UKのシンガーソングライター、Billie Marten(ビリー・マーティン)が、アルバム『Drop Cherries』からの最終先行シングル「I Can't Get My Head Around You」を公開しました。この曲は、先に公開された「Nothing But Mine」と「This Is How We Move」に続く曲です。
I Can't Get My Head Around You」について、マーテンは声明で次のように述べています。「これは非常にクルーザーです。街を出るときや家に帰るときの長いドライブで、大音量にする曲だ。コーラスはヴァースよりずっと前に書いたんだけど、何ヶ月も前から持っていて、ギターを手にするたびに再登場したんだ。この曲は、帰郷の感覚を表現しており、自分が望んでいる場所に到着し、そして新しい時代の喜びを発見するという、ちょっとありえないような感情です。この曲でのバンドの演奏は、とても甘く、とても自然で、生き生きとしていて、本当に素晴らしい」
「この曲は、"there is no act to private / that I don't want you to like it "というセリフから始まり、その気持ちを凝縮している。結局、曲には合わなかったけど、自分の考えと他人の考えが常に混同しているようなところが、この曲の核になっているんだ」
カクテルバーのピアニスティックと呟くようなヴォーカルという一見狭い範囲の中で、ウェイツとプロデューサーのジェリー・イエスターは、ジャジーな「Virginia Avenue」からアップテンポのファンク「Ice Cream Man」まで、そしてアコースティックギターのフォーク調「I Hope That I Don't Fall in Love With You」からサルーンソング「Midnight Lullaby」まで、驚くほど幅広いスタイルのコレクションを実現しており、フランクシナトラかトニーベネットのレパートリーに加えたいほどの完成度がある。ウェイツの音楽的アプローチは、もちろん様式化されており、時には派生的な内容もある。
その他、全体的に過激なイメージの中にあって、爽やかな印象を持つ曲も数多く収録されている。「Never Again」も聴き逃がせない。ここでトラップを始めとするヒップホップをグライムと織り交ぜ、繊細なフロウを披露する。また、エミネムの時代を彷彿とさせる「Fuck It Puppet」もヒップホップファンにとって痛快な感覚を与えるだろう。
米国のロックバンド、Portugal. The Manが待望のニュー・アルバム『Chris Black Changed My Life』をAtlanticから6月23日に発売することを発表した。
このニュー・アルバムは2017年の『Woodstockand』に続く作品で、ライヴで彼らのハイプマンを務めることもあった亡き友人、クリス・ブラックに捧げる作品となっている。アルバムはJeff Bhaskerがプロデュースしており、「Thunderdome [W.T.A]」「Summer of Luv」「Time's a Fantasy」「Champ」「Anxiety:Clarity」などいくつかの曲にはTBAゲストフィーチャーが参加しているのでお楽しみに。カバーアートとトラックリストは以下からご覧下さい。
Arcade FireのメンバーであったRichard Parry、Sarah Neufeldを擁するモントリオールのBell Orchestreが昨年12月に発売された『Recording a Tape the Colour of the Light』に続いて、4月28日にセカンドアルバム『As Seen Through Windows』のリイシューをリリースします。
このリイシューと合わせて、バンドの友人でサックス奏者のColin Stetsonが参加した未発表のボーナストラック3曲を含むデジタルスペシャルエディション版も発売される。Recording a Tape the Colour of the Lightにより築きあげた土台をさらに発展させ、この傑作ではサウンドに磨きをかけ、引き締まったものに。ダイナミックなリード・シングル「Open Organ」は、これまで聴くことのできなかった作品のひとつ。
「"Open Organ "は、僕とピエトロのロフト "The Bread Factory "で、Bell Orchestreのショーやパーティーをやっていた時に思いついたことから始まった」とリチャード・リード・パリーは説明している。
Bell Orchestreは、アルバータ州の岩山にあるBanff Centreに滞在し、デビューアルバムの続編を書きあげた。タイトルの『As Seen Through Windows』は、この曲が書かれたリハーサルスペースからインスピレーションを得ている。その部屋は外壁2面がすべて窓になっており、映画のような山々の景色を眺めながら、時折エルクやディアの群れが通り過ぎるのが見えたそうです。
The Nationalは、米国のトーク番組、The Tonight Show Starring Jimmy Fallonに出演し、最近のシングル「Tropic Morning News」を披露しました。パフォーマンスの様子は以下でご覧ください。
