No Busesは、日本人バンドとして唯一、Tugboatに所属しているロックバンド。ニューアルバム『NB2』は、三人組の新体制となって最初のフルレングスで三年ぶりのアルバム。日本語歌詞として挑んだポップソング「Our Broken Promises」も良いが、同時に「Inaho」が傑出している。アンディ・シャウフ、アレックスG、あるいはマック・デマルコの日本版といった感じだろうか。他にもポスト・ロックなどに触発されたギターロックソングが収録されている。
アメリカ/ナッシュビルを拠点に活動するアーティスト、Mel Denisse(メル・デニッセ)は新曲「Like a Fiend」をリリースした。 デニッセの曲はBBC Radio 1でオンエア/プッシュされている。
「Like a Fiend」は、ミクスチャー・ロック(Alice In Chainsを彷彿とさせる最初期のグランジ)とアニー・クラークのようなスタイリッシュなダンス・ポップが融合した素晴らしいシングル。Paramore、St.Vincentのファンにもおすすめしたいグッドソングとなっている。アナログなシンセの音色やビートを生かしたダンスロックで、ダークさと切なさの感覚をスタイリッシュなボーカルで表現する。80-90年代のマンチェスターのエレクトロからの影響も色濃い。
これまでのリリースは、BBCラジオ1のオルタナティヴショーでスピンされ、スポティファイの「All New Rock」にランクイン。ヴァニヤランド(Vanyaland)のテイストメーカーは「90年代ギターロックの無謀な野心」と賞賛。ウルフ・イン・ア・スーツ(Wolf in a Suit)は彼女のデビューを「催眠術をかけるような...。私たちの魂の最も深いところに家を見つけるに違いない」と評した。
デニッセは、スタジオの仕事の中を通じて、カルロス・デ・ラ・ガルザ(パラモア、ベスト・コースト)、ケン・アンドリュース(パラモア、M83)、マイカ・タワークス(ヘイリー・ウィリアムス、ノア・カハン、アッシュ)、長年のコラボレーター/プロデューサーのスティーヴン・ローレンソンと出会ってきた。 オフには、World of Warcraftのストリーミング配信をしたり、ファンタジー小説に没頭したりと、アーティストの興味は音楽だけにとどまらず、ゲームやエンタメ文学にも及ぶ。
「Like A Friend」
Mel Denisse is a genre‑bending artist‑producer whose songs land between raw guitar grit and left‑field pop. First hooked on her dad’s acoustic at ten, she spent her teens recording demos in cracked software and, by eighteen, hustled onto a Myspace‑era tour.
Years ping‑ponging between Nashville and L.A. sharpened her writing and production: warped alt‑rock beds under ethereal, classically tinged vocals, spiked with the Eastern scales she soaked up while splitting childhood between Florida and Turkey. Lyrically, she digs into duality, obsession, and the tug‑of‑war between self‑preservation and self‑destruction.
Influenced by everything from Failure and Deftones to Tori Amos, Mel chases what she calls a“controlled collision.” Her voice drifts like smoke, then snarls and cracks on the next beat while jagged guitar loops pulse beneath. “I like to ‘frankenstein’ a track,” she says. “If a heavy riff and a delicate melody look wrong together on paper, that’s exactly what pulls me in.”
"Like a Fiend", her latest single, captures that push‑pull in a creature split between two selves, flipping from fragile confession to manic euphoria in a heartbeat.
Previous releases earned spins on BBC Radio 1’s Alternative Show, placement on Spotify’s All New Rock, and tastemakers from Vanyaland praised the “reckless ambition of ’90s guitar‑rock grit,” while Wolf in a Suit called her debut “hypnotizing… bound to find a home in the deepest corners of our souls.”
When it comes to personalizing the music for her fans: “If the song makes you feel a gentle gut-punch–that’s the point,” she says. “I’m slipping mirrors into the track so you have to sit with whatever stares back.”
In the studio, she’s worked with Carlos de la Garza (Paramore, Best Coast), Ken Andrews (Paramore, M83) , Micah Tawlks (Hayley Williams, Noah Kahan, Ashe), and longtime collaborator/producer Stephen Laurenson. Off the clock, you’ll catch her streaming marathon World of Warcraft sessions or disappearing into fantasy novels.
