愛知県出身のラッパー、Campanella(カンパネルラ)が最新EP『Mi Yama』を本日12/8(金)にデジタル配信でリリースした。アートワークと配信リンクは下記より。

 

作品のコアに向け、緊張感が高まる「Mi Yama」、ベース〜テクノを横断する先鋭的なビートと共にラップが駆け抜ける「DUDE」、客演に迎えたDaichi Yamamoto、ACE COOLと共闘する「YAMAMOTO」、ドープなリリックを瑞々しく響かせる「Shoo」の4曲を盟友Ramzaがプロデュース。


さらに、DJ MAYAKUがビートを提供し、MFSが客演参加した「I DONT KNOW」、CampanellaのライブDJを長年に渡って務めるshobbieconzが手掛た「Halo」を収録している。


ミックスはTAKANOME、マスタリングはMatt Colton(UK Metropolis Studios)、アートワークは伊藤潤が手掛けている。


ライブや客演など、各方面から引く手あまたの充実した活動を行うなかで、ラッパーとしてのセンスを研ぎ澄ませているCampanellaが親交を深めてきたアーティストと共に創り上げた、多面的にして彩りに満ちた作品となっている。



Campanella(カンパネルラ)『Mi Yama』EP


リリース日 : 2023年12月8日(金)

レーベル : MADE DAY MAIDER / AWDR/LR2
フォーマット : DIGITAL


配信リンク : 

https://campanella.lnk.to/MiYama


Tracklist:


1. Mi Yama
2. DUDE
3. I DONT KNOW feat. MFS
4. YAMAMOTO feat. Daichi Yamamoto, ACE COOL
5. Halo
6. Shoo

 

Green Day(グリーン・デイ)が『Saviors』からのサード・シングル「Dilemma」を公開した。この曲は、ライアン・バクスリー監督の新しいビデオと共に発表され、シンガーのビリー・ジョー・アームストロングが酒を飲んで床に倒れている。何年も断酒しているアームストロングにとって、この曲には深い個人的な意味がある。


「Dilemma』は、私にとってとても個人的な曲だったので、書くのは簡単だった。中毒や精神病と闘う仲間をたくさん見てきた。この曲は、そういった経験から来る痛みについて歌っているんだ」


「Dilemma」は、「The American Dream Is Killing Me」、「Look Ma, No Brains」に続くシングルで、ラスベガスで開催された "When We Were Young "フェスティバルでデビューした。『Saviors』は来年1月19日にリリースされる。


また、グリーン・デイは『Saviors』を引っ提げ、彼らの記念すべきアルバム『Dookie』の30周年と『American Idiot』の20周年を双方を記念して、来年世界規模のスタジアム・ツアーを開催する予定だ。

 

北米ではスマッシング・パンプキンズ、ランシド、リンダ・リンダス、イギリスとヨーロッパではナッシング・バット・シーヴス、ザ・ハイヴス、ドノッツ、ザ・インターラプターズ、メイド・オブ・エースがオープニングを務める。

 


「Dilemma」



イギリスの人気シンガーソングライター、beabadoobeeはニューアルバム『Live In LA』をリリースした。


8月にロサンゼルスのグリーク・シアターで行われたソールドアウト公演の模様を収めたこの21曲入りアルバムには、初期の人気曲から2023年の新曲Glue Songやthe way things goまでが収録されている。


ライブアルバムは、エキサイティングな2024年を準備するための作品であり、beabadoobeeは最近、3枚目のアルバムについて、「今までで最高の1枚」と予告している。彼女の3枚目のスタジオ・アルバムは、昨年の『Beatopia』と2020年のデビュー作『Fake It Flowers』に続く作品となる。


the way things goとGlue Songのライブ映像をご覧ください。アルバムのストリーミングはこちらより。



 



