スイム・ディープ、カグーレ、ブラッド・ウィザード、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団のメンバーを擁する新人ペンシルが、バロック調のデビュー・シングルをリリース。「The Giant」は、リニューアルしたMoshi Moshiレコードのシングル・クラブからリリースされる。


リリースに先立ち、バンドはこう説明している。「ジャイアントは、成長すること、離れていくこと、老いていくことの痛みを歌った曲だ。この曲はココのヴァイオリンから始まった。渦を巻くようなアルペジオはすぐに私たちの耳に留まり、私たちは一緒に詩のコード・シーケンスを考え始めた。このアイデアは、ある朝、歌詞が一度に書き上がるまでの数日間、ボイスメモとして残っていた。その後、ゴールドスミス大学でアート・スクール・ガールフレンドことポリー・マッキーとライブ・レコーディングをする前に、バンドとして曲をアレンジしたんだ」


トーマス・フィケ(スイム・ディープ)がスティックからブラシに持ち替えてドム・ポッツの催眠術のようなベースと一緒に演奏し、カイ・バーンズ(元カグール)がノッティンガムから移ってきて、リード・ギタリストとして重要な質感を加えた。最後に、バイオリニストのココ・インマンがバンドに加入した。フィルハーモニア管弦楽団やマックス・リヒター、アークティック・モンキーズのプロジェクトで活躍するインマンは、最高のアンサンブル・プレイヤーである。




 

Guided By Voicesは、11月24日にGBV Inc.から発売される今年3枚目(通算39枚目)のアルバム『Nowhere to Go But Up』を発表しました。ギネス記録級の40枚目のアルバムがもうすぐそこまで迫っている。アートワークとトラックリストは以下をチェックしてみましょう。


ファースト・シングル「For the Home」は、インドの民族楽器、ハンマー・ダルシマーのようなエスニックな響きを取り入れ、瞑想的なイントロから横ノリのインディーロック・サウンドに移行していく。Led Zeppelin、Rolling Stonesの民俗学的な音響性と瞑想性を捉え、それを彼ららしいUSロックサウンドに彩っている。潤沢な経験と知的好奇心が掛け合わされ、GBVの真骨頂を堪能出来る。


GBVの新作が発売される1ヶ月前、ロバート・ポラードは彼の数あるグループのひとつ、サーカス・デビルズの6年ぶりの新作もリリースします。さらに、GBVは最近、結成40周年記念の週末をデイトンで開催し、先週末にはジャージー・シティで公演を行った。現在予定されているのは、10/27のアトランタ、”Terminal West”と10/28のアッシュヴィル、”The Grey Eagle”の公演の2つ。

 

 「For the Home」





Guided By Voices 『Nowhere to Go But Up』


Label: GBV Inc.

Release: 2023/11/24


Tracklist:


1. The Race Is On, The King Is Dead

2. Puncher’s Parade

3. Local Master Airplane

4. How Did He Get Up There

5. Stabbing at Fractions

6. Love Set

7. We’re Going The Wrong Way In

8. Jack of Legs

9. For the Home

10. Cruel For Rats

11. Song And Dance

 

©Nicole Ngai


Viji(ヴィジィ)は、新曲「Sundress in Pink」でデビューアルバム「So Vanilla」を予告した。この曲は、以前にリリースされたシングル「Sedative」と「Karaoke」に続く作品。試聴は以下から。


「この曲は、アルバムの中で一番好きな曲のひとつなんだ。なぜかわからないけど、楽器のベッドがとても心地いいんだ。タイトルは本質的に、夏が終わらない世界を作り出している。このドレスを着ている限り、好きなだけ外にいることができる。それは逃避のことで、私にとってそれは人の中にあり、たいていは誰でもよかった」


「リリックビデオはマルセイユで友達と撮ったんだ。モノクロからカラーと人々にフェードイン、フェードアウトすることで、孤独から一体感への変化を捉えたかった。そして、ドレスがカラーである限り、私は "人生のファンタジー "であり続けるのです」


Vijiのニュー・アルバム『So Vanilla』は10月27日にSpeedy Wundergroundからリリースされる。

 

 

「Sundress in Pink」

 


 

