©︎Jena  Cumbo


ブルックリンを拠点に活動するサイケ・ロック・クインテット、GIFTが、ニュー・シングル 「Share the Present」のPVを公開しました。

 

この曲は、10/14にDedstrangeからリリースするGIFTの新作アルバム『Momentary Presence』からの最新シングルとなっている。Andrew Gibsonが監督したビデオは、以下からご覧下さい。


バンドのTJ Fredaは、プレスリリースでこう語っています。「現在を共有することは、今この瞬間にいることだ」

 

「未来に目を向けるのでもなく、過去にとらわれるのでもない。現在にいることは、気分が落ち込んでいるときにできる最も重要なことだ。振り返るな、転べ』、自分が誰であったかの過去にこだわらないこと。今この瞬間に目を向け、自分が誰で、どこへ行こうとしているのかに感謝することだ」


 

©︎Sarah Zade Pollard


Guided by Voicesが、ニューアルバム『La La Land』を発表しました。このアルバムは来年の1月20日に発売される。
 
『Crystal Nuns Cathedral』『Tremblers and Goggles By Rank』に続くスタジオアルバムなる。リード・シングル「Instinct Dwelling」の試聴は以下からどうぞ。
 

ロバート・ポラードは声明で、「新作は、Tremblers and Goggles By Rankのコンパニオン・ピースのようなもので、スタイルやより長く、より冒険的な曲構成における多様性の道を探求し続ける」とローリングストーン誌に語っている。
 

10月28日には、Guided by Voicesは、90年代のレアなEPやシングルを集めたアーカイヴ・コンピレーション『Scalping the Guru』もリリースしている。

今年12月上旬、ミラノ・レコードから坂本龍一の誕生日を祝うトリビュートアルバムが発売されます。


A Tribute to Ryuichi Sakamoto - To the Moon and Back』は、Devonte Hynes、Electric Youth、David Sylvian、Alva Notoといったアーティストが、坂本龍一の楽曲をリメイクを行っている。


12月2日に発売されるこのアルバムのプレビューとして、Thundercatによる「Thousand Knives」のリワークをが公開されています。アルバムのアートワーク、および、収録曲は下記にてご覧下さい。

 

 



『A Tribute to Ryuichi Sakamoto - To the Moon and Back』




Tracklist:


A1. Grains (Sweet Paulownia Wood) - David Sylvian Remodel
A2. Thousand Knives - Thundercat Remodel
A3. Merry Christmas Mr. Lawrence - Electric Youth Remodel

B1. Thatness and Thereness - Cornelius Remodel
B2. World Citizen I Won't Be Disappointed - Hildur Guðnadóttir Remodel
B3. The Sheltering Sky - Alva Noto Remodel
B4. Amore - Fennesz Remodel

C1. Choral No. 1 - Devonté Hynes Remodel (Featuring Emily Schubert)
C2. DNA - The Cinematic Orchestra Remodel
C3. Forbidden Colours - Gabrial Wek Remodel
C4. The Revenant Main Theme - 404.zero Remodel

D1. Walker - Lim Giong Follow the Steps Remodel
D2. With Snow and Moonlight - snow, silence, partially sunny - Yoshihide Otomo Remodel



 

Weak Signal and Cass McCombs (Photo courtesy of the artists)



 
Cass McCombsとWeak Signalがタッグを組んで新曲「Vacation From Thought」を発表した。
 
 
キャス・マックームスが作詞作曲を手がけたこの曲は、ウィーク・シグナルが作曲した「Give it Back」を含むコラボレーション7インチの一部で、今年初めにリリースした「Heartmind」以来となるキャス・マックームスの新曲である。 「Vacation From Thought」は下記より試聴可能です。

 

この新しい7インチ『Vacation From Thought』は、Philip Weinrobeと共にテープに録音され、Carl Saffによってマスタリングされています。Wharf Catから11月11日にリリースされる予定です。
 
 
 
 
Cass McCombs/Weak Signal 『Vacation From Thought』
 
 

