Tigers Jawは、昨年のフルアルバム『I Won't Care How You Remember Me』に続く、全4曲収録のEP『Old Clothes』を10月28日にHopeless Recordsからリリースする。この新作は『I Won't Care How You Remember Me』と同じく、Will Yipプロデュースによるセッションが録音された。

 

先週末、公開されたタイトルトラック「Old Clothes」は、前作アルバムと同様、パワーポップの系統にあるもので、素晴らしい内容なので、下記からチェックしてみてください。


ベン・ウォルシュは、「ついにこの曲を共有し、EPを発表することができて、とても興奮しています。これらの曲は『I Won't Care How You Remember Me』の曲と同じセッションで録音したんだけど、レコードに収録する曲を決める時、この4曲はEPとして単独で特別なものになるだろうと感じた。”Old Clothes”は、長い間、その瞬間に存在したいと思う歌なんだ」と説明する。


  

 

 

 Tigers Jaw 『Old Clothes』

 

 

 

 Tracklist:

 

1.Old Clothes

2.Swear

3.Reckless

4. Waltz

 


DJ文化のパイオニアとして知られるにとどまらず、BBC Radioの音楽番組「Peel Session」の生みの親であるJohn Peelのお気に入りのレコードを集めたプレイリストがネット上に初めて公開された。

 

John Peel(ジョン・ピール)は、リバプール出身の人物として、米国のラジオ局で最初にザ・ビートルズを紹介し、その後、BBC Radioでラジオパーソナリティを務め、国内で最も人気のあるDJとしての地位を確立した。名物番組「Peel Session」では若手の有望なバンドの育成にも貢献を果たしてきた。

 

今回初公開された刺激的なプレイリストは、1979年8月にRadio 1で放送されたJohn Peelの40歳の誕生日のための特別番組が元になっている。彼の選りすぐりのレコード40枚がリストアップされており、多彩な司会者の好みのスナップショットとなるにとどまらず、John Peelの記念碑的作品でもある。


このプレイリストはTwitterユーザーの@Birmingham81が発見した。彼は興味深いものをたくさん投稿しており、このリストは魅力的なものであることがわかる。セックス・ピストルズやスティッフ・リトル・フィンガーズ、ダブ・レゲエ、シカゴ・ブルースなど、驚異に満ちた内容だ。 

 


ジョン・ピールがテレビ番組『Top of The Pops』でバンドと一緒にパントマイムをしたことで知られるThe Faces、ピールの永遠のテーマであるCaptain Beafheartのトラックにもご注目ください。

 

当然のことながら、このプレイリストには、ジョン・ピールが生前愛してやまなかったアイルランドの線説的なパンクロックバンド、The Undertonesの「Teenage Kicks」も含まれている。





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JOHN PEEL(ジョン・ピール) イギリスBBCのラジオDJのパイオニア


 

©︎Ashley Rommelrath

4ADに所属するシューゲイザー/ノイズポップバンド、ザ・ビッグ・ピンクが「Safe and Sound」と題したニュー・シングルを公開した。


ロビー・ファーズ率いるザ・ビック・ピンクは、今月末(9月30日)に2012年の『Future This』以来となるニューアルバム『The Love That's Ours』をリリースする予定となっている。


先月、ファースト・シングル「Rage」を発表したバンドは、今回、2枚目のティーザーを公開した。このシングルについて、ロビー・ファーズは次のように語っている。


「私の逃亡アパートでこのハゲタカたちと踊っている。翼を切り取られた天使たちが、私たちの愛に銃を突きつけている」


「これらの曲に登場する歌詞は、このレコードを完璧に要約している。私は自分のレコードを見つけるためにL.A.に移動し、私はそれを見つけたが、そのための代償を払った。私は人類が知る限りのあらゆる誘惑に追いかけられた。愛を約束された。富を約束された。世界を約束された 麻薬、女、スターダム......。あらゆるものが私を追いかけたが、踵を返した。私はそれに巻き込まれた。そして、迷子になった。でも、今なら両手を上げてそのことを認めることができる」


「しばらく、私は妻を失いました。家族も友人も失ったが、ほとんどは自分の心を失っていたんだ」

 Sarah Davachi 『Two Sisters』

 


 

Label: Late Music 


Release: 2022年9月9日


 

 

