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©︎Jordan Hemingway

 

Yves Tumor(イヴ・トゥモール)が次作アルバムを発表した。『Praise a Lord Who Chews But Which Does Not Consume; (Or Simply, Hot Between Worlds)』は、Warp Recordsから3月17日にリリースされる予定です。

 

Yves Tumorは、ヒップホップのブレイクビーツの要素やダンサンブルなR&Bのビートを交え、誰も予期出来ない独創的なエクスペリメンタル・ポップを展開する。しかし、これらの前衛的なダンス・ミュージックを下支えするのはシンプルなエイトビートのリズム。2020年のアルバム『Heaven To Tortured Mind』はPitchforkも高い評価を与えている。彼はまた、spotifyでフィーチャーされるようになった新時代のジャンル”Hyper Pop”のシーンの担い手でもある。

 

最初の発表では、ニューシングル「Echolalia」がJordan Hemingwayが監督したMVと同時にリリースされた。アルバム・アートワーク、トラックリスト、Yves Tumorの今後のツアー日程については、下記をご参照下さい。


11月にリリースされた単発シングル「God Is a Circle」に続いて発表された次作アルバムは、Noah Goldsteinがプロデュースし、Alan Moulderがミキシングを担当した。他にも、Chris Greatti、Yves Rothman、Rhys Hastingsがゲスト参加しています。最新のフルレングスは、2020年の『Heaven to a Tortured Mind』。2021年には『The Asymptotical World EP』をリリースしている。

 

Yves Tumorは、以前、Hyper Popの特集で紹介しています。こちらの記事も合わせてお読み下さい。




Yves Tumor 『Praise a Lord Who Chews But Which Does Not Consume; (Or Simply, Hot Between Worlds)』

 

 

Label: Warp Records

Release Date: 2023/3/17

 

Tracklist:

 

1. God Is a Circle

2. Lovely Sewer

3. Meteora Blues

4. Interlude

5. Parody

6. Heaven Surrounds Us Like a Hood

7. Operator

8. In Spite of War

9. Echolalia

10. Fear Evil Like Fire

11. Purified By the Fire

12. Ebony Eye



Yves Tumour 2023 Tour Dates:


14 Apr–16 Apr – Coachella Music & Arts Festival – Indio CA

21 Apr–23 Apr – Coachella Music & Arts Festival – Indio CA

Tue 25 Apr – The Marquee – Tempe AZ ^&

Thu 27 Apr – Warehouse Live – Houston TX ^&

Fri 28 Apr – Austin Psych Fest – Austin TX

Sat 29 Apr – The Factory – Dallas TX ^&

Mon 1 May – The Joy Theater – New Orleans LA ^&

Tue 2 May – The Eastern – Atlanta GA ^&

Thu 4 May – Echostage – Washington DC *&

Fri 5 May – Franklin Music Hall – Philadelphia PA *&

Sat 6 May – Higher Ground Ballroom –– Burlington VT *&

Sun 7 May – MTelus – Montreal QC *&

Tue 9 May – History – Toronto ON !&

Wed 10 May – Majestic – Detroit MI !&

Fri 12 May – The Riviera – Chicago IL !&

Sat 13 May – First Ave – Minneapolis MN !&

Mon 15 May – Ogden Theatre – Denver CO !&

Wed 17 May – Knitting Factory Concert House – Boise ID &

Thu 18 May – The Vogue Theatre – Vancouver BC %&

Sat 20 May – Showbox SoDo – Seattle WA %&

Sun 21 May – Roseland Theater – Portland OR %&

Tue 23 May – The Warfield – San Francisco CA %&

Fri 2 Jun – Primavera Sound – Barcelona ES

Sun 4 Jun – Razzmatazz – Barcelona ES

Wed 7 Jun – Shoko – Madrid ES

Fri 9 Jun – Primavera Sound Madrid – Madrid ES

Sat 10 Jun – NOS Primavera Sound – Porto PT

Tue 7 Nov – Roxy – Prague CZ !

Thu 9 Nov – Progresja – Warsaw PL !

Sat 11 Nov – Slaktkyrkan – Stockholm SE !

Sun 12 Nov – Vega – Copenhagen DK !

Tue 14 Nov – Paradiso – Amsterdam NL !

Fri 17 Nov – Huxleys – Berlin DE !