Tracklist:

 
1.Vacation From Thought
2.Give It Back

 

©︎Tim Adorf


 シカゴのアーティストで詩人のJamila Woods(チャンス・ザ・ラッパーやマックルモア&ライアン・ルイスとの活動でも知られる、シカゴのR&Bシンガー)が、新曲「Boundaries」を発表した。

 

2020年の「SULA (Paperback)」以来の新曲となるこのシングルは、LAのComplex Studiosでレコーディングされ、BLVKがプロデュースしています。試聴は以下からどうぞ。


「"Boundaries "は新しい関係におけるプライベートと共有スペースの交渉、誰かに自分の粗を見せるために近づけることに伴うリスクについての曲よ」と、ジャミラ・ウッズはプレス・ステートメントの中で説明している。


「Boundaries are the distance at which I can love you and me simultaneously "というPrentice Hemphillの言葉についてよく考えることがある。

この曲は、恐怖から境界線を建てるのと、愛から境界線を建てるのとの違いを学ぶことを歌っている」


ジャミラ・ウッズはoddCoupleと楽曲「Reflections」でコラボレートションを行なっており、MiloeとVagabonに「Winona」で参加している。最新アルバムは2019年の『LEGACY! LEGACY!』である。


 


スウェーデンの姉妹オルトカントリー/フォーク・デュオ、First Aid Kit(クララとヨハンナ・セーダーバーグ)が、最新シングル "Turning Onto You" のPVを公開しました。

 

彼らの近作『Palomino』は、11/4にColumbiaからリリースされる予定です。Mats Uddが監督したビデオは、以下からご覧ください。


©︎Meadow Florence Marks


 UK・ブリストルのシンガーソングライター、Clara Mannが、ニューシングル「Go Steady」の公開に合わせて、新作EP「Stay Open」を発表しました。PVはアートワークとともに下記よりご覧ください。

 

”「Go Steady」は過去を手放し、現在にしっかりと自分の足で立つことについて歌っている "とクララ・マンはプレスリリースで説明している。

 

"この曲は、私に愛を示し、私が必要としていた時に腕を組んでくれた人たちへの感謝の歌でもある"


「私は以前、物や人、人生の他の時代の物語を手放すことを恐れていました。それは、自分の一部を置き去りにすることでもあると思ったからです。でも最近、私は今に存在しているときが一番幸せだと気づきました。しかし、最近になって、”今”に存在しているときが一番幸せなのだということに気づきました」


非常に奇妙で暗い時代を経て、『Go Steady』は雲を切るような、ひとつの章を閉じるような作品です。


昨年のConsolations EPに続く『Stay Open』は、11月1日に”7476”からリリースされます。先にリリースされたシングル「Thread」も収録されています。

 

 

 

 

「Stay Open」EP  Artwork

 




 

明日10月7日に2ndアルバムをリリースするEasy Lifeが、最新シングル「FORTUNE COOKIE」を公開しました。「MAYBE IN ANOTHER LIFE...」は、2021年のデビューアルバム『Life's A Beach』に続く作品で、全15曲が収録される。


フロントマンであり、ソングライター、プロデューサーでもあるMurray Matraversのソロ・パフォーマンス映像が公開されています。


Circuit Des Yeux ©Evan Jenkins
Claire Rousey ©Evan Jenkins

 

 Claire Rousayが、Circuit des Yeuxが昨年発表したアルバム『-io』から3曲をリワークした新作アルバム『Sunset Poem EP』を発表しました。

 

今作は、Matador Recordsから10月20日にリリースされる予定。さらに告知に合わせて「Sculpting the Exodus」のニューバージョンが公開されています。EPのカバー・アート、トラックリスト、そして、2人の対談映像とともに、以下でチェックしてみて下さい。

 

Circuit des Yeuxの名を冠して活動を行うHaley Fohrはプレスリリースを通じて、「私たちが2年間家に閉じこもっていた時にClaire Rousayの音楽に出会いました」と述べています。


