気鋭のシンガーソングライター、マギー・ロジャース(Maggie Rogers)が、近日リリース予定のアルバム『Don't Forget Me』のニューシングル「So Sick Of Dreaming」を公開した。先に公開されたタイトル曲に続く。
今回の新曲「So Sick Of Dreaming」でアーティストはよりロック的なアプローチを図っている。ボーカルとスポークンワードの融合という点ではニューヨークのTorresに近いが、ロジャースのソングライティングはロックの普遍性に焦点が置かれている。それほど先鋭的な音楽性ではないものの、その中には非凡な歌唱力とセンスが垣間見える。以下よりチェックしてみよう。
マギー・ロジャースはニューヨークの歌手ではあるが、今回のアルバムでは南部的な概念をポピュラー音楽の中に織り込んでいる。旧作『Surrender』に続く最新作は米国のモダンポップスの潮流を変える可能性がある。
2022年の『Surrender』に続く『Don't Forget Me』はポリドールから4月12日にリリースされる。最初の先行シングルとしてタイトル曲が公開されています。
「So Sick Of Dreaming」
2022年12月に3日間、2023年1月に2日間。時系列順に書かれた。アルバムに収録されているストーリーのいくつかは私自身のものだ。そして本当に初めて、そうでないものもある。大学時代の思い出や、18歳、22歳、28歳(現在29歳)の頃の詳細が垣間見える。アルバムを順次書いていくうちに、ある時点でキャラクターが浮かび上がってきた。
アメリカ南部と西部をロードトリップする女の子の姿を思い浮かべ始めた。若いテルマ&ルイーズのようなキャラクターで、家を出て人間関係から離れ、声を大にして処理し、友人たちや新しい街や風景の中に慰めを見出している。
私は、リンダ・マッカートニーの写真のような親密さで、彼女の人生をとらえようとした。彼女はやり直し、人生の新しい章のページをめくっている。
曲中のストーリーや詳細は、友人やニュースから得たものもある。完全に作り上げたというか、私の中から飛び出してきたものもある。ペンを紙に。完全な形で。そこにあった。こうすることで、私の現在に関する最も深い真実のいくつかが前に出てくることができたと思う。
私はそれらを探したり、掘り起こしたりして、それらが完全に成長する前にその物語を収穫したのではなかった。私の人生についての真実は、私の最も深い直感から生まれている。自分自身では口に出して言う準備ができていなかったが、音楽の中にその居場所を見つけたのだった。-Maggie Rogers
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