The
Strokesのギタリストとしても知られるアルバート・ハモンドJr.は、近日発売予定のアルバム「Melodies On
Hiatus」から一気に8曲の新曲を発表しました。アルバムは6月23日にRed Bull
Recordsからリリースされる予定です。ソロ名義の作品はバンドよりもさらにパンキッシュで、ロックやフォーク等、ミュージシャンの間口の広いバックグランドが反映されています。
ハモンドJrは過去に4枚のソロアルバムをリリースしており、直近では2018年に「Francis
Trouble」をリリースしています。「Melodies on
Hiatus」には、GoldLinkを中心として、アークティック・モンキーズのドラマー、マット・ヘルダースなどのアーティストが参加する予定です。
Albert Hammond Jr.「Melodies on Hiatus」
Label: Ren Bull Recorns
Release: 2023年6月23日
Tracklist:
1. 100-99 feat. GoldLink
2. Downtown Fred
3. Old Man
4. Darlin’
5. Thoughtful Distress (ft. Matt Helders & Steve Stevens)
6. Libertude
7. Memo of Hate
8. Home Again
9. I Got You
10. Caught by Night
11. Dead Air
12. One Chance
13. Remember feat. Rainsford
14. 818
15. Fast Kitten
16. I’d Never Leave
17. Never Stop
18. False Alarm
19. Alright Tomorrow (ft. Rainsford)
The New Pornographers 『Continue As A Guest』
Label: Merge Records
Release: 2023/3/31
Review
ご存知の方も少ないないと思われますが、Merge Recordsは、Superchunkのマック・マコーン氏が主宰するレーベルなわけで、少なからず、このバンドのユニークな気風のようなものは、ジャンルを問わず所属するアーティストに受け継がれているようです。スーパー・チャンクについては、Yo La Tengoや、Pixiesとならんで、USインディーの伝説的なバンドで80年代から活動する長いキャリアを持つロックバンドです。
一方、The New Pornographersを単なるスーパー・チャンクやヨ・ラ・テンゴの後継者として見做すことは惜しい。6人組のバンドのアプローチには、明らかにシンセ・ポップの影響が反映されており、以前のUSオルタナとは少し違った風味をもたらしている。「Cat and Mouse With The Light」では、Superchunkの可愛らしい音楽性の影響をとどめつつ、そこにコンテンポラリーフォークの要素を加えて新鮮味をもたらそうとしている。
その他、TOTOの「Africa」のようなポップネスを受けついだ「Last and Beautiful」もアフリカの民族音楽を彷彿とさせ、先行のオルトロックっぽくはないし、タイトル曲「Continue As a Gurest」もネオソウル/ラップ、シンセポップの影響を絡めた上で新時代のオルトロックへと歩みを進めようとしている。これはどういうことかと言うと、USオルトの良い部分を受け継いだ上で、何かしら現代的な新しい解釈を加えようというバンドのチャレンジ精神を読み解くことが出来るわけなのです。
また、そうかと思えば、「Bottle Episode」ではSuperchunkのノスタルジックな雰囲気に舞い戻り、「Detroit Has A Skyline」を彷彿とさせる和やかなオルトロックで楽しませてくれる。「Marie and the undersea」では一転して先鋭的なアプローチを展開させ、ダイナミックなシンセポップを通して清新な解釈を付け加えようとしている。これらの新旧の音楽の影響をジグザグに織り交ぜた曲の流れは、行けども行けどもゴールが見えない曲がりくねった坂道のような印象を与える。
その後にも、バンドはある一つの地点に留まるのを極力避けるかのように、バリエーション溢れる展開力を見せることに驚きを覚える。「Angelcover」では、ビートルズを思い起こさせるバロック・ポップへと転じ、音の核心に迫ったかと思えば、すっとかわされてしまうようなユニークな感覚に満ちている。次いで、「Firework in the Falling Show」に関しては、Tears For Fearsを想起させるニュー・ロマンティックやソフトロックの名曲の雰囲気を受け継いだナンバーとして楽しめる。
全体的にみれば、『Continue As A Guest』はSuperchunkやGalaxie 500、R.E.Mの音楽性に触発された音楽として位置付けられる。しかし、オルトロックという固定観点から距離をおいて聴いてみると、AOR/ソフトロックのようにも聞こえるし、その他、オアシス/ブラーのような良質なブリット・ポップにも聞こえる。音楽の核心に迫るほど聞こえるものが変化する。ジャンルを問わず、洋楽ファンにチェックしてみてもらいたい作品です。
The Drumsの2ndアルバム『Portamento』に初めて収録された "Money "は、リリースから10年以上経った今年初めにバイラル・センセーションへと変貌し、Spotifyだけで2億3000万以上のストリームを突破、RIAAゴールド認定され、オルタナティブ・グローバル・シャザム・チャートの1位、TikTokグローバル・ハッシュタグの2位を獲得している。
Fast X、Verizon、NYX Professional Makeupがスポンサーを務めるウィークエンド1は、ライブストリームは、4月14日(金)午後7時(日本時間午後4時)にスタートし、日曜日の夜(4月16日)まで実施される予定です。さらに、Tic TacとDove Shower Collectionがスポンサーとなるウィークエンド2は、4月21日(金)の同時刻に開始され、4月23日(日)に終了する予定です。
坂本が作曲した「Behind the Mask」は、マイケル・ジャクソンやエリック・クラプトンなどのアーティストにカバーされ、その数ヵ月後には初のソロアルバム「Thousand Knives of Ryūichi Sakamoto」が発売された。タイトル曲のバージョンは、イエロー・マジック・オーケストラの1981年のアルバム『BGM』に収録、ローランドTR-808ドラムマシンがレコーディングに使用された。
ピタゴラスイッチのメロディや、シンプルに聞こえるけれど、スピリチュアルな部分にまで踏み込んでいくような、余裕のある繊細なアイディアに慣れ親しんできた。「親は私の音楽を嫌っていたわ」と彼女は笑い、彼女が親しんできたR&Bの大スターたちがあらゆる感情にアクセスできる音と感情のお手本であるとしている。その感情は、悲しいものから共感できるもの、希望に満ちたものから生意気なもの、悲痛なものから恍惚としたものまで、さまざまである。最初のシングル"Airforce blue "は、海を泳ぐ魚のように鮮やかな音色で、後者の痛みの感触を形にしている。"まだあなたが恋しい "というコーラスが何度も何度も繰り返されるのだが、それが役に立つだろうか。ときめきと憧れは、彼女の人生を意味と喜びで塗り替えるかのようだ。