シングル「The Corner」のビデオは以下よりご覧ください。


「何年か前に友人がDean Friedmanのレコードを聴かせてくれた。『The Wire』を見ていて、『Lydia』のセリフを聞いたとき、それをループさせていじりたくなった」新曲についてダーウィン・ディッカーは次のように語っている。

 

「何人かのラッパーのためにこの曲をビートにしようとしたんだけど、最初は上手くトラックメイクできなかった。

 

このアルバムを作るとき、サンプルを見つけ、新しいレコーディングの手法を持っていたから、ゼロから始めることにしたところ上手く行った。ラッキーシャイナーを作った時、みんなそのトラックでラップして、サウンドクラウドにアップして楽しかった。この曲をきっかけにして、そういうのが流行るようになっていったらいいなと思っているんだ」


「今はGold Pandaとして作る音楽が以前よりも快適になったよ」ディッカーはこのアルバムについて付け加えた。

 

「常々、クール "な音楽をやりたいとずっと思っていたけど、結局、自分が作りたい音楽しか作れないんだよね。だからこそクラブ・ミュージックを作るのは難しいんだと思う。自分がどこに当てはまるのかよくわからないし、まあ、それくらいの適当さが一番良いのかもしれないね」

 



Gold Panda  『The Work』

 

 

Tracklist:


1. Swimmer

2. The Dream

3. The Corner

4. The Want

5. I’ve Felt Better (Than I Do Now)

6. Plastic Future

7. New Days

8. The Spiral

9. Arima

10. Chrome

11. Joni’s Room


 ザ・ビートルズは、1966年の名作アルバム『リボルバー』のスペシャル・エディションのリリースを発表しました。このリイシューは今年発売された「レット・イット・ビー」の続くものとなる。

 



 プロデューサーのジャイルズ・マーティンとエンジニアのサム・オーケルが新たにステレオとサラウンド形式のドルビーアトモスでミックスしたこのデラックスリイシューは、10月28日にApple Corps Ltd./Capitol/UMe から発売されます。

 

このスペシャルエディションには、レコーディング・セッションの初期テイク28曲、ホーム・デモ3曲、ポール・マッカートニーが序文を書いた100ページに及ぶ文章、「Paperback Writer」「Rain」の新しいステレオ・ミックスとリマスターされたオリジナル・モノ・ミックスなどを含む4曲入りEPが収録されます。オープニング・トラック「Taxman」のニュー・ミックスが公開されています。

 


 


イギリス人プロデューサーBonoboがニューシングル「ATK」を公開しました。今年、サイモン・グリーンはフジロックフェスティバルで来日公演を行い、大好評を博しました。


エレクトロニック・ミュージシャンのBonoboは、ニューアルバム「Fragments」をリリースし、チャートで最大の成功を収めました。UKチャートでトップ10入りを果たしたこの新作アルバムは、この夏、素晴らしいライブを開催する予定ですが、Bonoboはすでにその先を見据えています。


ニューシングル「ATK」は、2022年1月中旬に発表された「Fragments」(ジョージ・ラカイがゲスト参加)と同時期に制作されたものである。これは、ボノボのDJセットやライブセットのためのツールとして始まり、Atakora Manu(アタコラ・マヌ: ギター奏者 ガーナのハイライフサウンドに電子音楽を取り入れた功績を持つ。ガーナ国内のジャズ・シーンで活躍した。1940-2015)の「Dada」をサンプリングし、ガーナのハイライフの作曲家の作品の一部を取り上げ、クラブミュージックを中心とし、驚くべきコンテクストとして仕上げられたアルバムとなった。


サイモン・グリーンのコメントは下記の通り。


「"ATK "は 『Fragments』と同時期に作られたものなんだ。最初はAtakora Manuの'Dada'をDJ用に編集したものだったんだけど、より充実した独自のトラックとなった。アルバムに収録するには理にかなっていない気がしたので、結局収録されなかった。よりダンスフロア向けのOUTLIERのリリースとして残しておきたかった...」


McGloughlin Brothersの指揮のもと、牧歌的な風景や落書きだらけの壁の中を進む、トリッピーなビデオは、視聴者を鮮やかでカラフルな列車の旅へと誘うこと必須だ。


さらにこのミュージックビデオ「ATK」を制作した撮影チームは次のようにコメントしています。


「私たちは、セレンディピティと知覚のアイデアを具現化したミニマルな映画を作りたかったのですが、世界は自発的に珍しい方法で体現することが出来るんです。
たとえば、もし、あなたがたが、電車の窓から電線やタイルが織り成す不思議なダンスを見たことがあるとしたら、それこそ私たちがこの映画で撮りたかった本質でもあるのです。つまり、この映像は、私たち自身の生きた「ゾエトロープ(編注:その名の通り、回転する筒の中に描かれた複数枚の絵をスリット(溝)からのぞき見ることで、あたかもアニメーションのように絵が動いて見える仕組み」なのです」


 GUIDED BY VOICES(ガイデッド・バイ・ヴォイセズ)は、1993年と1994年にリリースされた4枚のEPを収録したアルバム「Scalping the Guru」のリリースします。この新しいアルバムは10月28日にGBV Inc.から発売される。


このバンドのリーダー、ヴォーカリストのRobert Pollard(ロバート・ポラード)は、この新しいプロジェクトが1つのまとまったアルバムのように演奏できるよう、トラックリストと曲順を選択しました。

 

 1993年の『Static Airplane Jive』 (City Slang)、1994年の『Get Out of My Stations』 (Siltbreeze), 『Fast Japanese Spin Cycle 』(Engine Records),『Clown Prince of the Menthol Trailer』 (Domino) から曲が選出されている。GBVはこれらのEPをリリースした2年の間に、『Vampire on Titus』と有名な『Bee Thousand』という2枚のアルバムも発表している。


『Scalping the Guru』のリード・シングルは、Static Airplane Jiveの "Big School "となっている。この曲はYouTubeで公開されていたが、今回、ストリーミング・サービスで初めて公式リリースされる運びとなった。


 『Scalping the Guru』に収録されている楽曲は、ロバート・ポラード、トビン・スプラウト、ミッチ・ミッチェル、ケヴィン・フェネル、ジム・ポラード、ダン・トゥヘイ、グレッグ・デモス、ラリー・ケラーというメンバーで録音された。トビン・スプラウトは、4トラックのカセットに曲を録音し、ライナーノーツには、 "マイク・ハンメルによって愛情を持っていじられた曲もある "と書かれている。



 Guided by Voicesは『Scalping the Guru』の詳細の発表に合わせて、今年の大晦日を前に4夜のレジデンスを公表した。

 

本公演は、12月27日、28日、30日、31日にシカゴ郊外のイリノイ州エバンストンにあるスペースで開催される予定。チケットは9月7日午前10時(現地時間)に発売され、詳細はGBVのウェブサイトをご覧ください。


Guided By Voices  『Scalping the Guru

 

 


 

Track List

1. “Matter Eater Lad”
2. “Damn Good Mr. Jam”
3. “Hunter Complex”
4. “My Impression Now” 
5. “Scalding Creek”
6. “Mobile”
7. “Melted Pat” 
8. “Glow Boy Butlers” 
9. “Hey Aardvark”
10. “Spring Tiger”
11. “Rubber Man”
12. “Big School”
13. “Volcano Divers” 
14. “Indian Fables”
15. “Pink Gun”
16. “Dusty Bushworms” 
17. “Gelatin, Ice Cream Plum” 
18. “Grandfather Westinghouse” 
19. “Johnny Appleseed” 
20. “Scalping the Guru”