ロンドンを拠点にするメルボルン育ちのポスト・パンク・バンド、ハイスクールが[PIAS]と契約し、ニュー・シングル「August 19」をリリースしました。


ローリー・トロッビアーニとルーク・スコットからなるHighSchoolは、2021年のデビューEP『Forever At Last』をリリースし、今回はそれに続く「August 19」を発表した。


この曲は、ノスタルジア、思春期、若い愛というテーマを探求している。後知恵の鋭さで書かれたこの曲は、校庭での恋愛がいかにその時のすべてを意味し、すべてを包み込むがあまりに儚いものであったかを振り返っている。また、「August 19」は、サンクンのポピー・ビリンガムをバッキング・ヴォーカルに迎え、これまでのどの曲よりもベッドルーム・ポップに傾倒している。


リード・シンガーのロリー・トロッビアーニは新曲について、「"August 19 "はEPのために書いた最後の曲で、リリースされる最初の曲になる。この曲はとても早く自然にできたので、いじりすぎず、作りすぎない方がいいと思ったんだ。タイトルは、私たちがこの曲を書いた日付です。携帯電話のボイスメモとして保存され、タイトルが変わることはなかった」


[PIAS]と契約した後、彼らはロンドンの新進プロデューサー、フィン・ビリンガム(サム・アクプロ、サンケン)とレコーディングするためにスタジオに向かった。

 

数回のセッションを経て、グラミー賞を受賞したエンジニア、フィリップ・ワイス(マドンナ、ナス、ドレイク、アール・スウェットシャツ)がミックスし、ブラーとデペッシュ・モードのプロデューサー、ベン・ヒリアーがマスタリングしたEPが完成した。


「PIASとの契約は、私たちの旅における重要なマイルストーンであり、新しい地平を切り開くものです。オーストラリアの素敵な人たちのホーム・サポートがあることを知りながら、このような才能あるアーティストの仲間入りができ、このような広範囲に及ぶネットワークの一員になれることに感激し、身の引き締まる思いです」






2023年は、デーモン・アルバーンをはじめバンドメンバーがニューアルバムと一連のパフォーマンスのためについに再結集し、ブラー、もちろん彼らのファンにとっても記念すべき年となった。現在、すべてのライブ日程が終了し、新しい計画もないことから、アルバーンはバンドの再結成を「美しい成功」と表現している。


新作アルバム『The Ballad Of Darren』をリリースし、一連のライブ日程とフェスティバルへの出演を終えた今、アルバーンはフランスの出版社、Les Inrockuptiblesに今年の評価を与えた。彼はカムバックを「美しい成功」としながらも、現時点ではこれ以上のブラーの活動は期待できないようだ。


「このキャンペーンを終わらせる時が来た。僕には荷が重すぎる。またこれらの曲を演奏し、彼らと時間を過ごし、アルバムを作り、ブラブラすることは正しいことで、非常に光栄なことだった」と彼は付け加えている。


「もちろん、もう二度とやらないとは言ってないし、素晴らしい成功だった。でも、過去にこだわるつもりはないんだ」とアルバーンは同誌に語り、しばらくの間、ブラーの再休止となる可能性を示唆している。


ブラーの最新アルバム『The Ballad of Darren』に対するアルバーンの考えでさえ、リリースに対してやや冷淡なようで、「もう聴いていないよ」とだけ言って、その話題を一蹴している。


2024年に関しては、アルバーンは 来年パリで上演されるオペラのような、より畑違いのプロジェクトに取り組んでいるという。それが終わったら、ゴリラズのファンは、彼が "ェイミー(ヒューレット)とインドに行って、ゴリラズの新しいアルバムの制作を始めることを喜ぶはず。


アルバーンは 「新しいこと」に集中しており、「一度オペラに取り組めば、他のことは簡単に思える」と付け加えた。


ブラーは11月にメキシコ・シティのCorona Capital、チリとアルゼンチンのPrimavera Soundフェスティバルに出演し、今年のツアーを終了した。