Review


 カナダ出身の作曲家、オルガン演奏家のサラ・ダヴァチーは、現在、ロサンゼルスを拠点に活動している。2021年からUCLAでポピュラー音楽、現代音楽、古楽等を中心に学んでいるアーティストです。ドローンアンビエントのシーンで存在感を持つ作曲家で、パイプオルガン/リードオルガンの持続音を生かした作風という点では、スウェーデン・ストックホルムを拠点に活動するポスト・ミニマルのシーンに属する作曲家Kali Maloneが引き合いに出される場合もある。

 

 最新作『Two Sisters』はLP盤として二枚組の作品となり、サラ・ダヴァチー自身の主宰するレーベル”Late Music"からリリースされている。

 

本作には、室内アンサンブルとパイプオルガンが収録されている。他にもカリヨン(鋳鉄製のベルで構成された鍵盤楽器)、合唱、弦楽四重奏、低音の木管楽器、トロンボーンの四重奏、その他にもサイントーンや電子ドローンを中心とする様々な楽器が楽曲の中で使用される。中でも、サラ・ダヴァチーが演奏に使用するパイプ・オルガンは、1742年製のイタリア製トラッカーオルガンで、現在、このオルガンはアメリカの南西部の砂漠地帯に設置されているという。

 

 一曲目の「Hall Of Mirrors」は、アルバムの前奏曲とも呼ぶべきで、上記のカリヨンが導入されています。既存の作品において、アンビエントだけではなく、古楽/バロック的なアプローチを図ってきたサラ・ダヴァチーらしい前奏曲で、このアルバム全編に充溢する荘厳な雰囲気をカリヨンの鐘の音で予告する。さらに、二曲目「Alas,Departing」は、ポストモダン的な雰囲気を持つ声楽の澄明さを生かした楽曲で、活動中期のメレディス・モンクのような前衛的な声楽のアプローチに取り組んでいる。静謐で瞑想的ではありながら、人間の声の音響そのものの美しさを体感出来ますが、ここにはやはり古楽的な旋律と和声法が組み込まれていることに注目です。


 以上の二曲から一転して、三曲目の「Vanity Of Ages」以降は、サラ・ダヴァチーのパイプオルガン(トラッカーオルガン)の演奏を中心に木管楽器や弦楽器の重奏といった楽曲で構成される。

 

例えば、ストックホルムのKali Maloneがオルガンの通奏低音を最初の持続音を徹底して引き伸ばす作曲技法を好むのに対して、サラ・ダヴァチーはそれらのオルガンの器楽的な特性を活かしつつ、音響的実験に取り組み、音を重ねながら、特異な和音を組み上げていくのがひとつの特徴です。それは、時に、調性のある和音/前衛的な不協和音/と、様々な形質をとり、縦向きの音階の連なりが次々現れ出てきますが、長く持続される通奏低音の上に、次にどのような音階が重ねられるのかを予測して楽しむというような聴き方も出来ます。しかし、それは時にこの作曲家の鋭い才覚により、予期される出現する音が高い確率で裏切られることにもなるのが惹かれる点でもある。

 

その他にも、二枚組のアルバムには、連曲形式の楽曲が収録されています。「Icon StudiesⅠ、Ⅱ」では、オルガンと木管楽器の音の連なりを対比的に表現した曲であると思われます。オルガンの低音が生み出す雰囲気と、バスフルート等を中心とした低音の木管楽器の重奏のコントラストを楽しむことが出来るはずです。しかし、これらの低音を生かした慎重なハーモニーは常に何らかのセレモニーのような厳粛性が尊重され、木管楽器の重奏については、アラビア風の旋法が現れることもあるため、かなりエキゾチックな雰囲気を醸し出していることも確かなのです。

 

 アルバムの中で最も美しい調性が保たれているのが「Harmonies in Green」となるでしょう。ここで、サラ・ダヴァチーは古楽時代のパイプオルガンの領域に踏み入れ、それを厳粛な形で表現しています。もちろん、そういった中世の西洋音楽への興味にとどまらず、アンビエント・ドローンのアーティストとしての1つの音響学的な研究の大きな成果が近年の作品以上に表れ出た楽曲といえるかも知れません。曲の序盤は、このアルバム全体の作風と同じく、厳かで重々しさがありますが、最終盤に差し掛かるにつれて、曲の雰囲気がガラリと一変し、美麗なハーモニーが現れ、荘厳で、神々しい、息を飲むような瞬間がクライマックスに立ち現れるのです。

 