Tue 21 Nov – Elysee Montmartre – Paris FR !

Fri 24 Nov – New Century Hall – Manchester UK !

Sun 26 Nov – O2 Academy Glasgow – Glasgow UK !

Mon 27 Nov – 3Olympia – Dublin IE !


& Pretty Sick

^ Izzy Spears

* Frost Children

! Nation

% Evanora Unlimited

 Sara Noelle 『Do I Have To Feel Everything』



 

 Label: Sara Noelle 

 Release: 2023年1月27日



Featured Review


シンガーソングライター、Sarah Noelle(サラ・ノエル)は、パシフィック・ノースウエスト出身、カナダのトロントを拠点に活動するマルチ・インストゥルメンタリスト、学際的アーティスト。現在、サラ・ノエルは、音楽家として活動する傍ら、文芸誌の編集にも携わり、「Lyrics as Poetry」という名の雑誌を発行しています。昨年11月には、28人のアーティストと20人のライター/ジャーナリストによる第4刷が発行されました。

 

Sara Noelleの名を冠したポストロック/ドローン・フォークのソロ・プロジェクトを通じ、彼女は、シングル「Bridges」と「Shelf」、デビューEP「Spirit Photographs」をリリースしています。さらに、バンクーバー・アイランド大学でジャズ研究のBFAを、トロント大学で民族音楽学の修士号を取得している。このプロフィールに関しては、実際の音楽性、特に民族音楽の側面に強く反映されています。その多彩な趣味から、これまで、Michael Peter Olsen (Zoon, The Hidden Cameras), Timothy Condon and Brad Davis (Fresh Snow, Picastro), The Fern Tips (Beams) Völur (Blood Ceremony), NEXUS (Steve Reich), ビジュアル・アーティストのAlthea Thaubergerと仕事をしてきました。


既発の2つのアルバムにおいて、サラ・ノエルは、フォーク・カントリーとエレクトロニカ、そしてそれらをニューエイジやアンビエントの影響を交えたポピュラー・ソングを中心に書き上げてきました。しかし、全二作は、正直なところ、アーティストの志向する音楽性が作品としていまひとつ洗練されていない印象がありました。しかし、今回、自主レーベルから発売された3rdアルバム『Do I Have To Feel Everything』においてサラ・ノエルは大きな飛翔をみせています。それは、大きな路線変更を図ったというより、自然な形のステップ・アップでもあるのです。

 

新作アルバムに収録された全11曲は、以前からの音楽性を引き継ぐような形で、フォーク/カントリーとアンビエントを織り交ぜた清涼感溢れる楽曲が中心となっています。その中には、冬のニューメキシコの砂漠で書かれた曲もあり、アーティストの洗練されたトラック・メイク、伸びやかなビブラートを誇る歌唱力、ニューエイジ系の清涼感のある雰囲気と合わさり、伸び伸びとした開放感のある楽曲が目白押しとなっています。

 

サラ・ノエルの音楽性は、古い形式のフォーク/カントリーを捉えており、時にはアメリカン・フォークの源流に当たる古い時代のアパラチア・フォークに近づく場合もある。アパラチア地方は、昔からヨーロッパからの移民が多く、米国の国土の中にあって特異な文化性を擁する地方で、ブルースやフォーク/カントリーの音楽が盛んでした。本作では、このセルティック・フォークとは異なるアメリカ独自のフォーク・ミュージックが潤いあるポップソングとエレクトロニック、さらにニューエイジ・ミュージックと劇的な融合を果たしているのです。

 

前の二作のアルバムと比べると、サラ・ノエルの音楽的なアプローチは格段に広がりを増しており、時に楽曲そのものから醸し出される霊的な神秘性については、かなり顕著な形で見えるようになっています。例えば、先行シングルとして公開された「Color of Light on The Water」を始めとする代表的な楽曲の中にかなり色濃く反映されています。


米国の壮大な風景をしとやかに歌いこむ詩情性、なおかつ、その詩を歌という形で再現させる伸びやかで包み込むような歌声は、広大な自然を彷彿とさせますし、また、美麗な歌声によって導き出される連続したフレーズは、神秘的な効果を与えるリバーブを交えたパーカッションにより、地上を離れ、神々しい領域へと導かれる。メロディー自体は、素朴であるにもかかわらず、この曲はフィクションとして不可欠の要素である聞き手を別次元へと誘っていく力を持ち合わせているのです。