ニュージーランド/クライストチャーチのインディーポップバンド、Yumi Zoumaは昨年、来日公演を行い、日本国内でも徐々に知名度を上昇させている。

 

バンドは、ライブツアーを終え、制作のサイクルに復帰し、9月にニューシングル「KPR」を発表、昨日、それに続くシングル「be okey」を発表しました。この二作のシングルがアルバムに収録されるかは、現時点では不明。

 

ベッドルームポップとドリーム・ポップの中間にあるようなユミ・ゾウマの軽やかなポップスタイルは健在です。9月のシングルをご紹介しませんでしたので、改めてここでピックアップします。

 


「KPR」

 

 

「be okay」

 

特集 ベッドルームポップ 今、どのアーティストを聴くべきか??”も併せてご一読下さい。

 

 


マリカ・ハックマンは4thアルバム『Big Sigh』を1月12日にクリサリス・レコードからリリースすると発表しました。イギリスのボーカリスト、マルチ奏者、ソングライターとして知られている。

 

今回、シンガー・ソングライターは、サム・ペッツ=デイヴィスと長年のコラボレーターであるチャーリー・アンドリューと共に、2019年の『Any Human Friend』に続く作品を制作しました。このアルバムには、以前シェアされたトラック「No Caffeine」とニューシングル「Hanging」が収録されます。アルバムのアートワーク、及び、トラックリストは以下を参照のこと。


「”Hanging”は、過去の困難な恋愛を振り返っており、人生の次のステージに成長することができないような状況に、いかに自分を陥れることができるのかについて歌っている」とハックマンは説明している。"Yeah you were a part of me, I'm so relieved it hurts- そう、あなたが私の一部分であるとき、私は痛みから開放される "というフレーズは、たとえそれが正しくなかったとしても、別れることがどれだけ辛いことかを表現しているんだ」


「私はいつも自分のレコードをプロデュースしていたけれど、実際にそうしたと言えるほど自分をバックアップしたことはなかった。私はスポンジであることが好きで、キャリアの最初の3分の2は学習経験であると考えていた。このアルバムで、私は学習し、何をすべきかがわかった」



「Hanging」


Marika Hackmanの新作アルバム『Big Sigh』はChrisalisから明日発売される。先行シングルとして「No Caffeine」「Hanging」「Slime」「The Yellow Mile」が公開されています。シングルのご視聴は下記より。




Marika Hackman 『Big Sigh』

Label: Chrysalis

Release: 2024/1/12

 

Tracklist:


1. The Ground

2. No Caffeine

3. Big Sigh

4. Blood

5. Hanging

6. The Lonely House

7. Vitamins

8. Slime

9. Please Don’t Be So Kind

10. The Yellow Mile


 


 

Hotline TNTが、11月3日にThird Manからリリースされるアルバム『Cartwheel』から新曲を公開しました。

 

バンドのフロントマンは、建築士という異色の経歴を持つことで知られています。Hotline TNTの魅力は、グランジ等、90年代のUSロックの系譜を受け継ぎながらも、その中に現代性を兼ね備えていること。結成当初から、DIYベースの活動を継続し、フィジカル盤のリリースに専念してきました。オールドタイプの硬派な活動スタイルではありながら、着実にファンベースを広げてきている。サード・マン・レコードとの契約は、彼らの知名度を上昇させる可能性がある。

 

彼らは、「I Thought You'd Change 」に続き、「Out of Town 」を公開しました。8ビットのビデオゲーム・エイリアンが登場するユニークなビジュアライザーを下記よりチェックしてみよう。


このエイリアンは、グループがリリースしたばかりのビデオゲーム「Kaxtyn」に登場します。ロックマンのような任天堂の古典的なスタイルの横スクロールゲームで、かなり楽しい内容となっています。

 

Hotline TNTは、2024年に、Wednesdayとツアーを行うことも発表しました。


「Out Of Town」

 


ロンドンのインディーロックバンド、Another Skyのニューシングル「Uh Oh!」がFiction/Republic Recordsよりリリースされました。サウスロンドンの4人組が今年リリースした4曲目となる。

 

デビュー・アルバム『I Slept On The Floor』のリリース後、3年間スポットライトから遠ざかっていたこの若いバンドにとって、これらの楽曲はクリエイティブな一歩を踏み出すための爽快な前触れとなっている。