一方、NMEは、ブラーのギタリスト、グレアム・コクソンが、パートナーのローズ・エリナー・ドーガルと組んだバンド、The Weave(ザ・ウェイヴ)と共に、エルボーの2024年UKアリーナ・ツアーのオープニングを飾る予定だと指摘している。

 


ザ・リバティーンズは、「Run Run Run(ラン・ラン・ラン)」に続く最新曲「Night Of The Hunter(ナイト・オブ・ザ・ハンター)」を発表しました。

 

この曲は、4作目のアルバム「All Quiet On The Eastern Esplanad(オール・クワイエット・オン・ザ・イースタン・エスプラネード)」(EMIから2024年3月8日発売)に期待される新たなテイスト。


この新曲のコンセプトについて、ピート・ドハーティは、「この曲は、法律より先に進まないことについて歌っている。この男はなぜ仲間が死んだのかよくわからないが、仲間の自業自得だと感じている。悪い奴らと関わって、持ってはいけないものを盗んで、刺された。だから彼は怒り、傷つき、復讐しなければならない。仲間を刺した若者を刺してしまえば、それで終わりだ。彼は復讐のために暴言を吐き、彼らが自分を捕まえに来ることを知っていて、逃げようともしない」


「リフを書き始めたら、白鳥の湖のような感じになった。「それからピーターのテルミン奏者を呼んで、チューニングを合わせるのに1日くらいかかった」


「Night of the Hunter」は、アレックス・ブラウン(ラ・ルー、ジェイムス・ブレイク)が監督した新しいビデオと一緒にリリースされた。ファーストシングル「Run Run Run」と同様、マーゲート周辺で撮影された。

 

「Night of the Hunter」




レビューは以下よりお読み下さい。
 


 

©Lindsey Best

Bright Eyes(ブライト・アイズ)がジョン・プリン(John Prine)の「Christmas in Prison」のカヴァーを公開しました。

 

この曲には、1993年のEPから抜粋された「A John Prine Christmas」が使用されている。このシングルの収益は、プラインのチャリティ、ハロー・イン・ゼア財団に寄付されます。試聴は以下からどうぞ。


「コナー・オバーストはプレスリリースで、「亡くなった僕のヒーローと曲を共有する機会を得るのは不思議なことだ」と述べている。

 

普段はこんなことはしない。ホログラムは好きではないんです。それでも、ジョンという人、そして彼の音楽にはとても愛と愛情がある。彼は本当にいろいろな面で私の人生を変えてくれた。

 

彼がクリスマスについて話しているサンプルを聴いたとき、私の顔に満面の笑みが浮かんで、他の人たちと共有せずにはいられなかった。見知らぬ人へのささやかなクリスマスプレゼント。すべてはジョンと彼の美しい歌のためだよ。でも、聖歌隊で歌えて本当に幸せです。世界中の皆さん、メリークリスマス、そしてハッピーホリデー。この季節に愛と光があることを祈っています。


「Christmas in Prison」



テイラー・スウィフトがTIME誌が選ぶパーソン・オブ・ザ・イヤーに選ばれた。今年、大規模なツアーで億万長者の地位を獲得したポップ界の大スターは、ウラジーミル・プーチン、バービー、チャールズ皇太子、サム・アルトマンといった候補者を抑えての受賞となった。


昨年は、ウクライナのヴォロディミル・ゼレンスキー大統領と「ウクライナの精神」が、ロシアの侵攻以来の見出しを独占し、ランキングのトップに立った。


スウィフトは、この象徴的な雑誌の表紙のためのインタビューで、「これは私がこれまで感じた中で最も誇らしく、最も幸せなことであり、これまでで最も創造的に満たされ、自由なことです」と語った。


スウィフトは、NFLのスター選手であるボーイフレンドのトラヴィス・ケルスのことを初めて公の場で話し、フットボールのスター選手が彼の兄とシェアしているポッドキャストへのコメントから始まった関係を共有した。