 


 

他にも、同じく、先行シングルとしてリリースされた「Slip Away」は、エレクトロニカとニューエイジ・ミュージックを下地に独特な神秘性、米国の民族音楽の音響性を持ち合わせた雰囲気たっぷりの楽曲となってます。そして、サラ・ノエルの潤いあるボーカルに合わせてクラフト・ワークのようなレトロなシンセサイザーが楽曲の持つナラティヴな感覚を引き上げていき、聞き手を静かで瞑想的な感覚へと誘う。前曲と同様、シンプルなビートと抽象的なシンセサイザーのフレーズが連動しながら、歌手の歌声をバックビートという形で強固に支えています。そして、なお素晴らしいことに、この曲は、自然な雰囲気を持ち合わせているだけでなくマクロコスモスの壮大さすら内包しているのです。

 

さらに続く、タイトル曲「Do I Have To Feel Everything」ではエンヤを彷彿とさせる開放感のある楽曲を提示しています。しかし、この曲は必ずしも、前時代のポピュラー音楽のノスタルジアを全面に押し出した曲というわけではなく、モダンなエレクトロとポップスをはじめとする最近の主流の音楽をセンスよく反映させ、ポップ・バンガーのような力強さも兼ね備えています。イントロは落ち着いたバラードソングのようにも聴こえますが、途中からバックビートを交えながらパンチ力のあるポップ・バンガーへと導かれる瞬間は圧巻です。時折、シンセサイザーのループ効果を交えながら、曲は渦のように盛り上がり、まったく品性を損なわずに曲のエネルギーを増幅させていく。それはクライマックスで、ある種の神々しさへと変化していく。

 

他にも、ニューエイジ/アンビエント調のインスト曲「Dust Clouds」を交え、壮大な自然の風景から連想されるワイルドさと美しさを持ちあせた音楽の物語は殆ど緊張感を緩めることなく終盤まで引き継がれていく。


 特に、アルバムの中で最もミステリアスな雰囲気を擁しているのが、7曲目の「Hum」で、その楽曲はプリズムのごとく清澄な輝きを放つとともに、聴き手を翻弄するような艶やかな雰囲気すら持ち合わせています。サラ・ノエルは最近のポピュラー・ミュージックのトレンドであるボーカル・ループを巧緻に取り入れながら、前2曲のポピュラー・ミュージックと同じく、開放感と清涼感を兼ね備えた聞き応えたっぷりのアンビエント・ポップへと昇華している。この曲では、ピアノとレトロなシンセサイザーやディスコ風のビートを劇的に融合させ、トーン自体に微細な揺さぶりを掛けつつ、メジャー/マイナーの微妙なスケールの間を揺れ動かせている。これらはきっと、明るいとも暗いともつかない、面白みのある印象を聞き手に与えることでしょう。

 

その後の四曲については、これらの音楽と散文詩を通じて紡がれる抒情的な物語の中で作者が言い残したことを伝える「coda」のような役割を果たしていますが、アルバムの中盤部の迫力のある展開の後に訪れる落ち着いた雰囲気の楽曲は、このレコード自体のメッセージを、はっきりとした形で定義づけないための、このアーティストらしい試み/企みのように感じられます。ある意味で、サラ・ノエルは自身のこれまでの見識を交えて、フォーク、アンビエント、ポップ、ジャズ、ニューエイジ、テクノ、これら多彩な音楽をアブストラクト・ミュージックという形で提示した上で、その歌詞や音楽を通じて核心をあえて語らないでおき、”事の本質を曖昧にしておく”という手法を示してみせています。

 

先行シングルの発売時、アーティスト本人は、「ラブ・ソングに聴こえるかもしれないし、そうではないかもしれない、聞き方次第ね・・・」と、クールなコメントを残していますが、最新作『Do I Have To Feel Everything』はその言葉通り、聞き手の感性によって捉え方が異なるような個性的な作品となるかもしれませんね。

 

 

90/100

 

 

Weekend Feature Track  #4『Do I Have To Feel Everything』

 

 

