LAを拠点に活動するシンガーソングライター、SASAMIが、7月29日(金)、The Late Show With Stephen Colbertシリーズの「Late Show Me Music」に出演を果たし、シングル「Call Me Home」のパフォーマンスを披露しています。ライブパフォーマンスの模様は下記でご覧下さい。
「Call Me Home」は、今年2月に発売されたSASAMIの2ndアルバム『Squeeze』(日本の妖怪”濡女”にインスピレーションを受けて制作がなされたという)に収録されている楽曲です。彼女は先日、このアルバムのリリースを記念して行われた、HAIM、Mitskiとの大規模なツアーを終えました。
9月23日にリリースされるこのアルバムには、『For the Roses』(1972年)、『Court And Spark』(1974年)、ダブル・ライブ・アルバム『Miles Of Aisles』(1974年)、『The Hissing of Summer Lawns』(1975年)のリマスター版が収録されています。
ジョニ・ミッチェルはリプライズレコードを経て、1972年にアサイラム・レコードに入社した。アサイラムでの最後のスタジオ・アルバムは、ジャズ界の伝説的人物チャールズ・ミンガスとのコラボレーションである1979年の『ミンガス』となった。この新コレクションは、Vol.1: The Early Years (1963-1967) と Vol.2: The Reprise Years (1968-1971) に続くミッチェル・アーカイブ・シリーズの第3弾となるものです。
音楽ジャーナリズムの知性に裏打ちされた詩、そして、多彩で情感を損なうことのない良質なポピュラー・ソングを生み出し、デビュー・アルバム『Heard It In A Past Life』で多くの人の心を捉えることに成功した。このアルバムで、グラミー賞の最優秀新人アーティスト部門にノミネートされたロジャーは、実力派シンガーとして多くの耳の肥えたリスナーに膾炙されようとしていた。
マギー・ロジャースは、前作のフルアルバム「Heard It in a Past Life」で起用した制作パートナー、Kid
Harpoonと継続して制作を行い、両親のガレージ、ニューヨーク市のエレクトリックレディ・スタジオ、さらに、イギリスのバースにあるピーター・ガブリエル(ジェネシス)の所有するリアル・ワールド・スタジオで「Surrender」の録音を行っている。ロジャースは、2020年のはじめ、メイン州沿岸を離れた後、好評を博したデビュー・アルバムを取り巻くセンセーショナルな話題から意図的に身を遠ざけ、静かな環境で新しいレコードの制作を行った。
そして、最初のシングル「That's What I Am」がリリースされた際に、以下のようなマギー・ロジャースはメッセージを添えている。おそらく、ここに、この作品を読み解く鍵があるように思える。
「That's
What I
Am」は私が長年持ち歩いてきた物語であり私の人生に長年繰り広げられてきた愛の物語です。
『Surrender』には、珠玉の輝きを放つ楽曲が複数見いだされる、オープニングを飾るアップテンポなナンバー「Overdrive」、インディー・フォークの色合いを感じさせる内省的な雰囲気を持つ「Horses」、ボーカルループを活かした現代的な質感を持つシンセポップのアンセムソング「Anywhere With You」というように、重層的なサウンドストーリーが綿密に、エネルギーのうねりような迫力を内に秘めながら美麗なポップソングが繰り広げられていく。
アルバムの中では、特に、静謐で瞑想的なオルタナティヴ・フォークの色合いを持った楽曲が上記の華やかなシンセポップを基調とする楽曲と強いコントラストをなしている。さらに、エンディングを飾る「Different Kind Of World」では、序盤のインディー・フォークの瞑想的な展開から、その最終盤にかけて、突如、曲の雰囲気が一変し、両親のガレージで録音したと思われるノイジーなギターのフレーズへと続いていき、作品の序盤からは想定できないドラマティックなクライマックスを演出する。
この強烈なDIY精神に彩られたラストソングにこそ、マギー・ロジャースというアーティストの本質、他のシンガーソングライターが持ちえない特性が表れ出ている。そして、この劇的な雰囲気を持つラストソング「Different Kind Of World」には、傑出したアーティストの作品には必ずといっていいほど見受けられる”このフィナーレは次作の序章に過ぎない”という不敵で型破りなメッセージも、アルバムを聴き終えた後の余韻に読み解くことも出来なくないのである。
ブライアン・イーノの手掛ける「BRIAN ENO AMBIENT
KYOTO」は、京都中央信用金庫 旧厚生センターを舞台に、6月3日(金)に幕を開け、主要3作品と世界初公開作品が一堂に会する大展覧会とあって、連日大盛況となっています。今回、その賑わいを受けて、当初、8月21日(日)に閉幕の予定だった会期を2週間延長し、9月3日(土)まで開催することが決定しました。まだイベントを観に行かれてていないという方は、イベントへの参加を改めてご検討してみてはいかがでしょう??
