Guided By Voicesは、11月24日にGBV Inc.から発売される今年3枚目(通算39枚目)のアルバム『Nowhere to Go But Up』を発表しました。ギネス記録級の40枚目のアルバムがもうすぐそこまで迫っている。アートワークとトラックリストは以下をチェックしてみましょう。
ファースト・シングル「For the Home」は、インドの民族楽器、ハンマー・ダルシマーのようなエスニックな響きを取り入れ、瞑想的なイントロから横ノリのインディーロック・サウンドに移行していく。Led Zeppelin、Rolling Stonesの民俗学的な音響性と瞑想性を捉え、それを彼ららしいUSロックサウンドに彩っている。潤沢な経験と知的好奇心が掛け合わされ、GBVの真骨頂を堪能出来る。
今回、シンガー・ソングライターは、サム・ペッツ=デイヴィスと長年のコラボレーターであるチャーリー・アンドリューと共に、2019年の『Any Human Friend』に続く作品を制作しました。このアルバムには、以前シェアされたトラック「No Caffeine」とニューシングル「Hanging」が収録されます。アルバムのアートワーク、及び、トラックリストは以下を参照のこと。
「”Hanging”は、過去の困難な恋愛を振り返っており、人生の次のステージに成長することができないような状況に、いかに自分を陥れることができるのかについて歌っている」とハックマンは説明している。"Yeah you were a part of me, I'm so relieved it hurts- そう、あなたが私の一部分であるとき、私は痛みから開放される "というフレーズは、たとえそれが正しくなかったとしても、別れることがどれだけ辛いことかを表現しているんだ」
マディ・ディアス(Madi Diaz)がレノン・ステラ(Lennon Stella)と新曲「One Less Question」でタッグを組んだ。両者は、昨夜に放映された”Jimmy Kimmel Live!”で、この曲をファンの前にお目見えした。彼らのパフォーマンスとスタジオ・バージョンの試聴は以下から。
「One Less Question」は、マディ・ディアスによれば、「本当の愛がいかにあなたを迷わせないか、その人があなたの人生にとどまることを全身で知ったとき、どのように感じるか」について歌っているという。「それは無条件。それは信頼。それは真実だ。その人が答えなのだから。その感覚を味わうことができるなんて、なんと美しいことだろう」
続く、「A Running Start」では、旧来のファンの期待に応えるべくオーガニックなインディーフォークを展開する。2021年のアルバム『Begginer's Mind』の音楽性の延長線上にある自然味溢れるフォーク・ミュージックとして楽しめる。その後も、いわばオーガニックなインディーフォークの音楽性が続き、「Why Anybody Ever Love Me」ではアメリカーナの要素を交えて、エド・シーランのポップネスに近い、アンセミックな曲を築き上げている。特に、コーラスワークが秀逸であり、口ずさむような親しみやすいフレーズが堪能出来る。
これまでのスフィアン・スティーヴンスのインディー・フォークには、独特な内省的な感性が取り巻くようにして、その音楽の外形を構築することが稀ではなかったが、「Everything That Rises」はそういった表面性とは別の、内的感覚をいたわるような雰囲気に充ちている。以前よりも声はハスキーになり、スモーキーな渋みと味わいがあるが、その雰囲気を支えているのがアコースティックギターの弾き語りだ。その上にシンセのテクスチャーを重ね、シネマティックな音響効果を及ぼしている。これは以前にはなかった要素で、ここでも、劇伴音楽の制作に取り組んだ経験が多分に生かされている。スティーヴンスは音楽を介して、行間とイメージを中心とする御伽話や子供向けの絵本のようなストーリーを書き上げることで知られているが、このトラック周辺から、ストーリー性が加味され、物語が制作者の手を離れて徐に転がっていく。
これまでのスティーヴンスの作品では、それほど制作者の感情がガッツリと出ることが少なかったが、珍しく「My Red Little Fox」では、スティーヴンスは内面の感覚を直情的に表現しようとしている。それは確かにヤングともディランとも異なる、ニック・ドレイクの系譜にあるモダン・フォークという形であるが、この曲には、意外にも彼の古典的なフォーク・ミュージックに対するリスペクトが示されているように思える。