その他にも、アルバムのクライマックスを飾る「O World And The Clear Song」において、音響学の観点から未曾有の領域に踏み入れていきます。サラ・ダヴァチーは、18世紀のイタリア製のオルガンを駆使し、バッハの宗教音楽、それ以前のイタリアのバロック音楽にも比する、重々しく厳格な現代音楽を、構造的解釈を交えながら、魅惑的なエンディング曲として組み上げています。

 

 

92/100 



Weekend Featured Track  「O World And The Clear Song」(#9)

 

 

 

また、こちらのCD/レコードの輸入盤は上記のbandcamp、タワーレコードBEATINKでお買い求めになることが出来ます。

 

 


LAを拠点に活動するエレクトロ・プロデューサー、Jason W. ChungことNosaj Thing(ノサッジ・シング)が5作目のアルバム「Continua」を、LuckyMeから10月27日にリリースすると発表しました。


ノサッジ・シングは、ケンドリック・ラマー、チャンス・ザ・ラッパーのプロデューサーとしても知られており、日本でも真鍋大度とのコラボレーションで人気を集めているアーティスト。


ニューアルバム『Continua』のリリース発表に合わせて、ノサッジ・シングは韓国の人気バンド・ヒョゴをフューチャーした新曲「We Are」を公開している。系統としてはUKのダブステップに近いトラックです。


 

『Continua』は、家族の健康不安、不法侵入など、 Jason W. Chungの私生活における「地殻変動」を題材にしているという。今作には、Toro y Moi、ブロンド・レッドヘッドの Kazu Makino, serpentwithfeet, Sam Gendel, Coby Sey, Julianna Barwick, Pink Siifuなど、多くの豪華コラボレーション・アーティストがゲスト参加しており、2017年の前作アルバム『Parallels』に続く作品となる。

 

国内盤は12月9日にリリースされる。次いで、輸入盤のLPが2023年1月27日に発売される。

 


Nosaj Thing 『Continua』

 



Tracklist:
1. Continua ft Duval Timothy
2. My Soul or Something ft Kazu Makino
3. Process
4. Woodland ft serpentwithfeet
5. Blue Hour ft Julianna Barwick
6. Grasp ft Coby Sey, Slauson Malone & Sam Gendel
7. We Are (우리는) ft HYUKOH
8. Condition ft Toro y Moi
9. Look Both Ways ft Pink Siifu
10. All Over ft Panda Bear
11. Skyline
12. Different Life ft Eyedress


 


 
アフガン・ウィグスが、バンドにとって5年ぶりとなるニュー・アルバム『How Do You Burn?』を9月9日にリリースしました。本作はグランジ・ロックの雰囲気を擁する面白いアルバムです。


グレッグ・デュリらが初めて『How Do You Burn?』の制作に取り掛かったのは、2020年9月のこと。
 
 
何年も離れていたにもかかわらず、フロントマンのグレッグ・デュリ、共同プロデューサーのクリストファー・ソーン、ドラマーのパトリック・キーラーがカリフォルニアで一緒に、ベースのジョン・カーリーがシンシナティ、ギターのジョン・スキビックがニュージャージー、ストリングスのリック・ネルソンがニューオーリンズで、リモートでアルバムを組み立てることができたそうです。
 
 
「一旦システムが出来上がった途端、僕らは上手く飛び上がり始めたんだ」とデュリはプレスリリースで語っている。
 
 

アフガン・ウィッグスの2022年ヘッドラインツアーは、9月9日にミネアポリスで幕を開け、その後、ブルックリン、ワシントンDC、ダラス、シアトルなどの都市を回り、10月12日にロサンゼルスでアメリカ公演を終了する。その後、バンドはヨーロッパに移動し、マドリード、ローマ、グラスゴーなどで公演を行い、11月にロンドンのKOKOで壮大なクロージング公演を行う予定になっています。チケットはTicketmasterで購入可能です。ツアーの詳細はこちらからご確認下さい。
 

2020年、グレッグ・デュリは初のソロ・アルバム『Random Desire』を発表した。アフガン・ウィッグスの前作は2017年の『イン・スペイズ』となる。

 


USインディーロックの象徴的なバンド、Built to Spillがニューアルバム『When the Wind Forgets Your Name』をSub Popより9月9日にリリースしました。


『When the Wind Forgets Your Name』は7年ぶりのフルアルバムで、Sub Popと契約して初の作品となります。

 