現代のサブスクリプション隆盛の時代の資料的に音楽を大量に聴く風潮の中にあって、ウェールズのインディーコレクティヴ・CVCは、その流れとは逆のスタンスを取り、影響を受ける音楽を最小限に絞り、さらに集中的にその音楽に取り組むことで、シャープでソリッドな楽曲を生み出しています。全4曲収録の『Reel to Real』で、彼らは自分たちのやりたい音楽を絞り、それを実際のライブセッションを通じて追求することで、わかりやすい形のアート・ロックを提示しています。そこには刺激的なノリを生み出す曲もあり、バラードのようにクールダウンをもたらす曲がバランス良く収録されています。これは、ワイト島のデュオ、Wet Legと同じように、ウェールズのカーディフという街が生み出した固有のアートロックと言えるかもしれません。
CVCのデビューEP『Reel To Real』に見られる、トレンドに迎合することなく、自分たちの好きな音楽を追求し、良さを引き出していこうという姿勢は、現今のミュージックシーンを見渡した際に新鮮さが感じられる。また、CVCのファンクの要素の強いダンサンブルな演奏は、心から人生を謳歌しようという楽しい雰囲気に満ち溢れています。それは、聞き手に対し、鮮やかな印象を投げかけ、同じように、聞き手の心を照らし、明るさを与え、喜びを引き出し、生きていることへの肯定感を与えるものであると思います。ウェールズから登場したクラシカルな雰囲気を持つロックバンド・CVCは、現在、最注目すべきコレクティヴであり、今後、世界的な活躍を期待していきたい。さらに、デビュー・アルバムの到着も心待ちにしたいところです。
1. Im Glück (The National Remix) 2. Weissensee (Fink Version) 3. Super (Mogwai Remix) 4. 4+1=5 - Alexis Taylor 5. Hallogallo (Stephen Morris and Gabe Gurnsey Remix) 6. Lieber Honig (Yann Tiersen Remix) 7. Super (Man Man Remix) 8. Negativland (Idles Negative Space Rework) 9. Zum Herz - Guerilla Toss 10. After Eight (They Hate Change Cover)
『Hyper-Dimensional Expansion Beam』は、Genesisのピーター・ガブリエルの”Real World Stidio”で、The Comet Is Comingの共同エンジニア、クリスティアン・クレイグの協力のもとレコーディングが行われた。4日間にわたるレコーディング後、DanalogueとBetamaxは、素材をサンプリングし、アレンジを行った。
THUS LOVEのラインナップが決まったのは、2019年にMarsとRacineがルームメイトのvan Osdolにベースで参加するようようやく説得できたときだった。バンドは地元の有名な会場The Stone Churchで定期的にヘッドライナーを務めるようになったところで、すべてが突然、急停止した。
1. NOTHING REMAINS 2. BACK THEN 3. BLUE 4. TWIRL 5. REAL LOVE 6. MEMORY 7. SELF 8. NEVER CROSSED MY MIND 9. TERMINAL 10. HEART WILL BEAT 11. LOST CONTROL 12. COUNTY LINES