アナザースカイ待望のカムバック・シングル 「Psychopath」は、これまでバンドが発表してきた曲よりもはるかにパンチの効いた直接的なロック・ソングで、それに続く「A Feeling 」はBBCラジオ1と6ミュージックで強力な支持を得ました。前の2枚のシングルのアグレッシヴな感情とインストゥルメンタルを引き継ぎ、グループは程なく「Burn The Way」を発表しました。


「Uh Oh!」では、バンドが新たに見出した創造力と格闘し、フラストレーションと後悔の念を両手で抱え、それを大いに楽しんでいるのがわかるはず。このカルテットの特徴になりつつある、軽快に轟くギターとベースが、無邪気さと斬新さを否定的に思い起こさせる歌詞に寄り添っている。しかし、この曲は荒々しくも高揚感があり、これからのライブで、ファンの確固たるお気に入りになることは間違いなし。「Uh Oh!」のビデオを以下からチェックしてみよう。

 

 

「Oh Uh!」

 

©︎Muriel Margaret



ナッシュヴィルのシンガー・ソングライター、Madi Diaz(マディ・ディアス)は、2024年2月9日にANTI-からリリースされるニュー・アルバム『Weird Faith』を発表しました。

 

2021年の『History Of a Feeling』に続くこのアルバムは、「新しい関係、そして自分自身との新しい関係を描いた」作品です。リード・シングル「Same Risk」は、ディアスとエリザベス・オルステッドが共同監督したビデオと共に本日リリースされる。下記よりチェックしてみましょう。


マディ・ディアスは、サム・コーエン、コンラッド・サイダーと『Weird Faith』を共同プロデュースしました。「Don't Do Me Good」にはケーシー・マスグレイヴスがゲスト参加しています。

 

 

「Same Risk」

 




Madi Diaz 『Weird Faith』




Label: Anti-

Release: 2024/2/9


Tracklist:


1. Same Risk

2. Everything Almost

3. Girlfriend

4. Hurting You

5. Get To Know Me

6. God Person

7. Kiss The Wall

8. Don’t Do Me Good (featuring Kacey Musgraves)

9. For Months Now

10. KFM

11. Weird Faith

12. Obsessive Thoughts

 Sufjan Stevens 『Jevelin』 

 



Label: American Kitty 

Release: 2023/10/6


Review


米国のインディーフォーク界の雄、スフィアン・スティーヴンスは多くの人がご存知の通り、現在、困難な病と闘病中で、ギランバレー症候群の合併症により、歩行のリハビリ治療を受けている最中だという。


スフィアン・スティーヴンスの持ち味というのは、神秘思想に根ざした個性的な世界観とオーガニックな雰囲気を備えた、ほんわかした感じのフォーク・ミュージック。そういった独特な世界観は、2010年代の米国のフォークシーンの象徴的な存在として名を馳せることに一役買ったものと思われる。今年に入ってから、スティーヴンスは、バレエのための劇伴音楽『Reflections』を発表した。二台のピアノの連弾を駆使した彼のカタログの中でも重要な意味合いを持つスコアと称せる。

 

アルバムの冒頭を飾る「Goodbye Evergreen」に関しては、アーティストからのメッセージとも取れる。ピアノのミニマルな演奏を交えたスフィアン・スティーヴンスのフォーク・ミュージックが映画のサウンドトラックのような形でひとまず集大成を構築した。ここにはバレエのスコアを手掛けた経験が、こういった形のストーリー性のある楽曲を生み出したものと思われる。しかし、コーラス的な美しさが加わることで、これまでよりもアヴァン・ポップ/ハイパーポップのような方向性が選ばれている。ここには、神聖なるものへのロマンスが滲んでいるが、それは同時にサイケデリアに近い空気感が漂っている。そして、このアーティストが考えうる形の祝祭的なイメージに移行する。ここには、若い感性への別れが告げられていると推測出来る。