「彼女の音楽は、孤独な現実の中に仲間がいるような雰囲気を私に与えてくれました。10代の頃、音楽とよく付き合っていたことを思い出しました。音楽が流れると、部屋はひとつの生態系になる。ミクロの世界で音に働きかける彼女の巧みな手腕が、今回のコラボレーションを成功に導いているのです。クレアに「-io」のステムを与えることができたのは光栄なことでした。その結果は、鉛管がゆっくりと溶けて金属の川になるのを見るような、魅惑的で巨大なものです。


 






Circuit Des Yeux 『Sunset Poem Reimagined By Claire Rousey』 EP 

 



Tracklist:
 

1. Vanishing
2. Sculpting the Exodus
3. Argument


©Jack Mckain

 Nick Hakimが、DJ DahiとAndrew Sarloの共同プロデュースによるニューシングル「M1」を発表しました。前作のシングル「Vertigo」、「Happen」に続く、アルバム『COMETA』の最新プレビューとなります。


「M1」は、DJ Dahiのドラムループとクワイアのシンセテイクに、最小限の編集でサブベースの音を加えただけのものでした」とSarloはコメントしています。

 

「この曲はすぐに注目を浴び、私たちはこの曲を作らなければならないと思いました。その夜、ニックは非常識なスクラッチボーカルを披露してくれたのですが、彼がコーラスのリフレインでメロディーを奏でるのを初めて聞いた時のことを思い出すと、今でもゾクゾクする。アルバムの最終段階で、なかなか完成しない曲があるのだけれど、「M1」を時間内に完成させた時のアドレナリンラッシュは、とても嬉しかった。ニックの曲の中で一番好きな曲として間違いなく固まったんだ」



 Nick Hakimのニューアルバム『COMETA』は10月21日にATO Recordsからリリース予定です。


 

©︎ Dinomoves & AJ


 コーンウォール出身のインディーロックバンド、The Golden Dregs(通称:Benjamin Woods)が、ニュー・アルバム『On Grace & Dignity』を、2023年2月10日に4ADからリリースすることを発表しました。

 

Benjamin Woodsは、アルバムのリード・シングル、"American Airlines "のミュージック・ビデオも同時公開しています。Dinomovesが監督したこのMVは、アルバムのトラックリストとカバーアートと共に、下記からご覧いただけます。


 

 

ザ・ゴールデン・ドレッグスの前作『Hope Is For the Hopeless』は2019年にリリースされました。

 

 

 

The Golden Dregs 「On Grace & Dignity」





 

Tracklist:


1. Intro


2. American Airlines


3. How It Starts


4. Before We Fell From Grace


5. Not Even the Rain


6. Eulogy


7. Josephine


8. Vista


9. Sundown Lake


10. Beyond Reasonable Doubt


 

Jack White&Loretta Lynn

 10月4日、偉大なカントリーシンガー、ロレッタ・リンがこの世を去ったことはすでに当サイトで報じたとおりである。この訃報に、多くのミュージシャンが追悼コメントを寄せているが、アメリカのロック歌手、ジャック・ホワイトもまたその一人である。ジャック・ホワイトは、"母のような存在 "で "とても良い友人 "と呼ぶ、カントリーのアイコン、故ロレッタ・リンへの最大の賛辞をInstagramで公開している。ロレッタ・リンの2004年のアルバム『ヴァン・リア・ローズ』をプロデュースしたホワイトは、インスタグラムに動画を投稿し、こう述べている。


「今日はなんて悲しい日なんだろう。偉大な人物の一人、ロレッタ・リンを失いました。最初に彼女についてどう思うか聞かれたとき、そして、何年も前に、彼女は20世紀で最も偉大な女性シンガーソングライターだと思うと言ったんだ。私は今でもそう思っています。ロレッタは、この業界で成功するためには、偉大であるか、他と違うか、あるいは一番でなければならないとよく言っていました」