従来、暗い曲を多く書いてこなかったイメージもあるけれども、続く「So You Are Tired」では、ピアノとギターという二つの起点にし、アルバムの他の曲とは対象的な暗鬱さのある内面世界をクリアに描出している。もちろん、明るさという性質は、暗さを見ぬ限りは生み出されず、暗さもまた明るさを見なければ生み出されないのである。
「There's A World」では、2021年のアルバムにおける「禅」の考えが取り入れられ、アーティストによる、肯定的でもなく、否定的でもない、「中道の考え」が示されている。タイトルに見えるのは、原始仏教の奥義のひとつである「物象をあるがままに把捉せよ」という考え。畢竟、私見が入ると、物事の真実性が歪曲されてしまう虞があるということ。音楽は寧ろイデアを元にしながらも、概念から掛け離れたときに真価を発揮するため、これらの観念的な事象が音楽から解放された時、スフィアン・スティーヴンスの傑作が生み出されそうな予感がある。とにかく、今しばらく、ファンとしては、アーティストの早い回復を祈るしかないのかもしれない……。
78/100
今年8月、コールドプレイの元マネージャーであるデイヴ・ホームズが、10枚目のアルバム『Music Of The Spheres』(2021年)と、未発表の11枚目のアルバム得た1200万ドル相当の未払い手数料を求め、バンド側を相手取って訴訟に踏み切った。今回、この件を受け、バンド側は20年間彼らをマネージメントしてきたホームズに対し、反訴し、多額の賠償金を請求したことが判明した。
『Variety』誌の報道によれば、コールドプレイの反訴の請求額は1700万ドルにも上るという。バンドは、ホームズが『Music Of The Spheres』ツアーを財政的に制御不能に陥らせたと主張している。その中には、使用不可能な特注のステージ用パイロンや大きすぎるビデオスクリーンに1000万ドルも費やしたことも含まれている。また、ホームズはツアー・プロモーターのライヴ・ネイションから2000万ドルを借り入れ、カナダでの不動産開発資金に充てたとも主張している。
今年、マタドールと契約を交わしたばかりのロンドンのトリオ、bar italiaが、近日発売予定のアルバム『The Twits』から新曲「Jelsy」を発表しました。この新曲は「my little tony」に続く2ndシングル。この曲のビデオは以下からご覧下さい。前回のリード・シングルは地下のパーティーをスニペットとして映し出した内容だったが、今回は、バーでの光景が映し出されています。
USインディーにテクニカルなエモ/マスロックのエッセンスを融合し、パワフルなフィメールヴォーカルをフィーチャーした唯一無二のオルタナティブロックを奏でるPool
Kids。本国アメリカでは多数のフェスに出演して人気と注目を集め、これまでに2枚のフルアルバムをリリース。2022年の最新セルフタイトル作は、名立たる音楽メディアからも大絶賛された。そして10月には日本公演に先駆けて、Sunny
Day Real Estateとのツアーも開催している。
Pool Kidsは昨年、セルフタイトルのアルバムを発表し、Consequence,Stereogum、Brooklyn Vegaの年末のベスト入りを果たしている。エモコアバンドとしては要注目のバンドです。
The Lost Boys Present POOL KIDS Japan Tour 2023
Tour Date:
・2023年12月13日(水)@東京・新宿 NINE SPICES
・2023年12月14日(木)@大阪・心斎橋 CONPASS
・2023年12月15日(金)@愛知・名古屋 R.A.D
・2023年12月16日(土)@東京・西永福JAM
・2023年12月17日(日)@東京・西永福JAM
:¥5000-
Twitter:https://twitter.com/the_lost_boys Web:https://thelostboys.shoreandwoods.com/ 主催:The Lost Boys 制作:Shore&Woods Recordings
シカゴのR&Bシンガー、ジャミーラ・ウッズが、今週金曜日(10月13日)にリリースされるニュー・アルバム『Water Made Us』のラスト・シングルを発表した。「Practice」はシカゴのラッパー、Sabaをフィーチャーし、プロデュースは、McClenneyが手がけている。サプライズのリリースを除けば、2023年度後半の話題作となる可能性が大きいでしょう。要チェックのアルバムです。