続く、「A Running Start」では、旧来のファンの期待に応えるべくオーガニックなインディーフォークを展開する。2021年のアルバム『Begginer's  Mind』の音楽性の延長線上にある自然味溢れるフォーク・ミュージックとして楽しめる。その後も、いわばオーガニックなインディーフォークの音楽性が続き、「Why Anybody Ever Love Me」ではアメリカーナの要素を交えて、エド・シーランのポップネスに近い、アンセミックな曲を築き上げている。特に、コーラスワークが秀逸であり、口ずさむような親しみやすいフレーズが堪能出来る。


これまでのスフィアン・スティーヴンスのインディー・フォークには、独特な内省的な感性が取り巻くようにして、その音楽の外形を構築することが稀ではなかったが、「Everything That Rises」はそういった表面性とは別の、内的感覚をいたわるような雰囲気に充ちている。以前よりも声はハスキーになり、スモーキーな渋みと味わいがあるが、その雰囲気を支えているのがアコースティックギターの弾き語りだ。その上にシンセのテクスチャーを重ね、シネマティックな音響効果を及ぼしている。これは以前にはなかった要素で、ここでも、劇伴音楽の制作に取り組んだ経験が多分に生かされている。スティーヴンスは音楽を介して、行間とイメージを中心とする御伽話や子供向けの絵本のようなストーリーを書き上げることで知られているが、このトラック周辺から、ストーリー性が加味され、物語が制作者の手を離れて徐に転がっていく。


「Genuflecting Ghost」では、指弾きによるアコースティックの繊細なアルペジオに、アンビエント風のボーカル、そしてその空気感をさらに高めるコーラスが合致し、ヘンリー・ダーガーの絵本のような世界観を生み出す。またコーラスワークは最終的にゴスペルのような音楽性が付加されることで、こういったフォークの構造性がある種の建築物のような強固な世界観を生み出していくのである。

 

これまでのスティーヴンスの作品では、それほど制作者の感情がガッツリと出ることが少なかったが、珍しく「My Red Little Fox」では、スティーヴンスは内面の感覚を直情的に表現しようとしている。それは確かにヤングともディランとも異なる、ニック・ドレイクの系譜にあるモダン・フォークという形であるが、この曲には、意外にも彼の古典的なフォーク・ミュージックに対するリスペクトが示されているように思える。


そして、やはり同じように、シネマティックな音響効果を交え、映画音楽とフォーク音楽の融合という新しい形式を生み出そうとしている。そして、それは子供の合唱等を交え、エンジェリックな雰囲気を生み出す場合もある。清廉な世界に対する制作者の憧憬が垣間見え、スティーヴンスの理想とする内的世界がフォーク音楽に色濃く反映されている。


従来、暗い曲を多く書いてこなかったイメージもあるけれども、続く「So You Are Tired」では、ピアノとギターという二つの起点にし、アルバムの他の曲とは対象的な暗鬱さのある内面世界をクリアに描出している。もちろん、明るさという性質は、暗さを見ぬ限りは生み出されず、暗さもまた明るさを見なければ生み出されないのである。

 

アルバムの中の主要なイメージを形成していた教会のゴスペルからの影響は、その後もそれほど目立たないような形で曲の中核を構築している。アルバムのタイトル曲「Jevelin」では、フォークとゴスペルを融合させて、最終的にはThe National、Bon Iverのようなプロダクションを追求しており、さらに、「Shit Talk」でも同じような音楽性が受け継がれている。 また、リズム的な側面からも変則的なビートを生み出すため、複数の実験を行っている。序盤の収録曲と同じように、一貫して神聖なイメージを生み出そうとしている。その後、一転して、多幸感にも近い清廉なイメージとは別の印象性がアルバムのクライマックスに立ち上がる。


「There's A World」では、2021年のアルバムにおける「禅」の考えが取り入れられ、アーティストによる、肯定的でもなく、否定的でもない、「中道の考え」が示されている。タイトルに見えるのは、原始仏教の奥義のひとつである「物象をあるがままに把捉せよ」という考え。畢竟、私見が入ると、物事の真実性が歪曲されてしまう虞があるということ。音楽は寧ろイデアを元にしながらも、概念から掛け離れたときに真価を発揮するため、これらの観念的な事象が音楽から解放された時、スフィアン・スティーヴンスの傑作が生み出されそうな予感がある。とにかく、今しばらく、ファンとしては、アーティストの早い回復を祈るしかないのかもしれない……。