今年、大規模なツアーで億万長者の地位を獲得したポップ界の大スターは、ウラジーミル・プーチン、バービー、サム・アルトマンを抑えてこの栄誉に輝いた。


「トラヴィスが彼のポッドキャストでとても愛らしく私を非難したことがすべての始まりだった。私たちはその直後から付き合い始めたの」とシンガーは語り、悪名高い2人の最初の公の場でのデートは試合ではなかったと付け加えた。「あの試合で私たちの初デートを見たと思っている人もいると思う。でも、私たちは、初デートを強行するようなサイコなことはしないわ」


スウィフトはまた、カンザスシティ・チーフスでの彼の試合に出席した際、彼女が注目されていることも認めている。「私はトラヴィスを応援するためにそこにいるだけ。私はトラヴィスを応援するためにそこにいるだけで、あまりに多くのものを見せられて、何人かの父親やブラッズ、チャッズを怒らせているかどうかなんて、まったく意識していない」と彼女はTIME誌に語った。


スウィフトは、史上最大規模となるErasツアーの準備のために行った激しいトレーニングについて同誌に語った。スウィフトは、公演の6ヶ月前からトレーニングを開始し、セットリストをすべて大声で歌いながら、毎日トレッドミルで走ったという。その後、3ヶ月間のダンス・レッスンが続けた。


過去96年間、この伝統にはアドルフ・ヒトラー、ヨシフ・スターリン、ホメイニ師など、物議を醸した人物が名を連ねてきた。

 

イギリス出身で、現在、ブルックリンを拠点に活動するシンガーソングライター、Fenne Lily(フェン・リリー)がホリデーシングル「Christmas Alone」をリリースしました。今年、シンガーはDead Oceansから三作目のアルバム『Big Picture』を発表し、続いてエクスパンデッド・バージョンをリリースした。このニューシングルについて、アーティストは次のように説明しています。


この夏、悲しいクリスマス・ソングが足りないと思ったから、ACに浸かって曲を書いた。もし、あなたがもう一緒に過ごすことのない人たちのことを考えながらホリデーを過ごすなら、この曲を聴いてみてほしい。

 

 

「Christmas Alone」

 

Adrianne Lenkerがソロ新時代をスタートさせる。以前から良質なインディーフォークのソロ作品をリリースしていたレンカーが、いよいよ本格的なソロキャリアへの移行を視野に入れ始めている。


しかし、これは必ずしもBIg Thiefとしての活動が間髪的になるとも限らない。おそらく、今回の動向はバンドのギタリスト、Buck Meek(バック・ミーク)の最近の活躍に触発されたものと推測出来る。今日、彼女は「Ruined」という新曲を発表し、フル・ソロ・アルバムがリリースされることを確認、ヨーロッパでの公演を発表した。


「Ruined "では、エイドリアン・レンカーがピアノを弾き、感情的なヴォーカル・メロディーの下で、内省的なコードの安定したマーチを奏でている。ダイナミクスが高まるにつれて、彼女はコーラスで感情をむき出しにする。モダンなインディーフォークを得意とするレンカーではあるが、歌詞はビッグ・シーフと同様に、かなり冒険心がある。「1時間か2時間おきにたくさんのことがやってくる/あなただけでは満足できない/あなたがやってくると私は破滅する」


このシングルについて、レンカーは次のように語っている。「この曲は私にとって静かな道標だった。この曲にはロマンチックな愛という贈り物のエッセンスが含まれているかもしれないが、そのほとんどはもっと大きなものについてのものです」と語っている。この曲は、レンカーが秋の紅葉の中で戯れるショットを使用したミュージック・ビデオと共に発表され、彼女の兄であるノア・レンカーが監督を務めた。以下よりご覧ください。