©︎Nina Andersson

フィーバー・レイは、近日発売予定のアルバム『Radical Romantics』からの最新シングル「Kandy」を公開した。Karin Dreijerは、弟でKnifeのバンドメンバーでもあるOlof Dreijerと共にこの曲を作曲・プロデュースし、Martin Falck監督によるビデオでも兄弟が共演している。ザ・ナイフの「Pass This On」のビジュアルにオマージュを捧げたこの映像は、下記よりご覧ください。


Olof Dreijerはプレスリリースで「Kandy」について、「Fever Rayのヴァイブスをできるだけ取り入れようと思って、いろいろなスタイル、つまり私がいつも音楽制作の提案について話すときの服を試してみたんだ」と語っている。"しかし、最終的にはThe Knifeのトラック「The Captain」に使われたのと同じシンセサイザー、SH101を取り出したら、うまくいったんだ!"


Radical Romantics』は3月10日に発売される。既発曲の「What They Call Us」と「Carbon Dioxide」が収録されています。

 


グラスゴーを拠点に活動するRachaelとPaul Swintonの双子の兄妹デュオ、Clothがニューアルバム『Secret Measure』を発表しました。

 

Clothは、前作のセルフタイトルアルバムでも個性的なエクスペリメンタル・ポップ/ノイズ・ポップを奏でており、ロンドンのデュオ、Jockstrapが好きな方にもオススメしておきたいです。Rock Action Recordsと契約を結んで初の作品となる『Secret Measure』は5月5日に発売されます。

 

本作『Secret Measure』は、Ali Chantがプロデュースを手掛けている。Clothは、ブリストルのClump Collectiveが監督を務めたリード・シングル「Pigeon」のPVを公開しました。


「”Pigeon"は、僕らの作品の特徴でもある、ちょっと耳障りで不協和音の要素を残しつつ、大胆で感染力のあるバップを書くというチャレンジを自分たちに課している」と二人は説明している。

 

「この曲は、Rachaelが書いたリフから生まれた。私たち2人が恋に落ち、その発展を通し、最終的にこのアルバムを特徴づける曲の1つになった。このアルバムで初めて全面的に採用したアナログ・シンセの大きなひらめきが、ドライブ感のあるポップ・ソングを支えている。たとえ現在の状況が不確かで圧倒的に見えるとしても、未来の未知のものに対して大丈夫ということを自分に示唆することの重要性をリリックで表現しているんだ。」


 



Cloth 『Secret Measure』 

 

 
Label: Rock Action Records

Release Date : 2023年5月5日


Tracklist:


1. Secret Measure

2. Pigeon

3. Never Know

4. Lido

5. Ladder

6. Ambulance

7. Another

8. Drips

9. Money Plant

10. Blue Space

 

©︎Cody Cloud


Xiu Xiu(シュ・シュ)が新作アルバムのリリースを発表しました。『Ignore Grief』は3月3日にPolyvinylからリリースされます。

 

このアルバムでは、Jamie StewartとAngela Seoに、旧友で新メンバーのDavid Kendrick (デイヴィッド・ケンドリック: Sparks, Devo, Gleaming Spires) が加わり、バンドは、再びトリオとして活動することになります。本日の発表では、ファースト・シングル「Maybae Baeby」がリリースされ、アルバムアート、トラックリストと共に、以下で確認することができます。


"「Maybae Baeby」において、シンガーの視点は、肉体的に虐待する親から逃れるため、タランチュラと幻想的な会話の中に隠れている若者に注がれている "と、ジェイミー・スチュワートは声明で説明している。

 

"私達は、1950年代後半のサブ・ジャンル「ティーン・トラジェディー・ソング」のロール・モデルに従い、この2年間、バンドに近い人たちに起こった数々の呆れるほど恐ろしい出来事と折り合いをつける方法を探すべく、このファンタジーの中に潜り込んだ"。


この曲に付随するビジュアルは、アンジェラ・ソが監督したもので、彼女はこう語っている。"このビデオは、良くも悪くも、文字通りの孤独について、私たちが自分自身に言い聞かせる、すべきこと、してはいけないこと、小さな隙間を無理やり開けてその奥に這うこと、たとえそれが悪いことであっても、どこか別の場所に逃げ込むためだけに、私たちが知っているすべてのこと"