「彼女は、一緒に仕事をした人だけが知っているような、素晴らしい存在であり、素晴らしい才能の持ち主だったのです。フェミニズムや女性の権利のために、最も難しい音楽のジャンルで、彼女がやったことは、まさに傑出したことで、長い間、生き続けることでしょう。彼女は、後に続く人たちのために、多くの障壁を取り除きました」


「このアルバム『ヴァン・リア・ローズ』で一緒に仕事をしたとき、私は彼女から多くのことを学びました。彼女は、あまりにも素晴らしく、自分が目撃し、聞いたものが信じられないほどだったので、私はただ一旦立ち止まって外に出なければならないことがありました。彼女はそのことに気づいていないような気がしたんだ。でも、彼女は天才で、自分のやっていることにとても秀でていて、私たちは彼女を持ててラッキーでしたし、ボロ儲けの部分と美しい天性の声の部分を、人々は見習うことができます。彼女は私にとって母のような存在であり、また時にはとても良い友人でもありました。彼女は、私が誰にも言えないような素晴らしいことを教えてくれました。ロレッタさん、安らかにお眠りください。あなたに神の祝福がありますように」


ヴァン・リア・ローズはグラミー賞の最優秀カントリー・アルバム賞を受賞した。2015年、リンとホワイトは共にナッシュビルのミュージック・シティ・ウォーク・オブ・フェイムに殿堂入りした。


 

©︎Norman  Wong

カナダ/トロントのインディーロックバンド、Alvveys(アルヴェイズ)は、2017年の『Antisocialites』に続く待望の最新アルバム『Blue Rev』を今週金曜日(10月8日)にリリースする。

 

このアルバムの収録曲として、"Pharmacist", "Easy On Your Own?", "Belinda Says", "Very Online Guy" といった先行シングルがリリースされている、さらに、『Blue Rev』のリリース直前に、Alvvaysは最終プレビュー「After The Earthquake」を公開した。これは新作アルバムのオープニングトラックである。

 

Alvvaysのリード・シンガーのMolly Rankin(モリー・ランキン)が最近語っていたように、"After The Earthquake "は、村上春樹の『After The Quake』から主要なインスピレーションを受けたという。また、Alvvaysはこの曲について、"ドライブスルーの故障、テクトニックな別れ、昏睡状態のブレーキ故障の速射リサイタル "と呼ぶ、鮮やかな描写を込めている。

 

 

 


Alvvays 「Blue Rev」

 


 

Tracklist:


1. Pharmacist

2. Easy On Your Own?

3. After The Earthquake

4. Tom Verlaine

5. Pressed

6. Many Mirrors

7. Very Online Guy

8. Velveteen

9. Tile By Tile

10. Pomeranian Spinster

11. Belinda Says

12. Bored in Bristol

13. Lottery Noises

14. Fourth Figure


 

 


 スウェーデンのサイケ・ロックの大御所、Dungenが、ニューシングル「Höstens Färger」のPVを公開しました。 この曲は、今週金曜日(10/7)にMexican Summerからリリースされる新作アルバム『En Är För Mycket Och Tusen Aldrig Nog』の最後のプレビューとなります。

 

タイトルを英訳すると "One is Too Much and a Thousand is Never Enough "になる。また邦訳すると、”一人は多すぎるし、千人は決して十分ではない”という意味。DungenのメンバーのGustav Ejstes, Reine Fiske, Mattias Gustavsson, Johan Holmegaardは、2015年の『Allas Sak』を手掛けたプロデューサー、Mattias Glavåと共に2017年からこのレコードに取り組んで来た。 


「Mattias Glavåのスタジオには素晴らしい機材が揃っていて、彼は、どんな奇妙なアイデアでも、プレッシャーを感じないでガンガン行け、と励ましてくれるんだ」と、Ejstesは言う。「”試しに、このリズムボックスやサンプル、ループを使ってみよう! "と、彼は言うんだけど、"Dungenのレコードで、それを本当にやっていいんだろうか?"っていう感じだったんだよね」

 