「とても興奮している。10代の頃からSub Popに入りたかった」とDoug Martsch(ダグ・マーシュ)はプレスリリースで語っています。「そして、サブ・ポップと初めて契約した50歳は僕達だろうと思うんだ」


ダグ・マーシュは、数年前にOruãのメンバーであるLe AlmeidaとJoão Casaesに会った後、このアルバムの制作を開始した。ブラジルでの公演で彼のバックバンドを務めた後、彼らはアメリカとヨーロッパでのツアーに参加し、マーシュが書いた新曲を演奏した。ツアー終了後、彼らはボイシにある彼のリハーサルスペースで、ベースとドラムのトラックをレコーディングを開始している。


3人は、2020年にブラジルかアメリカのいずれかでアルバムをミックスする予定だったが、もちろん、パンデミックにより別の計画を立てねばならなくなった。トラックのレコーディングを何度もリモートでやり取りした後、彼らは遠く離れた場所を通じてミキシング作業を共同で行うことができた。AlmeidaとCasaesはその後Oruãの仕事に戻ったが、MartschはドラムにPrism BitchのTeresa Esguerra、ベースにBlood LemonのMelanie Radfordと演奏を開始した。



Photo Credit: Michael Bailey Gates

 

Hayden Dunham(ヘイデン・ダナム)のソロプロジェクトであるHydが、デビュー・アルバムのリリースを発表しました。

 

タイトルは『Clearing』で、PC Musicから11月11日にリリースされる。このリリース告知に合わせて、Hydは、故SOPHIEとEASYFUNとの共作となるニューシングル「So Clear」を公開しました。アルバムのカバーアートとトラックリストと共に、ぜひ以下でチェックしてみてください。

 

「拒絶されたという感覚は、地球を選ぶこと、ここで新しいものを作ることを選ぶこと、乱気流が茎を曲げるときに根を張ることについて、私自身の疑問を開きました」と、ハイドは声明で説明しています。

 

「喪失感を何か強固なものに変えること、つまり水の波紋が静止することです。So Clear」は、完全な喪失感、完全な衝突、そして降伏によってもたらされる自由の場から生まれるのです」


 

Caroline Polachekがプロデュースしたシングル「Afar」を収録した『Clearing』は、HydのセルフタイトルEPに続く作品となる予定だ。また、A. G. Cook、Jónsi、Öの参加も予定されている。



Hyd 『Clearing』

 

 


Tracklist:


1. Trust

2. Fallen Angel

3. So Clear

4. Oil + Honey

5. Breaking Ground

6. Chlorophyll

7. Glass

8. The Real You

9. Bright Lights

10. Only Living for You

11. Afar

  

 


ノラ・ジョーンズがレナード・コーエンの "Steer Your Way "をカバーした新曲は、ブルーノートから10月14日にリリースされるトリビュート・アルバム『Here It Is』から登場する最新曲となる。


今週に公開されたニューシングル「Steer Your Way 」のオリジナルは、レナード・コーエンのアルバム『You Want It Darker』に収録されており、2016年に82歳でアーティストが亡くなる17日前にリリースされたものである。

 

「この曲は新しい曲だけど、彼の古い名曲の良い部分を兼ね備えているから、歌うのが大好きなの」と、2002年のデビュー・アルバム『カム・アウェイ・ウィズ・ミー』以来、ブルーノートのスタジオで録音しているノラ・ジョーンズは話す。今年、そのプロジェクトの20周年記念公演を行った後、ノラ・ジョーンズは10月11日の札幌から短い日本ツアーを開始する予定です。


ジョーンズの新作アルバム『Here It Is』は、レナード・コーエンの友人であるラリー・クラインがプロデュースを手掛け、ギタリストのビル・フリゼール、サックス奏者のイマニュエル・ウィルキンス、ピアニストのケビン・ヘイズ、ベースのスコット・コリー、ドラマーのネイト・スミスら「ジャズ界で最も先見の明があり、将来性のあるミュージシャン」をアルバムの中核をなすバックバンドとして採用している。カバー中心のアルバムとしては、昨年の『I Dream Of Christmas』(デラックス・バージョンもリリースされている)以来の約一年振りの作品となる。


 


アイスランドで最も成功したシンガーソングライター・Ásgeir(アウスゲイル)は、記録的なデビュー(現在、10周年)から今日に至るまで、思慮深いフォークポップの領域の境界線を押し広げることに多くの時間を割いて来ている。