 


 78/100


 

 今年8月、コールドプレイの元マネージャーであるデイヴ・ホームズが、10枚目のアルバム『Music Of The Spheres』(2021年)と、未発表の11枚目のアルバム得た1200万ドル相当の未払い手数料を求め、バンド側を相手取って訴訟に踏み切った。今回、この件を受け、バンド側は20年間彼らをマネージメントしてきたホームズに対し、反訴し、多額の賠償金を請求したことが判明した。


『Variety』誌の報道によれば、コールドプレイの反訴の請求額は1700万ドルにも上るという。バンドは、ホームズが『Music Of The Spheres』ツアーを財政的に制御不能に陥らせたと主張している。その中には、使用不可能な特注のステージ用パイロンや大きすぎるビデオスクリーンに1000万ドルも費やしたことも含まれている。また、ホームズはツアー・プロモーターのライヴ・ネイションから2000万ドルを借り入れ、カナダでの不動産開発資金に充てたとも主張している。

 

デイヴ・ホームズの代理人は『サンデー・タイムズ』紙に対し、「コールドプレイは自分たちの弁護が問題になることを知っている。コールドプレイはデイヴと契約を交わしていたが、彼らはそれを守ることを拒否している」と述べるに留まった。

©︎Megan Elyse

ウェンズデーは、『Rat Bastards of Haw Creek』というタイトルの新しいドキュメンタリーに出演したことを発表しました。


プレスリリースによると、ザック・ロメオ監督によるこの映画は、メンバーの「ノースカロライナ州西部の山間部での静かな田舎暮らしと、その存在が彼らの魅惑的なライヴ・ショウの騒々しい運動エネルギーや、新たな成功の急速なペースといかに対照的であるか」を紹介している。


Wednesdayは今年初めに最新アルバム『Rat Saw God』をリリースした。



 



キャロライン・ポラチェクが先日、タイニー・デスク・コンサートのためにNPRオフィスに立ち寄り、2023年2月にリリースされた『Desire, I Want to Turn Into You』の収録曲を披露しました。


ポラチェクは、4曲のセットリストを "Pretty In Possible "でスタートさせた。タイニーデスクのセッティングは、彼女のいつものダークな美学と相容れないものでしたが、それでも彼女は自分の音楽に没頭しているかのように、彼女の魅惑的な気まぐれな感覚を持ち込むことに成功しました。


タイニーデスク・コンサートは通常、アーティストが観客の参加を促すタイプの会場ではないというが、ポラチェックは、「Sunset」において会場全体を巻き込み、カメラの後ろにいる全員を手拍子でリードさせた。


ポラチェクの2023年ツアーは、日本とオーストラリアを残すのみとなっている。今年の初めには、アイルランドでザ・1975のサポートとしてステージに上がり、「Oh Caroline」をデュエットした。


©Steve Gullick


今年、マタドールと契約を交わしたばかりのロンドンのトリオ、bar italiaが、近日発売予定のアルバム『The Twits』から新曲「Jelsy」を発表しました。この新曲は「my little tony」に続く2ndシングル。この曲のビデオは以下からご覧下さい。前回のリード・シングルは地下のパーティーをスニペットとして映し出した内容だったが、今回は、バーでの光景が映し出されています。


5月にリリースされた『Tracey Denim』に続くアルバム『The Twits』は、11月3日にMatadorからリリースされる。


後日掲載されたレビューはこちらからお読みください。

 

「Jelsy」

 



フロリダ州タラハシー出身の男女混合4人組のオルタナティブ・ロックバンド、Pool Kidsの初来日ツアーが決定しました。

 

USインディーにテクニカルなエモ/マスロックのエッセンスを融合し、パワフルなフィメールヴォーカルをフィーチャーした唯一無二のオルタナティブロックを奏でるPool Kids。本国アメリカでは多数のフェスに出演して人気と注目を集め、これまでに2枚のフルアルバムをリリース。2022年の最新セルフタイトル作は、名立たる音楽メディアからも大絶賛された。そして10月には日本公演に先駆けて、Sunny Day Real Estateとのツアーも開催している。

 