 「Höstens Färger」

 


6月のアルバム発表時に、Dungenはシングル "Nattens Sista Strimma Ljus "を公開。その後、アルバム収録曲の "Om Det Finns Något Som Du Vill Fråga Mig" と "Skövde" も公開されています。

 

 

Dungen  『En Är För Mycket och Tusen Aldrig Nog』





Tracklist:

 


1. Skövde
2. Om Det Finns Något Som Du Vill Fråga Mig
3. Nattens Sista Strimma Ljus
4. Möbler
5. Höstens Färger
6. Var Har Du Varit?
7. Klockan Slår Den Är Mycket Nu
8. En Är För Mycket och Tusen Aldrig Nog
9. Om Natten

 

 


Suki Waterhouseは、Sub PopよりEP「Milk Teeth」を11月4日にリリースします。今回、9月に発表された先行シングル「Nostalgia」のミュージック・ビデオが公開されていますので、ぜひ、下記よりチェックしてみて下さい。絵画のように美しいこのショートフィルムは、花畑、険しい崖、広い海など、アイルランドで撮影され、主に、自然の美しさに焦点を当てたものです。


「エミリー・リシャール=フルーザンが監督した「Nostalgia」のビデオを共有できることをとても嬉しく思っています」とスキ・ウォーターハウスは語っています。

 

「このビデオは、私たちが一緒にコラボレーションした5作目のビデオです。私たちは、ノスタルジアとは、あなたが行く場所であり、目的地であるということをよく話しました。

 

ノスタルジアは、あなたが行く場所であり、目的地であり、そこで生きることは、人が堂々と行う選択です。ノスタルジアの中で生きることは、自分の墓穴を掘ることであり、私はまさにそうしてきたのです。でも、そこから抜け出せるのは自分だけなんです」


リチャード=フルーザン自身は、こう付け加える。「これは、ある女性が幼なじみの恋人に、結婚することを伝える手紙を書く話です。彼女は何年も彼から連絡を受けておらず、しばしば「どうなっていたのだろう??」と考える。私は、壮大で叙事詩的な、率直なものが欲しかったのです。


「Sukiが曲を送ってくれた時、私は、Doolough Valleyをドライブしていて、ここの風景が音楽の雰囲気にとてもよく合っていました」と彼女は続けます。

 

「ドゥーラウの湖は、私の心をオルフェウスとエウリディケの物語に引きつけ、三途の川を渡らせたんだ。

 

また、『ワザリング・ハイツ』やヒースクリフとキャシーの崖のシーンにも強い影響を受けました。全体的にかなりマジカルな体験で、旧友たちと過ごすサマーキャンプの最終週のようだった」

 




Suki Waterhouse  『Milk Teeth』 EP 
 
 

 

Tracklist:
 
 
1. Neon Signs
2. Valentine
3. Good Looking
4. Johanna
5. Coolest Place in the World
6. Brutally

 

©︎Michael Schmelling

 
 米国のシンガーソングライター、Sharon Van Etten(シャロン・ヴァン・エッテン)は、5月にJagjaguwarからニュー・アルバム『We've Been Going About This All Wrong』をリリースしました。


今回、シャロン・ヴァン・エッテンは、このアルバムのデラックス・エディションのリリースを発表した。そして、このデラックスバージョンの発売の告知に合わせて、この新作に収録されるニューシングル 「Never Gonna Change」が公開されている。
 
 
このデラックス・エディションには、その他にも未発表曲1曲 「When I Die 」と、最新アルバムには収録されなかった2曲の素晴らしい既発シングルが収録される。幻のシングル「Porta」と、彼女の盟友でもあるエンジェル・オルセンとの2021年のデュエット曲、「Like I Used To 」である。


『We've Been Going About This All Wrong (Deluxe Edition)』は、11月11日にJagjaguwarからリリースされる予定です。「Never Gonna Change」は下記からチェック出来る。