 

今年10月28日には、ファン待望の4thスタジオ・アルバム「Time On My Hands」を”One Little Independent Records”よりリリースする。

 

今週、Ásgeirはこのアルバムに収録されている先行シングル「Like I Am」を公開している。 


この曲では、シャッフルするジャズドラムが、その下にあるレイヤード・プロダクションを突き破る。遠く離れたギターとシンセが感情を強調し、その中で彼の純粋な声が、アイスランドの故郷のまばらで暗い道を思い起こさせる物語を紡ぎ出す。どことなく懐古的な音の響きを思わせる。

 


「Time On My Hands」は、ここ数年の多くを自宅とスタジオでの作曲、録音、翻訳、プロデュースに没頭してきたÁsgeirが、自己反省と実験性に満ちた状態で制作した作品となる。このアルバムでは、音響とエレクトロニクスやブラスを綿密に重ね合わせ、作曲の新領域に踏み込んでいる。2017年の「Afterglow」、2020年の「Bury The Moon」を筆頭とする既存作品と同様、Ásgeirは彼を有名ならしめたアコースティカの内省的でボーカルをリードするスタイルを保ちつつ、エレクトロニック・ポップミュージックやコーラスの要素を用いて演奏している。


この作品集は、アイスランドの氷河の風景をビジュアル化したものであり、Ásgeirは、映画のような明晰さにより、魅惑的なメロディーのサウンドスケープを、凍てつく地表の上から上空に舞い上がらせる。

 

このアルバムは、Ásgeirが過去2年間、屋外でランニングをしている時や、長距離ドライブ中に聴いていた音楽からインスパイアされ制作された。その時、印象に残ったアルバムや音楽は、Caribouの『Suddenly』、Caroline、Polichek-Pang、Dijon、Altopalo、Big Thief、Michael Kiwanuka、Sault、Ethan Gruska、Blake Mills、Unknown Mortal Orchestraだという。

 

スコシアバンク・アリーナでの公演の模様 Photo Credit:Tom Pandi
 

米国のロックバンド、パール・ジャムは、一昨日の晩、トロントのスコシアバンク・アリーナで公演を行った。

 

ライヴの数時間前、英国のエリザベス2世が逝去されたとの速報が世界を駆け巡った。この訃報を受け、ヴォーカリストのエディー・ヴェーダーは曲目の変更を決定した。

 

 1998年のアルバム『Yeild』に収録されている「All Those Yesterdays」の演奏披露前に、ビートルズの『Abbey Road』からPaul McCartneyのソロ・アコースティック・シークレット・トラック「Her Majesty」をカバーし、エリザベス女王の逝去をしめやかに追悼している。このライブパフォーマンスの模様は下記よりご覧下さい。



 


Alex Gの名を冠して活動するアレックス・ジアンナスコーリは、次作アルバム「God Save the Animals」収録の4thシングル「Miracles」を発表しました。以前公開された「Runner」、「Blessing」、「Cross the Sea」に続き、この曲ではMolly Germerがストリングスで参加しています。

 


Alex Gの新作アルバム『God Save the Animals』は、Dominoから9月23日に発売される。2019年のLP『House of Sugar』、Jane Schoenbrun監督のホラー映画『We're All Going to the World's Fair』のスコアに続く作品となる。

 

©︎Dana Trippe


9月23日にニューアルバム「<COPINGMECHANISM>」をリリースするWILLOWが、ニューシングル「curious/furious」を9月9日に公開しました。


「<COPINGMECHANISM>」は、昨年リリースされたアルバム 'lately I feel EVERYTHING' に続く作品です。

 





英国のエリザベス2世は昨日未明に70年の在位期間を終えて96歳で死去し、多くのミュージシャンがソーシャルメディアで反応したが、多くの人がどのように反応するのか不思議に思っている人が何人かいるようだ。


その筆頭がセックス・ピストルズで、セカンドシングル「ゴッド・セイブ・ザ・クイーン」は英国国歌と同じ名前で、1977年にエリザベス2世のシルバー・ジュビリーへの返答としてリリースされ、「God save The Queen」と「ファシスト政権」、「She ain't no human being」の韻を踏んでいます。この曲は当時、大論争を巻き起こした。