エイドリアン・レンカーはまた、ソロアルバムを「2024年にリリース予定」と発表しているが、現時点ではそれ以上の詳細は不明。彼女のファースト・ソロ・アルバム『ステージズ・オブ・ザ・サン』は、ビッグ・シーフの10年前の2006年にリリースされた。彼女の最新のソロ・プロジェクトである共同リリース『Songs and Instrumentals』は2020年10月にドロップされた。ここだけの話、エイドリアン・レンカーはソロアーティストとしても活躍が期待出来る。

 

 

 「Ruined」


Sonic Youth(ソニック・ユース)が伝説のブートレグ「Walls Have Ears」を2月9日に正式リリースすることを明らかにした。アルバムの予約はこちらより。


このレジェンダリーなブートレグは、1985年のエポック的なツアーで行われた3つの重要なイギリス公演の録音をもとに制作された。1983年に英国を訪れたバンドは、耳を劈くような音量で会場をクリアにし、音楽プレスから賞賛を浴びた。2年後に再び訪れた1985年のツアーは、ソニック・ユースと英国との関係を確固たるものにし、永続的な影響力を持つことが証明された。


2月9日に発売される「Walls Have Ears」は、様々なブートレグで長期間入手困難だったライヴ音源を、原音に忠実に再現している。ソニック・ユースのドラマー、スティーヴ・シェリーがテープの入手に協力し、完全な形でリリースされることになった。


「Walls Have Ears」は、二枚組のヴァイナル、CD、カセット、デジタル・ダウンロードで入手可能。ファンに人気の「Expressway To Yr.Skull'が収録されている。長らくソニック・ユースのライヴ・セットで戦力となってきたこのヴァージョンは、荒々しく、縛られておらず、完全に直接的だ。


同時に、ソニック・ユースはアーカイブ映像をフィーチャーしたティーザー映像を公開している。





「Walls Have Ears」(Album Release Tease)

 


Laufey(グラミー賞にノミネートされたアイスランドと中国の歌手/作曲家/プロデューサー/マルチ・インストゥルメンタリスト)が、「Bewitched」のリリースを記念するツアー『The Goddess Tour』の開催を発表した。

 

公表されたツアースケジュールの中には、5月16日にロンドンのロイヤル・アルバート・ホールでキャリアを決定づけるコンサートが含まれている。Laufeyはこの記念すべき公演について次のように語っている。

 

ロイヤル・アルバート・ホールで演奏できるのはとても光栄です。ロイヤル・アルバート・ホールは、歴史的に異なる音楽世界をひとつにまとめてきた会場のひとつであり、私はミュージシャンとしてそうありたいと思っている。


この新しい日程は、Laufeyの今秋の完売した北米ツアーと、来年2月から3月にかけてのイギリス/ヨーロッパ・ツアーに続いて発表された。ロンドンのEartHでの3夜とラウンドハウスでの1夜が含まれる。一連のゴッデス・ツアーは、来年4月8日にヴァンクーバーのクイーン・エリザベス・シアターで始まり、アーティストが在住するロサンゼルスで行われる8月7日の公演で幕を閉じる。

 

 

 

Cat Power(キャット・パワー)ことチャン・マーシャルとIggy Pop(イギー・ポップ)が、マリアンヌ・フェイスフルの「Working Class Hero」のカヴァーで共演した。このニューシングルは、『A Tribute to Marianne Faithfull』(マリアンヌ・フェイスフルへのトリビュート)として収録される予定。

 

チャン・マーシャルは、以前、イギー・ポップのカバーをしていることはファンであればご存知のことだろう。さらにマリアンヌ・フェイスフルのトリビュートに挑戦するという行幸に肖ったのは、ロイヤル・アルバート・ホールでの部ボブ・ディランの伝説のライブ公演を再現し、その作品をドミノからリリースし、イギリスの文化と良好な関係を構築したことにある。