プレス資料によると、Ignore Griefは "半分ずつのレコード"である。レコードの半分で、アンジェラ・ソが歌い、もう半分でジェイミー・スチュワートが歌っている。「半分の曲は実験的なインダストリアル。もう半分は実験的なモダン・クラシックの曲。半分は現実で、半分は想像です。" プレスリリースでは、さらに詳しく説明されている。


現実の曲は、バンドが関わる5人の人々に提供された最悪の人生を、何か、何か、これらの驚くほど恐ろしい経験の中で彼らの心と記憶をすり減らし、残酷にする以外の絶望的な形に変えようとするものである。この想像上の曲は、初期のロックンロール「ティーン・トレイジィ」というジャンルの拡張と抽象的な探求であり、この5人に起こったことを知り、共に生きる中でバンド自身の圧倒的な感情を除外するための跳躍点でもあるのです。


バンドにとって13枚目のスタジオ・アルバムとなる『Ignore Grief』は、2021年のデュエット・アルバム『OH NO』に続く作品となる予定。注目作です。

 

「Maybae Baeby」




Xiu Xiu 『Ignore Grief』

 

 

Label: Poluvinyl

Release: 2023年3月3日


Tracklist:


1. The Real Chaos Cha Cha Cha

2. 666 Photos of Nothing

3. Esquerita, Little Richard

4. Maybae Baeby

5. Tarsier, Tarsier, Tarsier, Tarsier

6. Pahrump

7. Border Factory

8. Dracula Parrot, Moon Moth

9. Brothel Creeper

10. For M


 

 Perfume Geniusが、Spotifyの”Live at Electric Lady”シリーズとして、新作EPを11月10日にリリースしました。この作品はストリーミングで昨日から公開されており、spotifyのみで視聴可能です。

 

エレクトリック・レディ・スタジオは、ニューヨークのグリニッジ・ヴィレッジにある伝説的なスタジオで、ジミ・ヘンドリックスと彼のマネージャであるマイケル・ジェフリーがこの建物の所有権を買取った後、1970年にナイトクラブからリハーサル・スタジオに建て替えている。近年では、有望なミュージシャンやバンドの多くが、spotifyが主催する企画の一貫として、このエレクトリック・レディ・スタジオでライブ録音を行い、ミニアルバムとして作品化している。

 

『Perfume Genius Live at Electric Lady』には、Radioheadの『In Rainbows Disk 2』の楽曲「4 Minute Warning」のカバーを始め、Mike Hadreas(マイク・ハドレアス)自身の楽曲「Whole Life」、「Photograph」、「On the Floor」の新バージョンが収録されています。


「昨年来のツアーは、長い間離れていたため、本当に刺激的だった」とMike Hadreasは声明で述べている。

 

「私のバンドが最近のアルバムのライブバージョンにもたらした新たな活気と盛り上がりの精神を記録することができ、嬉しく思っています。「4 Minute Warning」は、ロックダウン中に制作された曲で、私のお気に入りであり、自分の部屋のピアノに座って何度も何度も歌った。今はその部屋から出て、また皆さんとライブレコーディングとして共有できるのがとても嬉しい」

 

 

『Live at Electric Lady』

 


 



 米国出身で、現在はイタリア/トリノを拠点に活動する実験音楽家、ダークポップ/ハイパーポップの新星、Yves Tumor(イヴ・トゥモア)が、ニュー・シングル「God is a Circle」を発表しました。

 

この曲は、Noah Goldsteinがプロデュースし、Ecco2KとThoomがバッキング・ヴォーカルを務めています。Jordan Hemingwayが監督したミュージックビデオが公開されています。下記よりご覧ください。

 

Ives Tumorは2021年にEP『The Asymptotical World』をWarpからリリースしている。

 

 

 Credit: Karolina Pajak, FSF



2018年のセカンドアルバム「Plunge」のリリースから約4年、Karin DreijerことFever Rayが先週、10月5日にPiasから発表された新曲「What They Call Us」で長い沈黙を破っている。

 

スウェーデンの先鋭的なエレクトロニック・デュオ、ザ・ナイフの一人でもあるカリン・ドレイヤーは、「Plunge」でエレクトロ・ポップの未来を切り開いてみせた先鋭的なアーティストである。


元The KnifeのOlof Dreijerと共同プロデュースしたこのニューシングル「What They Call Us」のミュージックビデオは、長年のコラボレーターであるMartin Falckが脚本と監督を担当している。