Tropic Morning News」は、テイラー・スウィフト、スフジャン・スティーヴンス、フィービー・ブリジャーズがゲスト参加した同バンドの近作アルバム『First Two Pages of Frankenstein』の収録曲である。1月の同アルバム発表後、ザ・ナショナルは「New Order T-Shirt」という別のシングルをシェアしている。アルバムは4ADから4月28日に発売されます。
デビューアルバム『Voice Notes』もまた、ヤスミン・レイシーの人生の瞬間をとらえた重要な記録となる。Black Moon(2017年)、When The Sun Dips 90 Degrees(2018年)、Morning Matters(2020年)という3枚の素晴らしいEPに続く本作は3部作の一つに位置づけられますが、それらが書かれたテーマに沿ってタイトルが付けられたという。
ヤスミン・レイシーは、Evening Standard、The Guardian、BBC Radio 6 Musicから支持を獲得したにとどまらず、Questloveのようなファンを持ち、特に2020年のCOLORSに”On Your Own”という曲で出演しています。しかし、幅広い賞賛の他に、『Voice Notes』の主要なストーリーとなるのは人生の細かな目に見えない部分であり、レイシーがリスナーと共有することを選択した個人的な観察となっているのです。
それに続く「Where Did You Go?」では、古典的なレゲエでは、お馴染みの一拍目のドラムのスネアを通じて導かれていきますが、アーティストはダビングの手法を巧みに用い、ネオ・ソウルの豊潤な魅力を示してみせています。この曲でも、レイシーはファンク、ジャズ、ソウルを自由に往来しながら、傑出したボーカルを披露します。微細なトーンの変化のニュアンスは、楽曲に揺らぎをもたらし、そして、メロウさとアンニュイさを与えている。またファンクを下地にしたヒップホップ調の連続的なビートは、聞き手を高揚した気分に誘うことでしょう。
中盤においても、ヤスミン・レイシーとバックバンドはテンションを緩めずに、濃密なソウルミュージックを提示しています。真夜中の雰囲気に充ちた「Sign And Signal」は、イギリスの都会の生活の様子が実際の音楽を通じて伝わって来る。続く、古典的なレゲエとダブの中間にある「From A Lover」は、ボブ・マーリーのTrojanの所属時代の懐かしいエレクトーンのフレーズ、ギターのカッティング、そして、レゲエの根源でもある裏拍を強調したドラムのビートの巧みさ、ヤスミン・レイシーの長所である温かなボーカルの魅力に触れることが出来るでしょう。アウトロにかけてのメロウなボーカルも哀愁に溢れていて、なぜか切ない気持ちになるはずです。
レゲエ/ダブの音楽性を下地においたレイシーのファジーなソウル・ミュージックが「Eyes To Eyes」の後も引き継がれていきます。メロウさと微細なトーンの変化に重点を置いたレイシーのボーカルは、自由なエレクトリック・ピアノと、ディレイを交えたスネアの軽妙さとマッチし、渋く深い音楽性として昇華される。時に、そのアンサンブルの中に導入されるジャズギターも自由なフレーズを駆使し、絶えず甘美な空間を彷徨う。バンドの音の結晶に優しく語りかけるようなレイシーのボーカルは圧巻で、ほとんど筆舌に尽くしがたいものがある。
この曲以降の楽曲は、ある意味では、クラブ・ミュージックの熱狂後のクールダウンの効果、つまりチルアウトの性質が強く、聞き手を緩やかな気分にさせてくれますが、しかし、それは緊張感の乏しい楽曲というわけではありません。これまでの音楽的なバックグランドをフルに活用し、クラブミュージックを基調にするノーザン・ソウルの伝統性を受け継いだ「Pass Is Back」、レゲエをダンサンブルな楽曲として見事に昇華した「Tomorrow's Child」 、ドラムのフュージョン性にネオ・ソウルの渋さを添えた「Match in my Pocket」、そして、アフロ・ソウル/ヒップホップの本質を捉え、それらをアンサンブルとして緻密に再構築した「Legacy」、さらに映画のサウンドトラックのような深みを持つ「Sea Glass」まで、聴き応えたっぷりの楽曲がアルバムの最後まで途切れることはありません。
2月27日に日本武道館公演で、デイヴ・ムスティンはマーティン・フィリードマンとステージ上で感動の再会しました。実際、演奏時にはデイヴ・ムスティンの目には涙が浮かんでいたように見えた。それは23年という時間の重みでもある。フリードマンは1990年にメガデスに加入し、10年間バンドのリード・ギタリストとして活躍、1990年の『Rust In Peace』、1992年の『Countdown To Extinction』を含むアルバムに参加した。1999年末にバンドを脱退している。
世界中の視聴者に向けてライブストリーミングで公開されたライヴの後半、マーティー・フリードマンは「Countdown To Extinction」(メガデスにとって10年ぶりの演奏)、「Tornado Of Souls」、「Symphony Of Destruction」といった名レパートリーを演奏するためにステージに姿を現わし、全盛期と遜色のない圧巻のギタープレイを大勢の観客の前で披露したのだった。