Pool Kidsは昨年、セルフタイトルのアルバムを発表し、Consequence,Stereogum、Brooklyn Vegaの年末のベスト入りを果たしている。エモコアバンドとしては要注目のバンドです。

 

 

 The Lost Boys Present POOL KIDS Japan Tour 2023

 


 

 Tour Date:

 
・2023年12月13日(水)@東京・新宿 NINE SPICES


・2023年12月14日(木)@大阪・心斎橋 CONPASS


・2023年12月15日(金)@愛知・名古屋 R.A.D


・2023年12月16日(土)@東京・西永福JAM


・2023年12月17日(日)@東京・西永福JAM


:¥5000-
 
Twitter:https://twitter.com/the_lost_boys
Web:https://thelostboys.shoreandwoods.com/
主催:The Lost Boys
制作:Shore&Woods Recordings

 



今年、「Ohio」のリリースと併せてブルーノートと契約を交わした注目のR&Bシンガーソングライター、コーシャス・クレイのブルーノート東京での来日公演が決定しました。本公演は、今年11月19日から三日間にわたり開催されます。コーシャス・クレイは8月にブルーノートからのデビューアルバム『KAPEH』を発表しました。ライブ公演の概要は以下の通りです。

 

楽曲総再生数2億回超、YouTube1,500万再生を記録。ジャンルを横断したユニークなサウンドと繊細なヴォーカルでシーンを席巻するシンガー・ソングライター/マルチ奏者、コ―シャス・クレイが初登場。1993年、オハイオ州クリーヴランド生まれ。幼い頃から音楽に親しみ、大学時代に楽曲制作を開始。

 

2017年に発表した「Cold War」がテイラー・スウィフトにサンプリングされたほか、ビリー・アイリッシュやジョン・メイヤー、ジョン・レジェンドら錚々たるアーティストとのコラボレーションも話題に。今年は名門ブルーノートからメジャー・デビュー・アルバム『カルぺ』(本名のジョシュア・カルぺに由来)をリリース。ジュリアン・ラージら現在の重要プレイヤーを迎え、自身のルーツを掘り下げたこの作品でさらなる進化を遂げた才人の初来日は見逃せない!


 

 

DATE & SHOWTIMES

2023 11.19 sun., 11.20 mon., 11.21 tue.



11.19 sun.

[1st]Open3:30pm Start4:30pm [2nd]Open6:30pm Start7:30pm

11.20 mon., 11.21 tue.

[1st]Open5:00pm Start6:00pm [2nd]Open7:45pm Start8:30pm

 

PLACE

Blue Note Tokyo

 

MEMBER

Cautious Clay(vo,g,sax,fl)

コーシャス・クレイ(ヴォーカル、ギター、サックス、フルート)

Nir Felder(g) 

ニア・フェルダー(ギター)

Joshua Crumbly(b)

ジョシュア・クランブリー(ベース)

 

 さらなる公演情報につきましては、ブルーノート東京の公式サイトをご覧下さい。

©︎Elizabeth De La Piedra

シカゴのR&Bシンガー、ジャミーラ・ウッズが、今週金曜日(10月13日)にリリースされるニュー・アルバム『Water Made Us』のラスト・シングルを発表した。「Practice」はシカゴのラッパー、Sabaをフィーチャーし、プロデュースは、McClenneyが手がけている。サプライズのリリースを除けば、2023年度後半の話題作となる可能性が大きいでしょう。要チェックのアルバムです。


「"Practice "は、人間関係において自分自身にかかるプレッシャーを解放することについて、マクレニーと一緒に作った曲だ。その瞬間に自分がどう感じるかよりも、長続きする可能性で人間関係を評価することが多いことを変えようとした。この曲は、"すべてを正しく "あるいは "すべてを一緒に "する必要なく、ただ自分自身を楽しみ、誰かと一緒にいることを学ぶ方法について歌っています」


「友人のカルロス・ロペス・エストラーダは、官能的であると同時に愚かな方法で、身体を使って顔を作るというこのコンセプトを思いついた。全工程はとても遊び心があり実験的で、この曲にぴったりだ」


この曲のミュージック・ビデオは以下からご覧ください。『Water Made Us』には、デュエンディータをフィーチャーした 「Tiny Garden」、「Boomerang」、「Good News 」が収録されます。