発売元である”In The Q Records & BANDBOX”は、Women of Rock Oral History Projectと共に、近日発売予定のトリビュート・アルバムには、シャーリー・マンソン、ピーチズ、リディア・ランチ、ターニャ・ドネリー、キャット・パワー、イギー・ポップ、ブッシュ・テトラ、ドニータ・スパークスなど、19組のアーティストのカバー曲が収録されることを明らかにしている。


『The Faithful』は、イギリスの大女優、Marianne Faithfull(マリアンヌ・フェイスフル)へのラブレターである。全ての利益は、長期のCOVIDから回復したマリアンヌを支援するために直接充てられる。

 

キャット・パワーこと、チャン・マーシャルの声明は以下の通り。


「マリアンヌは素晴らしい人生を送ってきました! マリアンヌは人生を生きてきた! 彼女を知るすべての人にとって、そして彼女を慕うすべての人々にとって、彼女は女王です! 

 

彼女の音楽界への貢献の枠組みは紛れもありません! 彼女のゴージャスなヴォーカルの揺れを聴くたびに、私は感動し、永続に近づく。目まぐるしく、新しい歌と声の矢が飛び交う世界で、マリアンヌはいつも私のハートとスピリットの正鵠を射ています。私は、彼女を他の誰よりも敬愛しています。言葉では言い表せない真のデイム。永遠の王族なのです」



Women Of Rock Oral History Projectのファウンダーであるターニャ・ピアソンはこう付け加える。「アイコンやミューズでありつづけるためには、たとえ50枚以上のレコードを持っていたとしても、それをお金に代えないということです。たとえあなたが60年代のイット・ガールだったとしても。たとえマリアンヌ・フェイスフルであっても」


「マリアンヌ・フェイスフルは、カウンター・カルチャーのアーティストとしてキャリアを築き、さまざまなジャンルやスタイルを探求してきた。彼女は数え切れないほどのコラボレーター、ミュージシャン、プロデューサーと仕事をしてきたのです」

 

「その結果、彼女のカタログやキャリアは簡単に分類することができず、基本的に彼女がふさわしい商業的認知を広く得るチャンスはなかったということになるでしょう。このレコードで私が望むのは、マリアンヌが後継者たちにどれだけ愛され、尊敬され、評価されているかを知ってもらうことです。私は、これらの彼女の曲のヴァージョンが、マリアンヌ・フェイスフルに新しい聴衆を紹介し、彼らが彼女のレコードを買うきっかけになることを願っています。もちろん、マリアンヌ・フェイスフルが彼女にふさわしいリスペクトを受けることを願っています」


「Working Class Hero」Cat Power& Iggy Pop (Marianne Faithful Tribute)

 



ベルギー/ゲントを拠点に活動するプロデューサー、シンガーソングライターのBolis Pupul(ボリス・ププル)が、リードシングル「Completely Half」の公開と併せてデビューアルバム『Letter To Yu』の詳細を発表した。新作アルバムは3月8日にDEEWEE/Becauseから発売される。

 

シンガーソングライターというのは、単に良い曲を歌いたいがために存在するわけではない。彼らは時に、おのが心にあるモヤモヤと折り合いをつけるため歌をうたう。Bolis Pupulの『Letter To Yu』は、2008年に交通事故で他界したボリスの亡き母へのラブレターでもある。ベルギー人の父と中国人の母の間に生まれ、ゲントで育ったボリスは、母が香港生まれであったこともあり、自身のルーツの中国を否定していたわけではなかったにせよ、それを受け入れていたわけでもなかった。しかし、母親の死をきっかけに、彼は自分の血統と折り合いをつけ始めたのだ。


「自分のルーツについて考えるようになったとき、それを恥じるのではなくて、むしろ受け入れるようになりました。そして、自分のルーツに触れることがますます重要になった。私はベルギーの夜間学校に通い、中国語を学び始めたんです。それを4年間続けた。それが最初の一歩でした」