元ピストルズの3人--、口火を切ったJohn Lydon、ギタリストのSteve Jones、ベーシストのGlen Matlock--は木曜日に女王についてツイートしたが、おそらく驚くことではないが、この45年の間に彼らの意見は以前よりまろやかになっている。最近、政治的に右傾化しているライドンは、金曜日の朝、「安らかに眠れ、エリザベス二世を。勝利の女神を送りましょう」と、「God Save the Queen」のアートワークのために改ざんされることになるオリジナルの女王の写真とともに書いている。


スティーブ・ジョーンズは、"God Save the Queen "のシングル・ポスターの写真(唇に安全ピンを刺している)をツイートし、"How do you feel?" と書き込んだ。


最初にコメントしたマトロックは、"ゴッド・セイブ・ザ・キング - 彼が愚かな年寄りでないことを願うよ... "と書き込んでいる。


SNSを利用していないドラマーのポール・クックからはコメントがない。オリジナルのツイートは以下からご確認ください。

1986年のアルバム『The Queen is Dead』が木曜日にたくさんツイートされたThe Smithsのメンバーがコメントするのかどうかが気になるところですが、今のところノーコメントとなっています。

 


 




カルフォルニアを拠点に活動するキャメロン・ルーことGiger Rootの初来日公演が決定しました。Live Nathionが主催する本公演は、1月18日に大阪クラブクアトロ、11日に愛知名古屋クラブクアトロ、12日に東京恵比寿リキッドルームにて開催されます。詳細は下記の通り。








『GINGER ROOT LIVE IN JAPAN』



日時:2023年1月10日(火) OPEN 18:00 / START 19:00
会場:大阪・梅田CLUB QUATTRO
料金:スタンディング ¥7,000 (1D代別途)
お問い合わせ:梅田CLUB QUATTRO 06-6311-8111

日時:2023年1月11日(水) OPEN 18:00 / START 19:00
会場:愛知・名古屋CLUB QUATTRO
料金:スタンディング ¥7,000 (1D代別途)
お問い合わせ;名古屋CLUB QUATTRO 052-264-8211

日時:2023年1月12日(木) OPEN 18:00 / START 19:00
会場:東京・恵比寿LIQUIDOOM
料金:スタンディング ¥7,000 (1D代別途)
お問い合わせ:info@livenation.co.jp  

企画・制作・招聘: Live Nation Japan

・チケット
ライブネーション・ジャパン・プレミアムクラブ先行:9月9日(金)18:00〜9月11日(日)23:59
ライブネーション・メルマガ会員先行:9月12日(月)12:00〜9月14日(水)23:59
その他先行:9月15日(木)〜9月22日(木)
一般発売:9月24日(土)10:00

※先着受付
※未就学児(6歳未満)入場不可

※本公演は政府および各自治体、ならびに会場におけるガイドライン、要請を遵守し実施します。今後の感染状況や政府の方針などによりガイドライン、公演情報、感染症対策情報に変更が生じる場合もございます。チケットをご購入、ご来場の際は、必ず事前にLive Nation Japanウェブ・サイトに掲載されている注意事項をご確認ください。






 

©︎Shervin Lainez


フランス・ヴェルサイユのロックバンド、Phoenixが5年ぶりの新作アルバム『Alpha Zulu』のリリースを発表しました。この次作アルバムはLoyaute/ Glassnoteから11月4日に発売されます。


この作品は、パリのルーヴルにある装飾芸術美術館によってセルフプロデュースされ、録音されました。

 

この発表に合わせて、彼らはヴァンパイア・ウィークエンドのエズラ・ケーニッヒをフィーチャーした新曲「Tonight」を公開しました。


バンドのローラン・“ブランコ”・ブランコウィッツは声明の中で、「博物館で何もないところから何かを作るのは素晴らしい冒険と感じました。

 

「パンデミックにより、私たちはまさにこのシーンを生きることができ、空っぽの博物館に一人でいることができました」


ギタリストのクリスチャン・マザライは、「私たちの周りに美しさがありすぎると、何かを作るのが少し難しいのではないかと少し心配していました」と話す。

 

 「しかし、それは全く逆でした。音楽の制作を止めることはできませんでした。この最初の 10 日間で、ほぼすべてのアルバムを書き上げました。」

 

 





Phoenix  『Alpha Zulu』



Tracklist:


1. Alpha Zulu

2. Tonight [feat. Ezra Koenig]

3. The Only One

4. After Midnight

5. Winter Solstice

6. Season 2

7. Artefact

8. All Eyes on Me

9. My Elixir

10. Identical