 シャロン・ヴァン・エッテンは、Daniel Knowlesと 「Never Gonna Change」を共同プロデュースを行っています。プレスリリースで彼女はこの曲について、「孤独の中で鬱や不安を管理することについて歌っています」と述べている。
 
「大人になってからも繰り返される恐怖に対処し、欠点や恐怖、引き金は克服できないこと、それらは平穏に過ごすために学ぶべき自分のアイデンティティの不変の部分であることを認めている」


シャロン・ヴァン・エッテンは、このアルバムから先行シングルをリリースせず、ファンが一気呵成に全編を聴くことを望んだ。ヴァン・エッテンは、以前のプレスリリースで、リスナーがアルバム全体を一度に聴くことを望むことについて、次のように語っている。

「徹頭徹尾、このアルバムは、私たちがそれぞれの方法で経験したこの2年間のジェットコースターを記録した感情の旅です。その旅に皆さんに一緒に参加していただければと思います。私の側にいてくれて本当にありがとう!!」


以前、ヴァン・エッテンはアルバムの予告編を公開している。このアルバムには彼女の2022年のシングル「Used to It」は収録されておらず、またデラックス・エディションにも収録されていない。
 

『We've Been Going About This All Wrong』は、Jagjaguwarから2019年にリリースされた『Remind Me Tomorrow』に続く作品である。


以前のプレス・リリースでは、ドラマチックなフレーズで新作の予告を打ち出していた。シャロン・ヴァン・エッテンは常に、人々が自分の周りの世界を理解するのを助けるようなアーティストであり、『We've Been Going About This All Wrong』は、世界が、少なくとも私たちの世界が終わるかもしれないと思うときに自分自身への切実な問いに関連している。それは以下のような考えに基いている。


私たちは、できる限り自分自身を愛しただろうか? 努力は十分だったか? そしてどうすれば、自分にとって最も大切なものを、自分ではコントロールできない破壊的な力から守ることができるのか? そして、すべてが失われたように見えるとき、どのようにして価値あるものを救い出すのだろうか?

 


これらの問いと、それに直面した彼女自身の弱さを考察することで、ヴァン・エッテンは、人生の変化がいかに恐ろしいものであり、また、変化をもたらすものであるかを見事に表現しているのです。つまり、『We've Been Going About This All Wrong』は、私たちの惨状から救い出すことのできる美と力を明確に表現しているのである。


ヴァン・エッテンがダニエル・ノウルズと共同でプロデュースしたこのアルバムは、ロサンゼルスの実家に新たに建設した特注スタジオで、ほとんどのレコーディングとエンジニアリングを自身で行っている。シャロン・ヴァン・エッテンは、ギター、シンセサイザー、ピアノ、ドラムマシン、ウーリッツァー(エレクトリック・ピアノ)などを演奏していますが、ドラムにJorge Balbi、ベースにDevon Hoff、シンセサイザーとギターにライブ音楽監督のCharley Damskiというレギュラーツアー・バンドが参加しており、まさに関係するミュージシャンや製作者が勢揃いした作品となっている。


さらに、シャロン・ヴァン・エッテンは、前回のプレスリリースで、「今回のリリースでは、アルバム全体をひとつの作品として提示するために、これまでとは異なるアプローチで、意図的にファンを巻き込みたいと思ったんだ」とも述べている。「この10曲は、希望、喪失、憧れ、回復力といったより大きな物語が語られるように、順番に、一度に聴くことができるように設計されている」


アルバムのジャケットについて、ヴァン・エッテンは、「必ずしも勇敢ではなく、必ずしも悲しくもなく、必ずしも幸せでもない、私が全てから立ち去ろうとするイメージを通じて、ニュアンスを伝えたかった」と語っている。

 
2021年4月、ヴァン・エッテンは2010年のアルバム『エピック』の記念すべきリイシュー『エピック・テン』をバ・ダ・ビングからリリースした。フィオナ・アップル、コートニー・バーネットとヴァガボン、IDLESなど、著名なアーティストによるアルバム収録曲の一部のカヴァーが収録されている。