アルバムのファースト・シングル/ビデオ「Completely Half」(香港の地下鉄でのフィールド・レコーディングをもとに作られた)は、マグナム・フォトグラファーのビーケ・デポルターが香港の中心部で撮影したアートハウス風の美しいビデオで、ボリスが亡き母を探して香港の街や建物を探索する姿を追った。ビデオに登場する女性たちは、ビーケを彼女たちの家や日常に迎え入れ、ボリスが亡き母の魂を探し求める日常を、複雑な構図を持つタブローで撮影させた。


『Letter To Yu』の制作は、ボリスにとって重要で解放的な体験となった。「この旅はとても感情的で、時には悲しいこともあったけど、本当に幸せな時間を過ごすこともできた。その結果、自分の人生をどうにかできると思えるような、とても高揚感のあるメロディーが生まれました」

 

 

 「Completely Half」

 




Bolis Pupul 『Letter To Yu』



Label: DEEWEE/Because

Release: 2024/3/8

 

Tracklist:


Letter To Yu

Completely Half

Goodnight Mr Yi

Frogs

Doctor Says

Spicy Crab

Ma Tau Wai Road

Causeway Bae

Cantonese

Kowloon

Cosmic Rendez-Vous

 


ジェイソン・ライトル率いる米国のインディー・ロック・バンド、Grandaddyが、近日発売のアルバム『Blu Wav』のニューシングル「Cabin in My Mind」を公開した。『Blu Wav』は2024年2月16日にDangerbird Recordsよりリリースされる。ニューアルバムの予約はこちら


ジェイソン・ライトルは次のように説明する。「しばらく前、友人と一緒に旅をしていて、ライヴをしながらただリフを弾いていたら、彼がこのフレーズを思いついた。


「私にとってとても意味のある言葉だったし、タイトル自体にたくさんの意味が込められていた。文字通り、心の中の小屋を想像するのは楽しいよ。玄関に入ってドアを閉め、しばらく姿を消すんだ。タイトルがすべてを物語っている古いカントリー・ソングのように完璧だった。私はこのフレーズを覚えていたし、それを拾い上げて仕事にするのは簡単だった」


近日発売予定のアルバム『Blu Wav』は、グランダディの巨匠、ジェイソン・ライトルがネバダ州の砂漠をドライブ中に、ラジオのクラシック・カントリー・ステーションから流れてきたパティ・ペイジの「Tennessee Waltz」を聴いて思いついた。このアルバムには、グランダディが得意とするローファイな瑞々しさと、時にサイケデリックなオーケストレーションが、ライトルが初めて本格的なカントリー・ミュージックに挑戦した作品として組み込まれている。全13曲中7曲がワルツで、「ペダル・スティールを使用した曲が非常に多い」とライトルは書いている。


Grandaddyは最近、Sumday Twunnyのボックス・セットを含む一連の20周年記念リイシューを行っている。ライトルはまた、友人でありサイケデリック・ポップの作家であるマーク・リンカスの遺族の要望により、スパークル・ホースの遺作アルバムにヴォーカルで参加している。



 


WishyはデビューEP『Paradise』を来週リリースする。彼らはこの EPの最終シングルを発表した。シンガー・ソングライターのニーナ・ピッチカイツと元フープスのフロントマン、ケヴィン・クラウターが率いるインディアナ州のバンド。EPのリリース前にチェックしてみよう。


「Spinning」はキラキラしたドリーム・ポップ・ジャムで、推進力のあるブレイクビーツと、この曲の作曲者でもあるNina Pitchkitesのリバーブの効いたヴォーカルによってリードされる。


プレスリリースの中でニーナ・ピッチカイツは次のように述べている。「この曲は、純粋に自分自身を発見すること、そして不安の中でも自分を楽しませることについて歌ってます。この曲は、20代前半の混乱期に書いたんです。サンデーズのジャングル・ポップにとてもインスパイアされました。"サンデーズは、私の曲作りに多くのインスピレーションを与えてくれるバンド」