「大人になるにつれて、特に残っている侵入思考は、ひどい考えだとわかっていても、廃屋の中に入りたくなること。 Give In』は、押しつけがましい考えに屈したときの安堵感と、その後に起こる結果について歌っている。 この曲は、プロデューサーのスタジオで午後に書いたもので、最初に書いてから完成するまで、おそらく一番早かった曲だ」
Sea Lemonのニューアルバム「Diving For A Prize」は5月30日にLuminelle Recordingsからリリースされる。
『The Starrr of the Queen of Life』は8月1日にSub Popから、カナダではRoyal Mountain Recordsからリリースされる。 ナイジェリア系カナダ人アーティストのデビューアルバムに続くアルバムは、アンセミックで快楽主義的な「All I Wanna Do Is Party」で幕を開ける。 この曲には、頻繁にコラボレートしているケヴァン・ファンクとの共同監督によるMVが付いている。
「burnt lips」はハイライトの一つ。イントロは「I Only Said」のオマージュだが、その後はRIDEのようなエモーショナルで繊細なシューゲイズサウンドに移行していく。この曲において、彼らはフォロワー以上の存在感を示すことに成功している。魔神的な印象を持つディストーションギター、陶酔感のあるボーカルという、なかなかの再現ぶりであるが、ベッドルームポップ的なアプローチ、ホームレコーディング風のアプローチがこの曲にオリジナリティを付け加えている。
例えば、「ashly」、「ancient sign」などは、未来志向のサウンドを把捉することが出来る。その一方で、アルバムの後半に収録されている「method acting」も隠れたハイライト曲である。MOGWAI、Explosions In The Skyを筆頭とする音響派のポストロックの原石に磨きをかけ、 それらをドリームポップライクの現代的なサウンドで縁取っている。旋律的な心地よさ、そして、抽象的で淡いボーカルは、曲の背景となる極大の音像を持つギターのアンビエンスと上手く溶け合う。これらは、ハイファイ時代のシューゲイズサウンドの出現を予見しているかのようだ。
本日、Yossy Little Noise Weaverによる前作アルバム「Sun and Rain」(2018年)以降に発表されたシングルやコンピレーション参加曲に新録を追加した、7年振りのフルアルバム「恋に忙しくて」が6月11日に発売決定となった。同時に、先行シングル「Night Music」が本日配信開始された。
BUS-010 | CD | 2025.06.11 Release | 2,500Yen+Tax Released by BUS Records
収録曲:
1. 恋に忙しくて
2. Night Music
3. 灰色に包まれる前に
4. Secret Heart
5. Heart Of Glass
6. The World Is Waiting For The Sunrise
7. Je T`Aime...Moi Non Plus
8. Walk On The Wild Side
9. WANDERING
▪YOSSY「HONEY [CD]」
BUS-008 | CD | 2025.06.11 Release | 2,000Yen+Tax Released by BUS Records
収録曲:
1. すろういと
2. HONEY
3. BALLET FOR A RAINY DAY
4. ROW
5. COLORS
6. CLOUDY
【YOSSY LITTLE NOISE WEAVER】
DETERMINATIONS、BUSH OF GHOSTSでの活動を経て、YOSSY(キーボード・ヴォーカル)とicchie(トランペット・トロンボーン)が2005年に始動したユニット。 2005年、EGO-WRAPPIN’の中納良恵をヴォーカルに迎え1st.album『PRECIOUS FEEL』を発表した。
2017年より自然豊かな山深くに自宅兼プライベートスタジオを構え、2018年親交の深いミュージシャンを招き制作された4th.album『Sun and Rain』をリリース。小西康陽氏がアルバムと同時リリースした7インチシングル「GHOST」を2018年の「ダントツ1位」とコメントするなど好評を博す。
2020年に7インチシングル『WANDERING』、2021年にはYOSSYソロ名義でミニアルバム『HONEY』、2021年に7インチシングル『PEACE/WALK ON THE WILD SIDE』をリリース。2025いよいよ5th.album『恋に忙しくて』がリリースされる。